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2017/11/28エイプリル・マレン監督「アンダー・ハー・ マウス」観た。LGBTなど性的マイノリティのことがニュースになることも多い今日この頃。そーゆー流れの中で作られたレズのラブストーリー。「女同士」とゆーことを除けば普通のラブストーリー。三角関係も一角が女子になっただけで、よくあるふつうの三角関係。レズでもゲイでも恋愛にまつわる諸々は同じ。あたりまえのこと。ていねいに美しく撮られていて、よかった。いいなと思う場面も多かった。この作品は監督をはじめ主要スタッフのほとんどが女性。成人指定。性描写は相当に際どく激しい。男性器にボカシが入らず、女性の方にボカシが入る不思議。なんでかな主演のエリカ・リンダ―に尽きる作品。とにかくもうとんでもないイケメンっぷりだ。超絶魅力的なユニセックス。彼女に口説かれたら、ノンケの女子でも逃げることは難しい。けっこう簡単に寝ちゃうだろう。彼女が演じるダラスは、ジェンダーの壁を完全に越えてメンタルはほぼ男。職業は「大工」この職業の設定はやや安易かなと思わなくもない。「大工はなぜもてるのか」まあ、確かにその通り、美しくボーイッシュな女性の大工さんは、問答無用でかっこいい。ここで問題なのが、あまりに美しすぎるエリカ・リンダ―と一緒だと、相手の女の子がどうしても美しく見えないこと。普通のときはもちろん、ベッドでは更に...ジャスミン(ナタリー・クリル)にしても、婚約者の男子と一緒だと可愛いく美しく見えるのにね。エリカ・リンダ―と一緒だと超見劣りしてしまう。なお、ダラス(エリカ・リンダ―)はボーイッシュで、ファッションも男っぽい。それなのに、身体は完璧にフェミニンに美しいのだ。北欧出身らしく、透き通るような白い肌。抜群のスタイル。圧倒的な美しさだ...。欧米にもレズのハッテン場はあるんだろうけど、その雰囲気がちょっと伝わってきて興味深かった。(この作品の場合は女性限定のバー)ゲイカルチャーは様々な分野に広く行き渡っているが、レズの方はどうだろう。ゲイほど行き渡ってない気がする。レズの方はこれからってことかな。おれが知らないだけ?帰宅して昼食。納豆ごはん、ファミマのフィッシュフライ昼寝。読書。夕食。セブンプレミアム インド風チキンカレー缶、食う。
2017/11/30

2017/11/27朝から、実家。まず、工事の対応。午前は、実家の居間で集中して楽譜作成作業など。昼過ぎ、老母が居間でテレビ観るとゆーので、居るところのないおれも、自動的に外出。耳が遠くなった老母はテレビを大音量で観るので、とても同じ居間で作業などできない。仏間は荷物置き場になっていてスペースがないし、キッチンと老母の部屋は老母の城なので使えない。駅前へ。中華一番館で簡単にランチ。黒丼430円タリーズで青春ショパン番外の原稿の直し。青春ショパン番外是非ともご来場ください。ピアノソロ以外のショパンをじっくり堪能できます。原稿はタブレットで書く。wifi環境さえあれば何の問題もない。どこでも仕事ができる。いい世の中になったもんだ。千石劇場。ドロタ・コビエラ、 ヒュー・ウェルチマン「ゴッホ 最期の手紙」(2017)観た。おもしろい。全編ゴッホ風のアニメーションで描く作品。動く油絵。100人以上の画家たちによって描かれた約6万5000枚におよぶ油絵をアニメーション化するという手法。大変な労作。まず、ゴッホの絵を動かしたい、アニメにしたいとゆー発想があったのだろうが。その気の遠くなるような作業を実現してしまったことが、凄い。それだけでこの作品には魂が宿り、異様な迫力を醸し出してる。テーマになった作品を知っていれば知っていればいるほど、面白く観られるだろう。おれはそこそこゴッホは多く観ているので、その点は有利だったかもしれない。一応ミステリー仕立てになっていて、興味深く観られるのだが、正直言って手法に内容がちょっと追いついていない感があった。ミステリーよりもアニメの説得力が強い。手法とそれにかけた膨大な手間と熱意がすごすぎるんだな。とゆーくらいアニメーションが圧巻の出来栄え。イギリス=ポーランド合作。そうかー。ポーランドか。なんだか納得。吹き替え版だったが、これは吹き替えの方がいいでしょうね。字幕が邪魔になると思う。吹き替えは山田孝之さんやイッセー尾形さんが担当。素晴らしい仕事。夕食テイクアウトした いむらや の焼売など。独特な焼売。おれは好きです。チゲ風味噌汁。
2017/11/29

2017/11/26午前、佐古忠彦監督『米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー~』観た。監督挨拶回、超満席!素晴らしい。最近のロキシーはマジ凄い!うれしい!映画は素晴らしいものだった。おれはここ数年でロキシーで沖縄のドキュメンタリーを2本観てる。例えば、「「沖縄 うりずんの雨」のおれの感想はこちらどれも良かったが、この「カメジロー」はその中でも 最も力強く訴えかける力を持った作品と思う。その力強さは明らかにカメジローの稀有なパーソナリティに由来してる。素晴らしい人柄、稀有な演説の名人、故郷を熱く思うその気持ち。どんな困難の中でも笑顔を忘れない。それら全てに敬意を表しておれも心からの敬意と愛情を持ってあえて呼び捨てにさせていただきます。失礼!カメジロー!ご本人はお亡くなりになってるので残された日記、遺品、報道資料、周囲の人々の証言によって、カメジローの濃密な一生を浮き彫りにしてゆく。見事です。カメジローの議会での質問の様子は痛快だ。いま、あんな風に総理に質問できる議員がいるだろうか。残念ながらいない。近年はテレビ局のドキュメンタリー映画が世の中を席巻してるが、この作品もその流れの中の一本と言っていいでしょう。テレビ局の持つ取材力、資料収集能力、そういった利点のすべてが吉と出た素晴らしいドキュメント。長野ロキシーです。みなさんぜひご覧ください。いかに我々が沖縄について無知だったか、いかに我々が沖縄の人々に対して同胞として冷淡だったか、これを観ると問答無用で一発でよくわかる。これは沖縄だけの問題ではなく、日本の戦後の問題そのものなのだ。とにかく、今もって解消されない本土と沖縄の落差、気持ちの距離感をあえて言ってしまうと、大きな「格差」を早急になんとかしなければいけない。最悪の場合、我々は沖縄を失ってしまう可能性だってある。沖縄は、琉球王国。分離独立しやすい歴史とアイデンティティを持ってる。憲法9条の議論も大事、安保の問題も大事。でも、そーゆーことじゃないでしょ。そんないつ決着するかわからんようなことを沖縄の問題に絡めて悠長に議論している場合だろうか沖縄では、憲法で国民に等しく保証されているはずの諸権利が、今も保証されていない。そんなのおかしいでしょう?早くなんとかしないと!同じ日本人なのに、おかしい....まず大事なのは我々国民が沖縄のことを知って、いかに我々が沖縄に対して冷淡だったか思い知ること。同胞の不幸について冷淡で無知であってはいけない。イデオロギーなど関係ない。。右とか左じゃない。憲法がどーのこーのじゃない。それ以前の問題。今まさに、日本国憲法で保証されていることが沖縄ではずーっと保証されて来なかったし、今も保証されていないことが問題なのだ。イデオロギーのことを云々してる場合じゃない。そーゆー議論以前になんとかすべきことだ。同胞に心を寄せて、思いやる気持ち。それが我々には足りてない。ものすごく不足してる。そーゆー単純なことをカメジローは我々に突きつけてくる。難しいことは一切言わず、いつも笑顔で...わかりやすく...観てよかった。原田要さんの映画を観て感動した人は是非!要さんもカメジローも優しくて、いつも笑顔。そして熱くて信念がある。どちらも政治的なイデオロギーを語らないし、難しいことも一切言わない。そういえば原田要さんの映画もまた再映になりますね。観てない方はぜひお出かけください。カメジローと併せて観ると一層深まります。終映後は監督の舞台挨拶と質疑応答。参加してよかったです。ロキシー出てホクト。オーケストラ・ソノーレ長野の定期公演聴く。指揮は米崎栄和さん米崎氏は長野では人気者です。いつも好評。お客様の反応もいい。素晴らしい。この日は独墺中心のプログラムだったので冒頭のマリピエロのインヴェンションの色彩感がより際立った。新鮮でした。オーケストレーションが素敵だ。ピアノがとても効果的に使用される。マリピエロと言えばヴィヴァルディ!さすが、古楽的書法はお手の物だ。演奏もこの作品の良さを過不足なく伝える立派なもの。レスピーギも擬古的に書くのが得意だったが、マリピエロの方がスカッとして抜けがいい。気持ちいいです。オケの皆さんはブラームスのハイドン変奏曲が難しいとしきりに訴えてましたが(もう終わったのにバックステージでまだ言ってた 笑)、本番の演奏は、特に難しさを感じさせることはなかった。むしろ余裕のある豊かなものでした。変奏曲の途中で、あまりにかっこよく終止したので、拍手が出たりした。あーゆー拍手は良いです。自然で素敵。オケのみなさん、お疲れ様でした。ありがとう。次回の定期演奏会はおれの担当。個人的にはもう少し間をおきたいとおもってますが、だんだんそうさせてもらえるようにしたい。(4-5年に一回とかくらいで十分でしょ)でも、もちろん次はやりますよ。5月です。またしっかりご案内させていただきますよろしくお願いします。楽しいプログラムです。みなさま是非ともご来場ください。またしっかりご案内させていただきます夕食はガパオごはん。タイ米うまい。ゲーテとの対話(下)第36刷改版 (岩波文庫) [ ヨハン・ペーター・エッケルマン ]読んだ。よかったが、上巻、中巻の方がよかったかも。
2017/11/28

