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iPadで直接自宅のネットワークに参加することが出来れば、共有ディスクのデータを自由に見ることが出来る。自宅にはPCが何台もあるので、さすがにiPadで仕事をする気にはなれないが、それでも写真や動画を共有することが出来ればこれはかなり便利。思い立ったが吉日ということで早速トライしてみた。最近は共有すべきデータは全部Landiskに入れているので調べてみると、アイオーデータ製のLandiskはDLNAに対応しているとの事。つまりLandiskのDLNAフォルダに入れておけば、あとは閲覧側の端末がDLNAに対応していればいいわけだ。●ホームネットワーク新基準「DLNAガイドライン」準拠DLNAの策定するデジタル機器の相互接続性の標準設計ガイドライン「Home Network Device Interoperability Guidelines v1.0」に準拠したメディアサーバー※を搭載。ネットワーク上でDLNA(デジタル リビング ネットワーク アライアンス)に準拠した機器とつなげることによって、テレビやメディアプレーヤー(例:弊社製AVeL Link Player)などでLAN DISK Home内のデータを再生することができます。が、どうやらiPadは標準ではDLNAには対応していないが、Media Link PlayerLiteをインストールする事によりDLNAクライアント機能に対応したメディアプレイヤとなるらしい。●iPad,iPhone,iPod touch対応メディアプレイヤ「Media Link Player Lite」Media Link Player Liteは、iPad、iPhone、iPod touch上で動作する、UPnP/DLNAクライアント機能に対応したメディアプレイヤです。LAN上のメディアサーバーとWi-Fiで接続し、メディアサーバーに蓄積されたデジタルコンテンツを再生することができます。インストールしたところ、特に何の設定もする必要なくLandiskの写真フォルダがすぐに見られたのには拍子抜けしてしまったが、実はこのLandiskは東芝レグザZ9000ともネットワークでつながっているのでテレビでも見る事が出来るのだ。今までだったら写真を閲覧する場合にはPCを起動して椅子に座ってと姿勢正しくしなければならなかったが、これからはテレビ、iPod touch、iPadでソファでくつろぎながら見る事が出来るのはとても便利。これで後は地デジ録画した番組をiPadで見る事が出来れば文句なしなのだが、実現に至るまではかなり敷居が高そうだ。Landisk関連記事●LAN DISK Home(HDL2-Gシリーズ)●2009年10月17日 ネットワークハードディスクとアマゾン●2009年05月31日 リモートリンクで自宅のLAN DISKに接続 ●2009年05月09日 ネットワークハードディスクの購入-その2 ●2009年04月12日 ネットワークハードディスクの購入関連記事●2010年07月25日 iPadで見る日本経済新聞電子版●2010年06月06日 iPadを使った感想 ●2010年05月30日 iPadで見る産経新聞●2010年05月29日 iPadが届いた ●2010年05月15日 iPad+ドコモ小型無線LANルータが登場するかも ●2010年05月08日 iPadの価格はいくらか? ●2010年05月02日 iPadの料金プランは? ●2010年04月29日 iTunesのバックアップソフト"CopyTrans" ●2010年04月25日 MacBookのトラックパッド ●2010年04月11日 iPadのキーボードを調べると ●2010年04月10日 アップルの歴史と新市場を開拓するiPad ●2010年03月22日 iPadの販売動向とTVCM ●2010年03月13日 iPadの事前情報のまとめ ●2010年03月07日 アップルiPadに期待すること-その4 ●2010年02月11日 アップルiPadに期待すること-その3 ●2010年01月31日 ネットマンガのお勧めサービス ●2010年01月30日 アップルiPadに期待すること-その2 ●2010年01月24日 アップルタブレットPCに期待すること ●2009年12月30日 アップル・タブレットPCの噂 ●2009年12月28日 iMac MB950J/Aでの大容量コピー ●2009年12月19日 iMac MB950J/Aの購入 ●2009年12月12日 アップル・タブレットPCへの期待 ●2009年11月23日 MacBookのトラックパッド ●2009年10月04日 MacBook touchへの期待 ●2009年07月18日 アップルのネットブックへの期待 ●2009年05月02日 iPhotoユーザ向けの"GPS-CS3K" ●2009年04月26日 アップルの低価格ミニノートの噂 ●2009年04月04日 WindowsでMacintoshを動かすEFiX
2010年07月31日
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2010年07月24日(土曜日)19時30分から20時45分に放送されたNHKのスカイツリー番組を見た方も多いだろうが、さすがに新聞雑誌等では紹介してくれないNHKならではの番組構成で非常に興味深かった。完成した暁には一体どのようなヒューマンドラマを見せてくれるのか今から楽しみだが、その番組でも高所強風時対策としてスカイジャスターを取り上げていた。が、さすがにそのスカイジャスターをもってしてもここ数日の東京地方の強風には抗えなかったのだろう。●東京スカイツリー、400メートル超えはお預け 強風で工事延期東京都墨田区に建設中の新タワー「東京スカイツリー」で29日に予定されていた最上部にエレベーターシャフトを設置する工事は強風のため延期となり、高さが400メートルを超えるのは、30日以降に持ち越された。東京管区気象台によると、本州を覆っていた太平洋高気圧が東に移動。日本海上にある低気圧の影響で、29日の関東地方は南からの湿った強風が吹き、30日も続くという。スカイツリーの高さは最終的には634メートルになる予定で、現在は398メートル。最上部にエレベーターシャフトを設置すれば408メートルになる予定。さて以下に掲載する読売新聞記事によると、ただいまスカイツリー内部では頂上部に設置するためのテレビ用アンテナ"ゲイン塔"を組み立てているらしい。そういえば最近第一展望台を作り始めてからあまり高さが伸びないなと思っていたら、その内側では頂上部に設置するアンテナを組み立てていたわけだ。本日も東京は雨模様。大台400メートルに到達するのはもう少し先になるのかもしれない。2010年07月05日 読売新聞朝刊29頁より引用Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月22日 東京スカイツリーのお勧め撮影ポイントと周辺ガイドマップ●2010年07月14日 東京スカイツリーを真上から見た写真 ●2010年07月08日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その11 ●2010年07月01日 今しか見られない東京三大建設中の建物と橋 ●2010年06月23日 東京スカイツリー荷揚げと足場の問題点 ●2010年06月16日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その10 ●2010年06月09日 東武ワールドスクエアのスカイツリーパンフレット ●2010年05月27日 東京スカイツリーのお土産"3Dはがき" ●2010年05月19日 東京スカイツリーのパンフレット ●2010年04月13日 東京三大タワー凌雲閣-その1 ●2010年04月06日 東京三大タワーとは ●2010年03月30日 スカイツリー高さ日本一に到達 ●2010年03月16日 東京スカイツリーの安全対策 ●2010年03月11日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その9 ●2010年02月12日 ●スカイツリーが傾いているように見える理由●●2009年12月24日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その8 ●2009年11月11日 ●東京スカイツリー建設の裏側での創意と工夫● ●2009年10月21日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その7● ●2009年10月07日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その3● ●2009年10月02日 ●年に一度のピンク"東京タワー"● ●2009年09月18日 ●東京スカイツリーの現在の高さは142m●●2009年08月26日 ●東京スカイツリーの高さが100mを超えた●●2009年07月28日 ●東京スカイツリーの独創的な工法● ●2009年07月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その2● ●2009年06月10日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その4● ●2009年06月04日 ●東京スカイツリー難問を解決するために● ●2009年05月07日 ●東京スカイツリーの耐震構造● ●2009年04月01日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その3● ●2009年03月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その1● ●2009年02月24日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その2● ●2009年02月05日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると● ●2009年01月16日 ●東京スカイツリーの基礎工事が終了●●2008年12月16日 ●29年前に新タワーを予言した絵が見つかった● ●2008年12月09日 ●東京スカイツリーの地中ではいま?● ●2008年12月03日 ●東京タワーで"ダイヤモンドヴェール"がスタート● ●2008年12月02日 ●東京スカイツリーを支える地中50m● ●2008年11月27日 ●東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード● ●2008年07月30日 ●東京スカイツリー、建設工事に着手● ●2008年07月25日 ●世界一の新タワー、いよいよ着工●●2008年07月11日 ●東京スカイツリーの今後の展望●
2010年07月30日
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2010年07月18日 読売新聞・朝刊25頁より引用チタンと言っても多くの方にとっては名前は聞いた事があるものの馴染みの薄い素材だと思うが、最近では眼鏡のフレームなどにも使われており、徐々に一般家庭にも浸透してきている。が、我々の業界で使われる事はまずなく、それを活用したサインに接した事がある人はごくごく稀だろう。その滅多に使われる事の無いチタンの箱文字を一度だけ取り付けた事があるが、大きさは800角ぐらいだろうか、異様に軽かったのを覚えている。通常箱文字と言えばステンレス材と相場は決まっているのだが、見た目はステンレス箱文字にメッキをかけたような仕上がりで、持ってみなければ素材が分からないほど。これだけ軽いと強度的にやや不安があったが、Wikipediaによると『チタンは鋼鉄以上の強度を持つ一方、質量は鋼鉄の約45%と非常に軽い。チタンはアルミニウムと比較して、約60%重いものの約2倍の強度を持つ。これらの特性により、チタンは他の金属よりも金属疲労が起こりにくい』とのこと。さて新聞記事にあるように浅草寺の大改修工事が終わりつつある。果たしてその仕上がりはいかにということで早速撮影に出かけてみた。『焼き具合によって微妙に違う深みのある色具合も、3色のチタン瓦を不規則に並べることで再現した』とあるが、5枚目と7枚目の写真で微かにその差を感じ取る事が出来る。それにしてもこの足場、一体どのように使われたのか部外者の我々には知る由もないが、機会があったらぜひ聞いてみたいものだ。Live Serch Maps Betaで大空から見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年02月04日 浅草寺の節分会●2009年07月08日 合羽橋で行われたポン菓子の作り方 ●2009年05月28日 ●これは凄い"江戸消防慰霊祭-梯子乗り"● ●2009年04月21日 ●浅草流鏑馬(やぶさめ)●●2009年04月16日 ●浅草寺の白鷺の舞-その2● ●2009年04月15日 ●浅草寺の白鷺の舞-その1● ●2009年03月24日 ●浅草寺の金龍の舞-その2●●2009年03月19日 ●浅草寺の金龍の舞-その1●●2009年03月13日 ●明治大正昭和の浅草界隈●●2009年03月11日 ●向島百花園の梅祭り●●2009年03月04日 ●テプコ浅草館の魅力●●2009年02月26日 ●心温まる浅草六芸神●●2009年02月18日 ●浅草文化観光センターのからくり時計-その2●●2009年02月12日 ●今戸神社の招き猫●●2008年06月13日 ■浅草寺の背後の景観を守る■●2008年06月11日 ■わんぱく相撲大会の朝青龍■●2007年05月09日 ●隅田川下り-その3●●2007年05月03日 ●隅田川下り-その2●アサヒビールの屋上●2007年05月03日 ●隅田川下り-その1●●2007年03月13日 ■魅力充分の焼肉屋さん■●2007年02月16日 ★これも珍しいぞ、十手(じゅって)で御用だ★●2007年02月03日 ★浅草文化観光センターのからくり時計★「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月29日
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東京・神保町と言えば書店・古書店街として有名な街だが、裏通りを歩いていると書店のみならず多くの飲食店も軒を連ねていることに気がつく。新聞雑誌等で必ず紹介される老舗の喫茶店ミロンガ、ラドリオ、さぼうるやカレーのお店チャボまで、まさに書物片手に時を過ごすには憩いの場となること間違いなしだが、先日その神保町の裏通りを歩いていたら、高層オフィスビルが二棟建っていることに気が付いた。最後にその裏通りを歩いたのは着工前の仮囲いで覆われていた頃で、車で通るたびに変貌しているのは知っていたが、いざ実際に自分の足で歩いたのは久方ぶり。神保町らしからぬ高層建築棟と昔ながらの古風な佇まいが伺える裏通りの対比は時折新鮮な驚きをもたらすが、なかでも目を奪われたのは景観を意識した商店街のファサードサインだ。角地の要所にはガラス製の自立サインを配置して店舗を告知する。一般店舗は突き出しサインと壁面サインの二種類に限定し、しかも大きさを統一してあるがために多くの繁華街に見られがちな雑多感が薄れているのだ。店舗前面や車道との境目に二列に樹木を配置している事も奏功しているのだろう。が、いくら規制してもいつの間にやら出てきてしまうのがスタンドサイン。最近は臨海地区の豊洲界隈にも同様の手法が見られるが、景観を大事にする配慮は徐々に見られるようになってきた。関連記事●2009年04月24日 ■過剰照明の見直しに■●2009年03月06日 ■屋外広告撤去に助成金が支給される■ ●2009年01月29日 ■皇居周辺での建物規制の強化■ ●2008年11月17日 ■セブンイレブン、新店にLED照明採用■ ●2008年11月13日 ■深夜照明の自粛が始まる■ ●2008年10月01日 ■東京麹町で屋外広告規制が始まる■●2008年06月13日 ■浅草寺の背後の景観を守る■ ●2008年05月29日 ■銀座デザインルール■●2007年06月26日 ■ヨドバシカメラに強制措置?■●2007年05月31日 ■街並み保存 か利便性か■ ●2007年05月24日 ■自治体の景観に関する規制■●2007年05月11日 ■京都景観条例9月施工■●2007年05月09日 ■霞が関の景観論争■●2007年04月27日 ■都市景観の美しさについて■●2007年04月26日 ■景観保護、各地に広がる■●2007年04月17日 ★葛飾北斎の描いた風景守れ★●2007年04月10日 ■派手な電飾看板■ ●2007年02月14日 ★都市の景観に対する動き6★松坂屋、銀座店の高層化断念●2007年02月06日 ★都市の景観に対する動き5★松坂屋、銀座店の高層化断念●2007年01月24日 ★都市の景観に対する動き4★●2007年01月16日 ★都市の景観に対する動き-その3★●2006年12月25日 ★都市の景観に対する動き-その2★●2006年12月20日 ★都市の景観に対する動き★「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月28日
