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December 4, 2005
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テーマ: 回想(14)
カテゴリ: 思い出
私が大学1年の時、

展覧会見学の研修会がありました。

その頃の私は髪が長くて化粧をして
フレヤースカートに踵の高い、今で言うミュールを履き
まるで女性的な容貌で東京に行っていました。



その時に行った美術展の中で
その後も大好きになった「アンドリュー・ワイエス」と
「ルフィーノ・タマヨ」に出会う事が出来ました。



息子も画家の3代続く画家一家です。

アンドリュー・ワイエスはとても繊細な筆使いで
田舎の生活を一点から見つめた静かな絵を描いています。

近くから見ても草を一本一本描き上げているのに
力強くて孤独な時間が流れているような絵です。

アンドリュー・ワイエスの絵


アンドリュー・ワイエス
「幻想美術館」


「ワイエス・語る」


ワイエスの他の絵





「ルフィーノ・タマヨ」はメキシコの画家です。
アースカラーの優しくてしっかりと地面に足を着けた
骨太の絵です。

それまで私は抽象画は意味が解らず
好きになれませんでした。


メキシコの激情的なエネレギーが内在している感じでした。

大好きになりました。

ルフィーノ・タマヨの絵

ジミー・大西のインタビュー(ルフィーノ・タマヨについて)





私は高校の時の友人の部屋に泊めてもらい
数日間を画廊巡りに費やして帰途に着きました。

せっかく東京に来たので他にも色々と見ないと


始めの頃は東京の地理が良く分かっていなかったので
上野駅に着いた時には最終の急行列車の時間までに
かなり時間が余っていました。


それで思い立ったのが、
高校生の頃に母と弟の3人で東京に来た時に泊まった
五反田を見に行ってみようかな~~でした。

まだ1時間半もあるので大丈夫だろうと思ったのでした。

それで私は山手線に乗り込んで五反田に向かい、
電車から下りて逆進の電車に乗って上野に向いました。

ちょっと見るだけなのに、
鈍行は時間がとても掛かってしまいました。

そして上野に着いた時には、
ちょうど東北本線の下り急行は出てしまっていたのでした。



それで深夜の0時頃に
困った私は時刻表を眺めていました。

食費を削って電車代に廻し、
学割の利く急行で6時間も掛けて東京に行ったのです。

帰りの電車も乗車券と急行券を買っていました。

その切符をどうしようか。
窓口が開いたら相談しようと考えていたら
男性から声を掛けられました。

「もう電車は無いのにどうしたの?」
え?と驚いて見ると30代~40代の男性が2人立っていました。

「帰りの電車に乗り遅れてしまったので
時刻表を見ていました」
と言うと信用してもらえなかったようで

警察の者だがと手帳を出して見せて、
「何時の電車に乗るつもりだったの?」

「どこに住んでいるの?」
「どこに泊まっていたの?」
「切符は?」
「どこの学生?」


等など質問されて答えていたのですが
「ちょっとそこの交番に行って話をしよう」

と言われて、
上野駅の構内を刑事さんの後ろを付いて歩いていると

やはり30~40代のジャンパーを着た男性が駆け寄って来て
「そいつらがヤクザだ」
と言って走り去りました。

あっけに取られた私ですが
流石にやばいと思い、何かあったら逃げ出す心づもりをしつつ
後ろを付いて行きました。

でも、刑事さんたちは上野駅を出てすぐの所にある交番に入って行き
おまわりさんを交えて事情を話しました。


ホッとした私は今さっき、
構内で男性から「そいつらがヤクザだ」と言われた話しをすると

刑事さんもおまわりさんも呆れ顔で
「そいつらこそヤクザだな。
深夜の駅は家出人を漁ろうとヤクザがウロついているから
お嬢さんも気を付けないといけないよ」

と言われました。
言われて初めて自分がとても危険な所にいた事に気付いたのでした。

家出娘と間違われて
刑事さんの代わりにヤクザが声を掛けて来て
ウブだった私が付いて行ってしまったら・・・・・・・・(汗)

とっても危険な状態でした。
何でもそうですが、
隙を見せると怪しいものを呼び寄せてしまうんですね。

私はこれを肝に銘じて気を付けるようになりました。



その後、上野本署までおまわりさんに連れて行かれて
上野本署の椅子を借りて始発の時間までを過ごしました。

上野本署ではずっと警察無線から情報が流れていました。
殺伐とした内容でした。

なかなか眠れないでいたら
十代の少年が連れて来られて事情を話していました。

もう、詳しい内容は忘れてしまいましたが
何やら大変そうでした。


上野本署の方々はとても親切で、
お茶を出してくれたり毛布を貸してくれました。

しかも始発が出る時間になると
一人のおまわりさんが駅まで連れて行ってくれて
窓口で事情を話して切符を手配してくれたのでした。

指定席ではないので簡単だった記憶があります。

でもおまわりさんは親切でした。
ありがた~く感謝して急行でとことこ帰りました。


仙台に帰って来て、
大学でクラスメイトにその話をしました。

するとその時に付いた名前が「ムショ帰り」でした。

勿論ふざけていたのですが、
私はしばらくの間「あっムショ帰りが来た」などと
からかわれたのでした。



そんな上野駅の思い出があります。

それ以後はいくら時間が余ってもウロつかずに
近くでちゃんと待っているようにしたのは勿論です。

実は高校生の時にもっと危ない目に合いました。
そのうち書きます。















●尻尾が太い猫です●


く~たんは顔が小さくて尖っているのに
尻尾がとっても太いんです。

尻尾









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Last updated  December 4, 2005 07:24:48 PM
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