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そんなとこに住みたいな水野家の侍達に手間をくっていたとき、丑の刻の鐘が鳴り、右門が慌てて白旗金神に行ったときには、第四の殺人事件が起こった後でした。殺された侍の傍に、血のついた小柄があったことから、相手は手傷を負っていることが分りました。ある日、右門は駒形屋お花の芸を見に入りました。綱渡りをしていたお花が吹き矢を吹いたのを見ておやっと思い、吹き矢が刺さったみかんのあとから、殺されていた侍の首に残っていた跡と同じということで、お花の楽屋を覗いた右門はあっという顔をします。そこには、お花の世話をやいている与吉がいたのです。与吉は「疲れたろ」とお花の肩をたたきねぎらっています。 与吉「どうだい、こんなもんじゃ」お花「うーん、とっても凝んの、ここんとこ」とお花は肩に持っていった手をおさえ「あっ」と言いいます。包帯をしていたのを右門も見ていました。 「怪我したのか」「何処で」と聞く与吉に、お花は「何んでもないったら・・」と強い口調で言ったので、少し気まずい空気が流れます。 お花「ご免ね・・・怒ったりして・・・」 お花は機嫌をなおして与吉に話しかけていきます。お花「与吉さん」与吉「うん」お花「あんた、田舎何処?」与吉「葛飾の在だい。家なんかぱらぱらとしかねえ田舎だ」 「ううーん」と頷くと、お花は深く溜息をつき、お花「あたい、そんなとこに住みたいな」 与吉「どうして、そんなこというんだい」すると、お花は・・・・田舎が好きなの、子供のとき田舎にいたが、川があって林があって山には雪があって、いいわあ、田舎は・・・・と与吉にいってきます。右門は伝六にお花の身元を洗うよういいます。 右門は殺人現場に落ちていた練り薬の原料は日本では三宅島にだけはあるということが分りました。右門は伊豆守に呪の祈祷の満願の今宵、命に代えても事を未然に防いでみせると約束するのです。そして、伊豆守に土井大老直属の隠密控を直ちに調べてほしいとお願いします。伝六がお花の身元を報告にきます。お花の母親は昔水野松本藩の国家老村井信濃の家で一人娘の乳母をしていた、というのです。右門は今度は南蛮鮫の巣をつきとめるようにいいます。 続きます。🎥『右門捕物帖・南蛮鮫』前回までの投稿掲載分は、ページ内リンクできるようにしてみました。下記のそれぞれをクリックしてご購読することができます。右門捕物帖 南蛮鮫・・・(1)右門捕物帖 南蛮鮫・・・(2)右門捕物帖 南蛮鮫・・・(3)この記事の下のコマーシャルの下にも、橋蔵さんに関するものを載せています。時々下の方へスクロールしてみてくださいね。このブログのために今まで作った表題画像も掲載しています。
2026年04月16日
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