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スタンドサインと言えばどうしても固定式の重厚感あるものを想像してしまうが、これは秀逸なスタンドサインだと思った。何よりも表示内容をいくつか事前に用意しておけば容易に交換が出来そうな事、持ち運びもしやすそうな形状である事、そして何よりも大事なのは安価な価格で購入出来そうな予感がする事などなど。いつ役立つかは分からないが、いずれ何かの機会に顧客に勧める事があるかもしれないと思って、文言をよく読んでいたらなんと『世界初の無料カフェ』らしい。そういえば以前銀座に無料のカフェが新装開店した記事は読んだ覚えがあったが、まさかここだとは思わなかった。最後の写真を見ても分かるようにお店構えも立派そのもの。これで無料で利用出来るとなると、さすがに少々気が引けてしまうが、立地条件からしても銀座のこの場所でこれだけの空間を提供するとはかなりの奇特家としか言いようがない。恐悦至極、感恩戴徳の気持ちで接しなければなるまいが、帰り際、やはり何かを購入しなければ悪いような気分に陥ってしまうかもしれない。Googleマップ ストリートビューで見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年06月11日 銀座ゼルコバのスタンドサイン●2008年07月25日 表参道BerBerJinとSteve Maddenのサイン ●2008年04月23日 ■国立で見つけたスタンドサイン■●2008年01月29日 ■麻布十番『ボルベール』のスタンドサイン■●2007年12月27日 ■街で見かけたカッコイイスタンドサイン-その12■●2007年12月18日 ■街で見かけたカッコイイスタンドサイン-その11■●2007年12月12日 ■街で見かけたカッコイイスタンドサイン-その10■●2007年11月26日 ■代官山の重層サイン■●2007年05月16日 ■これはスゴイ、重層ガラスサイン■●2007年11月21日 ■屏風絵の前のスタンドサイン■●2007年08月24日 ■格好いいスタンドサイン-その7■●2007年07月27日 ■格好いいスタンドサイン-その6■●2007年06月08日 ■格好いいスタンドサイン-その5■●2007年05月15日 ■格好いいスタンドサイン-その4■●2007年03月09日 ■格好いいスタンドサイン-その3■●2007年02月07日 ★これはアイディアものだぞ、ルイ・ヴィトン表参道ビル★●2006年10月26日 原宿界隈★おしゃれなサイン-その1★●2006年10月16日 スタンドサイン-★低コストだが見栄えは★「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月27日
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2010年07月20日に紹介したマリーナベイサンズの地上部を見ていたら、ステンレス丸パイプとおぼしき金属加工品を螺旋形状に張り巡らしている橋が見つかった。Wikipediaによると"The Helix Bridge" と呼ばれ、2010年04月24日に開通したばかり。金属美と機能美を併せ持つこのような螺旋橋は世界初の構造体と主張しているが、確かにこれは見ているだけで目がくらむほどだ。次週は建設途中経過と夜景を紹介します。Googleマップbetaで見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年07月20日 シンガポールのマリーナベイサンズ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年07月05日 ヒルフェルスムの音と映像の建物 ●2010年06月28日 ダルムシュタット・螺旋状の森の家 ●2010年06月21日 チンギスハーンの巨大像 ●2010年06月14日 アブダビの斜塔・キャピタルゲート ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月26日 アラップ・ロンドン本社ビルの外観 ●2010年04月19日 シェフィールドの立体駐車場 ●2010年03月15日 ポルトのボーダーフォンビル-その2 ●2010年02月08日 ポルトのボーダーフォンビル ●2010年01月27日 バルセロナ・Alcampoの巨大文字●2010年01月18日 バルセロナ生花市場"Mercabarna Flor Market" ●2010年01月12日 バルセロナのスイーツアベニュー ●2009年12月21日 デンバー市庁舎のクリスマスライトアップ ●2009年11月20日 パリのルイヴィトン-その1 ●2009年11月09日 パリの溶けそうなビルディング ●2009年10月19日 マレーシア・ランカウイ島のスカイブリッジ ●2009年06月15日 ●ベルギーブリュッセル"15万個のLEDで飾るDexia Tower"● ●2009年06月08日 ●ベルギーブリュッセルのLEDで彩る発電所●●2009年06月01日 ●ベルギーブリュッセルのアトミウム● ●2009年05月11日 ●パステルカラーの漁師町ブラーノ島● ●2009年02月02日 ●世界第3位の高さを誇る"上海オリエンタルパールタワー"●●2009年01月26日 ●台湾高雄市"地下鉄構内の巨大壁面画(Dome of Light)"●●2009年01月19日 ●台湾高雄市"ガラス張りの地下鉄出入り口"●イギリスの散策シリーズは現時点では全72話です。以下の日記に目次があります。●2010年06月25日 イギリスの散策-その7スペインの散策シリーズは現時点では全23話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月19日 ●スペインの散策-その2●ドイツの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年03月05日 ドイツの散策-その1オーストリアの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月26日 オーストリアの散策-その1中国を散策したい方はこちらから。●2008年04月23日 ●北京オリンピック特集~『奥』の看板 大はやり●過去に掲載した驚きの建物シリーズはこちらに目次があります。●2008年02月14日 ●ギネスに載った世界一大きい屋外プール●●2008年01月15日 ●中国中央電視台(CCTV)の斜塔●
2010年07月26日
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iPadを購入したのをきっかけに長年購読した日本経済新聞を紙媒体から電子版に切り替えてみた。切り替えた最大の理由は旧態然とした新聞用紙の大きさから来る読みにくさだ。何度かこのブログでは書いたが、読売新聞と日本経済新聞の現状の大きさは電車内で広げて読むのには大きすぎてとても不便だ。自宅で読むのならまだしも、外出時や移動時に読む大きさとしては完全に不適当。電子版ならばPC・iPad・携帯電話でも閲覧可能になると聞き、早速切り替えてみた。便利なところ・iPad使用時に文字の大きさを自由自在に変更出来ること。小さくて読みにくいと思っていてもiPadならば自分の読みたい箇所だけを画面一杯に拡大して見ることが出来る。・電車の待ち時間など僅かな空き時間を利用して、携帯電話片手で見ることが出来る。今までだったら無為に時を過ごすだけだったのが有効活用につながると思う。・自分の読んでいる記事と関連性のある記事が最後に一覧になって掲載されるのは非常にありがたい。読み逃した記事を自動的に教えてくれるので重宝している。・見出しが分野ごとに整理されており、題目を見ただけで自分にとって必要なのか不要なのか判断できる。従来だったら朝刊・夕刊ともに全頁必ずめくらなければならなかったので視認性に優れる。・自分の関心のある記事が保存出来ること。他の保存手段を選ぶ必要が無くなった。・読んだ記事から類推適用して『お勧め』記事一覧を作ってくれること。サーバー側で個人に関心の高そうな記事を自動的に収集してくれる。・読者の皆さんの関心の高いランキング表示もユニークで面白い試みだと思う。改善して欲しいところ・これは日経新聞に限らずITmedia等もそうだが、行先頭の一文字下げは見にくい。全行左端揃えの方が遥に見やすい。例えば『インド政府、35ドルの低価格PC開発』を参考として見ていただきたいのだが、この文字配置を見てサイト制作者は何とも思わないのだろうか?各種のサイトを見ても行先頭の一文字下げをしているサイトの方が稀だ。・数字及びローマ字は全て半角で統一して欲しい。『2010年7月23日』のような全角半角混在が美しいのか、『2010年7月23日』のように半角統一が美しいのかは人によって意見が異なるだろうが、個人的には半角統一の方が美しく感じる。が、新聞記事をそのまま流用した『iPadやスマートフォン「iPhone」、携帯音楽プレーヤー「iPod touch」で読むことができる』の表記は見苦しい。・iPhone,iPod touch,iPadの専用アプリの登場を早急に望みたい。・記事検索26件目以降は1件につき175円課金などと了見の狭いことは言わないで、もう少し寛容になってほしい。過去記事を検索活用出来るのがデジタルデータの醍醐味と考えるので、+500円や+1000円で検索回数上限を決める設定が望ましい。・難しいのは分かるが、電子版購入者以外にもワンクリックで読んだ記事をメール紹介出来れば一層便利だと思う長年縦書き新聞の右開き方式に馴染んでいただけに、さすがに電子版の構成が頭に入るまでに数週間かかった。が、慣れてくれば紙媒体では得ることの出来ない、新しい使い方を電子版では提起している。従来の人間にとっては一朝一夕に親しむことは出来ないかもしれないが、これからの人達にとっては圧倒的に支持されるような気がしてならない。新聞と言えば朝刊、夕刊と区別してきたが、電子版では常にリアルタイムで新しい情報が蓄積されていくのだ。見たいときに時間と場所の制約にとらわれずにまとめ読みが出来ること、そしてその場ですぐに保存出来ること。この利便性は一度経験してしまうとなかなか元には戻れないかもしれないが、記事検索だけは早急に改善を望みたい。●2010年03月28日 日本経済新聞の電子版とiPad●2010年02月28日 日本経済新聞の電子版について思うこと関連記事●2010年06月06日 iPadを使った感想●2010年05月30日 iPadで見る産経新聞●2010年05月29日 iPadが届いた ●2010年05月15日 iPad+ドコモ小型無線LANルータが登場するかも ●2010年05月08日 iPadの価格はいくらか? ●2010年05月02日 iPadの料金プランは? ●2010年04月29日 iTunesのバックアップソフト"CopyTrans" ●2010年04月25日 MacBookのトラックパッド ●2010年04月11日 iPadのキーボードを調べると ●2010年04月10日 アップルの歴史と新市場を開拓するiPad ●2010年03月22日 iPadの販売動向とTVCM ●2010年03月13日 iPadの事前情報のまとめ ●2010年03月07日 アップルiPadに期待すること-その4 ●2010年02月11日 アップルiPadに期待すること-その3 ●2010年01月31日 ネットマンガのお勧めサービス ●2010年01月30日 アップルiPadに期待すること-その2 ●2010年01月24日 アップルタブレットPCに期待すること ●2009年12月30日 アップル・タブレットPCの噂 ●2009年12月28日 iMac MB950J/Aでの大容量コピー ●2009年12月19日 iMac MB950J/Aの購入 ●2009年12月12日 アップル・タブレットPCへの期待 ●2009年11月23日 MacBookのトラックパッド ●2009年10月04日 MacBook touchへの期待 ●2009年07月18日 アップルのネットブックへの期待 ●2009年05月02日 iPhotoユーザ向けの"GPS-CS3K" ●2009年04月26日 アップルの低価格ミニノートの噂 ●2009年04月04日 WindowsでMacintoshを動かすEFiX
2010年07月25日
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国別対抗の試合となるととかくワールドカップに話題が集中するが、実は各大陸ごとに行われる選手権も見逃せない試合が多い。その代表的な事例が欧州選手権、いわゆるEUROだ。ブラジルとアルゼンチンが参加しないだけの事実上ワールドカップと同質の大会であるが、ここ日本では放映されるのがWOWOWだけということもあり、あまり話題に上ることはない。そして南米選手権、コパアメリカも是非とも見たい大会の一つなのだが、サッカー専門の有料番組でしか放送されなかったように記憶している。●コパアメリカ1910年にアルゼンチン、チリ、ウルグアイの3カ国による大会が開かれたが、CONMEBOLが設立された1916年の大会が第1回大会とされる。第1回大会はアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、チリの4カ国が参加し、アルゼンチンで開催された。1921年のパラグアイを皮切りに、1926年にボリビア、1927年にペルー、1939年にエクアドル、1945年にコロンビア、1967年にベネズエラが初参加し、南米10カ国全てが参加することとなる。南米選手権は変則的に開催されていたが、1967年ウルグアイ大会からしばらく中断され、1975年に再開された。この1975年大会からの3大会は、集中開催方式ではなくホーム・アンド・アウェー方式で行われている。1979年大会から原則4年ごとの開催となった。1987年アルゼンチン大会以降は2年ごとに変更されたが、2004年ペルー大会以降は再び4年ごとの開催に戻る。1993年エクアドル大会には北中米カリブ海サッカー連盟からメキシコ、アメリカ合衆国の2カ国を招待。これ以降各大会で2カ国(2001年コロンビア大会はアルゼンチンが参加を辞退したため3カ国)を招待している。これまでメキシコ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ホンジュラス等、基本的に地理的に近い北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)から招待される事が定例になっている。唯一の例外として、1999年パラグアイ大会にアジアサッカー連盟(AFC)の日本が招待され、2011年アルゼンチン大会にも招待されることが決定している。Wikipediaを見ても分かるように開催年に規則性がなく不定期に開かれており、2001年コロンビア開催の時は直前まで実施が危ぶまれていたこともある。南米諸国の政治情勢に左右されがちなコパアメリカであるが、各国の臨む姿勢を見ていると千差万別。国威発揚、真剣勝負、若手育成などそれぞれの国の思惑が錯綜するためにワールドカップとはまた一味異なる大会になるのだ。ここ日本では断片的にしか放送されないために浅学の知識で書くと、90年代半ばまでの優勝国を見ると圧倒的にアルゼンチンが多い。ブラジルはそれまではコパアメリカを若手育成の場として捉え、いわゆるレギュラークラスを送り込まなかったためらしいが、90年代半ばから方針転換。97年以降は2001年を除いて毎回優勝している。 さすがに親善試合、消化試合で臨む国は無いものの、前述のように次回ワールドカップに備えたチーム作りを目的として参加する国もあるので、南米諸国の次の世代にどのような人材が居るのかを確認しながら見るのも楽しい。が、一番の見どころはやはりサッカーの原点回帰とでも呼ぶべき個人個人のプレイの質の高さを再確認させてくれることにあると思う。1対1では絶対に負けない、取られたら取り返す、やられたらやり返す。チーム戦術も大切なものだが、コパアメリカを見ていると、荒々しいプレイの中にも宝石になる前の原石を見ているような気分に陥るときがあるのだ。なぜ南米選手権に日本が出場するのか?出場することに意味があるのか?は愚問以外の何ものでもない。『CONMEBOL加盟10カ国に招待国2カ国を合わせた計12チームを4チームずつ3グループに分け1次ラウンドを行う。各グループの1位2位チームおよび、各グループ3位の中で成績順に上位2チームの計8チームが決勝トーナメント進出』するので、ブラジルあるいはアルゼンチンのどちらかと同組になる可能性は約67%(ブラジルとアルゼンチンが同組になることはない)。世界最強レベルの二つの国と真剣勝負が出来る滅多にない機会なのだ。日本程度の実力では、普通だったら頼んでも相手にしてもらえないブラジルとアルゼンチンと試合が出来るだけでも行く価値があるというもの。見たことはないが親善消化試合としか思えないキリンカップなんかをやっている暇があるのだったら、毎回コパアメリカに参加して欲しいと思う。関連記事●2010年07月18日 欧州強国の複雑な民族関係とは●2010年07月17日 質の向上を求めたいサッカーテレビ解説陣 ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年07月11日 ワールドカップ決勝戦を前にして ●2010年07月10日 感動をありがとうは正しい見方ではない ●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2 ●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1 ●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手 ●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★
2010年07月24日
