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去る6月19日、川崎重工で製作が進められていた海上自衛隊の次期哨戒機XP-1の試作2号機が航空自衛隊岐阜基地にて初飛行に成功しました。白地に赤ラインの技本試作機塗装だった試作1号機に対して、試作2号機は実戦迷彩を想定した青みがかったグレー単色の塗装になっているのが特徴です。 XP-1の飛行試験が順調に進む一方、"兄弟機"である航空自衛隊の次期戦術輸送機C-Xは静強度試験で見つかった胴体部の強度不足等の修正に手間取り、初飛行の予定は当初の昨年12月から遅れに遅れて今年8月頃になる模様です。幸いというか、2008年度予算で行われる予定だったC-Xの量産発注がF-15J/DJの近代化改修への予算注力で来年以降に先送りされたので、ある程度は余裕を持って開発が継続できることになりそうですが・・・ 一方、海の向こうのヨーロッパでも注目の新型軍用機がようやくお披露目されました。ヨーロッパが各国共同で開発を進めている次期戦術輸送機、エアバス・ミリタリーA400Mです。*欧州発の本格軍輸送機A400M型機ロールアウト <Japan Aviation News>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される可能性があります) ヨーロッパでは各国が使用しているロッキード・マーチンC-130ハーキュリーズ等の軍用輸送機の後継として、仏アエロスパシアル、英BAe、独メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム、米ロッキードの欧米4社が1982年に新型戦術輸送機の国際共同開発計画をスタートさせました。後にFLA(将来大型航空機)として構想がまとめられたこの計画は、自前でC-130Jの開発を進めるロッキード社が脱退したものの、代わってイタリア・スペイン・ベルギー・ポルトガル・トルコが新たに参加して最終的にヨーロッパ8ヶ国による共同開発体制となり、開発事業はエアバスを擁するEADSが新たに設立したエアバス・ミリタリー社が担当、機体名称もA400Mに決定されました。日本のP-X/C-Xの開発構想段階でも海外機候補の一つに挙がったことがあります。 C-130を上回る最大積載量37t、航続距離3,300kmのターボプロップ4発大型輸送機としてまとめられたA400Mでしたが、参加各国が早々と総計212機を発注する一方で、フランスが開発費の分担を拒否するなどこの手の国際共同開発には付き物の各国間の調整の難航や、搭載するTP400-D6ターボプロップエンジンの開発遅延などにより開発計画は遅延を繰り返し、その間にイタリアが計画から撤退するなどして調達機数は欧州外での採用も含めて192機に下方修正、2009年秋に量産機納入、2010年から配備開始としていた計画も半年以上遅れる可能性が明らかになるなど何やらグダグダの様相を呈し始めていました(苦笑) それでも、去る6月26日にようやくA400Mの試作1号機がスペインのEADSセヴィル工場にてロールアウトを迎えました。現地では盛大な記念式典が挙行され、スペイン国王ホアン・カルロス1世も臨席されたとのことです。最初の構想発起から実に四半世紀をかけてようやく形になったわけですが、肝心のTP400-D6エンジンをFTB機(イギリス空軍のC-130Kを使用)に搭載しての飛行テストが7月頃から開始とかいう状況らしく、A400Mの初飛行は下手すると日本のC-Xの初飛行と同時期かさらに遅れる可能性があるようで、まだまだ遅延要素は尽きないようであります。つくづく日本はこれに手を出さなくてよかったと思います(爆) 機体スペックではほぼ同等、違いはエンジンがターボファン双発かターボプロップ4発およびそれによる飛行速度の差だけといった感じのC-XとA400Mですが、試作機がロールアウトしたにも関わらず初飛行が遅れるところまで一緒とは・・・(苦笑)ま、構想開始からロールアウトまでに26年かかったA400Mに比べれば、C-Xは2000年に計画開始→2007年にロールアウトとA400Mの約1/3ですから遥かに順調な進捗ではあります。 何はともあれ、日本のC-Xも無事初飛行してくれることを祈るばかりです。
2008.06.30
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キバで主人公・紅渡を演じている瀬戸康史君ですが、8月からTBS系で始まるドラマ『恋空』に桜井弘樹役で出演するそうです。『仮面ライダークウガ』で五代雄介を演じたオダギリジョーがその後俳優として大ブレイクして以来、すっかり若手俳優の登竜門となっている感のある平成仮面ライダーシリーズですが、仮面ライダーと平行して他局のドラマでもレギュラー出演するのは2005年に『仮面ライダー響鬼』のヒビキ役とNHK大河ドラマ『源義経』の平重衡役を掛け持ちした細川茂樹以来ですね。【第22話 序曲・運命の交差点】 ――――――何処かの教会で結婚式を挙げる次狼とゆり。次狼はゆりのベールを上げて綺麗だと呟き、誓いのキスをしようとするが、そこへ何故かゆりの名前を呼ぶ木戸の声が・・・・・・実は『カフェ・マル・ダムール』のカウンターで居眠りしていたゆりの夢だった。木戸に幸せそうな顔をして寝てたと言われてゆりはますます思い悩む。 一方、音也は先日の合コンで再会した幼馴染みの久美と『カフェ・マル・ダムール』で落ち合う。兄が足を骨折してしまい仕事をクビになるかもしれないと泣く久美に、音也は俺に任せろと豪語。 その後、ゆりは街中の工事現場で何故か土方仕事に精を出す音也を見かけて唖然とする。どうやら兄の仕事の代わりを買って出たようだが・・・ 現在。『カフェ・マル・ダムール』で名護に先日の合コンの感想を聞く健吾だったが、名護は全くの時間のムダだったと冷ややか。が、そこへすっかり名護が気に入ったらしい合コンメンバーの女性が押しかけてきて、名護は慌てて店から退散するハメに・・・一方、健吾は合コンメンバーではなく会場の焼肉屋のアルバイト店員・深央にすっかりぞっこんの様子。それを聞いた渡は自宅で入浴しつつ二人が上手くいけばいいなと思うが、おまえが仲良くすればとからかうキバットバットIII世を思わずはたき落として照れ隠しする。 健吾は深央をデートに誘うが、迫られると断れない性格の彼女は健吾がごちそうするお好み焼きを食べ過ぎてしまった上、池でのボート遊びに無理して付き合ってとうとうヘバってしまうのだった。 86年。次狼はゆりを連れて『Lagjure』という高級ブティックでお買い物。何でも好きなものを買えと豪語する次狼だが、ゆりは高級品ばかりの品揃えに躊躇する。と、その店には音也の幼馴染み・久美の姿が。久美は店長の山下にお目当ての服を絶対売らないよう懇願していた。不審に思ったゆりがこっそりその服の値段を確認してみると何と25万円・・・ その後、『カフェ・マル・ダムール』で音也は稼いだ金を久美に渡すが、久美は今度は兄が尾てい骨を折ったと言い出し、音也はまたも俺に任せろと安請け合い。そんな音也にどこか苛立つゆりであった。 現在。深央が健吾とのデートでダウンしたと聞いた恵は、独りよがり気味な健吾では深央の引っ込み思案は治らないと考えたのか、今度は渡とのデートを提案。そこへタイミング悪く来店してしまった健吾は話を聞いて驚き、深央は青ざめて店を飛び出してしまう。だが、健吾に俺のことはいいから行ってやってくれと言われて、渡は急いで深央を追いかける。ベンチで再び二人きりになった渡と深央。自分のダメさ加減を悔やむ深央に渡は「人は変われます」と告げ、再び現れた豆腐屋からの誘いを断る。深央も何やら意を決し、渡に「付き合ってもらえますか?」と告げる・・・ 86年。再び久美と会って稼ぎを手渡した音也。ようやくお目当ての25万円を手にした久美は笑顔で店を後にする。ゆりは呆れ顔で音也に久美が『Lagjure』の服を買う金欲しさに近付いてきたことを告げるが、音也は気にも留めない。「あんた、本っ当にバカなんだな・・・」ますます呆れ返るゆりだが、そこへ嶋が来店。嶋によれば、『Lagjure』で服を買った女性客が次々とファンガイアに襲われているらしい。それを聞いたゆりと音也は久美に危険が迫っていると感じ、慌てて店を飛び出していく。『Lagjure』を訪れた久美だったが、キープを頼んだはずのお目当ての服は一足早く誰かに買われていた。その後、店長の山下はその服を買った客の前に姿を現すが、その顔を見て仰天! 何とそれは女装した音也だったのだ。まんまと一杯食わされた山下はカメレオンファンガイアの本性を現し、怒りに任せて音也を襲うが、駆け付けたゆりのムチ攻撃を受けて姿を消して逃走する。「本当にバカなんだなあんたは。根っからのバカだ」自分を騙したはずの女性を自ら女装してまで助けるという音也の無謀ぶりに呆れつつも苦笑せずにはいられないゆりであった。 現在。深央が渡と一緒に訪れたのはとある若者向けのブティック。いつも店員に勧められるままに服を買っていたという彼女は、今度こそ自分の意志でおしゃれを楽しもうと決意したのだった。渡が見守る中、出迎えた店長に色々と勧められる深央だったが、渡の励ましもあって迷いつつもようやく自分好みのワンピースを手にする。やっと自分の意志で服を買えたことが嬉しい深央は、アクセサリーの露店でイヤリングを買うついでに渡に指輪を選んでもらうのだった。 その後、深央は自分で買った服とアクセサリーを着けて焼肉屋の仕事に励み、常連客にも綺麗になったと褒められる。その様子を窺う渡と恵は少し明るくなった深央の様子に安堵するが、それも束の間、またも客に冷麺を引っ繰り返してしまう失態を演じてしまい、とうとう店長からクビを言い渡されてしまう。 店を飛び出して落胆する深央だったが、そこへ現れたのは先程のブティックの店長。そいつは22年前の『Lagjure』の店長だった山下ことカメレオンファンガイアだった。カメレオンファンガイアは深央に襲いかかるが、彼女に何を感じたのか「こ、この女は・・・」と動きを止めてしまう。そこへ"ブラッディ・ローズ"の共鳴を聞いた渡がキバに変身して駆け付け、深央を逃がしつつカメレオンファンガイアに戦いを挑むが、姿を消した相手の見えざる攻撃に苦戦を強いられる。キバはフエッスルでドッガハンマーを召喚してドッガフォームにチェンジすると、ハンマーの"トゥルーアイ"を展開して壁に張り付いているカメレオンファンガイアを捕捉、ハンマーを投げ付けて叩き落とし、必殺技ドッガ・サンダースラップで一撃の下に叩き潰したのだった。 86年。公園で再びプロポーズの返事を求めてきた次狼に、ゆりは迷いながらも「貴方のことは嫌いじゃない、でも、今は結婚は無理」と断りの返事を下す。ゆりは指輪を返そうとするが手間取って外れず、次狼は「その指輪は外れない。俺とおまえは運命で結ばれている、その証拠だ」と豪語する。が、そこへ音也が割って入るとあっさり彼女の手から指輪を抜き取り、おまえたちの間には何の運命もないとその指輪を池に投げ捨ててしまった。唖然とする次狼に対し、ゆりは思わず苦笑い・・・ 現在。その公園のカフェで渡と会った深央は、急に外見だけ変わっても中身は変わらなかったと言い、私には早かったとテーブルに自分が買った指輪とイヤリングを置く。だが、それでも渡に選んでもらった指輪だけは着けておこうと決意したらしい。渡は彼女の右の薬指に指輪を填めてやると「似合ってます、とても」と素直に褒め、二人は何となくいい雰囲気になるのだった。□□□□□□ 冒頭、まさかのゆりと次狼の結婚式シーンで流れてしまった幻のキバットバットIII世の蘊蓄。今回は前回の現在編での合コンでネタになっていた"王様ゲーム"について。要は複数のメンバーでクジを引き合って"王様"を決め、"王様"が番号で指定した相手に命令(罰ゲーム)を下して指定された人が必ず実行するというパーティーゲームですが、管理人は経験した記憶がないなぁ。ロシアの文豪イワン・セルゲーエヴィッチ・ツルゲーネフ(1818~1883)が1860年に書いた小説『初恋』にこれに似たゲームの描写があり、"王様ゲーム"の起源と考えられているそうです。ところで、この手のリアクション系のパーティーゲームといえば"せんだみつおゲーム"なんかも定番ですね(笑) さて、そのゆりと次狼の結婚式シーンは予想通りというかゆりの夢オチというブラフだったわけですが、キスしそこなった次狼のズッコケリアクションに吹きました(笑) 結局、ゆりは次狼を悪くないと思う一方で音也にも心惹かれるものを感じているらしく、次狼のプロポーズを断ることになりました。しかし、視聴者的視点では音也とゆりが結ばれることはないとすでにわかっているだけに、今後この3人の微妙な三角関係がどのように推移していくのかますます気になります。次回予告では何やら力=ドッガまでこの三角関係に乱入の予感・・・? 一方、音也は予想通り幼馴染みの久美にまんまと一杯食わされていた格好でしたが、騙されたと知ってもショックを押し隠すかのように明るく振る舞ってみせ、さらには女装してまでファンガイアに狙われるであろう久美を助けるという彼らしい正義感を発揮しておりました。ただ、視聴者的には音也を騙した久美がファンガイアに襲われず何らかの制裁も受けないままというのはカタルシスを感じられず不満に思えなくもないですね。 ちなみに、久美のために音也が励んでいたのは土方仕事。『仮面ライダー555』最終回でのセンチピードオルフェノクこと琢磨逸郎といい、キバでの以前の健吾と渡といい、井上敏樹脚本は何だか土方比率が多い気がするのは気のせいですかね(笑) 一方、現在編でも深央を巡って渡と健吾の三角関係勃発か?と思いきや、あっさり自ら身を引いてみせた健吾君。後々に引きずらないといいんですがねぇ・・・ 渡の励ましを受けて何とか自分を変えたいと張り切ってみた深央でしたが、外見はともかく性分はそうそう一朝一夕で変わるものでもなし。同じく引っ込み思案である渡共々、彼女もこれからどのように変わっていくのでしょうか。ただ、やはり気になるのは深央を襲ったカメレオンファンガイアが何故か驚いて攻撃を躊躇していたこと。どうやら深央は単なる一般人の準レギュラーではなく、恐らく自身も気付いていないであろう重大な秘密を内包しているようです。単純に考えると、実はファンガイアだったとか、あるいは渡のようにファンガイアと人間のハーフだったという可能性が浮かび上がりますが、もしファンガイアだった場合、下手すると2008年の現在における"チェックメイト・フォー"の"クィーン"だったという嫌な展開もありえるのがコワい・・・何しろ過去編での"クィーン"(=真夜)はいずれ"空席"となるであろうことが視聴者的にはわかってますからね。ただ、それだと以前の"大ちゃん"="ルーク"の鬱展開の二番煎じになってしまうので、もう一捻りか二捻りしてほしいところです。 今回は前回の合コンについて愚痴ってただけで出番のなかった名護さん。しかし、そのクールさが何やらメンバーの女性にすっかりウケてしまったようです(笑)まさか今後もちょくちょく名護を求めて出てくるんですかねあの女性? ドラマ面が多かった分オマケ同然になってしまった最後の戦闘シーンですが、管理人的にはキバ・ドッガフォームは初登場回を見逃したので今回が初見でした。でっかいハンマーで巨大な拳の幻影を投影しつつファンガイアを真上からうりゃーと叩き潰す豪快無比なアクションは流石パワー系フォームですね。トドメがドッガフォームとなったのは、ある意味では前回の過去編でのドッガvsカメレオンファンガイアの決着編ということにもなりますか。
2008.06.29
