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石橋を叩いて壊してしまう性格の私としては、予備日の予備日を用意する事は精神衛生上極めて重要である。ということで、今日の帰りの便は夕方に設定して、2時頃まではデータが採れるようにしていたのだな。で、少し二日酔い気味の朝に起きてみると、これが良い天気で、ひょっとしてかろうじて晴れていたところを無理矢理取った一昨日のデータは捨てて、もう一回取り直す手がある事に気が付く。ということで、伊王島に日帰り温泉に行くつもりだったヨメサンには泣いてもらって再び稲佐山へ。一昨日と同じ作業を繰り返した。で、麓に降りてきてホテルで荷物をピックアップ。お昼に何か食べないとまずいような気がするけれども、干物になっていて食欲が湧かずどうしたものかと思っていたら、ヨメサンが「いなほ焼きというのがあって、オイシイから食え」と言う。どんなものかと聞いてみると、たこ焼きとお好み焼きを混ぜて大判焼きの具にしたものらしい。どんなものだかさっぱり想像が付かず、やっぱり食欲が湧かないのだけれども、一個100円と聞いて、それなら後学のためにと一つ求めてみる。で、確かにソースとマヨネーズとタコとキャベツの味がする。最初違和感があったけれども、平らげた後は、食い足りない感が残ったので、きっと美味しかったんだろう。そんないなほ焼き、まだ長崎周辺でしか売られていないとのこと。ということで、ここに書いておいていつか自分の先見の明を誇る材料にしよう。ところで最近中央線にも導入されて辟易している液晶の車内動画広告であるが、今回長崎のチンチン電車に乗ったら同じような設備がついていてビックリした。長崎の路面電車と言ったら、お古の車両を他所からもらってきて運用しているのだけど、そこに今風の液晶画面が無理矢理に取り付けられていて、ミスマッチ度合いと言ったらない。うえー、こんなところにまで広告主義が侵食してきたのかと暗澹たる気持ちに浸ろうと思ったら、そこに映し出されているのは広告ではなくて、熱帯魚が泳いでいる映像であった。これを悪意に取れば、媒体はあっても広告主がいなきゃあしょうがない、になるのであるけれども、ここは一つ、さすが長崎はこうまでして客を癒すのであるなあ、と言うことにしておこう。で、長い旅行が終わって帰ってきた。これだけ長いと人混みへの馴化が失われてしまっていて、空港から家までの道のりがしんどかった。でも、涼しくなっていたのはありがたい。
2007.08.31
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今日は天気が思わしくない時のための予備日。そんな予備日が雨模様ってどうなのよ。とはいえ、曲がりなりにも昨日データは取れているので問題なし。すべき事はないのだけれど、パックツアーだから帰りを変更できないし、そもそもそんな事をしたら上の子に恨まれる事必定。ということで、今回もS宮先生に御足労願うのである。県美術館で木のおもちゃ展があって、子供が遊べるらしい。とはいえ4歳児と2歳児連れてインドアで間が持つのは数時間がせいぜい。で、この雨をもたらしている前線は日本海にあるわけで、それなら南に下れば多少は天気も良くなるんじゃないかと去年も行った水仙の里に行ってみた。上の子がナマコ見たいと言うし。そしたら日頃の行いと言えよう雨が止むじゃあないですか。わしわしナマコを拾ってみるも、上の子はカニに気が行ってしまっていて目もくれないのである。子供って奴はなあ。夜はいつもの寿司屋で魚を。たらふく食べて二次会へ。今回家族連れだったので、昔の学生に連絡を取るのを避けていたのだけど、S宮先生が気を利かせて連絡してくれたのであるな。私が自分で動いたとしたら「子供の寝かしつけもせんと遊び回る気かコラア」とヨメサンにこっぴどく怒られるところ、S宮先生主導となると文句も言えまい。ということでホクホク出かけ、がちゃぴん嬢の取り出した任天堂DSで脳年齢を調べられる。56歳。
2007.08.30
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丸々二日間遊びまわったので今日はデータ取り。このデータは直射日光がある日でないと使い物にならないのであるけれども、朝起きてみたら厚い雲が窓から見える。ここしばらく天気予報をチェックしていなかったので気がつかなかったのだけど、どうやら前線が停滞している様子。しかもこれからしばらく天気が悪いとか。がーん!ツユクサに続いてクモでもボウズで帰るのかあと暗澹たる気持ちになるも、そうは言っていられないのでとりあえず稲佐山に登ってみる。すると西のほうから雲の切れ目が拡がってきて、気がつくと何とかデータが取れそうな天気に回復する。さすが稲佐山は私を裏切らないと思って調査開始。ギンナガがもう終わりかけていて、幼体がちらほら出始めていた。去年の今頃はまだ成体しかいなく数もたくさんだったわけで、今年は長崎も暑かったそうで、季節が少し早まっているのかもしれない。過去にギンナガスポットは二つあったのだけど、去年その一つからギンナガが一匹もいなくなっていた。で、今年はどうかと思って見てみると、一個体だけ発見することができたけれど、どうもここは今後使えないということで確定っぽい。とほほ。ところで、夏は素麺である、と私は何度も何度も主張してきたわけだが、いよいよ夏も終わりの気配。稲佐山のデータ取りは13時半には終わり、例によって干物状態だったので、ここは一つ夏を惜しんで九州名物そうめん流しにアタックすべしということになった。これはテーブルの上におかれた大きな金だらいのようなものの中で水がぐるぐる回っていて、そこに素麺を流し込み、すくって食べるというもの。