2017/11/25早めに実家。職人さん来て工事二日目。実家は家内に任せて、おれは母校の中学。9時からNJO(長野ジュニアオーケストラ) 初回練習。グレツキの3つの小品と小山清茂先生アレンジの「こきりこ唄」と「柴の折戸」。「こきりこ」は富山の民謡「柴の折戸」は例の「ねんねん ころりよ おころりよ」とゆー、日本人なら誰でも知ってるあの子守唄。グレツキは弦だけ。小山先生編曲の二曲はフルート、オーボエ、クラリネットとピアノが入る。小山先生の「こきりこ」のアレンジ、素晴らしい!弦は基本的に難しくないのだが、グリッサンド、コルレーニョが多めにある。彼らはグリッサンドもコルレーニョも未体験なので、まずそこから。これを教えるのにけっこう時間取られた。最終的にはこうした特殊奏法も楽しんで できるようになるはず。そうなりますように!「こきりこ」は、超かっこいい。もともとかっこいい民謡だが、小山先生のアレンジで一層凄味が増してる。切り詰められた音数と楽器数でこんなに過激に鳴る!すげえ!練習初日のまだいまいち弾けてない子供達の音(しかも木管ピアノなし)でもかなりエキサイティング。子供たちも ちょっとビックリしたと思う。グレツキはこの段階でも、まあまあ聴ける状態になってる。煽りまくって指導。更に手を入れていくのが楽しみ。12時まで。めっちゃ疲れた。家内に正面玄関に迎えに来てもらって、即座に長野駅。「はくたか」に乗車。とりあえず焼き鳥つまみに乾杯。お疲れー、じぶん。大宮で乗り換えて西川口。まずバンコックストア へタイ米購入。こないだ家内が出張でのときにこのお店で買った高級なタイ米を買い足しておこうってことでやってきた。5kg3000円くらいする。うちでふつーに食ってる日本の米より高い!タイ米は、安いのはダメ。美味しく食べたいなら高いのを思いきって買うのが良い とゆーのが我が家の結論。これで半年くらいは買わずに済む。周黒鴨/ツォヘイヤーで遅めの昼食。マーラーハチノス鍋(小鍋)1280円ハチノス、おいしい。スパイシーで辛い鍋。システムがいまいちよくわからなかったけどそれも含めて楽しくてよかった。アヒルの足と頸ビニール手袋をはめて手掴みでわしわし乱暴に食う。実におもろい。辛い!うまい!大満足。中国の有名なチェーン店らしいっすね。おもしろかった。この時間日本人は我々だけでした満足したところで夕方川口リリアへ。駅の目の前。素晴らしい立地だ。獨協大学管弦楽団第52回定期リムスキー=コルサコフ::「皇帝の花嫁」序曲チャイコフスキーくるみ割り人形組曲カリンニコフ:交響曲第1番なぜはるばる長野から川口に獨協大オケを聴きに来たかとゆーと、母校の中学の部活の教え子(まなみ)がここのオケで弾いてて、彼女が、もう卒業で大学オケ最後なので聴きに来て欲しいとゆーので聴きにきた。彼女はおれのコンサートよく聴きにきてくれるので、おれもまなみちゃんの最後の晴れ姿くらいは見ておこうってこと。家内が西川口の中華街がお気に入りなので、それもあって遊びついでに、獨協大オケも聴くことにしたのだ。川口リリアも興味あったし...前半2曲は学生さんの指揮。後半のカリンニコフは諸遊耕史さんの指揮。学生さんの指揮もなかなかよかったですが、先生が振るとこれがもうオケの鳴りからして全然違うんですね。先生ってさすがだなあ。まあ、当たり前とゆーか...先生が学生より劣ってたりしたらそのほうがマズいわけですが。改めてプロフェッショナルの凄さってのを痛感させられました。でも学生さんの指揮もなかなか手堅くて、アンサンブルの困難な箇所も無難に捌いて見事でした。獨協大のオケ、初めて聴いた。上手なオーケストラ。気持ちのいい演奏会でした。ありがとう。まなみちゃん、おつかれ。川口から大宮へ。「はくたか」にいい感じに乗れたと思ったら、これが超混んでいて、高崎まで座れず(泣)高崎で無事座って、大宮ecuteで買った寿司をつまむ。これが夕食。
2017/11/27

2017/11/24実家の工事スタート。8時に職人さんたちわらわらと来て一気に始まった。すげー。実家は家内に任せておれは9時すぎに病院へ。リハビリ。この寒いのに非常に調子いいそうです。もっと寒くなって、もっと忙しくなってもこの状態をできるだけ維持するってのがこの冬の目標であり課題。昼頃病院出て権堂家内と待ち合わせて「ぺん」でランチ。家内はあんかけチキンカツ定食830円。これうまいよ。おれはとりから&メンチ定食820円お昼のメニューは例えばこんな感じ。680-700円の割安の定食もある。昼休みのお父さんたちの財布に優しいお店。他にもうどんとか、カレーもある。午後、実家。家内は職場へ。午後はおれが家内と交代して実家で職人さんの対応&留守番。工事の進捗状況は良好。けっこう早く進んでいるそうな。居間に資材やらなにやら置いてあるので老母は、東京へ里子に出した。二、三日程度のことだが。PCで楽譜作業。夕方八十二のロビーコンサートへ。梨本卓幹ピアノリサイタル~現在(いま)~梨本くん本人が言うとおり、まさに「てんこ盛」なプログラム。バッハ:フランス組曲5番ドビュッシーの前奏曲集から6曲バルトークのミクロコスモスから2曲バルトーク:ソナチネショパン:ソナタ3番ガーシュイン(ワイルド)の7つの超絶技巧練習曲から5曲以上。すごいねえ。とても素敵でした。確かにやや盛り過ぎの感もありましたが、演奏の質と内容が超よかったので、それほど多いとか長いとかほとんど思わなかった。多彩な素晴らしい一夜でした。エキサイティングだった。梨本くん若いんだし、このくらい元気に盛ってもいいと思う。それが彼の「現在(いま)」なのだろうから...素敵なひとときをありがとう。ご機嫌で帰宅簡単に魚の干物と野沢菜でメシ食って早く寝る。明日午前のジュニアオケのためにとにかくチャージ。こどもの相手がいちばんつかれる...
2017/11/26

2017/11/23午前は実家で片付け。松代へ。家内はチラシ挟み込み。おれはコンビニでコピー。昼食「こむぎ亭」ここは好きな店。感じのいい店内。食事だけじゃない。「飲み」にも最適。おれはかけうどん。麺もつゆもおいしい。長野は粉物文化県なので、粉の扱いは伝統的に上手なのだ。従って、蕎麦と同じくうどんも美味しい店が多い。長野のお母さんたちは自分でうどん打つ人も多いし、蕎麦の伝統もあるから、全体にうどんに関しても舌が肥えてる地域だと言っていいとおれは思ってます。家内はW餃子定食。おれは3つか4つ餃子をつまんだ。うまーい、やっぱここの餃子美味しい!コンサートで眠る気満々で熱燗1合。松代文化ホール。久保田千裕くんの「秋のまどろみ Vol.7 ~ピアノコンサート~」を聴くこのコンサートは眠ることを推奨する珍しいコンサートで、お客さんにはアイマスクが配られる。この日は前半がスリーピングタイムでオールバッハ。後半は目を覚ましてリサイタル。リストがメイン。ホールのPRの文章は以下のようなもの(ホールのHPからコピペ)「<秋のまどろみ>コンサート。客席でまどろみながら、クラシック音楽を楽しんでいただくというちょっと変わったコンサートです。クラシック音楽には聴く人に心地よい眠りを誘い、その人の心を癒してくれる、そんな効果があるのだそうです。本コンサートは昨年に引き続き二部構成。バッハの作品でのスリーピングと後半は音楽による風景の描写を存分に楽しんでいただきます。」照明も凝ってた。いやあ、前半は本当に爆睡させてもらいました。 ぐっすり。久保田くんの演奏は本当に優しくて、人を眠りに導くオーラが出てる。気持ちよかったー。後半はメンデルスゾーン、ドビュッシー、グリーグの小品で始まりましたが、最初は前半の気持ち良さが残って、半ばうとうとする感じで聴いた。ごめん。メインのリスト「エステ荘」「ヴェネツィアとナポリ」これが非常に素晴らしい演奏で、完全に目が覚めました。とてもよかった!アンコールにショパンのバラード1番久保田千裕くんは来年のスクリャービンのチクルスにも出てくれます。みなさま、ぜひぜひご来場ください。久保田くんは第6回の担当。トリです。「ソナタ10番」と「焔に向かって」気持ちよく長野に戻る。翌日から工事なので家内と頑張って片付け。疲れたー。帰宅。昨日から仕込んであった おでん で夕食いよいよ明日からリフォームの工事スタート。
2017/11/25