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前にも書きましたが、管理人がアニメ版『ゴルゴ13』の視聴に利用している動画投稿サイトの一つにVeohがあります。英語サイトですが、専用チャンネルが設けられて高画質の動画がアップされており、手っ取り早い視聴に重宝しております。 さて、今回のアニメ版『ゴルゴ13』第12話ですが、今回から各話のゲスト声優を併記していくことにしました。〔Target.12:TOUCH DOWN〕 原作:リイド社SPコミックス第40巻収録(1978年初出)CAST ルウ・アダムズ:谷口節 ジェローム・ナイト署長:加藤精三 デイブ・マッカートニー:千田光男 アメリカ・ボルティモアのメモリアル・スタジアムで開催中のNFLの試合。地元ボルティモア・キグナスのクォーターバックを務めるライオネル・ブルーは、今や全米アメリカンフットボール界の若きスターとしてその名を轟かせていた。チームメイトも彼の活躍を賞賛する中、ポジションを奪われて控えに座るトム・ハットンだけは面白くない様子だ。 観客の中にはボルティモア市警察の老刑事ルウ・アダムズの姿もあった。ルウもまたライオネルの活躍に感激し、彼の活躍こそアメリカンドリームの象徴だと愛犬サニーに語りかける。 30ヤードを独走して見事タッチダウンを決めたライオネルの華麗なプレーに沸く大観衆。だが、ライオネルが倒れ込んだまま動かない。不審に思った他の選手が駆け寄ったところ、ライオネルはこめかみを銃弾に撃ち抜かれて息絶えていた! 市警に戻ったルウだったが、署長のナイトにライオネル・ブルー殺害の捜査から外れるよう命じられる。市警は当時ボルティモア市内に世界的なスナイパーであるゴルゴ13がいたことを突き止めており、大観衆の中で試合中の激しく動き回るフットボール選手を正確に狙撃できるのは彼しかいないと睨んでいた。市警はゴルゴ13が乗り合わせた飛行機にコレラ感染者がいたという名目で彼を感染対象者として警察病院に隔離して足止めする一方、CSI(科学捜査班)でライオネルが狙撃されたときのハイビジョン映像を基に3Dモデルを作成し、弾道をシミュレートして狙撃地点を割り出し、そこを撮影した各所の中継映像の中から狙撃犯を割り出すことで今回の事件がゴルゴ13の仕業であることを立証しようとしていた。ナイト署長に言わせれば、ルウのような勘と経験を重んじる"コケの生えたような古典的な捜査方法"は今回の事件の役には立たないということらしい。しかし、ライオネル・ブルーというアメリカの夢を奪った犯人を許せないルウは科学捜査一辺倒の署長に反発し、あくまで自分の勘と経験を武器に独自に事件を追い始める。 ルウは警察病院を訪れて病室のゴルゴ13に面会する。ゴルゴ13は試合が始まる3時間前にボルティモアに到着し、ホテルで1時間ほど時間を潰してから外出したが、それ以降のアリバイはなかった。だが、ルウの詰問にもゴルゴ13は黙して語らない。ルウは彼が間違いなくプロ中のプロであり、あの試合の中でライオネルを正確に狙撃できるのは彼のような氷のような人間しかいないと確信するが、そのコンピュータを思わせる無機質な印象を実感して自分が本当に時代遅れの人間になってしまったのかと表情を曇らせる・・・ 続いてルウが訪ねたのは、同じボルティモア・キグナスの元スター選手であるトム・ハットン。若手のライオネルにクォーターバックのポジションを奪われたトムにはライオネルを殺す動機があり、プロを雇って殺させることも可能と睨んだルウは、トムが1週間前に300万ドルもの大金を銀行から下ろしていたことを突き止めていた。ルウは敢えてゴルゴ13の名前を出して彼が警察に犯人と睨まれていることを告げ、ゴルゴ13の報酬の相場が300万ドルであることを示唆してトムに揺さぶりをかけて引き上げる。トムが明らかに動揺しているのを見て取ったルウは、これで相手が動くと予測する。 一方、市警CSIではライオネルが狙撃された映像の3Dモデルと弾丸の入射角度、スタジアムのCADデータを組み合わせての弾道解析の結果、狙撃地点をC3スタンド席に絞り込んでいた。後はその範囲の中継映像を詳しく検証するだけ。これで、FBIでさえ捕らえられなかったゴルゴ13という超大物をボルティモア市警がタッチダウンできるとナイト署長は事件解決に自信を見せる。 その頃、ゴルゴ13が隔離されている警察病院の病室を、見舞い客を装ってデイブ・マッカートニーが花束を手に訪れていた・・・ CSIでの分析は、いよいよC3スタンド席の映像の解析に入っていた。無数の観客の中から色相分析によって東洋人を抽出し、一つ一つ虱潰しにチェックしていった結果、スタンド中段の階段の前で超望遠レンズ付きカメラを構えているゴルゴ13らしき人物の映像を突き止める。恐らくカメラの中にライフルを内蔵して狙撃したと思われるが、この映像では人物の顔を確認できないため、同時刻にスタジアム内の他の地点から撮影された同じ場所の画像があるかどうか確認を急ぐ。だが一方で、警察病院では医者顔負けの知識を持つゴルゴ13をコレラ保菌者として拘束し続けるのに四苦八苦しつつあった。 一方、ルウはトムが車で自宅のマンションを出たのを確認し、揺さぶられて焦ったトムがゴルゴ13に接触すると睨んで追跡を開始する。だが、トムが向かったのはゴルゴ13のいる病院ではなく郊外のとある邸宅。そこはフットボール賭博の大物と目されるテッド・オブライエンの屋敷だった。ルウはトムがテッドの仲介でゴルゴ13に仕事を依頼したと推測する。 テッドは焦るトムにゴルゴ13が依頼人のことを話すことは絶対ないと宥めつつも、逆に警察に突かれたらしいトムがゴルゴ13のことを白状してしまう可能性を気にし、ゴルゴ13に裏切り者と見なされてトム共々消されてはたまらないとその場でトムを拳銃で射殺してしまう。現場を目の当たりにしたルウは咄嗟に窓ガラスを破ってテッドを制止しようとするが、拳銃を向けられたためやむなく射殺する。 依頼人の線が切れてしまったルウは真夜中のスタジアムに赴き、自らの足で遺留品がないかどうかを探す。すると、愛犬のサニーが座席の下に5.56mmの空薬莢が転がっているのを見つけた。それはライオネルの狙撃に使用された弾丸と同じ口径であった。 朝を迎え、CSIではようやくC3スタンド席を別角度から捉えた映像を発見していた。そこへルウがやってくるが、愛犬のサニーが窓の外に何かを感じたのかやたら吠えかかる。ルウはナイト署長にゴルゴ13への依頼人を突き止めたものの二人とも死亡したことと、スタジアムで空薬莢を発見したことを報告する。その発見場所はC3スタンド席で、CSIの分析結果と一致した。その時、映像の中に映っていた超望遠カメラの人物の解析がようやく完了した。そこに映っていたのは紛れもなくゴルゴ13の顔! だがその時、一発の銃弾が外から窓ガラスを撃ち抜いて映像解析装置に命中し爆発を起こした! 弾丸は爆発性を持たせた曳光弾らしく、分析データは装置もろとも灰燼に帰してしまう・・・ ゴルゴ13が病院を抜け出して証拠隠滅を図ったと睨んだナイト署長とルウは慌てて警察病院に駆け付けるが、病室には昨夜と変わらぬゴルゴ13の姿が。院長曰く、彼は昨夜から一度も病室を出ていないという。病室を出て外に行くには正面のナースステーションの前を通ることになり、廊下には監視カメラもある。また、窓から外に出ようにも病室の窓は人が擦り抜けられるほどには開かない構造になっている。ルウは一瞬でも看護師たちの目を盗んで監視カメラの作動ローテーションの狭間を縫えば非常口から外に出られると推測し、ゴルゴ13を逮捕しようと署長に訴えるが、確実な証拠が失われた今となっては憶測だけで彼を逮捕できないと署長は頭を抱えるしかなかった。彼を責めて自白を求めるのは死人を喋らせるより難しいのだから・・・ ライオネル・ブルーの死を悼む多くの市民たちが集う葬列がストリートを行く。その様子を、釈放されたゴルゴ13は車中から静かに見つめていた――――――○○○○○○ アメリカンフットボールの試合中に選手が狙撃されるという事件を軸に、ゴルゴ13の犯罪を最先端の科学捜査で立証しようとする警察上層部と、科学捜査一辺倒の上層部に反発して独自に事件を追う昔気質の老刑事の姿を描く本作。最新の科学捜査と昔ながらの経験に基づく捜査手法の対立というのは刑事ドラマでもよくあるパターンですが、双方の視点が一致してついにゴルゴ13の関与を裏付けたのも束の間、自分の仕事を探られることを許さないゴルゴ13の狙撃によって証拠そのものが抹消されてしまうという如何にもゴルゴ13らしいオチになっています。 ちなみに、本作に登場するNFLのチーム名は、原作では当時実際にボルティモアを本拠地にしていたボルティモア・コルツですが、コルツは本作発表から6年後の1984年に本拠地をインディアナポリスに移してインディアナポリス・コルツとなり、それから12年後の1996年にクリーブランドから旧ブラウンズがボルティモアに移ってきて新たにボルティモア・レイブンズとなって現在に至っています。それらを踏まえて&商標権との兼ね合いか、アニメでは"ボルティモア・キグナス"という架空のチーム名になっています。また、事件の舞台となったボルティモア・メモリアル・スタジアムは実際には1997年に閉場し、2001年に解体されています。 最新の映像分析技術に絶対の自信を見せるボルティモア市警の上層部、老いた自分が時代に取り残されつつある悲哀を感じつつもあくまで自分の得意とする勘と経験と足の捜査に拘る老刑事ルウ、そして病院に拘束されながらも自身に向けられた容疑をかわすべく静かに暗躍するゴルゴ13が交錯するスリリングな展開が本作の見所ですが、一方でゴルゴ13が警察の動きをどのように察知して病院の集中監視を抜け出し、CSIの部屋に銃弾を撃ち込んだかという展開が作中であまり説明されていないため、多少無理矢理なストーリー展開になってしまっているのが残念でもあります。まぁこれはそもそも原作がそうなのでしょうがないのですが・・・(苦笑)アニメ版では見舞い客に扮したデイブがゴルゴ13の病室を訪ねるという原作にはないシーンが加えられ、彼がゴルゴ13に必要な武器と弾薬を提供したことを匂わせる演出になっていますが、これもよく考えるとコレラの保菌が疑われる(という名目で拘束されている)患者に一般人の面会が認められるのかという疑問があり、脚本が上手く練られていない感は否めません。 また、コンピュータを使った映像分析による市警の科学捜査ですが、コンピュータの活用がまさに最先端技術だった1970年代後半に登場した原作を2008年の現在にアレンジしているため、現代の感覚で見ると重要な映像データを一つの分析機器にのみ残してバックアップも取らないなど警察側の稚拙さが際立つ展開になってしまっています。ちなみに、映像の分析に当たっていた技官は原作では狙撃されて爆発したコンピュータのガラス片を身体中に浴びて血みどろになってしまいますが、アニメ版は表現規制がかかったようで(笑) 一方の老刑事ルウは1940年代の古き良きアメ車を乗り回すなど如何にも昔気質なキャラクターとして描かれていますが、こちらも捜査の過程で重要な証人となるゴルゴ13の依頼人とその仲介者をみすみす死なせる愚を犯してしまい、それにも関わらず平気な顔でスタジアムで証拠探しという展開が少々マヌケに見えてしまうのが残念。まぁこれも原作の展開そのままではありますが(苦笑) ちなみに、ゴルゴ13にライオネル・ブルーの狙撃を依頼したチームメイトのトムですが、原作ではライオネルの死亡後に自宅で女性とお楽しみなシーンがあるのですがアニメではカットされてました(笑) 総じて、今回は原作の展開をほぼ踏襲しているが故に、ストーリー展開等で少々粗の目立つ話になってしまった感がありますね。
2008.06.28
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ソフトバンクモバイルが7月11日に発売するiPhone 3Gの価格と料金プランが昨日発表されました。 注目されていたiPhone 3Gの本体価格ですが、新規契約で『新スーパーポーナス』という24回払いの特別割引制度で購入する場合、実質負担額は8GBモデルが月960円×24ヶ月=23,040円、16GBモデルが月1,440円×24ヶ月=34,560円となります。これは2年間の利用継続を前提にしたプランで、一括払いだと7~8万円前後の模様。一応、建前的にはアメリカでの販売価格とほぼ同等ということになります。販売はソフトバンクモバイルの販売店だけでなくアップルストアでも行うようです。 なお、SIMカードはiPhone 3G専用となるため、他機種からの差し替えはできません。 一方、iPhone 3G向け基本料金プランは現在の『ホワイトプラン』をベースにした『ホワイトプラン(i)』(月額980円)のほか、『ブループラン(i)』『オレンジプラン(i)』を選択可能で、『S!メール』が利用できない代わりに専用ドメイン(@i.softbank.jp)を付与する専用メールサービス『Eメール(i)』が無料で利用できます。合わせて、『留守番電話サービス』『割り込み通話』『グループ通話』をセットにした『基本オプションパック(i)』(月額498円)も提供されます。 また、通信料プランは、『S!ベーシックパック』(月額315円)と新設されるパケット定額使い放題プランである『パケット定額フル』(月額5,985円)の加入が必須とされています。 例えばiPhon 3Gの8GBモデルを『ホワイトプラン(i)』で契約する場合、ユーザーは最低で基本980円+ベーシックパック315円+パケット定額5,985円+本体割賦960円=月額8,240円を負担することになります。 注目された本体価格は(2年間の分割購入であれば)一応安くなっているものの、月額利用料金がトータルで7,000円台と高めになる点がWeb上では早くも「iPhoneの性能を考えれば妥当」「ソフトバンクお得意の悪しきボッタクリ」等々と賛否両論になっているようです。まぁWebとシームレスに連携でき、パケット通信が従来の携帯電話端末に比べて格段に多くなると思われるiPhoneのポテンシャルを考えると5,985円という価格設定も決して高いとは言えないかもしれませんが(ちなみにNTTドコモのフルブラウザ対応パケット定額プランであるパケ・ホーダイフルも月額5,985円)、それほどヘビーでないユーザーには敷居が低いとはお世辞にも呼べない感があるのは否めない気がします。auのような2段階定額制やパケット従量制のサービスも用意してほしいところでしょう。 こうなってくると、もし他の日本の携帯電話キャリア、ぶっちゃけ言えばNTTドコモが今後iPhone 3Gの販売権を獲得した場合にどんな価格&料金プランにしてくるのか興味が湧いてきます。ソフトバンクと似たような販売条件では恐らく勝負にならないでしょうし、パケット定額プラン等でソフトバンクと差別化を図ることを否応なく求められることになるのは想像に難くないでしょう。 まぁ何はともあれ、来月発売されるiPhone 3Gがこの販売条件でどれほど日本市場に受け入れられるか気になるところです。
2008.06.24
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『仮面ライダー響鬼』の立花日菜佳役等で活躍した女優・神戸みゆきさんが、去る6月18日に亡くなられました(享年24歳) 奇しくも現在放映中のキバでは『響鬼』で滝澤みどりを演じた梅宮万紗子がゲスト出演しましたが、一方で同じ響鬼出演者の訃報とは・・・24歳での夭折とは何とも残念な限りです。『響鬼』で神戸さんが演じた日菜佳は甘味処『たちばな』の看板娘を勤める一方で"猛士"のサポート要員として主にバックアップで活躍し、トドロキとの絶妙な掛け合いが楽しかったです。 謹んで神戸みゆきさんのご冥福を心よりお祈りいたします。【第21話 ラプソディー・指輪の行方】 1986年。屋台のラーメン屋で一緒にラーメンを食べる音也とゆり。以前音也に元気付けられたお礼にゆりがおごったらしい。ナルトを両目にくっつけておどけてみせる音也の相変わらずのバカっぷりにもゆりは楽しそうに笑い、どことなくいい雰囲気の二人。だが、そこから少し離れた場所で二人の様子を窺う次狼の姿があった。ラモンと力からも二人の仲良さそうな様子を指摘され、次狼は険しい表情に・・・ 現在。『カフェ・マル・ダムール』にいきなり名護を訪ねてきた健吾は何故か彼を先生と呼び、「あんたはホンマモンのロックンローラーや! キバもええけど俺はあんたにジンジンや!」と以前見た名護の戦いぶりに何やらすっかり惚れ込んでいる様子。健吾は自分にロック魂を注入してほしいと名護に弟子入り志願し、居合わせた渡も頭を下げてお願いするが、ロックに興味のない名護は取り合わず、世間の厳しさを教えると称して月謝を要求してきた。よっしゃと肩もみを志願する健吾だが、名護には相手にされず・・・ 86年。ゆりを呼び出した次狼は、「俺とおまえは結ばれる運命にある。初めて会ったときから決めていた、俺はおまえを妻にする」と彼女に婚約指輪を差し出してプロポーズした。左手に指輪を填められたゆりだったが、突然のプロポーズに困惑するばかり。嶋にも許可を取ったと言う次狼は、返事はすぐでなくていいと告げて立ち去る。 ゆりは『カフェ・マル・ダムール』で嶋に抗議するが、嶋は結婚することで彼女にとってもプラスになる面が多いと考えているらしく反対する理由はないようだ。そこへ次狼からプロポーズの話を聞かされた音也も怒って乱入、あいつは化物だと訴えるがゆりには信じてもらえず口論になるだけだった。 困ったゆりは友人の女性に相談。そこへすかさずアピールに現れた次狼の格好良さに驚いた友人は、何を思ったかゆりに合コンを持ちかける・・・ 現在。健吾が名護への月謝代わりとして考えたのは何故か合コンだった。居合わせた恵が早速興味を示し、渡も巻き込んで参加を表明。興味なさげに見えた名護も自ら行くと宣言するのだった。 かくて、とある焼肉屋で催された合コンだったが、健吾が連れてきた女性2人以外は恵、渡、名護と見知ったメンツで、恵は来た意味ないじゃんと食い気に走る始末。一方、渡はその優柔不断さが参加者の女性に何やら気に入られている様子。名護はまるっきり興味なさげな態度で説教ばかりしているが、そのクールな印象が逆に女性にウケているようだ。 そんな中、彼らのオーダーに応対するアルバイト店員の深央は注文を聞き間違えたり、オーダーを間違えて持ってきたり、持ってきた杏仁豆腐を引っ繰り返して名護と渡にぶつけてしまうなど失態続きで・・・ 86年でも何処かのレストランにてゆりと次狼、さらに音也を交えて計6人での合コンと相成ったが、男性陣の中には何故か力の姿が。