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俺たちの旅 0
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7年先生の泣き虫戦争和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 最終回「花園よ永遠なれ」回想シーンと意味不明のシーンが多い雑な最終回。「1月7日、大阪花園ラグビー場。天候曇り。気温摂氏7度。北西の風やや強し」(ナレーション・芥川隆行)。試合開始。平山の足は最悪の状態。痛み止めを打ってもらったが効果は1時間のみ。試合前夜、平山は寝付けなかった。超貧乏の清川は平山が心配。見つめ合う二人「マコト…」「キヨ…」。二人はデキていたのかもしれない。けんじも寝る前にエライ精神論をブッ込まれて寝つけねーよ。何気に神社へ参拝すると節子がお参りしていた。明日必ず川浜高校は勝つとけんじに話す。「私の勘って大事な時によく当たるのよ」。その瞬間けんじと初めて会った時のブルマ姿の節子がインサート。もっと寝つけなくなったけんじは薄笑いを浮かべながら節子の肩に手をやり夜の闇へ姿を消す。そして試合のシーンに戻ったと思ったら城南工大高の監督の父親が12月30日に病気で逝去、監督はお通夜や葬儀に出なかったことが芥川隆行に紹介される。このシーンいる?そして試合のシーン、観客席の大木の前に名村直出現。グラウンドでは内田の弟が相手選手とぶつかって気絶。やかんの水をぶっかけられる。「内田の弟は空を見ていた。何だ今日は曇りのち晴れだと言うのに雨か?それにしてもやけに降るなー。内田の弟はぼんやりとそんなことを考えていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして意味のないぶっかり稽古の回想シーン。試合再開。大木がイソップ、夕子が大三郎、清美と坂上二郎の娘は加代のの遺影を手にしている。和歌山では加代の父親たちがテレビで試合を観戦。今もかなり貧乏そうだ。さらにイソップの墓の前ではイソップの父親と甘利先生がデカいラジカセから試合中継を流していた。光男のどうでもいい回想シーンを経て3対0でハーフタイム。川浜有利。けんじは後半戦開始前に部員共にアドバイスしようとするが「監督に喋らせるな。平山はそう考えていた。ハーフタイムに監督からあれこれ多くの指示が出るようでは試合は負けだ」(ナレーション・芥川隆行)。対照的に城南工大高の監督はいらいらしながら喋りまくり。つうことで後半戦開始。内田の弟の反則が原因で同点に追いつかれてしまう。その様子を消防署のテレビで観ている尾本、職員室で仕事をサボる教員共。そしてスポーツはギャンブル性があるため血が騒ぐのか必死の形相で一喜一憂する加代の父親。ここで唐突に川浜高校をトップの成績で入学した栗原にスポットが当てられる。栗原は入学後も成績トップを維持しながらラグビーを続けていたが、故障が続いたため退部を考えたことがあった。しかし清美と坂上二郎の娘に引き止められて「止めるなんて言わないヨ!」そして現在に至る。けんじは風向きが変わったことに気づく。平山もいち早く気づき指示を出す。ここで新キャラ登場。「風向きを気にしているもう一人の男がいた。グランドキーパー主任の海老名健三である。海老名はさしてラグビーが分かる男ではない。しかし長年の経験から風向きによっては上空に浮かぶアドバルーンがパントキックの障害になることを知っていた。その朝彼は今日にでも生まれそうな初孫のため名前を考えるように頼まれていた」(ナレーション・芥川隆行)。これ何かの伏線と思っていたら意味不明の謎エピソードだった。そんなこんなで残り5分。平山の麻酔も切れてきた。このままでは国体の時と同じく同時優勝で終わってしまう。その時、平山と清川がテレパシーで会話、ボールを平山に投げると見せかけて別の選手にパス、さらにそれを受け取った栗原猛ダッシュ。栗原を追いかける城南工大高を追いかける川浜高校。トライ。大歓声。その瞬間、スタンドにいた大木たちは固まってしまう。「この一瞬からしばらくの出来事を滝沢けんじは何一つ記憶していない。栗原が何度も手を回して叫んでいたのも赤津がゴールキックを外したのもけんじの目には何一つ入らなかった。そして10秒後に」(ナレーション・芥川隆行)。ノーサイド。7対3で川浜勝利。すかさず熱い抱擁を交わす平山と清川。大三郎(半笑い顔)の遺影を掲げて夕子号泣。大木喜び爆発。光男と圭子は省略。節子は初めて大粒の涙を流す。けんじ呆然「勝ったんだな?マーク」「勝ッタンダヨ!ケンジ~!You are winner! 」「勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。グラウンドで泣きじゃくるけんじと部員共。マスコミに囲まれ「こんな嬉しいことはありませんッ。勝てる!そう信じていたものの不安でした。でもコイツらがこんな素晴らしい試合をやってくれて…信は力なりですッ!泣かせて下さい!思いっきり泣かせて下さい!勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉ!」と激応え。泣き崩れる大木たち。山城元校長も泣きながら節子に声を掛ける。「顔を上げてよくご主人を見てあげなさい!日本一のご主人ですぞ!」。節子号泣。どうでもいいシーン(特に海老名に孫が生まれてどうのこうの)を経て、誰もいないグラウンドに一人で立っているけんじ。スタンドから見つめる節子と娘。二人に気づいて振り返るけんじ。「戦いは終わった。川浜高校の優勝は節子をはじめとする関係者全ての人によって成し遂げられたのである。滝沢けんじは勝利者となった。だがけんじは知っている。今日という日が終わった瞬間から、また新たなる戦いがここから始まることを」(ナレーション・芥川隆行)。お・わ・り毎回情報量が異常に多すぎて疲れた。
2022年03月30日
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7年先生の泣き虫戦争和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第25話「微笑む女神」ここにきて5~6話分ぐらいのエピソードを一気に消化。そのためいつも以上に芥川隆行がナレーションしまくり。俳優の芝居をばかにしているのかと思うぐらい何から何まで語りまくる。全国大会に備えて最終の猛練習。暇で仕方のない内田と光男が先輩面して「もっと腰落とせ!」など尤もらしいことを指導するが、空気が読めないので部員共から嫌われていることに気づいていなかった。負傷者も続出。それでも練習止めないぜ。けんじはマークの助言を受けてあれこれ作戦を練るが不安が募るばかり。「滝沢けんじの眠れぬ夜が続いた」(ナレーション・芥川隆行)。そこで中学時代の恩師に助言を求めるため帰省。電話で済むような助言を得る。日本海風に海に向かって佇むけんじと恩師。けんじは部員共に城南工大高に勝つための秘策を伝授。一人の敵に二人掛りで襲撃せよ。平山は試合中に指示を出すと頼もしいことを言う。矢木も「よーし一丁やってみますか!」とよく分からないことを口走る。さらに部員共をお寺に連れて行き、集中力と団結力を高めるため真っ暗なお堂でだいじょうぶだあ教のグッズでおなじみの団扇太鼓を叩かせる。ばらばらだった太鼓の音が一つになった時「けんじの心に勝利への確信が深まった」(ナレーション・芥川隆行)。ある夜、近所で火事ですよ。嫌な予感。不安的中。洗濯を頼んでいたクリーニング店がジャージごと丸焼け。尾本が消防署に勤めていたことにもびっくり。翌朝全員しょんぼり。クリーニング店のおやじが現れて泣きながら土下座する。誰よりも先に内田が激怒。相撲部を捨てた矢木も激怒。場をわきまえない二人。あのジャージはイソップがデザインしたものだ。芥川隆行の解説と共にゴーストイソップ登場。今やイソップを知る部員はいないが、ラグビー部では伝説化していた。けんじは古いジャージが残っていたことを思い出す。でも109対0で負けた時に着ていたので超縁起悪いヨ。しかし「あの屈辱の大敗があったからこそ我々はここまで来ることができたんですッ!」。つうことで洗濯開始。「私にも手伝わせて下さい!」とクリーニング店のおやじも協力を申し出る。当たり前だとけんじは思った。圭子や節子など女性総動員で洗濯と裁縫。この描写ジェンダー的にどうなんでしょうね?加代のことを思い出して清美と坂上二郎の娘ホロリ。出発前けんじはイソップのお墓参り。イソップに語り掛ける。「お前がデザインしてくれたジャージだったが(略)見ていてくれッ」。つうことで大阪入り。現地でも練習するぜ。そんなこんなで試合開始。あっという間に決勝戦進出。対戦相手は宿敵・城南工大高。その前夜、宿舎に暇な連中(内田親子・光男・圭子・節子と娘ほか)が集合。山城元校長も駆け付ける。部員共に「やーやっとるかね?」とフレンドリーに声を掛けるが「誰このじじい?」といった不安な表情を突き付けられる。マークも駆け付け「ミナサン楽シクヤッテマスカ?」と盛り上げるが、内田の父親は露骨に差別発言。つうことで明日に備えてさっさと寝よーぜ。寝室に姿を消す光男と圭子。けんじも寝ようとするが元オールジャパンの大北監督から電話、極太の精神論をブッ込まれ睡眠妨害を受ける。翌朝、続々と花園ラグビー場に集結する登場人物たち。ここで第1話の冒頭につながる(※2022年2月13日参照)。梅宮辰夫の遺影を持った和田アキ子、けんじが一睡もできなかったことなどの謎が明らかになった。夕子はぐすぐず涙を流している。グラウンドのけんじを見守る節子と娘。川浜高校に赴任以来の思い出がけんじの脳裏を駆け巡る。暴力、イソップ、加代、以上おわり。「よし皆集まれ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「見てみろ!大勢入ってるじゃないか。あそこにはテレビも来てるぞ。お前たち…こんな大勢の前でプレイできるなんてお前たちは本当に幸せ者だ!よし手をつなごう!」輪になって謎の催眠術開始。「いいか…こんな恵まれた時間二度と無いぞ。力いっぱいお前たちのラグビーやってこい。1時間、思いっきりラグビー楽しんで来いよッ!」。試合開始。「運命の1時間の始まりであった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く次回(最終回)、御期待下さい。
2022年03月30日
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泣き虫先生の7年和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第24話「花園へ翔べ千羽鶴」驚愕のミステリー編。大三郎の死去から10ヶ月。けんじたちは予選を前に大三郎のゴーストに勝利を誓う。空気キャラの光男と圭子もいなくていいのにいた。そして練習前に大木がチームワークの大切さを偉そうにスピーチ。ダルそうに聞くけんじと部員共。今や強豪校となった川浜高校。ギャラリーもすごいことになってますよ。とりわけイケメンキャプテンの平山はモテモテ。80年代のビニ本モデル風三人娘にサインをせがまれるがストイックな平山は拒否。練習後、部員共+圭子は和気あいあいで千羽鶴を折る。ある日けんじは相模一高の監督がラグビー部を辞任したことを知ってご本人に真相を直撃する。ラグビー部員が他の部員から腕時計を盗んだ。出場停止まで問題は広がらなかったが、出来心とはいえどうしても許せず退部させた。ラガーマンはグラウンドの外でもフェアでなければならない。今回の件は自分にも責任があると判断し、自分も辞任した。選手に厳しくするからには監督も己に厳しくなければいけないつう話。俺なんか部員殴りまくりだよとけんじは思った。そして県予選大会スタート。平山の活躍であっという間に三回戦突破。イエーイ!部員共はチームワークを絶賛するが大木は憮然としている。死亡した大三郎に代わって節子がご馳走を披露、光男も不味そうなフランス料理を差し出す。そんな中、相撲部を見捨てた男・矢木が黙々とスパイクを磨いていた。ぼろぼろだが自分の足に合っている。試合に出る可能性も低いが、いつ出番が回ってきても出場できるよう備えているのだ。「こうした陰の力も川浜高校快進撃を支えているのだとけんばし思いを新たにした」(ナレーション・芥川隆行)。そして準々決勝。相手にマークされまくった平山は負傷。代わって矢木が出場。矢木の大活躍で圧勝。イエーイ!しかし平山は矢木をモーレツに嫉妬。矢木も偶然とはいえスパイクを叩きつけられ超ムカつく。このことをきっかけにチームに亀裂が生じる。一方けんじは千羽鶴を手に節子と暢気なことを話している。「俺にはこの鶴が選手たちに見えるヨ。皆勝手な方を向いてる。色も形も違う。でもそれが個性なんだ。それをこの一本の糸が繋いでいる。この糸がチームワークって奴だ」。そして準決勝。バスに荷物を運んでいる清美と坂上二郎の娘の前に三人娘出現。平山に渡してほしいと下手くそなイラストとメッセージが書かれた色紙を手渡す。試合直前にトラブル発生。矢木のスパイクが紛失したのだ。とりあえず出場。何とか勝てたものの決勝戦の相手は相模一高だ。けんじは部員共を集めて緊急ミーティング。矢木のスパイクを盗んだのは誰?矢木は部員に心当たりはないと言うが、名もなき部員が「いるかもしれねーよなー」と衝撃発言。矢木に嫉妬していた平山のことだ。平山は否定するが、平山派と矢木派に分かれて大乱闘。立ち会っていた大木は傍観。しかし大乱闘の弾みで千羽鶴がぐちゃぐちゃになり激昂。川浜一のワルに部員共戦慄。「何だよこのザは!俺がいた頃のチームはお前より弱かったかもしれねーよ。だけどなこんな醜い争いはしやしなかったぞ!」。そうか?「だから俺はくどいほど言ったんだ!チームワークチームワークって!」。部員共しょんぼり。さらにスパイクを盗んだ奴は殺すと脅迫。部員共ガチブル。そんなこんなで3年生と1・2年生は完全に分裂する。そこへ内田の父親が有力な情報を持ち込む。準決勝の日、出発前のバスから三人娘が出てきたところを見たと証言。矢木が憎くてスパイクを盗んだのでは?しかしけんじはその説を否定、部員が犯人にだったら監督辞任を決意する。翌日、平山は部室で矢木のスパイクを発見。最悪のタイミングでけんじたちがどかどか到着する。矢木のスパイクを手にした平山を見て「やっばおめーが犯人かよッ!」「違う―!」と大騒動。「けんじは平山を信じた。だが咄嗟に弁護する言葉が浮かばなかった」(ナレーション・芥川隆行)。コイツ最低だな。3年生共も「見損なったよ!」「顔も見たくねーや!」と次々と手の平を返す。そこに真犯人が名乗り出る。三人娘だ。あの日、三人娘は坂上二郎の娘に色紙を渡したが、荷物いっぱいでポロリ&気づかず踏んづけられてしまう。三人娘は復讐のため何かを盗み出そうとするが、たまたま目についたのが矢木のスパイクで物は何でも良かった。無差別殺人と同じだ。しかし自分たちの犯行説を否定するけんじの話を耳にして改心。特捜最前線的展開。清美と坂上二郎の娘、平山、矢木が次々「俺が悪かった」「いや俺が」「あたいが」と号泣。しかし大木は今回の責任は誰にあるのか追及する。「そいつは…俺だ」とけんじは激白するが「俺たちはバラバラだが(略)心を一つにしてやって行こう!」などと上手いこと言って責任問題を揉み消す。そんなこんなで相模一高を68対12で撃破して花園行きをゲット。優勝旗を掲げて学校へ戻る(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。大勢に出迎えられるが万城目淳教頭以下いつもの教員共不在。代わりに見たことのない教員が多数登場。空気キャラ(光男と圭子)もいた。「花園がけんじたちを待っている。花園、それは青春が永遠に熱き火花を散らす戦場であった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月30日
