夜空を見上げるブログ

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2021/12/16
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カテゴリ: 星・天体
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カメラ2台(コンデジも含めれば3台)でザックリ600枚以上写し、その中に流れ星が写っていないか今一度確認して、編集して載せてみますね。

まず、ふたご座流星群というと、管理人の中では毎年起きる天体イベントの中では観望会などの声が掛からないので(寒い時期なので^^;)、自分の時間で観測が出来る数少ないイベントという立ち位置になります。

2~3日前から天気予報を気にしていてどうやら14日のみ晴れ間が期待できそう♪。…なんだけど、今年は月が明るくて流れ星の観測としては条件は良くないので、当日は近所で写す程度で考えておりました(道具の準備はしっかりやってました)。

で、14日の夕方空を見上げると雲一つない超晴れっ(^^#)。
晴れなら当然うれしいんだけど、ほぼ晴れることのない(-_-)冬の新潟が晴れて、さらに今年は雪も少なくまだ山の上まで行くことが出来るという貴重な条件がそろったというのに、既に東の空に昇っていた明るい月を恨めしく思いました。

でもこの天気では是が非でもお空にレンズを向けたいので、仕事を終えて18時には近所の山へ上がって準備をしておりました♪。

今回のふたご座流星群のピークの予想は14日の16時。ということはその2時間後ならまだピーク時レベルの流れ星も期待できるので、とにかく撮影を…ということで急いで赤道儀にD750を1台着けて撮影を始めました。




まぁいくらピークの時間であっても10分や20分間流れ星が流れないことなど当たり前なので、1度撮影を止めてD500も赤道儀に載せ、改めて2台で撮影を始めました。

…なんだけど、写真を調べていて最初に流れ星が写ったカットは撮影を始めて50分後でした。
尚、本来流れ星を写している時はレンズを向けていたところを流れ星が流れたかどうか確認する為に見ていることが鉄則なんだけど(流れ星と人工衛星とかと間違わないため)、当日はどーせ月が明るいからとカメラ任せで撮影することにして確認はしていませんでした。



↑その後も15mm・露出20秒・絞りf2.8開放・ISO800で撮影方向を変えてはパシャパシャとカメラ任せで写していて、その中で10分の間に4つ流れていたカットをトリミング・画像補正して載せてみます。



↑上の写真に説明を書き込んでみました。

4つの流れ星がふたご座の中の1点から飛び出てくるように見えることが、ふたご座流星群と呼ばれている所以になります。



↑D500には18-50mmレンズに星をボワっと太らせて写すことの出来るソフトンAというフィルターを着けて、こちらはちゃんと構図も取りながらあわよくば流れ星が写れば…と写していました。

その中で流れ星が写っていた2カットを重ねてみました(27mm相当)。
これらも流れて来る方向からふたご群のものと思われますが、右の流れ星は写真からはみ出していますので、実際は大きいものだったと思わります(←見ていませんでした(-.-))。



↑空を見ていた限りでは流れ星がなかなか流れなかったので、流れ星撮影はD750に任せてD500では星座を写してみようとオリオン座に向けたらちょうど流れてくれました♪(75mm相当・画像補正・ノートリミング)。

ちなみにこの流れ星は流れたところを確認しています。




↑広く写していたD750でも同じ流れ星が写せていました♪。



↑ふたご座流星群の主役であるふたご座を写していたらこちらにも流れてくれました(​ 先日のブログ に乗せていた写真と同じもの​)。
尚、この流れ星は見ておりませんでした。


今回は赤道儀にカメラを2台載せて写していましたが、2台ともシャッターを切るとあとは勝手にカメラが写してくれていたので、その間は新調したG7X2の星空夜景モードでも星空を写していました。





月明かりの中でも地上の景色と星がバランスよく写っています。
管理人が同じシチュエーションで写す場合はまずは写してその写り具合を確認して、明るければ暗く設定し直して、また、暗ければ明るく設定し直して今一度写して…とちょうどいい写りを探るんだけど、シャッターを押すだけで何も考えなくてもきれいに写してくれるキヤノンの星空を写すモードはホント楽で便利です♪。



↑星空撮影モードの1つの星空軌跡モードで写していたら流れ星が1つ写せました\(-o-)/。
これも目視で流れ星が流れたところを確認できたものです。

尚、右下がりでオリオン座を貫いている軌跡は飛行機のものになります。



↑星空夜景モードて写したままのもので、ほぼ真ん中に写っている流れ星も流れたところを見ていたものです。


星空夜景モードはザックリ10秒~20秒くらいで写してくれますので、このシャッターを向けたその時間内に流れてくれたことになり運が良かったと言えますが、その逆もあったんです(-.-)。



↑これは西の空に沈みゆく夏の大三角を写そうとレンズを向けたのですが、この方向にカメラを向けた瞬間にそのモニターの中をアルタイル(立ち木のすぐ上の3つの星の真ん中)に向かって流れてゆく明るい物体が見えたんです。



↑それをD750で写していたようですが、これを見るとはくちょう座のサドル(という名前の星)の付近から流れ出していたようなので、もしもG7Xのシャッターを切っていた、写野の半分にも渡る長い流れ星が写せた可能性があったんです(-_-)。

まぁ逃がした魚は大きいとの格言(でいいのかな?)もあるので、この流れ星も写せていたら実は普通の長さということにすることにします(-.-)。


当日は気温も1度くらいで防寒着の重ね着で対応でき、できることならずーっと撮影を続けたかったんだけど、管理人が見ていた限りではバンバン流れている訳でもなく、月もまだ高く暗くなるまで時間もかかるようでしたので(15日の3時ころ没)、21時で撤収してきました。

13日の夜ではありますが、ブロ友さんの​ ホシミスト_3013さん は、これぞ流星群と思える写真を載せられていますので、よろしければリンク先をクリックされてみて下さいね。

個人的には手ごたえの少ない流星群でしたが、久しぶりに自分1人でぼけぇ~…っと星空を見ていて、星見人として良い時間を過ごすことが出来ました。






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Last updated  2021/12/17 09:13:51 AM コメント(6) | コメントを書く
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Comments

martind35 @ Re[1]:12月の天体情報(12/02) 放浪の達人様 >土星食が一番楽しみです…
martind35 @ Re[1]:ついに…(12/02) 放浪の達人様 >当地は今日もポカポカ陽…
放浪の達人 @ Re:12月の天体情報(12/02) 土星食が一番楽しみです。 僕はもう望遠鏡…
放浪の達人 @ Re:ついに…(12/02) 当地は今日もポカポカ陽気で長袖2枚のうち…
martind35 @ Re[1]:晩秋(11/29) 放浪の達人様 >もう雪山になってるんで…

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