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その場所だから成立し得るサインがある。例えば2010年02月09日に掲載した『ADK松竹スクエアの自立サイン』は、銀座のこの場所だから実験的な意味合いがあったとしても違和感は無いが、もしこの形状で新宿辺りの繁華街に持っていったとしたら視認性を含めて広告主からはあまりいい顔はされないだろう。訴求力が弱いという訳だ。さて日比谷通りを増上寺から芝東照宮に向かって進むと、進行方向右手にお洒落な自立サイン4台が見えた。仕様はごくごく一般的な形状ながらも植栽を自立サインで挟み込むようにして見せる手法が素晴らしく、ありそうでなかなか他所では見る事が出来ない自立サインだ。1枚目の写真を見ても分かるように、まるでこの四連の自立サインのために背景が練られたのではと一瞬錯覚してしまうほどに周囲にうまく溶け込んでいる。ポスターの色遣いも白と緑色を基調とした自立サインに馴染んでおり、質感そのものもとても高い。平面図をこの配色でデザインしたのを見たら嬉しくなってしまった。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月21日 山王パークタワー・NTTドコモの自立サイン●2010年07月06日 全労済会館の自立サイン ●2010年07月02日 東京大学駒場キャンパスの自立サイン ●2010年02月09日 ADK松竹スクエアの自立サイン ●2009年12月22日 表参道ジャイルのテナント表示-その2 ●2009年09月30日 ●ウィンドウの中の隠れた自立サイン-銀座●●2009年09月10日 ●丸の内パークビルディングの人力車と自立サイン● ●2009年07月29日 ●新しい経団連会館-その2●●2009年07月07日 ●新しい経団連会館●●2009年02月05日 ●東京ミッドタウンのテナント案内●●2008年12月17日 ■ちょっと気になるテナントサイン■●2008年11月18日 ■円形状に配置された自立サイン■●2008年10月15日 ■照明機具をうまく配置した自立サイン■ ■2008年09月29日 ■味の快楽、知の快楽、丸の内オアゾ■ ■2008年09月25日 ■丸の内パレスホテルの自立サイン■●2008年09月10日 ●日本橋・三井本館の自立サイン●●2008年09月09日 ■赤坂サカスの誘導表示板■●2008年09月02日 ■西新宿・損保ジャパンビルの植栽・自立サイン■●2008年08月21日 ■マックスマーラ 青山店の自立サイン■●2008年08月06日 ■福岡銀行東京支店の自立サイン■●2008年07月31日 ■有楽町イトシアのロゴマーク■●2008年07月14日 ■GINZA888のピアノコーティング■「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月23日
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2010年07月14日 読売新聞夕刊01頁より引用お勧めの撮影ポイントが掲載された"東京スカイツリー周辺ガイドマップ"先日我が家でも東京スカイツリー周辺ガイドマップを入手する事が出来た。見ると飲食店の紹介からトイレ、駐車場とかなり便利に使えそう。中でも役立ちそうなのがお勧め撮影ポイントの紹介だ。その場所から撮影した写真入りなので次回はこれを参考に撮影してみようと思う。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月14日 東京スカイツリーを真上から見た写真●2010年07月08日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その11 ●2010年07月01日 今しか見られない東京三大建設中の建物と橋 ●2010年06月23日 東京スカイツリー荷揚げと足場の問題点 ●2010年06月16日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その10 ●2010年06月09日 東武ワールドスクエアのスカイツリーパンフレット ●2010年05月27日 東京スカイツリーのお土産"3Dはがき" ●2010年05月19日 東京スカイツリーのパンフレット ●2010年04月13日 東京三大タワー凌雲閣-その1 ●2010年04月06日 東京三大タワーとは ●2010年03月30日 スカイツリー高さ日本一に到達 ●2010年03月16日 東京スカイツリーの安全対策 ●2010年03月11日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その9 ●2010年02月12日 ●スカイツリーが傾いているように見える理由●●2009年12月24日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その8 ●2009年11月11日 ●東京スカイツリー建設の裏側での創意と工夫● ●2009年10月21日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その7● ●2009年10月07日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その3● ●2009年10月02日 ●年に一度のピンク"東京タワー"● ●2009年09月18日 ●東京スカイツリーの現在の高さは142m●●2009年08月26日 ●東京スカイツリーの高さが100mを超えた●●2009年07月28日 ●東京スカイツリーの独創的な工法● ●2009年07月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その2● ●2009年06月10日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その4● ●2009年06月04日 ●東京スカイツリー難問を解決するために● ●2009年05月07日 ●東京スカイツリーの耐震構造● ●2009年04月01日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その3● ●2009年03月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その1● ●2009年02月24日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その2● ●2009年02月05日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると● ●2009年01月16日 ●東京スカイツリーの基礎工事が終了●●2008年12月16日 ●29年前に新タワーを予言した絵が見つかった● ●2008年12月09日 ●東京スカイツリーの地中ではいま?● ●2008年12月03日 ●東京タワーで"ダイヤモンドヴェール"がスタート● ●2008年12月02日 ●東京スカイツリーを支える地中50m● ●2008年11月27日 ●東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード● ●2008年07月30日 ●東京スカイツリー、建設工事に着手● ●2008年07月25日 ●世界一の新タワー、いよいよ着工●●2008年07月11日 ●東京スカイツリーの今後の展望●●2008年07月04日 ●東京タワーとエッフェル塔のブルーイルミネーション●●2008年06月26日 ●東京スカイツリーへの夢が膨らむ●●2008年06月19日 ●新タワー"東京スカイツリー"の由来は?●●2008年06月13日 ●新東京タワーより高い"さっぽろテレビ塔"構想●●2008年06月11日 ●東京・札幌・中国の高層タワービル●●2008年04月04日 ●芝公園から見た東京タワー●●2008年03月25日 ●新東京タワーの名称候補が決定した●●2008年01月16日 ●東京タワーへの綴られた思い●●2008年01月08日 ●東京タワーの色あせぬ魅力●
2010年07月22日
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NTTドコモの公式サイトによると、山王パークタワーには本社機能があるらしい。なので一般オフィスビルにも関わらず入居テナントの自立サインが掲示されているのだろうが、我々の目から見るとこの自立サイン、少々変わったところがあるのだ。厚みのあるガラスを自立させ、裏面からスポットライトで照射するところまではごくごく一般的な自立サインだが、問題はそのガラスの後ろにある、覆いかぶさるように湾曲している背後のパネルだ。極太のステンレスフラットバーを曲げた形で切り出し、さらに背後パネル裏面は全てステンレスのパンチングメタルで覆っている。正面のNTTドコモの会社名称表示ガラスよりも、この背後パネルの方がよっぽどお金が掛かっているという事実。同時に設置されたのか、それとも最初にガラスの自立サインが設置され、そのあと時間を置いて背後のパネルを設置したのか。個人的には、ガラス自立サインのみ設置→下部スポットライト照射のみでは光量不足で均一に明るくならない→ガラス全面を照射するような工夫を求められる→デザイン性の高い背後パネルを考案して設置したのではないのかと思ってしまったが、実際のところはどうだろう。もしそうだとすれば、今後ガラス全面を均一に照射したいときには、このような背後パネルを設置すればOKという事例になるが、そのためには一度夜間照明を確認しにいかなければならない。が、いずれにしても会社名称が表示されている正面ガラスよりも背後パネルの方にコストをかけている珍しい事例だ。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月06日 全労済会館の自立サイン●2010年07月02日 東京大学駒場キャンパスの自立サイン ●2010年02月09日 ADK松竹スクエアの自立サイン ●2009年12月22日 表参道ジャイルのテナント表示-その2 ●2009年09月30日 ●ウィンドウの中の隠れた自立サイン-銀座●●2009年09月10日 ●丸の内パークビルディングの人力車と自立サイン● ●2009年07月29日 ●新しい経団連会館-その2●●2009年07月07日 ●新しい経団連会館●●2009年02月05日 ●東京ミッドタウンのテナント案内●●2008年12月17日 ■ちょっと気になるテナントサイン■●2008年11月18日 ■円形状に配置された自立サイン■●2008年10月15日 ■照明機具をうまく配置した自立サイン■ ■2008年09月29日 ■味の快楽、知の快楽、丸の内オアゾ■ ■2008年09月25日 ■丸の内パレスホテルの自立サイン■●2008年09月10日 ●日本橋・三井本館の自立サイン●●2008年09月09日 ■赤坂サカスの誘導表示板■●2008年09月02日 ■西新宿・損保ジャパンビルの植栽・自立サイン■●2008年08月21日 ■マックスマーラ 青山店の自立サイン■●2008年08月06日 ■福岡銀行東京支店の自立サイン■●2008年07月31日 ■有楽町イトシアのロゴマーク■●2008年07月14日 ■GINZA888のピアノコーティング■「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月21日
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元ネタはGigazineに掲載された『街を見渡す開放感と恐怖による涼しさが楽しめるシンガポールの高層屋外プール』だが、見ると55階建てのホテルが三棟並んだその真上にプールを設置するという前代未聞の構造に驚くと同時に、一体どんな所にあるのだろうとちょっと調べたくなってきた。完成したばかりなのでさすがにプール内部の詳細写真までは集める事が出来なかったが、マリーナベイサンズの建設途中から建物全景まではなんとか収集。それにしてもほぼ直線のプールかと思いきや微妙に湾曲していることから、下から見上げるとまるで生命体のように美しい。出来ればGoogleマップで真上から眺めてみたいところであるが、まだ更地の状態だったのが残念だ。Googleマップbetaで見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像"●2010年07月05日 ヒルフェルスムの音と映像の建物 ●2010年06月28日 ダルムシュタット・螺旋状の森の家 ●2010年06月21日 チンギスハーンの巨大像 ●2010年06月14日 アブダビの斜塔・キャピタルゲート ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月26日 アラップ・ロンドン本社ビルの外観 ●2010年04月19日 シェフィールドの立体駐車場 ●2010年03月15日 ポルトのボーダーフォンビル-その2 ●2010年02月08日 ポルトのボーダーフォンビル ●2010年01月27日 バルセロナ・Alcampoの巨大文字●2010年01月18日 バルセロナ生花市場"Mercabarna Flor Market" ●2010年01月12日 バルセロナのスイーツアベニュー ●2009年12月21日 デンバー市庁舎のクリスマスライトアップ ●2009年11月20日 パリのルイヴィトン-その1 ●2009年11月09日 パリの溶けそうなビルディング ●2009年10月19日 マレーシア・ランカウイ島のスカイブリッジ ●2009年06月15日 ●ベルギーブリュッセル"15万個のLEDで飾るDexia Tower"● ●2009年06月08日 ●ベルギーブリュッセルのLEDで彩る発電所●●2009年06月01日 ●ベルギーブリュッセルのアトミウム● ●2009年05月11日 ●パステルカラーの漁師町ブラーノ島● ●2009年02月02日 ●世界第3位の高さを誇る"上海オリエンタルパールタワー"●●2009年01月26日 ●台湾高雄市"地下鉄構内の巨大壁面画(Dome of Light)"●●2009年01月19日 ●台湾高雄市"ガラス張りの地下鉄出入り口"●イギリスの散策シリーズは現時点では全72話です。以下の日記に目次があります。●2010年06月25日 イギリスの散策-その7スペインの散策シリーズは現時点では全23話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月19日 ●スペインの散策-その2●ドイツの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年03月05日 ドイツの散策-その1オーストリアの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月26日 オーストリアの散策-その1中国を散策したい方はこちらから。●2008年04月23日 ●北京オリンピック特集~『奥』の看板 大はやり●過去に掲載した驚きの建物シリーズはこちらに目次があります。●2008年02月14日 ●ギネスに載った世界一大きい屋外プール●●2008年01月15日 ●中国中央電視台(CCTV)の斜塔●
2010年07月20日
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決勝戦の審判は難しい。スペイン対オランダの試合を見て改めてそう思った。普通であればデヨングとファンボメルの蹴りは問答無用の一発レッド、即刻退場。弁解の余地は無いはずなのに、主審のハワード・ウェブさんは流した。理由はただ一つ。試合を壊したくなかったからだ。ただでさえスペインのボール支配率が上回ることが予想されているのに、レッドカードを出したらその時点で試合の趨勢は決してしまう。オランダに勝ち目は無いどころか、一方的な試合になる可能性の方が圧倒的に高い。が、その配慮・温情が裏目に出て試合そのものが荒れてしまった感は否めないだろう。●デ・ヨングの蹴りはなぜレッドカードじゃないのですか?ではなぜレッドカードを出されてもおかしくない行為に及んだのか。おそらくその根底にはスペインに対する畏怖の念があるのだ。2010 年07月11日に掲載した『ワールドカップ決勝戦を前にして』ではこう書いた。『テレビ画面からは理解しにくい間合いがあるのだろう。対峙した選手だけが瞬時に感じ取ることが出来る間合い。これ以上は踏み込むことが出来ないのだ。踏み込んだ瞬間に交わされて裏を取られるか、抜かれてしまう怖さがあるためにどうしても距離を置いてしまう』ボールを奪い取りたくてもあまりにもパス回しが速すぎるために、ボールを奪うことが出来ない。詰めることが不可能な間合いがあるために、どうしてもボールの行方を見守るだけの動きに終始してしまう。戦力的には決してスペインに劣らないはずのオランダでさえ、一目を置かざるを得ないほどスペインのパス回しは速いのだろう。そのいらいら感が積もり積もって足蹴りに及んだ可能性は充分にある。見ていて思うのは、もし一人あたりのボール保持平均時間を算出したら、圧倒的にスペインがトップになるのではないのかと思うほどに、小刻みにテンポ良くボールが動いていく。興味深い資料が雑誌Number7月29日号92頁に掲載されていた。ベスト16に残ったチームの走行距離をパス受け回数で割って算出する『パスを1本受けるための走行距離』を調べたところ、スペインがぶっちぎりで1位を獲得。第2グループがブラジル・アルゼンチン・オランダ・ドイツ・メキシコ・イングランド。そして日本は最下位。この『パスを1本受けるための走行距離』が意味するところは、車で例えるのならば燃費に該当する。スペインは1本のパスを受けるために走る距離は186mなのに、日本のそれは496m。日本は効率の悪い無駄な動きが多いと捉えるべきなのか、献身的・精力的に走り回っている結果と判断するのかは人それぞれだが、いずれにしても無駄な動きはスペインには殆どないことが数字の上からも立証されているのだ。そしてスペインのこのサッカーは本来ならばブラジルが実践しなければならないはずなのに、今回のブラジル代表の戦い方は堅守速攻だった。堅守速攻でもカカがトップフォームであれば別に問題はないが、下位国相手にはそこそこのパフォーマンスを見せても、強国相手となると明らかに調整不足を露呈している。思えば2009年暮れから2010年のカカは所属チームのレアルマドリッドでもいいところは殆ど無かった。替えの効かない世界最高のミッドフィルダーであるところは誰もが認めるところ。絶好調のカカであればバックの一人や二人が居ても難なく交わして得点に結びつける事が出来るはずなのにと思った場面が何度かあった。●栄冠は必然の結果=攻守かみ合ったスペイン〔W杯〕●W杯初制覇のデルボスケ監督「スペインのスタイルはこれからも続く」●スペインが勝ち取ったタイトル以上のもの W杯優勝翌日の長い1日それにしてもスペインは強い。ドイツ、オランダとの戦いぶりを見ていると相手がブラジル、アルゼンチンでも完勝出来るだけの力を備えているが、これで欧州選手権EURO2008,ワールドカップ2010とニ連覇。果たしてEURO2012の三連覇はあり得るのだろうか?シャビは1980年1月25日生まれなので現在30歳。あと二年、頑張れるかどうか。関連記事●2010年07月18日 欧州強国の複雑な民族関係とは ●2010年07月17日 質の向上を求めたいサッカーテレビ解説陣 ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年07月11日 ワールドカップ決勝戦を前にして ●2010年07月10日 感動をありがとうは正しい見方ではない ●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2 ●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1 ●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手 ●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★
