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今日は三連休の三日目。お昼はおいしいうどん屋さんに行こうってことで、待ち時間に読む本の選定。私は普段携帯を持ち歩かないので、ちょっとした待ち時間に読む本は必須なのです。人気のうどん屋さんで開店5分で満員になるため、「早く選んで出発しないと。。。アセアセ」と、結局、本棚の一番前面にあった《骄阳似我》下巻を手に取りました。私が2024年に読んだ中文小説の中でナンバーワンに面白かったと書いたアレです。少女漫画のノリでほんとうに気楽に読める小説です。甘~い甘~いラブストーリー 笑。うどん屋さんで、うどんを待っている間、お気に入り場面を再読しました。何度読んでもやっぱり少女漫画!恋する女の子の気持ちがめっちゃベタに描かれているんです。陸奥A子かお前は?と思わず(心で)言いそうになりました(若い子は知らないでしょうけど)。というわけで恋する乙女の気持ちを描いた文章抜粋。大学時代の想い人庄序に振られて傷ついていた曦光ですが、その後会社の上司・林屿森から熱心なアプローチを受け、彼と付き合うことになります。今は林屿森の愛に包まれて幸せいっぱいの彼女が、マンションのエントランスで偶然庄序に会ってしまいます。以下、庄序に会った後の曦光の気持ち。以前的我从没想过,有一天,我会需要走到庄序面前,才发现他的存在。那时候无论在哪里,只要他一出现,无论多远,我都会在人群中一眼看见他,就仿佛他会发光。 现在这层光好像没有了,我知道他依旧清俊无匹,但似乎又和路上随便一个人毫无不同。庄序の目の前に来て初めて彼の存在に気付くような日がくるなんて以前の私には考えられないことだった。あの頃の私はたとえ何処にいようと、彼がいさえすればどんなに遠くても人ごみの中からまるで彼自身が光を放っているみたいに一発で彼を見つけることができたのに。今はその光がなくなってしまったみたい。相変わらずステキなのはステキなんだけど、ただの通りすがりの人と変わらない存在になってしまった。曦光が庄序に恋していた時の描写。なんだかキラキラしていますね。そして今は「ただの通りすがりの人」と 笑。変わり身が早い気もしますが、庄序の曦光に対する仕打ちもひどかったですからね。次は林屿森と休暇を過ごすために苦手な飛行機に乗って彼の出張先に会いに行く曦光の気持ちの描写。对啊,这就是啊。 想见他,一秒都不想等,甚至可以克服恐飞。想突然出现在他面前,看他一瞬间的惊讶欢喜。想了无数见面后要做的事情,期待着和他一件一件完成。そうよ。そうなのよ。彼に会いたい、1秒だって待てない、飛行機恐怖症さえ乗り越えてしまうくらい。突然彼の前に飛び出して、彼がびっくりして喜ぶ瞬間が見たい。彼と会ったらやってみたいことがたくさんあって、二人で一つ一つやっていくのを楽しみにしてる。この<想见他,一秒都不想等>というのが、まさに「恋する乙女」って感じですよね~。なんかキラキラ。甘いし、ベタすぎ。しかし、年度末、仕事でぐったりのおばさん(私)にとってストレートに入って来てちょっとホッとしたんですよね。カッコつけたり取り繕ったりしていない感じ。ちなみに訳は、辞書も見ないで自分の気持ちのままに書いたので、文法的には正しくありません。くれぐれも原文と突き合せたりしないでね( ̄▽ ̄)この《骄阳似我》、ドラマ撮影中らしいんですけど、これは絶対小説の方が面白いと思います。主人公の心情が文字で読めるから。こんなのセリフにしたらめっちゃクサい感じになってしまいそう。顧漫さんの次の作品、早く読みたいな~。でも数年後になりそう。なんせ彼女の別名は「乌龟漫」ですからね。
2025.02.24
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今日は日曜日。昨日、土曜日は休日出勤でした。なので昨日から「明日は休日を満喫しよう!」と決心し色々考えましたが、別に何も思いつかず。。。映画も見たいものがなく。。。というわけで音読練習。先週の「中国語書籍を読もう会@大阪」でトミモさんが話題の小説《长安的荔枝》の紹介中に、小説中の一節の朗読を披露してくださったんです。それを聴いてう、うまい。。。(;゚Д゚)プロみたい。いや、プロ?!と感動したのを思い出し、自分もちょっと中国語の文を音読してみようかと思いつきました。というわけで、早速音読用の文章の選定です。