洗濯機の中に素麺を放り込んだらこんな風かもしれない。竹の樋を重力にしたがって落ちてくる風流さとはチト違う。まあとにかく、こういう風にして食べさせる店があることを知ったのは東京に来てから。以来「なぜ長崎時代に食べなかったのか」とずっと心残りだったのである。って、今回そればっかり。で、ネットで調べて以前の勤務校から車で10分ほどのところに有名な店があることがわかったので行ってきた。で、奇矯な食べ方を楽しむただのアミューズメント系食事かと思っていたのが、実はとってもおいしいことがわかった。もっと利用しておけばよかったよ。夕方外海で夕日を見れないかと出かけたのだけど、厚い雲に阻まれて失敗。失意の夜は中華街で皿うどんを食す。いつも贔屓にしているお店が中華街にあって、実は昨日も使ったのだけど、美味しいので今日も行くことにした。ところが20時ごろ着いてみると、お客が一人もいない。我が家的には中華街ナンバーワンの美味しさということで意見の一致を見ているのに、こんなことでは困る。ということで、お店の名前を書いて宣伝しておこう。長崎に来たときには宝来軒でちゃんぽんということでみなさんよろしく。
2007.08.29
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玉名温泉とはその名の通り玉名市にある。で、玉名市は荒尾市の隣に位置していて、荒尾市とは全国1000万のウルトラファンの聖地、、って去年も同じ事を書いた記憶がある。ウチの人たちは私を含め、この一年何の成長もしていないって事ですな。というわけで、今年もやってきましたウルトラマンランド。今年は平日とはいえ夏休み中である。9月の平日だった去年と比べるとお客さんの数ざっと5倍強。スタッフの数およそ3倍。舞台に同時に出てくるキャラクター数2.5倍、ということでやはり夏休みは書き入れ時のよう。で、MCのお姉さんもなんだか若くてきれいかつ元気がいい。ひょっとしてギャラも高かったりするのでしょうか?それはともかく、そのMCのお姉さん、お昼時にはレストランにやってきて、DJブースでウルトラマンの主題歌をかけたりしている。で、曲が流れている間にふっとお姉さんのほうを見ると、次の作業をしながら曲にあわせて口ずさんでいるじゃないか!いや、そのお姉さんの楽しそうな姿にとても感銘を受けたのである。翻って私を省みるに、なんだかいつもいつも自分の仕事にブツブツ愚痴ってばかりいる。こういうのはいかんですたいね。仕事の種類によらず、いつでも明るく前向きにやっていかなくちゃいかんですたいね。で、これから仕事でネギーな思考に陥りそうになったら、このお姉さんのことを思い出して乗り切るべし、と思ってステージ上のお姉さんの写真を何枚か撮ったら、ヨメサンに露骨に軽蔑のまなざしを向けられたのである。去年と同じくフェリーで有明海を渡ったのだけれど、どうやらヨメサンは甲板からスナメリを見たらしい。うらやましい。宿は、春にも使ったホリデイ・イン。晩御飯はヨメサンの友人と中華街で。
2007.08.28
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というわけで、今日はまずは長湯温泉に。町営の御前湯。長湯は炭酸が入っていてシュワシュワということを聞いたことがあって、そりゃいったいどんな感じだろう?と、長崎時代から入る機会を狙っていたのだけど、結局チャンスがないまま東京に来てしまったことがずっと心残りだったのである。で、今日の目的地とは方向が違って、行程に無駄が出ることを覚悟の上赴いたわけだ。ところが入ってみてもちっとも気泡がついてこない。?と思っていると、脱衣場に「炭酸入りの温泉には二種類あって、気泡がつくのは炭酸泉。当温泉は炭酸水素泉で、気泡はつかないのだけれど、効能その他にはなんら問題ありません」という意の記述があった。がーん!じゃあ、私が4年間ずっと抱えていた思いは何だったのじゃ!失意の私に「これはがっかり温泉ね」と追い討ちをかけるヨメサン。しょぼんとして車に乗り込み少し走ると「ラムネ温泉」なる看板が見えてきた。温泉につかる人の周りに泡のある絵がついている。ハテ?あれは何?ひょっとして我々は入るところを間違えた?!ということでラムネ温泉に入りなおしたら、これがシュワシュワだった。炭酸が抜けないということは高温ではないわけで、湯温は32度。しかしあっという間に大小の泡に包まれて肌がぴりぴりしてきて、「これが炭酸の血管拡張効果」と聞くと「まさしくまさしく」という気になる。時間をロスしているので10分ほどしかつからなかったのだけど、次の機会は間違えないようにして、もっとゆっくり楽しむべしである。いやしかし、折角ここまで来ているのだからちゃんと下調べを十分にしておくべきだったのである。そうしていれば、こんなミスは避けられたはず。我ながらなぜこんなうかつな事をと、自省してみたわけだけれど、その結果、私はどうも自分のことを、九州の事を良く知っている人間とみなしているらしく、その自意識が下調べを妨げているらしいということがわかった。げに厄介なものは小人のプライドである。それはともかく、シュワシュワに満足したので車を西に向け長者原でお昼。で、筋湯温泉である。日本一の高さの打たせ湯で、ここの所ずっと調子の良くない腰を温める。本当は寒の地獄も行きたかったのだけど、ヨメサンに抵抗されたので今回はスルー。池山水源を経由して、今日の宿泊地玉名温泉尚玄山荘へ。ここは単純アルカリ泉で、阿蘇くじゅうの個性極まる温泉群からすると、刺激にかける部分があるけれども、ちゃんと源泉かけ流し。しっかり温まる湯であった。露天風呂に入っていると、ヤモリの水死体が浮いていたり、アブラゼミが飛び込んできたりしたのもおかし。晩御飯も美味し。
2007.08.27