ゆりを巡ってみっともない牽制を繰り返す音也と次狼だったが、その音也に見覚えがあるらしい参加メンバーの女性・久美。どうやら幼稚園時代の幼馴染みらしい。幼稚園の頃の約束話を思い出してすっかり意気投合する音也と久美だが、ゆりはどうも面白くない。かと思えば、クールな次狼に言い寄ろうとする別の女性に掴みかかって「私の婚約者だぞ」と言ってしまったりと、どうにもどっちつかず。 そんな中、力は自分に声をかけてきた女性に「おまえ、俺の子孫、産め」といきなり要求し、怒った女性が席を蹴って出て行くと密かに先回りしてドッガの本性を現して"食って"しまい、「まだ、足りない」と言ってさっさと中座してしまった。一方、音也と次狼はゆりたちをそっちのけで見苦しい鍔迫り合いを繰り広げる・・・ そんな中、街中でとある女性を襲うカメレオンファンガイアの姿が! そいつは表向きはブティックを営む男で、自分の店で服を買った女性を襲っているらしい。そこへ現れた力はファンガイアへの怒りを露わにしてドッガへと変貌し、自慢の怪力でカメレオンファンガイアを追い詰めるが、カメレオンファンガイアは姿を消して逃走。ドッガはファンガイアが襲っていた女性を自ら襲ってライフエナジーを吸い取ってしまった。 現在。度重なる失態で店長に怒られてしまった深央は思わず店を飛び出してしまう。彼女が気になった渡は席を外して外で深央に追い付く。酷く人見知りな性格で、新聞も5紙も取ってしまったという彼女に、自分も同じだと何だか親近感を覚える渡だった。 そんな中、現在でもカメレオンファンガイアが蠢動を開始。女性を襲っていたカメレオンファンガイアの前に名護がイクサリオンに乗って駆け付け、イクサに変身して戦いを挑むが、カメレオンファンガイアは姿を消して逃走する。林の中に逃げ込んだファンガイアだったが、今度はそこへキバが現れて猛攻。キバはダークネスムーンブレイクを放とうとするが、カメレオンファンガイアはまたも姿を消して逃げ去ってしまう。 86年。合コンも終わり、夜の街を一緒に歩く音也と久美。頼みがあると何やら親しげに接してくる久美にすっかり燃えている様子の音也だが、陰から次狼と共にその様子を窺うゆりの表情は冴えない――――――□□□□□□ 新展開を予感させた前回から1週置いて、過去編・現在編共に『仮面ライダーカブト』第11話以来の合コンネタとなった今回。オチに豆腐屋が出てくるところまでカブトと同じです(爆) そんなわけで、今回のキバットバットIII世の蘊蓄も『合コン』(合同コンパ)の由来について。元々、学生や書生の風俗が確立した明治期に同窓の者たちが親睦を深めるために宴席を設ける習慣が生まれ、これが戦後の大学制度に受け継がれてやがて学生たちの風俗として定着したのがいわゆるコンパで、従来は男性あるいは女性同士だったのが、1970~80年代に男女の出会いを狙って男女合同で行われるようになったのが合コンなのだそうです。 しかし双方の合コン、過去編では何故か引っ張り込まれた力ことドッガがこっそり暴れてるし、現在編に目をやれば一見興味なさげな名護が(多少認識はズレてるものの)意外に積極的に参加してるなど、どちらも何だかカオス化してたような・・・(笑)ところで、過去編の合コンで席を蹴った女性を密かに襲っておいて他の面々には「食っちゃった」という力の台詞ですが、子供向けヒーロー番組でこういう暗喩的なネタを出していいもんなんでしょうかね(苦笑) そんな中、それぞれのキャスト陣の恋愛模様も何やら波乱の予兆が・・・ 過去編では微妙に音也といい雰囲気になっていたゆりですが、次狼からの唐突なプロポーズ攻勢に困惑。当の音也は幼稚園時代の幼馴染みらしい女性・久美と合コンで再会してすっかりいい雰囲気になり、ゆりの苦悩は深まるばかり・・・しかし、この久美という女性、東映サイトの次回予告を見る限りでは何やら裏がありそうな・・・ 一方、現在編では合コンでその奥手な性格が逆に女性にウケていた渡ですが、そんな彼がふと気になったのは合コン会場となった焼肉店のアルバイト店員・鈴木深央。演じるは『仮面ライダー555』の園田真理役以来の仮面ライダー出演となる芳賀優里亜嬢です。引っ込み思案同士故にか意気投合しつつある渡と深央ですが、次回は深央にぞっこんらしい健吾の乱入で嵐の予感・・・? 深央は一発ゲストキャラかと思いきや公式サイトのキャスト紹介に載っており、今後どのように物語に関わっていくことになるのでしょうか。まさかぢつはファンガイアでしたなんて"大ちゃん"の二番煎じなオチはやめてよ(爆) さて、今回ようやく初登場となった力ことドッガの怪人体。公式サイトによれば、ドッガたちフランケン族はかの"フランケンシュタインの怪物"を祖とするアームズモンスターのようです。19世紀のメアリー・シェリーの小説を原典とする"フランケンシュタインの怪物"は、自らを生み出した医学生ヴィクター・フランケンシュタインに自分の伴侶となる女性の人造人間を造るよう要求して拒否されましたが、キバの世界観では何らかの形で自分の伴侶を手に入れて種族として定着していったのでしょうか。ちなみに、ボリス・カーロフの怪演により"フランケンシュタインの怪物"のイメージを定着させた古典的名作映画『フランケンシュタイン』(1931年)の続編として制作された『フランケンシュタインの花嫁』(1935年)では、"怪物"の伴侶として"花嫁"たる女性の人造人間が造られるものの、"花嫁"は"怪物"を拒否し、"怪物"は"花嫁"と彼女を造った科学者共々研究所ごと自爆するという悲劇的結末で知られています。 一方、柳ユーレイが人間体を演じる今回の敵はカメレオンファンガイア。表向きはブティックを経営して顧客の女性を襲っているようで、現在編でも性懲りもなく登場・・・? 全体的に何となくとっ散らかった印象が拭えなかった今回ですが、次回以降は急展開するという情報もあるようなので、どうなることやら・・・
2008.06.22
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そろそろ第14話以降の放映スケジュールが知りたいところですが、第15話は『海へ向かうエバ』になるらしいとの情報をキャッチしました。ゴルゴ13ととある女殺し屋の出会いと非常な別れを描いた傑作エピソードの一つであり、アニメ化はある意味予想通りかも。エバを演じるのはベテランの田中敦子だそうで、こちらも注目したいところです。さて、他にはどんな話がラインナップされるのか・・・〔Target.11:デッド・アングル〕 原作:リイド社SPコミックス第66巻収録(1984年初出)CAST カッツ・ドーベル:三木眞一郎 ブライアン・スミス:糸博 夜のアメリカ・ニューヨーク、ジョン・F・ケネディ国際空港。そこに隣接するホテルの一室で、M16A2を素早く組み立てる練習を続けるゴルゴ13の姿があった。組み立てに要する時間は28秒・・・ 回想。野球場のスタンド席で米国防総省のスコット局長およびCIAのロバート局長と接触したゴルゴ13は、ヨルダン国王特使バイール・マハダの抹殺を依頼される。マハダ特使は中東でのCIAの活動を国際法違反として国連に提訴しようとしており、それに乗じた米国務省が国防総省とCIAを牽制して予算の増額を目論んでいるという。依頼者たちは警備責任を回避する目的から、空港内での標的の抹殺を条件として付ける。 ワシントンの国務省に招かれた一人の若い男。野球帽にストリート風ファッションを纏い、不作法にもガムをクチャクチャ噛んでいる彼の名はカッツ・ドーベル。だが、軽い見てくれとは裏腹に、19歳でライフル競技の世界記録を出し、オリンピックに出場していれば金メダル確実と言われる凄腕のスナイパーである。さらにコンピュータを駆使して世界中の諜報機関のデータベースにもアクセスでき、国防総省とCIAが3日後の6月1日15時にJFK空港に到着するヨルダン国王特使バイール・マハダの抹殺をゴルゴ13に依頼し、それに対して国務省が自分にゴルゴ13の抹殺を依頼することまで事前に調べ上げていた。相手が特使を狙撃できるチャンスは、特別機から降り立ってVIP専用ヘリポートに向かい、ヘリコプターに乗り換えるまでの1分間。ゴルゴ13が特使を狙撃しようとする瞬間に倒すことが国務省からの条件だった。 カッツはさらにゴルゴ13が特使を狙うための狙撃場所まで特定してみせる。JFK空港の建物の位置関係から、特使を狙撃できるのは貨物センタービルと管制塔真下のGMCルームの2ヶ所。国務省のスミス次官たちと共に空港に向かったカッツは、分析通りその2ヶ所にそれぞれ隠されたゴルゴ13の物と思われる2挺のM16A2を発見する。当日は警戒が厳しくなるため、ゴルゴ13といえども外部から武器を持ち込むことはできず、あらかじめ武器を隠しているだろうとカッツは読んでいた。カッツはどの狙撃場所にゴルゴ13が現れても狙え、且つ相手の射界に入らない、管制塔に隣接する建物の屋上を自分の狙撃場所に選ぶ。次官は管制塔後方の格納庫から狙われる可能性を指摘するが、格納庫はカッツのいる場所を狙うことはできても、正面に管制塔が建っているため特使の到着位置を狙うのは不可能。カッツは絶対の自信を持ってゴルゴ13を待ち構える。「さぁ、やってこい、ゴルゴ13!」 そして3日後の6月1日。国防長官とCIA長官も立ち会い、特使の到着を受けて厳重な特別警戒態勢が取られる中、ゴルゴ13がついにJFK空港に姿を現した。警備員のチェックを受けるゴルゴ13だが、特に武器は所持しておらず、所持したアタッシュケースには書類とテディベアが入っているだけだった。警備陣はゴルゴ13の尾行を続ける。一方、カッツは予定通り管制塔横の建物の屋上に陣取り、ボルト・アクションの狙撃銃を手にゴルゴ13を待ち構える。国務省側もカッツを援護すべくSWATを配置する。 やがて15時が近付き、マハダ特使を乗せた特別機が空港に到着。ゴルゴ13は貨物センタービルに向かおうとしていたが、カッツはそれをフェイントと判断、本命の狙撃場所を管制塔のGMCルームと睨む。ところが、貨物センタービルに現れたゴルゴ13はテディベアに仕込んだ爆薬を爆発させて尾行する警備要員たちを混乱させ、その隙に姿をくらましてしまう。 特別機を降りたマハダ特使はヘリコプターに移乗しようとしていたが、ゴルゴ13はまだGMCルームに現れない。徐々に焦り始めたカッツは、ゴルゴ13が特使を狙えないはずの管制塔後方の格納庫に現れたと知って驚く。その頃、ゴルゴ13は格納庫内に隠していた3挺目のM16A2を組み立てていた。まさか自分が狙いかと判断し、大急ぎで狙撃銃のスコープの照準点を調整するカッツ。その時、格納庫の屋上にゴルゴ13が現れた! カッツはトリガーを引くが、それより一寸早くゴルゴ13の撃った銃弾を浴び、さらに階下で待機していたSWATに誤射されて崩れ落ちる。ゴルゴ13は管制塔と隣接する建物の僅かな間隙を縫って、特使を乗せて飛び立ったヘリを狙撃、ヘリは特使もろとも敢えなく爆発し墜落した。見事に国防総省とCIAにしてやられた国務省は作戦の中止を余儀なくされ、撤収を決断する。 ヘリの墜落による火災で現場が混乱する中、建物の屋上に横たわる断末魔のカッツ。狙撃不可能と思われた格納庫から管制塔と建物の隙間を縫うというゴルゴ13の予想外の狙撃に自分の完敗を認め、さらに自分の愛用する狙撃銃も予想外の接近戦ではM16の餌食になることを思い知らされたカッツは静かに息絶えるのだった。 仕事を終えたゴルゴ13は、マンホールを通って空港外に抜け出し、一人去っていく――――――○○○○○○ ゴルゴ13シリーズでは定番の凄腕スナイパー同士の対決を描いた本作は、パーソナルコンピュータが広く一般に普及し始めた1980年代を背景に、コンピュータを駆使してゴルゴ13の狙撃地点を割り出して反撃しようとする天才肌の敵スナイパーに対し、相手の予測のさらに裏を掻く用意周到さで依頼を成功させるゴルゴ13の超人的な仕事ぶりが光る傑作です。 本作ではゴルゴ13にヨルダン国王特使の抹殺を依頼した国防総省&CIAと、それを阻止しようとする国務省の内なる勢力争いがストーリーの背景になっていますが、原作では登場人物の台詞の中で簡単に説明される程度なのに対し、アニメでは何かと困難続きの現在のアメリカの中東政策を織り込んだ設定になっていて、国防総省&CIAがゴルゴ13に依頼するシーンや、双方の関係者がJFK空港での警備にイヤミがましく顔を出してくるなど原作にないシーンを加えて、国防総省&CIAと国務省の暗闘をよりわかりやすく描いた演出になっています。ちなみに、原作ではゴルゴ13は一言も台詞を発しませんが、アニメで原作にないシーンを加えたのはゴルゴ13に一言でも喋らせないと舘ひろしに声を演じさせる意味がないからかなという気も(笑) 今回ゴルゴ13の前に立ち塞がった若きスナイパー、カッツ・ドーベル。原作ではオックスフォード大学を首席で卒業後、さらにマサチューセッツ工科大学でコンピュータを専攻し、一方で19歳にしてライフル射撃で世界記録を打ち立てたという天才肌の男ですが、アニメでは大学の経歴は端折られています。野球帽にストリート風ファッションという如何にも今時の若者的な見てくれで、国務省の面々の前でも憚ることなくガムをクチャクチャ噛んでいるのが印象的ですが、アニメでは次官の部屋の扉にガムの噛みカスをペッと吐き捨てるなど不作法に拍車が(爆)ちなみに、彼が被っている野球帽は原作ではMLBのロサンゼルス・ドジャースのロゴが入っていますが、アニメではLの縦線が消されて変な柄になっていたのは商標権との絡みでしょうかね。 カッツはJFK空港内の建物の位置関係から、ゴルゴ13が選ぶと思われる2つの狙撃地点を予測し、そこに隠されていたゴルゴ13のM16まで難なく見つけ出してみせます。原作でのこのシーンはカッツの単独行動で、見つけた銃の部品を手に「俺はこの銃に細工するなんて卑怯な真似はしない。だが、この銃に触れたときがゴルゴ13、おまえの最期だ!」と真っ向勝負を宣言するのが印象的ですが、これはアニメでも入れてほしかったところです。原作では狙撃地点の割り出しをコンピュータを使って進めていましたが、アニメではカッツ自身の明晰な頭脳をより強調する描写になっていた感じがします。 しかし、ゴルゴ13はカッツがその位置関係から狙撃の可能性を否定した管制塔の後方の格納庫に現れ、予期せぬ相手の行動に一瞬混乱したカッツを倒し、さらにこれまた狙撃の可能性を否定された管制塔と隣接する建物の間を縫って標的の乗るヘリを狙撃するという見事な逆転劇を演じてみせます。ゴルゴ13の病的なまでの用心深さと恐るべき先見能力が遺憾なく発揮された話の一つですが、逆に考えると、ゴルゴ13は国務省が自分に対抗してスナイパーを仕立ててくるのを事前に知ったか予測した上で、相手が予測するであろう最適な2つの狙撃地点にさも自分が現れるように見せかけておいて、相手がまず予測できない一見狙撃不可能なポイントを真の狙撃地点としたという解釈もできそうです。ゴルゴ13に狙撃されて仰け反ったカッツがSWATに誤射されるシーンはアニメのオリジナルですが、これもゴルゴ13がそうなるよう狙って仕掛けたと解釈することもできそう。あと、原作のカッツは自ら愛用するレミントンM700がゴルゴ13のM16に対して優位であることを証明しようとするも、思わぬ接近戦ではM16の方が優位になることを身を以て思い知って死んでいくわけですが、アニメではゴルゴ13が予想外の場所に現れたために当初設定したスコープの照準点を調整し直す手間を強いられて後れを取るという演出になっています。 ちなみに、今回カッツを演じたのは三木眞一郎。三木氏といえば『機動戦士ガンダム00』のロックオン・ストラトス役で同じく"狙い撃つ男"を演じましたが、「狙い撃つぜ!」「俺は今、無性におまえを狙い撃ちたい!」とかは流石に言わなかったな(笑) 管理人的に少々残念だったのはラストの特使の乗るヘリを撃破するシーン。まぁ原作がそうなんだからしょうがないのですが、実際には5.56mm弾1発でヘリの燃料タンクを狙撃して爆発させるなんて芸当は例え焼夷徹甲弾を使っても無理なので、ここは無難にパイロットを狙撃して墜落させる演出でもよかったんじゃないかと。ちなみに、このシーンのヘリは原作ではビジネス機でしたが、アニメでは米海兵隊の大統領専用機"マリーン・ワン"としても知られるシコルスキーH-3シーキングになっていました。
2008.06.21
