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よく降る 流れの上をツバメが くりかえしくりかえし難しそうなターンを切っている サギが獲物をねらってジーットたたずんでいる 浮き草は小さな波にリズムを合わせ タプンタプン 東山がかすんだり山霧を立ちあげたりどかやんさんのページに巣にいたヒナ、40羽の悲しい話。『箱根ホテル』の残虐行為のことが記載されている僕たちはコンピュータの前で考え、ケータイに注意を集中し、車で移動し、傘を差してすこしでも雨に濡れないようにして生きている
July 19, 2006
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「雨はもういらん」水なすを育てている男が言った彼は今日も雨の中、きっと、どこかの畑で仕事をしている左から黄色い傘が走ってゆく大きな画板を持った人も待ちきれない背景の東山はまったく見えないもう少し、キツイ雨が続くしるし休日、雨宿りのコーヒー
July 17, 2006
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菌類の総攻撃がはじまっているバンパーは苔生しワイパーには秋が残るしかしエンジンはイッパツ点火?
July 16, 2006
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カタチは壊れても、人がいれば作り直せるつくりかたも、直し方も引き継げる壊れないモノはあやしい
July 15, 2006
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空に大きなお月さま帰り道をついてくる月明かりの自分の影子供たちの日記に月は登場するのだろうか
July 14, 2006
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目が合うもう少し、と、近寄ると飛び立った車の騒音が消えていた
July 13, 2006
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晴れていても土砂降りでも鳥は水面を見つめている
July 12, 2006
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般若心経が流行っているらしい雑誌サライが特集「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」は「わかった、わかった、ほとけのこころ。すっかりわかった、ほとけのこころ。ほとけさま、ありがとう」とひろさちやさんによって訳されているこのふすま絵に出会えるチャンスはあるのか
July 11, 2006
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炎天下畑の奧田んぼのよこ木陰に、静かな池次の瞬間、蚊の大群につつまれた
July 10, 2006
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花が沁みる悪いことばかりじゃ、ないはずお天道様が、見てるんだから風が変わったけど、雨は来ない
July 9, 2006
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誰に見られることもなく芽を出し、葉を広げる木々強い雨を受け止めて雨の山で緑につつまれてきた帰ってみる天に向かって咲いた朝顔が南からの陽射しにつつまれていた
July 8, 2006
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雨は花にも降る花は雨でも開きその一日を咲ききる
July 7, 2006
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かすかに触れながら指でも楽しんだ下校時間
July 5, 2006
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ここまで帰ってきたジーパンが重いおなかもへった雨の週末も、またよきかな
July 4, 2006
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レンズはこの湿度を感じているのか色が湿ると町も重い降り始め少しだけ足を速めてしまう雨はまた上がりまた降り始める
July 4, 2006
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夕立に急いでいるのにいつもより強い色湿気を吸って老舗の暖簾はさらに重く
July 3, 2006
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宮川筋、路地の奥連棟町家の二軒目小さな引き戸和の紙モノ一筆せん、はがき裏具奧のおくの京都地図を見てても通り過ぎる、謎の場所
July 2, 2006
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通り雨雨宿り宮川町の路地
July 1, 2006
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