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二日目である。トップバッターは私。実は、学会の一週間前まで実験しているという泥縄式の発表を久しぶりにやるということで、データの吟味や考察などを十分に煮詰めきらずに、どうも自分でもしっくり来ない部分を抱えながら、阿蘇に来てしまったのだな。で、昨日の午後遅くに人の話を聞いていて、突然自分の話に開いている大きな穴に気がついたという。そりゃしっくり来ないはずだ。で、一晩考えても、その穴を埋められる説明が思いつかなかったので、今日はその旨正直にしゃべると言うグダグダな発表になってしまったのである。それでも、その穴に気がつかないまま喋ってしまい、質疑応答で指摘されて立ち往生するというのは最悪のシナリオであって、それを回避できた事に救いを見出すと言うことで。で、今日の講演はキャンセルもあって3題だけで、その後キムラグモの観察会に。上の子もまじらさせてもらう。このディープな世界は4歳児にはまだよくわからなかったみたいだけど、土の斜面に開いた小さな穴に顔を近づけては興奮する大人ってのが世の中にいるんだということを、妙な常識を身につける前に見ておくのは悪くはなかろうて。ということで、正午前には学会も終わり、家族と合流。目指すは地獄温泉である。いや、某氏の薫陶を受けた結果、立派な温泉小魔王くらいにはなっている私だけれども、その温泉経験の中でも、最も忘れられないのが、この地獄温泉。長崎時代最後の年の冬に入ったとき、上がってから一時間近くも体がホカホカし続け、その後一週間体から硫黄のにおいが抜けないという強烈な経験をしたものである。以来、4年弱。もう一度あの体験をと夢見ながら、やっとこの日を迎えることができたわけだ。感涙。こんなに暑い夏に温泉でもなかろう等というネギーな考えはびた一文浮かばなかったよ。で、地獄温泉と言えば混浴泥湯のすずめの湯である。しかも露天で外から丸見え。ここに何のてらいもなく入れることは男として生まれて良かったことの一つと言える。ところが、ここには男女別の内湯もあって、そちらにも入っていると、壁の向こうからヨメサンの声。「あたしも露天に出るわよ」。さすがはヨメサン、極楽体験を羞恥心よりも優先させるとは立派なオバサン道開眼であることだ、と思ったら、どうも内湯で湯治に来ているオバサンたちから「あっちに入らないと何しに来たんだかわからない。バスタオル巻いて入ってもいいんだし、貸してやるから何としても入れ」と言われてその気になったらしい。というわけで、「最高の温泉は地獄温泉である」という私の意見の賛同者を一人増やすことに成功。それにしても、次の春は福岡で生態学会なのだけど、その後ここに二・三日湯治に来てやろうかと半分くらい本気で考える私なのであった。誰か一緒に行く人いませんか?今日の宿泊はレゾネイトクラブくじゅう。ここも温泉があるという話だったけれど、カルキ入りだった。でも、静かできれいな宿。阿蘇での宿のことを書くのを忘れていた。阿蘇プリにはゴルフ場があって、朝風呂に入ろうと6時に起きて歩いていると、ゴルフウェアに身を包んだ善男善女がぞろぞろ歩いていた。ゴルフって人をこんなにも早起きさせうるほど楽しいものなのかと感動していたら、ヨメサンに「だって昼間じゃ暑いじゃない」と指摘された。まったくそのとおり。で、その風呂は米塚温泉というもので、男湯は大観望から九重までの眺望が得られ、湯の質もよく、ヒットだった。プリンスだしお湯には期待してなかったので(ごめんなさい)、喜びもひとしお。これで温泉エンジン全開となる。ぜんぜん話は変わるが、部屋にはネットの回線が来ているみたいなので、初日に早速ケーブルを挿してみた。すると「プライベート接続 0¥」というような表示が出て、確認ボタンを押したら接続できたのだけど、ふっと不安になってフロントに聞いてみると一泊1500円の料金がかかると言う。そりゃ高すぎるわけだけれども、もう繋いじゃったし仕方ない。しかし、それならどこかにその旨書いておいてくれないとなー、と思いつつ二泊目は当然繋がなかったわけだ。そしたらチェックアウト時にはなぜか料金請求はなし。小心者が確認しなければ、何の問題もなかったのに、という話。
2007.08.26
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今日から講演本番。ササグモのオスが父性確保のために事が済んだ相手の交尾器を引きちぎっている可能性について、ひょっとしてギンメッキやサガオニでも起こっている?熊本の洞窟にいるコウモリは、繁殖の際にはもっと暖かい鹿児島の洞窟に移動しているらしい(←こんな話をなぜクモ学会で?)。それ自体は、へーそうか、という話なんだけど、後から良く考えてみれば、おそらくコウモリは一気に熊本から鹿児島にいけるわけじゃなかろうし、多分途中でいくつも洞窟を経由するんだろう。でも、行き当たりばったりに洞窟を探すのは、超音波知覚だけに頼る夜行性の動物には難しかろうはずで、ということは、彼らはその宿泊地の場所をあらかじめ知っているってことになる。もし、それがそうなら、移動ルートを知っているコウモリが知らないコウモリを導いてやっているだろうはずで、ってことはコウモリって群れで渡りをしているって事?これってコウモリ屋さんの常識?ってな事を考えた。懇親会は赤水温泉の白雲山荘というところ。大会参加者の多くが投宿しているところでもある(ウチは家族連れなので、少し離れた阿蘇プリ)。で、阿蘇プリでも懇親会でも、料理は海の幸が妙に目立ったのだな。阿蘇なのに何故?というか山の中だからこそ珍しい海産物を出すのが歓迎というものなのかも。私が講演を聴きながらあらぬ事を考えたりしている間、ヨメサンと子供はカドリードミニオンというところに行って来たらしい。一言で要約すると熊のサーカスなんだそうだ。面白いらしい。