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泣き虫先生の和田アキ子戦争。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第23話「下町のヒーロー」ラグビー部のスランプは続いた。マーク曰くラグビーをエンジョイしていない。「勝トウ勝トウトイウ気持チガ強クテ動キガ硬インデス」。ではどうすればいいのか?けんじ悩む。どんよりした部員共の中で清川だけが気合爆発のムードメーカー。マークは感心するが、かつて加代と貧乏のトップを争ったほどの超貧乏と聞いて「オ~!リアリィ?(訳:マジかよ)」と驚く。ある日ヤクザ三人が清川の借金を取り立てに学校へ乗り込んで来る。その一人はUGMのイケダだった。イケダはUGMをクビになり(略)。とりあえずけんじに代わって名古屋章校長がド迫力で追い払う。清川の父親が作った借金は20万円。けんじや教員共が解決しようと提案するが清川は丁重に断る。そのやり取りを大三郎がジトっとガン見していた。ここ職員室だぞ。ドア全開ってのもなあ。大三郎は清川に餃子を無償提供、スランプ続きの部員共にアドバイスなど相変わらず青少年の健全育成に熱心。。しかし休みの度にめかしこんで外出するようになる。夕子は浮気していると騒ぐが、めんどくせーことに関わりたくねーとけんじは思った。ある日、大木が久しぶりに訪ねてくる。東北製鉄の正社員に採用されたと報告。さらに母親のために勤務地を仙台から千葉に変えてもらったと節子が説明する。「そうかー」。でも何で節子がそんなこと知ってんだー?そこに内田の父親が乱入。昼間からキャバレーに出入りしている大三郎を目撃したと報告。皆いちいち俺に報告すんじゃねーとけんじは思ったが、大木を連れてキャバレー直撃。そこには大三郎を中心に目つきの悪いおっさん共が昼間から酒を飲んでいた。実は暇そうな人間に声を掛けてラグビーチームを立ち上げたという。その名も「川浜浜っ子クラブ」。ラグビー部の連中の相談相手になるぜ。全員年齢も職業もバラバラ。内田や川浜高校の最狂番長・水原の姿も。今は長距離トラックの運転手をしている。爽やかな好青年になってますヨ。「俺もマスターに誘われて…」。けんじ感動。水原たちにコーチ就任を頼まれるが超多忙。そこでマークに依頼。「喜ンデオ受ケシマス。日本ノすぽーつガ少シデモマトモニナレバ嬉シイデス」。マークは普通の町の人々がエンジョイする、それが本当のスポーツだと語る。つうことで浜っ子クラブのおっさんたちがどてどてと練習。けんじたちはしばらく観察。何だか楽しそう。大木も参加している。「やっぱラグビー良いッスね。だけど変なんだよなー。学校でやってた時より楽しいんだ」。しかも素人チームなので下手くそ。マークは何かをする以上ミスするのは当たり前、人間には失敗する権利があると助言。「サア、ドンドンみすヲシテplayヲ楽シミマショー」イエーイ!一方、水原は仕事があるからと爽やかに練習切り上げ。その光景を見てけんじショック&方針転換。「明日からは少々のミスは目を瞑る。初めてラグビーボールを触った感激を思い出して明日から思いっきり楽しめ!」イエーイ!しかし清川は帰宅すると毎日ヤクザ三人がお出迎え。そんなこんなで部員共はスランプ脱出するが清川だけ絶不調。清川は連日脅されていたことを正直に打ち明ける。けんじ怒りMAX、組事務所を襲撃しようとする。そのことを聞いた大三郎はけんじに一撃を食らわして気絶。代わって自分が襲撃に向かう。そんなこんなでヤクザ三人と大三郎がどこかへ向かう。たまたますれ違った内田の父親とどうでもいい会話を交わす。このシーン、梅宮辰夫と坂上二郎のアドリブっぽくて楽しい。「大三郎はまるで散歩にでも出るように歩み去っていった。そして翌朝」(ナレーション・芥川隆行)。朝刊に「中華料理店主刺されて重体!」と顔写真入りで報道。しかも国際問題並みに記事がデカい。大三郎はイソップ、加代、大木の母親がお世話になった川浜市立総合病院に搬送されていた。そこへどかどかとけんじたちが駆け付ける。夕子に付き添われていた大三郎が意識を取り戻す。さらに刑事が自首したイケダを連れてくる。イケダは「すいませんでしたー!」と土下座。大木はイケダを殺害しようとするが、清川が顔面殴打。大三郎は清川を制止、さらにイケダの生い立ちを見抜くと刑事に軽い処分を頼む。「翌朝、大三郎は静かに息を引き取った。名マネージャー山崎加代の死から僅か半年、ラグビー部はまたかけがえのない人物を失ったのである。けんじは運命の神を呪った」(ナレーション・芥川隆行)。盛大な葬式。参列者は一様に心の大きな人だったと大三郎の人柄を称える。その二日後、夕子はいつものように店を切り盛りしていた。その夜も店の二階で集団勉強会。夕子を心配するけんじや圭子をよそに光男は鈍い、可愛げがないと毒を吐く。酷え弟だと思いながらけんじがお茶を汲みに行くと夕子は号泣していた。店を閉めて一人になった時、初めて悲しみが溢れ出してきたのだ。「人はなくなっても空耳で聞こえたり、幻で姿が見えるって言いまっしゃろ?そやけどうち鈍いんでんな。あの人の姿なんか見えしません。夢でもええ、幻でもええ。もう一遍あの人に会いたいですわ。先生、今夜泣かしてしておくんなはれ、思いっきり泣かしておくんなはれ…」。翌朝けんじは部員共に檄を飛ばす(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「ここを花園だと思ってお前たちがどんなトライをするかマスターに見せてあげよう!」。練習開始。その時けんじはゴースト大三郎を目撃する。「夕子さん見てますよ!マスターですよ!」。ゴースト大三郎がけんじたちに向かって手を振っている。しかもVサイン。続けて両手でVサイン。本人じゃねーのか?けんじたちは心霊現象を確認するためゴースト大三郎に向かって突進する。つ・づ・く
2022年03月27日
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和田アキ子の7年戦争。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第22話「勝ってから泣け」新しいキャプテンに誰が選出されるのか?光男と大木はタイプは違うが、部員共を引っ張る力を持っていた。しかし今の連中は素質は優れているが大人しい。一応、平山が選ばれたが就任拒否。城南工大高の曽根にライバル心を燃やす平山は余計な仕事を背負いたくないと言う。それを知った大木激怒、平山を半殺しにする。けんじは大木を取り押さえると平山に説教開始。省略。「すいませんでした。俺キャプテンやらせてもらいます!」と自分を殺そうとした大木に謝罪する。その後、大木のもとに川浜電機から内定取り消しのお便りが届く。大木は川浜電機の社会人チームに所属する予定だったが突然ラグビー部の解散が決定、採用を見直すつう話だった。そんな簡単に採用を取り消せるのか?けんじは東北製鉄の永井を訪ねる。第1話でけんじを監督にスカウトしようとしたおっさんだ。けんじは大木の採用を依頼、永井も大木に興味を持っていたのでOK。但しけんじも監督として赴任することが条件だぜ。けんじノー。そこで名村謙三に泣きついてはどうかと大木に提案。大木ノー。顔面を殴打した上に母親の手術代まで工面してもらった。これ以上甘える訳にはいかない。そんなこんなで新人戦開催。大木たちの抜けた穴はガバガバにデカく、あっさり敗退。けんじしょんぼり。そこに永井が現れ、大木を臨時工なら採用しても良いと告げる。臨時工なので正社員ではない。ラグビー部の練習に参加できるが試合は出場できない。良い条件ではないがラグビーを続けることはできる。努力次第で正社員にもなれる。どう?大木は母親が気になる。東北製鉄に入社したら本社の仙台で暮らさなければならない。退院したばかりの母親をおいておくことはできない。そこに節子が大木の母親を連れてくる。大木の母親は仙台へ行くよう説得する。「お前ラグビーがやりたいんでしょ?」。節子も大木の留守の間、面倒を見るつもりでいると話す。実はナイショで永井と接触、大木の採用を頼み込んでいたのだ。大木じーん。「奥さんは…そこまで俺のことを」「だってあなたは私の子どもですもの」「マジ!?」。節子は大木の母親だった。ではなく「主人がいつも言ってるのよ。生徒は皆俺の子だって。だから私にとっても子どもでしょ?」。大木は号泣&感動するふりをして節子に抱き着く。「奥さ~ん!ありがとうございました!」「分かってるわ、分かってるわよ。大木クン…」。コイツらデキてんじゃねーのか?とけんじは思った。そして卒業式。大木は開業したばかりの東北新幹線に乗って在りし日の思い出に浸る。ケンカ、暴力、イソップ、以上おわり。「やってやるぜ!」。新天地・仙台でもケンカしまくるつもりだった。そんなこんなで新年度。相変わらずラグビー部はパッとしない。けんじイライラ。特に不振絶好調の平山に当たり散らす。山城元校長はけんじを連れていつもの居酒屋でカウンセリング(飲み会)、けんじに指導方法を変えること、指導者も成長しなければならないと諭す。そして新キャラ・マーク・ジョンソンを紹介する。横浜の外語学校で教師をしているマークはけんじが元オールジャパンの選手だと知っていた。「今度一緒ニプレーシマショ」「プレイ?」。けんじどきどき。数日後、複数の見知らぬ外国人共とプレー、ラグビー本来の楽しさを思い出す。そしてマークを臨時コーチに迎える。「だがその指導ぶりにけんじは不満に思った。けんじなら気になって仕方がない選手の欠点や弱点を何一つ直そうとしないのだ」(ナレーション・芥川隆行)。さらに休憩とリラックスを勧めまくり。その夜けんじはマークと指導法を巡って激論を交わすが、マークの指導法が良い影響を与えていたのは事実だった。けんじも洗脳され季節は一気に秋。国体出場。勝ちまくって一気に決勝戦。相手は城南工大高。川浜有利。大木は仕事をサボってラジオで観戦。大三郎も節子にラーメンを届けると一緒にラーメン喰いながらラジオにかぶりつき。10対4で勝利目前。「次の瞬間ノックオン。試合は終わったと川浜の誰もが思った。だがレフリーの笛は鳴らなかった」(ナレーション・芥川隆行)。そして同点に追いつかれノーサイド。「土壇場で追いついた城南フィフティーンの表情とは対照的に川浜フィフティーンの顔は失意と屈辱に満ちていた」(ナレーション・芥川隆行)。けんじ説教開始。「この試合に勝てなかったのはお前たち全員が土壇場で致命的なミスを犯したからだ。そのミスとは何だ?技術か?違うな。じゃあ勇気か?それも違うな。お前たちは十分なファイトを持って戦った。じゃあ一体何が足りなかったんだ?執着心だ」。判定を下すのはレフリーだ。笛が鳴るまで絶対に動きを止めるな。「その鉄則を忘れた結果がこれなんだ!いいから泣くな!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。ラグビーは人生そのものだ。ボールに対する執着心が勝利を呼ぶように、最後まであきらめない執着心が人生には必要だ。「泣くのは花園だ!花園で勝ってから泣け!」つ・づ・く
2022年03月27日
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和田アキ子ウォーズ。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第21話「勇気なき者は去れ」全国大会出場決定。圭子は父親と和解。大木の母親も手術成功で順風満帆。どうでもいい壮行会(山城&名古屋章ダブル校長、かつての暴君・内田や尾本、大三郎まで出席)を経て花園に到着するが部員共緊張しまくり。けんじは互いの手を握らせ目を瞑ってイメトレ。「ぬくもりが伝わってくるだろー?」。むーん。けんじの謎の催眠術で元気爆発。イソップと加代の遺影も見守ってるヨ。つうことで33対9で初戦突破。圭子から試合の報告を受けて光男興奮。ちなみにコック姿。川浜ホテルをクビになり別のとこで働き出したと解釈。二回戦も42対3で爆勝。関係者全員イェーイ。予想外の勝利に遠征費が足りなくなってきたけど何とかなるぜ。「こういうのをうれしい悲鳴って言うんですかね?」と万城目淳教頭の面白さゼロのコメントに大爆笑する教員共。「しかし中には面白くない人物もいた」(ナレーション・芥川隆行)。内田の父親は激昂してけんじたちの宿泊先に乗り込む。内田の弟を出場させないことに腹を立てていた。「あんたは知らんだろうがねあいつはそりゃもう涙ぐましい努力をしてきたんだ!あれは去年の秋の頃だった…」。省略。けんじノー。内田の弟はベストメンバーじゃねーんだよ。つうことで三回戦。城南工大高と対戦。前半戦0対0でイイ感じ。後半戦開始早々、大木がトライを決めてこりゃイケるぜ。ところが名もなき部員がけがで退場。メンバーチェンジするしかない。しかしベンチに控えている6人は揃いも揃って頼りないツラしてるぜ。とりわけ内田の弟はずば抜けてるが、あのオヤジうるせーからなーと悩んだ末にご指名。笑顔でグラウンドへ向かうが、どてどてした走りっぷりにマジやべーと思った。不安的中。ビビッてタックル外しまくり、トライを決められてしまう。ここで試合の流れは大きく変わり「もはや止める術はなかった」(ナレーション・芥川隆行)。そして試合終了。36対4で惨敗。観戦していた節子と娘しょんぼり。相模一高の監督は善戦だったとフォローするが名古屋章校長は「負けは負けだ」とばっさり。さらに傍にいた内田の父親に聴こえるように「滝沢君はどうして内田の弟みたいな選手を使ったのかねー」と猛毒を撒き散らす。部員共もしょんぼり。「あいつらに勝ちてーよー!」と泣きじゃくって悔しがる。けんじも涙をにじませるが、めんどくさかったので来年も花園に来るぞとだけ言ってあっさりスルー。つうことで早速練習再開。「シゴいてシゴいてシゴきまくってやる!」と鬼宣言。そんな中、内田の弟は退部届を提出する。「俺自信が無くなったんです。ダメなんですー!ダメなんだよー俺ー!」と泣きじゃくり。「分かった。この退部届、確かに受け取った」。え?止めてくんねーのかよ!と内田の弟は思った。その夜、内田の父親が内田の弟を連れてけんじを襲撃。けんじ反撃。内田の弟をメンバーから外したのは予選の時からこうなることが分かっていたからだった。内田の弟には勇気がねーんだよ。首を痛めるかもしれない。スパイクで蹴られるかもしれない。それでもやらないといけないのがタックルだ。それがラグビーだ。そのタックルが内田の弟はどうしても出来ない。「これじゃラグビーになりません」。そして「勇気のない奴に用はないからな」ととどめを刺す。けんじの容赦ないトークに節子は落ちこぼれを無くしたはずが今度は落ちこぼれを作っていると批判する。「妻の言葉がぐさりと胸に突き刺さったまま数日が過ぎた。だが内田の弟は練習に姿を見せず、けんじもまたどう対処したら良いか分からぬまま苦慮していた。そんなある夜」(ナレーション・芥川隆行)。けんじはぶっかり稽古に励む内田の弟を目撃する(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。内田も加わってぶっかり稽古。けんじ感涙。「けんじの胸にまた一つ熱いものがこみ上げてきた」(ナレーション・芥川隆行)。今回は毒吐いた以外何もしてないけどね。つ・づ・く
2022年03月27日
