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10月30日(木)レイフ・オヴェ・アンスネスのコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・グリーグ:ピアノ・ソナタ、シューマン:謝肉祭 、ショパン:24の前奏曲きっちりしていてやや乾いたイメージのアンスネスですが、グリーグはきっちり感が勝っていて硬さがありました。コロナ期に2度来日予定でいずれもカーニバルがメインプログラムだったのですが実現せず、その後の来日では取り上げられず、今回ようやく聴けることとなり待望感があったのですが結果は実に残念なものでした。一言で言えば真面目すぎて面白みがなく、曲の魅力は感じ取れませんでした。終始イメージや風景など感じることはなく、聴かせどころ満載の曲の中にあって、聴かせどころは見当たりませんでした。後半はムラがなくハイクオリティで高レヴェルでの均質性があって、クセはないもののスタイルにブレがないことから独特感さえある見事なショパンでしたが、一部に雰囲気が出てこない印象が残りました。
2025年10月30日
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10月26日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」から"楽園への道"、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(パヴェル・コレスニコフ)、ブラームス:交響曲第1番コレスニコフは、撫でるように軽快に飛び跳ねるように指を使い繊細なタッチを見せますが、音楽的には繊細と言うより浅さが先に立ち何となく物足りない印象がありました。ブラームスは手なり感が強く印象に薄く、部分的にティンパニの強打や金管の強奏が気になりました。
2025年10月26日
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10月25日(土)ロサンゼルス・フィルハーモニックのコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・マーラー:交響曲第2番「復活」(チェン・レイス、ベス・テイラー、新国立劇場合唱団)出だしがもの凄いスピード感と鋭角に切り込んで来るような筋肉質のアプローチに驚かされどんな展開になるのかと思いましたが、全般的に緩徐部分は極端にテンポを落としてじっくりと進めていて、大きなメリハリを利かせながら90分を越えましたがしっかりまとめました。緻密でしっかり構成され奇をてらった場面はなく抑えも利いていて上質感がありました。オケの力量が素晴らしくレンジの広い表現を大きな傷を感じさせずこなしパワーも十分で、ドゥダメルの高い要求に見事に応えました。テイラーの存在感が際立っていました。
2025年10月25日
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10月23日(木)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(アナスタシア・コベキナ)、チャイコフスキー:交響曲第5番コベキナは音は太めで、揺らしが豊富で抑揚も大胆に効かせ、濃厚さが表に出た個性派です。時にはすすり泣き系のアプローチも見せるように表現を聴かせるタイプで、音の魅力はそれほど感じさせませんでした。どこを取ってもほぼいじりっぱなしで聴かせどころもつかみづらく、キッチリ派のビシュコフとのマッチ感も今一つでピンと来ませんでした。チャイ5は過去にも同じコンビで聴いていてテイストは変わっておらず、ベースは淡々飄々としていて抑えの効いた渋めのアプローチで、随所に様々なスパイスを放り込んで独特なビシュコフワールドを展開しました。テンポの設定もユニークで同じテーマでも全く違うテンポだったり、時間をかけながら遅くしたりとビシュコフでないと聴けない味わいがありました。オケは手堅く堅実でした。
2025年10月23日
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10月15日(水)アブデル・ラーマン・エル=バシャのコンサートに行ってきました(浜離宮朝日ホール)。・バッハ:ゴルトベルク変奏曲、モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」ベーゼンドルファーの色合いも相まって重めで時としてゴツゴツ感もありましたが暗さはなく、前に前に音は出ていきました。バッハは速めのテンポで、アンジュレーションは大きく効かせずシンプルかつストレートな表現に徹して、駆け引きの無い味わいがありました。モーツァルトはやや重め、ベートーヴェン的なアプローチで独特感が強めでしたが、音のクオリティの高さが目立ちました。ベートーヴェンは相変わらずの音の精度の高さに驚かされ、淀みない流れの中でバランス感が絶妙で素晴らしい仕上がりを見せてくれました。
2025年10月15日
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10月14日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・モソロフ:交響的エピソード「鉄工場」、ハープ協奏曲(グザヴィエ・ドゥ・メストレ)、チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」モソロフは初めて聴きましたが大きく印象には残りませんでした。ハープの常識を覆す凄さを持つメストレですが、曲の関係かそれほどインパクトは感じられずやや埋没感もあり凄さは鳴りを潜めていました。しかし相変わらず見事な技巧で繊細なアプローチを見せてくれました。チャイコフスキーは極めてオーソドックスなアプローチでテンポもいじらずほぼ何もしないイメージで一部には淡々感もありましたが、派手さはないもののしっかりしていて充実度は相応でした。オケも目立つところはありませんでしたが安定感を見せました。
2025年10月14日
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