2007.08.25
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今日から3日間、クモ学会で阿蘇で、その後は長崎でデータ取りである。こんな機会をヨメサンが私一人に独占させることは考えられないわけで、家族みんながついてきた。ということで、ついでに休みもとって家族旅行も組み込む欲張り旅行。とりあえず今日は移動。ここ数年ANAしか乗っていない当方であるが、九州方面だとスカイネットアジアの便があるのだ。で、ANAと共同運航、というかスカイネットアジアの席をANAと称して売っている。で、今回初めてその共同運航便を使うことになった。すると、ボーイング737である。すなわち、沖縄で派手に燃えたばかりの機体。さらに小さい。そのうえ今日は積乱雲の中を飛んだりして、派手にゆれてくれるのである。ヨメサンは手足にじっとり汗をかいたりぶーちんに歌を歌ったりして必死に絶えている。ところが私はといえば、そんなヨメサンを見てると「これぐらいで怖がってどうする」という気持ちがもたげてきて、あんまり怖くなかった。毒をもって毒を制す。ちょっと違う。
2007.08.24
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ああ涼しい。これが本来あるべき東京の夏。来月半ば締め切りの原稿のために、関連論文を再読。気を使うメールを2本英語で書く。2サンプル分の実験をするもデータにならず。夜、ヨメサンが寝たので「呪怨 パンデミック<日本語吹替版>」。チケット売り場のお姉さんが、妙にしつこく「吹替版ですけどよろしいですか?」と聞くので、一体何でだろうと思っていたら、大場久美子のレイア姫よりひどい吹替に出くわす事がよもやあろうとは、という話だった。いや、真面目な話、作り手のやる気を疑うね。お笑い芸人に恐怖映画の声を当てさせたらアカンやろう。吹替のセリフが聞こえてくる度に、湧き上がる違和感を押さえ込むのに心のリソースを食いつぶされてしまって、伽椰子の活躍をじっくり観賞できなかったよ。
2007.08.23
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瑞西の共同研究者からメール。網の形ネタのモデル部分の初稿が添付されている。このネタの基盤となるべき論文で、これさえ出てしまえば後はこちらが取った実証データをどんどん形にしていけるはず。ここ数年の成果の乏しい状態から脱却できる!思えば2000年に始まったネタであって、自分で言うのもなんだが、気が長い話である。これで一歩前進した気になったので、学会申し込みの方は、無理に欲張るのは止めて、これと言った売りの無い筋立てに仕上げて送る。
2007.08.22
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帰ってきてみると、アザラシDBにバグがあるから直せとの命。例によって自分の書いたスクリプトの意味を思い出すのに四苦八苦して午前中を費やす。で、午後。次の行動学会の申し込み締め切りは今月末なのだけど、わたしゃ明明後日から月末までクモ学会+データ取り+家族旅行で熊本ー長崎という去年と同じコースを回る事になっているので、その前に申し込みをしておかなきゃならない。で、ネタが無いのは相変わらずなのだけど、この夏の実験の成果のデータが少しはあるので、これをあーでもないこーでもないといじってみる。「これはきたー!」という一瞬があったけれども、解析してみると。。。今日のアイデアは短命な子だった。。。その結果、途方に暮れる。いや、まだ明日と明後日があるさ。夕方ゼミ生と秋野菜用の土作り。
2007.08.21
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ツユクサは見れなくても、関西名物、木を覆い尽くすクマゼミは見た。トホホ。と、いうわけで帰ってきた。ETC割引を上手く使えば、高速代7600円+ガソリン代5000円強の13000円程度に交通費をおさえられる事がわかった。新幹線より安いってのはどういうことだ。CO2排出量抑制の観点からするとこれはよろしくない。政策的に公共交通機関の運賃をグッと下げる事でここは一つ。昨日のオフ、「ゾディアック」を読んだ。フィンチャーの映画の原作。中身的には映画とほぼ同じなのだけど(というかフィンチャーが忠実に映画化したわけだ)、映画ではイマイチはっきりわからなかったディテールがよく理解できた。やっぱり実話物は書物で読む方が向いているように思う。
2007.08.20
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はるばる500kmを旅してきても、ツユクサが生えてないんじゃあしょうがない。一日オフ。U丸さんも私もまさか花が咲いてないとは一ミリも予想してなかったわけで、それはこれまでの経験からするとそんなに的外れじゃないと思うのだけど、つまりこれまでの私らの経験が如何に限定されたものであったかと言う事なのだな。まあしかし、これでとても大事な事がわかった。関西都市部でツユクサ見るなら8月じゃ遅い。それともう一つ課題。ツユクサは夜明けに咲く花で、開花直後の現象を観察したいと思ったら、調査地に公共交通機関で行くのは難しい。まだ動いてないからね。で、車でゴーになるのだけど、今回のように都市部だと車の止め場所に困ることがありうるのだな。数十分ならともかく、何時間も路駐するわけにはいかないし、住宅街の中だったりすると駐車場が見当たらなかったりする。
2007.08.19