2017/11/22午前は昨日の調子悪さを解消すべく、ひたすらゆっくり過ごす。昼食、雑穀ごはん60gを残り物をおかずに食う。千石劇場へ。監督ポール・ヴァーホーヴェン『エル ELLE』(2016)観た。おもしろい。すごい映画。おもしろかった。作品は何の前置きもなくいきなりヒロインのイザベル・ユペールがレイプされる場面から始まる。その後のヒロインの一連の行動からして、通常のレイプ被害者とは全く違う。ヒロインは落ちて割れた陶器の破片を淡々と掃除し、ごく普通な感じでゆっくり風呂に入って、後で訪ねてくる息子のために電話で寿司を注文したりする。ごく普通に。泣いたり取り乱したり、そーゆーことは一切なし。しかし、ヒロインはそのことで傷ついていないわけではなく、それでもちゃんと恐怖に怯えているし、再び被害に合わないように自衛策も講じて警戒するし、何か性病をうつされてないかどうか病院でしっかり検査したりもする。彼女なりに犯人を探したりもする。でも、その後もこのヒロインはやっぱりちょい普通じゃない感じなのだ。とゆーより、どんどんエスカレートする 感じ。彼女のあまりにも「普通」な様子に違和感がある人も多いだろう。性被害者「らしくない」から。こーゆーところでずいぶん欧米で論争になってるようだ。やっぱり性犯罪の被害者は「それらしく」していないと不安になる人は多い。映画が進むにつれて、更にそーゆー不安は煽られる。名だたる女優たちに出演のオファーをして即効で断られまくったようだが、そりゃそうかもなー。うーん、確かに 「屈折してる」もちろん人には他人に迷惑かけない範囲でなら屈折する自由はある。「らしくない」ことも責められるべきことではない。 イザベル・ユペールがとにかく素晴らしい。魅力的。奇跡の64歳。超かっこいいっす。ネタバレになるとまずいので、このくらいにしておこう。ヒロインがゲーム制作会社の社長で、しかも、そのゲームがとんでもないエロゲーであるところもミソ。かわいい女の子がモンスターに容赦なくレイプされまくるとゆー内容のゲーム。そーゆーゲームを作ってる会社の社長が実際にれいぷされるとゆー皮肉。おれは監督ポール・ヴァーホーヴェンの作品はけっこう好きだ。「ロボコップ」も「氷の微笑」も「トータルリコール」も。久々に監督の作品観てやっぱりすごいなあと思った。最近の作品はあまり観てなかったな。ちょっと追いかけて観てみよう。けっこうお客さん多かったです。長野の平日昼間としたらいい入りだ。素晴らしい!帰宅。午後はいろいろ準備。夕食。ムチム(和え物)。刺身の和え物ですマグロでやりました。実にうまい。いつもお世話になっているヨンジョンさんのレシピほっけ う
2017/11/24

2017/11/21朝の自宅前。残念な朝。めっちゃ寒く、ちょっと積雪。この時点でもう軽くめげる。朝から家内と実家。ひたすら作業。都市ガスさん来て、リフォームの契約。いよいよ24日から工事スタート。午前、作業してるうちに、身体の状態が悪化。どうにもこうにも、まともに歩けなくなる。実家の寒さとストレスが主な原因。ヨレヨレで家内と権堂へ。「むくげの花」でランチ。今日の日替わり。豚バラスタミナ丼。キムチやらいろんなおかず、スープがセルフで付いて800円。CP良いです。美味しいし、また行きたい。超混んでたー。ヨレヨレで実家に戻る。家内は職場へ。午後は実家で部屋を空ける作業の続き。概ね終わってるが細かいものが色々残ってて...体調よくないが工事迫ってるし仕方がない。おれがこーゆー身体の状態になるのを防ぐための工事でもある。冬に実家に行くたびに身体の状態悪くなってたんじゃどうしようもない。老母も間違いなく人目が必要な状態になるだろう。実家に長くいても快適に過ごすために必要な工事。NJO(ジュニアオケ)用の楽譜作成作業も進める。家内も戻ってきてもう少し作業。あまりに疲れたので鮮味館で夕食。レバニラビーフン「ミックス。」の蒼井優ちゃんを観てからずっと麻婆豆富食いたかったんだ。満足。
2017/11/23

2017/11/20めっちゃ寒い。氷点下の朝。午前、自宅であったかくして過ごす。昼食。雑穀ご飯60g 昨夜のプデチゲの残りを使って韓国風スープ。昼過ぎに、遼子ちゃんちへ。青春ショパン番外の室内楽のPR動画撮らせてもらった。みなさまぜひぜひご来場下さい!青春ショパンが最終回って実感、やっと湧いてきた。原稿は来年のスクリャービン書いてるし企画は2019年のことやってるので正直ショパン忘れてた。大丈夫、12/2の原稿はもう書けてます。青春ショパン番外編其の弍 「ショパンの室内楽」竹風堂大門ホール2017年12月2日(土)14時開演ogozze[ヴァイオリン:川崎妃奈子/ピアノ:松田紫帆]+チェロ;小島遼子チェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ ヴァイオリンとピアノのためのバラード第1番 (イザイ編)練習曲集Op10より[No.3,5,9,12]ピアノ三重奏曲 妃奈子いないのは残念だが、妃奈子いる時まで待つと本番近くなってしまってPRにならない。まずチェロのポロネーズ撮って、それから遼子ちゃんと紫帆ちゃんのごあいさつ動画妃奈子の動画は後日。最後にピアノソロ撮っておしまい。お茶をいただいて二人とちらっと話してすぐ帰って来ました。コンビニでコピーして帰宅。夕食、簡単に鯖缶の鍋「ゲーテとの対話[下]」読み続ける。半分くらいま
2017/11/22

2017/11/19家内はチラシ挟み込みへ。ジョージ・A・ロメロ「ゾンビ ディレクターズカット版」(1978)遅くなってしまったが、ロメロ監督追悼鑑賞。言わずと知れたホラー映画の古典的名作。悲しみと寂しさが印象的。静かにゆらゆらと歩くゾンビたちの姿は詩的に美しい。残酷な血みどろ描写を延々と垂れ流すような単純なスプラッタ映画とは大きく一線を画す作品。もちろん残酷で血みどろな場面はあるのだけれど、非常に抑制されてる。作品の印象も硬質でクール。現代の普遍的な問題を扱った作品として秀逸。ショッピングモールが舞台ってのが絶妙。ショッピングモールは大量消費社会の縮図であり、現代を象徴する存在でもある。目的もないのにショッピングモールに集まってきて徘徊するゾンビたち。それは特に買うものもないのに「とりあえず」ショッピングモールに行く現代の人間と何も変わらない。こうした感覚を1978年の時点で正確に予見していたロメロ監督はすごい。ハッとするようなカットも多数。サスペンスやアクションの組み立てや呼吸も見事。圧倒的だ。何度観ても素晴らしい。この作品は何回か観てるが、おれは劇場では観たことがない...ゾンビ映画はいろいろ観てるのに、元祖をスクリーンで観ていない不思議。最初はVHSで観たような気がする。そのVHSはディレクターズカット版だったのかなあ。たぶん違うな。普通の劇場公開版だったと思う。アメリカのショッピングモールは銃も売ってる。そりゃそうか。こうやってリアルに見せられるとちょっとショックだ。ロメロ監督、安らかに。家内戻ってきて昼食、安城湯麺。安城湯麺は安定感抜群。これこそスタンダードって気がする。★安城湯麺x5袋★アンソンタン麺/韓国食品/韓国食材/韓国料理/韓国お土産/韓国ラーメン/非常食/乾麺/インスタントラーメン午後ケータイのショップへ。家内のスマホの機種変。やっぱりこーゆーの時間かかる。えびす講祭。今夜は宵えびす。雪が舞うなか行ってきました。夕食プデチゲ寒いのでありがたいお酒を熱燗で。
2017/11/21