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スクール和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第20話「我ら花園に立つ」いよいよ激闘編スタート。前回から一気に季節は秋。神奈川県予選大会開始。川浜高校は連戦連勝。その合間に名村が歌で部員共を慰問。『青春時代』(作詞:阿久悠 作曲:森田公一)を皆で歌ってイエーイ。名村は圭子にチョットだけ挨拶する。「俺はちょっくら北の方へ一人旅出かけるからな」「これから寒いわよ北国は」「だから良いんだ。都会暮らしだと俺の音楽も生温くていけねー」。すごい脚本。一方、大木は元気がない。試合でもミスを連発。けんじと名村はそのことを気にかけていた。そんな二人の傍で謎のおじさんが練習風景をガン見していた。名村財閥の総帥・名村謙三(内藤武敏)だ。圭子が目的に違いない。その夜けんじは大木にぶっちゃけ何か悩んでねーか?と直撃する。光男と圭子も同席。光男はコックをクビになったらしい(そうとしか思えない)。実は母親がまた心臓を悪くして入院、今度は長引くらしい。そのことが気になっていたのだ。大三郎の店では名村謙三が圭子とけんじの帰りを待っていた。名村謙三は圭子にぐいっと迫ると「何から話せば良いか…そう所謂私のようにブルジョアと呼ばれている人間は(略)」と如何に自分は毎日忙しいかと語り、唯一の息抜きは街ブラだったと解説する。20年前アメ横でチンピラたちにボコられていたところを圭子の母親・三好夏子(伊藤かずえ・二役)に助けられる。夏子は武器のチェーンを振り回してチンピラ撃退。そして意気投合、男と女の仲になる&妊娠。夏子は一人で産んで育てると告げる。しかしチンピラの報復により刺殺。名村謙三は止むを得ず子どもを欲しがっていた部下の富田義道に預ける。それが圭子だったつう話。そのうえで圭子を引き取りたいとぶっちゃける。長男、次男は跡目相続しか考えていない。三男の直は家を飛び出し、妻は先日死去。一人ぼっちで寂しいのだ。「私の父親は富田義道です。たとえ血が繋がっていなくても私を育ててくれた人です!」。圭子の母親が富田義道の愛人というのは嘘だったのか?けんじは名村謙三にこの辺うろついてると大木に半殺しにされると警告する。名村謙三は部下に呼び出されてとりあえず退散。その後けんじが職員室で準決勝の対策を練っていたところに光男と圭子が駆け込んでくる。名村謙三の失踪を知らせに来たのはいいけど、やっぱり光男はコックをクビになったらしい。そんなこんなで準決勝。前半戦リードされるが、原因は大木の不振だった。観客席には暇な光男と圭子、内田親子、すぐに傍に名村謙三の姿があった。名村謙三は試合よりも圭子をガン見。そんなこんなで辛うじて勝利。しかし大木は退部を申し出る。その夜、大三郎の店で緊急ミーティングが開かれるが大木の意志は固い。自分のポジションの代わりは何人もいるが、母親に付き添ってやれるのは世界中で自分しかいない。そこへぬっと名村謙三出現。「誰だいあんた?」「近所に引っ越してきた者だ。実は私も少年の頃ラグビーをやっていた」と謎のスピーチを開始。「どんな事情があるにせよ捨ててはダメだヨ、ラグビーに賭けた夢を!」。しかし今回の手術には300万円が必要だ。「元はと言えば名村のせいだ!」って自分がお袋さんに心配かけたことは棚上げ。「いっそ銀行強盗でもしてお袋のために300万作ってやりてーよ!」。そんなことしたらお袋さん即死だとけんじは思い借金ローラー作戦展開。全然足んねーよ。名村謙三はけんじに300万円の小切手を渡す。部下がやったこととはいえ、大木の父親を追い詰めてしまったことに責任を感じていた。「金で償えるとは思えんが他に方法がない」と素直に打ち明ける。圭子は立ち去る名村謙三に向かって「お父さん」と言いかける。名村謙三も振り返るが何も言わない。しかし後日、練習場をぶらり訪問。圭子に母親の墓を聞かれる。「母のお墓をこの目で見て拝んだら、あなたをお父さんって呼べそうな気がするんです」。名村謙三じーん。大木の前で圭子といちゃつくなとけんじ警告。大木は「おじさん来てたの?」とフレンドリーに接してくるが、富田義道ほか部下共がどかどかやって来る。「会長ー随分お探ししましたよ!」。大木が「おじさん」の正体に気づく。「名村~?オイ待てぇッ!手前名村謙三だな?人をたぶらかしやがってー!」とぶん殴ろうとするがけんじに抑えられる。母親の手術代を工面したのは名村謙三だ。名村謙三は十分苦しんだ。ノーサイドにしようと説得するが大木バーニング。名村謙三は「殴られて当然だ」と言って大木に近づく。「好きにしたまえ」「うぉぉぉぉぉーッ!」。派手にぶん殴って馬乗り。しかし「俺もラガーマンだ。恨みつらみは残さねー。これでノーサイドってことにするぜ」。涙を堪えて練習再開。「人の真心は遂に恨みを越える。けんじはその思いを深く噛み締めていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして相模一高との決勝戦。その頃イソップと加代がお世話になったご存じ川浜市立総合病院で大木の母親の手術が行われる。大木は母親が気になって「ファイトが出ねーよ」と混乱。そこに名村謙三出現「大木君!君は真の人生を放棄するのかッ?」。以下省略。「分かった、俺は試合に出る!」。名村謙三とがっちり握手。つうことで川浜高校の勝ち。名村謙三は圭子に元の生活に戻ると告げる。圭子は初めて「お父さん」と呼ぶ。「君の父親は富田義道だよ」。そして富田義道に圭子と光男の交際を認めるよう言い渡す。もう二度と圭子と会うことはない。そんなこんなで表彰式。「優勝、川浜高等学校」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。全員号泣。「かくて川浜高校は花園にその雄姿を現すことになった。そこに待つものは嵐の如き死闘である。けんじの胸に新たな闘志が燃え上がっていた」(ナレーション・芥川隆行)。で手術はどうなった?つ・づ・く
2022年03月25日
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和田アキ子軍団。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第19話「友よ安らかに眠れ」今回も加代のネタを引っ張ります。大三郎の店で送別会。『惜別の唄』(作詞:島崎藤村 作曲:藤江英輔)という暗い唄を全員熱唱。和歌山と花園ラグビー場の大阪はすぐ近くだ。加代に会うためにも何としてでも花園へ行くぜ。オーッ!引っ越しまで二日ある。大木の提案で加代のリクエストに応える。加代は一度でいいから皆とプレーしたかった。「プレイ?」けんじはどきどきした。翌日ユニフォーム姿でけんじたちとランパス。しれっと清美と坂上二郎の娘、圭子、そして大三郎までがユニフォームを着て練習に参加。どてどて走る大三郎。店は暇なのか?卒業したはずの光男もいた。加代も練習日報を書き続けている。けんじは三年間欠かさず付けてくれたことに感謝する。翌日も加代は練習に付き合いユニフォームを洗濯。そこに名村出現。プロポーズ大作戦を実行する。加代は今は半人前なので誰とも結婚するつもりはないとお断り定番フレーズを披露。名村もアーティストとして半人前だと食らいつくが、けんじ仕込みのよく分からない説明(抵抗)に「俺の負けだ!プロポーズ取り消し!」と潔く引き下がる。そして加代のリクエストに応えて『惜別の唄』を披露。その歌声を聴いて大木激怒。名村と殴り合いを開始する。圭子と暇な光男も加わって大乱闘。そこへ名古屋章校長が現れてドロー。「乱闘を起こすようなクラブ活動を認める訳にゃーいかん。滝沢君、事件の原因を究明して対策を講じたまえ!」。けんじはめんどくせーと思ったが話し合いの場を設ける。大木は名村にムカつく理由を語り出す。「8年前だ、親父は小さな雑貨屋をしていた…」。要するに名村系スーパーの進出で閉店&酒浸り&自殺&貧乏に追い込まれたつう話。ただの逆恨みです。そんなこんなでけんじたちには和解したと見せかけてタイマン勝負決定。決着つけるぜ!そのことを知った清美と坂上二郎の娘に口止めさせる。加代はけんじと二人きりで帰り道。桜が満開。けんじの肩に着いていた桜の花びらを摘み上げる。「桜がきれいだから私ここでお別れします」。花園で会おう。「ええ花園で」。その夜けんじ宛てのハガキを書き、桜の花びらを大切に握りしめる。翌朝大木は学校から姿を消す。一方、加代は暇な光男と圭子に見送られ家族たちと新幹線に乗るところだったが、練習日報を書き忘れたことを思い出し部室へ向かう。そして大木と名村の殺し合いスタート。そのことを清美と坂上二郎の娘から聞いてびっくり。「大木と名村が決闘沙汰を起こせばラグビー部が廃部に追い込まれるのは火を見るより明らかであった。一刻も早く何とかしなければ。その思いが加代を焦らせた」(ナレーション・芥川隆行)。加代は清美と坂上二郎の娘の制止を振り切って、無理に車道を渡ろうとして車に轢かれてしまう。けんじが大木と名村の殺し合いを止めているところに大三郎出現。加代が病院に運ばれたことを告げる。けんじたちは血液抜かせまくり。大木も不良共をかき集めて血液を提供する。「多くの人々の祈りが通じたのであろうか、加代が意識を取り戻したのはその日の夜であった」(ナレーション・芥川隆行)。イエーイ!大木と名村も思わず握手。しかし「先生…ご迷惑かけてすいません」と言って意識を失う。「その時容体が急変した。急性の肝臓障害を併発したのだ」(ナレーション・芥川隆行)。けんじや部員共が「がんばれー!」「ファイトだー!」と大騒ぎする中、加代は息を引き取る。「それはあまりに儚い死であった。加代はもっと何かを言い残したかったに違いない。深い悲しみの中でその思いがけんじの胸に突き上げた」(ナレーション・芥川隆行)。告別式。突然けんじは練習日報を朗読する。「けんじは改めて目を見張る思いでこれらの文字の一つ一つを加代はどんな思いで刻んだのであろうかと。練習、試合、遠征、ミーテイング、どの日にもどの場所にも加代はいた。勝利の時も敗戦の時も加代はラグビー部と共にいた。そこには男子部員に劣らずラグビーに青春の全てを捧げ尽くした乙女の熱い思いが込められていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして109対0の事件をわざわざ蒸し返してけんじ号泣。「山崎は最後にこう書き残している。先生、皆さん、私がただ一つ心残りなことはこのノートにたった4つの文字を書けなかったことです。それは…」花園出場。さらに大木と名村の争いを諫めるメッセージが書かれていた。「皆が血と汗と涙で育て上げたラグビー部の芽を摘まないで下さい。これが私の最後のお願いです」。加代はこれだけのことを書くために駅から引き返してきたのだ。大木号泣&土下座&名村。号泣三人男が握手を交わす。そして加代の墓参り。またしても『惜別の唄』を全員熱唱。花束を抱えた名古屋章校長出現。「君宛てにこれが学校に届いていた」とけんじにはがきを手渡す。夜桜の帰り道、加代が投函したものだった。「先生いつかは一分間ありがとうございました。おかげで私はどんな辛いことがあっても生きていけそうな気がします。先生どうぞお幸せに」。「それはまさしくけんじへの愛を抱いて旅立った加代の心のほとばしりであった。人知れぬ形で残された恋文であった」(ナレーション・芥川隆行)。沈む夕日と墓標に書かれた「加代」がオーバーラップ(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。けんじは部員共に加代が遺した練習日報に何としてでも「花園出場」の四文字を書き加えようと檄を飛ばす。「山崎加代の死を乗り越え川浜高校ラグビー部の驀進が始まった。花園へ、花園へと」(ナレーション・芥川隆行)。そして光男がまだいた。つ・づ・く
2022年03月25日
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和田アキ子とは?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第18話「去りゆく君へ」つうことでラグビー部一丸となって猛練習。引退した3年生も練習に付き合うぜ。シゴキまくってうさぎ跳び。調子に乗って先輩風吹かす超ウザい光男は進学せずに就職すると言う。理由はばかだからではなく、一日も早く社会人として一人前になって圭子を迎えたいから。就職先は川浜ホテルの調理見習い。「俺はねフランス料理のコックになりたいんだ」。将来フランスで修業を積んで圭子と一緒にフランス料理店を開きたい。早速圭子とフランス語の勉強を開始。日本語でさえ不自由なのにフランス留学なんて気は確かか?とけんじは思った。ある日、部員共を招いて全国大会のテレビ中継を観戦。現地で生の試合を観戦したいなあ。でも大阪までの交通費などを考えると非常に厳しい。そこで名も無き部員が「だったら行ける人間だけでも」とぶっこく。その爆弾発言に大木が怒り狂う。「貧乏人は留守番してろってのかよ!」。そこへ内田の父親が乱入、仕事は忙しいが年末年始は人手不足で大変と言いながらけんじに酒を要求。「どこかに活きのイイのはいないかね―」。けんじ閃いた!「こいつら使ってもらえませんか?」。つうことで部員共を内田建設に斡旋。マージン頂くぜ。ではなく花園行き資金を皆で稼ごうつう話。早速現場へ乗り込み、公務員のけんじもバイトするぜ。そこへ懐かしの尾本たち出現。資金稼ぎに協力を申し出る。さらに大三郎がまたしても無償で差し入れを提供。善人ばかり。そんなこんなで資金ゲット、花園へ行くぜ。但し全員ではなく主だった連中のみ。うるさいので大木も連れていくことにした。そして花園ラグビー場で準決勝を観戦。相模一高VS城南工業大学付属高校。事実上の決勝戦だ。城南工大の監督・江川は現役時代は無名の選手だった。見た目も釣り人か場外馬券売り場にいるおっちゃんのようだが、今や指導者として手腕を発揮しまくっていた。けんじと目が合い、互いに黙礼。けんじが元オールジャパンの選手だったことを知っているようです。そして相模一高を撃破、全国優勝を果たす。新学期。けんじのもとに朴訥フェイスの巨大な2年生・相撲部の矢木が出現。3年生が卒業すると自分一人になるため、相撲部を見捨ててラグビー部に入部を希望したのだ。大八木敦史がモデルらしい。けんじ快諾。しかし名古屋章校長との約束を守り、成績が下がらないよう集団勉強会も継続するが、加代だけ進路が決まっていなかった。経済的な事情で大学進学を諦め、いくつか採用試験を受けたが父親が数年前に蒸発、母親が病弱など超貧乏を理由に採用に至らなかった。「いっそキャバレーのホステスにでもなっちゃおうかな」。ラグビー部のためなら何でもするけんじだが就職差別には立ち向かおうとしない。ある日、セクハラ談議で盛り上がる職員室で事務の女の子が寿退職することを耳にする。けんじ閃いた!名古屋章校長に加代の欠員採用を直談判。「ラグビー部の面倒を見させるつもりかね?」と嫌味を言われながらもノー試験で採用決定。皆揃ってイエーイ。ところが帰宅すると蒸発した父親(デンターライオン)がしれっと戻っていた。あちこち転々とし、今は和歌山でみかん栽培に従事していた。生活も安定したため一緒に和歌山で暮らそうと申し出る。「今頃のこのこ帰ってきて一緒に暗そうだなんて虫が良すぎるわよ!」。しかし母親は父親を庇う。加代は夕日の中を泣きながら全力で走る。結局、加代は和歌山へ行くことをけんじに告げる。本当は一緒に行きたくない。今更父親とニコニコと暮らせるとも思えない。「だったら君だけでも残ればいいじゃないか」「出来ないんです!」。病弱な母親に加えて幼い弟や妹が一緒に行く以上、自分が面倒を見るしかない。そして「先生はどうですか?寂しいと思ってくれますか?」。加代はけんじに告白する。「お願いです。1分…1分だけこうしていて下さい」。そう言ってけんじの胸に抱きつく。そんなこんなで卒業式。名古屋章校長は新自由主義丸出しのスピーチを披露。けんじ&甘利先生はちょっと違うんじゃね?と思ったが、けんじは一部共感していた。「スポーツの世界においては勝者よりも弱者のほうにより多くの拍手が送られる例をまま見受けるが、実社会においてそのような甘っちょろい考えは通用しない」。その通り。「勝負は勝たなきゃ嘘です。やるからには絶対勝つべきなんです!」。卒業式だというのに加代は部員共の汚れものを洗濯をしていた。加代なりの思い出作りだった。そこへ清美と坂上二郎の娘が現れ、加代をグラウンドに連れていく。ずらっと勢揃いした部員共が加代に感謝の言葉を口にする(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そして調子に乗って「俺たちは感謝をこめてこれからお前を胴上げする」。びよーんと空中に何度も飛ばされる加代。甘利先生ちょい泣き。「山﨑は勝者ですか?敗者ですか?勝ったんですよね、山﨑は勝ったんですよね」。けんじも胴上げに加わり加代をびよーんと空中に放り投げる。「去り行く君に今熱い感謝の気持ちを贈り、いくつも手が一つの心になって加代の体を真っ青な大空へ突き上げていた」(ナレーション・芥川隆行)。マジで執拗に。つ・づ・く
2022年03月24日
