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3月30日(日)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・ニールセン:序曲「ヘリオス」、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(イノン・バルナタン)、プロコフィエフ:交響曲第5番ヴァンスカの雄大かつ繊細なアプローチで極上のニールセンで幕をあけました。バルナタンはクセがなく明るく伸びやかな音色で、音の粒をクリアに聴かせて明朗な音楽を奏でました。極めて高い安定感があり満足度の高いパフォーマンスでした。伴奏もメリハリが利いていて上々の仕上がりでした。プロコフィエフはオーソドックスでロシア色は薄めながら極めて丁寧なアプローチで、落着きまとまりがありました。オケも難曲をしっかり受け止めていて充実度高めでした。
2025年03月30日
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3月26日(水)カペラ・アンドレア・バルカのコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、交響曲第40番、歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲、ピアノ協奏曲第20番23番のコンチェルトはゆったりとしたテンポでソロは一音一音をクリアに時として大きいアクセントを付けながらシフ節とも言える独特感を醸し出しながら進めました。シフの質の高さは相変わらずでオケも上手く申し分のない仕上がりと言えますが、モーツァルトを聴いている感はあまりありませんでした。シンフォニーも同様で隅々までしっかりと構成されオケの出来も素晴らしいかったのですが、当たり前ながらシフ色を強く感じるモーツァルトでした。誠に残念ながら所用により前半で会場を後にしました。
2025年03月26日
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3月20日(木)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・シューマン:交響曲 第4番、ベルリオーズ:幻想交響曲シューマンは極めてオーソドックスで通しで演奏する中変動を極力抑えある意味淡々と進めました。一部ティンパニの音量に違和感がある部分もありましたが重くはありませんがしっかりとしていて充実度が味わえる4番でした。オケはまず安定していましたが特にホルンの出来は素晴らしかったです。ここのところ幻想交響曲は当たりが連続していましたが今日も大当たりでした。奇をてらったところは一切なくフルリピートされた全曲は細部まで行き届いていて音楽が非常に丁寧に扱われているので前半同様極めて充実度を伴って迫ってきました。オケがメリハリとキレが凄く曲とのマッチ感満点で素晴らしい出来上がりとなりました。
2025年03月20日
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3月18日(火)ブルース・リウのコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・チャイコフスキー:「四季」より1月~6月、ワイルド編:バレエ「白鳥の湖」より 4羽の白鳥たちの踊り、スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番、チャイコフスキー:「四季」より7月~12月、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」リウは音のクオリティの高さが際立っていました。クセやムラがなく直向きなのですんなり入ってきます。圧を感じさせないタッチで微妙に浮かせているのではないかと思わせる打鍵で音が真っすぐ見事に伸びて来ます。そんな中前半では殊更スクリャービンの微妙で繊細なアンジュレーションが素晴らしく、圧巻のパフォーマンスでした。後半も引続き、どんな場面であっても均質・高質で、テクニックに走らずひけらかさず、曲の素晴らしさがストレートに届いてきて、チャイコフスキーもプロコフィエフも聴き応えがあって極めて充実度が高いパフォーマンスでした。
2025年03月18日
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3月15日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ベルク:歌劇「ヴォツェック」【演奏会形式】(ヴォツェック:サイモン・キーンリーサイド、鼓手長:ベンヤミン・ブルンス、アンドレス:伊藤達人、大尉:イェルク・シュナイダー、医者:ファルク・シュトルックマン、マリー:アリソン・オークス、第一の徒弟職人:加藤宏隆、第二の徒弟職人:萩原潤、白痴:大槻孝志、マルグレート:杉山由紀、合唱:新国立劇場合唱団、TOKYO FM 少年合唱団、音楽総合助手・合唱指揮:冨平恭平)非常に充実度の高い公演でした。ヴォツェック:キーンリーサイドの病的卑屈で神経質な役作りとマリー:オークスのレヴェルの高い安定感が揺るぎなく惹きつけたのに加えて、脇役陣が合唱・少年合唱に至るまで穴が見られず質の高さを強く感じました。オケもドッシリ落着き安定感があって安心感と聴き応えに溢れていました。
2025年03月15日
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3月14日(金)阪田知樹のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)・ショパン:24の前奏曲Op.28、12の練習曲Op.10、12の練習曲Op.25プレリュードは軽やかと言うより軽いアプローチが浅さと素っ気なさを感じさせ、左手は混濁が見られ不明瞭な印象があり、ほぼ届いて来ませんでした。前半の不安を抱えたまま正直期待感なく後半に臨みましたが、見違えるとはこのことで見事見事絶品エチュードを披露してくれました。猛烈なテクニックの中繊細でソフトなタッチを見せるのは阪田ならではですが、エチュードとのマッチ感が凄く、特に作品10は8番〜11番、作品25はほぼ全曲が完全にツボっていて、1時間を越える長丁場ながらあっという間で名残惜しいほどでした。スタンディングオベーション、大ブラボーも納得で、正にこれが私の聴きたかった阪田でした。
2025年03月14日
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