2017/11/18寒い。家内はチラシの挟み込みで早めに出て松本へ。おれは母校の中学へ。NJO(長野ジュニアオーケストラ)用の楽譜を届けて、顧問の先生と打ち合わせ。今日は子供たちの指導はするつもりなかったが、それでもほんの少し、15分くらい指導してきた。グレツキの三つの小品。こんな感じでってのをちょろっと示してきただけ。正式な練習は25日から。石川淳一監督「ミックス。」観た。よかった!楽しめた。よくできてるわーこの監督さんと脚本の古沢良太氏はドラマ「リーガルハイ」のコンビとのこと。そう言われてみればそーゆー感じもする。あの時のガッキーも超良かったが、今回のガッキーも、とんでもかわゆす。悶絶。超絶可愛いガッキーと、蒼井優ちゃんの怪演だけでも観る価値あり。瑛太くんも良かったー。ガッキーと瑛太くんのなんでもないふつーのやりとりの呼吸が素敵。広末涼子ちゃん最高、最近観た彼女の中では出色。惚れたー。赤のヘアスプレーで気合い入れるシーンはおれも燃えた!夫婦役の遠藤賢司さんと田中美佐子さん、味わい深くて実によかった。蒼井優ちゃんの中華料理屋(四川料理だね)の店員には完全にやられた。これはとんでもない怪演。何もせず画面の背景のカウンターでうだうだしてるだけでも強烈に放射され続ける異様な存在感。手前で行われている主要な芝居を完全に喰ってる。蒼井優ちゃん、彼女は一体どこへ向かおうとしてるのか...辛い麻婆豆腐が食べたくなる。玄関に辣油まくってのはアリなのか(笑)山口紗弥加さんの出演はうれしい。 真木よう子さんも写真中心なのに何気にすごい存在感。トレエン斎藤さんがなかなかよくて驚く。生瀬さんのエスメラルダ(笑)昼食、家内と権堂のレストランとまとでサバ焼き定食。790円。ご機嫌においしい。セルフのコーヒー付き。居心地いい店実家でひたすら部屋を空ける作業。ハードオフとブックオフ寄って不用品売り払って帰宅。ああ、疲れた。夕食家内が松本で買ってきた山賊焼きもちろんからあげセンターのですこれだけ。ご飯不要。ゲーテとの対話(下)第36刷改版 (岩波文庫) [ ヨハン・ペーター・エッケルマン ]読み始め。
2017/11/20

2017/11/18朝から床屋。そのままじびか。がんばった。じびかのあとは中華一番館でランチ赤丼 430円ピリ辛の豚丼。チープな感じだけど、おれはこーゆーの嫌いじゃないな。黒丼ってのもある。ここはカルチャーの生徒さんのグループやサラリーマンの皆さんでけっこう賑わってる。島津郷子「漫画家、パーキンソン病になる。」読。おもしろい。パーキンソン病、難しい病気だ...おれの病気とは全然違うが、いろいろな点で共感。「わかるわかる!」って部分がものすごく多い。読んでよかった。漫画家、パーキンソン病になる。 (Bunkasha comics) [ 島津郷子 ]実家。楽譜作成作業。業者さん来訪。最終見積もり。これで決定。ううーん。安くないね。大きい工事なので当然といえば当然。帰宅夕食カオマンガイ。美味しいタイ米があると、実にいい感じに仕上がる。美味いっす。
2017/11/19

2017/11/16めっちゃ寒い。雪予報。病院採血、リハビリ、定例診察、インフルエンザ予防接種。時間かかったー。病院出たら、雹かみぞれみたいなものが降ってた( ; ; )ぎええええー。昼食、大平庵で。中もり、超納得。650円実家。レッスン。集中して楽譜作業。とにかく早く子供たちに渡さなきゃいけないので頑張る。帰宅、夕食カリフラワーの煮込み。たぶん、トルコ料理。amazonでブライアン・デ・パルマ監督「アンタッチャブル」(1987)観る。ショーン・ コネリー最高だー。酒だと思って箱から出してみたらアジア風の傘だったとゆー場面も、何度観ても笑える。デニーロのバットの撲殺の場面はやっぱりすげえ。駅の乳母車のシーンはまんまエイゼンシュテインでその上ヒッチコック的だが、こーゆーことを大真面目にやっちゃうデ・パルマがおれは好き。微笑ましい。
2017/11/18

11 /15終日自宅。offにする。DVDで映画観てあとは居眠りしてました加藤泰監督「懲役十八年」(1967)ずっと観たかった作品。ようやく観た。敬愛する加藤監督の作品。驚くほどよかった。これは加藤監督らしさがよく表れた傑作。ハッとするようなローアングルの構図も相変わらず。加藤監督の戦中戦後三部作では「男の顔は履歴書」はよく上映されてたので複数回観てるが、懲役十八年と「阿片台地 地獄部隊突撃せよ」は、あまり上映されず、全然捕まえることができなかった。今回、ようやくDVDで観ることができた。「阿片台地」もDVD出てるので、観よう。安藤昇主演。安藤昇の東映第一回出演作。笠原和夫と森田新の脚本。加藤監督で笠原氏の脚本!ちょっとびっくり。安藤昇、貫禄だー。刑務所が主な舞台でちょっと網走番外地を思わせる。曽我廼家明蝶は網走番外地の由利徹のような役を軽妙に演じて絶妙。汐路章もいつものようにブキミで良い。そしてやっぱり山城新伍が超最高(笑)。こーゆーのを演じて彼の右に出るものなし。若山富三郎、悪い悪い看守役で大活躍。すげえ。水島道太郎シブくかっこいい役。ずーっとじっと黙っていて、終盤でいきなり侠気溢れる活躍をする。超かっこいい。小松方正いつもの感じの悪い役。小池朝雄、さすがだー。若き近藤正臣氏が大暴れの熱演。斜に構えることのないストレートな熱演。他に桜町弘子、沢淑子、菅井きんなど加藤組の役者さんたち。盤石。そして福本清三先生をはじめとする東映の大部屋悪役陣の皆々様。最高。こーゆー悪役の厚みだけは松竹も東宝も大映も東映には遠く及ばない。懲役十八年 [ 安藤昇 ]昼食、韓国風の雑炊作って食った。雑穀ご飯60gだが、雑炊にすると多く感じる。出汁はアサリダシダを使う。コチュジャンで辛くして。アサリダシダは素晴らしいです。これで味噌汁とかスープ作るととても美味しい。おすすめ!アサリダシダ300g■韓国調味料、韓国だし、韓国ダシダ、韓国食品、韓国食材、韓国人気商品■増村保造「黒の報告書」(1963)観た。すごい。おもしろい!黒の報告書 [ 宇津井健 ]宇津井健主演若き熱血検事を宇津井氏が熱演。ベテラン刑事の殿山泰司が超、超、超素晴らしい。若い検事とこのベテラン刑事のコンビが実にいいのだ。法廷の場面がすごい。法廷の場面をおもしろく撮るのは難しいはずだが、この作品の裁判のシーンは圧倒的にすごいと思う。腕利きだが悪どい弁護士を小沢栄太郎が好演。叶順子、魅力的だー。まるでヨーロッパの女優さんのようだ。夕食名古屋で買ってきたヤマサのかまぼこなど超楽しい&美味しい。おれは生姜の入ったやつと、たことかいかが入ったやつが好物。
2017/11/17

2017/11/14朝から実家。工事のために部屋を空にする作業をしたりしつつ夕方まで延々とデスクワーク。ジュニアオケのための楽譜作成作業。昼食は司食堂支那そば。650円。癒しだ。実家戻って作業続行。夕方までに1曲分完成。近日中にあと2曲くらいやるつもり。短い曲だがこーゆー作業はやっぱりなかなか大変。夜は休暇で長野に遊びにきてたうめちゃんと家内と3人で飲み。万大にお連れしました。ここは地元の人以外はほとんど来ないと思うので、あえていつもおれが食べにきてるここにしてみました。駅前とか権堂じゃ、ありきたりだし...いやあ、うめちゃんとここで飲んでるのが超不思議&新鮮。実に楽しいひとときでした。ひと足先にフロイデが始まった感じも..。フロイデ、楽しみです。長野寒いし、早く練習に通いたいよ...とゆーよりも早くフロイデのみなさんに会いたい初回練習が待ち遠しい。「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書) [ 甲野 善紀 ]読。勉強になり、刺激になった
2017/11/16

2017/11/13降旗康男監督「現代やくざ 与太者仁義」(1969)観る今作は池部良、菅原文太、田村正和が三兄弟。菅原文太主演の現代やくざシリーズ第2作第1作「現代やくざ 与太者の掟」観た時の感想はこちら。このシリーズは深作欣二監督が担当した「人斬り与太」「 狂犬三兄弟」が飛び抜けてぶっ飛んだ作品だが、深作監督と降旗監督の他佐伯清監督、中島貞夫監督も撮っていて、全6作かな。けっこう多い。これが「仁義なき戦い」に発展していくことになるので、映画史的には重要なシリーズってことになるかな。深作監督の二作品のような飛び抜けた感じはないけれど、手堅く作られた熱気溢れるエンタテインメント。安心して気楽に見られる。楽しめました。若き田村正和、大活躍。末っ子感が良い。菅原文太はいつもの菅原文太。最高。池部良も安定のシブさ。悪役陣は分厚い布陣。内田朝雄、渡辺文雄、河津清三郎、八名信夫、沢影謙...やっぱり東映素晴らしいっす。貧民街の雰囲気が良かった。女優は水谷良重と佐々木愛の二枚。昼食キリンラーメン食う。基本のしょうゆ味。しめじたくさん入れて。小笠原製粉 キリンラーメン 6食詰午後、実家。業者さん、大工さんぞろぞろ引き連れて来訪。月末から1ヶ月工事。いろいろ打ち合わせ。そんなわけで長野のレッスンは休業です。帰宅して夕食。ハッシュドビーフ。
2017/11/15