夜中に色々なテキストを引っ張り出してあーでもないこーでもないとしばらく悩み(実は「どれにしようか」と悩む時間が楽しかったりもします(;^_^A)結果「新編中国語講座 第2巻 読物編」の中の谢冰心の短編《落价》を音読することにしました。どこかで「味のある文章」と紹介されているのを見かけたのが谢冰心に決めた理由です。というわけで、昨日の夜は読む文章だけ決めて就寝。今朝は8時に起きて朝マックを食べに行き、その後コンビニに寄って音読用にテキストを拡大コピーし(色々書き込むため)その後図書館に行ってテキストのコピーに音読する時のためのピンイン等の注意書きを書き込みました。図書館では音読はできないので家に帰って洗濯や掃除を済ませて、午後から家族が出かけたので「今だ!」とばかりに音読練習です。しかし。。。全然ダメ(;一_一)過去にも何度か思い立って音読をしようとしましたけど、いつも途中で挫折。まぁ、理由は自分のあまりの下手さに耐えられないからなんですけど。大体、中国語を口から発するのって、何か月ぶり?もしかして何年ぶり?まず、声が出ませんよ 泣。まずぎこちなくざっと一回読んでみて、次に段落ごとに区切って同じ段落を何回か繰り返し読んで、次に意味を考えながら中国語っぽく聴こえるように読んで。。。とトータルで30回くらい読んだところで家族が帰宅したので音読練習終了。その後、夜に家族が入浴中にあと2回くらい読みました。結果、判明したのは自分、中国語読むのめっちゃ下手やんということですね~。分かりきっていることですけど 汗理想と現実が乖離しすぎている。。。orz中国語の本を読むにはしゃべりの能力は必要ないし、これからも中国語を話す機会なんてないだろうし。でも、でも、中国語を流暢に話せたらカッコいいなぁという憧れは常にあるんですよね。ちなみに私は2005年からコロナ前の2019年まで毎年1回中国に行ってたんですけど一人旅だったのでほぼ誰ともしゃべらず、コンビニの店員さんに“要袋子!”とか空港に向かうタクシーの運転手さんに“国际门口!”とか旅行中はいつも2~3回、それも一言しか話していないんですよね~。話すことはもうあきらめた方がいいのか。まだまだ頑張れるのか。自分でも分かりません。ところで今日読んだ谢冰心の短編《落价》。いまいちラストが心に刺さらなかったんですけど、この文章が書かれた1988年には反響があったんでしょうか?この時代の中国人にのみ理解できる心情なのかもしれませんね。私は3~4回目に読んでやっと意味が分かりました。というわけで、今日はとりあえず「何かやった!」と言える休日でした。明日も仕事なので早く寝ないと。
2025.02.16
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2月9日(日)に大阪に行ってきました!日帰りで!いや~。半年ぶりの県外お出かけでしたわ~。都会は人が多くてつらい。目的はネズミのチュー太郎さま、トミモさま主催の「中国語書籍を読もう会」に出席するためです(^-^)もともとこの日、「令和ロマン髙比良くるまさん『漫才過剰考察』(辰巳出版)発売記念サイン本お渡し会」が紀伊国屋書店グランフロント大阪店で開催されるということで、「絶対行きたい!」とアカウント複数で申し込んでいたんですけど残念ながらすべてハズレ。。orzもうとにかく死にそうにガックリ(;´д`)していた時にチュー太郎さまから「『中国語書籍を読もう会』に参加しませんか?」とお声がけがあり、どうせその日は大阪に行く気マンマンだったので「参加させてください。」とお返事しました。当日は朝5時起きで博多まで行き、新幹線で新大阪まで。新大阪からまずはなんばの「なんばグランド花月」に直行して、お笑い芸人さんのグッズを買い漁り、その後なんばから箕面船場阪大前駅すぐの「中国語書籍を読もう会」会場に直行し会に参加し、その後箕面船場阪大前駅から新大阪に直行し新幹線で帰ってきました。家に着いたのは午後11時。新大阪駅と「なんばグランド花月」と「中国語書籍を読もう会」会場を地下鉄で行き来しただけの1日でした。疲労困憊。大阪みやげ。新大阪駅で551の豚饅とりくろーおじさんのチーズケーキ。ベタ。なんばグランド花月の芸人さんグッズは令和ロマンのステッカーが売り切れだったのでなぜかミルクボーイのステッカーを買いました。←なぜ?そして会の参加者に配られたラミネート加工のしおり。お気遣いありがとうございます<(_ _)>さてさて「中国語書籍を読もう会」についてですが、みなさまそれぞれ素晴らしい発表で作品に対する愛が感じられました。