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梅宮辰夫とは?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第17話「最後のグラウンド」大木ぶち切れ&絶叫。名村グループのせいで町の小さな商店や会社が潰された。なので~激怒。だからと言って名村と圭子に文句を言うのは筋違いも甚だしい。名村は金持ち生活が嫌で家を飛び出した。しかも圭子は名村家の娘とさえ認められていない。「そんな屁理屈が通用すると思ってんのかよー!」って酷い言いがかりです。けんじはとりあえず名村にグラウンドから出てもらうようお願いするが「笑わせんなよ。たかがラグビーじゃねーか」と言われ、ついでにラグビーボールを足蹴にされぶち切れ。ラグビー舐めんなよ!「ボール拾って来い!」。被害者の名村に謝罪を要求するけんじのいかれっぷりに圭子が仲介。「兄に代わってお詫びします」。名村じーん。兄と呼ばれて感動。つうことで圭子の一言に免じて撤収。ところがラグビー部の連中は何となく圭子を追い出そうとする。圭子のせいで練習がめちゃくちゃになりましたからね。さらに光男と大木の対立が激化。圭子はけんじにマネージャーを辞めるべきではと相談する。辞めるも何も他所の学校の生徒なんですけどね。しかも毎回制服変わってるし。つうことでラグビー部ばらばら。そんな悩めるけんじにまたしても娘がヒントを与える。閃いた!けんじはラグビー部全員と交換日記を提案する。「本音どんどん書けヨ」。つうことで小学生並みの酷い文章を毎日30人分読まされることになるが、それでも真面目にコメント返すぜ。「最初はやはり妙に構えた物が多く、誤字脱字の類もあきれるほどであったが、やがて少しずつ部員たちの隠された部分が現れ始めてきた」(ナレーション・芥川隆行)。ある朝コメント通りに練習をこなす部員を発見。じーん。一方で素直に本音を書いた光男を捕まえて文句を言う。その理不尽ぶりに光男ぶち切れ&日記を出さなくなる。大木も連日「べつに書くことなし」と素直な気持ちをしたためます。それでもけんじはコメントを返していた。「君はいつも書くことは何もないと言っている。本当に何もないのだろうか?(略)先生はイソップの代わりには成り得ないのだろうか?」。回想シーン。ラグビーボールを抱えてにこにこで走るイソップ姿。「大木くーん」。大木はイソップの墓参りをする。線香持ってなかったので代わりにタバコを供えるぜ。そこにけんじ出現。圭子や光男へのバッシングは筋違いだと大木は分かっていたが、心情的に受け入れ難い。でも引きずらないぜ。ホンマかなあ。そんなこんなで神奈川県の予選大会が始まり、あっという間に決勝戦進出。対戦相手はご存じ相模一高。名古屋章校長も応援に駆け付けましたよ。しかしけんじの表情は険しかった。ラグビー部の連中ぎくしゃくしまくり。互いにミスを擦り付け、暴言吐きまくりの超険悪ムード。そのため当初川浜高校がリードしていたが一気に形勢逆転。結果36対15で完敗。花園行きを逃す。その時、名古屋章校長が立ち上がり「慢心だ。慢心以外の何物でもない」と口にする。「ラグビー音痴の名古屋章校長の一言がぐさりとけんじの胸に突き刺さった」(ナレーション・芥川隆行)。説教開始。でも「俺はもう何も言わん」と疲れ果てる。そして光男の日記を読書。「11月8日、今日でおれのラグビー生活はおわりました」。やべあいつら現役最後の試合だったの忘れてたヨ!光男は風呂に浸かりながら号泣。そして身を清めた後、圭子を呼び出すとむしゃぶりつくように襲い掛かる。けんじは光男の赤裸々な日記に興奮してきた。しかし行為は未遂に終わった。けんじは残念に思った。さらに大木たちが全国大会出場を果たしてくれたら圭子と結婚すると決めたとか、今回の敗因など下手くそな字でだらだら書かれていた。「先生勝ってください。来年こそおれたちがはたせなかったゆめをきっとはたしてください!」そして「先生にめぐりあわなかったら、今日のおれはいません。本当にありがとうございました!」。じーん。けんじは大木に光男の日記を見せる。大木もじーん&堪らずグラウンドへ飛び出す(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そして光男と何気に出没した圭子の前で突然土下座「キャプテン!圭子さん!俺が悪かった!」。ひたすら謝罪する。そして「必ず全国大会に出場する。そしたらあんたたち結婚してくれよな。頼む!結婚してくれ」。三人がっちり手を握って号泣。「お前って奴は…」「大木君…ありがとう」。でも何でお前そのこと知ってんだー?守秘義務違反を平気で犯すけんじの倫理観は著しく低かった。つ・づ・く
2022年03月22日
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グリムもどうだろう?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第16話「学校とはなんだ」名古屋章校長は成績の悪かった部を公表する。教員共どきどき。「相撲部、ハンドボール部、卓球部、演劇部、コーラス部、漫画部…以上!」。「ラグビー部の名は無かった」(ナレーション・芥川隆行)。活動停止はひでーヨと半泣きですがる教員共を一刀両断。けんじに対しては今度の中間テストで平均70点以上を取れなかったら活動停止と更なる条件を突きつける。学業とクラブ活動の両立、やれるものならやってみな。けんじはラグビー部の連中に今まで以上に練習し、もっと勉強するよう檄を飛ばす。貧乏な山﨑と清川を例に出し、さらに大木も働き出したと説明、練習+勉強+労働に汗をかいてるこいつらに比べたらお前らのつらさはつらいうちに入らんとすごいことを言い出すが、全員単純なので素直に従ってイエーイ!練習も今まで通りやるぜ。しかしけんじの右ひざに激痛が走る。現役時代の古傷が悪化したのだ。大雨の中、通院するけんじ&節子と娘。三人の前にふらふらと傘もささずに圭子出現。けんじを待っていたかのようなわざとらしさ。何故か光男も出没して圭子のトークを拝聴。先日、名村直のライブへ足を運んだ際「父親の金庫から偶然見つけた」と言って赤ん坊の写真を差し出される。裏には「第四子 圭子」と記されていた。自分は一体誰なんだろう?さらに「俺たちのロックはよー怒りと悔しさを涙のスパイスで味付けした五目そばなんだよッ!」と頭のおかしなことを言われて混乱、そのため土砂降りの中さ迷ってたつう話。光男絶叫。名村といえば日本で五本の指に入る大財閥。もう手が届かねーよー。けんじは話がなげーなーと思いながらもけんじも話が長い。要するに悩んでいる時は何かに打ち込んだ方が良い、つうことでラグビー部の手伝いに誘う。圭子は四人目のマネージャーに就任。けんじの目論見通りマネージャーは超忙しい。こりゃ悩んでる暇ないね。その時、金網越しに名村が笑顔で練習風景をガン見。加代に一目ぼれだぜ。そんなこんなで連日のハードワークで清川がぶっ倒れる。そこに名古屋章校長が出現「学業とスポーツの両立、二兎追う者は一兎をも得ずと言うことだな」と嫌味をスパーク。さらに他校の生徒である圭子に対して「勝手に学校に入ってはならん!」と注意。これは正解。けんじは次の中間テストで平均点70点以上を取ってみせると宣言する。つうことで練習再開。しかしけんじの右ひざにまたしても激痛が走る。そのことを加代が何気に気づく。練習終了。全員くたくた。これから勉強するのはきついぜ。しかしけんじの娘の何気ない一言に全員閃いた!全員で勉強し、得意分野不得意分野を補おうつう話。早速勉強開始。大三郎夫妻差し入れの超大盛焼きそばにイエーイ!この時なぜか夕子は真っ黒に日焼けしていた。そんなこんなで大木がトイレに行っている間に名も無き部員が暴言を吐く。この調子だと平均点70点以上は確実だが、大木が足を引っ張るに違いない。それを聞いて光男激怒、大木はもっと激怒&半殺し&勉強放棄。退部届を出すと学校から姿を消してしまう。大木の母親によると以前の不良仲間とつるんでいるらしい。大木の母親は心臓が悪いのに。そんなこんなで名村は加代に「結婚しよう」とぶっこき。展開ものすご。加代も視聴者も混乱します。その頃、大木はケンカしまくりでスカッとするぜ。けんじは部員共を引き連れ大木に詫びを入れさせるが「何が一人は皆のために、皆は一人のためにだ。そんなものが見掛け倒しってことが身にしみて分かったぜ!」と看破。そして不良仲間の一人・ハリーと競走してけんじが勝てば復帰しても良いぜと条件を示す。加代動揺。けんじの右ひざが超悪いことを知って大木びっくり。しかしスタート。しかしけんじ勝利。「俺ラグビー部に戻るぜ…二度とラグビー部を離れないって誓うヨ」とけんじに頭を下げる。今回の件でけんじは松葉杖が必要となる。名古屋章校長は「役に立たん教師など学校に来てもしょうがない!一週間の自宅禁止処分だ!」と言い放つ。そして中間テスト終了。名古屋章校長はけんじを訪問。「君はラグビー部にどんな指導をしたのかね?」。なんと平均72点、しかも極端に点数の低い生徒もいなかったのだ。「君とは色々考え方も違う。これからも衝突することがあるだろうが、私としても生徒の幸せを願う心に変わりはないつもりだ。そのことをお互い確認しておこうじゃないか」。じーん。がっちり固い握手を交わす。そして帰り際、節子に自宅謹慎させたことを詫びる。「しかしああでもしない限り彼は静養するような男じゃありませんからね」。大映テレビ善人説の真骨頂です。こうして円満に練習開始。そこへ富田義道が現れ圭子を連れ戻そうとする。そこへ名村が現れ、何故か富田義道はビビッて退散。すると大木激昂、圭子と名村に「お前らも帰れー!」と絶叫して名村をぶん殴る。「こいつらのオヤジ名村謙三はなあ…俺の仇なんだーッ!」。何この忙しい展開?つ・づ・く
2022年03月21日
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イソップに対抗してアンデルセンはどうだろう?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第15話「不良教師」イソップ編終了。代わってなんでもぞくぞく編スタート。卒業式ですよ。今期を持って山城校長は定年退職。卒業生よりも目立ってスピーチしまくり。式が終わり、職員室で教員共にお別れの挨拶。窓の外から生徒たちの声が聞こえます。山城校長に別れを告げに集まっているのだ。じーん。かつて卒業式といえば不良卒業生のメモリアルイベントだった。回想シーン。半殺しにされる山城校長たち。「私は日本一幸せな校長ですッ!」。花束贈呈、仰げば尊し熱唱、何故か大三郎&ゴッド姉ちゃんこと夕子も登場、さらにラグビー部が校長を中心に円陣を組み「校長~ファイトッ!」「オゥッ!」「ファイトッ!」「オゥッ!」と謎の掛け声。山城校長はけんじとテレパシーで会話する。「滝沢君あとは頼むヨッ!」「分かってますッ!」。そして新学期。ラグビー部に新入生が7人入部。さらに清美と坂上二郎の娘も川浜高校に入学、ラグビー部のマネージャーとなった。けんじが目を掛けた平山誠は平尾誠二がモデルらしい。一方、小太りな男は内田の弟だった。こいつだけめんどくせーなーと思いながら練習開始。イエーイ!その様子をガン見する名古屋章。名古屋章は新しく赴任した校長だった。しかも超改革派。川浜高校は暴力事件こそ絶滅したが、学力は今も県下Ⅽクラス。そこでテストの点が平均以下の生徒はクラブ活動禁止を決定する。そんなこんなで大木は名古屋章校長に暴言を吐いて三日間の停学決定。さらに暴言で一週間、もひとつ暴言で10日間とポイント貯めまくり。その頃光男は圭子から駆け落ちしようと迫られていた。勝手に決められた見合いから逃れる方法はこれしかない。光男がグズグズしているとバイクに乗った謎の男・名村直(鶴見慎吾)が登場、圭子に自分のライブのチケットをプレゼント。なんだチミは!?名村は光男の名前を知っていた。「君は有名だからね。川浜ラグビー部のあほキャプテンとして」。正解。ある日、けんじは名古屋章校長に呼び出される。光男の答案には「圭子」の字がビッシリ書かれていた。光男のあほがバレてしまい、クラブ活動禁止が言い渡されそうになる。あほでもキャプテンの光男が抜けるのは痛い。そこでけんじは光男を捕まえて圭子を諦めろと説得するが、光男のあほみたいな言い分にぶっちゃけうんざり。すかさず大三郎が青少年の心理を解説。「男には陰で支えてくれる女が必要なんだ。その女がいなくなったら大抵の男はメロメロになる。たかが女のことって俺は光男を笑えねえ」。夕子もアフリカの飢饉の写真を見れば今のつらさはつらい内に入らないとあほなことを言い出す。しかし夕子が取り出した写真週刊誌に名村直の記事が掲載されていた。名村直は大財閥・名村グループ社長の三男坊だったが、家を飛び出してバンドを組んでいたのだ。そんなこんなで練習に顔を出したのは二人だけ。他の連中はあほすぎてクラブ活動禁止、大木は街でケンカしまくり。名古屋章校長の方針は厳しすぎるが、けんじは反論できなかった。加代はスーパー貧乏な新入生・清川の話を持ち出すが悲惨かつ長いので省略。加代に批判されても何もできない。唯一できることは昼から酒を飲むことだ!相模一高に勝った、有望な新入生も入った、これで全国大会に出場できるチームが作れると思った矢先にこのざまだ。名古屋章校長への対抗策、光男のどうでもいい恋愛、もうやってやんねー!節子はけんじを表に連れ出すと山城元校長と引き合わせる。山城元校長は教育現場に嫌気がさしたのか、川浜高校OBの報復を恐れてか、ただ人脈が無かっただけなのか、何だか知らないが工事現場で働いていた。「君も色々と大変だねー」。そう言うと延々と意味不明のアドバイス。要するに「ラグビーでも恋愛でもどんどんやらせればいいんだヨ」つう話。目覚めたけんじは光男に圭子を奪い取れとアドバイス。光男はあほなので圭子の見合いに乱入して実行する。そして逃走する二人を名村が助ける。さらに「圭子は俺の妹だ」と爆弾発言ぶっこき。ショックのあまり圭子は光男に抱き着く。そこに名古屋章校長出現。「ばかものー!勉強もせんで昼間から女の子と抱き合ってるとは何事だー!校則第10条、男女交際は清潔を旨とすべし。君は停学10日だー」。しかしけんじは反旗を翻し練習再開。名古屋章校長むかむか。けんじは思っていることをぶちまける。光男や大木たちが人として絶対に許せないことをしたか?「校長先生が理想となさっている学校は軍隊もしくは刑務所に近いものです!」「何・・・?」その瞬間、名古屋章校長はけんじをびんたする(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「君は~校長である私に逆らった。君はまさしく不良教師だ!」。けんじは練習を再開させる。「この時名古屋章校長はこれ以上問題を起こせばラグビー部を廃止しようと思い定めていた。けんじの道のりには更なる苦難が待ち受けていたのである」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月20日