11/12早起き。始発の「しなの」で名古屋へ。朝の光に照らされる木曽谷の秋。美しい。名駅で乗り換えて琵琶島。もぐちゃん迎えにきてくれて(いつもありがとう)10時からレッスン。新人ちゃん2人(名大オケ現役ちゃん)おれは基本的にオケの曲はちょっと助言する程度でレッスンしない。今回は時期的に仕方ないのでオケの曲もちょっと見た。それでも基本的なことがたくさんできたと思う。中小田井のらーめん臺大 でにわけんちゃん夫妻と昼食。ここは本当に美味しい。難しい店名ですが、「だいだい」と読みます。レッスンの時たまに連れてきてもらう。くもたまラーメンおれは卵とじが好きなので、どうしてもいつもこれにしてしまう。超おいしい。他のメニューも興味あるんだけど...午後も夕方までひたすらレッスンテレマン、メンデルスゾーン、シューマン。みんなそれなりにまとまってきてるので、発表のことを考えないといけないなあ...おめでたい話も聞けてよかった。いやあ、本当によかった。帰りの「しなの」混んでたー。何かあったのかなあ。車中で夕食。松浦商店の復刻弁当 690円 チューハイ。別にどうってことのない幕内だが、それがいいのだ。価格も魅力。ビールとか付けても1000円くらいで済む。
2017/11/14

11/11家内は午前はチラシ挟み込み。おれは実家。少し庭仕事。家内のチラシ挟み込みに同行して松代和佳で昼食。好きな店ですオムライス。懐かしい感じ。おれはスープ焼きそば!うまい!和佳といえばこれ!めっちゃ独特!スープにちょっと酸味があるのが良い。きゅうりと紅生姜がよくあう。帰宅。梁井一監督「True Love」観る。あ、これはAVですので一応念のため。「True Love 2」の絶賛コメントをいろいろ見聞きして、「True Love 2」にすごく興味が湧いてる。第1作から観てちゃんと予習してから「True Love 2」を観ようと思って...11年ごしの付き合いの超ラブラブなリアルカップルの生々しいドキュメント。すごいなー。山南氏のぽっちゃりした お餅 のようなお腹が印象的。彼女も基本かわいい人。まあ、素敵なカップルなんだけれども、その絡みは愛ある2人のリラックスしたそれではなく、求道者のごとき凄まじいもの。ちょっとドン引き。岩淵監督のインタビューの部分がおもろい。岩淵監督が逆にインタビュー受けてる感じになるのが楽しい。ここに女優さんの横山夏希さんが絡んだり、その夏希さんの彼氏が登場したり後半は諸々な仕掛けが施される。横山夏希さん、やっぱりかわゆす(HMJMのTシャツがよく似合ってる)。おれは横山夏希さんがけっこう好きなので、(劇場版どついたるねんの時からとても好き)彼女が出てくる後半の方が単純に楽しめた。やっぱり横山夏希さんは絡みを魅せることに慣れてるし、監督の側で作品を動かし彩って行くことができる。さすがプロフェッショナル観終わったあと、ちょい複雑な気分になる作品。梁井監督はこの二組のカップルを前後半に配置することで何を言おうとしたのか...監督、意地悪な人だなと思う。夕食干物。アジの刺身プラトン「メノン」読了。若いメノンを超絶徹底的に,完膚なきまでに論破してゆくのが刺激的。論理的で哲学的な思考、議論とはどうあるべきかってのが、よくわかる。解説がとてもわかりやすく、おもしろい。こーゆー読みやすい訳が文庫で安価で出ていて、今の若い子たちが本当に羨ましいと思う。メノン 徳について 光文社古典新訳文庫 / プラトン 【文庫】。おれの頃にはこんなのはなかった。「饗宴」とか「ソクラテスの弁明」とかもこーゆー訳なのかなそれならもう一度チャレンジしてみようかな..
2017/11/13

2017/11/10午前。遼子ちゃんと芸術館へ。母校の中学の創立70周年の音楽会を聴く。別に行くつもりじゃなかった。3年の部活の子たちが最後の演奏なのでおれに来て欲しいと言ってるらしいので、終日休養の予定だったが急遽行くことにした。3年生の各クラスの合唱の発表と、全員合唱の大地賛頌。母校はブラスと弦の部活があるので、オケができる。これは母校の大きな特徴だ。かつてはこの特徴をよく生かした教育が行われていた...今はこの特徴は全く生かされていない。残念。時代は変わった。まあ、現状は、それでも大地讃頌をオケでできただけも「可」とすべきなのかもしれない。各クラスの合唱はとてもよかった。よく声が出てるし、完成度も高い。なかなか楽しかった。大地讃頌。ブラスはBで弦はAで別々にチューニングを行うとゆー、なんとも珍なるチューニング。なんじゃこりゃ。こんなの初めて見た。これは、オケではなくて、あくまでも「ブラス」と「弦」は別個とゆー考え方なんだね。オーケストラでは全くなく、「ブラス」と「弦」の合同ですらない。悲しいことだ。ガストで遼子ちゃんとランチ。帰宅して結局まじめに勉強。夜、家内とホクト文化ホール傳田高廣先生のクラリネットリサイタル超すてきでしたー。ぜいたくな気分の一夜。多彩なステージ。クラリネット2本だけの響きが超絶素敵だった。うっとり。味香来食堂で夕食家内はもやしラーメンおれはチキンかつ単品。生小、熱燗1合
2017/11/12

2017/10/09相生座・ロキシーへ。アマンダ・シェーネル「サーミの血」(2016 )観る。おれは恥ずかしながらサーミ人、ラップ人のことは全く知識がなかった。ヨイクの響きがいつまでも耳に残る作品。監督もサーミ人の血を引いてる。主演のレーネ=セシリア・スパルロクはサーミ人で、今もサーミ人として実際にサーミの伝統的な生活(トナカイの飼育)を送っているようだ。妹役のミーア=エリーカ・スパルロクは主演のレーネの実妹北欧でもこーゆー優生学的人種差別があった。とゆーことが驚き。これは1930年くらいのお話だが、スウェーデンは最近まで優生思想が残っていて、1970年くらいまでは断種もされていたとのこと。驚愕。ゲルマン系で背の高いスマートな体型のスウェーデン人に比べるとサーミの人々は小柄でがっちりした体躯で、見た目からしてかなり違う。民族的には我々日本人にかなり近いのかもしれない。ちょっと親近感。遊牧の民なので、ロマの人々の差別と近い感じで疎まれたのかもしれない。主人公の女の子の気持ちを思うと本当に辛く切ない。日本にも人種差別の歴史があるし、今も解決されないままだが、やっぱりヨーロッパには独特の差別意識があるんだよなあ。アイヌのことなんかも想起せざるをえない。アジアとはまた違う感じだ。いろいろ考えさせる作品。見てよかった。そして、ラップランドの自然の美しさが圧倒的で、そして切ない。実家戻る。味仙台湾ラーメンのカップ麺食う。思ったよりいい感じ。これは名古屋で買いました。おれはもっと辛い方が好み。見た目はけっこういい感じだと思う。全体的にはまあまあ。味も麺もいいセンいってる。午後、レッスンして急いで長野高校へ。長野高校管弦楽班の練習。珍しくバロック。Vivaldi Op.3-10エキサイティングな練習だったので、生徒たちはさぞかし疲れただろう。でも、おれも超疲れた。たぶんおれがいちばん疲れた。帰宅してすぐシャワー。夕食ジンギスカン。ビール。
2017/11/11

2017/10/08家内は今日はお休み。朝から実家へ。秋だ。いい色。11月末から工事入るので、その準備。自分の仕事部屋の断熱が目的。古い実家は全体にめっちゃ寒いのだが、特に仕事部屋が群を抜いて寒い。ここにいると、ひどく身体の調子が悪くなる。(特に脚)今後老母はますます老いてきて、人目が必要になってくるだろう。おれも実家にある程度長い時間いる必要が出てくる。その時に仕事部屋がこんな調子ではさすがにまずい。だいぶ片付いてきた。おかげさまでだいぶ断捨離できた。業者さん来訪。工事の日程決まる。年内には終了予定。司食堂で昼食。おれはもつ煮定食。うまいー。家内は支那そば実家戻って、片付けの続き。午後レッスン。夕食おでん。あったまる。超うまい。我が家では2日くらい前から仕込み始めるので、味がよくしみておいしい。プラトン「メノン」読み続ける。読みやすい訳でありがたい。
2017/11/10

