フットボール(サッカー)戦術研究

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2018.09.08
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J3第22節 ギラヴァンツ北九州vsカターレ富山戦をミクスタで観戦しました。ギラヴァンツが2-1で逆転勝利。以下、レポートします。(長文で失礼します。)

【戦術】
ギラヴァンツはフェホと前田の2トップへの縦パスを基点に、中盤が積極的に絡んで攻める戦術。
カターレは左右のウイングバックを基点に3トップとボランチがパス交換して攻める戦術。

【試合の流れ】
(前半)
序盤からカターレが左サイドの新井、前嶋、才藤のコンビネーションが再三ギラヴァンツディフェンスを崩していく。
17分に、椎名からのパスを受けた才のシュートがGK高橋の正面を突くなど、枠内シュートは少ないながら、試合を優位に進める。
一方、ギラヴァンツはフェホがカターレDFの厳しいチェックによりポストプレーでの基点にならず、また、井上と川島とポジションチェンジをして局面を打開しようとするも、カターレに押し込まれる展開となる。終了間際に左サイドからチャンスを作った浦田からのグラウンダーのクロスにフェホと井上が飛び込むも合わずに、前半は0-0で終了。


後半もカターレが左右のサイドを基点に試合を優位に進め、56分に差波からの展開に進藤が上げた右からのクロスに才藤が押し込んで、カターレが1-0と先制する。
しかし、ギラヴァンツがすぐさま反撃に出て、60分に右サイドを基点に、野口と井上のコンビネーションから井上の左足からのクロスにフェホに合わなかったが、そのままゴールに入って、ギラヴァンツが1-1に追いつく。
その後はカターレが左右のクロスを多用してギラヴァンツのラインを下げさせることに成功して、65分には差波からのクロスに才藤から受けた新井のシュートがポストをたたき、72分には前嶋から才藤とのワンツーから抜け出してGKと1対1となり放ったシュートが高橋の正面を突くなど、再度優位に立った。
しかし、77分に、右サイドCKを得たギラヴァンツは混戦から川上から右足でゴールを突き刺し、2-1と逆転に成功する。
この後、ギラヴァンツは80分に井上から川島への交代を機に5バックシステムに変更して逃げ切りを図り、カターレの反撃に合いながらも何とか逃げ切って、2-1と勝利。

【システム】
(ギラヴァンツ北九州)4-4-2(右から)
GK 高橋
DF 野口、有薗、川上、浦田
ボランチ 藤原、村松
MF 井上(80分 川島將)、川島大(69分 安藤)

(守備時も4-4-2)

(ガイナーレ鳥取)3-4-3(右から)
GK 永井
DF 柳下、谷奥、代
MF 進藤(80分 大谷)、差波(73分 野田)、椎名、前嶋

(守備時は5-2-3)

【まとめ】
ギラヴァンツはフェホの退場など試合の流れはよくなかったが、ディフェンス面の頑張りと数少ないチャンスをモノにできたことが勝因。ただ、攻撃面ではフェホのポストプレーにフォローする選手の距離感や、サイドを基点とする際のコンビネーションはよくなく、そのあたりが得点力不足につながっているように思われ、順位を上げるためは改善が必要。
カターレは試合全体を通して、左右のサイドを基点に優位に立って、数的優位もあり、本来なら勝っていい試合であったが、シュートがポストをたたくなど、決定力のなさが敗因。

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最終更新日  2018.09.08 22:02:52


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