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というわけで、二時間ほど寝てから待ち合わせの宝塚駅へ。U丸さんと学生さん二人と合流し、二手に分かれて調査地をまわり、ツユクサのおしべと種を採り、訪花昆虫の様子を観察するという手順。3日で10カ所ほどの調査地を片づける予定なので、今日は4カ所できればいいな、という。でもまあ、とりあえず最初は意思統一のために一カ所で作業をしてみようと、中山近くの調査地へ。そしたらほとんど咲いてない!げげ、これはまずいということで急遽予定を変更して、今回最低限これだけはやっておきたいという種の採取と、各調査地の状態サーベイのため、宝塚側と梅田側から順番にすべてを見てまわって、伊丹あたりで合流しようと言う。じゃんけんに負けた私と学生さんは梅田側。結果、花が咲いていたのは梅田だけで、大阪市内の他一カ所と尼崎二カ所は花のかけらもない。仕方がないので種だけ採って、「私もU丸さんも、これまで見てたところは10月くらいまで咲いてたんだけどねえ」と言い訳にもならないことを学生さんに訴えてみる。「都会だと季節性が違うのかねえ?」などと思いつきのようなことを言う私。「都市部だと側溝とかから生えていたりすることが多くて、水が安定しなくって、夏になると枯れてしまうってことかもしれませんよ」と返される。言われてみれば、全くその通り。で、宝塚隊と合流してみると、そちらも同じような結果とのこと。一方、種は順調に採れたわけで、一日目の終わりにして、可能な調査項目がなくなってしまうという事態に。まあ自然には逆らえないので、これにて終了。帰って泥のように眠る。
2007.08.18
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暑い。東方海上の太平洋高気圧の中心で爆弾千発くらい爆発させたら上昇気流が発生して勢力が弱まらないかしら、と妄言を吐きたくなるくらい暑い。そんな中、今日はオープンキャンパスである。ご苦労なことで。。。って人ごとのような言い方は通用しないのだ。今日は模擬講義の担当。普通にやっている話じゃなくてオープンキャンパス用に話を組み立てるのって、ちょっと本旨に反するんじゃないかと思っているのだけど、半年で一まとまりの話の一部だけ聞いてもらってもしようがなわけで、今回はひよってみて、畑ゼミみたいな色物もやってますよーという大学紹介的レクチャーにしてみた。で、最後に畑に連れて行ってプチトマトを振る舞っておしまい。こんなんでよいのでしょうかね?午後すぎて帰宅して、明日から三日間、関西でU丸さんとのツユクサ各駅停車の旅調査の第二弾があり、早朝からの作業と言うことで、今日のうちに関西入りするため3時半に出発。今回は家族もついてきて私の実家に泊まると言うことで、車でゴーとあいなった。例によってETC割引を受けるわけだけれども、深夜割引を全行程で一括して受けても、韮崎でいったん降りて通勤割引を受けて、その後を深夜割引にしても料金がほとんど変わらない。それなら、と休憩かたがた5時過ぎに韮崎でいったん降りて、贔屓の韮崎旭温泉に入る。ぬるめの炭酸泉なんだよねー。7時過ぎに再び韮崎から高速へで、8時過ぎに駒ヶ岳SA。晩ご飯休憩をとって、8時45分出発。後はノンストップで到着は0時2分。明日の待ち合わせは宝塚4時半なので、4時には起きなきゃならない。でも500?km走ってきて、興奮しきってている頭でそう簡単には寝付けませんわ。床で悶々として、おそらく2時頃眠りに落ちる。
2007.08.17
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ウチの家族は一昨日ヨメサンのお姉さんのところに遊びに行った。そこで長澤まさみ熱愛報道の話題になって、ヨメサンは相手の二宮某とは何者?とジャニーズの事に詳しいお姉さんに聞いたのだそうだ。お姉さん「嵐のメンバーよ」ヨメサン「嵐って何?」ぶーちん「たーいふう、の、こと?」上の子「(科学特捜隊の)アラシ隊員だー!」4歳児よりしっかりしている2歳児、という話。最近妊婦と間違われたヨメサンは、一念発起した。フラフープダイエットで下腹減量だ。で、私も「ほれ」と輪っかを渡されたわけだが、実は初体験。いや、だからどうだって事はないのだけれど、ヨメサンが「この事は日記に書かないでお願い」というから書いてみた。
2007.08.16
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今日は大学が停電なので、朝から研究室に出向いてクモの世話。停電は9時からだと聞いていたので7時過ぎに着いたのだけど、いざ来てみると8時からだと言う。慌てたけど、何とか間に合わせる。どうでもいいが、関東電気保安協会の人達が作業に来ていた。関西人的には電気保安協会と言われると、反射的にあの耳に付くフレーズを歌いだすわけであるが、「当たり前だけど、関東にも電気保安協会はあるのだなあ」と感じ入る。で、帰ってきてヨメサンにそのように訴えると、「?」という顔をされる。「なんだいあんた関西電気保安協会を知らないのか?」と聞くと「うんうん」と言う。しからばとYouTubeでCMを見せたところ、本当に知らない様子。そこでピンと閃いて、関東のはどんなCMかしら?と引き続きYouTubeで検索してみたところ、そんなものはアップされてなかったのであった。
2007.08.15