2017/10/07午前、病院。リハビリ。病気ともだちのIさんに久々に会う。PTの歩行練習をちらっと見たら劇的に良くなっていた。全然違う。うれしい!ボトックスうまく作用したのかもしれないなー。よかったー。嬉しいのと同時に刺激にもなる。おれもがんばろ。長野駅へ。週末のチケットなど購入。サイゼでランチ。千石劇場午後は菊地健雄監督「望郷」観る。隅々までていねいな作品。秀作と思う。これがシネコン公開じゃないのはちょっと不思議。菊池監督の作品は今年は「ハローグッバイ」を観てる。その時の感想はこれ。「ハローグッバイ」が超よかったので、今回も楽しみに足を運んだ。「望郷」は「ハローグッバイ」よりずっしり重い題材。それでも「やりすぎ」が一切ない落ち着いた静かな演出は前作と変わらない。これを物足りないと感じる人もいるかも。おれはこの抑制された語り口が好きだ。いじめのシーン、非常にうまく撮られてて、すごいとゆーか観ててつらい。ベランダの落下のシーンのタイミングが絶妙。貫地谷しほりちゃんの演技が本当に素晴らしい。そして異様に色っぽい。大東俊介くんよかった。浜野謙太さん最高。白川和子さんお元気で嬉しい。ど迫力の演技。福引の店員役で川瀬陽太さん。川瀬さん出てくるだけで超絶うれしい。(⌒▽⌒)島の生活の「良さ」よりも独特の閉塞感の方がひたひたと伝わってくる。閉塞感満点の島と、更に息苦しい名家の暮らし。進水式はそんな中でも晴れやかな場面だが、晴れやかさと哀感が同居する独特なシーンになってる。湊かなえさんの二編の短編を組み合わせたオムニバスっぽい映画。教職や十字架といったモチーフでうまく繋げてる帰宅してまじめに勉強。家内は職場の飲みなので、ご機嫌に晩酌しながら映画観る。夕食。ご飯60g,おでん少し。アマゾンでブライアン・デ・パルマ「スカーフェイス」(1983)観る。こりゃホントに久しぶり。すげー。過激な映画だ。アルパチーノがマジとんでもないっす。こんなにものすごかったかな。久々に観てびっくり。やっぱりマジすげえわ。ヤクのやり方が半端ない。クレイジー。クライマックスの銃撃戦は何度観ても圧倒的。いつもぼんやりラリった感じのミシェルファイファー、素敵。キューバを絡めてるのがミソ。
2017/11/09

10/06三木孝浩監督『先生! 、、、好きになってもいいですか?』観るすずちゃん奇跡的に美しい斗真くんもかっこいい。とにかくもうすずちゃんが死ぬほどかわいい(^o^)....でも。映画は死ぬほどつまらなかった。むー。おれが観たすずちゃんの出演作の中ではダントツでつまらない。おれは好きな女優さんが出てる作品は、相当につまらないものでもそれなりに楽しく観ることができる才能を持っているのだが、これはさすがにダメだった...これを観ると堀禎一監督や酒井監督や山戸監督が撮る学校や教室、高校生の描写がいかに素晴らしいか本当によくわかる。最近の似た傾向の映画なら、廣木隆一監督の「PとJK」の方がずーーっとよかった。やっぱり廣木監督ってすげえんだなーって思い知らされる。「ひよっこ」で綿引さん演じてた竜星涼くんも出演。比嘉愛未ちゃん相変わらずのクールビューティーだったけど、もうほんのちょい心の底の悪意が匂うような感じだと更によかったかなーと思う。『ちはやふる -結び-』の予告が観られたのはよかったー。もちろん観にいくよ。おれはすずちゃんには忠実な男。「ちはやふる」は前作はちゃんとしてたので心配してない。ぐったり帰宅。昼食、ご飯60g、コロッケ一個、納豆。ニコ動の「シネマ狂想曲』を100倍楽しく見る方法!」をタイムシフトで見る。坪井さんアップリンク初日満員本当によかった〜。超ローカルな映画。でも、内容は極めて普遍的。おれはローカルに徹して極めていけばどこかでブレイクスルーして、結果的にグローバルな拡がりを得ると信じている。スコーレも坪井さんもはホントにそーゆー存在だと思うし、おれもそうありたいと思って活動しています。アップリンク、トークの時間余裕持って確保してくれてホントによかった。本編が長くないのも幸いしたかな。ニコ動でも言ってたけど、60分でも足りないよなー。スコーレのトークのときはたっぷりやり過ぎて「うわっ終電の時間が〜!」みたいなことになったりすることもあるけど、あれが楽しいんですよね。マジメに勉強。長野場所の初回練習が思ったより早くて焦ってる。まだ東京場所もジュニアオケも始まってないのに...とりあえず東京場所とジュニアオケを始めてみて、それからちゃんと準備始めよう。順番にやる。とりあえずチクルスだ。青春ショパンをしっかり終わらせて、スクリャービンをちゃんと立ち上げる。青春ショパン番外「ショパンの室内楽」12/02 竹風堂大門ホール14時開演。みなさまぜひよろしくお願いします!これで青春ショパンはおしまいになります。ogozze[ヴァイオリン:川崎妃奈子/ピアノ:松田紫帆]+チェロ;小島遼子レクチャー:加藤晃ショパンチェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調Op.3ヴァイオリンとピアノのためのバラード第1番ト短調Op.23 (イザイ編)練習曲集Op10より[No.3,5,9,12]ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8夕食。魚のアラの竜田揚げなど。エチゴビール FLYING IPA(缶) 350ml×1本(バラ) 【フライングIPA】【地ビール】【クラフトビール】【Craft Beer】【Local Beer】【Microbrewery】【季節商品】【限定ビール】飲む。お隣の新潟の地ビール。とても美味しい。プラトン「メノン」読み始め。「われわれはいつも多くのものへと行き着いてしまう。」
2017/11/08

2017/11/05じゃがー先生来てくれて信里へ小山清茂記念展示室今日はメモリアルミニコンサート。おれは来賓として招いていただきました。恐縮です。家内とじゃがー先生はコンサートに出演。リハーサル聴く(これは一茶歌曲集の一部分)お昼、楽屋でおやきをいただきましたこっちの方の地域のおやきは、こうやって葉に包んで蒸すらしい。うまいです。じゃがー先生によるとみょうがの葉で巻いたりもするとのこと。北信も広い。ホールの後ろでは今回寄贈された貴重な楽譜の数々が惜しげもなく展示されてる。超絶ものすごい。木挽き歌の自筆譜などなど。目玉は木挽き歌だろうが、他にも興味深い資料がどっさり例えば吹奏楽のための「花祭り」の別バージョンの楽譜があったりする。清茂先生の作品は「もぐら追い」のように合唱、独唱、吹奏楽、オケといった感じで様々なバージョンがある。「木挽き歌」や「信濃囃子」にもオケと吹奏楽の版がある。「花祭り」にも同様に別バージョンがあるんです。年内に記念展示室に行けば見ることができると思う。皆さんぜひお出かけ下さい。13時半から本番。大入り満員で立ち見も出ました。すごい。前半は小学生の女の子による信里太鼓(可愛い!)、信里で結成された合唱団による演奏。後半の前に、小山茂先生が登壇されて、長野市への楽譜等の寄贈の儀があった。後半は家内とじゃがー先生のステージ。全て小山清茂先生の歌曲。家内とじゃがー先生は以前に八十二文化財団のロビーコンサートで小山先生の歌曲を演奏していましたが、今回は先生の故郷 信里でのコンサートなので、その時よりも曲数がさらに多い。全国的に見てもちょっと特異なプログラミングだったかも。一茶歌曲集(5曲)、藪田義雄の詩による6つの歌、3つのわらべ歌アンコールは「田草取り」終演後、茂先生と記念撮影。茂先生は小山清茂先生のご長男。さすが父子。瓜二つだ!おれは終演後静かな展示室で茂先生と二人だけで、ゆっくりお話させていただきました。貴重なひとときでした。いい会でした。信里の皆様のあたたかさと、小山先生への敬愛の情が溢れるコンサートになりました。皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。この会場にちゃんとしたピアノがないのは残念だ。せめてアップライトでもいいちゃんとしたピアノが欲しいですね。撤収して帰宅疲れたので福来飯店で夕食。 きゅうりのにんにく和え、ゲソ唐揚げ、葱油鶏。うまーい。麻辣湯。超おいしいです。ものすごい唐辛子の迫力ですが、美味しい辛さなので、あまり気にならない。まあ、辛いのダメな人はやめといた方がいいかも麺(100円)を頼んで湯麺のスタイルにもできるし、つけ麺のスタイルも可能。我々はつけ麺のスタイルで。
2017/11/07

