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January 30, 2007
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カテゴリ: 娘の不登校
●17日の「わかばの会」の感想●


「わかばの会」と言うのは
宮城県教育事務所主催の

不登校児の親を対象にした
カウンセラーさんと話したり

講話を聞いたり、
話し合ったりする有意義な集まりです。








17日は初めて多賀城で「わかばの会」
が行われました。






参加人数が多くて、
初めての人達が多かった事や

挨拶に教育委員会の人が
不登校児を失くすのが目的、

みたいな話しをしたため
まるで悪い事を相談に来たみたいな

感じがしてしまって
私は耳をふさぎたくなったのでした。



でも教育事務所の相談員の方の話や
カウンセラーのI先生の話しなどで

いつもの調子に戻ってホッとしました。






ずっと話を聞いていました。

途中からは絵を描きながら
耳では話しを聞いていました。


今回は殆んど聞き役の
私、夫、ピーでした。



親があり、事情があり、子どもがいる話しを

じっと聞いていました。












私にはI先生の始まりの話しが
いつも胸をグッと掴むものです。



「大人も子どもも、

『社会の中で自分らしく生きて行けるように』

 と言う願いがあってカウンセリングをしています」



なんと力強くて頼もしい言葉なんでしょうか!

聞く度に涙がこみ上げてくるのです。



世界中の人が自分らしく生きていけたら
今の悲惨な事件や生き方は無いだろうと

思わずにはいられないからです。


私も自分らしく生きられたら
生きているのがうれしいと感じて

幸せになれるのだろうと思います。








初めて「わかばの会」に参加した方は
大抵悲壮な表情で苦しみに満ちた様子をしています。

涙にくれる人もいます。



でも「わかばの会」で

同じような悩みを持っている人が
他にも沢山いると知ったり、

カウンセラーのI先生の話しを聞いて
学校に毎日行く事だけが生きる事ではなく

生き方は幾通りもあって人それぞれ、
子どももそれぞれの生き方があるのだ!

と気付いて
帰る時の皆さんの顔は安堵感に満たされて
うれしそうな人が多いのです。




この日も、
皆さんは始まった時の固い表情から一変して

終りには和やかで柔らかい表情になって
帰って行かれました。



I先生や相談員の皆さんの願いが
悲しい思いをしている親達を
救ったのだと感じました。


親を安心させる事は
不登校児達が
居心地良い環境で生活が出来る事になります。



誰しも追立てられ
責められる毎日では

苦しくて悲しくて
動けなくなってしまうと思います。



ただでさえ行きたくない学校、
行けない学校なのに

唯一の居場所の家で責められたら
自分の部屋の中、

ベッドの中しか
いる所が無くなってしまいます。




学校に行かなくても
自分らしく生きられれば

どこにいても何をしていても
きっと素適な人生になると思います。


皆と同じレールじゃないとダメなんて
誰が決める事が出来ると言うのでしょうか。


人が皆違うのだから
生き方も皆違って当然なはずなのに、

きっと管理しやすいかどうかで
決められてしまうのでしょうね。














「自分と対峙するために、自分を育てる。

 学校では人とのやり取りを学ぶが、

 一人でいる時に自分を育てる」




私は子供の頃から孤独感に苛まされていたので
孤独に対して悪いイメージしかなかったのですが、


I先生のこの言葉で
私が一人でいた時間は

私の心を育てるための
大事な時間だったのだと気付いて

感動したものでした。




何度聞いても
孤独をこんなに肯定して

素晴らしい時間だと言ってくれる頼もしい人は
いませんでしたから、

とてもとてもうれしくなります。




学校に行くのを辞めた子ども達は
自分を育てているのですね。

これは自分でしか出来ない事ですから
なんて素適な事でしょうか。


学校に行かない子ども達は
一人で自分を育てているのです。


それを考えると
にんまりしてしまいます。

心強い限りです。






















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Last updated  January 30, 2007 07:22:57 PM
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