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畑のトウガラシが何物かにやられた。ヘタが残っているところからすると、ヒトの犯行ではないと推察される。しかし、私は味見してないけど、きっと辛かったに違いない。誰か知らないがこれで懲りてくれれば儲けもの。ヨメサン子供は葛西の水族館に行ってきた。帰ってきて上の子はウツボやらシュモクザメやらセミエビの事について、文字通り跳びはねながら(本当に一言単語を発してはジャンプする)話してくれた。寝所に入ってからも、いつまでも水族館の話をしていた。よっぽど楽しかったらしい(でもマグロは怖いらしい。なんで?)。良い事だと思う。
2007.08.14
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もし避けれるのなら避けたいものの一つが、ナガコガネグモのデータ取りだ。何が悲しうて真っ昼間に日を遮るもの一つ無い河原でスペクトロメーター振り回して歩かにゃならんのかと思うが、そんな風に科研費申請したのだから自業自得と言える。それにしても今日も暑かった。13時から始めたのだけど、30分過ぎた辺りから何度かフラッと来ることがあって、14時前に切り上げて帰ってくる。その後研究室でグッタリ一時間ほど休む。ひょっとして軽い熱中症だったか。畑のメロンはグイグイ成長してもう手の平大。しかし、見た目はメロンと言うかウリだ。思えばメロンだと認識しているのも学生がそう言ったからであって、そう言えば昔、ヨメサンが「ピーマンの苗を買ってきた」というから、そう信じて育てたらシシトウが生った事もあるし(つまりヨメサンが間違って買ってきた)、私のメロン栽培経験はもう20年も前のものだし、ひょっとしてマクワウリだったりしたらどうしよう(→食べれば良い)。マクワウリもメロンだと言えばそうなんだけど。
2007.08.13
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それにつけても暑い。暑いので、ここ数日畑の水やりをしている。なぜ私がやっているのか?それは訊かないで。。。負け惜しみ的に言うと、汗をかくのは気持ちが良いのですよ。。。それはともかく、そんな今日、ニンジンの畝に人の足跡があって、苗が一本倒れているのを発見。そして、今日収穫しようと思っていたトマトが一個なくなっている。どうもケモノ以外にも悪さをするものがいるらしい。
2007.08.12
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ショウジョウバエが採れない。飼育瓶の方はさっぱり不況続きだし、トラップをかけても、夏枯れなのか一匹も捕まらない。ということで、今日は実験できず。うー。ともかく、サンプル数も揃ったし秋の学会用のネタも出てきたし、今回の実験もそろそろ店じまいか。猖獗を極める暑さもやわらぎはじめる夕方5時頃、上下の子に連れられてウチの隣の大学構内に虫取りに。虫取り網は一つしかないので、いっちょ前の振りをしたがる下の子ことぶーちん二歳児の手には、魚取り用の網である。そんなぶーちんに捕獲されるノシメトンボってどうかと思う。
2007.08.11
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赤ちゃんの「脳発育促進ビデオ」、実際は有害? 生後8~16カ月の乳児の場合、乳児向けのDVDやビデオの1日の視聴時間が1時間増えるごとに、視聴していない乳児と比べて理解できる語が平均6~8語少なくなることを、ワシントン大学のフレデリック・ジマーマン氏とその同僚は発見した。 それよりも年長の幼児にはこれらのビデオによる害も益もないと、同氏らは「Journal of Pediatrics」で報告している。子育てをしている親にとって、テレビは(映るものが電波に乗ってこようがビデオやDVDだろうが)魔法の箱だ。これさえ子供に与えておけば、親の労力は(私の主観では)7割ほど減少するからだ。だから、多くの親がテレビを見せてしまうのはわかる。わかるんだけど、一方で、そういう悪魔のようによく効くものには、何か予想もしない副作用がある、というのは私が堅く信じていることの一つだ。というわけで、我が家では通常極力テレビはつけない。まあしかし、この記事によると、喃語で話しかけるのが赤ん坊の言語習得に重要らしい。他にも我々が自然にやっている事の中に、子供の発育に不可欠な要素が無いとも限らない。他にも子育ての手間を減らすための改良をやり過ぎて、そのようなものを知らず知らずに損なっていると言う事があるかもしれない。ヨメサンにも夏休みを、という今日は午後から子供の面倒を見た。そしてヨメサンは電車に乗って買物に。若い男性に席を譲られたそうだ。世の人は、妊婦と、妊婦に見える人に優しいという話。夜「トランスフォーマー」。ネットオークション勉強すべし、という話。全く期待していなかったが、どっこい面白かった。もし私が、17歳の高校生の男の子だったら、生涯のベスト5には入っていただろう。
2007.08.10
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晩ご飯のおかずにズッキーニとナスの揚げ浸しが出た。美味い。上の子も喜んで食べている。問題は下の子ことぶーちんである。彼は新しいものに対してすこぶる警戒心が強く、いくら「オイシイよ」といっても「イヤ!」と口に手を当てて拒絶だ。しばらくヨメサンと押し問答が続いたところ、突然、上の子「ぶーちん、ずっきーには滑り台の味がしておいしいよ!」ヨメサン「?!」ぶーちん、なぜだかにやにや笑いだす。ヨメサン「そ、そうよ、す、滑り台の味。しゅーってするのよ。食べたい?」ぶーちん「うん!」かくしてズッキーニはぶーちんの胃袋に収まったのである。そして、ナスはブランコの味。
2007.08.09
