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8月17日の続きです。日光湯元からの帰り道、気になる場所があるので、最後に立ち寄ってもらいました。それは竜頭の滝と滝上橋のちょうど中間地点あたりのカリガネソウの咲く場所です。メイン道路の脇に群生しているのですが、カーブが続いているところだし、色が地味なので目につきにくいのです。下から行くときは竜頭の滝から少し登った時計回りのカーブの所で左側の石垣の上にびっしり咲いています。うまい具合に近くに車を停められるスペースがあるので、そこから少し歩いて行きました。 ちょうど満開のようです。近づいてみるととってもユニークな形のきれいな花です。 でも、形の綺麗さにだまされて、余りそばに寄ったり手で触ったりしたら後悔すること間違いなし!その臭いの強烈さといったらありません。姿の美しさと忘れられないほどの嫌な臭いの組み合わせがどうしてなのか、未だに納得できないでいます。この日のお手柄はNちゃん。たくさんあるカリガネソウの中にたった一株だけ真っ白い花をつけたものを見つけたのです。 カリガネソウには白い花の種類もあるのでしょうか?それともカリガネソウのアルビノでしょうか?
2011.08.21
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連日猛暑が続いていた8月17日に群馬県の赤城自然園に行ってきました。この日の目的は「レンゲショウマ」と「アサギマダラ」。去年の夏、日光霧降高原の丸山から下る途中で、ほの暗い林のなかにふんわりと咲いていたたった一本の「レンゲショウマ」・・・その高貴な姿にすっかり魅せられた私たちは赤城自然園で見られるという情報を得て、それでは・・・と暑さにもめげずに出かけていきました。入口を入ってしばらくすると、ちょうど咲き始めたばかりのきれいなレンゲショウマが咲いていました。 ま~るいつぼみもまだいっぱい付いています。そして、驚いたことに歩いていく道筋のあちらこちらにた~くさん咲いていているのです。ここでは丸山でのような貴重さは全くなくて、この時期には咲いていて当たり前の花のようでした。 それでも高貴な美しい姿には変わりがなく、「妖精のランタン」とか「森の妖精」という別名がぴったりする花でした。たった一本の花との偶然の出会いを楽しむか、間違いなく見られる方をありがたいと思うかは人それぞれですね。暑い盛りだったので、標高600~700m位ではかなり暑いかと覚悟していったのですが、木立の下は不思議なほど涼しくて、動かなければ汗をかくこともありませんでした。都会でも「緑のカーテン」が流行っていますが、木々の緑をわたってくる風の効果を十分に体感できました。もうひとつの目的、「アサギマダラ」はたった一頭が見られただけで、今飛んでいるのは「カラスアゲハ」や「ヒョウモンチョウ」。 真っ白い「オトコエシ」の上を飛んでいる「スジグロシロチョウ」が可愛いかった・・・。 指導員の方のお話によれば、アサギマダラが本格的に現れるのは9月半ば、気温が22℃位になってからとのことでした。そこで、自然園は早めに切り上げて、沼田から金精峠を越えて、奥日光の湯元スキー場でアサギマダラを見て帰ることにしました。まだ居残っていてくれているか心配だったのですが、湯元スキー場の気温はちょうど22℃。食草のヨツバヒヨドリもスキー場の周りにたくさん咲いていて、アサギマダラは期待を裏切らずにちゃんと飛んでいてくれました。 ふわふわとゆっくり飛び、人が近づいてもほとんど逃げようともしない、こんな弱々しい蝶が、どうして 1,000km以上もの長旅に耐えられるのか、つくづくなぞの多い魅力的な蝶です。夫たち男性軍が一頭を捕まえて放したら、天空に向かってまっすぐに飛び上がって行った、と驚いたように話していました。そのまま気流に乗って遠くまで飛んでいってしまうのでしょうか?そろそろ旅立ちの季節が近づいているということでしょうか?