2010年07月19日
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現在英国には四つのサッカー協会がある。イングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドがそれに該当するが、その全ての協会がサッカーの母国であるが故に国際サッカー連盟(FIFA) よりも早く発足しており、そのため各種の特権的な地位が認められている。その代表的な権利の一つがワールドカップへの地域単位での出場だ。英国として一つのチームを結成するのではなく、前述のイングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドそれぞれが予選に参加し、仮に予選を突破すればそのまま本戦に出場することが出来るのだ。日本で例えるのならば日本代表として一つのチームを結成するのではなく、北海道、本州、四国、九州の四つの地域がそれぞれ独自に予選を戦うようなものだと思えば分かりやすい。ちなみに2010年南アフリカワールドカップに出場するための欧州予選の結果はここに記載されているが、グループ3の北アイルランドは予選4位、グループ4のウェールズも4位、グループ6のイングランドは1位、グループ9のスコットランドは3位と突破出来たのはイングランドだけ。他の協会は全て予選で敗退しているために、我々日本人からするとイングランド=英国と捉えがちだが、実態はそうではない。●イギリス通称イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成される王国で、英連邦王国の一国である。イングランドサッカー協会(FA) などを含むイギリス国内の地域協会は全て、国際サッカー連盟 (FIFA)よりも早くに発足しており、FIFA加盟国では唯一特例で国内の地域単位での加盟を認められている。その為、FIFAや欧州サッカー連盟(UEFA)が主宰する各種国際大会(W杯・EURO欧州選手権・UEFAチャンピオンズリーグ・UEFAカップ・FIFA U-20ワールドカップやUEFA U-21欧州選手権などの年代別国際大会)には地域協会単位でのクラブチームやナショナルチームを参加させており、さらには7人いるFIFA副会長の一人はこの4協会から選ばれるなど、他にもいくつか特権的な地位が与えられている。普通に考えれば地域単位で出場するのでなく一つにまとまればいいのにと思うだろうが、ことはそう簡単に運ばないのだ。そのあたりの理由についてはこのサイトに詳しいが、イングランド・プレミアリーグ所属の元ウェールズ代表ライアン・ギグスの言動はその実態を知る上でとても興味深い。その左に右に瞬時に切り返すジグザグドリブルから、対峙したバックの選手が足をもつらせてしまい倒れこむ動画を見た人は数多いと思われるが、イングランドのプレミアリーグ・マンチェスターユナイテッドで活躍するものの、所属はウェールズ代表。Wikipediaによると『イングランド代表の左サイドの人材難から、彼の才能に敬意を表し、もしイングランド代表なら…と考えるイングランド人は非常に多く、メディアでもしばしば話題にのぼる。これについてギグスは「何度過去にさかのぼっても、ウェールズ代表を選ぶだろう」と答えている。現役引退後は「指導者としてウェールズ代表に携わり、メジャーな大会へと導きたい」と語っている』●Ryan GIGGS dribbling compilation - christinayan(40秒前後参照)イングランド・プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドでは数々のビッグタイトルを手にしたライアン・ギグスだが、こと代表チームでの実績になるとウェールズ自身が弱体化しているためにワールドカップ出場は殆ど望み薄。従ってウェールズ代表で居る限りワールドカップに出場することはまず無理なのだが、イングランド代表に翻意することはなく前述のように「何度過去にさかのぼっても、ウェールズ代表を選ぶだろう」との名言を残している。ほぼ単一民族である我々日本人からはなかなか理解しにくい概念だが、同じ英国ながらイングランド対ドイツ戦のときには、多くのスコットランド人やウェールズ人はドイツを応援するのだという。そのイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの関係は、日本・北朝鮮・韓国・台湾と同じようなものと揶揄する書き込みもあることからもかなり複雑なものであることは間違いないだろう。そして同様のことは先日ワールドカップを制覇したスペインについても言えるのだ。何度かこのブログでも書いているが、現スペイン代表のサッカーは、スペインサッカーリーグの一つのクラブであるバルセロナそのものだ。なぜならばビジャを含めれば先発11人にうち7人までの所属チームがバルセロナなのだ。が、代表チームに7人を輩出しているバルセロナでは代表チームに対する見方は辛辣だ。『バルセロナ市はこれまで、「スペイン代表」のパブリックビューイングを拒否してきたが、決勝についてはスクリーンを設置する予定だという』とある雑誌でそのバルセロナ・サッカークラブの評論を読んだ。その評論でははっきりと次のように位置付けしていたのを鮮明に記憶している。バルセロナ・サッカークラブは単なるサッカークラブではない。バルセロナ市を守る軍隊なのだと。単なる一つのプロクラブを軍隊と位置付ける考え方からは、我々日本人が想像すら出来ない複雑な歴史的背景があるのだろう。例えるならば読売巨人軍を東京を守る軍隊だと宣言する、そのような思想を念頭に以下の記事を読むとその複雑な対立関係の一旦を窺い知ることが出来るかもしれない。●W杯でのスペイン躍進、バスクとカタルーニャの人々は複雑関連記事●2010年07月17日 質の向上を求めたいサッカーテレビ解説陣 ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年07月11日 ワールドカップ決勝戦を前にして ●2010年07月10日 感動をありがとうは正しい見方ではない ●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2 ●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1 ●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手 ●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★
2010年07月18日
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ワールドカップ放送は全部を見たわけではないが、一試合を除いて全てスカパーで視聴した。理由は簡単で地上波のワールドカップ放送はその質において確実にスカパーより一段落ちるからだ。2007年12月15日『ACミラン対浦和レッズの感想』で見たのが最後の地上波サッカー放送だったと思うが、小うるさい明石家さんまが居なくなっても相も変わらず絶叫型のアナウンサーや解説者が多かった。その試合の分析などお構いなしで、ひたすら視聴者の歓心を買うために紋切り型の放送に終始するのだ。オリンピックはあまり見ないが、特に程度が低いと個人的に思っているのが女子フィギュアスケートや女子バレーボールのアナウンサーと女性の解説者。時折解説者というよりは観客と同レベルの、絶叫型の応援演説に出くわすのは困ったものだ。もちろんそれが好きでテレビを見ている人には苦にならないのだろうが、趣味が高じて来るとどうしてもより高度な知識を求めたくなるのが人間の習性。その意味で有料放送であるスカパーの解説陣の方が少なくとも地上波の解説者よりは有益な話をしてくれるのではないかと思っていたが、どうやらそうでもないのに気がついた。日本対パラグアイ戦。前半終了時の私の感想はすでに書いている通り、退屈で平凡。ベスト8に進めるかどうかのわくわく感はあっても試合内容そのものはまるで面白くない。さて解説者の名波浩さんが前半終了時にどのような感想を述べるのかを注目して聞いていたら『日本はこのままの戦い方でいいと思いますよ。ただパラグアイはいくつかのミスもあって状態が良くないようです。今の戦い方を押し進めれば展望が開けるでしょう』みたいな事を言っていた。もちろん録画しているわけでもないので記憶を頼りに記しているだけだが、その直後に解説したオシムさんとはまるで対照的だった。オシムさんは『もっと勇猛果敢に攻めなければ駄目。日本は消極的すぎる』と言っていたが、スカパーで視聴していたサッカーファンは、見る人によってはまるで見方が異なる事に気が付いただろう。名波浩さんは全く知らないが、仮にも元サッカー選手。解説初心者なのは分かるが、オシムさんの含蓄ある分析と比較すると素人にありがちな薄っぺらい感想展開でしか無く、解説者としての自覚に欠けているように感じたのは私だけだろうか?だいたいスカパーでサッカー視聴する人間はかなりの愛好者なのだから、それ相応に解説者も勉強してもらわなければ困ると思っていたら、たまたま目についたのが以下の記事だった。●絶叫だけじゃあ…質の向上が求められるサッカーテレビ解説陣サッカーW杯も終わり、ポスト岡田ジャパンの動きとは別に「サッカー解説者」には世代交代の嵐が…。4年後のブラジルW杯にむけて日本代表のメンバー以上に「テレビ解説者」も質の高さが要求される時代に突入している。日本サッカー界でストライカー以上に育っていないのが「テレビのサッカー解説者」。ある協会幹部は「きちんとサッカーを話せる人がいない。特に民放は絶叫系の実況、応援だけの解説ばかり」と苦虫をつぶす。(中略)ある民放関係者は「日本サッカーの放送のレベルが年々落ちているのは間違いない。解説者の人たちは不勉強だし、現場取材もしない。悪口や日本ガンバレ!だけの解説だけでは起用できない。これからしっかりしたものを作っていくつもり」という。スカパー!で解説を務めた日本代表前監督、イビチャ・オシム氏(69)についても民放関係者は厳しい指摘。「とにかく話が飛びすぎてしゃべりすぎ。地上波では無理な人選」という。が、これはテレビ解説者だけではなく新聞記者にも言える事。読売新聞や日経新聞も最近はだいぶまともな記事を掲載するようになってきたが、それでもたまに頓珍漢な記事を書く人間が居るのは事実だ。繰り返して書く事になるが、日本が強くなるためには監督や選手だけを叱咤激励しても駄目なのだ。マスコミ、一般大衆、そしてその国のサッカーの強さは正比例する。日本のサッカーがグループリーグ突破をうろちょろしている程度の実力であるということは、マスコミや一般大衆のレベルもその程度であることを自覚するべきであろう。 関連記事●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像"●2010年07月11日 ワールドカップ決勝戦を前にして●2010年07月10日 感動をありがとうは正しい見方ではない ●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2 ●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1 ●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手 ●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★ ●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★ ●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★ ●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★ ●2007年01月14日 ★ベッカム退団とEURO2008★
2010年07月17日
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グーグル検索で『三禁表示』と検索をかけても引っ掛からない。なので殆どの人が知らなくても無理はないのだが、三禁表示とは我々の業界用語で『禁煙・火気厳禁・危険物品持込み厳禁』表示のこと。ある一定の要件を満たす建物や施設には設置が義務付けられており、その詳細は『火災予防条例施行規則』に記載されている。一般的にはその建物や施設の入口付近に設置されているが、気に留める人はまず居ないだろう。設置由来までは分からないが、その言葉の内容から判断してもすでにほぼ常識化している注意事項であり、ことさら改めて指摘されるまでもないことだからだ。が、この三禁表示サインは我々にとっては厄介極まりないもので、時と場合によってはこの三枚を取り付けるだけでも多大な労力と必要とする。建物のグレードが高くなればなるほど、それに比例するかのごとくその労力は増してゆくのだ。市販品としても売られており、1枚あたり数千円程度。従って三枚購入しても壱万円あればお釣りが来るほどで、単純に考えれば市販品三枚買ってきて入口付近に貼っておしまいと思いきや、事はそう簡単に運ばないのだ。というのも最大の問題はその色にある。火災予防条例施行規則にははっきりと赤字に白色と書かれており、これが建物の持ち主や設計者にとっては頭痛の種となる。建物や施設の格式が高くなればなるほど一番お金をかけるのが入口付近で、その建物を訪れた人たちに対してその建物を格式の高さを認識してもらうために、それこそ壁には白い壁面石や落ち着いた配色のタイルを敷き詰めたりするわけだが、それがこの赤色によって台無しになってしまうのだ。これだけ上質な空間に仕立て上げているのに赤色べたは無いだろうという訳だ。せっかく贅を尽くした上品な場所なのに、なぜ赤くて白文字の安っぽい禁止表示サインを付けなくてはならないのだという怒りにも似た感情が沸き出してくる。先日応対してくれた消防署の人でさえ、いまどき赤べた白文字の三連表示は無いのは分かると同情してくれたものの、火災予防条例施行規則に記載されている以上、法を曲げるわけにはいかない、いくら台無しになったとしても立場的に設置を求めなくてはならないんです、と説明していた。が、言われた通りに赤べた白文字の三禁表示を設置するだけでは芸が無い。顧客よりは上質空間に見合ったデザインのサインを求められ、消防署からは施行規則に乗っ取った法令遵守の赤べた白文字のデザインを求められると、両者の折衷案として妥協の産物が数々と生み出されてくる事になる。その事例をいくつか挙げると最初の写真。費用の面で考えれば三枚のステッカーを壁に貼れば取り付け費用込みでも数万円程度なのに、さすがにこの壁にこの赤色は許せなかったのだろう。ライトグレーのフラットバーを格子状に組み合わせたスタンドサインを特注で製作し、透明アクリル板に赤色ステッカーを貼るという手法で壁に貼る愚行だけは避けたかったというところではないか。推定費用1台あたり10万前後。建物の入口が一箇所だけならまだしもこのスタンドサインが設置されている建物のように両手使っても全く足らないような巨大施設になると、その費用は馬鹿にならない。続いてがこれ。シャネル、ブルガリがテナントとして入居する表参道ジャイルだが、反則技すれすれの、この場所にあってもまるで役に立たないのではという疑問はさておき、取りあえずこれで法令遵守の立場は貫き通した事になる。ご覧の通り色は赤色というよりは殆どワインレッド。赤色の許容範囲内と見るのか拡大解釈と捉えるのかは人それぞれだが、やっぱりデザインを意識するとどうしてもこの配色になってしまう。そして自立サインのリニューアル後には、さすがに地面すれすれでは申し訳ないと思ったのか、今度は裏面の一番目立たないところに持ってくるという徹底ぶり。個人的には様々な妙案をひねり出したその見識に拍手を送りたいが、それにしても火災予防条例施行規則も時代に見合った改正をして欲しいものである。2007年12月07日に掲載した『表参道に商業施設 GYRE(ジャイル)誕生』2009年12月22日 参道ジャイルのテナント表示-その2Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック過去に掲載した"表参道の散策シリーズ(No.1~No.58)"はこちらから。●2010年06月02日 ルイヴィトン表参道のペレとマラドーナとジダン●2010年03月31日 NIKEフラッグシップストア原宿のブラジル代表 ●2010年01月21日 表参道アニエスベー ボヤージュ(Agnes b. Voyage)のリニューアル3 ●2010年01月05日 ゴディバ・ショコイスト原宿の外観 ●2009年12月18日 表参道の散策-その54"ルイヴィトン表参道" ●2009年12月17日 スワロフスキー表参道●2009年12月09日 NIKEフラッグシップストア原宿 ●2009年09月03日 表参道・青山通りの瀟洒なサイン ●2009年08月07日 ●視覚で涼を感じる装飾● ●2009年07月09日 原宿H&Mの夜景 ●2009年07月03日 ●倶楽部PASONA・表参道の入口● ●2009年06月30日 ●原宿Forever21の外観● ●2009年06月25日 ●原宿H&Mの外観● ●2009年06月19日 ●原宿H&Mのここが凄い● ●2009年05月20日 ●表参道アニエスベー ボヤージュ(Agnes b. Voyage)のリニューアル2● ●2009年05月12日 ●表参道の散策-その43●ルイヴィトン表参道 ●2008年12月03日 ●表参道の散策-その42●ガラス重層サイン ●2008年11月20日 ●表参道の散策-その41"アニヴェルセル表参道"● ●2008年11月19日 ●セントグレース大聖堂とヴェロックス● ●2008年08月18日 ●表参道アニエスベー ボヤージュ(Agnes b. Voyage)のリニューアル● ●2008年06月30日 ●表参道ヒルズのリニューアル●●2008年06月18日 ●1965年頃の表参道の風景●●2008年04月22日 ●こだわりのパンとケーキ"オパトカ(opatoca)"●●2008年04月18日 ●表参道の散策-その35●東京ユニオン教会の広告● ●2008年04月15日 ●表参道の散策-その34●GUCCIの広告● ●2008年04月11日 ●表参道の散策-その33●北青山3丁目テナントビル● ●2007年12月19日 ●表参道の路地裏を散策すると●(No.1~No.27)