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去る2月末、アメリカ空軍が現用のボーイングKC-135ストラトタンカーの後継となる次期空中給油機KC-Xとして、EADS&ノースロップ・グラマン共同提案のエアバスA330MRTT(KC-30)を選定しましたが、それから4ヶ月も経ったこの時期になって雲行きが怪しくなってきました。 2月末の機種選定後も、破れたボーイング社はあくまで自社案のKC-767がKC-Xに最適と主張して空軍に対して選定経緯の説明を求め、米連邦議会やアメリカ・カナダの労組等からもKC-45の採用に反対や疑問の声が上がり、それに対してノースロップ・グラマン社もKC-30は技術面やコスト面で高い評価を受けたと反論するなど、情勢は泥仕合の様相を呈し始めていました。 そして、ボーイング社は3月中旬にGAO(米会計検査院)に対してKC-X計画への異議申し立てを行い、GAOは今月18日にこれについての勧告を発表しました。*米空軍次期空中給油機の機種選定振り出しに GAO(米会計検査院)ボーイングの異議申し立てを認める <Japan Aviation News>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される可能性があります) GAOは今回のボーイング社の異議申し立てを事実上支持し、「空軍による機種選定の過程でいくつかの重大なミスがあり、それがEADS&ノースロップ・グラマン案の採用に繋がった」と結論付けました。そして、空軍に対してボーイングおよびノースロップ・グラマンの両社と再協議の上で提案をやり直し再評価するよう勧告しました。空軍は今回のGAOの勧告に対してどのように応じるか60日以内に回答するよう求められています。 これを受けて、議会のボーイング支持派の民主・共和両党の議員はKC-Xの機種選定を白紙に戻して再入札すべきとの声明を早速国防総省に対して出した模様です。EADS&ノースロップ・グラマン案を支持する議会勢力には共和党の次期アメリカ大統領候補であるジョン・マケイン上院議員の関係者も名を連ねているそうで、KC-X問題は次期米大統領選挙の行方とも絡む政治問題の様相も呈し始めているようです。 ついにというか予想通りというか、次期戦闘捜索救難ヘリコプターCSAR-Xに続いてKC-Xまでも機種選定の仕切り直しとなる可能性が出てきました。CSAR-Xでもそうでしたが、いやもう何というかボーイング必死だなと(苦笑)「アメリカ軍の装備はすべてアメリカ製であるべき」というバイ・アメリカン論は今も変わらずということでもあるのでしょうか。もっとも、それを言い出すとボーイングKC-767も機体のパーツはあちこち海外製だったりしますが(爆) GAOの勧告自体には法的な強制力はないため、空軍としては政治的リスクを覚悟で無視して計画を進めても問題はありませんし、過去には仕切り直したけど結局元のままだったという事例もあるようです。議会内でボーイング支持派の勢力が強いとはいっても、老朽化する一方のKC-135の後継が早急に必要という空軍の情勢に変わりはないので、今回の件でKC-135がKC-30を押しのけて大逆転採用というウルトラCになるかどうかはまだまだ流動的な情勢といえるでしょう。 ちなみにこの問題、一足先にKC-767を導入している日本とイタリアにとっても決して対岸の火事ではありません。特に日本はB767系などボーイング製旅客機の部品製造を分担しており、また航空自衛隊と米空軍の相互運用態勢への影響も考慮しなければならない立場なので・・・
2008.06.20
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日本時間の昨日18日、Mozillaの最新Webブラウザ『Firefox 3』が正式リリースされました。 ←Mozilla Firefoxのダウンロードはこのバナーから Firefox 3では旧バージョンに比べて15,000件以上の改良が行われ、ブラウジングの高速化・メモリ使用量の低減・セキュリティ機能の強化の他、アドレスバーに文字を入力するだけで過去のアクセス履歴やブックマークしたページが一覧表示されるスマートロケーションバーの採用、カスタマイズ機能であるアドオン機能の改良、ブックマーク機能の強化等による使い勝手の向上が図られ、ユーザーインターフェースもWindows、MacOS X、Linux等の対応OSに合わせたデザインを採用しています。 今回のFirefox 3のリリースに併せて、"リリース開始から24時間以内に最もダウンロードされたソフトウェア"としてギネスブックの世界記録に挑戦するイベント"Download Day 2008"が日本時間の6月18日0200から開始され、本日1030時点で約9,650,000を超えるダウンロード数を記録しています。 初のMacintosh導入以来、メインで使うWebブラウザに一貫してNetscapeを使ってきた管理人ですが、MacOS Xの標準ブラウザであるSafariには何となく馴染めず、MacOS X 10.5"Leopard"の導入に併せてFirefoxに移行しました。数多あるブラウザからFirefoxを選んだのは、使用感がNetscapeに近く、また今までのNetscapeのブックマーク等のデータをそのまま引き継げるのが大きな理由です。 で、今回のFirefox 3も上の"Download Day"に登録して昨夜早速ダウンロードしてみました。今後正式にギネスブックに認定されれば、管理人もその記録の一員となるわけです。 初めてFirefox 3を起動したとき、やたらSafariっぽい外観にちょっと驚きましたが、MacOS X版はSafariによく似たデザインを採用したようで、表示されるフォントの形状等もSafariに近くなっています。ブックマークの管理メニューまでMacOS Xのウインドウデザインに似せてるとは芸が細かい(笑)あと、アドレスバーで日本語(2バイト文字)を含むURLがそのまま表示されるようになったので、amazonやWikipedia等のURL表示がやたら長くなる&項目名がわからないのに悩まされることもなくなりました。 Internet Explorer 7に比べて9倍以上速いという"史上最速のブラウザ"を謳うFirefox 3ですが、確かに旧バージョンに比べてアクセスや表示が速くなった感じがします。 一方、使ってみて気になったのは、一部のサイトで時々入力フォームからのインライン入力を受け付けなくなることがあった点。この辺の日本語入力の不具合は以前から指摘があったようなので、今後のアップデートで改善されることを期待しましょう。また、Firefoxの機能をカスタマイズするアドオンもFirefox 3では未対応のものが結構あるようです。 ひとまず、思ったより使い勝手が向上しているので管理人としては満足です。
2008.06.19
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7月放送分からの『ゴルゴ13』アニメ版のエンディングテーマにGARNET CROWの新曲『夢のひとつ』(2008年8月13日発売予定)が決定しました。GARNET CROWは中村由利・AZUKI七・岡本仁志・古井弘人の男女4人のロックバンドで、『名探偵コナン』『メルヘヴン』等のTVアニメのOP・ED曲を多数手掛けているようです。とりあえずED曲は第2クールから変更となるようですが、OP曲はどうなるのかな? さて、例によってWebの動画投稿サイトでチェックした今週の『ゴルゴ13』ですが、YouTubeより高画質で見られるVeohは動画のアップがちょっと遅いです。〔Target.10:帰ってきた標的〕 原作:リイド社SPコミックス第5巻収録(1970年初出)CAST バグシィ"ビッグ"ガボール:池田勝 ロッキー・ブラウン:斉藤志郎 夜、ニューヨーク郊外の道路を市警のパトカーに護衛されながら走る1台のリムジン。その車内にはアメリカの麻薬組織の帝王と呼ばれる男、バグシィ"ビッグ"ガボールが乗っていた。と、その車列に対して林の中に潜んでいたゴルゴ13が単身襲撃を仕掛けた! ゴルゴ13は狙撃で車列を崩すと、林の木を爆薬で倒して逃走を図るバグシィのリムジンを足止めし、車から降りたFBIの捜査官たちと警官を次々に射殺、最後にバグシィの前に姿を現して彼を仕留めたのだった。 翌日。中国・香港に向かう旅客機の機内で回想するゴルゴ13――――――マイアミの洋上でバグシィの片腕のロッキー・ブラウンと接触したゴルゴ13は、自らFBIに組織の犯罪を証言するのと引き替えに司法取引をしようとしているバグシィの抹殺を依頼され、昨夜ニューヨークにてその仕事を果たしたのだった。 その夜、香港の繁華街でゴルゴ13は背後に近付いてきた不審な男たちを殴り倒すが、それは彼に仕事を依頼しようという何者かからの差し金だった。招きに応じてとあるビルに招かれたゴルゴ13の前に現れたのは、昨夜ニューヨークで殺したはずのバグシィだった。彼曰く、今回の件はFBIを欺くためにロッキー・ブラウンが発案した擬装で、ゴルゴ13がニューヨークで襲ったのは替え玉としてバグシィそっくりに整形されたスパイク・ジョーダンというシカゴ出身のチンピラだという。バグシィは「頼りになる男はいいが、なりすぎる男はいかん」と、明日午後に香港にやってくるブラウンの抹殺をゴルゴ13に依頼するが、ゴルゴ13は「俺は一度に二人の依頼人は持たない」と拒否し、バグシィの抹殺というブラウンの依頼が自分の中でまだ終わっていないことを示唆して立ち去る。依頼を拒否されたバグシィはゴルゴ13の始末を決意する。 深夜、船上の売春宿で娼婦と一時を過ごしたゴルゴ13はその後、ブラウンからの連絡を装ったバグシィの部下たちに襲撃されるがあっさり返り討ちにする・・・ 翌日。ゴルゴ13は香港にやってきたブラウンの乗るタクシーを狙撃し、手下2人を射殺して彼の前に現れる。バグシィが自分を殺すよう依頼したと聞いたブラウンは、自分なしでボスが組織を再建できるはずがないと疑うが、ゴルゴ13は「ということは、承知で偽のバグシィを撃たせた……つもりだな?」と意味深に指摘し、必死に弁解するブラウンを何故か殺すことなく去っていった。 ゴルゴ13の言葉に疑問を抱いたブラウンは、香港市内にあるバグシィのアジトのビルに赴く。そこで、バーボンしか飲まなかったはずの彼がワインを酒棚に並べているのを見たブラウンは、そこにいるバグシィが替え玉として死んだはずのスパイク・ジョーダンだと気付く。スパイクはブラウンの計略を逆に利用して本物のバグシィをゴルゴ13に殺させ、まんまとバグシィにすり替わって組織を乗っ取ろうとしていたのだ。手下にゴルゴ13を始末させたと思って高を括るバグシィことスパイクだが、ブラウンは彼が生きていて自分の前に現れたことを告げる。ブラウンはスパイクがバグシィにすり替わったことをゴルゴ13が見抜き、それを確かめるためにわざと自分をここに向かわせたと悟るが、バグシィ=スパイクはその場でブラウンを射殺し、ビルの各所に監視カメラと部下を配置して守りを固めてゴルゴ13を迎え撃とうとする。一方、ゴルゴ13は付近のビルの屋上から盗聴システムを使って二人の会話を確認していた・・・ その夜、ビルの屋上に配置した部下からの連絡が途絶えたことに気付いたバグシィ=スパイクは、ゴルゴ13が屋上にいると判断して部下たちを屋上に向かわせる。唯一の隠れ場所である空調室に殺到した部下たちが一斉に室内に銃弾の雨を叩き込む。だが、その直後、部屋の空調からアーモンドの匂いを感じたバグシィ=スパイクは空調内に青酸ガスを投げ込まれたと思い、慌ててバルコニーに飛び出すが、そこへ屋上からロープを伝って降下してきたゴルゴ13によって護衛の部下もろともハチの巣にされて息絶える。屋上からの連絡を求める部下の電話の声を尻目に、ゴルゴ13は悠然と現場を後にするのだった――――――○○○○○○ 奇しくも"13日の金曜日"に放映となった今回。どうせなら"第13話"だったら完璧だったのに(笑) さて、今回はアメリカの麻薬組織の帝王と呼ばれる大物を抹殺する仕事を巡って、標的と依頼人が二転三転するミステリー仕立てのエピソード。実は標的に似せた替え玉をゴルゴ13に殺させて司法当局の目を欺く計画だったはずが、その替え玉が計画を逆手に取って本物を葬り組織を乗っ取ろうとし、最後は依頼人のウソを許さないゴルゴ13によって元の依頼人たる部下共々消されてしまうという顛末です。 今回も例によって原作からあちこち改編されたりカットされていますが、特に大きいのは香港で依頼を断ったゴルゴ13をバグシィが始末しようとする展開。原作ではこの辺の顛末はちょっとしたサイドストーリーになっていて、ゴルゴ13は香港に着いた直後、夜の繁華街である娼婦がヒモの男を射殺する現場に遭遇して彼女を助け、その後バグシィのビルを後にしたゴルゴ13は怪しげなポン引きの誘いで船上の売春宿にて奇しくもその娼婦と一時を過ごすことになります。が、そのポン引きの正体はバグシィの依頼でゴルゴ13の命を狙う"香港の毒蜘蛛"の異名を取る殺し屋・仔黒竜で、真っ最中(笑)のゴルゴ13を得意のナイフで襲うもあっさり射殺されてしまいます。そして、物語のラストは香港の船上の売春宿で件の娼婦が一人寂しげに佇む姿で印象的に締め括られるのです。元々本筋にはあまり絡まない展開な上、30分1話完結という制約上、丸々カットされるのはやむを得ないとはいえ少々残念ではあります。 ですが、ゴルゴ13が船上の売春宿で娼婦と○○○する展開だけは何故か原作通り(笑)アニメ版でゴルゴ13の○○○シーンが描かれるのは実に第1話以来ですね。そしてやっぱり騎○位(爆) あと、原作では香港にやってきたロッキー・ブラウンの咥えた葉巻の先をゴルゴ13が狙撃で吹っ飛ばしているほか、その後バグシィを訪ねたブラウンがハバナ産しか吸わないはずのボスの葉巻がマニラ産に変わっているのを見てバグシィが偽者=スパイク・ジョーダンだと知るのですが、アニメではこれらタバコに関連するシーンは軒並み変更されてました。やはりテレ東系アニメでは視聴対象に関わらずタバコ&喫煙の描写はNGがデフォなんでしょうか? また、原作でバグシィになりすましたスパイクと対面したブラウンは「自分を敵に回すのは拙いんじゃないか」と連携を持ちかけるも結局スパイクもろともゴルゴ13に殺されることになりますが、アニメでは早々とバグシィ=スパイクに射殺されてしまいました。なお、原作のこのシーンでは、本物のバグシィとブラウンだけが知っている秘密の連絡手段をスパイクも知っていて、自分が替え玉にされると察したスパイクが姿をくらましたため本物はやむなくFBIに出頭せざるを得なくなり、そこへスパイクがブラウンの名前を使って本物のバグシィに後で保釈させるから出頭するよう促したという経緯が語られますが、アニメでは「ブラウンのせいで本物のバグシィが死ぬことになった」という曖昧な言い回しだけになっていて、本物と偽物が入れ替わった経緯が少々わかりにくかったのがちょっと残念です。 ちなみに、このバグシィ=スパイクとブラウンの会話をビルの外から盗聴していたゴルゴ13ですが、レーザー盗聴装置(窓ガラス等にレーザーを照射してその表面の振動を検知し音声に変換する)とおぼしきパラボラアンテナ等の機材を使っている辺りが現代風です。
2008.06.15
