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中国語で「アフリカ」は「非洲Fei1zhou1」と書きます 。「非」の字は「亜非利加Ya4fei1li4jia1」から来てるので、略してこのようになるわけですが、「非洲」と書くと 「洲にあらず、国にあらず」という意味になり、アフリカの人にとっては非常に失礼な意味になります 。アフリカ人は文句を言わないのでしょうか。
私は10年ちょっと前にアフリカ向けODA(政府開発援助、円借款です)の仕事をしてまして、出張ベースですがアフリカ12カ国(サハラ以南のいわゆる「ブラックアフリカ」は10カ国)に行ったことがあります。もちろん、向こうの人から見たら私の顔が札束に見えたかもしれませんので、多少割り引かないといけないところはありますが、 同じ発展途上国でも中国とアフリカでは全然違うという印象 を持ちました。話をしていても非常に穏やか、紳士的で変な自己主張はしませんし、 中国にあるようなマナーの悪さ、例えば「譲らない」「並ばない」などのようなこともなく、車に乗っていても日本でよくやる運転手同士の道の譲り合いもありました 。
どの国も主として英仏の植民地だったので、その影響を受けていること、世界の中での力の弱さもありこうなることはやむを得ないところはありますが、とてもいい人たち(例外はいます。例えば人口・資源大国であるナイジェリア人は評判が悪い)と思いました。 多少貧しくてもそのような礼儀正しい人たちを見るとほっとします 。
当時も 中国は、アフリカに対しては援助で日本など先進国からもらったり、借りたりした金を事実上使って(手続き的には直接は流れないはずですが)、アフリカ諸国に援 助をしていました。まだ台湾を承認している国も今よりは多かったので、台湾との主導権争いや将来の影響力行使を目的で各国に進出してました。日本の円借款では当時多額の貿易黒字を世界に還流する観点などから、国際競争入札といって、どの国の企業も受注できるようになっていたのですが、日本の企業が受注できる比率もすでに4割以下になっていました(他の先進国のやる援助は一般に自国企業のみ参加可能)。例えば、 ある国で道路を建設するプロジェクトがある場合、当時も破格の安値で中国企業が入札に参加したりすると、他国企業(道路工事などで現地人を雇用しても)は勝ち目がない状況にありました。中国企業は中国から恐らく犯罪者中心に労働者をまるごと連れて行くので人件費がほとんどかからず、安値で入札できるわけです 。
こういうやり方は今も続いていて、アフリカ各国に中国人労働者が浸透して行っている状況にあると聞きます。中国は石油資源確保などのために、 世界的に孤立している国、アメリカがテロ国家としている国、スーダン、チャド、アンゴラなど(イランもそうですが)に進出して自らアメリカとの対立を煽っているように見えたりします 。
こういうことはあまり知られることはないですが、 人の良いアフリカ人があまり見えないところで中国人にいつの間にか征服されていくのは個人的にはとても悲しく思っています 。私は全然右寄りではないのですが、最近はソロモン諸島というところで華人への暴動も報道されました。 個別に見れば中国人でもいい人はたくさんいますけど、中国という塊で考えると今後の最も大きな不安要因 のひとつであるということを日本人はもっと感じたほうがよいと思ったりします。
個人的意見ですので、中国がどうしても好きな方、ご容赦ください。
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青空の北京 2013.02.03
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