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2月13日(木)金川真弓・佐藤晴真・久末航トリオのコンサートに行ってきました(紀尾井ホール)。・ジョーン・タワー:Big Sky、ベートーヴェン/ライネッケ:ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲ハ長調 op.56(ピアノ三重奏版)、チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出に」金川と佐藤の音質やアプローチが大きく違い興味深いトリオでした。タワーではこの2人が真っ向ぶつかりスリリングでしたし、ベートーヴェンでは金川のスッキリしながらも艷やかな音の伸びが凄く主張の強い佐藤を明らかに包みこんでいました。チャイコフスキーはやや速めのテンポと久末のアプローチからサッパリ系で暗さや重さを感じさせず新境地でしたが、いくらか物足りなさがありました。そんな中やはり金川がブレずに圧倒的な存在感を見せました。
2025年02月13日
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2月9日(日)ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のコンサートに行ってきました(所沢ミューズアークホール)。・ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲、シューマン:ピアノ協奏曲(藤田真央)、ベートーヴェン:交響曲第7番いきなり高質な高弦が耳に飛び込んできて、序曲から素晴らしく期待が高まりました。藤田のシューマンはN響との共演を聴いていますがあまりの違いに驚きました。一番の違いはオケで藤田主導のサポートに徹していて安心感のあるコンビネーションでした。特に一楽章は藤田の独特感のある溜めやうねりが随所に見られやや気になりましたが、オケのサポートで違和感まではありませんでした。三楽章の掛け合いは見事で非の打ち所がない素晴らしさでした。これまで聴いたシューマンの中では群を抜いた質でした。後半は終始オラモの「陽」が前面に出た活力ある7番でした。かと言って軽い訳ではなく全体的に管を抑え気味にして調和を重視し繊細さも持ち合わせたアプローチで、よく練られていることから充実度が高くフルリピートでしたが最後まで飽きることなく楽しめました。オケは弦を中心に安心感抜群で、強く印象に残るコンサートでした。
2025年02月09日
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2月7日(金)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブルックナー:交響曲第5番全体観があってしっかり構成されたブルックナーで、終始ブレのない運びで充実感がありました。ある意味淡々と進めますが淀みなく頃合いよく、マエストロならではの味わいが十分に発揮されていました。オケはやや綻びが目立ち精度が高いとは言えませんでした。
2025年02月07日
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2月6日(木)ラン・ランのコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・フォーレ:パヴァーヌ、シューマン:クライスレリアーナ、ショパン:マズルカへ短調op.7-3、変ロ長調op.17-1、ホ短調op.17-2、イ短調op.17-4、ハ長調op.24-2、変ロ短調op.24-4、変ニ長調op.30-3、嬰ハ短調op.30-4、ハ長調op.33-3、ロ短調op.33-4、ニ長調op.33-2、嬰へ短調op.59-3、ポロネーズ第5番ラン・ランは完璧なテクニックの中、音の質が素晴らしく暖かみがあるところが凄さです。アンジュレーションはきついのですが、音楽はきつく感じさせないのは柔らかなタッチによるものです。ただスタイルは独特で特にシューマンはならではの構成と言えましたが、随所に見せる強打強調は好みが分かれるところです。マズルカは華麗優美にプラスしてラン・ラン節がよく利いていましたが、全体的に同じ味わいな印象でした。ポロネーズはヴィルトゥオーゾ的アプローチで正にラン・ランワールド全開でしたが、弾くだけでなく「見せる」方もバッチリで、ポーズも見事に決まっていました。
2025年02月06日
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2月1日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・シューマン:「マンフレッド」序曲、交響曲第4番、モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」ツァグロゼクは80歳を超えているとは思えないほど熱を持った指揮振りでオケを引っ張ります。序曲から重厚ながら豊かな響きで見事にまとめシンフォニーへの期待を強く抱かせましたが、全く期待を裏切らない超名演でした。四楽章を除いてはやや早めのテンポで小気味よく進める中見事なアンジュレーションをつけはがら絶妙なテンポ、間合いでまとめ上げていきます。木管は目立たせませんがヨーロピアンでよく歌うのでものすごく印象に残ります。四楽章もテンポはややじっくり目ながら意外とサラッとしていて、それが逆にインパクトとなって迫ってきました。モーツァルトは渋いアプローチでささやきかけて来るような味わいがありました。「ここで聴かせないか」「ここを抑えるか」「ここがインテンポか」と思わせることが随所にありましたがどれもよく利いていて素晴らしい仕上がりとなって表れました。オケはやや綻びもありましたが全体的にはレヴェルが高く、特に荒木のオーボエが柔らかく素晴らしい響きでした。
2025年02月01日
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