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今日は寒い。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第14話「一年目の奇跡」イソップの死を受け止めながら相模一高へ向かうけんじ軍団。しかし大木だけ「一人にさせて欲しい」と言って離脱。イソップとの思い出に浸る。イソップがいなれば高校へ進学しようとは思わなかったし、ラグビーをすることも無かった。回想シーン。不良共を殺そうとしているところをイソップに止められるが、成り行きでイソップも加勢。但し瞬殺。大木発狂&半殺し。イソップは大木が可愛そうだったと話す。「どう言っていいのか分かんないけどさ、君いつも寂しそうだから」「俺が?(怒)」「君いつもケンカばかりしてるだろ?でもケンカに勝って嬉しそうな顔した君、見たことないもん」。このことをきっかけに二人はなかよしこよしになる。ある日二人は高校受験について話をする。イソップは成績優秀にもかかわらず超バイオレンスハイスクールの川浜高校を受験するという。さすがの大木も止めるが「でも川浜高校には滝沢けんじがいるんだ」とけんじの華麗な経歴を紹介、自分もラグビー部に入るつもりだと話す。「君も一緒にやんない?ケンカなんかよりずっとスカーッとすると思うけどな」。大木は進学するつもりなし。「俺の頭で高校に入れるわけねーだろ」。そこは大丈夫。小学生以下の学力しかなかった水原や内田も入学出来ましたから。結局、受験してイソップと川浜高校へ進学することになった。いつの間にか大木の話を聞き入っている大三郎。大木はイソップに心の底から感謝していた。そして涙が止まらなくなる。「マスター、2、3発ぶん殴ってくんねーか?このままじゃイソップの顔がちらつきやがって試合になりゃしねーよ」。大三郎が顔面を殴打。「目え覚めたぜ!」。その頃けんじ軍団は相模一高のグラウンドに到着。そこへ大三郎が大木をスクーターに乗っけてお届け。全員揃ったところで試合開始。ここでやっとオープニング。なげーよ。場面変わってイソップの葬儀。ばかでかい花輪が続々届いてますよ。場面変わって相模一高との試合。全員気合が入りまくっているが、大木は焦るあまり空回り。ここでまたしても回想シーン。「ラグビーの基本精神はねワン・フォア・オール、オール・フォア・ワンなんだヨ。分かる―?ラグビーに一人のヒーローはいらない、全員がヒーローにならなきゃ勝てないんだヨ!」。イソップの言葉を思い出す大木。そんなこんなで10対0で前半戦終了。信じられないぐらいの善戦だが手応えなし。自分せいだと言って自分を責める大木に「その通りだ。お前が試合の流れを変えたんだ」とけんじが追撃。ついでに部員共にも檄を飛ばす。ボールを持って走る時、14人の仲間が後ろにいることを忘れるな。いや15人だ。イソップも後ろを走っている。「やってるやるぜ!このまじゃイソップに合わせる顔がねーよ!」。イエーイ!。その様子が甘利先生を通じて葬儀場に逐一報告される。盛り上がる葬儀場。そして大三郎、内田親子、新聞記者などおっさんたちがけんじ軍団にむさくるしい声援を送る(女子はいない)。大木はスクラムを組んでいる時、イソップの姿を見る。ゴーストイソップからスーパーパワーを得た大木は見事トライを決める。そんなこんなで13対12。逆転のチャンスを迎えるがゴールキッカーは光男。今回光男はミスを連発している。しかしけんじは敢えて光男を指名。光男は基本圭子(雑念)のことしか考えていないが、東都体育大学との試合では無心だったことを思い出す。見事ゴールを決めて逆転。14対13で川浜高校が勝利する。おっさんたち&葬儀場も超盛り上がり。相模一高の監督はけんじ軍団の勝利を讃える。さわやか。その夜けんじ軍団は葬儀場を訪れ、お通夜&祝勝会で盛り上がり。イソップの両親はうぜーなーと思った。しかし大木だけ硬い表情を浮かべていた。お寺を抜け出し夜空を見上げる。「こんなスモッグだらけの街でも星は見えるんだな」。隣にそっと寄り添う節子。イソップは星になったと語るが「星になんかなりゃしねえ」。明日になれば焼かれて灰と骨になるだけだ。それ以外に何が残るのか?「思い出が残るわッ」。じーん。大木は初めて号泣する。「ちくしょー!イソップ!イソップ!イソップ―ッ!」。そして告別式。イソップの遺体もリアルに登場。柩にはイソップデザインのジャージとラグビーボールが納められる。その夜けんじは山城校長のカウンセリング(飲み会)を受ける。山城校長は荒廃しまくった川浜高校をたった2年間で立て直したけんじの努力を讃え「我々の戦いは果てしなく続く。頼むよ滝沢君。頼んだヨ」とエールを送る(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。イソップ出棺。「打倒!!相模一高」から新たなスローガン「目標全国大会出場」が掲げられる。「必ず花園ラグビー場の土を踏むぞッ!」。そしてゴールポストには下手くそな字で「イソップ」と記されていた。つ・づ・く
2022年03月19日
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一人きりじゃないヨとあなた。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第13話「力の限り生きた!」圭子が拉致されたと聞いて暴れる光男。めんどくせーなーと思いながらけんじと大三郎がなだめる。こんなばかよりイソップが心配だ。両親の希望とはいえ皆と同じハードな練習させて大丈夫か?悩むけんじに山城校長は「彼からラグビーを取り上げたら(略)我々が彼にしてやれるたった一つのことは彼に輝ける死を迎えさせてやることだ」と語る。んー何か違うんじゃね?とけんじは思った。帰宅途中、内田親子に遭遇。内田父のばかぶり、方やイソップの父親。けんじは節子に今度の日曜日に遊園地へ行こうと提案する。自分も父親なのだ。ところが東都大学の監督からラグビーの試合の解説を頼まれる。日時は今度の日曜日。家族サービスを優先していったんは断るが、ラグビーボールがぼろぼろと知って依頼を引き受ける。つうことで謝礼ゲット。その金で新しいボールを5つも購入する。部員共イエーイ。しかしイソップだけぼろぼろのボールを手にしていた。「コイツもう誰にも見向きもされないなんて。お前だってまだまだ役に立つんだよな」と言いながら磨き始める。けんじ&加代じーん。イソップは突然けんじに加代へ告白したことを打ち明ける。「先生、僕みたいな人間が人を好きになっちゃいけないんですか?もうすぐ死ぬ人間が女の人を好きになっちゃいけないんですか?」。前回に続いて難しいことを言う。しかし加代には好きな人がいることに何となく気づいていた。そして何よりも自分の気持ちを伝えることができてスッキリしたと話す。けんじはふーんと思いながら加代にイソップとのことを追及する。加代はけんじのことが好きなんだけどなあ。ましてやイソップに同情できない。「私だって同じです。どんなに好きな人でも、その人が私のために口先だけで愛してるって言ってくれてもちっとも嬉しくありません」。そこへ大三郎出現。またしても悩める青少年の心理を解説。「普通にしてりゃいいんですよ。あの子が先生に寄せている思いも、イソップがあの子に寄せている思いも、本物の恋というよりは憧れに近いんじゃないですかね。そうやって皆大人になっていき、そのうち本物の恋の相手に巡り合って・・・」。しかしイソップにその時間はない。イソップと加代は大三郎の解説の通り「普通」に振る舞っていた。けんじも二人を見習いつつほっとする。そんなこんなで大三郎は新たなバイト要員として内田の父親の立候補を退けて加代をゲット。青少年の健全育成に関心があると見せつつ圭子に続いて二人目のJKバイト。。。そんなこんなで相模一高との練習試合が近づく。節子や大木たちはイソップを試合に出場させたいと提案するが却下。同情無用。その頃加代はイソップと新しいジャージにイソップデザインのライジングサンのマークを縫い付けていた。「痛!」。誤って針を指に刺してしまったイソップに「血が出てるじゃない!」と咄嗟に指を口に含む。イソップ興奮&幸せ。しかし立ち上がった瞬間、頭を押さえながら倒れ込んでしまう。救急搬送。その日の夜に再手術が決まる。練習後けんじ、加代、大木、光男が病院に駆け付けるが、山城校長は明日の試合に備えて帰宅させる。けんじはイソップがトライを決める夢を見る。その瞬間、山城校長から電話が入る。「いかん!もう時間の問題だ」。けんじが病院の到着した時、既にイソップは意識のない状態だった。「死ぬんじゃないぞ!もうじき試合が始まるんだ!頑張ってくれイソップ!イソップ!イソップ―ッ!!」。イソップの父親はしつこく呼び掛けるけんじがウザかったがけんじノンストップ。「あのライジングサンのマークを付けた選手たちがお前のために戦うんだぞ!イソップ~!」。その時イソップの手がけんじの手を握り返す。心なしか笑みも浮かべている。「それは一つの奇跡だった。もはや全く意識のないはずの少年がけんじの必死の呼びかけに微かな反応を示したのだ。だが奇跡はそこで終わった」(ナレーション・芥川隆行)。けんじは病院の屋上で泣き続ける。やがて夜が明けて太陽が昇ってくる。オーバーラップするイソップの姿。「僕らもあの太陽のように真っ赤に燃えて昇っていきたいと・・・」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。けんじは誓う。「奇跡は起きます!きっと起こして見せます!相模一高に勝ちます!イソップのために・・・イソップのために必ず勝ちます!」。そして部員共に檄を飛ばす。「いいか!お前たち一人一人の後ろにはイソップがついている!苦しい時はイソップの顔を思い出せ!歯を食いしばって練習に耐えてきたイソップの顔だ!いいなッ!」。つ・づ・く
2022年03月17日
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具が大きいからグーの勝ち。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第12話「愛は死線を越えて」超大物人物・富田義道登場。圭子を連れ戻そうとするが、大木の意味不明な言動、けんじのラグビー論、そして大三郎の恐喝に今日のところは撤退。一ヶ月後イソップ退院。ラグビー部イエーイ。イソップは気合の入っていない大木に「ボールが生きてる間はベストを尽くさなきゃ!最後まで諦めちゃダメだ!」とダメ出し。「小さなプレーの一つひとつが大事なんだよ。先生がいつも言ってるじゃないか。どんなことがあっても諦めない心、それが大きな勝利に繋がるんだって。例え負けると分かっている戦いでも最後の最後まで戦い抜く。それが男だろ!ラガーマンだろ!」さらに「オイコラ!もっとハッスルしろよ!」「気合いだ!気合!」と調子に乗って檄を飛ばしまくる。そして通院。医者から走りまくって良いと許可をもらい、新しい薬を渡されるが愕然とする。容器には「Kー16」と記されていた。絶望&爆泣きしながら容器を川に投げ捨てる。土手を見上げると配達をさぼっていちゃついてる光男と圭子を目撃。大三郎にバラシてやる!ではなく「一度でいい。自分も恋をしてみたい。浩はそう思った」(ナレーション・芥川隆行)。早速「とりあえず生一つ」みたいな感じで加代に告白。加代は「どうもありがとう。とても嬉しいわ、でも私・・・」とお断りの定番フレーズを口にするが、イソップは満足&撤収。なんか様子が変だぞ。その夜けんじと甘利先生はイソップの父親を訪ねる。ひょっとして自分の死期を悟ったのでは?逆にイソップの父親はけんじが口を滑らせたのではないかと疑っていた。そんなこんなでイソップは父親の財布から金を抜き取って夜の街へ。ビール爆飲み(むせる)。ワル軍団に絡まれてカツアゲ。しかしワル軍団についていきトルエン吸いまくりでチョー気持ちいい(北島康介)。翌朝イソップは練習に姿を見せなかった。代わりに何故か内田の父親が参加。練習後「旨いもんでも買って来いよ!」と財布から金を出そうとするが「何だか少ねーなー」。イソップが抜き取っていたのだ。大木はイソップを疑う光男を暴行。「先生・・・イソップの脳腫瘍、良くなってねーんじゃねーのか?」。けんじは答えることができない。「やっぱりそうかよ!」。その後、清美と坂上二郎の娘からイソップの目撃情報を入手。けんじ、甘利先生、大木は捜査を開始する。大木は物知りなのでトルエンを売っている店、購入方法を解説。案の定イソップ発見、三人がかりで取り押さえる。イソップは死を悟った理由を告白する。ここで新キャラ・死神登場。死神は三年間も入院している謎の老人。誰がいつ死ぬかピタリと的中させていた。ある日、元気でにこにこの男性を指して「あの人もうじき死ぬよ」と解説。「悪性腫瘍で先の無い者に限って医者はあの薬を渡すんじゃー」。容器には「Kー16」と記されていた。10日後、死神の言った通り男性死亡つう話。「先生!人間は何のために生きてるんですか!それが分からなければ残された時間どうやって過ごしていいんだか分からないんです!」。けんじ&甘利先生は答えられない。大木は取り上げたトルエンを渡す。イソップ微笑。けんじ&甘利先生激怒するが、イソップの問いに答えられなかったことを大木に糾弾される。人間は何のために生きているのか。教員共は大島渚の映画みたいなディスカッションを開始。山城校長は「私もその昔(略)奥寺浩はこれまで何を愛してきたか?それはラグビーのはずですっ」と力説。その頃、圭子は富田義道の部下たちに拉致されていた。その夜、けんじはイソップを強引にグラウンドへ引っ張り出すと意味不明のことを語り出す。「このボールがお前の魂、お前の命だとする。ボールがこの線の内側にある時、ボールは生きてるな。つまり生の世界だ。こっち側は死の世界だ」。イソップも視聴者も混乱する。「人間は死なないということだ。死ぬにしてもほんの一瞬の間だということだ」。ホンマ?人間は何のために生きているのか。既にイソップが答えを出していた。冒頭の回想シーン「例え負けると分かっている戦いでも最後の最後まで戦い抜く。それが男だろ!ラガーマンだろ!」。じーん。「残された時間を燃焼しろ!そこにお前の命の輝きがあるんだ!」。しかし「僕ダメです!トルエンが気持ちよくなってるんです!」。そこへワル軍団登場。しかし「先生僕トルエンなんて止めます!」。そして大木の乱闘、けんじのブチ切れ、大三郎の脅しにワル軍団退散。イソップはボールを抱えている。「これ僕の命です。もう二度と離しません!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。翌朝イソップは練習に復帰するが、けんじや大木、光男が付きっきりでソフトに指導。その様子を部員共は不自然に感じる。「先生、皆に気づかれます。僕を皆と同じようにシゴいて下さいっ!」。ハードにシゴきながらけんじ、大木、光男は涙を堪える。「負けると分かっている死との戦いに立ち向かおうとしている少年。奥寺浩16歳。けんじはそこに小さなヒーローの姿を見た」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月17日
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私は可愛いアライグマ。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第11話「死と友情と」相模一高との練習試合が決定。イエーイ。しかしけんじの心は今一つ晴れなかった。イソップのことはまだけんじと山城校長の二人だけのヒミツだ。そんな中、光男が17時で練習を切り上げさせてほしいと申し出る。姉の夕子が大阪のおじいちゃんの面倒を見るため留守になり、代わりに大三郎の店を手伝わなくてはいけなくなったのだ。店は不自然に大繁盛。「レバニラ炒めデース」「バカヤロー頼んでねーよ!」「こちらのお客さんですネ」「はよビール持って来んかい!」など分かりやすいシーン連発。そこへ大木たちラグビー部が乱入。「見てらんねーよ」つうことでラグビー部総出でお手伝い開始。その頃、けんじは夜中なのにイソップを連れ出して練習。「いいか、しっかりボールを見て拾うんだぞ」「はい!」。しかし暗くて見えねーよとイソップは思った。ラグビー部の連中は相模一高の練習を偵察したり大三郎の店を手伝ったりで忙しい。イソップも明日手術なのに皿洗いとか出前なんかしてていいのか?出前のついでに母親へ差し入れしに自宅へ。そこで謎の祈りを捧げる柄本明風の怪しい祈祷師を目撃。「息子さんは助かるとのお告げがありました」。自分が脳腫瘍に侵されていること、手術の成功率が低いことを知ってしまう。全てを知ったイソップは「ボク自分で死ぬ―!」と叫びながらどこかへ爆走。その夜、けんじが光男を連れて帰宅すると圭子出現。見知らぬ金持ちと結婚させられそうになり飛び出してきたと言う。さらに「不躾なお願いですけど、ここにしばらく置いていただけませんか?」との申し出にけんじは不躾だなあと思った。圭子は大財閥・富田義道の愛人の娘だった。「私、先生の家庭で少しでも家庭の味を味わってみたかったんです」。なるほどね。で、ふとイソップのことを思い出し、節子に手術の成功を祈ってしばらく酒を断つと話す。手術明日ですけど。翌日イソップが自殺をほのめかして姿を消したことを知った教員共は自習に切り替え、手分けして捜査開始。「けんじも今となってはイソップが実は脳腫瘍に侵されていたという真相を部員たちに告げるほかなかった」(ナレーション・芥川隆行)と重要なことをナレーションであっさり処理。部員たちも捜査開始。それにしても何で警察に捜索願出さないのか?そんなこんなで捜査中に大木が暴行未遂で警察に補導される。「先生よーどうして日本はこう平和なんだよ。イソップが死ぬかもしれねーのによーどうしてみんなこう幸せそうなツラしてられんだよ。ちくしょーぶっ飛ばしてやる」と今時の無差別殺人風展開へ。そんなこんなで相模一高との練習試合の日を迎える。大木は試合なんかやってる場合じゃねーと主張、一方光男たちは練習試合を優先するべきだと譲らない。「何でこんな時に病気になったんだよー」と星が信じらない暴言を吐く。大木超激怒。けんじは試合の辞退を申し出たいと提案。多数決で決めることになるが、けんじに賛成したのは大木と加代だけだった。