2011.08.21
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4日目の8月8日は早くも八丈島を離れる日。 散々遊んだ日々でしたが、結局 最後の日も時間を惜しんで海に行くことになりました。2時15分が離陸の時間なので、1時45分に家を出れば大丈夫だから、というのです。そして、婿さんが案内してくれたのはこんな場所・・・。 飛び込んだ夫によれば、どのくらい深いのか底は全く見えなかったといいます。こんなところに小学生が遠くからダッシュしてきて飛び込んでいくのですから驚きです。私は専ら写真係。 楽しい動画がたくさん撮れました。いつもは真っ青に澄んでいてお魚が泳いでいるのがよく見えるのだそうですが、残念ながらこの日は水が濁っていて余りよく見えなかったようです。これもまた次回のお楽しみということで・・・。周りを海に囲まれた島なら、あちこちから貝やらイカやらを焼くいい匂いがしてくるかと思っていたのですが、なぜか生のお魚をお土産に送れる場所もなく、お土産の魚として有名なのは、あのすごい臭いの「クサヤ」だけ。どうしてかと婿さんに尋ねると漁師さんが捕った魚を八丈島に陸揚げしてもメリットがないので、直接築地辺りの市場に持っていってしまって自分たちの食べる分しか島には陸揚げしないようなのです。おいしいものを食べようと思ったらそれなりのお店に行って、それなりの代金を払わないといけないようなのでした。でも、私たちはありがたいことに、婿さんが料理のできる人なので、漁師さんから直接買ってきた珍しいお魚を捌いてくれて、おいしいものを毎晩食べてきました。「キンメダイ」「メダイ」「アコウダイ」「クロムツ」「メジナ」、この辺までは、まあ名前くらいは聞いたことがあるのですが、「ワニコチ」「カサゴ」となると全く実物の見当もつきません。これを、お刺身はもちろん、唐揚げにしたり、シャブシャブにしたり・・・。おかげで、帰ってきて体重を測ったら、二人とも2kg近く増えていてびっくり・・・。とっても楽しくておいしい八丈島の4日間でした。
2011.08.14
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八丈島3日目は日曜日。 神湊漁港で「八丈島浜遊び」が開催されるというので、みんなで遊びに行ってきました。浜辺に屋台が出て、ちびっこクロンボ大会やフラダンスなども行われていたのですが、何といってもメインは海の乗り物体験。 プレジャーボート、マリンジェット、バナナボートなどに500円で乗れるというので、私たちもプレジャーボートに乗ってみることにしました。何だかよくわからないけど、バナナボートは大きなバナナのような乗り物に5人くらいがまたがって水上バイクで引っ張ってもらって走るもの。足をかけるところはあるけれど、「落ちたら上がるのが大変」と喋っている声が聞こえるし・・・。私なら「大変」ですまないで死んでしまいますよ。マリンジェットもちょっとこわそうだし・・・プレジャーボートが一番安全そうなのでこれに決めたのでした。運転手以外のお客さんは前方に3人、そして私たち夫婦が後ろに乗って、さあ出ぱ~つ! おや~! 前を行くのは娘と下の孫のようです。 上の孫も少し前にマリンジェットですっ飛んで行ったのを見ました。 みんな度胸がいいなあ!私たちのプレジャーボートも波をけたててガンガン走って、堤防の外の大海原にまで出ていくのでした。 波に乗って舳先の上がったボートがまた水面に叩きつけられて、真っ白いしぶきが体にも顔にもかかってきます。 眼鏡は曇ってくるし、口の中はしょっぱくなる・・・でも何とも爽快で気持ちが良かったこと! 500円という値段からちょっと乗せてくれるだけかと思ったのですが、何だかどんどん沖の方まで走っていって、30分以上は乗せてくれていたようでした。娘たちが乗ったときはトビウオの群れに会ったというのですが、残念ながら私たちの前には現れてはくれませんでした。また来年も乗ってみたくなるほど愉快な体験でした。そして、この日はさらに素晴らしいおまけが待っていたのです。500円の乗り物券には抽選券が付いていたのですが、浜遊びの最後を飾るのが大抽選会。