私がテーマに選んだの巴金先生の《愛情的三部曲》の中の最初のお話《霧》です。この作品に関する私の感想はこちら。私は発表で史上最強の優柔不断男・周如水のダメ男ぶりを力説したのですが、それに対して「巴金先生の他の作品《家》の中の高三兄弟の長男や《寒夜》の主人公にも通じるものがある。」というご意見をいただきました。巴金先生自身がこういう性格なのでは?というご意見もありましたが、個人的には巴金先生は言いたいことを言う勇気がないこのタイプの人間が大嫌いなんだろうなと思っています。特に《霧》と《寒夜》の主人公は全くいいところ無し。結末は悲惨。そして《霧》の中の巴金先生の主人公に対する描写は主人公を見放しているのではないかとさえ感じられるくらい冷ややかなのです。というわけで、巴金作品における「もの言えぬ」三大男性ランキング~♪パチパチパチ第1位 《家》高覚新名門・高家の長男の長男。まだ学生の時に父が亡くなり、学校を辞めさせられて家を継がせられる。さらに仲の良い幼馴染がいるのに親の決めた女性と結婚させられる。すべて対して無抵抗。同じお屋敷に住む上の世代の叔父や叔母の好き勝手な発言や振る舞いにも黙って耐える。常に無抵抗。読んでいてイライラしたけど、お金持ちのボンボンらしくおっとりしているし、長男としての責任感が垣間見える瞬間もちょっとだけあるので他の二人よりマシ。第2位《寒夜》汪文宣母と妻と同居している。母と妻は折り合いが悪く、常に衝突している。汪文宣は二人の争いを見ながらどちらかの味方をするでもなく、だからといって二人の仲裁をするわけでもなく「はぁ~。。。仲良くして欲しいなぁ。。。」と心の中で願うだけ。自分からは一切行動しない。「なんやねんコイツ(; ・`д・´)」とやっぱりイライラするけれど、貧乏だし、不治の病にはなるしでちょっとだけ同情心を誘う境遇なので周如水よりは憎たらしくはない。第3位《霧》周如水 ←だんとつワースト!留学帰りの童話作家。翻訳家。「勇気」と「良心」の間で悩める青年(笑)。わたし的にはほとんどコメディアンな人。自分の勇気の無さを「ボクは良識のある人間だ。だからこそ発言する勇気がないのだ。」という独自の持論を展開し、発言する勇気がない自分を正当化している。決断や発言から力いっぱい逃げている卑怯な男。私は大嫌いです。巴金先生もたぶん嫌いだと思います。文章に主人公である周如水への愛が全く感じられないし、作品中の彼に対する扱いがひどい。次のお話《雨》では軽んじられ、作者から完全に見捨てられた存在です。以上私の「もの言えぬ」三大男性ランキングでした。ところで「中国語書籍を読もう会」で紹介された本の中で一番興味があったのがトミモさんご紹介の《长安的荔枝》です。家に帰ってすぐポチっちゃいました。楽しみ~(^-^)
2025.02.11
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今日は土曜日。午前中にすべて用事を済ませ、午後からは何をしよう。。。としばし思案。で、思いついたのが、最近ネット巡回をしている時にちょいちょい出てくる広告のコミックを読んでみよう!オーッ!です(^-^)コミックのタイトルは明かせません。恥ずかしい。いわゆる「なろう」系小説原作の転生ものです(;^_^A私、漫画大好きですが、読むのはもっぱら紙の本なので「めちゃコミック」とか「コミックシーモア」とかには登録していなくて、読みたいと思ったら必ず紙の本を手に入れるのです。というわけで、まずは近所のブックオフへ行ったら、ありました。1、3、4巻。。。。2巻がなかったので今度は市内の別のブックオフへ行き、2巻を探しましたが無い。。。で、引っ込みがつかなくなり次に市内の書店に行きましたが、ここにも無い。。。で、別の書店に行きましたがやっぱり無い。。。結局3時間かかって市内を運転しまくった挙句2巻は発見できず。。。orzで、帰宅して、さっきネットで2巻をポチったところです ゼイゼイ問題は1、3、4巻を読んで後で2巻を読むのか?2巻が届いてから最初から順番に読むのか?ってことですよ!みなさんならどうします?というのが今の最大の悩みです 笑しょうもないことに時間を費やすことができるって本当に贅沢ですよね。というわけで、今日は自分的には充実した休日でした(^-^)
2025.02.08
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