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唐突ながら・・・ 管理人とて一介の健全な野郎故、時にはいわゆる18禁マンガを読もうと思うときだってあります(爆)もっとも、昨今の成人向けマンガ雑誌は青シールで封されて立ち読み不可能になってますし(最後にコンビニで立ち読みしたのって何年前だっけ 笑)、かといってその手の雑誌や単行本を買って読むほどでもないのですが。 そんな中、星の数ほどいる18禁漫画家の中で管理人が気に入っているのは今の所2人しかいません(笑)一人は陽気婢、もう一人が田中ユタカです。 強○や虐待等といった過激な展開は一切なし、紋切り型過ぎるんじゃないかと思うくらいに男女二人の幸せな恋愛模様(としてのエロ)をメインにした叙情的な作風から"永遠の初体験作家"とまで評されている田中ユタカですが、最近では一般向け分野にも進出し、初の長編作品となった『愛人[AI-REN]』(1999~2001年/ヤングアニマル連載/単行本全5巻)は非常に高い評価を得ていると聞きます。 管理人は『愛人[AI-REN]』はちょっとだけ読むも結局興味を引かれなかったのですが(苦笑)、最近になって地元のBOOK OFFで田中先生の新しい単行本を見かけ、久々に田中ユタカ熱が上がってきた次第です(笑) それが今回取り上げる『愛しのかな』(2005年~/Dokiッ!連載中)。『愛人』に続く田中先生の長編作品第2弾となります。愛しのかな 第1巻 <楽天ブックス/楽天アフィリエイト>愛しのかな 第2巻 <楽天ブックス/楽天アフィリエイト>*ストーリー 突如として仕事と住処を失ってしまった不運な青年・天野大吉。失意の彼はとある街の心霊スポットの噂がある廃墟のような古アパートに流れ着くが、そこで大吉が出会ったのは、かつてこのアパートで自殺した"かな"という名の女性の幽霊だった。お互いに意気投合して惹かれ合った大吉とかなは、古アパートで不思議な同居生活を始める―――――― 突如として人生のどん底に落とされ、自殺すら考え始めていた青年が、自殺して幽霊となった女性から「生きてなさい」と励まされ、少しずつ前向きに人生のやり直しに挑み始める。一方、その女性もまた幽霊でありながら青年との触れ合いの中で"生きる"という体験を再構築していく・・・そんな逆説的めいた展開が印象的な本作。田中先生は『愛人』完結後に体調を崩して3年近く活動停止を余儀なくされていたそうで、そんな作者の実体験が本作にも反映されているのだろうと思います。 エロ分のほとんどないシリアスなSFストーリーだった『愛人』とは異なり、本作はどこにでもある現代の街の風景の中で描かれる物語で、しかも掲載誌が掲載誌だけにエロ分もふんだん(笑)田中先生の描く美女とエロは適度に濃密だけど暑苦しくない雰囲気なのでお気に入りだったりします。あと、所々にパロディ的なタッチを入れるなど今までの作品とは一味違った作風も感じられます。まぁこの際、幽霊と人間が○○○するという結構よくあるパターンはともかく、幽霊のくせにビール飲んだり物食ったり風呂に入ったり、着られなかったはずの衣服が急に着られるようになったり、出られなかったはずのアパートの外に"愛の奇跡"で出られるようになったりとかいうご都合主義的描写には深くツッコまなくてもいいでしょう(笑) ただ、基本的には田中ユタカ作品では定番の男女カップルを中心にしたエロ込みラブコメではあるものの、背後に張られている伏線は何気に重いものを秘めてもいます。まず、幽霊であるかなの生前の記憶、そして自殺に至った経緯は今の所まったくの謎。まぁ断片的に要素を小出しにして読者の想像に任せ、最後まで語られない可能性もありますが、個人的には何だか単なる自殺でない何かを秘めている予感がします。 そして、現世の人間である主人公・大吉と、すでに死んだ存在であるかなの恋人同士という関係は、所詮はこの世とあの世の住人同士という本来なら相容れない存在同士の繋がりであり、故にいずれ何らかの形で"終わり"がやってくるということ。それが如何なる形で訪れるのかは今の所まったく予想が付きませんが、いつか訪れるかもしれないその時まで紡がれ続けるであろう二人の様々な物語に重点が置かれるのでしょう。もっとも、2巻後書きでの作者のコメント通りに"結末らしい結末などない"終わり方になるのかもしれませんが・・・1巻ラスト、瀕死の大吉に自分の"生命の火"を託してかなが消える、という物語の終わり方を敢えてしなかったことは、今後の物語にどんな意味を持ってくるのでしょうか。 そういえば、人間と幽霊の異種恋愛話では、有名な怪談『牡丹燈籠』の顛末にもあるように"幽霊と交わり続けた人間は精気を失って死ぬ"というのが定番。本作の場合、かなとラブラブバカップルな大吉はふと自分の顔がやつれているのに気付き、病院で診てもらったら医者に「やりすぎ!」と一蹴されてしまうギャグオチになってますが、案外これがギャグオチですまない展開(つまりかなに触れ続けた大吉の生命が本当に危険になる)に発展する可能性もないわけではなく・・・ あと、田中ユタカ作品は基本的に主人公とヒロインだけがクローズアップされた作品が多いですが、本作ではサブキャラクターもなかなかいい感じを出しています。 根性はチキンのくせにオカルト大好きなコンビニ店長の稲川吾郎と、そんな店長を毎度白い眼で睥睨している女性店員の矢口さん。オカルト好きなのと口ヒゲ顔からモデルは恐らく怪談タレントとしてもお馴染みの稲川淳二でしょうが、名前が稲川淳二と稲垣吾郎を足して2で割ってるのは何故?(笑)それと、古アパートに赴こうとして挫折するシーンで御守やニンニクを身に付けてるのはわかるが、鬼太郎チャンチャンコには一体どういう意味が・・・今の所はコメディパートで一人空回りしてるだけですが、一瞬垣間見たかなの姿に憧れているところを見ると、そのうち物語にも関わってくるのかな? そして、第14話から登場した古アパートの新たな住人、桃生詩子。如何にも田中ユタカ作品の女性キャラらしい大和撫子風の眼鏡美女ですが、大吉と同じく人生のどん底に落っこちてやり直しを始めた境遇らしく、初めての隣人として大吉たちの暮らしに新たな彩りを添えます。ただ、かなが幽霊と知っても笑顔で「すてき♪」と言ってのける辺りにはどこか病的な印象を感じないでもない・・・ 物語的にはサブヒロインといえる詩子ですが、すでに無敵バカップルな大吉とかなにこれからどう絡んでくるのか? 見た感じ、大吉を巡ってかなとドロドロな状況に陥る雰囲気はありませんが(田中ユタカ作品で昼ドラ的な三角関係ネタは今の所見た記憶がない)、どうなることやら。 掲載誌が掲載誌なので、購入してまで『PLUTO』みたいに連載最新話を追いかける予定はありませんが、久々に物語の行方を追ってみたいマンガに遭遇できました♪<注:上記アフィリエイトの作品はいずれも18歳未満の方の閲覧に適さない描写が多数含まれています。成人指定にはなっていませんが購読の際はお気を付けください>
2008.06.14
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<←手持ちのシチューカップで作ったカップヌードルリフィルと空容器。ちなみに上のはスーパーで買ってきた天丼(笑)> 管理人のお粗末な自作料理を紹介するこのカテゴリですが、今後は自作料理に限定せず、管理人が遭遇した興味深い食い物もネタにしていこうと思います(笑) 日本のカップ麺の先駆けたる日清食品の『カップヌードル』。今年4月からは環境保護の観点から紙製カップにようやく変更されましたが、外側を発泡ポリエチレンで断熱コーティングしているのが、先行して紙カップに移行したサンヨー食品のカップスター等と異なる工夫ですね。 そのカップヌードルシリーズから同じく環境保護観点のラインナップとして販売されているのが、再利用可能なプラスチック製のカップ容器に別売りの麺&具を入れて食べるという"替え玉"スタイルの『カップヌードルリフィル』です。カップは内と外の二重構造で、公式サイトで自分流のデザイン紙を作ってカップに入れることもできるようになっています。麺のラインナップは今の所オリジナルのカップヌードルとシーフードヌードルの2種で、オリジナルのカップヌードルより内容量が若干少なめ(60g)です。 改めて調べてみると2007年3月から関東・甲信越・近畿・中部地区の地域限定で発売されており(通信販売は全国対応)、同年のグッドデザイン賞を受賞しています。 なお、今年3月からは日清食品のお馴染みチキンラーメンの発売50周年記念商品として、同じく詰め替えコンセプトの『チキンラーメンリフィル』がこれまた関東・甲信越・近畿・中部限定で発売されています。こちらは電子レンジ調理に対応した耐熱ガラス製のカップが用意されています。 管理人が本品を見つけたのは地元のイオン。店頭で売っていたのはカップと麺1個をセットにしたお試しパックと麺パックで、チキンラーメンリフィルの麺パックもありました。店頭売価はお試しパックが298円、麺パックが98円ですが、そうそう毎日食うわけでもないのに専用カップを買うのは勿体ない&手持ちのシチューカップが使えると判断して麺のみ買いました。しかし、地元の西条市内では今の所リフィルは見かけず、中四国でも販売開始されたのかどうかは確認できませんでした。 作り方は至って簡単で、パッケージの蓋を開けて中身を逆さにシチューカップに移し、約300mlの熱湯を注いで蓋をして3分待つだけ。ですが、容器に入りやすいよう台形に成形された乾燥麺が真空パックされているせいか、かえってなかなかパッケージから出ません(苦笑)ハサミでパッケージを少し切り裂いてようやく取り出せました。 で、肝心の出来上がりですが、上の写真の通り専用容器など使わなくても完璧に仕上がりました♪ 味も至ってお馴染みのカップヌードルそのままで美味しいです。 環境保護観点の製品とはいえ、"すでにある容器に麺を入れてお湯を注いで作るインスタントラーメン"というコンセプト自体は、その元祖であるチキンラーメンへの原点回帰という感じがしますね。 今後はオリジナルのカップヌードルシリーズ並みとまではいかなくとも、カレーヌードル等のラインナップの充実を期待したいところです。
2008.06.13
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アメリカ現地時間の6月9日、米サンフランシスコでアップル社の開発者向け年次イベント『WWDC(Worldwide Developers Conference)2008』が始まりました。 今年のWWDCの基調講演では、次期MacOS Xとなる"Snow Leopard"や、現在の".mac"をさらに強化したアップル社の新しい有料インターネットサービス"MobileMe"が発表されましたが、中でも一番の注目はやはり、かねてから登場が噂され、そして先日ソフトバンクモバイルが日本国内での発売を発表したばかりの3G(第3世代)対応のiPhoneの発表でしょう。*ソフトバンクとアップル、iPhone 3Gを7月11日より日本で発売(ソフトバンクモバイル株式会社 6月10日プレスリリース)*HSDPA対応の対応の「iPhone 3G」、7月11日発売 <Yahoo!ニュース/+D Mobile>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される場合があります。) 今回発表された3G対応型の『iPhone 3G』は、旧モデルとほぼ同寸のサイズ(幅62.1×全長115.5×厚さ12.3mm)で、内蔵メモリ容量16GBと8GBの2モデルをラインナップし、背面のボディカラーはブラックとホワイトから選ぶことができます(8GBモデルはブラックのみ) 機能面では3.5インチタッチパネルディスプレイや無線LAN、Bluetooth、200万画素カメラ等の旧モデルのスペックを継承しつつ、待望のW-CDMA(3G)およびHSDPA(3.5G)規格への対応により旧GSM規格モデルの2倍以上の通信パフォーマンスを発揮し、GPSや公衆無線LAN、携帯基地局からの位置情報取得機能等を備えています。また、搭載OSもiPhone 2.0にアップデートされ、他社製のアプリケーションソフトが利用可能となるほか、Microsoft Exchange ActiveSyncなど企業システム用の各種通信規格やセキュリティ機能もサポートするとのこと。特に、他社製の実用およびゲームソフトに対応したことで、iPhoneがNintendo DSやプレイステーションポータブルのようなコンテンツプレーヤーとしても活用できる可能性が広がりそうです。インターフェース面でもテンキー式の日本語入力パッドが搭載されるようで、テンキーによる文字入力に慣れた日本の携帯電話ユーザーにとっては有り難い改良ではないでしょうか。 気になる値段(米国内販売価格)は旧モデルの399ドル(約42,560円)から大幅に下げて16GBモデルが299ドル(約31,890円)、8GBモデルが199ドル(約21,230円)となり、他国でもほぼ同等の価格になるとのことです。発売は世界70ヶ国の携帯電話キャリアと契約し、特に重要とされる日本を含む22ヶ国で7月11日から発売が開始されます。 なお、日本のソフトバンクモバイルでの詳細な販売・契約条件や価格等はまだ不明ですが、販売店舗はアップルストアではなくソフトバンクのショップとなるようです。 というわけで鳴り物入りでの発表となったiPhone 3Gですが、見た感じは概ね順当に旧iPhoneを3G対応化したモデルといった印象です。流石に日本の携帯電話端末の独自スペックであるFeliCaやワンセグ機能までは盛り込んでないようですが、その辺はアメリカ企業だからなぁ(苦笑)まぁ携帯電話にFeliCaやワンセグ搭載を当たり前と思っているユーザーにはあまり受けないでしょうが、通話やメール、Web、音楽が楽しめればいいと割り切れる客層にはかなりアピールできそうです。 後はソフトバンクがどれくらいの価格に設定するか&料金プランをどうするかが気になるところです。アメリカでの発売価格と同等とするなら23,000~35,000円くらいに抑え込んでほしいところ。しかし、このスペックだとすでにiPod touchを買ったユーザーはちと涙目かなぁ(笑) それにしても、来月中旬には日本市場に投入とは予想以上に早いですね。ソフトバンクが大慌てでリリースを発表した理由がわかった気がします。 まぁどっちにしろ、根っからのドコモユーザーである管理人はしばらく様子見決定ですが(爆)
2008.06.10
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今夏公開予定の劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の連動企画として、7月11日から完全新作のスピンオフムービー『ネット版仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王』全5話がWebの動画配信サイトで配信されるそうです。第1話は無料配信、第2話以降は有料コンテンツとなるようですが、YouTubeやニコニコ動画とかでも見られるのかな?(というか勝手に上げるバカが大勢いるでしょうが 笑) 思えば、平成仮面ライダーシリーズでTV本編および映画以外の番外編的エピソードが制作されるのは『仮面ライダー龍騎』のTVスペシャル『13 RIDERS』以来じゃないでしょうか。【第20話 夜想曲・愛の救世主】 名護と健吾を捕らえたレディバグファンガイアの前に現れた、音也の憑依した渡。だが、レディバグファンガイアは電撃を放って牽制するとそのまま姿をくらましてしまう。 紅邸に戻った渡=音也は工房で作りかけのバイオリンの胴板の加工に勤しむ。戻ってきたキバットバットIII世は渡であって渡でない何者かの正体を訝るが、渡に憑依した音也はキバットが"キバットバットII世"の子供だと見抜く。父・II世から音也の名前を聞かされた記憶のあったキバットは、その音也の魂が渡に憑依したとしって驚くばかり・・・ 一方、レディバグファンガイアは名護と健吾を縛り上げて倉庫に監禁し、イクサが来るのを待ち構える。 ファンガイアに敗れた恵は、何の異常もないのに何故か左脚が動かなくなり、入院を余儀なくされていた。そこへイクサナックルを手に現れた渡=音也は、恵が麻生ゆりの娘だと知ると、イクサナックルを返しつつも恵の左脚の異常を仮病だと看破する。イクサとして戦う自信がない心の弱さが無意識のうちに仮病になって表れているのだと。怒った恵は渡を病室から追い返すが・・・ 1986年。またしてもルークを逃がしてしまったゆり。声をかけてきた音也には「後一歩の所まで追い詰めたのに」と強がってみせるが・・・ 現在。病院の外で松葉杖を突いて歩行訓練に励む恵だったが、やはり左脚は言うことを聞かない。そこへインターネットで揃えたという何やら似合わない青いジャケットを纏った渡=音也が現れる。歩けるようになろうと必死の恵に渡=音也は「普通の人に戻れ。それがおまえにとっての幸せだ」と告げ、渡であって渡でない彼の正体を問う恵に「愛の救世主だ」と豪語してみせる。 恵は尚もプールで遠泳に挑む。アロハシャツ姿の渡=音也はプールにアヒルの玩具や浮き輪を投げ込みつつ、戦うことを止めれば足も治ると言うが、恵は戦士として絶対に止めないと言い返し、動かない足を必死に動かして泳ぎ続けるのだった。 一方、囚われの健吾は名護の縛めを歯で噛み切ろうと必死になっていた。そんな彼を「なかなか根性があるじゃないか」と珍しく褒める名護。健吾にファンガイアと戦う理由を問われた名護は、一点の曇りもない俺の理想郷を作りたいと応える。健吾はそんな名護に格好良さを感じつつもキバ程じゃないと付け加え、名護は「見る目がないな」と呆れる・・・ 86年。ゆりを探してとある教会の結婚式にやってきた音也は、ゆりと間違えて一人の美女に声をかけてしまい、その謎めいた雰囲気に思わず見惚れてしまう。と、そこへ花嫁を殺すタイムプレーを続行中の"ルーク"が現れて花嫁に襲いかかった。音也は"ルーク"に飛びかかるもあっさり投げ飛ばされて気絶してしまい、それを見ていたゆりもイクサナックルを手にしながら飛び出す勇気がなく逃げ出してしまう。 教会内で花嫁を追い詰めようとした"ルーク"だったが、それを阻んだのは黒いフードを目深に被った先程の美女。"ルーク"から真夜と呼ばれた彼女はこれは私の仕事だと告げ、"ルーク"は"チェックメイト・フォー"の"クイーン"の頼みなら仕方ないとあっさり引き下がる。実は花嫁の正体はファンガイアであり、真夜の役目は人間を愛したファンガイアの処刑だった。「貴女は掟を破った。貴女の夜が来る・・・」真夜は昼を夜に変えて赤い満月を背負うと、チェスの"クイーン"の刺青が入った左掌から強烈な衝撃波を放って花嫁を一瞬で消滅させ、そのまま姿をくらますのだった。 水辺にうずくまって落ち込んでいるゆりのそばに寄り添った音也は「泣きたいなら泣けばいい」と告げる。「本当は怖かったんだろう? それでいい、自分の弱さをわかればそれでいいんだ」彼がそれを自分に気付かせるために敢えてイクサを渡したと察したゆりは思わず泣き出し、音也の肩に頭を預ける。そんな二人の様子を遠巻きに見つめる次狼の姿があった・・・ 現在。