お昼を食べてひと休みし、抽選会は3時半頃から、と目星をつけて出かけたらすでに始まっていました。 協賛店からの景品が屋根のしたにズラリ・・・。「次、行くよ! **店さんからお米5kg。 ハイ、****番、いるかな? いなければ飛ばすよ・・・。 じゃあ、とばして○○○○番。 はい、いたね。おめでとう!」といった具合にそこにいなければすぐに別の人のものになってしまうのです。次々出てくる景品のスゴイこと!全く順不同で特等も末等もなく適当に進んでいくのが面白い・・。Wii、iphone、自転車、テレビなどは会場が盛り上がるけれど、トイレットペーパーなどは逆に盛り下がっていて、会場に入る人たちの表情を見ているだけで実に面白かったです。 後ろの方に自転車が何台も置かれているのが写真で分かりますか?実はこの中の一台が私たちに当たったんですよ! それも折りたたみ式の自転車が・・・。自分の自転車が小さくなっていた長男孫が大喜びで取りに行きました。下の孫には「次に当たったらね・・・」と言っていたのですが、景品が多すぎて、一時間以上たっても終わる気配もなく、退屈した孫たちは海で泳ぎ初めてしまい、じじばばが、抽選券をしっかと握りしめてしつこく待っていたら・・・何と、もう一本当たりがきたのです。泳いでいた孫も戻ってきて、「今の番号、家のじゃない?」って、遊んでいてもちゃんと聞いているんだ・・・!当たったのは「デジカメ」。 デジカメはみんなが欲しい! さあ、誰のものにしようか?しばし協議をしましたが「約束だから・・・」ということで下の孫のもの、ということで収まりがついたようです。それにしても豪華な景品がいっぱいで驚きました。テレビが当たって「良かった!今日からテレビが見られる。まだ地デジにしてなかったの・・・」と満面笑みの若夫婦やサッカーボールを抱いて大喜びのちびっこが印象的でした。最後の景品は冷蔵庫。 ここまで何と2時間。 そして、最後に何にも当たらなかった子供たちにお菓子の詰め合わせのお土産という嬉しい配慮まであって、島のお祭りは本当に盛り上がって楽しいものでした。
2011.08.13
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八丈島での2日目(8月6日)の朝は、雲ひとつ無い真っ青な空で明けました。今日もいい日になるぞ・・・!と思ったのもつかの間、島の天気は変わりやすく、予定していた八丈富山登山に出かけた頃は何だか心配な空模様に・・・。854mの八丈富士は保育園の卒園登山で登る山と聞いていたので、そんな小さな子でも登れる山なら、と思っていたら登山道は階段状で登りやすいけれど、頂上に向かって急な直登がずっと続くのでした。 いつも行っている那須や日光のように標高が高いわけでなく、空気は湿気を帯びてねっとりしているので、汗っかきの私は登り始めた途端に汗だくだく・・・。真夏は登山には向かないなあ、と思っていると一年生の孫がどうもお疲れの様子・・・。 おまけに雨も降ってきたし、孫と雨のせいにして、この日は中間地点まででギブアップ。頂上のお釜に咲く「ハチジョウコゴメグサ」と「モウセンゴケ」がちょうど花の季節かと密かに楽しみにしていたのですが、次に登るときの楽しみに取っておくことにしました。八丈富士にたくさん咲いていたのは「ガクアジサイ」と「タマアジサイ」。後で調べてみると、「タマアジサイ」はただのタマアジサイではなく「ラセイタタマアジサイ(羅背板玉紫陽花)」という伊豆諸島固有の種でした。 ラセイタというのはポルトガル語で、ゴワゴワした毛織物のことのようで、葉が普通のタマアジサイよりも大きくて厚く、手触りがザラザラしているところからついた名前だということです。登山道には数本の「クルマバナ」も咲いていました。 ひとつ面白いと思ったことがありましたっけ。それは登山道の入り口に動物除けの柵があるのですが、奥日光なら「鹿除け柵」といったところですが、ここでは「ノヤギ」なのだそうです。近くに「ノヤギ捕獲作業中」の看板がありました。所変われば、色々違うものですね。午後はホテルのプールで一遊びです。 写真では青い空に白い雲、のようにも見えますが、実はこの時は雨がザーザー降っていたのです。だから(かな?)きれいな 25mプールで遊んでいたのは私たちの家族だけ・・・。ホテルに泊まっているのは私と夫だけ。 でも、「家族の方ならいいですよ。」と、無料で何人でも何時間でも遊ばせてくれる島のホテルは何と太っ腹なのでしょう・・・。(続きはまた後で)
