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August 19, 2006
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カテゴリ: 雑記帳
夜の0時45分に


そして荷物を片付けたり、
母と二度電話で話しているうちに

2時を過ぎてしまい
メンテに引っ掛かってしまいました。

それでメールで後で更新です。



私はやはり体調が良くなくて
3時からようやく美術館に出掛けました。


「エジプト展」を見て来ました。



その後、
あちこちに用事や買物に行き、
実家の電話の履歴をプリントアウトしたら

弟から17日に電話が来ていた事が分かり
母がパニックに陥りました。


祖母と父のお墓にお参りに行く連絡が
○○から来ない来ないと思っていたら

電話は来ていたのに
自分が買物かトイレか何かで出なかった。


それがひどく堪えて



何しろ何でもキチンキチンとしないと
気が済まない性格なのに

まずは耳が遠いのでテレビを大音響にして
一日中付けておくため

他の音が消されてしまうのです。



テレビの音が大きいくらいは

別に良いだろうと思っていたのです。

それで私が

「テレビの音が大きいと電話の音や呼び鈴が
聞えない事があるから

補聴器を付けてテレビの音を
小さくしてね」

と言ったら
その補聴器がどこかにいって無いと言うのです。


そして、今日は13日?と聞くので
19日だよと言うと

自分の記憶が滅茶苦茶な事を何度も言い
補聴器をどこに置いたのかも
分からなくなっている。

そんな色んな事が上手く行かず
しかも何でも忘れてしまうので

自分が信用出来ないというジレンマに
母は陥り
「こんな情け無いのでは死んでしまいたい」

「○○(私の弟)に怒られてしまう」
「何もちゃんと出来ない」

「死んだ方がましだ」

と言い始めたため、
深夜の長時間の電話となりました。



プライドが高い人が
自分を信用出来ないと言うのは

相当辛い事だと思います。


「今日は何をしたかしら?」
「一週間私は何をしていたかしら?」

「記憶がモウロウとしてはっきりしないのよ」


一緒に見て廻ったエジプト展で買った物を見て
「これどうしたの?」
と母。

「お母さんが選んで買ったんだよ」

「へ~これを選んだ理由は
 何だったのかしら?」
と母。


「お金が無いわ」
と母。

「さっき下ろして来てたから
 大丈夫だよ」
と私。

「え?・・・・あら本当、沢山あるわ」
と母。


これを5回6回と繰り返すんです。




「昔話をして○○(私の弟)に
『この話を聞いた事ある?』って聞いたら
『100回聞いた』って言われた」

と母。


同じ事を繰り返してしまう事を
気に病んでいる母。


「楽しかったり、印象深い事は
100回だって200回だって
好きなだけ話したらいいんだよ。

脳が喜ぶ話は沢山した方が良いんだよ。
昔話は脳が活性化するんだから」

と私。



「私の頭はとうとうおかしくなってしまったみたい。
もう滅茶苦茶で憶えていないの」

と母。


「去年はもっと酷かったんだよ。
だから随分元気になっているんだよ」

と私。



「お参りの予定を○○は
きっとしたかったんだと思う。

どうしよう。
ちゃんと出来なくなってしまった」

と母。


「お母さんが楽しく過ごす方が大事じゃないの?
お寺にお参りに行けない事がそんなに大事?」

と私。


「だって○○に怒られる」

と母。


「お母さんがワザとやっているんじゃないって
○○さん(私の弟)だって分かっているんだから

そんなにビクビクする事ないんじゃない?
用事がある人なら何回も連絡するだろうから

1回だけの電話が通じなかったと言って
お母さんのせいだとは思えないよ」

と私。


「だってあの人、
あなたみたいに優しくないんだもの。

あの人、
昔の私のつもりでバンバン言うんだもの」

と母。


「お母さんは病気なんだから
強気で言ってもいいんじゃない?

気にしなくて良いんだよ」

と私。





こういうのを30分間、
2回やり取りしました。

ちょっと前の事も忘れるんです。



先月私が実家に行って帰った時、
夜の10時に出たのに

母は8時に出たと思い込んで
10時過ぎからうちに何度も電話をして、

出かけてから何時間も経っているのに
まだ着かないって事は

事故を起こしたのかもしれない!と
恐ろしい思いの2時間を過ごしていたのでした。




気楽にしているのが良いと思うのですが
弟がキチンとしていないと怒るらしいのです。

どうして弟は
母をコントロールしようとするんだろう?
と感じました。


でも考えてみると、子供のいない弟は
自分で思い通りにならない存在を扱う
と言う経験が無いため

自分が子供の頃に
親から扱われた通りに親を扱っている、
と言う事ですね。



「前はなんともなかったのに
この頃の○○は私を馬鹿にしている。

私をコントロールしようとしている」

と母が嘆くのです。


だけどそれって、
自業自得でもあると思った私でした。



だから母は
弟と闘わなくちゃいけないのです。

認知症なのに気の毒ですが
自分がそうして来たのです。


いくら私が応援しても
私の言った事や自分で決めた事も
記憶からすり抜けて行くので

母は息子と闘う事が出来なくなるんです。
対処法を忘れてしまうので。

どんなにアドバイスしても
忘れてしまうので役に立たないのです。

認知症も辛い病気です。
責める人がいると尚辛いです。

でも息子自己中に作り上げたのは
母なのです。

何にもさせず、したい事だけさせて
思いやりなんか無くても放っといて。




親である事は難しいです。

楽しくもあり、
大変でもあり、

宝をもらったようでもあり、
山のような責任もあり、

心の中をしっかり探って
人間を磨かないといけないな~と

つくづく思った今日でした。









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Last updated  August 20, 2006 10:48:05 AM
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