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畑は夏休みになってケアが行き届かなくなった。さすがにこのままだとまずかろうと、今日は一人で草むしり。夕方涼しくなってから、しかし蚊に襲われながら作業するか、蚊の心配は無いけど干物になる事請け合いの午後早いうちに作業するか、究極の選択と言える。干物、マイチョイス。で、オシロイバナをむしりまくっていたら、メロンが小さな小さな実をつけている事を発見する。いやしかし、草むしりは良い。かけた労力と比例して成果が出るから。世間はもっとこんな風にシンプルであるべきだと思う。今日から発売のiWorkに含まれる新Keynoteを早速使ってみようと企んだのだけど、なんと今日から大学は休みで、生協も開いてなくて入手かなわず。というわけで、学会準備ほぼ終わり。科研費絡みの実験の準備がやっと整い、帰り際に装置を仕掛ける。さて明朝ちゃんと動いているかどうか。「レミーのおいしいレストラン」。役に立つネズミの話。
2007.08.08
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今月下旬の学会の準備開始。で、ここのところサンプル数がたまってきた実験データを粗解析。えーっと、この実験はクモの網の形に餌が採れた場所がどう影響するか?って話で、餌を網の下半分につけた時と上半分につけた時とで、網の上下非対称性の変化を比較すると言う。で、通常上半分が大きな網を張るギンメッキは、下で餌がかかった後に網を張る時は上下の大きさをほぼ同じくらいにする、という順当な結果に。素晴らしい。ところがやはり予想もしない事が出てくるもの。実はこの実験はもともとはサガオニグモでやっていたカーン実験が上手く行かなかった時のバックアップとして始めたもので、「餌をやる場所もコントロールしておこう」って思いつきで操作を加えてたのね。で、上の結果は、対照群(つまりカーンしないで餌だけコントロールして与えた群)のもの。で、ふっと「カーン群ではどうなってるんだろう?」とデータを見てみたら、こっちは餌が採れた場所とは関係なく上下の大きさがほぼ同じの網を張っていた。つまり捕食者との遭遇経験に応じてクモは網の形を変えていて、さらにその反応は餌がかかった場所への反応より優先されると解釈できるわけだ。いやしかし、形式的な解釈はこれでいいのだけど、じゃあそうする意味って何なんだ?と考えると、さっぱりわからなくって途方に暮れる夏の日だった。わからないけど、これでまた学会発表ネタが一つ増えたぞしめしめ。
2007.08.07
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野外観察ゼミは最終日。これまで歩き回って撮影してきたいろんな生き物の写真を見て、図鑑を使ってはその名前を調べていく。私はと言えば、彼らの作業をそれとなく見ていて、隘路にはまったなと思ったら引き上げてやるだけなので、楽だと言えば楽だ。で、一日終わって学生曰く「名前を調べようと思ったら、一枚写真撮るだけじゃダメで、アップだったり全体だったり何枚か撮らなきゃいけないということがわかりました」。と、このゼミはそれなりの教育的効果があったと言うことで。しかし、これで前期の私の担当授業は完全に終了。ここ二週間くらい集中講義の事で頭が一杯で、主観的には例年より一ヶ月ほどたくさん仕事しているような気がしていたのよね。これからが本当の私の時間。「畑ゼミというと、野菜を作ってそれで単位までもらえるオイシイ授業だから学生は嬉々として鍬を振るう」というのは主宰する私の主観的認識というか単なる願望であって、現実には「難しい勉強無しに楽して単位ゲット」と思って受講する学生がいるのは止むを得ない部分がある。そういう人は、サボった結果として畑がどんなにひどい状態になっても全く気にしないんだよね。こういうのって点取り虫シンドロームの現れだと思うのだけど、これを取り除くのは教養担当の私の大きな目標だったりする。まあほとんど失敗なのだけど。てな事考えながら、夏休みでも畑の事を気にかけてくれるゼミ生と、開墾し残した最後の部分を夕方から拓く。で、ひとしきり汗をかいたので一緒にビール。適度にアルコールも回って、ここぞとばかりにクダを巻く。傍から見てたらうざいオヤジだ。でもまあこれも仕事のうち。
2007.08.06
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夜、ベランダのバケツでアカムシを餌に飼っていたヤゴが、さしてあった枝に上がってきていた。コノシメトンボらしい。実はトンボの羽化って見た事がないのでホクホク観察。あっという間に上半身が抜け、しばらくして全身が現れたわけだが、体と翅を伸ばしている間、どうもトンボが落ち着かなく脚を動かし続けている。イヤだなあと思っていたら案の定ポトッと水面に落ちてしまう。助け上げて再び枝につかまらせるも、やはりすぐに落下。何度かやっているうちに落ち着いて枝に止るようになったのだけど、時既に遅し。左前翅が曲がってしまった様子。かわいそうに。
2007.08.05
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先週ヨメサンのiBookが壊れた。画面が出てこなくなる、いわゆるブラックアウトという故障だ。もう5年目でCPUはG3,900というロートルなので、新調しようかと一瞬考えたのだけど、薄型MacBookがもうじき出るという噂のことを思うと踏み切れない。じゃあしばらく私のiBookを2人で共有するか?とも思ったのだけど、先の噂が間違いだったらいつまでも待ちぼうけになりかねない。ということで、45000円ほどを払って修理と相成った。ロジックボード交換。で、水曜日に戻ってきて、昨日から帰ってきたヨメサンが使いはじめたらば、今度は使用中に何の前触れも無くシステムが落ちる事頻発。ということで再び修理。そういえば研究室のPowerMacが壊れた時も元に戻るまで2往復したっけ。アップルの修理は迅速で良いなあといつも思っていたのだけど、それって故障原因をちゃんと究明せずにルーチンで部品交換しているからって事かしらね。