2011.08.12
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8月5日から八丈島に行ってきました。 「八丈島は夏が最高だよ・・・」と、ずっと言われ続けていたのですが、ようやくその言葉を実感することができました。全く以て真夏の八丈島は愉快でした!メインストリートの街路樹は背の低い椰子の木、いたるところにハイビスカスが真っ赤な花を咲かせていて、南国情緒たっぷりです。車も人も少なく、どっちを向いて走っても正面はいつの間にか「海」・・・。海無し県の栃木に生まれ育った私は 海が見えるだけで何だかワクワクしてしまいます。 11時25分、羽田発の飛行機で八丈島に向かい、午後の1時前にはもうビーチサンダルで海岸に立っていました。 八丈島はとっても近いです! 、写真では穏やかそうな海に見えますが、台風の余波か結構うねりが強かったようですが、すっかり島の子になっている孫たちは、背の立たない海に平気で飛び込んで実に楽しそうでした。八丈島には八丈富士と三原山の二つの火山があるので、単なる黒い砂に見えるのは火山岩の砕けた物、ビーチサンダルを履いても指の間に硬い砂が絡まってきて、チリチリと痛いのには閉口しました。それでも孫たちは平気で裸足で動き回り、時々は岩に手足を擦って傷を作ってくるのですが、ちょっとくらい血が出ても気にせずに遊び続けていて、全くたくましくなったものです。遊びの後は岩に登って潮だまりでの獲物探しです。 水たまりのような小さな潮だまりにも小さな魚がチョロチョロ泳いでいるのですが、なかなか早くて私なんか馬鹿にされているように全然捕まえられません。みんなで捕った魚や貝やカニは水槽に入れて写真を撮ったら再び海へ・・・。 毎日でも捕りに来られるので執着はありません。キャッチアンドリリースなのでした。(続きはまた後で)
2011.08.11
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台風6号の激しい雨の洗礼を受けて以降、真夏とは思えないような肌寒い日が続いて、気付けばもう8月に入っていました。例年なら流石山や田代山、白根山などの高山植物を追いかけている時期なのですが、さすがに今年は出かける気になれず、恨めしく空を眺めていました。それでも、7月25日と27日の2度、奥日光の戦場ヶ原から小田代原の間を歩いてきました。雨の合間をぬってのお出かけだったので、どちらも片道はハイブリットバスを利用しました。 戦場ヶ原はホザキシモツケが咲き始めたところ、小田代原はノアザミが濃い紫色の花を開き始めたところで、他にもトモエソウ、コオニユリ、クサレダマ、クルマバナ等を楽しむことができました。中でも私たちが感動したのは「ツルアジサイ」。 10m以上もあろうかというほどに高くはい登って、真っ白い花がとっても綺麗でした。 (この写真は湯本のツルアジサイです)その上、運のいいことに2回とも「アサギマダラ」に会うことが出来たのです。一回目の出会いは赤沼に戻ってから おまけとして立ち寄った湯元スキー場でした。ヨツバヒヨドリに止まっているのが一頭、遠くをひらひら飛んでいるのが一頭・・・でも、カメラを構えた人がそばにいるので、脅かしてはいけないと思い、近くには寄れませんでした。そして2回目は小田代原の西のお花畑に近い場所の やはりヨツバヒヨドリの上。こちらは遊歩道のすぐ近くで、なぜか逃げようともせず、夢中でみつを吸っているので、こんなに近くで写真を撮ることができました。 連日の大雨の中、このアサギマダラたちはどうしていたのでしょう?一日も早く、夏本来のお天気が戻って来て欲しいものです。
2011.08.04
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