民主主義は死んだネ。けんじは決定に従いボンクラ共を引率して相模一高へ。ジャージに着替えていると光男が何やら言いだす。「コイツを見たらデザインしてくれたイソップのツラがちらつきやがってよーボールに集中できそうにねーよ」。えー?「イソップのことを忘れることできんのかよーッ!」そして捜査の再開を提案。そこにけんじ登場「よく言ってくれた。実はな俺はお前たちが試合よりイソップを選んでくれることを待っていた!」。嘘つけ!つうことで試合をドタキャン。相模一高の監督ブチ切れ。「何故もっと早く言ってくれなかったんですか!うちには150人以上の部員がいる。そのイソップって子を探すのに人数が多い方がいいでしょう。私たちは同じラガーマンじゃないですか!」。だから警察に。。。こうして頭のおかしな連中が合同捜査。森の中でイソップの服を見つける。そこへラグビーボールを持って圭子出現、どうでもいいことを語り出す。「私、イソップ君の心の中を考えてみたんです。あれは2年前でした・・・」。省略。圭子が持ってきたラグビーボールをイソップの目につきそうなところに置くことになった。その夜、首つり自殺に失敗したイソップは都合よくラグビーボール&「帰ってこい」と書かれたメッセージを発見。泣きながら部室に戻ったイソップをけんじたちが取り押さえる。「よく帰ってきたな」。しかしイソップは死ぬ気満々だった。屋上へ駆け上ると飛び降りようとする。「バガヤロウッ!死にたい奴は死ねー――ッ!」「それはけんじの賭けだった。けんじはイソップの中に残った生存本能を必死に掻き立てようとした。」(ナレーション・芥川隆行)。「何をグズグズしている!手術一つ受けられない意気地なしはさっさと飛び降りろ!死んでしまえー!」さらにイソップデザインのジャージを突き出し「お前は自分で自分を裏切ろうとしてるんだ!お前なんか惨めなドブネズミだーッ!」。けんじの人格崩壊攻撃にイソップぼろぼろ。「先生、俺、手術受ける」。そして手術は終わる。父親から報告を受けて一同イエーイ。大木だけ一人しみじみ安堵。しかしけんじにだけ「浩の命はあと半年、長くて一年なんです」と真相を告白(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。腫瘍が想像以上に悪く、全く手を付けることができず「そのまま閉じてしまったんです」。さすがのけんじも言葉を失う。光男が帰宅する圭子出現。しばらく住み込みで働くことになったと大三郎が解説。そこに富田義道がやって来る。「圭子の父・富田義道の存在は川浜高校ラグビー部に対して如何なる影響を与えるのか?けんじは大きな不安を感じずにはいられなかった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月12日
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作品に罪はない!(笑)スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第10話「燃える太陽」イソップが救急車で搬送されICUへ。超ヤバい状況。けんじと大木が付き添うが、スーツと制服に着替えてさりげなく余裕ぶっこき。イソップの母親も病院へ。倒れた原因は分からない。けんじと大木がもやもやしたまま学校に戻ると加代に止められる。新聞記者がけんじのバイオレンスぶりを取材に来ていたのだ。部員へのぼこぼこに続き、今度はモーレツなしごきで救急車騒ぎ。光男たちも新聞記者を追い払おうとするが、けんじは限界を超えるほどの練習をさせたことを認める。しかし「しごきだとは思いません!」とオレ流指導法を主張。さらに新聞記者の部員たちへの暴言にぶち切れ。「飼い慣らされたとは何だっ!」。その夜、内田の父親が今回の件を穏便に片付けると提案、ダークな匂いがしたがけんじは受け入れる。翌朝、新聞にけんじやラグビー部に関する記事は載っていなかった。新聞記者は入院中のイソップと会い、けんじが実はイイ教師だと知って自ら記事の掲載を取り下げたのだ。けんじと新聞記者すっかりなかよしこよし。つうことで川浜高校では来るべき東都大学の4軍との練習試合に向けて遠征費用のカンパで盛り上がり。いつもの連中(教員共・内田親子・大三郎夫妻・節子ほか)だけでなく大木もカンパに協力する。母親の入院費だけでも大変なのに。事実昼メシなし。水道水で空腹を満たす。そして退院したイソップがラグビー部を訪ねる。皆に囲まれてやんややんや。「やだなあー幽霊じゃありませんヨ」。つうことで集めた金でマイクロバスをチャーター、東都大学へ向かう。イエーイ。「遠足じゃねーつうの!」とけんじはイラっとしたが、今回はイソップの全快祝いみたいなものなので大目に見るか。しかし途中で練習中の相模一高に遭遇。一気にテンション下がりました。それにして東都大学の4軍の実力が気になるぜ。けんじによると4軍とはいえ経験者ばかり、相模一高以上の実力があるらしい。「はっきり言って今のお前たちでは勝負にならないだろうが、胸を借りるつもりで思いっきりぶつかるんだ」。それを聞いてテンション上がるぜ。病的ほど気分の浮き沈みが激しい連中。やる気が出たところで昼メシ喰うぜ。しかし大木はブルー。昼メシを持参していなかったからだ。さりげなくけんじは大木のために用意していた弁当を渡す。ビッグなおにぎりは節子が握ったものだった。じーんとする大木。そして試合開始。圭子も宇津井健のように出現。圭子に気づいた光男はエエとこ見せようと頑張るぜ。結局52対3で負けるが、けんじは健闘をたたえる。「だがこんなことで満足するな。我々の目標は相模一高を倒して全国大会に出場することだ。そして高校ラグビーのメッカ、花園ラグビー場の土を踏むことだ!」。ラグビー部が盛り上がる中、光男は抜け出して圭子と密会、接吻まで交わしていたのだった。数日後、イソップの両親が山城校長とけんじを訪ねてくる。精密検査の結果、イソップは脳腫瘍に侵されていたことが分かる。それでもラグビーを続けさせてほしい。けんじは無茶だと言うが「医者は五分五分と言いますが、口ぶりからして九分通り絶望と思います」しかし身体が自由に動く間は好きなことを思う存分やらせてあげようと決めたと話す。「ご迷惑と思いますがラグビーをやらせて下さい。思う存分ラグビーを!」。もらい泣きするけんじ。グラウンドに戻るとイソップを中心に何やら盛り上がってますよ。イソップはけんじに「これ見てもらえますか?」とスケッチブックに描かれた下手くそなデザイン画を突き付ける(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。ジャージにつけるマーク(のつもり)だ。「僕んち海の近くでしょ?毎朝海から昇る太陽を見ているうちに思いついたんです。僕らもこの太陽のように真っ赤に燃えて登っていきたいと思って」。涙を堪えるけんじ。「よしイソップ、このデザイン貰ったぞ!」。イエーイ!ノリノリで全員ランパス開始。「これが最後のランパスになるかもしれない。いや決して最後にしてはいけないのだ。けんじはこの少年のラグビーに賭ける情熱が恐ろしい病魔をも克服すると祈りつつ走り続けていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月10日
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先週末マーシー出所したらしいよ。大丈夫かね。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第9話「愛ってなんだ」けんじと山城校長はラグビー部員をぼこぼこにした件で教育委員長(加藤隊長)から呼び出される。けんじは暴力を認めるが、子どもたち一人一人と心を通わせるためにはぼこぼこにする以外の方法を思いつかなかったと持論を展開。「私にできる唯一のスキンシップの方法だったんです」。加藤隊長なら失望するね。そしていつもの居酒屋で山城校長のカウンセリング(ただの飲み会)。分かったような分からないようなことを言われてけんじは納得する。二人とも泥酔していたのかもしれない。その後、厳重注意の処分が決まる。寛大なほうですな。しかし自分の指導が否定されたためイライラMAX。光男たち部員に練習を通じてイライラをぶつける。パワハラみたいなもんです。不満の声が出始めるが、けんじのパワハラは止まらない。挙句がブチ切れて指導放棄。とどめに「お前らみたいなガラクタいくら鍛えても無駄だ!」と暴言を吐き捨てる。大木ブチ切れ。ジャージを脱ぎ捨て乳首を晒しながら「ラグビーなんかもう止めだ!」と絶叫。光男もブチ切れ。但し乳首は晒さない。「先生は嘘つきだ!先生は俺たちのことまるで信じちゃいないんだ!」。気まずくなったけんじはどこかへ逃走。その様子を見ていた山城校長は明らかにけんじに非があると部員たちに説明する。しょんぼりしているけんじの前に圭子出現。圭子のカウンセリングを受けてちょい反省。その夜けんじは節子からお小遣いをもらって風俗ではなく飲みに出かける。何となくバーで大三郎と合流。そこへ内田親子もやって来る。内田の父親は先日の試合についてねちねち絡んでくる。うぜーなーと思いながらも生徒たちにしたことは素直に反省。「私は勝つために彼らに技術だけを教え込もうとしていました。一番大切な心を教えることを忘れていた、いえ私自身がラグビーの基本精神をどこかに置き忘れていたんです」。そして今回も大三郎がグッドアドバイス。「あんた神様になろうとしてるんじゃないですか?いいじゃないですか。怒鳴りたい時に怒鳴って、ぶっ飛ばしたい時はぶっ飛ばせば。ただ自分が間違ったと思ったら素直に謝りゃいいんですよ」。じーんとするけんじ。その足で家庭訪問。一軒一軒回って謝罪しまくる。何時やと思とんねん。そう思われたのか翌朝グラウンドには誰もいなかった。しかし部室ではイソップが一人でボールを磨いていた。「何となく僕の役目になっちゃったんですよね」。そんなイソップのほのぼのトークに「ランパスやるか?」「え?」「来いヨ!」。二人だけの練習開始。その頃、光男は圭子からケツを叩かれていた。そんなこんなで一人また一人と練習に参加、光男も「圭子の奴がラグビー止めたら絶交よなんて言うからさー」と惚気てやって来る。むかついたけんじと部員たちは光男を標的にタックルの練習を行う。その頃、大木は不良を相手に大乱闘、警察に補導される。けんじは迎えに行くと病院へ連行。大木の母親が倒れたのだ。病院では節子が付き添っていたが大木に面会謝絶と突き付ける。「あなたみたいな親不孝な子に合わせる訳にはいかないわ」。大木しょんぼり。けんじは川浜一のワルを見事に手懐けた節子に感心する。度胸座ってんな。今回のケンカは不良たちが川浜高校のラグビー部をからかったのが原因だった。そこで大木の処分はラグビー部預かりとなる。けんじはそのことを大木に報告、ラグビー部復帰を要請するが拒否される。そこにイソップ登場。「だいすけの弱虫!だいすけがなかなか上手くならないからだ!いつまで経ってもお山の大将になれないからだ!だからお前はラグビーから逃げ出そうとしてるんだ!」。『快傑熟女』並みの辛口コメント。しかし「俺はラグビーがやりたい!皆とお前と一緒にグラウンドを走りたいんだ!お前とは絶交だー!」とブチ切れまくってどこかへ走り去る。続けてけんじも説得。本当に心を開いて付き合ってくれた友達はイソップだけだった。イソップはレギュラーになれないことを分かっている。だから自分の夢を大木に託したのだ。「分かるか?ボールを持って走るお前は・・・イソップ自身なんだ」「ハッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「お前の上げるトライはイソップのトライだ。お前の決めるゴールキックはイソップのキックだ」。じーん&猛練習。「木枯らしがけんじの頬を刺した。けんじは今その寒風が春のそよ風のように心地よく感じられている」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く。じゃなくて突然イソップが頭を抱えて倒れ込む。つ・づ・く
2022年03月08日
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温泉に浸かりたい。古谷一行のように。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第8話「愛すればこそ」季節は早くも秋。県大会に向けて猛練習。イソップも結構体力ついたぜ。教員共もけんじの雑務を手伝い皆でラグビー部を応援(贔屓)。そんなある日、加代とイソップ以外全員練習をさぼる。けんじ激怒。あと一週間で県大会だっつうの!光男がへらへら帰宅&逆ギレ。「どうせ勝てっこねーし。そう考えたら急に嫌になって」。こっちが嫌になるよ。「要は負け犬なんですよ」と大三郎が今回も病んだ青少年の心理を的確に解説。しかし周囲の期待はデカい。特に内田の父親は県代表も夢じゃないヨと三歳児並みの妄想をスパーク。「あんなに期待している内田さんに一回戦も勝てるかどうかなんて言えませんよ」と山城校長に本音を呟くけんじ。練習しているように見えるが、本気を出しているのは4、5人だけ。あとは適当に声を出して誤魔化している。練習後けんじは部員たちに説教を垂れるがイソップ以外全員やる気ゼロ。そして県大会の抽選会が開かれる。対戦相手は何と強豪・相模一高。その頃、大木はオープンカフェで昼間からビールをガンガン飲んでいた(制服姿)。そこへ中学の後輩・清美と坂上二郎の娘が追っかけてくる。二人は相模一高のワルと衝突、今度の試合で川浜高校が負けたら指を詰めるとばか宣言。そこで大木が解説。川浜と相模一高は横綱とふんどし担ぎ、月とスッポン。もちろん川浜がふんどし担ぎでスッポンね。その夜けんじは作戦を練るがどう考えても奴らの実力では勝てねーよ。そして試合当日。会場には続々と暇人たち(教員共・内田親子・尾本・節子と娘・大三郎夫妻・大木たち・星・圭子ほか)集結。熱気むんむん。しかし前半戦衝撃の67対0。圭子は監視を潜り抜けて駆け付けたが、あまりの弱っちさに席を立つ。観客席から元オールジャパンのけんじに対する罵声が飛び交う。節子や大三郎夫妻、加代、イソップも耐える。もうやってられへん!とけんじは立ち去ろうとするが「先生・・・皆どんな気持ちでしょうね?悔しいでしょうね?情けないでしょうね」と加代の一言に我に返る。「そうだ俺はお前たちに何をしてやったんだ?このざまはお前たちのせいじゃない」と滂沱の涙を流す。「109対0。それはけんじがかつて見たこともない大差の敗戦であった」(ナレーション・芥川隆行)。暇人たちもしょんぼり。けんじは笑顔で部員たちを労うが、光男たちは「やっと終わってくれたぜー」とさばさば。けんじ超激怒&説教開始(2時間)。陰で支えてくれた人たちの信頼を踏みにじったことがけんじには許せなかった。一方、相模一高の監督も激怒。「例え勝ちが見えていたとしても手を抜くのは相手に対して無礼だ!」と選手たちをビンタしまくっていた。しかしけんじもっと激怒。説教はエスカレートし人格否定にまで及ぶ。「同じ歳、同じ背丈、頭の中もそう変わらんだろ!それが何で109対0なんて差がつくんだ!お前らゼロか!ゼロな人間なのか!一生ゼロのままでいいのか!お前らそれでも男か!悔しくないのくあ!!」超絶叫&つられてて光男も「悔しいですぅっ!」その他の連中も「俺も悔しいです!」「ちくしょー!」「わーん!」。悔しいと思うだけではダメだ。「お前たちどうしたいんダッ?」「勝ちたいデスッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。雄叫びを上げる部員たち。「これだけの熱情が一人一人に秘められていようとは。けんじの胸に感動が突き上げた」(ナレーション・芥川隆行)。「よーしよく言ったー俺が必ず勝たせてやる!そのために俺はこれからお前たちを殴るう!殴られた痛みなど三日で消える。だがな今日の悔しさだけは・・・絶対に忘れるなよおぅ!!」そして一人ずつぼこぼこ。「それはけんじにとって生徒との絆をより深めたいという願いから発した行為であった。これは暴力ではない。もし暴力だと呼ぶ者があれば出る所へ出ても良い。けんじはそう思っていた。生徒たちは目覚めた。けんじが何一つ強制したわけではない。翌日から目の色を変えて猛練習を始めたのだ」(ナレーション・芥川隆行)。そして星も反省してラグビー部に復帰。暖かく迎え入れるイソップ。その頃、清美と坂上二郎の娘は今や小指を詰められようとしていた。そこに大木登場。自分の片腕をくれてやると言う。但し来年の県大会に川浜高校が負ければの条件付き。何とか事態は収拾。大木は弱い者の味方だがチョットだけ後悔していた。相模一高は今年の全国大会出場を決めていたのだ。そんなこんなでけんじは新たな作戦を練ったり、圭子から相談を受けたりで超多忙。さらに大木がとんでもない約束をしたこと知る。「おい、大木。いっそお前がラグビーやらないか?」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そしてラグビー部入部。呆気にとられる部員たちに「一高なんて目じゃねーぞ。俺一人で沢山だ」と態度デカすぎ。しかしボールを蹴ろうとするが大空振り&部員と乱闘。「打倒相模一高。チームの目標こそ一つであったが、けんじの行く手には果てしなく波乱が待ち受けていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月07日
