すべて伽哉のうち迷い道日記

すべて伽哉のうち迷い道日記

2019.11.16
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カテゴリ: 読書三昧
​​​​​​​​​​はい、前回、全巻読了後の感想上げました。

今回は、その感想の追記。
以下、十二国記全般のネタバレも含むので、ご注意ください。


  ​ 十二国記 ​



前回の感想、読み返してみると、とにかく驍宗さまへの思いハンパね状態( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

まあ18年も待ったんだから、それくらい私の愛?も熟成してたんだと思います。

なんかね、十二国記の登場人物は、陽子や尚隆ももちろん、六太や景麒も大好きなんだけど、この戴の王と麒麟、泰麒と、特に驍宗さまに関しては、ちょと別格に違う感じがありました。

驍宗さまについては、なんか著者の思い入れの描写が、他の登場人物に比べて、珍しく多い感じがしていました。



​ ​「うんにゃ、王は人じゃない、神だ」​​

やっぱり十二国記に出てくる、すごく好きな楽俊のコトバです。(うんにゃはうろ覚えだけど~~)


​
月の影 影の海 十二国記 上 新潮文庫 / 小野不由美 オノフユミ 【文庫】 ​



​ ​​​ ​​​王は神で、王に使える臣たちも、人ではなく仙になる ​​。 ​ ​​​​ 不老不死の王に仕えるために、仙もまた老いることなく王に長く使える存在となる。

あたりまえに生まれて、あたりまえに死んでいく。。死は決して逃れることのできない運命、それが当たり前の蓬莱に育った陽子や六太、尚隆、泰麒と、戴く王が神であり、その臣たちが仙である世界に生まれ育った者たち、そもそも王や臣から見たら、普通の人の生死に対する考え方が決定的に違うのではないだろうかと思います。
もちろん、私たちの世界と同じように、十二国記の世界でも夥しい死が普通に訪れる。生まれて死に、次の世代へと移り変わり、また生死が繰り返され、世代も繰り返す。

もちろん麒麟が選定する王だから、その王になる前の当たり前の生死を受けて育った人たる王も、一度王になれば神となる。

国を存続させ、栄えさせるためには必要な存在の民であっても、その世代をいくつも重ねる無数の民そのものの幸せや個々の命の重さや大切さを持ち続ける王って、なかなかいないんじゃないかなとも思ったりする。
仙とか神になって、幾世代も生きられる存在になっちゃったら、そういう思考が出にくくなっちゃう設定だもん、うん、十二国の世界って、ぅん((゚ω゚ )ぅん


そんな世界に、驍宗さまが登場します。若くして禁軍の将軍となり、延王に次ぐほどの剣客であって、その名は他国に轟くほどの逸材
その驍宗さまは、自分の愛剣について、こう語っています。延王尚隆と剣を交えたさい

「負けました」
驍宗は屈託なく笑う。
「三本に一本しか取れなかった。先王はそれでも一本取ったことを喜ばれて、剣を下してくださったのです。――人を殺した剣でない。ですから宝なのですよ」


​ ​​
風の海迷 宮の岸 十二国記 (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 小野不由美/著 ​


自分の剣は人を殺した剣でないから、宝だと いうところに、驍宗さまの心の裡を伺い知ることができるような気がします。

驍宗さまの民への思い、それは将軍時代の轍囲への逸話でも伺うことができるように、一貫してブレてない、今回の18年ぶりの新刊で、驍宗さまの心情も描かれていて、ああ、この人(ってか、王なんだけど~)、こんなにも過酷な状況に陥っても片時も民への思いを忘れたことがないんだなって、もうビックリしちゃいましたとも!!

驍宗さまってさあ、超人だよね、あらゆることに。まあ王だからそうなんだけど、王になるべくして生まれたひとなんだよね(;・∀・)

幼い泰麒が、まだ出会うその前から、その王気をひしひしと感じる、そう、驍宗さまが昇山してくる気配をいち早く感じ取ってしまってる。
あまりに強い天意を受けてしまい、幼い泰麒が戸惑うのも無理ない。その圧倒的なものってなんなんでしょか?






で、終わりが来たら、二人は天の玉京に住まう。。。。そのヒントは彼の愛する騶虞の名前に示唆されている。

羅睺( らごう )と計都(けいと)、そして驍宗さまの髪は白銀、その瞳は真紅、あたかも血のような。

それは、九曜のチャンドラの如く。

チャンドラ ――月の神、色は銀、体は血。。。

うん、いろいろな暗示が示すように、驍宗さまは元々天神、天から遣わされたっていうよりも、自ら天界から降りてきたような人(っていうか、神~)のような気がします~~えぇ?!((o(=ω=`;o)(o;´=ω=)o))まじでぇ?!

うん、たぶん、そうなんだよねッ~∑('◇'*)エェッ!? 
だって、驍宗さまに関しては、他の登場人物に比べて、あんなにアレコレ描写したり、暗示する箇所が多いんだもんッぅん((゚ω゚ )ぅん



って、これが最大の私的回収でやんした~~( *´艸`)


​「ご自愛なされよ、御代恙けれと祈念申し上げる」​



改めて、驍宗さまと泰麒、末永くお幸せに。。ね~~d(>ω<。)ネッ!!

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白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 1 十二国記 (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 小野不由美/著 ​

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白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 2 十二国記 (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 小野不由美/著 ​
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最終更新日  2019.12.29 00:29:46


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