恵は動かない左脚を引きずって泥まみれになりながら競技場のグラウンドで特訓を続けていた。そこへ自転車に乗って現れた渡=音也は、こんな物があるからと再び恵から取り上げたイクサナックルを焚き火の中に放り込んでしまう。慌てた恵は焚き火を蹴っ飛ばしてイクサナックルを取り返すが、その左脚は何事もなく動いていた。渡=音也はそんな恵に指摘する。「自分の弱さを受け入れろ。普通の人として生きるか、あくまで戦士として生きるか。それにしても似てるな、ゆりに・・・」 倉庫では待ちくたびれたレディバグファンガイアが名護と健吾を襲おうとしていた。そこへ戦う覇気を取り戻した恵が駆け付けてレディバグファンガイアに立ち向かう。「私は戦士として生きる! 生きてみせる!」苦戦しつつも恵はボウガンで名護と健吾の縛めを破ると、名護にイクサナックルを託す。名護はイクサに変身し、恵と連携してレディバグファンガイアを追い詰めていく。そんな彼女の姿を物陰で見守っていた渡=音也は、戦士としてしか生きられない親子の姿に苦笑しつつその場を後にするが、そこで渡の意識が戻る。 イクサ・ジャッジメントでレディバグファンガイアを倒すイクサ。だが、ファンガイアの魂はそのまま巨大な"サバト"へと変貌してしまった! 元に戻った渡はキバに変身してフエッスルでキャッスルドランを召喚するが、何故かなかなか現れない。イクサがパワードイクサーを呼んで"サバト"に立ち向かうが苦戦する。と、そこへキャッスルドランが何故か地面を割って現れ、パワードイクサーを捕まえて自分の背中のドランマウントに合体させると一緒に"サバト"に集中砲火、最後は宙に舞ったキバとイクサがトドメのキックを見舞って"サバト"を撃破した。キバを乗せて飛び去っていくキャッスルドランをイクサは腑に落ちない様子で見上げる・・・ 事件が終わり、やっと元の渡に戻ったことに安堵する静香だが、当の渡はその時の記憶がまったく記憶がなく何が何だか。一方、恵は渡じゃない渡にまだ会いたい様子。そんな中、渡は工房の机に置かれたバイオリンの胴板を見て、自分がずっと悩んでいた線が完成していることに驚くが、それを為したのが自分に憑依した父・音也の賜物だとは知る由もなかった―――――― 86年。赤い月を背に夜の街を一人歩く真夜。その周囲をキバット族とおぼしきコウモリの影が飛び回る――――――□□□□□□ 今回久々にオミットされたキバットバットIII世の蘊蓄は、バイオリンの本体内に組み込まれた魂柱と呼ばれる一本の棒について。ちなみに、バイオリンの音色は本体自体の他、表板で弦を保持する駒(ブリッジ)、本体内の魂柱、表板の裏側に張り付けられた力木、表板のf字孔の働きによって弦の振動が共鳴することによって生み出される、非常に繊細なものだそうです。 さて、過去と未来、それぞれの時間で念願のイクサを手にしながら思うように戦えず悩んでいたゆりと恵の母子でしたが、そんな彼女らの心の弱さをズバリと指摘して自ら受け止めるようアドバイスしたのは、何の因果か過去と未来双方に関わることになった音也でした。それによって恵はようやく戦う気概を取り戻し、ゆりもひとまず懊悩からは救われたようです。これを機にゆりと音也の関係も次狼を巻き込みつつ新たな段階に動く予感がします。 しかし、過去であれほどゆりにぞっこんだったにも関わらず、現在の恵がゆりの娘と知っても変に詮索せず平然としていたり、さらに現在のキバットバットIII世の父たる"II世"を知っていたところを見ると、渡に憑依したのは少なくとも"キバに関わってからの音也"ということになるのか・・・? 一応22年前の人間なのにインターネットに馴染むなど現在への適応力を見せた音也ですが、その服装が過去編で音也が着ていた青いジャケットそのまんまで、しかも微妙に渡の体格に合ってない辺り、如何にも過去の人間がそのままそこにいるという演出になっていて上手いですね。 一方、その過去編の音也が偶然出合った謎めいた美女・真夜。しかし、その正体は"チェックメイト・フォー"の一人"クイーン"! ファンガイア族にとって最大の罪とされているらしい"人間との恋愛"に至った同胞を処罰する役割を担い、一見どこぞの深窓の令嬢を思わせる丁寧な物腰とは裏腹に怪人体に変異せずとも圧倒的なパワーでファンガイアを瞬殺するその麗姿は確かに"女王"の異名に相応しい・・・昼を夜に変えて赤い満月を背負ったり、さらにキバット族らしき影を従えている辺りにキバと繋がるものを感じさせます。はたして彼女の怪人体は何がモチーフでしょうか。 しかし、標的の花嫁が自分の同族と気付かなかった"ルーク"って案外マヌケ?(笑)何はともあれ、これで残る"チェックメイト・フォー"は"ビショップ"と"キング"ということになるようですが、真夜でさえ"ルーク"に無条件でケツまくらせるほどですから、残る二人は果たしてどれほどの存在なのやら・・・ 一見何の変哲もない、しかしパターンとしては結構ありがちな音也と真夜の邂逅。ですが、もし真夜こそがいずれ渡の母、つまり音也の妻となるのだとしたら、それは即ち、人間を愛するというファンガイア族にとっての"大罪"を裁く立場の彼女自身がその大罪を背負うことになるわけで、二人の運命はこれから如何なる変容を辿って現在へと繋がっていくのか・・・これまでの音也とゆりの決して浅くはない関わりもあるだけに、今後昼ドラ並みにドロくて重い展開が待ってそうな予感も(汗) クライマックスの戦いでは今回初のキバとイクサの共闘が実現! というか"サバト"相手に劣勢のイクサ&パワードイクサーにキバ&キャッスルドランが強引に手を貸したというのが正解か?(笑)案外すんなり合体しちゃったパワードイクサーとキャッスルドランですが、ありがちなイクサによるキャッスルドラン乗っ取り展開でなくてよかったよかった(爆)しかし、キャッスルドランは一体何を思って空を飛ばずに地中を掘り進んできたのだろうか・・・? 地面を割ってどかーっと出てくるシーンは春の劇場版『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』のラストの時の荒野でのバトルを彷彿とさせますね。そのうち今度は海中から現れたりして(笑) それにしても、「俺は俺の理想郷を作りたいんだ、一点の汚れもない美しい世界を」という自分の戦う目的を健吾に語っていた名護ですが、今の所病める正義バカの域を出てないあんたが言うとえらく胡散臭く聞こえていかんわ(爆) プロデューサー曰く20話くらいから面白くなってくるとのことだったキバですが、いよいよその通りになってきた感がありますね。 なお、来週のキバはこの時期恒例の全米オープンゴルフの中継のためお休みです。
2008.06.08
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5人組のロックバンドNaifuが歌う『ゴルゴ13』アニメ版のオープニングテーマ曲『Take The Wave』(GZCA-7120/1,050円)が来月7月23日にシングル発売されることになりました。この曲がNaifuのメジャーデビューシングルとなります。『ゴルゴ13』関連ではエンディングテーマのdoa『ガラスのハイウェイ』(GZCA-4113)がすでにシングルリリースされていますが、『Take The Wave』もiTunes storeで配信されるかな? 自分的にはオリジナルサウンドトラック盤が出るかどうかが一番の気がかりです。 2ch等では合わない合わないと評判の芳しくないOP&ED曲ですが、回数も9回を数えると慣れてきましたね(笑)〔Target.9:檻の中の眠り〕 原作:リイド社SPコミックス第2巻収録(1969年初出)CAST ブルーアイ・ザラス:小山力也 キッカース:青野武 マウス:小野坂昌也 アラスカ・ブリストル湾に浮かぶ四角い形の刑務所。"パンドラの島"とも呼ばれるそこで、この日も脱獄を図った一人の囚人が所長のキッカースに捕らえられた。囚人は刑務主任のデッドマンに散々殴り付けられた末、キッカースに拳銃でトドメを刺される。これで通算19人目・・・ 一人減ればまた入ってくる者あり。その日、ヘリコプターで"パンドラの島"に新たに送られてきた一人の囚人、そいつはゴルゴ13だった―――――― ゴルゴ13は"デューク・東郷"の名で、強盗・婦女暴行・殺人未遂等の罪による無期懲役囚として送り込まれてきた。刑務所の入口には"Be Hopeful"(希望を持て)という所長の言葉が掲げられていた。死刑と終身刑の囚人ばかりの刑務所で「希望を持て」とは一体・・・ ゴルゴ13を出迎えたキッカースは中庭に建てられた囚人数確認ライトを彼に示し、間違ってもあいつを赤に変えたいなどとは思わないことだと警告する。これまでに脱獄を試みた19人は全員、キッカースの拳銃のグリップに刻まれたキルマークとなっている。昨日と明日の間には何も起こりはしない、何も起こりはしないのだと。それが入口の「希望を持て」の意味かとのゴルゴ13の問いに自慢げに答えるキッカース。「ここに来る奴の心理は不思議な反応を示す・・・死ねと言えば生に執着する、希望を持てと言えば諦める」だが、ゴルゴ13は「なるほど、ひねた小男の考えそうなことだ」と冷ややかに言い放つ。侮辱された怒りに震えつつ、キッカースは彼を監房へと向かわせる。 食事の時間を迎えた刑務所の食堂。所長を侮辱したゴルゴ13はペナルティとしてメシ抜きを言い渡されるが、表情一つ変えない彼を同室の囚人マウスは只者ではないと睨む。一方、ゴルゴ13は灰色の囚人服を着た一際人相の悪い囚人たちに目を留める。彼らは西の特別房に収容されている死刑囚たちで、脱走や看守への暴行など何でもやらかす連中だという。 私語を続けるマウスを咎めたデッドマンをブルドッグと小馬鹿にするゴルゴ13。怒って殴りかかったデッドマンをゴルゴ13は逆に殴り倒し、駆け付けた他の看守たちまで叩きのめす。そこへ駆け付けたキッカースは、終身刑の囚人が他人に暴行を働いた場合はすべて死刑に処するというアラスカ刑法第350条を盾に、10回土下座して謝れば許してやろうと迫るが、ゴルゴ13は「俺が頭を下げたからって小男が大きくなるものでもないぜ」と逆に挑発し、キッカースからアラスカ刑法第350条により死刑囚として西の特別房への収容を言い渡される。 西の特別房に入れられたゴルゴ13に、隣の監房のブルーアイ・ザラスという死刑囚が声をかける。ザラスは死刑囚になることを全然恐れていない、どうせ外に出られると言わんばかりの彼の態度が気になっていた。ここは脱獄絶対不可能といわれる"パンドラの島"、これまでに19人が脱獄を試みたが全員生きて帰れなかった。建物の外は投光器で厳重に見張られており屋上へ登るのは不可能、建物の外に出られた者もいたが、島の外の激しい潮流を泳いで渡れる者はいない。そんなザラスにゴルゴ13は「逃げたいか?」と脱獄を持ちかける・・・ ゴルゴ13の話に乗ったザラスは、自分が労務作業をしている5階の自動車部品工場からワセリンとグリス、靴下、グラインダーの破片と紙ヤスリの金剛砂を入手し、靴下を解いて作った紐にワセリンを塗ってグラインダーの破片とヤスリの砂をまぶして即製の紐ヤスリを作る。食堂でザラスから知らせを受けたゴルゴ13は、夜に脱獄を決行すると告げる。そんなゴルゴ13の企みを察したマウスは自分も連れて行ってくれとこっそり頼み込むが、彼は応えない・・・実は、マウスはキッカースの指示で死刑囚から無期懲役に減免される代わりに他の囚人たちの動向を監視させられていた。キッカースたちから東郷(ゴルゴ13)の動向を訊かれたマウスは、特に怪しい素振りはないと答えるが、東郷の動向を訝しむキッカースは絶対に見逃すなと厳命する。 その夜、ゴルゴ13とザラスは即製の紐ヤスリで監房の鉄格子を切断し、全身にグリスを塗りたくると、毛布を裂いて作ったロープを伝って監房から中庭へと脱出した。そのまま建物沿いに南側の雨樋まで走ると、雨樋のパイプをよじ登って屋上へと向かう。その途中、監視哨の二つのライトが二人を照らすが、何故か発見されることはなく、二人は無事屋上へと辿り着いた。ゴルゴ13は二つのライトが建物の5階の辺りで一つに重なることを見抜き、それによって生じるハレーションを利用して監視哨の目を逃れたのだ。と、そこへマウスが現れて自分も連れて行ってくれと懇願するが、その後を密かに追っていたキッカースとデッドマンが立ち塞がった。キッカースはゴルゴ13に拳銃を向けるが、マウスが二人を逃がそうと彼に飛びかかって銃弾に斃れる。虚を突かれたキッカースはゴルゴ13に殴り飛ばされて屋上から転落して死亡、デッドマンもザラスに殴り倒される。そのまま屋上から海に飛び込んだ二人は身体に塗ったグリスのおかげで冷たい海水を堪え、出動してきた監視艇に乗り移ると看守たちを海に叩き込んで艇を奪い、ついに脱獄に成功したのだった。 一夜明けて、とある島に上陸したゴルゴ13とザラス。彼が衣服や武器を事前に準備していたことに驚くザラスだったが、ゴルゴ13はM16A2を組み立てるとザラスに銃弾を浴びせる。「おまえが死刑になるまで待てないという奴がいたんだ」「く、くそ、奴らは俺が死ぬ前に喋るとでも・・・」東郷の本当の目的が自分の始末だったことを知り、ザラスは最後に名前を問う。「俺の名前は、ゴルゴ13」ゴルゴ13はそう答えると、不敵な笑みを浮かべるザラスにトドメを刺すのだった――――――○○○○○○『ゴルゴ13』シリーズには、ゴルゴ13が刑務所内に潜む標的を始末するためにわざと刑務所に囚人として送り込まれるというパターンのエピソードがいくつかありますが、本作はその一番最初に当たる話です。1969年初出とシリーズの中でもかなり初期のエピソードで、"デューク・東郷"というゴルゴ13の通称が初登場し、連載初期らしく今からは考えられないくらいゴルゴ13の表情や台詞が起伏に富んでいるのが印象的です。それ故に、今の無口で無感情な狙撃マシーンのゴルゴ13として描かれているアニメ版で本作がどう表現されるのか気になっていました。 結論だけ先に言うと、やっぱりゴルゴ13は今のゴルゴ13でした(謎) ほくそ笑んだりはしないものの「なるほど、ひねた小男の考えそうなことだ」「俺が頭を下げたからって小男が大きくなるものでもないぜ」という原作の印象的な台詞はそのままですが、食堂で看守をバカにするときの「人間の俺がブルドッグにお預けを食ってると思うと笑えてきてね」という台詞は流石に笑わないせいか単純化されてました。ラストでザラスにトドメを刺すときの「俺が相手に名乗ったのは今度が初めてだ」という台詞もアニメでは省かれましたが、この辺は殺すためとはいえ共に死線をくぐったザラスに敬意を表して自ら名乗るという原作の持ち味をもうちょっと生かしてくれるとよかった気もします。ちなみに、原作と同様にアニメでもゴルゴ13が自分から通称を名乗ったのは本作が最初だったりします。 今回はストーリーに多少起伏を持たせるためか、屋上に登ったゴルゴ13とザラスの前にキッカース所長が立ち塞がる原作にはない展開が入るなど、久々にアレンジが多めでした。まぁそれ自体は予想通りではあるし、ストーリーの流れも概ね原作通りではあるんですが(笑) 今回ゴルゴ13に声をかけていた出っ歯の囚人、原作ではゴルゴ13の通称の由来とされる"ゴルゴダの棺桶"の逸話を知っていて、入ってきたゴルゴ13の前でそれを喋ろうとして一睨みされてしまう名無しの小男でしたが、アニメではマウス(出っ歯or所長のスパイだからかこの名前?)という名前を与えられ、キッカース所長の駒として囚人たちの内情を探らされていました。とはいえ、散々キッカースに圧力をかけられながらも実はゴルゴ13の脱獄について一言も喋らず、最後は二人を逃がそうと自ら所長に楯突いて死ぬなど意外にいい奴だったり。最後の彼が自分も連れて行ってくれと懇願して射殺される結末は原作の『ロベン監獄島』に出てくる囚人を思わせます。 一方、ゴルゴ13の前に立ち塞がるキッカース所長は、ゴルゴ13に散々小男呼ばわりされて怒る姿は原作通りですが、原作では脱出不可能とされた自分の刑務所から脱獄者を出したことに悔しがるだけで終わるのに対し、アニメでは狡猾にもゴルゴ13とザラスの前に立ち塞がったと思いきやあっさり殴られて転落死してしまうという哀れなオチが・・・ぶっちゃけ放っておいても本筋には関わりないキャラとはいえ、視聴者的には嫌な印象のキャラなのでくたばってくれた方がカタルシスが盛り上がるという演出なんでしょうかね。あと、アニメでは愛用のコルト・パイソンのグリップに脱獄に失敗して死んだ人数をキルマークとして刻んでいる余計にアブナい小男になってました。こういう狡猾だが見かけ倒しな小男キャラには青野武の声がよく合いますね(爆) なお、今回一つ残念だったのは、ラストでゴルゴ13がザラスを仕留めるシーンで、彼が使うM16A2のスコープが付いてたり付いてなかったりという明らかな作画ミスがあったことでした。 ところで、毎回変わる『ゴルゴ13』アニメ版のアイキャッチですが、今回のゴルゴ13のバックでCz75(それも初期型のいわゆるショートフレームというえらくマニアックな)を持ってるベレー帽の軍人風のおっさんって・・・・・・誰?