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やしきたかじん星人登場。やっぱ好きやねん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第7話「嵐の新学期」イソップ編スタート。やって来ました新学期。光男たちは新入生の勧誘に躍起。一方、甘利先生はある新入生に恐れおののいていた。川浜一のワル・大木大介(松村雄基)が入学してきたのだ。大木は連日新聞を飾る最狂最悪ボーイ。水原よりスゲーのがまだいたのかよ。その頃イソップこと新入生・奥寺浩は加代からラグビー部入りを遠回しに断られていた。理由はひ弱っぷり満々だったから。大木とイソップは中学時代から友達だった。そんなこんなで水原無き後(勝手に就任した)新しい番長に絡まれるが♪風は一人で吹いている~月は一人で照っている~と謎のソングを歌いながら死亡寸前まで叩きのめす。そこにけんじが駆け付け一触即発。万城目淳教頭は大木の退学を主張するが、挑発した番長も悪い。つうことで結論は先送り。その夜、大三郎の店でラグビー部の歓迎会が開かれる。けんじがスピーチを披露するが長いので省略。その時、表にイソップが立っていた。イソップは改めて入部を希望する。小さい頃から体が弱く、体育の授業はいつも見学。ある日テレビでけんじの活躍を見て、自分の弱さを乗り越えたいと思ったのだ。このイソップと川浜一のワル・大木が何で友達なんだろ?そんなことをけんじは晩飯喰いながら節子に話す。翌日けんじの娘はトラックにひかれそうになるが大木に助けられる。節子は大木に礼を言うが何も答えずに去っていく。「あんな親切な生徒さんばかりだと主人も楽なんですけど」。そんなこんなでイソップはラグビー部入りするが予想通り練習についていけない。「先公の言うことなんて真に受けてんじゃねーよ。中学の時だって体の弱いお前やワルの俺の心配を本気でしてくれた先公が一人でもいたかよ!先公なんてのは全部敵だ!」とぶち切れる大木にけんじが反発。「俺は職員会議でお前を庇ったが、そういう言葉を聞くと庇い切れなくなるな」。イソップは今日も練習についていけない。あまりの下手くそぶりにラグビー経験者の星はブチ切れ。けんじはラグビーは相手に対する思いやりが一番大切だと説教を垂れるが、星は逆ギレ「お世話になりました!」と言って走り去る。イソップしょんぼり。その一部始終を見ていた大木はけんじを銭湯に誘う。生まれたままの姿で二人きり。大木は本気でイソップと向き合うけんじを見直したと話す。翌日、大木は職員室で教員共に上から目線でお願いする。今回はどんな処分も受けるが、母親には言わないでほしい。「ちょっと心臓が悪くて・・・ショック受けるといけねえから。約束してくれないか?」。満場一致で厳重注意が決定する。そして唐突に圭子登場。圭子に呼び出されたけんじは圭子の近況報告と身の上話を聞かされる。圭子の父親は暴力団を顎で使える大変な資産家でしかも優秀な成績を収めた。なので~ばかな光男との交際に反対していると言う。その頃、部室にツルハシを握りしめた内田が出現。お礼参り?ではなく卒業後、心を入れ替えて父親の工務店で働いていた。そこで面白半分にへし折ったゴールポストを修理しに来たのだ。「よーし俺も手伝うヨ」とぞろぞろと暇な連中(教員共・大三郎ほか)が集結してにぎにぎ。ある日、万城目淳教頭は大木の母親を呼び出して面談。大木が番長を半殺しにしたことをぺらぺら喋ってしまう。けんじに大木との約束を指摘され「は!ヤベ!」。時既に遅し大木の母親は胸を押えて苦しみだす。大木激怒。「お袋が何をしたって言うんだよ!お袋をいたぶりやがって!」。逃げ回る万城目淳教頭をフルボッコ。大木は謝るつもり一切なし。しかしイソップが懸垂を三回やったら教頭に頭を下げると条件を示す。イソップにとって三回は百回に相当する。そんなこんなで皆が見守る中、懸垂にチャレンジ。しかし二回で終了。それを見届けると大木はこっそり抜け出して職員室を襲撃。りんごを剥いていた万城目淳教頭から小刀を奪い刺し殺そうとするが、けんじの言葉やイソップの姿を思い出し「さっきは済まなかった」と泣きながら謝る。「負けたぜ・・・ラグビーに負けたよー」。号泣しながら見つめ合うけんじと大木。そんなこんなでゴールポスト完成。大勢の暇人たちが見守る中、けんじは完成記念に40メートルキックを決める。イエーイ。節子は大木の姿を見てけんじに娘が助けられたことを話す。けんじマジびっくり。大木に礼を言うが「俺、人にべたべたされるのと礼言われるの苦手でよ・・・じゃ」。カッコイイ。「生徒たちは成長する。教師もまた生徒との交わりによって成長する。けんじはその思いを固く心に刻み込んでいた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月06日
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マン兄さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第6話「涙の卒業式」節子は娘を連れて実家に帰ってしまった。けんじしょんぼり。翌朝水原たちは朝からけんじを挑発する。今日は3学期のテストだよ。水原は答案用紙の裏に三流エロ漫画風のエロイラストを絶妙なタッチで描いていた。今は美術じゃなくて英語のテストですよ。水原ブチ切れ&大暴れ。クラス中がフリーダム化する中、内田だけテストを受けていた。すかさず鉄拳制裁。万城目淳教頭は水原たちの即時退学を主張する。こないだまでビビってたのに随分強気だ。けんじはもう一度テストを受けさせたいと訴えるが、いじめられっ子の野田先生がぶっちゃけ激白。「いつだって真っ先に標的にされるのは私なんだ!ちくしょーなぜなぜ私が・・・!わーん」。けんじは野田先生に語り掛ける。「確かに先生の仰るとおり(以下省略)」。つうことで水原たち3年2組の再テストが決定する。教員共はゲーセンを訪問、不良軍団に再テストを提案したところあっさり了承。皆やっぱ卒業したいンすよ。その頃けんじは水商売で働いている水原の母親を訪ねていた。母親は水原に手を焼いていただけでなく学校に対しても不信感を持っていた。けんじは知っていた。水原の父親が落盤事故で無くなっていたことを。二人のやり取りを傍で聞いていた水原もハッとする。「お母さんがどんなに苦労されたか分かるつもりです。でもね、子供は学校だけでどうなるもんでもないんですヨ。学校と親が協力して一人前の人間に育て上げるんです。亮君があれだけ暴れ放題に暴れながらそれでも学校を去らないのは何故だと思いますか?きっと寂しいんですヨ」。けんじの思いを知ってじーんとする母親(と水原)。そこへホステスたちを引き連れていい塩梅の内田の父親・玄冶登場。けんじを見つけると拉致、水原たちの処分が甘いと難癖をつける。内田も過去の悪行を反省しつつも今更学校のために何かしようというつもりはない。けんじ激昂&鉄拳制裁。「バカヤロー!お前はそんな奴だったのか!自分さえ卒業できたら後はどうなっても構わないって言うのか!?」じーんとする内田。「俺はお前たちに卒業後も自分は川浜高校の出身者ですと胸を張って歩いてもらいたいんだヨ。水原たちにもそうなってもらいたいんだ」。帰宅すると水原が待ち構えていた。「あんたが勝ったら大人しく試験受けてやるよ」。つうことでけんじvs水原の激ファイト。延々1カットで撮影。これはかなり大変だったのでは・・・。「だいじょうぶか?」と言いながら水原を半殺しにすると自宅に招待。体が冷え切った水原にブランデーを差し出す。「変わった先公だぜ・・・(ごくごく)・・・コイツは効くぜ」。水原は部屋に飾られたラグビーボールに気づく。「先生よ、ラグビーって面白いのかよ?」「まずラグビーは(以下省略)」。水原は涙ぐむ。「俺ラグビーやっときゃ良かったかな・・・先生・・・俺よう・・・」。そして二人は生まれたままの姿になると浴室へ消えていく。その後、再試験が行われ何とか全員クリアする。ところが光男だけ留年が決定。光男は漢字が書けない内田たちよりもばかだった。そのことを尾本にからかわれてぶち切れ、彫刻刀を振り回して尾本をぶっ殺そうとする。泣き叫ぶばかを説得するため、けんじは4月からラグビー部の監督に就任すると嘘をつく。「どうだそれでもお前まだ退学するつもりか?」。光男はばかなので泣き止んだ。そして尾本謝罪。そして大三郎、圭子から預かった手紙を光男に渡す。どっかの牧場で働いてるらしいよ。そして卒業式。皆の脳裏にバイオレンスメモリーが駆け巡る。水原の母親も号泣。無事卒業式が終わり安堵する万城目淳教頭たちの前に水原登場。御礼参りか!?と一気に恐怖。しかしけんじに無言で紙袋を渡して去っていく。中にはブランデーが入っていた。「あいつ・・・」目頭が熱くなります。校門で「あばよ」と笑顔を浮かべる水原。名シーンです。帰宅すると節子と娘が帰っていた。特に解説無し。「君が必ず帰ってくることを待ってたんだ!」「あなたー」。その後、けんじは山城校長にラグビー部の監督就任を申し出る。つ・づ・く
2022年03月06日
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マー兄さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第5話「最後の闘魂」「その日を境に富田圭子の消息はぷっつり途絶え不良グループの攻撃も鳴りを潜めた」(ナレーション・芥川隆行)。大三郎は乱世会のビビりぶりから圭子は大物ヤクザの娘ではないかと考える。しかし光男は「俺は絶対に信じないぞー!」と泣きながら飛び出す。今回強気の教員たちは水原たちの退学処分を検討していたがけんじだけ反対。退学にすれば本物のヤクザになってしまうかもしれない。既に本物以上だが。結局、山城校長の判断で二週間または一週間の謹慎が決まるが、冬休みとほぼ重なるため実質無罪放免。そんなこんなでクリスマス。けんじは久しぶりに家族サービス。そこへ水原たち出現、卒業まで大暴れすると宣言する。その頃ラグビー部は全国大会の予選に出場。初戦敗退。けんじノータッチ。加代から報告を聞いても「あんなチーム勝ったらラグビーはお終いだヨ」。ところが報告は続く。尾本たちは試合終了後、負けたのはけんじの指導を受けたからだと狂った言いがかりをつけて2年生以下を半殺しにしたと言う。躊躇していた内田も水原に脅されてぼこぼこに加わる。尾本は卒業まで自分がキャプテンだと宣言、卒業後もけんじを監督として迎え入れないよう血判付きの誓約書を書かせる。本物のやくざ以上です。「あいつらなんてことを!」と言いつつ「俺は今後一切ラグビー部から手を引く!」と肩透かし。それなら自分もマネージャーを辞めると加代が言い出すが、加代の両手を握りしめてラグビー部に残るよう説得する。そして新年。けんじは凧揚げしたいとねだる娘をうぜーなーと思いながら公園へ。でもこんな平和な生活もイイねと思っていたところに、ラグビー教室のかつての教え子たちが指導を頼んでくる。つうことでブランコで遊んでいる娘を放置していい汗かくぜ。しばらくして「あれ?娘いねーよ」。帰宅すると娘は戻っていたが怒りで泣きじゃくり。節子もカンカンだった。そして3学期。謹慎明けの水原たちが登校、早速けんじを挑発する。多忙なはずなのにけんじは光男に頼まれて圭子が通学している港南女学院を訪れ身元調査。圭子は2学期の終わりに大阪へ転校したこと、戸籍上の父親がいないこと、母親は未婚の母だと知る。個人情報ばらしまくりの港南女学院。けんじも光男にばらしまくる。そんなこんなでラグビー部は休止状態、圭子を信じて待つとカッコいいこと言ってた光男は連日悶々、節子は今夜もカンカンだった。けんじが市役所時代の仲間と飲んで帰宅すると娘が39度の熱にうなされていた。そこに夕子から光男がいなくなったと電話が掛かってくる。出かけようとするけんじに節子激昂。それでも光男を探すため大三郎・夕子夫妻に事情聴取。するとグラウンドからボールを蹴るような音が聞こえる。光男が一人でラグビーの練習をしていた。けんじ思わずハイテンションで光男と練習。いい汗かいたぜ。スッキリして帰宅すると誰もいない。そこへ隣の奥さんが現れ「救急車が来て大変だったのよー」と告げる。娘が急性肺炎でヤバかったのだ。節子は我が子よりも他人のために家を開けたけんじに超激怒&顔面殴打。けんじしょんぼり&ウィスキー一気飲み。ラグビー部の連中に嫌われ、番長グループから目の敵にされ、それでも少しでも学校が良くなればと頑張ってきた。「それなのに・・・それなのに皆、誰も分かってないんだ!」とグラスを叩きつけ大暴れしかけた瞬間「突然ある思いがけんじのカラダを電流のように貫いた。あいつらももしかしたそうなんじゃないのか。あの不良共も誰にも理解されぬ苛立ちから非行に走ったのではないか?けんじは今自らが例えようのない孤独感に陥った時、初めて非行少年たちの心情を肌で感じ取ったのだ」(ナレーション・芥川隆行)。しかし節子は娘を連れてしばらく実家に戻ると言う。ショックを受けたけんじは居酒屋で山城校長のカウンセリング&辞職を申し出るが「奥さんは必ず君の元に戻ってくる!我々の試合はまだ始まったばかりじゃないか!」と励まされる。「校長!」「頼むよ滝沢君!」。その後けんじは水原の父親が炭鉱の落盤で事故死したこと、母親が水商売をしていることを知る。つ・づ・く
2022年02月27日