2010年07月16日
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通りすがりにちらっと見ただけだが、ウィング新橋の地下街にあったテナントサインがとても良かった。こういう仕事をしている人ならば誰でも綺麗に美しくはっきりとを心掛けていると思うが、これだけ丁寧にまとめられたテナントサインも一般的な地下街では珍しい。背景から平面図までとても丁寧に描かれており、特に平面図は一般通路と店舗との間仕切りの凹凸間を巧みに演出している。背景左側の縦帯と前面のテナントサイン表示部分を重ね合わせるなどデザインの面でも秀逸。時間が無くてきちんとチェック出来なかったが、写真集一枚目の最上部には英語でWing SHINBASHIと緑色の文字が小さく掲示されているのだが、どうやらこれがなんと照明入りなのだ。もう一度確認してきたい。2008年06月10日に掲載した『グラントウキョウ ノースタワーの自立サイン』関連記事●2010年06月17日 スワロフスキー銀座のテナントサイン-その2●2010年05月06日 銀座トレシャスビルの案内板 ●2010年04月28日 日比谷国際ビルのレストラン街-その3●2010年03月10日 LED照明パネルの見せ方 ●2009年10月08日 エキニア横浜ビルのリニューアル ●2009年01月29日 ■東京ミッドタウンの変わった誘導標識サイン■ ●2008年12月17日 ■ちょっと気になるテナントサイン■ ●2008年10月30日 ■地下鉄・渋谷駅の照明がキレイ■●2008年10月14日 ■地下鉄・新宿三丁目駅の照明がキレイ■ ●2008年10月02日 ■東京駅地下街のアイディア照明■ ●2008年07月22日 ■アキバトリム(AKIBA TOLIM)のサイン■ ●2008年07月07日 ■COACH銀座・鮮やかな色とりどりのバッグ■●2008年06月17日 ■マロニエゲートのテナントサイン-その2■●2008年04月16日 ■日比谷国際ビルのレストラン街-その2■●2008年04月14日 ■川崎の記憶■●2008年04月09日 ●スワロフスキー銀座のテナントサイン●●2007年12月14日 ■日比谷国際ビルのレストラン街■●2007年09月10日 ■丸ビルのテナント表示サイン■●2007年04月23日 ■川崎地下街・アゼリア-その2■●2007年04月19日 ■川崎地下街・アゼリア-その1■●2007年04月17日 ■秋葉原UDXのサイン-その4■●2007年04月16日 ■秋葉原UDXのサイン-その3■●2007年02月02日 ★都営大江戸線・新宿駅の元気なサイン★「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月15日
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2010年06月16日 読売新聞・朝刊25頁より引用読売新聞を読んでいたら東京スカイツリーを真上から撮影した写真が掲載されていた。下から見上げることはあっても真上から撮影することは殆ど絶望的だけに貴重な写真だと思う。複雑に組み合わされた三角形状の鋼管がもたらす微妙な曲線が機能美・構造美を感じさせてくれる。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月08日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その11●2010年07月01日 今しか見られない東京三大建設中の建物と橋 ●2010年06月23日 東京スカイツリー荷揚げと足場の問題点 ●2010年06月16日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その10 ●2010年06月09日 東武ワールドスクエアのスカイツリーパンフレット ●2010年05月27日 東京スカイツリーのお土産"3Dはがき" ●2010年05月19日 東京スカイツリーのパンフレット ●2010年04月13日 東京三大タワー凌雲閣-その1 ●2010年04月06日 東京三大タワーとは ●2010年03月30日 スカイツリー高さ日本一に到達 ●2010年03月16日 東京スカイツリーの安全対策 ●2010年03月11日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その9 ●2010年02月12日 ●スカイツリーが傾いているように見える理由●●2009年12月24日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その8 ●2009年11月11日 ●東京スカイツリー建設の裏側での創意と工夫● ●2009年10月21日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その7● ●2009年10月07日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その3● ●2009年10月02日 ●年に一度のピンク"東京タワー"● ●2009年09月18日 ●東京スカイツリーの現在の高さは142m●●2009年08月26日 ●東京スカイツリーの高さが100mを超えた●●2009年07月28日 ●東京スカイツリーの独創的な工法● ●2009年07月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その2● ●2009年06月10日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その4● ●2009年06月04日 ●東京スカイツリー難問を解決するために● ●2009年05月07日 ●東京スカイツリーの耐震構造● ●2009年04月01日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その3● ●2009年03月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その1● ●2009年02月24日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その2● ●2009年02月05日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると● ●2009年01月16日 ●東京スカイツリーの基礎工事が終了●●2008年12月16日 ●29年前に新タワーを予言した絵が見つかった● ●2008年12月09日 ●東京スカイツリーの地中ではいま?● ●2008年12月03日 ●東京タワーで"ダイヤモンドヴェール"がスタート● ●2008年12月02日 ●東京スカイツリーを支える地中50m● ●2008年11月27日 ●東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード● ●2008年07月30日 ●東京スカイツリー、建設工事に着手● ●2008年07月25日 ●世界一の新タワー、いよいよ着工●●2008年07月11日 ●東京スカイツリーの今後の展望●●2008年07月04日 ●東京タワーとエッフェル塔のブルーイルミネーション●●2008年06月26日 ●東京スカイツリーへの夢が膨らむ●●2008年06月19日 ●新タワー"東京スカイツリー"の由来は?●●2008年06月13日 ●新東京タワーより高い"さっぽろテレビ塔"構想●●2008年06月11日 ●東京・札幌・中国の高層タワービル●●2008年04月04日 ●芝公園から見た東京タワー●●2008年03月25日 ●新東京タワーの名称候補が決定した●●2008年01月16日 ●東京タワーへの綴られた思い●●2008年01月08日 ●東京タワーの色あせぬ魅力●
2010年07月14日
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2007年04月23日に掲載した『川崎地下街・アゼリア-その2』や2009年01月08日に掲載した『東京ミッドタウン"森林を模した地下通路"』を見ても分かるように地下街もデザイン次第で見栄えがぐっと変わってくる。つい先日久方ぶりにソニービルの地下街を歩いている時もそうだった。営団地下鉄の通路を歩いていると、何やら急に煌びやかになったと思ったら、白を基調とした丸柱が現れてきた。上部は丸柱に沿って照明器具が組み込まれ上質な雰囲気が漂うが、色取り取りにデザインされた各階の平面図もそれに花を添えるかのように明るく開放的な感じがする。行ったことがある人なら分かると思うが、ソニービルは通常の建物とは異なり商品を眺めながら上階へと移動していく螺旋階段方式とでも呼ぶべき特異な構造をしており、公式サイトによると『花びら構造』と呼ぶらしい。このデザインを見ていたら、ふとそれを思い出してしまった。Google Maps ストリートビューはこちらから銀座の散策を楽しみたい方はこちらから。●2010年07月09日 クロムハーツ銀座の外観●2010年06月24日 銀座ソニービルのカカ ●2010年06月15日 銀座のアサヒスーパードライ ●2010年06月03日 A.ランゲ&ゾーネ東京のファサードサイン ●2010年05月18日 アワーグラス銀座店のファサード ●2010年05月14日 TASAKI銀座本店のリニューアル ●2010年05月11日 フォーエバー21銀座店のサイン ●2010年05月07日 銀座和光のウィンドウディスプレイ ●2010年05月01日 銀座歌舞伎座の風景 ●2010年04月21日 バーバリー銀座マロニエ通りが4月28日に開店●2010年04月20日 銀座ミキモト"カーネーションの花の数当てクイズ" ●2010年04月16日 モンブラン銀座本店の懸垂幕 ●2010年04月01日 エストネーション銀座店の外観 ●2010年03月09日 銀座ナインのテナントサイン ●2010年01月29日 銀座ミキモトのディスプレイ ●2010年01月19日 シャネル銀座ビルのディスプレイ●2009年12月25日 ソニービルのクリスマスツリー ●2009年12月15日 ニコンプラザ銀座のアクリル重層サイン ●2009年12月08日 スワロフスキー銀座のクリスマスツリー ●2009年12月01日 ソニービルでチャリティ募金"愛の泉"が開催中 ●2009年11月25日 シャネル銀座ビルのLEDアニメーション-動画「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月13日
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オランダ対ブラジル戦は前半と後半の落差が大きく、ブラジルファンの多くの人が予想外の結果だと嘆いていた。民放は分析能力の無い騒ぐだけのアナウンサーと解説者が往々にして居るので視聴は敬遠しスカイパーフェクトTVで見ていたが、こちらはこちらで解説者が二人共ブラジル贔屓なのは一目瞭然。前半は結構しゃべっていたのに後半になると途端に意気消沈しているのがよく分かる。そして残り時間あとわずかになると黙りこくってしまったのが妙に面白かった。別にブラジル贔屓でも構わないが、一人がそうだったのならば、もう一人はオランダ贔屓を用意して欲しいもの。ブラジルが負けるとは予想だにしなかったことなのかもしれないが、個人的にはそろそろ敗退する頃だろうと思っていたので別に驚くほどのことでもなかった。前半は圧倒的にブラジルが攻勢だったので、このままブラジルが有利に戦いを進めるだろうと見られがちだが、過去に何度もオランダ対ブラジルは死闘を繰り返している。なので勝負は後半戦。おそらく両者2対2のまま残り後わずかという時間帯でどちらかに最後の1点が入り決着を見るか、入らなければPK戦までもつれ込むだろうというのが前半が終了した時点での読みだったのだ。いろんな意見があるだろうが、フェリペ・メロ以上に調子の悪かったのがカカ。この試合に関してはお得意のコースからシュート1本を打ったぐらいで、あとはまるでいいところが無かった。カカが悪ければ供給源を断たれたファビアーノはそれ以上に目立たない存在で、こうなってくるとリズムを変える選手が欲しくなるが、いまのブラジルの控えメンバーではそんな選手は居ない。嫌いであってもロナウジーニョが居れば面白かったのにと思ったのは私だけではあるまい。さて2014年ワールドカップはブラジルで開催されるという。年齢的にカカはぎりぎり主力として活躍出来るかどうかといったところだが、今大会のメンバーを見ていると大幅に布陣を入れ替えないと戦力的には厳しいだろう。そのブラジルにある世界最大のサッカー競技場と言われるマラカナンスタジアムを探していたら、偶然発見したのがリオデジャネイロ・コルコバードのキリスト像だ。パトあたりが主力となり是非ともブラジルを引っ張って欲しいと思うが、果たしてどんなチームを作り上げてくるのだろう。出来ればレオナルドさんに監督になって攻撃的なチームを作り上げて欲しいものだ。追記 予想通り優勝候補筆頭のスペインがオランダを下して欧州選手権に続きワールドカップも制覇という偉業を成し遂げた。決勝戦にふさわしい見応えのある試合だったが、両者共に互角。運命の神様はスペインに微笑んだ、ただそれだけの違いだったが、それにしてもスペインのサッカーは美しかった。現代サッカーの最高峰はかくあるべきというスペインだが、続きを見たければリーガ・エスパニョーラのバルセロナを見ればいいだけだ。このスペインにさらにメッシが加わることになる。Googleマップbetaで見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年07月05日 ヒルフェルスムの音と映像の建物●2010年06月28日 ダルムシュタット・螺旋状の森の家 ●2010年06月21日 チンギスハーンの巨大像 ●2010年06月14日 アブダビの斜塔・キャピタルゲート ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月26日 アラップ・ロンドン本社ビルの外観 ●2010年04月19日 シェフィールドの立体駐車場 ●2010年03月15日 ポルトのボーダーフォンビル-その2 ●2010年02月08日 ポルトのボーダーフォンビル ●2010年01月27日 バルセロナ・Alcampoの巨大文字●2010年01月18日 バルセロナ生花市場"Mercabarna Flor Market" ●2010年01月12日 バルセロナのスイーツアベニュー ●2009年12月21日 デンバー市庁舎のクリスマスライトアップ ●2009年11月20日 パリのルイヴィトン-その1 ●2009年11月09日 パリの溶けそうなビルディング ●2009年10月19日 マレーシア・ランカウイ島のスカイブリッジ ●2009年06月15日 ●ベルギーブリュッセル"15万個のLEDで飾るDexia Tower"● ●2009年06月08日 ●ベルギーブリュッセルのLEDで彩る発電所●●2009年06月01日 ●ベルギーブリュッセルのアトミウム● ●2009年05月11日 ●パステルカラーの漁師町ブラーノ島● ●2009年02月02日 ●世界第3位の高さを誇る"上海オリエンタルパールタワー"●●2009年01月26日 ●台湾高雄市"地下鉄構内の巨大壁面画(Dome of Light)"●●2009年01月19日 ●台湾高雄市"ガラス張りの地下鉄出入り口"●イギリスの散策シリーズは現時点では全72話です。以下の日記に目次があります。●2010年06月25日 イギリスの散策-その7スペインの散策シリーズは現時点では全23話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月19日 ●スペインの散策-その2●ドイツの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年03月05日 ドイツの散策-その1オーストリアの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月26日 オーストリアの散策-その1中国を散策したい方はこちらから。●2008年04月23日 ●北京オリンピック特集~『奥』の看板 大はやり●過去に掲載した驚きの建物シリーズはこちらに目次があります。●2008年02月14日 ●ギネスに載った世界一大きい屋外プール●●2008年01月15日 ●中国中央電視台(CCTV)の斜塔●