2008.06.07
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昼勤帰りにチェックした今月の漫画『PLUTO』(浦沢直樹/手塚治虫)はAct.55『大いなる目覚めの巻』。 "プルートゥ"に敗れてノルウェーの明けの空についに散ったエプシロンと、それと入れ替わるように日本の科学省でついに目覚めたアトムの姿が描かれる今回。最後まで自分たちを守ったエプシロンの両手に寄り添って彼の死を悲しむワシリー少年の姿は、原作で幼稚園の少年がもげたエプシロンの両手に掴まれたまま泣き叫ぶ悲劇的なシーンを巧妙にアレンジしています。命の恩人たるエプシロンの死を目の前で看取ったワシリー少年は、エプシロンの最期の願いにこれからどう応えるのか・・・ 一方、ウランが見守る中、天馬博士によって"60億の混沌"を一つの方向に統制する"極端な感情"を与えられてついに再起動したアトムですが、目が怖い・・・読む限りでは天馬博士も予想しなかった別の要素がさらに入り込んだようで、それは遠いノルウェーの空でエプシロンが今際に発したメッセージによるものなのでしょうか? 天馬博士が心の底に抱く悲しみを見抜いたウランの感受性を「単に詩的な表現が上手いだけかもしれない」と敢えて否定した天馬博士の意図は・・・ トラキア合衆国の気象センターでエプシロンの友人アーノルドが見つけた柱の不気味なヒビ、そして起き上がったアトムが最後に呟いた「地球が壊れる」という呟きは、ノルウェーの地でワシリー少年とホーガンが目の当たりにした"ボラー"とおぼしき巨大な影がこれから呼び起こすかもしれない災厄を暗示しているのか? 来るべき最終章に向けてまだ物語は動きそうです。 さてそれはさておき、7月中旬に待望の『PLUTO』単行本第6集が出ますよー♪ 例によって豪華版先行発売で、7月18日に豪華版(1,500円)、30日に通常版(550円)が刊行されます。図書カード貯めて置いてよかった(笑)<今回のより詳細なレビューをご覧になりたい方は、当店のPLUTOコンテンツ"Branch of MOST"までどうぞ(^^)>*注:ブログよりレビューのアップが遅れる場合があります
2008.06.05
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巷ではすでにNTTドコモ、ソフトバンク等から夏商戦向けの携帯電話端末の新機種ラインナップが発表されて話題になってますが、そこへ一石を投じる可能性のあるビッグニュースが飛び込んできました。 以前、NTTドコモとソフトバンクモバイルが日本での販売について協議中と伝えられた米アップル社の携帯電話端末"iPhone"ですが、本日、ソフトバンクモバイルがアップル社と2008年中に日本国内でiPhoneを発売する契約を締結したと発表しました。*ソフトバンクモバイル株式会社 2008年6月4日プレスリリース 「iPhone」について 元々iPhoneは全世界で主流のGSM規格(第2世代=2G)の携帯電話端末としてリリースされましたが、アップル社では2008年中にオーストラリアおよびアジア地域でのiPhone発売を予定しており、それに合わせる形でW-CDMA規格(第3世代=3G)対応の新型iPhoneが発売されるのではないかと予想されていました。そして、日本国内ではその3G版iPhoneのキャリアとしてNTTドコモとソフトバンクモバイルが名乗りを上げていると報じられ、動向が注目されていました。巷では好調なソフトバンクに押され気味のNTTドコモがキャリアを獲得するのではないかとの予想が主流だったようですが、見事に引っ繰り返されました(苦笑) ただし、今回はあくまで日本国内でのiPhone発売について契約したとの発表だけで、発売されるiPhone端末の詳細や販売・契約形態等についてはまだ未定です。また、この契約はアップル社とソフトバンクモバイルの独占販売契約というわけではないようで、海外では複数のキャリアがiPhoneを発売している状況を見ると、今回袖にされた格好のNTTドコモもソフトバンクモバイルと共にキャリア契約を取れる可能性がないわけではなさそうです。 もしiPhoneがNTTドコモから発売されるようなら今のSO302iの後継機種として考えようかなぁと考えていた管理人ですが、ドコモから発売されないとなると微妙です。初めて携帯電話を持ってから○年間ずっとドコモ一筋できただけに、今更他社に乗り換えるのもめんどくさくてねぇ・・・(苦笑)まぁ、ソフトバンクとドコモが共にiPhoneを発売できるようになることを祈ってますさ(爆)
2008.06.04
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<←去年は土壇場でムダになってしまった乗艦券と戦死公報(笑)の山。今年はどうなるか?> 来る7月19・20日、海上自衛隊呉地方隊の平成20年度展示訓練が広島湾にて実施される予定です。詳細は下のURL参照。*愛媛地方協力本部広報ページ 平成20年度呉地方隊展示訓練の案内 ・・・・・・忘れもしない去年の8月、久々の大阪湾での実施ということで人生初のハガキ攻勢を試みてやっと4日の護衛艦『うみぎり』(DD158)の乗艦券をゲットし、大阪在住のリッドさんをお誘いしていざ大阪・天保山へ出かけるはずが、唐突に来襲したKYな台風5号のせいで4日の訓練予行の一般公開は中止の憂き目となり、泣く泣く大阪への交通手段を払い戻した無念は今も忘れておりません(爆) 今回の展示訓練は例年通り広島湾で実施されますが、今回の乗船場所は呉・宇品・岩国・松山の4ヶ所。長らく出向いてませんが、愛媛からの乗艦は久しぶりのような気がします。もちろん地元松山からの乗船を目指します。しかし、広島湾での実施では去年と違ってリッドさんは誘えそうにないなぁ・・・(残念) 今回は幸い19・20日とも公休日に当たるのですが、19日は夜勤最終日の翌朝のため、夜勤が上がった0800過ぎから西条を出て0900までに松山港に辿り着ける自信は管理人にはありません(苦笑)というわけで、両日とも応募しますが本命はあくまで20日です。競争率高そうだなぁ・・・(不安) 今回は3月末に護衛艦隊の大幅な改編が実施されてから初めての大規模な艦艇広報となるので、どんな艦艇が参加するか興味深いところです。まぁ少なくとも呉の第12護衛隊の参加は間違いなく確実でしょうけどね。 その他見学希望の各位、往復ハガキによる飽和攻撃の準備はよろしいか(笑)
2008.06.03
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今回からアニメ版『ゴルゴ13』の視聴はWeb上の動画サイトで可能な限り早くチェックし、復習としてテレビせとうちの放映日を待つことにしました。今までは逆だったんですが、いやぁやっぱり2chの感想スレとか見てるとどうしても早く見たい衝動を抑えられないもんで(苦笑)〔Target.8:動作・24分の4〕 原作:リイド社SPコミックス第18巻収録(1973年初出)CAST トムソン:田中正彦 ドン・ジョバンニ:渡部猛 トニー・ベントナ:秋元羊介 ナタリー:篠原恵美 リー:星野充昭 マック:石野竜三 ハーバート:武 虎 ニューヨーク・バターソンを縄張りとするメキシコ系地元組織のボス、トニー・ベントナは、組織の収益2,000万ドルを狙うニューヨーク・ファミリーに捕らえられて拷問に晒されるが、その顔は容赦ない苦痛にも関わらず何故か嗤っていた。ベントナは不敵に呟く。ニューヨーク・ファミリーのボスを殺すため、超一流のスナイパーを雇ったと・・・ 雨に煙るニューヨークのとある路地裏。ニューヨーク・ファミリーの暗殺部隊を率いるトムソンは、ゴルゴ13を倒すべく3人の刺客を差し向ける。路上を行くゴルゴ13を追う3人だったが、銃を抜こうとした次の瞬間、それより早く反応したゴルゴ13によって全員呆気なく返り討ちにされてしまった。だが、それはゴルゴ13の早撃ちの瞬間を映像に収めるためのトムソンの捨て駒だった。 一方、ベントナが自分の殺害を依頼した相手がゴルゴ13だと知ったニューヨーク・ファミリーのボス、ドン・ジョバンニは、自分が籠もるグランドホテル21階の部屋の窓すべてを特注の防弾ガラスに張り替えさせる。そして、トムソン率いる組織の暗殺部隊から選りすぐりのメンバーを呼び寄せてゴルゴ13の抹殺を目論む。 夜、ホテルに滞在するゴルゴ13はベントナとの接触を回想する――――――ベントナは20年かかって組織を作り上げ、バターソンの街を縄張りとしてきたが、そこへドン・ジョバンニ率いるニューヨーク・ファミリーが縄張りを横取りしようと迫ってきた。相手の強大な組織力の前に太刀打ちできない無念を晴らすべく、ベントナはゴルゴ13にドン・ジョバンニの殺害を依頼したのだった。 だが、そのベントナはある朝、街のゴミ捨て場で死体となって発見された。だが、その表情はゴルゴ13がドンを殺すことを確信しているかのように喜びを浮かべていた・・・ 各所に張り付けられたニューヨーク・ファミリーの見張りを尻目に街を歩くゴルゴ13の前に、ベントナの妻ナタリーが車で駆け付ける。ベントナの死を知ったナタリーは組織を解散させ、ロサンゼルス経由で故郷に帰ろうとしていた。ドン・ジョバンニが守りを固めてゴルゴ13を狙っていると知った彼女は、依頼人が死んだ以上危険を冒す必要はないと依頼をキャンセルしてニューヨークから離れるようゴルゴ13に促すが、ゴルゴ13は「仕事に入った以上、依頼人以外の話を聞く気はない」とナタリーの要請を突っぱね、車を降りて街に消えていく。 トムソンは組織の暗殺部隊の中でもベスト3と賞されるマック、リー、ハーバートの3人を呼び寄せ、ゴルゴ13の抹殺を命じる。撮影されたゴルゴ13と刺客3人の対決の映像をチェックした彼らは、ゴルゴ13の驚異的な早撃ちの腕に驚愕する。映像を分析したところ、ゴルゴ13の拳銃を抜く速さは4/24秒=0.17秒、敵1人を倒すのに1/24秒=0.04秒という神業的早業。だが、トムソンは暗殺部隊のベスト3たるマックたちが力を合わせれば渡り合えると自信を見せる・・・ ゴルゴ13の動向を探るトムソンたち。部下の一人は依頼人のベントナが死んだ以上依頼を遂行しないのではと疑うが、トムソンとマックたちはプロとして必ずやると確信する。やがて、予想通り街中にゴルゴ13が姿を現した。彼を尾行する見張りからの連絡で、トムソンはゴルゴ13がドンのいるグランドホテルから700m離れたKPR工場跡の鉄塔から狙撃しようとしていると推測し、ゴルゴ13はホテルの窓が防弾化されていることまでは知らないだろうと踏んで先回りして待ち構える。 KPR工場跡に到着したトムソンたちは、鉄塔から建て続けに響いたライフルの銃声を聞いてゴルゴ13が仕事に失敗し動揺していると確信、マックたちを正面から向かわせる。やがて、工場から出てきたゴルゴ13の前にマックたち3人が立ち塞がり、両者は静かに対峙する。と、そこへ急に車が走り込んできて、3人が一瞬気を取られた隙にゴルゴ13はアタッシュケースを投げ捨てて工場内に逃げ込んだ! 場に割り込んできた部下を殴り付けたトムソンは、その部下からドン・ジョバンニが射殺されたと知らされて愕然とする。そして、ゴルゴ13が投げ捨てたアタッシュケースの中からM16A2の部品が転がっているのを見て、ゴルゴ13が700mの距離からホテルの部屋の防弾ガラスの1点に弾丸を集中的に撃ち込み、それによって防弾ガラスが砕けて貫通した一弾がドンを射殺したと悟る。 直後、工場内から響き渡る3発の銃声! 慌てて駆け込んだトムソンが目の当たりにしたのは、敢えなく射殺されたマックたち3人の姿。そして、呆然と立ち尽くすトムソンを物陰からゴルゴ13の銃口が捉える――――――○○○○○○ アニメ版でゴルゴ13の声を演じる舘ひろしが一押しと推薦する本作は、依頼人が死んでも忠実に仕事を遂行するゴルゴ13のプロの矜持、防弾ガラスに守られた部屋の中の標的を遠距離からの狙撃で仕留めるまでのシークエンス、さらに標的側の刺客たちとの対決と、遠距離・近距離両方でのゴルゴ13の戦いぶりを楽しめる傑作です。『ゴルゴ13』シリーズの傑作エピソード13編を厳選した特装本シリーズの第3弾『BEST13 of ゴルゴ13 各界著名人セレクション』にも収録されています。BEST13 of ゴルゴ13 各界著名人セレクション <楽天ブックス/楽天アフィリエイト> 例によって尺を詰めつつも原作の雰囲気を上手く再現した今回ですが、粗というか物足りない描写も・・・ 冒頭のニューヨーク・ファミリーによるベントナの拷問シーンは、原作では電気椅子に縛り付けられて高圧電流で苦しめられた上に生爪まで剥がされるという容赦ない描写が展開されますが、アニメ版は流石にTV放映を考慮してか、暗い室内に閉じ込められた疲弊したベントナの画に彼の絶叫が何度もカットインするというイメージ的な表現に落ち着いています。でも、単に叫んでるだけなので原作を知らない視聴者には何故そうなるのかわからないような気も・・・せめて電気椅子による拷問くらいはアニメで再現してもよかったんじゃないでしょうか。少なくとも爪剥がしよりは遥かにソフトですよ(笑) あと、このシーンの最後にベントナは「ニューヨーク・ファミリーのドンの殺害を超一流のスナイパーに依頼した」と笑って呟きますが、原作ではベントナは最期まで口を割ることはなく、彼の薄ら笑いに疑問を感じたドンが彼の接触した人物を調べていくうちにゴルゴ13の存在に行き当たるという展開になっています。恐らくアニメは尺の都合もあってベントナが遠回しに言い放つ演出にしたのでしょうが、このために後でゴルゴ13がベントナの妻ナタリーと接触するシーンで、「ベントナが口を割ったのか?」とゴルゴ13が問うたのに対する部下の「ボスはそんな男じゃねえ」という台詞に矛盾が生じてしまっているのが気になりました。この辺の展開は原作通りにしてもよかった気がします。 個人的にストーリーや演出以上に気になるのはやっぱり銃器描写(笑)原作ではゴルゴ13はお約束の"リボルバー&サイレンサー"を使ってますが、アニメ版では自動拳銃にサイレンサーを付けて使用。この辺の銃器考証は流石に行き届いてるようです。