2017/11/04ヨーカドー5階シネマポイントサム・ペキンパー「戦争のはらわた」(1977)観た。リマスター版。超楽しみにしてた。いそいそと初日に駆けつけた。けっこうお客さん多くてうれしい。このキャパでこれは立派。連休ってことを考えてもこの入りはまあまあだ。シネコンでも、もっと入りが少ない時がある。すごかった。大傑作だ。スローモーションを駆使したペキンパー独特の戦闘シーンがやっぱり素晴らしすぎる。バイオレンスの呼吸が凄い。容赦なく激しく残酷な戦闘シーンなのに、ペキンパーが撮ると、冷徹で、寂寥感が漂い。叙情的ですらある。そしてどうしようもない虚無感...。エンタテインメントとしても無類におもしろいけれども、この作品の感覚は娯楽とゆーよりは芸術的な表現に接近してる。ファンタジーとリアルの境界線が時として曖昧になるところも含めてそう思う。ペキンパー自身は芸術がどーのこーのとか一切考えなかっただろう。好きなように振舞っていただけでしょう。塹壕のシーンが素晴らしい。塹壕にロシアの少年が居るのがポイント。小隊の兵士たちの描き分けが素晴らしい。ドイツ軍側から描いた大戦。通常戦争映画は米軍中心か、連合国側から見て描くことが多いので、この視点は興味深い。「世界大戦」とゆーより「独ソ戦」。この視点はこないだ観たタルコフスキーの「僕の村は戦場だった」も同様。「独ソ」にとっては世界大戦という意味合いよりも、あの戦争はまず何よりも「独ソ戦」という意味合いが強い。この作品にもロシアの少年が捕虜として出てくる。つい最近に同じ劇場で観てるし、おれはタルコフスキーを想起せざるを得なかった。ロシアの女性兵士の部隊の件り、いきなりB級っぽくなるがこーゆーのも容赦なく描いちゃうのがペキンパー。こーゆー件りがない方が確かに格調高いだろうけれども、格調とかどーのこーのとか一切頓着しないペキンパーをおれは心から尊敬します。戦争にA級もB級も存在しない。ただただ虚しいだけ。それが戦争。芸術性とかに頓着しないのに、結果としてポエジーが漂い、芸術性が醸し出されるのがペキンパーの不思議。ジェームズ・コバーン最高だ。こーゆーキャラは戦争映画ではたまにあるキャラだが、その中でもこのシュタイナーは抜きん出たキャラだ。権堂のレストランとまとで家内と昼食。オリーブオイルパスタ。ペペロンチーノってことかな。通常のイタリアンのペペロンチーノとは全然違う。非常に個性的。おれは好きです。美味しい。サラダとセルフのコーヒー付きで990円。家内はキムチチャーハン。写真撮るの忘れた。旨いよ。午後、実家。いろいろ作業。断捨離。荷物の移動。近いうちに工事入る予定なので、部屋を空っぽにする必要がある。夕食。プデチゲ。『オトギ』ラーメンサリ|サリ麺(5個入りパック)|鍋物用ラーメン■1個当り59円[オットギ][韓国ラーメン][インスタントラーメン] マラソン ポイントアップ祭安いし、買っておくといいかもしれませんよ。プデチゲは最初っからサリ麺が入る。肉はスパム。これがいいダシが出るんです。激旨。軍隊の鍋なので生鮮食品はほぼ入らない。野菜はキムチくらい。(うちはもう少し入れちゃうけど)基本的に軍隊の食料を入れるので、缶詰やインスタント麺みたいなのが具材になる。サリ麺は半分だけ。したがって、一人分1/4個ってことか。プデチゲにはサリ麺は必須(スープ付いてないインスタントラーメン)サリ麺あるとキムチ鍋の〆とかに最高です。B級っぽくて楽しい。うちはもちろん常備してある。
2017/11/06

2017/11/03終日自宅。勉強して読書してレクチャー原稿ちょっと書く地味。増村保造監督「赤い天使」(1966)ずっと観たかった作品。DVDでようやく観た。いやあ、すごい。ぶったまげた。凄絶な作品。増村監督の容赦ないリアリズム描写が炸裂しまくる。でもこれが戦場の真実。戦場全体の描写は増村監督だし大映だしまあ「兵隊やくざ」にちょい似てるが、「兵隊やくざ」で描かなかった部分を描くとゆーか、ちょっと視点をずらすとこうなるってことかな。とにかくもう、ひたすら強烈で凄まじい。地獄のような前線の野戦病院。昼夜を問わずどんどん死んでゆく兵隊たち。大勢の傷病兵が呻き、絶叫する。容赦なくどんどん切り落とされる腕、脚...(思い切って切断しないと破傷風や壊死もあるし却って危険)麻酔薬も薬も十分にない中での強引な手術。そのうちあまり細かく診断せずに、オートマチックに手足をどんどん切るようになる。十分に薬もない、時間もない、寝かす場所もない、慢性的に人手もない。手術台の傍の箱には切断された手足があふれる。そこで働く看護婦さくらを演じるのが若尾文子さん特に前半の徹底的にクールな若尾文子さんが超絶素晴らしい。兵隊にレイプされても、そのクールさが崩れることはない。常に毅然として、看護婦としての務めを果たしてゆく、異常な美しさ。川津祐介さんが演ずる負傷兵は両腕を切断しているので、若いのに自慰すらできない。看護婦さくらは密かに彼の欲求を満たしてやり、献身的に尽くすのだが、彼は自殺してしまう。「天使か娼婦か」とゆーキャッチコピーは言い得て妙だ。さくらの上司の軍医 岡部(芦田伸介)は地獄のような前線で連日連夜手術を続けて、完全に精神的にやられていて、モルヒネ中毒になって、女を抱くこともできなくなっている。夜、さくらを部屋に呼んでも「モルヒネ打ってくれ。おれが眠るまで側にいてくれ」と言うだけ。さくらは全力で上司を癒そうとする...芦田伸介さん、シブい。かっこいい。凄まじい作品ですがこれは観る価値あり。その辺のぬるい反戦映画より、徹底してリアルに戦争を伝えることでずっと強い反戦映画になってる。赤い天使 【DVD】エッカーマン「ゲーテとの対話[中]」読了。ゲーテとの対話 中 岩波文庫 / ヨハン・ペーター・エッケルマン 【文庫】[中]で既にかなり決着ついちゃった感じになってるが、[下]はどうなるのだろう。おれは電子書籍で読んでる。紙の本はできるだけ買わないようにしてる。CDも同様。よほどのことがないと買わない。ダウンロードで十分。チクルスの原稿書く。夕食、レトルトカレー2種を合いがけで。西友のプーパッポンカレーと普通のカレー。西友のレトルトやっぱりおもろい。ご飯はタイ米。
2017/11/05

2017/11/02午前、病院。リハビリ。有意義でした。がんばろう。インフルエンザの予防接種しなきゃ。東京場所とジュニアオケ始まる前に絶対しよう!次の定例の診察のときにやってもらっちゃおう。相生座/ロキシーへ中村高寛監督「禅と骨」観た。なんともいえない情感が余韻のように残る作品。おもろい。観てよかった。特異な禅僧ヘンリ・ミトワ氏を追ったドキュメンタリー。独特。基本ドキュメンタリーだが劇映画部分もあるし、アニメ部分もある。自由だ。エンディングの横山剣さん歌唱の「骨まで愛して」が映画館を出ても脳内でリフレインし続ける。劇映画部分けっこういい感じ。ウェンツくんがなかなかよかった。ミトワ氏は粋人か?変人か?とチラシで煽ってるが、やっぱり「変人」だな。粋の感覚を持つ「変人」。僧侶なのに、穏やかに悟りすましたようなところは皆無。禅僧らしくなく、ひたすら執着に囚われ続けた(映画や家系など)。まあ、正直な人間だったとゆーことか。波乱万丈で破天荒な生涯。そして本人もそのまんま破天荒で奇天烈な男。家族にとっては自分勝手な「独裁者」でもあったようだが、非常に魅力的で、興味の尽きない人物。彼が背負った複雑な歴史と運命を体現したような複雑な性格。監督との言い争いや、次女のしーちゃんとの喧嘩もリアルにそのまま撮られている。久々に集まった家族のなんとも言えない雰囲気も。ミトワ氏の死も、火葬場も墓地もまさに「骨まで」そのまま提示される。ミトワ氏の家族の会話は英語と日本語のちゃんぽん。ミトワ氏の奥様は日本語がいまいち不得意。ご長男は完全に英語だけ。次女しーちゃんとの複雑な父娘の情感のやりとりがよかった。ミトワ氏が撮った幸せそうな家族の古い8mmフィルムがノスタルジックで、ちょっとたまらない気持ちになった。ミトワ氏の映画(赤い靴の映画製作)への異様な執着は興味深い。お父さんが映画の配給会社で働いていたこともあるのだろう。少し映画の血が流れてるのかもしれない。舛田利雄監督の「動天」にスタッフ(通訳)として関わり、ちょい役で出演もしてる...赤い靴の映画の絡みで中島貞夫監督まで登場。びっくり!中島監督まで関与していたとは....戦時中の日系アメリカ人の収容所の話は知識として知ってはいたが、これほど生々しく実感を持って語られるのを見るのはおれは初。考えさせられる。中村監督の、「ヨコハマメリー」興味ある。いずれ観たい。昼食は映画館でセブンのホットドックぱくついておしまい。帰宅して、ゆっくり読書&勉強。夕食は大根メニュー。リハビリ農園で採れた立派な大根。おれは収穫の日はチクルスの本番だったので行けなかった。お願いしておれの分の大根を取っておいてもらった。間引きの作業とかは参加してるので、もらう権利アリ。今年は豊作だったようだ。収穫、行きたかったなあ。しらすおろし。大根ステーキ。豆腐の味噌汁。雑穀ごはん120gだいこん、甘くてうまい!
2017/11/04