2010年07月12日
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この記事を読んでいたら思わず失笑した方も多いだろう。まさに『お前が言うなよ』だが、このように物議を醸し出す意見を平気で言うところが懲りない面々といったところか?●マテウス氏「ドイツはバラックがいない方が良いサッカーをする」元ドイツ代表のローター・マテウス氏は6日、ドイツ代表がワールドカップ直前の5月に右足首じん帯を損傷した主力選手のミヒャエル・バラック抜きで好成績を挙げていることを指摘し、同選手に代表からの引退を勧告した。「ドイツはバラックがいない方が格段に良いサッカーをしているし、結果もついてきている。この状況を見る限り、彼は代表から退くべきだろう。ほかの選手たちが、彼に代わってリーダーの役割を受け継いだために、チームの中に新しい関係が生まれることになった。彼の代表に対する強い執着心はよく分かるが、再び昔のような若さを取り戻すことはできない」現在33歳とは言いながらも今までドイツ代表チームを引っ張ってきた精神的支柱であり功労者、しかもその存在感の強さから"皇帝"とも称されるミヒャエル・バラックに対して、『アンタが居ない方がドイツは良いサッカーをする』と公衆の面前で言われれば、言われたバラックもかちんと来るだろう。ちなみにこのバラック、プレミアリーグのチェルシーに在籍していた当時の監督ルイス・フェリペ・スコラーリ(2002年ワールドカップ・ブラジル優勝監督)を持ってしても、私の言うことをも全く聞かない選手として名指しされるほど我が強い。このブログでも何度も引用しているローター・マテウスはワールドカップ5度の出場を誇り、まさに1980年代から1990年代のドイツ代表チームを象徴する人物であるだけに、是非ともドイツの掲示板を覗いてみたいところではあるが、第三者的な立場から見るとマテウスの言っていることは正しいのだ。(追記 日本の新聞各紙もくだらない人情話を書いている暇があるのだったら、もう少し勉強をしてバラック欠場がドイツ代表に与えた影響の分析記事でも書いて欲しいもの)歴代ドイツ代表の試合を見ていると、スペインのような創造性はまるでなく、機械的で無機質。言われたことを淡々とこなす面白味がまるでないサッカーを展開していたが、2010年代表チームはかなり印象が異なる。今までだったらフィジカルを全面に押し出したプレイスタイルが特徴的だったのだが、エジル、ミュラーといった若手の台頭によりパスをつないで楽しさをも見せるサッカーに、一気呵成に攻め上がるカウンター攻撃も可能なチームに変身しつつあるのだ。なので先日行われたスペイン対ドイツの試合は非常に楽しみな試合だったが、そのドイツ代表ですらスペイン相手だと随所に怯え、怖さが感じられ、あの屈強なドイツ代表の精神はどこに行ってしまったのだろうと考えさせられてしまった。テレビ画面からは理解しにくい間合いがあるのだろう。対峙した選手だけが瞬時に感じ取ることが出来る間合い。これ以上は踏み込むことが出来ないのだ。踏み込んだ瞬間に交わされて裏を取られるか、抜かれてしまう怖さがあるためにどうしても距離を置いてしまう。シャビ、イニエスタのパス出しのタイミングを見ているといつもギリギリだ。これ以上パスを遅く出すと相手に取られてしまう、そのギリギリの瞬間までパスを出さないのだ。しかも時たまノールックでパスを出すために余計に始末が悪い。守備をする側から見ていると、あとコンマ何秒か遅ければ足を差し出せるのにセンチ単位の微妙なところで足が届かない、まさに小憎らしいほど絶妙のタイミングでパスを出すためにどうしても引き気味になる。現スペイン代表チームはバルセロナそのものと言っていいだろう。なにしろ先発メンバーはピケ、プジョル、ブスケツ、シャビ、イニエスタ、ペドロ、そしてビジャも入れれば11人中7人がバルセロナ所属の選手達だ。プロ野球で例えるのならば日本代表チームを1番から6番まで全部読売巨人の選手で構成するようなもの。一年間通してチーム戦術を確認しているだけに、その熟成度合いは他国の代表チームとはひと味もふた味も異なるのだ。2008年欧州選手権優勝時とまではいかないものの、対ドイツ戦後半ではお得意のパスサッカーの醍醐味をかいま見せてくれた。以前彗星周期で現れるチームと評したが、その中心に位置するのが戦番号8番シャビ。 全部のワールドカップの試合を見たわけではないが、シャビの代わりはセスクでも務まらないほどの唯一無二の存在だ。出場32か国まで範囲を広げてもシャビ以上にフィールド全体を俯瞰することの出来る選手が居るのかどうか・・・・・自ら得点を上げることはあまりないが、全ての得点はシャビが起点、経由、あるいはラストパスを出して完結する。対オランダ戦、実力的には五分だがオランダはスペインより一日余計に休みを取っている。対するスペインは記憶では殆ど中3日で回しており対ドイツ戦の消耗が激しい。願わくは2008EURO決勝戦と同じように、トーレス最後に爆発、おいしいところを独り占めを期待したいが、果たして結果はいかに・・・(追記)バラック「主将はわたし」W杯後も続投サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を右足首のけがのために欠場し、ドイツ1部リーグのレーバークーゼンに復帰したバラックは14日、記者会見で「代表チームの主将はまだ(故障前に務めていた)わたしだ」と述べ、W杯後も引き続き主将続投を希望するラームに反論した。バラックに代わり、主将に就いたラームはW杯で「キャプテンマークを外したくない」と述べたが、バラックは「いらいらした」と不快感をあらわにした。(フランクフルト、ロイター=共同)[ 共同通信 2010年7月15日 20:52 ]関連記事●2010年07月10日 感動をありがとうは正しい見方ではない●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1 ●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手 ●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★ ●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★ ●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★ ●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★ ●2007年01月14日 ★ベッカム退団とEURO2008★
2010年07月11日
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数多くの欧州南米のサッカーを見ていると気が付くが、強国になればなるほど対戦相手に合わせた試合運びをするようになる。簡単に言えば相手を同格と認めたときには一生懸命プレイするが、格下のときには手を抜いてしまうのだ。手を抜くと言うよりも気持ちが緩むと言った方がより近いかもしれないが、そこに格下の国が付け込む隙が生じるわけで今回のワールドカップで言えばスペイン対スイスがそれに該当する。いわゆる番狂わせだが、先日のスペイン対パラグアイ、この試合を見てパラグアイの底力を感じた人も数多く居るだろう。パラグアイが最初に獲得したPKがもし決まっていたとしたら、正直試合の行方は全く分からず、パラグアイがスペインに勝利した可能性も少なからずあるような気がする。で、この試合を見た後に日本対パラグアイ戦を再度思い起こすと、やはりパラグアイは日本に合わせてしまったのだろう。どう見ても対スペイン戦よりも対日本戦はプレイそのものの質が一段落ちる。いま考えても日本対パラグアイ戦の試合内容は平凡で退屈だったと思うが、だいたいプレイしている本田圭佑選手が自ら『もっと攻めに行く姿勢を世界に見せるべきだったとも思う。俺が日本人かパラグアイ人でなければ、この試合は見ていない』と発言しているのだ。裏を返せばグループリーグを突破したベスト16のチーム同士の試合として、世界中の人に見てもらうのには少々お粗末と言っているのと同じ事だろう。ところが、翌日の日本の新聞を見るとまるで正反対の評価をしている。しかも中には『感動をありがとう』などと書き込む人も少なからず居る始末だ。ベスト8に進出出来るかどうかワクワクする期待感はあったとしても、あの試合を見て感動するのは正しい評価ではない。もちろん我々のように数多くの欧州南米サッカーの試合を見ている人間と、初めてワールドカップを見る人達ではものの見方が異なるのは理解出来るから、『感動をありがとう』を一概に駄目というつもりはないが、ただ確実に言えるのは正しい分析をせずに十把一絡げで『感動をありがとう』と宣伝しているマスコミや一般人の評価からは、決して将来の日本代表を育もうという姿勢は見られないということだ。ちなみに他国の評価を調べてみると●英テレビ「日本にもっと野心あれば別の結果に」TV解説者は試合を通じて、ゴールキーパー川島永嗣選手を中心とした日本の守備の堅さを評価したが、一方で「日本は極めて守備的」「試合を落とすことの恐怖心がゲームを支配している」と述べ、果敢な攻撃が少なかったと指摘した。●「今大会で最も退屈な試合」南ア通信は酷評サッカー・ワールドカップ(W杯)開催国、南アフリカの南ア通信は29日、パラグアイが日本を下した試合について「日本もパラグアイも、チームを活気づけ、攻撃を先導する選手がいなかった。今大会で今のところ最も退屈な試合の一つだった」と酷評した。さらに「両チームとも凡庸だった。切迫した場面もなかった」と付け加えた。●「日本がより上にいくには決定力向上が必須」フランス名門紙が日本に敬意あるコメントしかし、見る者を楽しませたいテレビの立場から、日本とパラグアイ双方に進取の気性が欠けていると見たようで、「どちらが勝つにせよ、こんな戦い方をしていては、この後より先まで勝ち進むことはできない」という厳しい声も出た。【石井紘人レポート】日本対パラグアイ「“感動をありがとう”だけで終わりにしてはならない」ベスト8をかけて臨んだパラグアイ戦。海外メディアから岡田監督に「もっと攻撃的にやればよかったという悔いはないか」と質問が出たように、誤解を恐れずに言えば、決して実のある試合ではなかった。フランスの二の舞にならないためにも、岡田監督の戦術は世界を相手にしてどうだったか。日本サッカー協会の代表監督選考に不備はなかったのか。我々、そして世論が厳しく分析すべきだと思う。次のW杯で勝利の女神を振り向かせるために。戦前の予想を全く覆しグループリーグを二勝一敗で勝ち抜けた岡田監督の手腕は高く評価されるべきだと思うが、トーナメントはさすがに前人未踏の領域だったのだろう。選手のコンディション作りを含めて世界中の人達が期待している勝ち残ったベスト16同士の試合としては見応えのない平凡な試合だった。そして何よりも残念だったのは勝つという意欲に乏しかったことだ。その国のサッカーの実力はマスコミ・一般大衆の眼力に正比例する。簡単にいえば見る目を持たないマスコミや一般大衆の元ではいくら頑張ってもサッカーの実力は上がらないと言うことだ。感動をありがとうはサッカー初心者の見方であって、戦術の検討、監督の采配、勝因敗因の分析、戦犯追及等マスコミのやることはたくさんある。ちなみに『感動をありがとう 違和感』で検索をかけると、相当数ヒットすることからもおかしいと思っている人はかなり居るはずだ。 関連記事●2010年07月04日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その2●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想 ●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか?●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★●2007年01月14日 ★ベッカム退団とEURO2008★●2006年12月24日 ★頑張れ、バルセロナ★●2006年12月23日 ★至高の戦いが始まるぞ★●2006年12月16日 サッカー・クラブワールドカップの正しい見方●2006年11月25日 バレーボール世界選手権の感想●2006年11月11日 ★ホーム&アウェイの意味-その2★●2006年11月05日 ★ホーム&アウェイの意味★
2010年07月10日
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写真集の1枚目と2枚目を見ても分かるように、お店の名前を示すものは入口の左右に配置されたロゴマークだけ。かなり敷居の高いクロムハーツ銀座店だが、そのロゴマーク(CHROME HEARTS)にはかなりのお金がかかっている。最近は銀座界隈もLEDが主流となってきており様々な工夫を凝らしたLEDが登場しているが、このクロムハーツにあっては昔ながらの鋳物製作の金メッキ仕上げと思われるロゴマークを配置しており、しかも照明は左右の隅からスポットライトで照らし出すという実に古典的な方法だ。新築あるいはリニューアルオープンで鋳物製品をロゴまたは文字として使用するお店は久方ぶりに見た気がするが、格調高くシンプルな造型ながらも存在感は抜群。一見の価値はあるかもしれない。Google Maps ストリートビューはこちらから銀座の散策を楽しみたい方はこちらから。●2010年06月24日 銀座ソニービルのカカ●2010年06月15日 銀座のアサヒスーパードライ ●2010年06月03日 A.ランゲ&ゾーネ東京のファサードサイン ●2010年05月18日 アワーグラス銀座店のファサード ●2010年05月14日 TASAKI銀座本店のリニューアル ●2010年05月11日 フォーエバー21銀座店のサイン ●2010年05月07日 銀座和光のウィンドウディスプレイ ●2010年05月01日 銀座歌舞伎座の風景 ●2010年04月21日 バーバリー銀座マロニエ通りが4月28日に開店●2010年04月20日 銀座ミキモト"カーネーションの花の数当てクイズ" ●2010年04月16日 モンブラン銀座本店の懸垂幕 ●2010年04月01日 エストネーション銀座店の外観 ●2010年03月09日 銀座ナインのテナントサイン ●2010年01月29日 銀座ミキモトのディスプレイ ●2010年01月19日 シャネル銀座ビルのディスプレイ●2009年12月25日 ソニービルのクリスマスツリー ●2009年12月15日 ニコンプラザ銀座のアクリル重層サイン ●2009年12月08日 スワロフスキー銀座のクリスマスツリー ●2009年12月01日 ソニービルでチャリティ募金"愛の泉"が開催中 ●2009年11月25日 シャネル銀座ビルのLEDアニメーション-動画「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月09日