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マー姉さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第4話「開かれた戦端」水原はけんじをクビにさせる作戦を思いつく。授業中に麻雀で盛り上がる水原たちを見てけんじ乱入。「その時けんじは自分を怒らせて殴らせようとする水原たちの策略を感じ取った。しかしどうにも血の高ぶりを抑えることができなかった」(ナレーション・芥川隆行)。顔面殴打で作戦通りの展開。職員会議では水原の報復を恐れて甘利先生以外誰もけんじを庇おうとしない。山城校長もピリ辛コメント。「人を殴ることが許される場合が二つだけあると考えます。一つは生命の危険が晒された場合です。もう一つは親が涙ながらに子を殴るように、たとえ殴ったとしても信頼関係が崩れないと確信した場合だけです。滝沢君、君の場合はどうでした?」。けんじは暴力肯定派。「滝沢君、殴って信頼関係が生まれるとでも言うのかね!」。けんじしょんぼり。甘利先生によると水原は読み書きはおろか九九もできないスーパーばかだった。それでも高校に進学できたのは定員割れを避けたい学校側の事情があった。しかし大三郎に落ちこぼれのつらさを突き付けられけんじ&甘利先生しょんぼり。けんじはゲーセンで遊んでいる水原たちを訪ね早朝授業に誘う。ろくに字も書けないでどうやってラブレター書くんだ?子供に字教えらんねーじゃんと言われてやや動揺する。そのやり取りを神妙な表情で見ている内田。翌朝、水原の代わりに内田がやって来て「俺に勉強教えてくんねーか?」と言いながらジャポニカ学習帖を取り出す。まず「花」の漢字の書きとりからスタート。「先生、花って字、10書いたら花束みてーだぜ。百書いたら・・・」「花園だ」。そんな男のほのぼのシーンに水原激怒。不良たちのたまり場「スナック妖」にて内田を鉄拳制裁。水原のバックには川浜乱世会会長の藤堂が控えていた。水原たちは上納金をゲットするため気弱そうな連中に賞味期限が遥かに過ぎたパンを売りつける。水原たちのSDGs活動にけんじぶち切れるが手は出さない。けんじに失望した光男はそのことを圭子に愚痴るが、またしもケツを叩かれる。圭子はこんな男のどこが良いのか?水原たちの挑発が続くがドリフレベル(消火器噴射・スカートめくり・教室に入るとバケツから水ぶっかけ)だったため効果なし。そこで作戦変更、けんじが愛する節子と娘に四六時中付きまとう。節子はまたしても大三郎の店に避難、梅宮辰夫と和田アキ子の威圧感にチンピラ撤収。改めて節子はけんじに学校を辞めてほしいと頭を下げる。「スナック妖」では藤堂以下、酒飲んでいい塩梅。けんじは内田を連れ戻そうとするが、内田に階段から突き落とされる。それでもシャッター越しに呼び掛ける。またしても神妙な表情の内田。節子はけんじを心配して深夜のバイトを抜け出してまで駆け付けた加代に感心する。そして前言撤回。登場人物全員単純。藤堂たち三度目の作戦変更。けんじが愛するラグビー部の連中をぶちのめすため加代の襲撃を計画する。水原たちがラグビー部員たちをぼこぼこにしていると案の定けんじがやって来る。光男はけんじを巻き込ませまいと突然圭子とのなれそめを語り出す。「もう一年前近くになるかなー。圭子と初めて会ったのはラグビーの試合を見に行った時でしたー」。圭子は死ぬつもりで遺書を持ち歩いていた。しかしラグビーに感動して生きる気力が湧きました。つう話。「それをきっかけに俺とデートするようになったんです」。ふーん。その後、内田は光男に加代襲撃計画をバラす。「花園の花は枯れちまったが、匂いだけは残ってるってことかな」。内田は加代に「ホ」の字だった。テーブルに「花」と書く内田を見て光男は本物のばかだと思った。翌朝、牛乳配達している加代をチンピラたち襲撃。そこへ光男たちラグビー部が逆襲撃、半殺しにする。けんじは光男たちを怒鳴りつけるが、無事な様子を見て涙ぐむ。そこへ藤堂たちが現れ、水原にけんじをボコらせる。その様子を山城校長と甘利先生が見かける。止めに入ろうとする甘利先生に山城校長は「滝沢君は教師に相応しい魂を一つ掴んだんだ。最後まで見せてもらおうじゃないか」って早よ警察呼べよ。さらにレモンを手にした圭子が現れる。圭子を見て何故か藤堂撤収。「良いものを見せていただきました。倒されても倒されても立ち上がる先生の姿はラガーマンの真のファイティングスピリット」。圭子は一体何者?「私は私よ。レモンの好きなただの女子高生」。けんじは何かムカついた。つ・づ・く
2022年02月27日
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マー姉ちゃん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第3話「謎の美少女」内田、尾本率いる3年生たちの本格的な反乱が始まる。光男たち下級生たちを脅し、けんじをラグビー部から追放しようとする。光男たちはけんじに向かって「あんたの練習は基礎ばっかりで面白くねーよ」と罵声を浴びせるが本心ではない。しかしけんじぶち切れ。コーチを辞めることを告げに山城校長を訪ねるが「ちょっとトイレへ行かんか?」と誘われる。この展開やべーよ。身の危険を感じつつ多目的トイレへ姿を消す二人・・・ではなく生徒が使用する男子トイレへ。あらゆるものが壊され廃墟同然だった。「ラグビー部の荒れ放題など学校全体からしたらほんの一部に過ぎん。君をウチの学校に引っ張ってきたのは単にラグビーのコーチとしてじゃない。心のコーチとしてだ」と上手いこと言い含められ一緒にトイレの片付けを始める。しかしヤクザみたいな生徒たちが石を投げ込む。「ここは学校じゃない!戦場だ!」とトイレで絶叫するけんじ。その夜、学校改革について何か上手い方法ねーかなーと考える。気がつくと娘のせいで散らかり放題の部屋が今日は片付いている。節子と娘に理由を聞くと「遊んだ後は片づける」約束をしたと言う。「これだ!」。けんじは職員会議で生徒たちに校則を守らせようと提案するが、万城目淳教頭以下誰も相手にしない。代わりに「また・・・トイレに行くか?」と山城校長に誘われる。そして毎朝校門に立ってあいさつ&制服チェックを開始。雨の日も風の日も。ある日、甘利先生ほか数名が今頃になって協力を申し出る。遅せーよ。。生徒たちも少しずつ変化を見せてきた。感激して涙を流すけんじ。「それはひとつの奇跡であった。けんじの熱意は大多数の生徒の胸に水のように染み渡り、けんじが校門に立ち始めてから一ヶ月後には服装における校則違反は激減したのである。しかし・・・依然として敵意を剥き出しにし反抗を続ける者も後を絶たなかった。一つは校内を支配する不良グループであり、もう一つはその影響下にある運動部である。ラグビー部も例外ではなかった」(ナレーション・芥川隆行)。尾本たちは私服を着るよう光男たちを脅迫。バイオレンス生徒はけんじをバイクでひき殺そうとするが、大三郎が止めに入る。バイオレンス生徒は「水原が帰ってきたらこんな店ぶっ壊してやるからな!」と謎の捨て台詞。水原とは半年前に少年院送りになった川浜高校最狂のラスボスだった。光男はけんじの制止を振り切って私服で登校、尾本たちとトイレを破壊。大三郎夫妻の店が何者かに投石され、けんじも川浜高校OB(チンピラ)たちにぼこぼこにされる。帰宅後、節子に誤魔化そうと延々持論を展開するが「生活のことだったら私、働きに出ます」と一蹴される。翌朝光男は一人でトイレを修繕するけんじを見て何だかしんみり。交際相手の圭子に相談するため港南女学院馬術部を訪ねる。圭子にケツを叩かれて気合が入った光男は勇気を振り絞って尾本たちに反抗するが、うさぎ跳びの制裁を受ける。そのことを加代から聞いたけんじは「俺も付き合うぞ!」とうさぎ跳びを始める。そんなこんなで尾本たちブチ切れ大乱闘。そこへ馬に乗った圭子が参上、鞭でしばきまくる。「馬上から失礼します。滝沢先生ですね?」「君は?」「富田圭子です。これからも光男さんのことをよろしくお願いします」と言って走り去っていく。光男は圭子と交際して一年になるが、どこに住んでいるのかも知らない謎の美少女だった。そんなこんなで光男は制服で登校するようになる。感激して涙を流すけんじ。そして光男たち2年生、1年生を中心に練習再開。そこに白いスーツにレイバンのサングラスを掛けたヤクザ風の男が出現。「誰だあいつは!」「水原だ!」。水原はナイフを取り出すとラグビーボールを切り裂く。「俺はこの学校が憎い!」。つ・づ・く
2022年02月23日
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寝すぎて疲れた。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第2話「泥まみれのニュースーツ」けんじの不安的中。歓迎して待ってる生徒の姿ゼロ。しょんぼり。グラウンドにも生徒の姿ゼロ。ゴールポストはへし折られグラウンドは散らかり放題。部室も酷えなあ。変な薬とか葉っぱとかもあるんじゃね?とけんじは思った。そこに3年生の尾本と内田(ツッパリファッション)が現れてけんじを挑発。「このまま帰ろうと思った。俺はこんなチンピラヤクザみたいな連中を教えるために来たのではない。だがその時(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。その後、けんじはラグビー好きの2年生・山崎加代(岩崎良美)と知り合う。山城校長によると少々老け顔だが複雑な事情で2年間休学していたとのこと。職員室には教頭(万城目淳)以下、醒めた教師ばかり。やる気なしの保守派・数学の甘利先生(三浦浩一)に案内されて校内を見学。バイク爆走、タバコ激吸。ヤクザみたいな生徒が1000人もいる学園天国。割れた窓ガラスの向こうでは尾本と内田によるオリジナルなラグビーの練習(※ただの乱闘)が行われていた。監督は外部に嘱託、週に一回来ればいい方らしい。けしからんですな。そして内田のでたらめなタックルで森田光男が脳震盪を起こしてしまう。「ラグビーにおいてはレイトタックル、すなわちボールを離してしまったプレイヤーに対するタックルは厳しく禁止されている。ボールを離した瞬間の選手が最も無防備な体制になるからだ」(ナレーション・芥川隆行)。けんじはポールとジャージ、さらに自分の上着でタンカを作ると光男の自宅へ運び込む。そこは梅宮辰夫と和田アキ子が切り盛りする恐怖のラーメン屋だった。夕子(和田アキ子)は弟の光男を見てあたふた。夫の下田大三郎(梅宮辰夫)は尾本と内田にとってラグビーはただのスタイルに過ぎず、カッコつけてるだけだと話す。けんじが帰った後、けんじが置き忘れたどろどろの上着を見つける。そこに謎の美少女(伊藤かずえ)が駆け込んでくる。光男の彼女らしいが芥川隆行の解説ゼロで訳が分からない。光男は小刀を取り出して内田たちをぶっ殺そうとするが夕子(和田アキ子)に頭を強打、ぶっ殺されそうになる。大三郎は泥だらけのけんじのスーツを手にし、仕返しする前にけんじの気持ちを大切にする方が先だと光男を諭す。今日もバイオレンスモーニング。ラグビー部の練習もぐだぐだ。山城校長はけんじにコーチ就任を勧めるが、嘱託の監督を差し置いて勝手にコーチをするのはルール違反だと筋を通す。しかし「あいつらの目を見てみろ。君のことをちらちら見ている哀れな目を。下級生はもちろん、つっぱっている上級生たちだって実は皆君にコーチをしてもらいたがっているんだよ」。尾本と内田はけんじをチラ見していた。「それでも君の言うルールに拘るのかね?」。こうしてけんじの本格的な指導が始まる。内田は帰宅後、父親でPTA会長の玄冶(坂上二郎)に練習の様子を報告、ラグビー論を叩きこまれた様子。けんじは大三郎夫妻と光男からクリーニングされた上着を渡される。クリーニング代は光男が捻出したのだ。そんなこんなで超美人な妻・節子は懲りずにお忍びで川浜高校へ潜入。金属バットで殴られそうになるけんじの姿を目撃する。授業をさぼってソフトボールをしていた生徒たちを注意していたのだ。「やられる!とけんじは思った。恐怖がけんじの背中を走った。だがここで逃げたら(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。けんじの勝ち。節子は改めて今の仕事に反対するが、けんじは辞めるつもりはない。ある日、けんじは雨練習を提案。雨の翌日はグラウンドがぬかるんで練習に持って来いの状態と聞き、光男は皆に連絡。加代もマネージャーとして押しかけ何だか楽しくなってきましたよ。しかし内田たち3年生の姿はなかった。そしてけんじに激しく反発する。「反乱であった。けんじのコーチとしての優秀な指導力に上級生としてのメンツを失った3年生たちから痛烈な絶縁状が叩きつけられたのだ。けんじは目の前が暗くなるのを感じていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年02月14日
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ノーマスクで酒、タバコ、パチンコ。そして笑顔。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第1話「それは涙で始まった」激動の1984年に大映テレビが放った驚異の方程式。それは「愛=奇跡+信じる力よ」。舞台はいきなり花園ラグビー場。高校ラグビー大会の決勝戦。川浜高校vs城南工大高。スタンドにはラグビー部のOBたちや恋人、市会議員、元校長など続々集結。さらに梅宮辰夫の遺影を持った和田アキ子まで。これどういうこと?グラウンドには監督の滝沢けんじ(山下真司)の姿があった。スタンドからけんじを見守る超美人の妻・節子(岡田奈々)と娘のゆかり(間下このみ)。「滝沢けんじは前夜一睡もしていなかった。それは高校ラグビーの頂点を決する戦いを翌日に控えた興奮からだけではなかった。川浜高校に赴任以来七年のいばらの道が、さらにそれ以前の様々な思い出が寄せては返す波のようにけんじの脳裏を駆け巡り眠りを奪い取ったのだ。とうとうここまで来た。けんじは胸の中でそう呟いた。とうとうよくぞここまで来た。今けんじの脳裏に一つの言葉が鮮やかに甦っていた。信は力なり。けんじがその言葉を耳にしたのは彼が初めて日本代表のチームの一員に選ばれた時であった。信は力なり。けんじは再び胸の中で呟いた。そうだ、子どもたちを信じることだ」(ナレーション・芥川隆行)。ナレーションなげーよ。何だか『ウルトラマン80』チックだなあと思ったらTBS側のプロデューサーが同じ人物だった。「この物語は学校の荒廃に戦いを挑んだ一人の教師の記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームがこの教師を迎えた日から僅か7年にして全国優勝を成し遂げた奇跡を通じ、その原動力となった愛と信頼を余すところなくドラマ化したものである」(ナレーション・芥川隆行)。その後も延々ナレーションが続く。「滝沢けんじのラグビー人生は栄光に満ちている。教師を目指して東都体育大学に入学した彼は(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。そんなこんなで日本代表のメンバーとして7年間活躍した後に引退、今は川浜市教育委員会に勤めている。その間に超美人の妻・節子をゲットして順風満帆。ある日、けんじは少年たちにラグビーを指導。その様子をガン見していた川浜高校の山城校長(下川辰平)はけんじの指導ぶりに感銘を受ける。川浜高校は何でもありのバイオレンスハイスクールだった。ラグビーの指導もメチャクチャのでたらめ。情けなくてしょんぼり。その時けんじの姿を思い出し、けんじ獲得に乗り出す。一方けんじの元に社会人チームから監督就任の話が舞い込んでいた。金に目が眩んだけんじは話を受けようかなあとマジで考える。しかし超美人の妻・節子から「本当は先生になりたかったんでしょ?」と言われて思い留まる。「けんじが教師を志したのは(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。ある日、けんじは教育委員長(加藤隊長)から山城校長を紹介される。山城校長はけんじをゲットしに来たが「え?あの川浜高校?」「どうかね滝沢君!」「はあ・・・」ぶっちゃけ拒否。しかしけんじの行く先々に出没。犯罪すれすれのストーカー行為を繰り返す。「小さい頃は皆素直でいい子だったんだよ。そういう素直な子どもたちがいつの間にか歪んでしまった。このまま放っておいていいものだろうか?ほんのちょっとしたことなんだよ。ほんのちょっとだけ連中の気持ちを切り替えることが出来たら、またちゃんと戻って来るんだよ」と説得を受ける。「あの・・・ほんのちょっとした気持ちの切り替えって仰いましたよね?」。「突然けんじの脳裏にある記憶が甦った(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。けんじが二年生の夏、函館で合宿していた時、同じくバレーボールの合宿に来ていた節子と遭遇、ブルマ姿の節子をガン見していたのだ。その破廉恥な行為をごまかすため「練習きついっスよねー」と適当なことを言うが「好きでやってることですから」と言われ自分の愚かさを恥じる。ブルマ姿の節子の姿を思い出したけんじは、まさに気持ちを切り替えて山城校長のオファーを受けようとするが節子は猛反対する。翌日、節子は川浜高校をお忍びで視察するが、噂以上のバイオレンスぶりに身の危険を感じて近くのラーメン屋へ避難。しかしそこにいたのは梅宮辰夫と和田アキ子だった。川浜高校より怖えよ!逃げるとこ間違えた!と節子は後悔した。そこへ川浜高校の極悪生徒たちがやって来るが梅宮辰夫に袋叩きにされる。その夜、山城校長は居酒屋で一人酒手酌酒。あまりの荒廃ぶりに退職を考えていたところにけんじが現れ「私がお手伝いします。滝沢がお手伝い致します!」と宣言する。山城校長感激。反対していた節子もけんじを後押しする。教師として川浜高校へ向かうけんじ。ゴールポストがへし折られているとも知らず。つ・づ・く
2022年02月13日
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