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1月28日(日)藤原歌劇団の公演に行ってきました(東京文化会館)。・グノー:「ファウスト」(指揮:阿部 加奈子、演出:ダヴィデ ガラッティーニ ライモンディ、ファウスト:澤﨑 一了、メフィストフェレス:伊藤 貴之、マルグリート:迫田 美帆、ヴァランタン:井出 壮志朗、シーベル:但馬 由香、ワグネル:高橋 宏典、マルト:北薗 彩佳、合唱:藤原歌劇団合唱部、バレエ:NNIバレエアンサンブル、ソリスト:浅田 良和、ソリスト:日髙 有梨、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)総じて安定していて素晴らしい公演でした。まずは阿部&東フィルの安定度合いが高く、シンフォニックな名曲を心行くまで楽しめました。ソリスト陣も粒揃いで数あるアリアも聴き応えがありました。これまで接した藤原歌劇団公演の中では間違いなくトップの充実度で長さを感じることはありませんでした。
2024年01月28日
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1月27日(土)群馬交響楽団のコンサートに行ってきました(高崎芸術劇場)。・モーツァルト:ディヴェルティメント、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(金川真弓)、ブラームス:交響曲第4番金川は音の精度が凄く相変わらずしっかり伸びて来ました。シャープさと濃厚さが融合したある意味独特とも言えるアプローチで常に主導権を握りながらの引っ張り、いつもながらの満点の弾きっぷりで魅了しました。いつ聴いてもムラが感じられないのは驚異的です。2年半前に聴いたシベコンより更に進化した素晴らしいパフォーマンスでした。今日はこの一曲のみに集中しました。
2024年01月27日
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1月24日(水)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(郷古廉、村上淳一郎)、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」気心の知れたメンバーでのモーツァルトでしたが極めてレヴェルの高いパフォーマンスでした。異常に伸びやかな郷古とドッシリ村上の対比と掛け合いは見事で終始輝きを見せ魅了されました。ハイセンスなソヒエフによるN響伴奏に文句のつけようもなく、至上の時間を過ごせました。後半のベートーヴェンは全体的には小気味よいイメージが多く二楽章のみややゴツゴツ感を抱かせましたが、ソヒエフが細部まで拘ってテンポ、鳴らし方、響かせ方、強弱の付け方等々休ませることなく施しました。全体調和を意識したアプローチでしたが独特感の強い仕上りで、ソヒエフが十分に出し切った感を共有できる空間となりました。オケはやや乱れも見せましたが、やはりさすがと思わせるまとまりではありました。
2024年01月24日
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1月23日(火)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・シベリウス:組曲「カレリア」、グリーグ:ピアノ協奏曲(マルティン・ガルシア・ガルシア)、シベリウス:交響曲第2番「カレリア」のような曲を振らせるとプレトニョフは見事です。憂いを漂わせますが重すぎず絶妙なバランス感で素晴らしいミックスを見せ、瑞々しい味わいは絶妙です。オケは前半を中心にやや整いませんでした。ガルシア・ガルシアは手の大きさに驚かされます。剛健系ですが柔らかなタッチを随所に見せ多彩に表現していきます。しかし繊細さには薄く音の魅力も強くなく中途半端な印象に終始しました。ミスも目立ちました。後半の2番はややゆったり感の中淀みないテンポ、間、全体バランスなどどれをとっても素晴らしく実に聴き応えのあるの名演でした。弦を柔軟かつ豊かに響かせた安定したベースや全体構成力は見事で、天才プレトニョフの真骨頂でした。オケも集中力高く実力を発揮し、印象に残るパフォーマンスでした。
2024年01月23日
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1月16日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(ダニエル・ロザコヴィッチ)、R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」話題の新鋭ロザコヴィッチ登場です。線は太くはなく音はキツめです。特徴は畳み掛けてくるイメージで熱めに進めるところでインパクトは強いのですが、どちらかと言うと煽ってくると言う方が表情としては合っている雰囲気です。時には極端にテンポを落として聴かせてきますがやり過ぎ感があって伝わって気ませんでした。ベーコンとしてはやや独特で曲の魅力を十分に引き出しているとは感じられませんでした。期待のヴィルトゥオーゾ系ということだと思うのですが、音がいいのか表現なのかテクニックなのか把握できずに終ってしまい、終演後の会場のすごい盛り上がりを理解するには至りませんでした。周囲のオーディエンスの問題等もあり楽しみにしていたツァラは見送りました。
2024年01月16日
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1月14日(日)郷古廉のコンサートに行ってきました(浜離宮朝日ホール)。・ドビュッシー: ヴァイオリン・ソナタ、ルクー: ヴァイオリン・ソナタ、シェーンベルク: 幻想曲、R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ(北村朋幹)久々の郷古のリサイタルです。音はどちらかと言うと鋭角でシッカリ系なので十分に届いてきますが、角をそれほど感じず滑らかさも合わせ持つところが凄さです。ドビュッシーではそれほど雰囲気を付けずストレートに進めるイメージでしたが物足りなさは感じず、ルクーもガッチリした構成で大曲を雄大に締めました。ただ、多くは切り口が同じに見えてやや単調に感じた部分もありました。後半も印象的には変わらず特にシュトラウスは飄々淡々としたアプローチが時としてもう一味ほしくなる感じでしたが、ヴァイオリン自体の素晴らしさは文句の付けようがありませんでした。北村は滑らかなタッチでベーゼンドルファーを操り多彩な表情を見せ存在感を示しました。
2024年01月14日
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1月13日(土)神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(横浜みなとみらいホール)。・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(金川真弓)、チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」金川堂々のブラームス!小泉のテンポはゆったり目でやや重く元々重厚な難曲のハードルを更に上げた印象でしたが、金川は真っ向勝負で全く怯むことなく淡々と主導権を握りました。淀みなく進みますが濃厚さを織り交ぜながら懐かしさを感じさせるところは印象深く、いつもながらの舞台度胸とスケール感にはまたまた驚かされました。やはり圧倒的な存在感のある逸材です。後半のチャイコフスキーはオケ、バランス、調和などどれもやや不足の印象で、肝心の雰囲気が出るに至りませんでした。
2024年01月13日
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1月10日(水)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(藤田真央)、シューマン:交響曲第1番「春」驚いたのはしっとり感があって時として老成感を思わせるアプローチでした。かと言って過度に情緒的な印象はなく何故か隅々までしっかりと聴こえてくる粒粒の魅力的な音が明確に主張していて、見事に表現されていました。明らかに藤田主導で進められ相当練られている感があって、この大名曲の魅力を再認識させられた思いでした。出だしのホルンこそ硬さがありましたがオケも終始安定していて見事な伴奏でした。後半のシューマンは何となくバランスが悪いというか流れが今一つと言うか躍動感やメリハリがやや薄く、印象に残りませんでした。
2024年01月10日
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