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2010年04月14日 読売新聞 朝刊29頁より引用2010年04月27日 読売新聞 朝刊29頁より引用2010年05月11日 読売新聞 朝刊29頁より引用2010年05月25日 読売新聞 朝刊31頁より引用アサヒ飲料のホームページを見ると、墨田区を中心とした周辺地域で東京スカイツリーデザインの自販機を展開し、新タワープロジェクトを応援していくらしい。写真を見る限り一般発売されている商品とさほど違いはないみたいだが、歩いているときに発見したら思わず衝動買いしてしまうかもしれない。まだまだ完成まであと二年近くあるのにかなりの賑わいを見せているスカイツリー。読売新聞のスカイツリー観察日記No.31から34までを掲載します。●東京スカイツリーデザイン商品・自販機を展開●着工2周年記念 東京スカイツリーボトル発売Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月01日 今しか見られない東京三大建設中の建物と橋●2010年06月23日 東京スカイツリー荷揚げと足場の問題点 ●2010年06月16日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その10 ●2010年06月09日 東武ワールドスクエアのスカイツリーパンフレット ●2010年05月27日 東京スカイツリーのお土産"3Dはがき" ●2010年05月19日 東京スカイツリーのパンフレット ●2010年04月13日 東京三大タワー凌雲閣-その1 ●2010年04月06日 東京三大タワーとは ●2010年03月30日 スカイツリー高さ日本一に到達 ●2010年03月16日 東京スカイツリーの安全対策 ●2010年03月11日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その9 ●2010年02月12日 ●スカイツリーが傾いているように見える理由●●2009年12月24日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その8 ●2009年11月11日 ●東京スカイツリー建設の裏側での創意と工夫● ●2009年10月21日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その7● ●2009年10月07日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その3● ●2009年10月02日 ●年に一度のピンク"東京タワー"● ●2009年09月18日 ●東京スカイツリーの現在の高さは142m●●2009年08月26日 ●東京スカイツリーの高さが100mを超えた●●2009年07月28日 ●東京スカイツリーの独創的な工法● ●2009年07月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その2● ●2009年06月10日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その4● ●2009年06月04日 ●東京スカイツリー難問を解決するために● ●2009年05月07日 ●東京スカイツリーの耐震構造● ●2009年04月01日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その3● ●2009年03月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その1● ●2009年02月24日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その2● ●2009年02月05日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると● ●2009年01月16日 ●東京スカイツリーの基礎工事が終了●●2008年12月16日 ●29年前に新タワーを予言した絵が見つかった● ●2008年12月09日 ●東京スカイツリーの地中ではいま?● ●2008年12月03日 ●東京タワーで"ダイヤモンドヴェール"がスタート● ●2008年12月02日 ●東京スカイツリーを支える地中50m● ●2008年11月27日 ●東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード● ●2008年07月30日 ●東京スカイツリー、建設工事に着手● ●2008年07月25日 ●世界一の新タワー、いよいよ着工●●2008年07月11日 ●東京スカイツリーの今後の展望●●2008年07月04日 ●東京タワーとエッフェル塔のブルーイルミネーション●●2008年06月26日 ●東京スカイツリーへの夢が膨らむ●●2008年06月19日 ●新タワー"東京スカイツリー"の由来は?●●2008年06月13日 ●新東京タワーより高い"さっぽろテレビ塔"構想●●2008年06月11日 ●東京・札幌・中国の高層タワービル●●2008年04月04日 ●芝公園から見た東京タワー●●2008年03月25日 ●新東京タワーの名称候補が決定した●●2008年01月16日 ●東京タワーへの綴られた思い●●2008年01月08日 ●東京タワーの色あせぬ魅力●
2010年07月08日
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一番気に入ったのが写真集二枚目のデザイン。入口上部の木板を敷き詰めた壁面にお店の名前と組み合わされた直線との配置が素晴らしく、とても上品に感じてしまう。そしてお店の入口には電球色を埋め込んだ壁面パネルが天井から床まで全面に広がっているが、錆風仕上げの塗装と電球色はうまくマッチングしている。が、袖看板は青色の白文字仕上げになっており、錆風仕上げの塗装との組み合わせは微妙と言えば微妙。確かに夜間見たときにはこの色でもいいかもしれないが、昼間見るときのことを考えると別の組み合わせもありかもしれない。Google Maps ストリートビューはこちらから渋谷の散策を楽しみたい方はこちらから●2010年06月29日 アディダス・パフォーマンスセンター渋谷●2010年04月27日 渋谷店109のネオンサインとLED ●2010年02月16日 ジュエルチェンジズ渋谷店 ●2010年02月10日 ZARA渋谷公園通り店-その2 ●2010年01月13日 H&M渋谷の壁面広告 ●2010年01月06日 渋谷ラーメン神座(かむくら) ●2009年11月26日 渋谷BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS●2009年10月16日 ZARA渋谷公園通り店が近日オープン ●2009年10月06日 渋谷OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)のネオン ●2009年01月06日 ●副都心線・渋谷駅の構内に?●●2008年10月30日 ■地下鉄・渋谷駅の照明がキレイ■ ●2008年06月24日 ●JR渋谷駅前のTSUTAYAのサイン●●2008年05月13日 ●1945年"渋谷駅前のヤミ市"●●2008年04月30日 ●渋谷マークシティ-その2●●2008年04月03日 ●渋谷"東急百貨店本店"●●2008年03月27日 ■フレーム神南坂のサイン-その2■●2008年03月17日 ●ディズニーストア 渋谷公園通り店-その2●●2008年03月14日 ●渋谷の今昔を記録した写真集"渋谷の記憶"●●2008年03月13日 ●JR渋谷駅西口の風景-その2●●2008年03月12日 ●渋谷マークシティ-その1●●2008年03月10日 ●外壁にツタの絡まる建物●●2008年03月07日 ●渋谷駅付近の気になるサイン●●2008年03月05日 ●渋谷マルハンのマジックディスプレイ?●●2008年03月04日 ●ディズニーストア 渋谷公園通り店が可愛らしい●●2008年02月29日 ●三菱東京UFJ銀行 プラス渋谷店●●2008年02月26日 ●JR渋谷駅西口の風景●●2007年06月20日 ■ドコモ 渋谷で広告ジャック■●2007年06月19日 ■国内外初の3D表現「缶コーヒー」-その2■●2007年06月13日 ■国内外初の3D表現「缶コーヒー」●2006年12月06日 渋谷駅ハチ公口★広告効果充分★●2006年12月05日 渋谷駅ハチ公口★変色しているぞ★●2006年12月04日 渋谷駅西口★この仕上がり、いいね★その1●2006年11月27日 渋谷ハチ公前★未来型?デジタル地図案内板★●2006年08月28日 渋谷109のLEDサイン「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月07日
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代々木・全労済会館の入口に面白い誘導サインがあった。表示内容を見ると『FOLK SHOP N.Y.9700km』『キリマンジャロ山10650km』『私の生まれた場所14.5km』と書かれている。最初はオフィスビルの正面入口になぜ一風変わった誘導サインがあるのかが分からず、帰社して調べてみたがそれでも詳細は分からなかった。形状はユニークであるものの、表示内容から判断しても誘導する事を目的としているサインでないのは明らか。記念碑的な意味合いが強いのかもしれないが、ニューヨークのフォークショップやタンザニアのキリマンジャロ山などと表記しているところにちょっと関心を持ってしまった。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年07月02日 東京大学駒場キャンパスの自立サイン●2010年02月09日 ADK松竹スクエアの自立サイン ●2009年12月22日 表参道ジャイルのテナント表示-その2 ●2009年09月30日 ●ウィンドウの中の隠れた自立サイン-銀座●●2009年09月10日 ●丸の内パークビルディングの人力車と自立サイン● ●2009年07月29日 ●新しい経団連会館-その2●●2009年07月07日 ●新しい経団連会館●●2009年02月05日 ●東京ミッドタウンのテナント案内●●2008年12月17日 ■ちょっと気になるテナントサイン■●2008年11月18日 ■円形状に配置された自立サイン■●2008年10月15日 ■照明機具をうまく配置した自立サイン■ ■2008年09月29日 ■味の快楽、知の快楽、丸の内オアゾ■ ■2008年09月25日 ■丸の内パレスホテルの自立サイン■●2008年09月10日 ●日本橋・三井本館の自立サイン●●2008年09月09日 ■赤坂サカスの誘導表示板■●2008年09月02日 ■西新宿・損保ジャパンビルの植栽・自立サイン■●2008年08月21日 ■マックスマーラ 青山店の自立サイン■●2008年08月06日 ■福岡銀行東京支店の自立サイン■●2008年07月31日 ■有楽町イトシアのロゴマーク■●2008年07月14日 ■GINZA888のピアノコーティング■「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月06日
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全体写真はこちらから。内部写真はこちらから。ワールドカップにちなんでオランダに関する話題を集めていたら偶然見つけた建物だが、サイト紹介がオランダ語であるため詳細はついぞ分からなかった。調べた範囲内ではオランダ・ヒルフェルスムのメディアパークにある音と映像の施設(Netherlands Institute for Sound and Vision)だが、地上5階地下5階建ての建物で、圧巻はその外観の仕上げ方法。最初見たときにはこのブログでもよく紹介しているガラスへのウィンドウグラフィックだと思ったのだが、拡大写真を見ているとガラスの表面にもいろいろと凹凸があり、単なる透明ガラス+ウィンドウグラフィックの仕上がりではないことが判明。ガラスに彫り込みを入れるにしてもこのような微妙な凹凸感を表現している手法は知らないだけにとてもユニークだ。Bing Maps betaで大空から見たい方はこちらをクリックGoogleマップbetaで見たい方はこちらをクリック関連記事●2010年06月28日 ダルムシュタット・螺旋状の森の家●2010年06月21日 チンギスハーンの巨大像 ●2010年06月14日 アブダビの斜塔・キャピタルゲート ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月26日 アラップ・ロンドン本社ビルの外観 ●2010年04月19日 シェフィールドの立体駐車場 ●2010年03月15日 ポルトのボーダーフォンビル-その2 ●2010年02月08日 ポルトのボーダーフォンビル ●2010年01月27日 バルセロナ・Alcampoの巨大文字●2010年01月18日 バルセロナ生花市場"Mercabarna Flor Market" ●2010年01月12日 バルセロナのスイーツアベニュー ●2009年12月21日 デンバー市庁舎のクリスマスライトアップ ●2009年11月20日 パリのルイヴィトン-その1 ●2009年11月09日 パリの溶けそうなビルディング ●2009年10月19日 マレーシア・ランカウイ島のスカイブリッジ ●2009年06月15日 ●ベルギーブリュッセル"15万個のLEDで飾るDexia Tower"● ●2009年06月08日 ●ベルギーブリュッセルのLEDで彩る発電所●●2009年06月01日 ●ベルギーブリュッセルのアトミウム● ●2009年05月11日 ●パステルカラーの漁師町ブラーノ島● ●2009年02月02日 ●世界第3位の高さを誇る"上海オリエンタルパールタワー"●●2009年01月26日 ●台湾高雄市"地下鉄構内の巨大壁面画(Dome of Light)"●●2009年01月19日 ●台湾高雄市"ガラス張りの地下鉄出入り口"●●2008年12月24日 ●ニューヨーク・タイムズスクエアのリコーの広告●●2008年12月22日 ●台湾のデパート"Star Place(スタープレイス)がスゴイ-その3"●2008年12月19日 ●台湾のデパート"Star Place(スタープレイス)がスゴイ-その2"●2008年12月15日 ●台湾のデパート"Star Place(スタープレイス)がスゴイ" ●2008年12月11日 ●聖都エルサレムに架かる"弦の橋"-その2●●2008年12月08日 ●聖都エルサレムに架かる"弦の橋"●●2008年12月01日 ●台湾高雄市のワールドゲームスタジアム●●2008年11月25日 ●世界遺産"シドニーオペラハウス"-その2●イギリスの散策シリーズは現時点では全72話です。以下の日記に目次があります。●2010年06月25日 イギリスの散策-その7スペインの散策シリーズは現時点では全23話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月19日 ●スペインの散策-その2●ドイツの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年03月05日 ドイツの散策-その1オーストリアの散策シリーズは現時点では全10話です。以下の日記に目次があります。●2010年02月26日 オーストリアの散策-その1中国を散策したい方はこちらから。●2008年04月23日 ●北京オリンピック特集~『奥』の看板 大はやり●過去に掲載した驚きの建物シリーズはこちらに目次があります。●2008年02月14日 ●ギネスに載った世界一大きい屋外プール●●2008年01月15日 ●中国中央電視台(CCTV)の斜塔●
2010年07月05日
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日本対パラグアイ戦の前半40分前後だったと思うが、右サイドの松井選手からのクロスボールが中央にいる本田選手に届き、それを本田選手が左足でシュートしたが枠を大きく左に外れる場面があった。クロスが上がって本田選手が蹴る瞬間にゴールの匂いを嗅ぎ取った人も多いだろうが、結果はゴールならず惜しくも得点場面を逃してしまったといったところだろうが、あれを見て、ああ、惜しかったねとか、もう少しだったねとか、次に決めればなどと思っているようでは駄目なのだ。もともとはフォワードの選手ではない人間に対して言うのも酷かもしれないが、あの場面、あのタイミングでゴールを決めてこそ世界と同じ土俵に立てる。カカもメッシもビジャもルーニーもみんなあれを決める。あれを決めなければいつまで経ってもグループリーグ突破が関の山で終わる国になってしまうと言っていいだろう。戦前の予想では三戦全敗かと思っていただけにグループリーグ二勝一敗で突破は望外の喜びだが、2014年のワールドカップを考えると前途は多難だ。現在のシステムは本来の意味でのフォワードが存在しない、いわゆる0トップシステムだと思っているので、両サイド及び中央に居るミッドフィルダーの攻撃参加は必須の条件だが、その中盤の選手で点の取れる人間がまるで見当たらない。強国相手に粘り強く守ることは出来ても、得点を獲得する手法が確立されていないために、一試合、流れの中で得点する場面が驚くほどに少ないのだ。大量失点を防ぐことは出来てもあまり多くの得点機を生み出すことが出来ないシステム。もちろん個人の力量にもよるところが大きいのは分かっているが、このままでは早晩手痛いしっぺ返しを食らうことは確実だ。日本に負けたことに対して初回は言い訳が出来る。相手を甘く見ていた、慢心していた、自分たちに隙があった等等。が、二度も負けることに対して言い訳は出来ないからこそ、次回2014年ワールドカップではそれこそ必死になって逆襲してくることは間違いないだろう。韓国が日本とやる時は目の色を変えてやるのと同様に、欧州中堅国やアフリカ諸国もこと日本戦に限っては復讐しなくてはとばかりに、それこそ持てる力を出し切って戦ってくるのだ。次の監督に誰が就任するかによって戦い方は大きく変わることになるだろうが、これだけの好成績をあげた今が大物監督を招聘する絶好の時期だと思う。今までだったら日本に見向きもしなかった監督たちが、ワールドカップの好成績を見て関心を持つ可能性は非常に高い。現時点での0トップシステム、内容に拘らず目先確実に結果を出すためには現時点の日本代表にとってはベストなのかもしれないが、ベスト16の他の試合、アルゼンチン対メキシコ、ドイツ対イングランド、スペイン対ポルトガル、ブラジル対チリ、ウルグアイ対韓国と比較すると明らかに見劣りするのも事実なのだ。個人的にはチリのビエルサ監督に率いてもらうのもとても面白いと思うが、果たして次期監督は誰になるのだろう。面白くなってきた。関連記事●2010年07月03日 2010年ワールドカップ・日本代表総括-その1●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス ●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル ●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国 ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム ●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム ●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム ●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは ●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★ ●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★ ●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★ ●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★ ●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★ ●2007年01月14日 ★ベッカム退団とEURO2008★ ●2006年12月24日 ★頑張れ、バルセロナ★ ●2006年12月23日 ★至高の戦いが始まるぞ★ ●2006年12月16日 サッカー・クラブワールドカップの正しい見方 ●2006年11月25日 バレーボール世界選手権の感想 ●2006年11月11日 ★ホーム&アウェイの意味-その2★ ●2006年11月05日 ★ホーム&アウェイの意味★