ちなみに、ゴルゴ13が使う拳銃がコルト・ガバメントなのは舘ひろしからのオファーなんでしょうか?(笑) ガバといえば、ドン・ジョバンニが防弾ガラスの性能を確かめるための試し撃ちのシーンも原作ではガバでしたがアニメでは今風を狙ったのかSIG/ザウェル、それもフレームにレールマウント付きでした。ちなみに、今回も含めてフィクションではまったく傷付くことなく弾丸を弾き返すよう描写されがちな防弾ガラスですが、実際には被弾すれば傷付いてヒビが入る(というより表面は砕けて食い込むが積層構造で弾丸を止める)ので、普通に考えると自分から防弾ガラスに被弾させて性能を落とすような真似はするべきじゃない気がしますが、この辺はそもそも原作がそうなのでツッコむのは酷ですね(笑)あと、室内で跳ね返った弾は危ないよと言いたいところですが、これも原作が(ry で、その防弾ガラスをゴルゴ13が700mの距離から連続狙撃によって撃ち抜いて標的を仕留める本作の一番の見所シーン。原作では"無反動速射RT15連発銃"という架空のブルパップ式カービンを使っていましたが、改めて調べてみると、ディテールをかなり弄っているものの1970年代前半にアメリカ空軍がパイロットの自衛用火器として研究していた.221IMP試作ブルパップ・ライフルがモデルになっているようです。コルト社が.221IMPの試作銃を完成させた1973年はちょうど本作の初出の年でもあります。 これをアニメ版でどう描写するのか注目していましたが、蓋を開けてみれば何のことはないM16A2を使用したのでした(笑).221IMP試作ライフルは後にこれを原型にした5.56mm口径のモデルが"ブッシュマスター"の名称で市販されたことがありますが、流石に現代の設定の本作で出すのは無理だったのでしょうね。真面目に5.56mm×45弾薬の性能を考えると距離700mから防弾ガラスの1点に複数の弾丸を集束するのは難しい気がしますが、そこはまぁアニメですから(爆)ちなみに、ガラスを突き破ってドンをヒットする最後の一弾は弾丸の先端が飛び出したような形状になっていましたが、調べてみるとロシアの9mm×39VSS弾薬には貫通力を高めるため非常に長いスチール弾芯を内蔵してその先端部がジャケットから飛び出した形状の徹甲弾があるようで、それを参考にデザインしたのでしょうか。今回の仕事のために製作させたカスタム弾なのだろうと解釈できます。 余談ですが、初期の防弾ガラスは単純に強化ガラスを重ね合わせて分厚くしたもので、剛性はあるものの加工性に欠け、防弾性能を得ようとすると厚さと重量が増えてしまうのが欠点でした。その後、1970年代にポリカーボネートと強化ガラスを貼り合わせたタイプが登場して厚さと重量の軽減に成功し、現在のものはガラスとポリカーボネート等の樹脂素材の多層構造によりより薄く軽量になっているそうです。 相変わらずサブキャラの声優がいい味出してる今回。ドン・ジョバンニ役に渡部猛、ベントナ役に秋元羊介らベテランを揃えたほか、トムソン役の田中正彦の熱演が光ってました。あと、個人的には暗殺部隊の殺し屋役として『新機動戦記ガンダムW』の張五飛役でお馴染み石野竜三が登場していたのが懐かしかったです。
2008.06.02
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今日のキバは夜勤明けにリアルタイムでチェック。今回からエンディングテーマが変わったようで・・・【第19話 フュージョン・オーラの嵐】 1986年。自分へのご褒美と称してまたもパフェに舌鼓を打つ"ルーク"。たまたま通りかかった女性を襲った彼は、女性が持っていた結婚雑誌を見て花嫁を標的にした新たなタイムプレイを思い付く。 とある教会で行われていた結婚式の場に現れた"ルーク"は、花嫁を襲ってライフエナジーを奪い取る。そこへ偶然参列していたゆりは、ファンガイアスレイヤーを振るって母の仇たる"ルーク"に敢然と立ち向かうがまったく相手にされず、教会の扉に叩き付けられた上に顔の横にスレイヤーを投げ付けられてその場にへたり込んでしまった。"ルーク"は怯える彼女に悠然と近付くも、それ以上相手にせず立ち去っていった・・・ そして現在、奇しくもその剣の刺さった痕が残る教会の扉を渡と静香が通りかかっていた。 今日も静香と共に公園でニスの材料集めに励む渡だが、今回の材料はカタツムリの殻らしい。端から見ればアヤシいことこの上ない二人は、通りかかったガラの悪い男子高校生3人組に絡まれてしまう。が、そこへ颯爽と現れて渡たちを救ったのは襟立健吾だった!『カフェ・マル・ダムール』で再会を喜び合う渡と健吾。健吾は以前自分を救ってくれた謎の戦士キバの勇姿に自分の目指すべき新たなロックを感じているらしい。キバの正体に興味津々の健吾に対し、自分がキバだと言い出せるはずもない渡は閉口するしかない。だが、そこへやってきた名護はキバをかつて人類を破滅に追いやろうとしたファンガイア以上の脅威だと断言して譲らない。そこへ恵も加わって「キバはかつてのキバとは違うのかもしれない」と名護に反論。そこで、健吾は以前祖母の遺産を見つけてくれたという知り合いの霊能力者にキバの正体を霊視してもらおうと思い付く。渡は渋るが、何やら名護も乗り気なようで、結局連れて行かれることに。 かくて、渡たちはその自称霊能力者を訪ねるが、見るからにアヤシげな自称霊能力者は結局失敗して気絶。が、何故か渡まで気を失ってしまう。自宅に戻されてやっと意識を取り戻した渡だったが、何やら人格が一変していた。恵たちを泥棒と勘違いしたのか「そうか、俺の心を盗みに来たのか、ほら盗め」などと妙にキザな台詞で恵に迫るが、すぐに元に戻る。何が何だかわからない渡は、それが自分の父・音也の魂だとは知る由もない・・・ 86年。何としても"ルーク"を倒したいゆりは『カフェ・マル・ダムール』で次狼にイクサを貸してほしいと懇願するが、おまえでは無理だと相手にされず、怒って店を後にする。そんな次狼は音也がいきなり差し出してきたおニャン子クラブメンバー・山本スーザン久美子のサイン色紙を見てマスターの木戸と一緒に思わず狂喜するが、よく見ればそれは音也の書いた偽物。浮かれていた次狼はその隙に音也にイクサナックルを奪われたことに気付いて歯噛みする・・・ 音也はゆりを追いかけると「気がすむまでやればいい。おまえの後ろにはいつも俺がいる」と彼女にイクサナックルを手渡す。ゆりは感謝しつつ音也に当て身を食らわすと、イクサナックルを手に"ルーク"を探す。やがて、またも教会で花嫁を襲っていた"ルーク"を発見したゆりはイクサナックルを構えて立ち向かおうとするが、平然と構える"ルーク"を前にして威圧され身動きできない自分に愕然とし、結局そのまま見逃してしまうのだった。 現在。買い物を終えて帰宅途中の渡と静香は、先程健吾に撃退された不良高校生3人組にまたも絡まれるが、その時再び渡に音也の魂が憑依。「この世で嫌いなものが二つある。コンニャクとアホなガキだ」音也が憑依した渡は軽やかなフットワークで高校生たちを蹴散らすと、唖然とする静香を置いて一人街を闊歩する。自分が遥か未来の2008年にいて、しかも見知らぬ青年の姿になっていることに驚く音也だったが、偶然誘われたメイド喫茶で可愛いメイドたちにご奉仕されてすっかりご満悦。が、そこで憑依が解けて元の渡に戻る・・・ その時、例の高校生3人組がレディバグファンガイアに襲われた! 気配を察して駆け付けた渡はキバに変身、指で挑発しながら軽快な戦いでレディバグファンガイアを圧倒するが、相手もやられたと見せかけて背後から高圧電流で不意打ちする狡猾ぶりを見せる。キバはバッシャーマグナムを召喚してバッシャーフォームとなり、空を飛ぶレディバグファンガイアを銃撃で撃退する。だが、変身解除した渡はまたも音也の魂に憑依されていた。戸惑うキバットバットIII世を裏拳で追い払った渡=音也は、自分が未来の息子に乗り移っていることなど知る由もなく・・・ その頃、健吾は名護にもキバについて聞こうとまとわりついていたが、そこへキバに追われて逃げてきたレディバグファンガイアが現れた。名護はイクサナックルから光弾を放ってレディバグファンガイアを叩き落とすが、相手の反撃に遭いイクサナックルを落としてしまう。それでも名護は素手で反撃、さらに駆け付けた恵もボウガンを手に加勢する。健吾は連携してファンガイアに立ち向かう二人の姿に思わず魅了される。 だが、イクサに変身できない名護はやがて恵共々レディバグファンガイアに叩きのめされ、加勢しようとした健吾も一撃で昏倒させられる。負傷した恵は咄嗟に落ちていたイクサナックルを拾うが、レディバグファンガイアは相手が多くの同胞を倒してきたイクサだと知ると、名護と健吾を人質に捕まえて「イクサとして戦いに来い」と彼女に挑戦状を叩き付ける。 しかし、恵が気を失った直後、そこへ音也が憑依した渡が現れた。この時代にもまだファンガイアがいることに呆れた様子の彼は、レディバグファンガイアの誰何の声に悠然と「紅音也だ」と名乗る――――――□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、過去編でも度々ネタになっている1980年代の伝説のアイドルプロジェクト・おニャン子クラブについて。今時の若い世代は彼女たちを生み出したTV番組『夕やけニャンニャン』の存在すら知らないんだろうなぁ・・・活動期間自体は2年半と決して長くはありませんでしたが、その瞬間湯沸かし器的な人気沸騰によって良くも悪くもいわゆるアイドルビジネスの方向性を大きく変えた存在といえます。 さて、今夏公開予定のキバ劇場版では渡と音也および恵とゆりが時を超えて共演するようですが、それを先取りするかのようにTV本編でも渡と音也の共演が実現!? 久々に登場した襟立健吾は以前の渡への誤解もすっかり解けたようでまずは一安心。自分を助けたキバの勇姿に新たなロックの魂を見出そうとしているらしい彼は、知り合いだというアヤシげな自称霊能力者の力を借りてキバの正体を探ろうと試みますが、それが渡に思わぬ事態をもたらすことに・・・果たして健吾がキバ=渡と知る日は来るのでしょうか? そして、その自称霊能力者のヘンなまじないのせいか、渡に何故か父・音也の魂が憑依してしまうという予想外の展開が! 何だか電王を思わせる今回のお話ですが、思えば春の映画電王&キバでも渡がモモタロスに憑依されてワイルド化したのは記憶に新しいところです。電王で1人4役を演じ分けた良太郎役の佐藤健君の演技は実に見事でしたが、今回の瀬戸康史君の音也へのなりきりぶりもなかなかのものでした。しかし今回の渡、ニスの材料にカタツムリを試そうとするという久々の電波ぶりを発揮・・・(笑)エスカルゴなら煮て食っても美味いんだろうけどなぁ(何) レディバグファンガイアとの最初の対決で指で相手を挑発するなどいつもと一味違う戦いを見せた今回のキバですが、もしかしてこの時すでに音也に再憑依されてたのかな? もし音也が憑依した状態でのこの戦いぶりだとしたら、22年前でイクサとして戦った経験の賜物ということなのかも。もっとも、キバットや渡を知らない辺り、少なくとも"渡の父となった時代"あるいは"渡の前のキバが存在する時代"の音也ではないようですが。それにしても、22年前の感覚では想像すら付かないであろう現在のメイド喫茶にもすんなり馴染んでる辺りは何というか流石音也ですね(爆) 何はともあれ、音也にしてみれば遥か未来である2008年の世界、そしてその存在すら予想も付かない未来の我が子と接することになったわけですが、これは22年前の展開にも何らかの影響をもたらすのかな? 前回はヒドいコワれっぷりだった名護ですが、今回は流石に元に戻った様子(笑)まぁキバに対する敵視っぷりや渡に持論を押し付ける態度は相変わらずですが、キバの正体を霊視してもらおうという健吾の提案に「FBIの未解決事件も霊能力者の働きによって解決したことがある」と乗ってみせる彼らしからぬ一面も。ところで、名護が言っていた「かつてキバは人類を破滅へと追い込もうとしたファンガイア以上の脅威」という台詞はキバを敵視するあまりの脳内妄想(爆)なのか、それとも過去に実際に起きたキバを巡る仄暗い出来事の暗示なのか・・・しかし、今までの名護の行状を見てると圧倒的に前者に思えてしまうのは何故なんでしょうね(笑) 母の仇たる"ルーク"を倒したい一心で念願のイクサを手にしたものの、"ルーク"の圧倒的な存在感に恐怖が先走って戦えなくなってしまった22年前のゆり。一方、イクサを敵視するレディバグファンガイアに名護と健吾を人質にされ、手負いのままイクサとして戦いに来るよう挑発された現在の恵。それぞれの時間軸で念願のイクサを手にしながら敵を前にして思わぬ苦悩に陥った母子に救いの手を差し伸べるのは、時を超えて活躍する音也なのでしょうか・・・? 今回の敵はテントウムシがモチーフのレディバグファンガイア。過去に多くの同胞を倒してきたイクサに並々ならぬ敵意を抱いているようですが、22年前の初代イクサでさえ初戦でイヤーウイッグファンガイアを倒すほどの性能だったことを考えると、その後のイクサシステムの改良が良好に推移したことが窺えます。しかし、イクサを敵視している割りにはあっさりキバに負けたかと思いきや背後から不意打ちを食らわしたり、恵と名護相手に押され気味になるなど、狡猾なんだけど強いんだか弱いんだか今一つわかりません(笑) 人間体が登場しないファンガイアは第11話のイヤーウイッグファンガイア以来2度目ですが、今回は去年の電王でのジェリーフィッシュイマジン役など特撮でも印象深い役柄をこなしている中尾隆聖が声を担当。やはり狡猾系のキャラには中尾氏の色気のある声がよく似合います(笑) レディバグファンガイアは"サバト"を召喚する能力を持っているようなので、次回は"サバト"とキャッスルドランの対決も楽しめそうです。そういえば、今回はバッシャーが召喚されるシーンで初めてキャッスルドラン内でのアームズモンスターの射出シークエンスが描写されてましたな。 さて、次回は22年前の音也の前に謎めいた女性・真夜が登場。もしかしてこの女性が・・・・・・?
2008.06.01
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