2017/11/01修行のように勉強。ときどきチクルスの原稿。ゲーテとの対話[中]読み続ける。ゲーテは少年時代のモーツァルトを実際に見ている。そして、メンデルスゾーンやロッシーニの作品も体験している。長生きなんだよなあ...古典派からロマン派までカバーしてる...ヨーロッパ最大の激動の時代を長く生きた。すごい...ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「ブレードランナー2049」観る。素晴らしい。おれはブレードランナーの続編などありえないとずっと思ってた。それがここにきてこの高水準の続編の出現。うれしい驚きだ。とてもよかった。おれはめっちゃ好きだ。ひたすら美しい。ちょっと信じられないほどの美しさだ。空気感がすごい。この作品についてタルコフスキーを引き合いに出す人も多い。おれも同感。タルコフスキーを思わせるほどの質の高さなのだ。小さな木彫りの馬、レイチェル、わんこ...水、火、雪... ブレードランナーの世界観を保ちながら前作へのオマージュや目配せもしっかりあって、その上で監督独自の個性的な映画になってるのが素晴らしい。素直にすごいと思う。リドリースコットの前作のちょいキワモノっぽい雰囲気とか、いい意味での下品さがここにはほとんどない。おれは前作のそーゆーキワモノっぽいところが好きだったが。ここまで徹底して隅々まで芸術的だと、もう、何も言うことはない。キワモノっぽさがないかわりに、ここには溢れるようなポエジーがある。大満足。突如として現れる暴力やアクションにもポエジーがある。デッカードと一緒にいるわんこが超かわゆすだった。ラブちゃんもいい感じ。泣くのがいい。どうしようもない悲しみが常にスクリーンから滲み出てる。前作の「メッセージ」も全編に渡って悲しみに満ちた作品だった。その時の感想はこれ。メッセージ【Blu-ray】 [ エイミー・アダムス ]」そうした哀感がフィリップ・K・ディック作品独特の寂寥感にうまくハマって、もう、たまらんことになってる。長尺だが、一瞬も飽きなかった。おれはリドリースコット監督自身が久しぶりに撮った「エイリアンコヴェナント」よりも、ずっと楽しめた。前作へのオマージュや多くの目配せには、前作のリアルタイム世代には歓迎されるだろう。サービス満点。少なくともおれはいちいち嬉しかった。デッカードがレイチェルの名前を口にした時に、おれは思わずうるっときました。おれはレイチェルそのものの出現よりも、デッカードが「レイチェル」と言ったときの方が感激した。鳥肌が立ちました。ライアン・ゴズリング、素敵。ハリソンフォード、お元気で何より。ホログラムのジョイちゃん、超かわゆす。キュン死しそうなほどキュンキュンする。でも、切ないなー。肉体がないことの切なさ...ジョイちゃんの手の雪のシーンはよかった...帰宅して遅めの昼食セブンのレトルトハンバーグでロコモコ丼。雑穀ごはん60g。60gだとごはんがハンバーグの付け合わせみたいだ。夕食。あんかけ焼きそば。太麺。あんはパーポーを使用。簡単で失敗なし。簡単にきれいなとろみがつく。優しい味で良い。パーポー 30g×2袋/タマノイ酢日本シリーズ観戦。ベイスターズ6-0で圧勝。これでホークス3勝、ベイスターズが1勝。すごい。CSと日本シリーズは見応えのある試合ばかりで、観戦も力が入る。
2017/11/03

2017/10/31寒い朝。終日自宅。麻痺足のマッサージしたりしながらぼんやり勉強など。増村保造監督「盲獣」(1969)観る。いやあ、これは強烈だ。すげえなー。カルトだ。変態が極まってる。江戸川乱歩の原作はもちろん既読。若き緑魔子さん、超絶魅力的。彼女の佇まいや雰囲気は今観ても全く古びていない。今この瞬間にこのときの彼女が東京の街を歩いても、違和感や古さはほとんど感じさせないはずだ。全く違和感ないどころか、超かっこよく見えると思う。最近「いぬむこいり」の緑魔子さんの元気な怪演を観たばかり。そのキャリアの長さは圧倒的だ。盲獣 [ 船越英二 ]船越英二氏、全盲の役。あまりに変態すぎて素晴らしい千石規子、すごい。「野良犬」観たばかりだが、その落差に年月を感じざるをえない。世の中の千石規子さんのイメージはおそらくこの作品のようなイメージで固まっているだろう。イメージ通りといえばその通りだが、そのイメージの中で極めて大きく踏み外した感じの特異な役。この作品は視覚障害者の息子を異常なまでに溺愛する母親役。超名演。登場人物はこの3人だけ。シーンもほとんど大きなアトリエに限定される。様々なサイズの目、口、鼻、乳、手、足の彫刻で床も壁も埋め尽くされた異様なアトリエ。この美術はすごい。演劇的。囚われたヒロインは徐々にこの異常な状況に絡め取られ、最終的には全盲の主人公との研ぎ澄まされた触覚だけの快楽に溺れてゆく89分。サイズはコンパクトながらも強烈で重厚。林光の音楽、素晴らしい。チェンバロが印象的。触覚の快楽に耽溺し、それに慣れてしまうと、徐々に身体を傷つけることで、より強い快楽を求めるようになる。ヒロインはSMの果てに、腕や脚を切り落として欲しいと要求する。痛いだろうけれど、楽しいから。気持ちがいいだろうから。その向こうに見えるのは 「死」クライマックスの残酷な場面は、格調高くメタファーで描かれる。血みどろな残酷描写にしなかったのもひとつの見識だが、(東映なら元気よくやっちゃっただろう)おれは増村監督らしい生々しく残酷な描写も観たかった気もする。昼食。タマノ井 パーポー 60gを使って豆腐あんかけ麺。うまーい。麺はオットギ サリ麺(1食入)を半分。半分だとちょい物足りない感じだけれど、これでいいのだ。夕食 刺身蒟蒻、納豆の生春巻き頂き物の手作り蒟蒻、めっちゃ美味い!ありがとうございます(⌒▽⌒)赤魚。
2017/11/02

2017/10/31午前十時の映画祭で黒澤明監督「野良犬」(1949)観る。11/3までの上映なので焦って観に行った。絶対にこれを逃すわけには行かない。おれは劇場で観るのは二回め。4K上映。いやあ、綺麗に蘇ったなー。やっぱり超絶おもしろい。一瞬も飽きない。最上級の娯楽作品。刑事モノの映画は数多くあるが、これは間違いなくその中でもトップクラスに君臨する屈指の名作。たたき上げのベテラン刑事と若造の刑事のバディムービーも、これまたやたらとたくさんあるけれども、例えば「セブン」のモーガンフリーマンも素晴らしいが、野良犬の志村喬には及んでいないように思う。「野良犬」を越えるのは至難だろう。志村喬、まじ圧倒的。この時の志村喬は何と今のおれよりも若かった!それなのにこの悠揚迫らぬベテラン感!すごすぎだ。三船敏郎のギラギラした若造感も見事。眩しいギラつき。冒頭の犬の顔の どアップ から延々と「うだるような暑さ」の克明な描写が続く。老け役の千石規子しか知らない人は、ぜひこの作品の若き千石規子の奔放な芝居を観て欲しいと思う。1949年の日本の街の様子がリアルにロケされ記録されている。終戦からわずか4年後の東京。復興が始まったばかりの街の様子や風俗がよくわかる。三船敏郎が奪われたコルトを探して街を歩き回るので一種のドキュメンタリーにもなってる。資料的価値も高かろう。この混沌とした雑多な感じは、和風ってよりも、もはやアジア的だ。アジア的混沌。これがもしカラー映像だったら、もしかすると部分的には一瞬「ブレードランナー」っぽく見えるかもしれない。このロケを担当したのは何とゴジラの本多猪四郎監督(本多監督はこの作品では助監督を務めている)早坂文雄の音楽、例によって最高。今、権堂では黒澤明とタルコフスキーの作品が超至近距離で上映されてる。タルコフスキーも草葉の陰で喜んでいることだろう。黒澤監督は「惑星ソラリス」の撮影中に宇宙ステーション・プロメテウスのセットを訪れて、タルコフスキーにセット内を案内してもらってる。タルコフスキーは子供のように嬉々として尊敬する黒澤監督を案内したのだそうな。偶然にしても、あまりに素敵すぎる映画状況だ。11/3までこの幸福な状態が続く。ドヒャーッ!みなさん、せっかく連休だし、ぜひぜひご覧ください。「野良犬」は長野グランド、「惑星ソラリス」はヨーカドー5Fシネマポイントどちらも新作よりは安く観ることができる。帰宅。昼食。納豆ご飯とコロッケ1個。ご飯は60g。午後からカレーの仕込みしながら勉強。夕食カレーライス。おれの作品。牛薄切り肉でビーフカレータイ風じゃないけれど、ご飯はタイ米で。うまい。エッカーマン「ゲーテとの対話[中]」読み始め。
2017/11/01
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