2010年07月04日
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日本対パラグアイ戦。前半を見終えた感想は正直平凡で退屈な試合だった。日本代表チームの試合だから我慢して見ていたが、さすがに90分過ぎたところで眠くなってきたこともあり、テレビを消してしまった。この後、延長戦に突入し最後はPK戦にもつれ込むことは容易に想像出来たが、対戦前日に投稿した予想コメントでは以下のように記している。『日本代表はグループリーグ三試合すべてで全精力を注ぎ込んで戦ってきました。そうしなければ突破出来なかったわけですから仕方のないことですが、今までは前哨戦。最終ステージに上がるための権利をようやく手にしたわけです。が、ブラジル・ポルトガル・スペインの最終戦を見てもわかるように、最後は無益な体力消耗を避けるためになあなあ試合になりました。この点で日本代表は精神的には自信に満ち溢れていても体力的には相当しんどい状況にあるはずです。パラグアイの最終戦は見ていませんが、南米予選や南米選手権でブラジル、アルゼンチンの強国に囲まれボコボコにされて力をつけている国。苦戦が予想されますが、PK戦に持ち込めれば勝機が見いだせるかもしれません』欧州南米の強国であっても毎試合素晴らしい試合を展開する事は殆どなく、退屈で無味乾燥な試合も多々あるので別に日本代表もパラグアイ代表も責める気は毛頭ないが、冷静な目を持って見ていれば、グループリーグ三試合とはまるで様相が異なったのに気が付くはずだ。前半戦を見ていると日本、パラグアイともに単純ミスがかなり多かったが、最大の理由はやはり疲れだろう。富士山登頂後に間髪を入れず、次はエベレスト山登頂の開始だ。頭では理解していても、いざ実際に動いてみると予想以上に体が重たい、あるいはいつもより切れがない。ブラジルにしろアルゼンチンにしろ強国の三戦目の先発メンバーを見ていると、第三戦目は完全な休養日。エベレスト山登頂に必要なのは全七試合だが、七試合ぶっ続けはとても体が持たないのだ。だから強国はみんな尻上がりに調子が良くなっていくように、自分のコンディションを整えていく術(すべ)を知っている。それに対し、日本は初戦から第三戦目までずっと飛ばしっぱなし。力量的に手を抜ける試合が一つもないからだが、しかもその上システムおよびメンバーは固定しているために疲労の蓄積は増す一方だ。頭では分かっているのだが、体が付いていかないために止める、蹴る、走る事に対して微妙な感覚のずれが生じているのだろう。自分ではきちんとボールをA地点に止めたつもりなのに、結果はA地点より左に3センチずれている。B地点に向かって蹴ったつもりなのに精度を欠き、B地点より右に10センチずれている。意識、無意識を問わずに疲労から来る回避出来ないずれが生じているために、その分修正に時間がかかってしまうのだ。2010年06月30日読売新聞朝刊3頁に掲載された本田圭佑選手のコメントが端的にそれを示している。『俺の中ではグループリーグ敗退も16強も一緒という感じ。きょうは何がなんでも勝ちたかった。もっと攻めに行く姿勢を世界に見せるべきだったとも思う。俺が日本人かパラグアイ人でなければ、この試合は見ていない』2010年06月30日 読売新聞夕刊02頁より引用。それにしても困ったのがこの読売新聞の『侍 世界と紙一重』の見出し文字だ。大本営発表と同質の誇大表現だが、読売新聞の2009年度発行部数は1002万部。単純計算でも13人に1人は読売新聞を読んでいるだけに射幸性や悪質性は高い。どこが世界と紙一重なのか?もしこの見出し文字を考えた人が本気でそう思っているのならば、眼医者に行ったほうがいいだろう。日本対パラグアイ戦の直後に行われたスペイン対ポルトガル。イニエスタ、シャビ、ビジャの絡み合った得点場面を見て欲しい。最も選手の動きがよく掴める、高みの場所から見ている我々でさえ、あのタイミングでイニエスタがあの方向にパスを通すことを予測出来た者は少ないはず。大小の穴が複合的に重なりながらも、かろうじてサッカーボールだけが通り得る輪を瞬時に見つけ出し解を求める技術は、まるで複雑な連立方程式を一瞬にして解いてしまう手品を見せられているかのようだ。しかも匕首(あいくち)を喉元に突き刺すかのようなスルーパスは確実に相手を瞬殺している。普通あのタイミングで出されれば、そのパスを受ける側も困るものだが、しかしシャビ、動じることなくヒールパスで、これまたビジャへの絶妙のお膳立てを難なくとこなしている。確固たる技術を身に付けた者だけが理解し得る、ボールに託した想いを瞬時に受け手が読み取り、得点につなげる技術の高さをなんと表現したらいいのだろう。岡田監督の公言通りのベスト4に進出するためにはこのスペインを倒さなければならなかったはずだが、スペインの前線トーレス、イニエスタ、シャビ、ビジャに対する日本代表の前線は本田圭佑、大久保嘉人、松井大輔、遠藤保仁、長谷部誠。フォーメーションに若干の違いはあるものの、同じ人間ながらなぜにこれほどの差があるのか、その力量や資質を深慮すると一朝一夕には埋めることが不可能なほどの圧倒的ともいえる差があることにしばし呆然としてしまう。サッカーは単なるスポーツではない。その国の民族、文化、歴史、伝統、技術、経験が幾重にも凝縮された巨大な壁であり、新参者が容易に破ることが可能な『世界と紙一重』の紙ではないのだ。神の手を二度も使いながらも反省の色など全く窺えず、逆に悪びれずにそれを公言するルイスファビアーノのふてぶてしさ、韓国守備陣を蟻のように右往左往させたアルゼンチン攻撃陣の狡猾さ、電光石火の、これぞカウンターというお手本を二発見せたドイツ攻撃陣のしたたかさ、そしてチリ相手に利き足ではない左足で先制点を挙げたビジャの慧眼(けいがん)さ。一体このレベルに到達するまでに何年の時間がかかることだろう。一部では次のワールドカップでベスト8を狙うのような記事も見られたが笑止千万。いずれ書くこともあるかもしれないが、過去の経験則に照らし合わせれば2014年はベスト16どころかグループリーグ敗退の可能性の方が遥かに高い。冒頭で書いた通りパラグアイはブラジルとアルゼンチンに挟まれた国だが、ワールドカップ初出場は1930年だ。つまり80年かけてようやくベスト8まで進んだことになる。最後に同じような見方をしている記事を偶然発見したが、この文章はそのサイトを見る前に書きあげていることは記しておきたい。●「日本がより上にいくには決定力向上が必須」フランス名門紙が日本に敬意あるコメント関連記事●2010年06月27日 ブラジル対コートジボアール・ルイスファビアーノの神の手●2010年06月27日 アルゼンチン対韓国戦・メッシのループパス●2010年06月20日 日本対オランダ戦の感想 ●2010年06月19日 日本対オランダ戦を前にして●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか?●2010年06月07日 オランダ・ザーンダムのカラフルなホテル●2010年06月05日 賭け率から見たワールドカップの優勝国●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング●2010年05月24日 カメルーン対オランダの対戦会場・ケープタウンスタジアム●2010年05月17日 日本対オランダ対戦会場・モーゼス・マヒダ・スタジアム●2010年05月10日 南アフリカワールドカップ決勝戦会場・FNBスタジアム●2010年04月17日 ワールドカップが行われる南アフリカとは●2009年12月31日 2010年ワールドカップのグループ分析-その2 ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★
2010年07月03日
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2010年02月09日に掲載した『ADK松竹スクエアの自立サイン』2008年09月02日に掲載した『西新宿・損保ジャパンビルの植栽・自立サイン』2008年06月03日に掲載した『日清オイリオグループの自立サイン』ADK松竹スクエアの自立サインは通行人が文字を正面から見ることはまれということを逆手に取った表現方法。それに対し西新宿・損保ジャパンビルと日清オイリオグループのそれはカラーリングで人を引きつけ、なおかつ造形作品としても見せるという手法を取っている。今見直しても西新宿・損保ジャパンビルの自立サインは配色の妙味を感じさせるが、つい先日駒場東大駅に行ったときのこと。東京大学駒場キャンパスの自立サインも同じように配色の妙を感じさせてくれた。Googleマップストリートビューを見ると一般道路から学校内に入るときの様子が良く分かるが、隣地に接している側道でもあるために植栽幅はあまり取れず、かつまた圧迫感のある構造物は置きたくなかったのだろう、細長い自立サインを連続で5台並べるという方法を提案している。しかもこの進入経路では自立サインに正対することはあまり無いために、厚さ50ミリ前後の側面のみ着色するというあまり見られない仕上がりだ。経済的でシンプルな造形ながらも存在感は抜群。隣地の建物に平行に設置するではなく、45度傾けて歩行者に見やすくする方法もあったはずだが、敢えて平行に設置したところに配色の妙と合わせて独特の存在感を感じてしまうのだ。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事●2010年02月09日 ADK松竹スクエアの自立サイン●2009年12月22日 表参道ジャイルのテナント表示-その2 ●2009年09月30日 ●ウィンドウの中の隠れた自立サイン-銀座●●2009年09月10日 ●丸の内パークビルディングの人力車と自立サイン● ●2009年07月29日 ●新しい経団連会館-その2●●2009年07月07日 ●新しい経団連会館●●2009年02月05日 ●東京ミッドタウンのテナント案内●●2008年12月17日 ■ちょっと気になるテナントサイン■●2008年11月18日 ■円形状に配置された自立サイン■●2008年10月15日 ■照明機具をうまく配置した自立サイン■ ■2008年09月29日 ■味の快楽、知の快楽、丸の内オアゾ■ ■2008年09月25日 ■丸の内パレスホテルの自立サイン■●2008年09月10日 ●日本橋・三井本館の自立サイン●●2008年09月09日 ■赤坂サカスの誘導表示板■●2008年09月02日 ■西新宿・損保ジャパンビルの植栽・自立サイン■●2008年08月21日 ■マックスマーラ 青山店の自立サイン■●2008年08月06日 ■福岡銀行東京支店の自立サイン■●2008年07月31日 ■有楽町イトシアのロゴマーク■●2008年07月14日 ■GINZA888のピアノコーティング■「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。
2010年07月02日
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2010年06月27日 読売新聞・朝刊28頁より引用2010年06月27日 読売新聞・朝刊28頁より引用記事によると東京スカイツリー・東京港臨海大橋・羽田空港新国際線旅客ターミナルビルを今しか見られない『東京三大建設中』と呼ぶらしいが、Google検索をかけても全然引っかからないところをみると認知度はかなり低いのかもしれない。東京スカイツリーはこのブログでも大々的に取り上げているので関心ある方は関連記事より読んでいただきたいが、東京港臨海大橋・羽田空港新国際線旅客ターミナルビルについては現在調査中。というのも一度羽田空港に見学に行ったことがあるのだが、あまりにも広すぎてどこに新国際線旅客ターミナルビルやD滑走路があるのか分からなかったのだ。もう少し下調べをしてから行けば良かったと反省した次第であるが、今年の8月30日をもって一般見学は中止となるらしいので、これは早めに行かなければならない。なお東京港臨海大橋は地図を見ると江東区若洲より見ることが可能な感じがする。これもまた近々掲載する予定です。Bingで大空から眺める東京港臨海大橋Bingで眺める新国際線旅客ターミナルビルBingで大空から眺めるD滑走路整備事業関連記事●2010年06月23日 東京スカイツリー荷揚げと足場の問題点●2010年06月16日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その10 ●2010年06月09日 東武ワールドスクエアのスカイツリーパンフレット ●2010年05月27日 東京スカイツリーのお土産"3Dはがき" ●2010年05月19日 東京スカイツリーのパンフレット ●2010年04月13日 東京三大タワー凌雲閣-その1 ●2010年04月06日 東京三大タワーとは ●2010年03月30日 スカイツリー高さ日本一に到達 ●2010年03月16日 東京スカイツリーの安全対策 ●2010年03月11日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その9 ●2010年02月12日 ●スカイツリーが傾いているように見える理由●●2009年12月24日 東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その8 ●2009年11月11日 ●東京スカイツリー建設の裏側での創意と工夫● ●2009年10月21日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その7● ●2009年10月07日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その3● ●2009年10月02日 ●年に一度のピンク"東京タワー"● ●2009年09月18日 ●東京スカイツリーの現在の高さは142m●●2009年08月26日 ●東京スカイツリーの高さが100mを超えた●●2009年07月28日 ●東京スカイツリーの独創的な工法● ●2009年07月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その2● ●2009年06月10日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その4● ●2009年06月04日 ●東京スカイツリー難問を解決するために● ●2009年05月07日 ●東京スカイツリーの耐震構造● ●2009年04月01日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その3● ●2009年03月10日 ●東京スカイツリーを撮影してきた-その1● ●2009年02月24日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると-その2● ●2009年02月05日 ●東京スカイツリーを大空から眺めてみると● ●2009年01月16日 ●東京スカイツリーの基礎工事が終了●●2008年12月16日 ●29年前に新タワーを予言した絵が見つかった● ●2008年12月09日 ●東京スカイツリーの地中ではいま?● ●2008年12月03日 ●東京タワーで"ダイヤモンドヴェール"がスタート● ●2008年12月02日 ●東京スカイツリーを支える地中50m● ●2008年11月27日 ●東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード● ●2008年07月30日 ●東京スカイツリー、建設工事に着手● ●2008年07月25日 ●世界一の新タワー、いよいよ着工●●2008年07月11日 ●東京スカイツリーの今後の展望●●2008年07月04日 ●東京タワーとエッフェル塔のブルーイルミネーション●●2008年06月26日 ●東京スカイツリーへの夢が膨らむ●●2008年06月19日 ●新タワー"東京スカイツリー"の由来は?●●2008年06月13日 ●新東京タワーより高い"さっぽろテレビ塔"構想●●2008年06月11日 ●東京・札幌・中国の高層タワービル●●2008年04月04日 ●芝公園から見た東京タワー●●2008年03月25日 ●新東京タワーの名称候補が決定した●●2008年01月16日 ●東京タワーへの綴られた思い●●2008年01月08日 ●東京タワーの色あせぬ魅力●
2010年07月01日
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