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7月31日(木)エヴァ・ゲヴォルギヤンのコンサートに行ってきました(浜離宮朝日ホール)。・ショパン:幻想曲、ワルツ第3番、第7番、練習曲集Op.10より 第3番「別れの曲」、第4番、第5番「黒鍵」、第6番、第11番、第12番「革命」、シューマン:謝肉祭、ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」より 第1曲、第2曲、第3曲、第6曲、第9曲ゲヴォルギヤンはクセ強でした。まったりくどいか圧強めの強奏がベースです。全体的にうねりが強くペダル多用で音離れが悪いので不明瞭感があり、音の精度も高いとは感じませんでした。ショパンも違和感ありありでしたがカーニバルは異次元でした。様々な顔を見せ多彩さが求められる曲ですが、随所に出現するしみじみパートは謎の強打と超速で全滅状態でした。第一曲はあまりの速さで曲が潰れていて、全曲でも25分弱で終了しやや異常さを感じるほどでした。
2025年07月31日
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7月20日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・ドブリンカ・タバコヴァ:オルフェウスの彗星、モーツァルト:オーボエ協奏曲【G. オダーマット補筆版】(アルブレヒト・マイヤー)、リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」ラザロヴァは振りが大きく角があってしっかりしているので、タバコヴァもそのままのイメージでまとめました。マイヤーのモーツァルトは超絶名演でした。えんじの柄ジャケットで登場し体も大きいのですが、オーラ・貫禄があって存在感満点です。柔らかみのある音の素晴らしさ、アンジュレーションの利いた多彩さ、余韻や響きが消えないイメージの凄い音離れなど、文句の付けどころのないパフォーマンスは圧巻でした。オケに対する圧も凄く、指揮者が2人いるようでラザロヴァには気の毒なほどでした。後半のシェエラザードは、表層的で全体観やバランスに乏しく音楽のぶつ切り感は否めず、見るべきところはありませんでした。オケは日下、遠藤のソロは魅せましたが、ホルンの傷を筆頭に精度は上がりませんでした。
2025年07月20日
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7月19日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・ブリテン:戦争レクイエム(ソプラノ:ガリーナ・チェプラコワ、テノール:ロバート・ルイス、バリトン:マティアス・ウィンクラー、合唱:東響コーラス、児童合唱:東京少年少女合唱隊)ブリテンの超難大曲をしっかりまとめました。この曲の肝は何と言っても合唱にありますが、部分的にはムラを見せたものの安定していました。ソリストはやや硬質系のチェプラコワ、曲想からすると穏やかさが勝った感のあったウィンクラーも安定感がありましたが、ルイスの存在感が際立っていて強く印象に残りました。オケもさすがと思わせる質を見せました。
2025年07月19日
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7月15日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・バーンスタイン:「キャンディード」序曲、ガーシュイン:ピアノ協奏曲(リーズ・ドゥ・ラ・サール)、バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(弦楽合奏版)、ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」バーンスタインはシックでクラシカルな味わいがあり、なかなかの好演でした。ドゥ・ラ・サールは軽やか滑らかなタッチ、安定したテクニックで見事でした。しかし全般的に浅さを感じさせやや物足りない印象でした。バルトークは短いながら、こまめに丁寧に表情を付け雰囲気がある名演でした。ムソルグスキーは全体としてはじっくり系で、ややオリエンタルな雰囲気がありました。鳴らし方響かせ方が独特で特に打楽器は渋めの存在としてカンブルラン・マジックを十分に味わえました。オケは珍しく極めて普通で、精度は高くありませんでした。
2025年07月15日
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7月12日(土)中川優芽花のコンサートに行ってきました(王子ホール)。・ブラームス:4つのバラード、リスト:バラード第2番、ショパン:バラード全曲いつもながらパンツスタイルの中川は、しっかり重めのピアノで上体の動きは少なく軸のブレがありません。強奏部の迫力は凄く表現も多彩で、正統派本格派としてストレートに正面突破してきます。それほどペダルを使わずブラームスは素朴な味わいを見せましたし、リストはレンジが広くダイナミックなアプローチで強く印象に留めました。後半のショパンも素晴らしかったです。ややきつい感じを想像していたのですが全くの見当違いで、クリアな音色としなやかなタッチで音楽に角を作りませんでした。情緒的な表現はほぼ無くシンプルでストレートなアプローチでしたが、スケールが大きく物足りなさは皆無で充実度が極めて高いパフォーマンスでした。まだ23歳でこの完成度とどっしり感は凄く、ますます今後が楽しみな逸材です。
2025年07月12日
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7月2日(水)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(フェスティバルホール)。・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』(クリスティーナ・ランツハマー、宮本益光)、チャイコフスキー:交響曲第5番エグモントは凄いの一言です。序曲からキレキレバワーさく裂に圧倒されました。やはりマイヤー、フックスはじめスター軍団の木管金管は超絶でただただ聴き惚れました。ランツハマーのやや独特な声色も優しく伸びがあって素晴らしかったです。後半のチャイコフスキーもとにかくオケが凄すぎてしか残りませんでした。ドゥダメルは時たま仕込んで来ますが基本オーソドックスで直線的に前に前に向かいます。結構ロマンティックかつダイナミックに攻めますがオケは余裕を持って終始極めて冷静に受け止めていて、音楽が浮ついたり跳ねたりすることは一切ありませんでした。全てのパートが残音までしっかり聴こえているイメージで唖然とさせられました。今日はドゥダメルではなく明らかにベルリン・フィルを聴きに来た日でした。
2025年07月02日
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7月1日(火)バーミンガム市交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ラヴェル:ラ・ヴァルス、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(河村尚子)、チャイコフスキー:交響曲第5番ラヴェルは厳しい立ち上がりでした。全体的にオケに調和がなく音楽が平面的でとてつもなく長く感じました。河村はいつもながらややクセ強系でしたがいつもより幾分柔らかみを感じさせました。しかしそれがよい方向とは言えずいくらかメリハリを削いでいて、ピンとこない印象でした。後半のチャイコフスキーも相当微妙でした。こだわりなのか何なのかやたらテンポをいじっていて特に二楽章は重点的にゆったりと思いを込めていましたが狙いは見えず、楽しめませんでした。オケは至って普通あるいは弱めで、メイン終了時点で21時30分はやや苦痛な一時でした。
2025年07月01日
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