2007.08.04
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今日は高尾山に連れていった。心配されていたにわか雨に遭う事も無く、オバケかき氷をみんなで食べて帰ってきた。外に連れだすのはこれで終わり。あとは月曜日に室内でまとめをやって、今回終わり。研究室に戻り、ギンメッキの実験をしてヘトヘトで帰宅するとヨメサン子供が帰ってきていた。ウチでは旅の途中子供たちを静かにさせるために、子供用の雑誌を買うのが恒例である。で、最近は「テレビマガジン」というのが効果的で、よく使われる。で、これには戦隊物の巨大ロボットの紙工作とか付録でついているのだが、4歳児や2歳児にはまだ工作は難しいので、お父さんが作らなくてはならない。そう言えば私も幼少の頃、父親にこの手のものを作るのをせがんではイヤな顔をされていた事を思い出す。ということで、作りはじめたわけだけれども、私の頃と比べると、その複雑さたるや比べ物にならない。部品数でざっと3倍程度あろうか。一つ一つの作業はそれほど難しくはないけれども、とにかく工程が多い。完成まで一時間以上もかかってしまった。できたものはさすがに精妙なもので感心するわけだけれど、子供なんて別に大ざっぱな作りだって一向に気にしないのであって、お父さんの事を考えてもっとシンプルな作りの付録にしてください>講談社
2007.08.03
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長崎にいた時は車通勤だったのだけど、その途中長いトンネルと橋を通っていた。この道はしばしば渋滞して、よくトンネルの中や橋の上で車が流れるのを待っていたことを思い出す。そんなとき、ふっと「もしトンネルが崩落したら」とか「この橋が突然落ちたらどうしよう」とかイヤな想像にふけるのが、後ろ向きな私の日課だったのである。で、トンネルの出口付近で止る時は少しでも前の車との距離を詰めて、万一天井が落ちてきても潰れるのは車の後部だけになるようにしたり、橋の上なら橋脚部分の上で止るようにして、橋脚は倒れまい、とか思っていたものだ。そういう自分を省みるに、常々「その労力をもう少し前向きな事に使うべきである」と思ってきた。でも、今日の大ニュースからすると、意外と無駄な努力じゃないのかもしれない。ということで、東京でも頻度は低くなったが橋やトンネルを通過する事もあるのだから、これからも怠けずにいこうと思う。里山を10km程歩いた。今日も暑かった。後半学生たちはへばってきて、色々説明しても返事をするのがやっとの様子であった。そんな中の、今日のヒットはオナガグモ。こいつはこっちが思っているよりずっと良いネタみたいだ。それからまたスズミグモを見た。もうどこにでもいるのかもしれない。ショウジョウバエ不況はまだ続いていて、集中講義に出かけている間、またトラップを仕掛けてみたのである。腐ったバナナを使うわけだけれども、単純に瓶に入れて外に出しているだけだとあっという間にアリにたかられる。なので、水をひいたバットの中央に瓶をセットする。こうすると、飛んでくるものしかトラップされなくってグッド。で、帰ってきて「どのくらい採れたかしら」と見てみると、アリがたかっている!え?と思ったら、バットが少し離れたところにひっくり返されていた。まあカラスや野良猫や畑に出没するケモノが悪さをする可能性は無いではないのだけれど、だとしたらトラップの瓶もひっくり返されてしかるべき。しかしながら、瓶はしっかりと元の場所に立っていた。ではこれは人の仕業なのか?だとしたら何のために?解せない。
2007.08.02
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「あー、思い通りにならねえなあ。オレは何にも悪くないのにみんな責任とれとれってうるせえし。むしゃくしゃするったらありゃしねえ。しかしよく考えてみりゃあ、こうなったのはみんな奴のせいだ。あー、いまいましい。。。おいっ!バンソウコウのお前!責任とって今すぐ辞めちまいな!!」「え?でもこないだまでお前は責任を果たしているから辞めなくって良いっておっしゃってたじゃないですか」「うるせえ!もうお前の顔を見るのは我慢ならねえんだよ!辞めちまいな!!」って、今日のニュースはこういう事ですよねえ?今日から夏の集中講義で野外で自然観察。4日間野山を歩き回って虫とか花を見るだけで単位がもらえるお得な科目(暑いけどさ)で人気殺到とこちらは読んでいたのだけど、あにはからんや、受講希望者はたったの3名。で、実際に受けに来たのはそのうち2名。人気者になりたいわけじゃあないのだけど、ここまで少ないと正直なところ複雑な気持ちになる。まあ受けてくれる2人は大変熱心なので、やってて楽しいのだけどね。で、今日は近場でいつもハナアブを採る川の河原を4-5キロ歩いた。アゲハの吸水やら、ベッコウバチがクモを狩っているところとか見せたのだけど、一番受けたのがヒメガマだったというのが不思議なところ。で、梅雨明けした河原を歩き回ったわけですっかり干物と化した夕方、米を切らしていたので自転車でスーパーに買物に。すると前を走る青年のTシャツの背中に「弱いのってカッコ悪い」と書いてあった。それは断固として違うと私は言いたい。
2007.08.01
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