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今年は2007年の退職後、最も忙しくて、充実した年であったと総括している。自身の10大ニュースを書き留めておくと、1.「日本で最も美しい村」ガイドブック発行構想を練り始めて2.5年、正式にGOが掛かって1.5年、日本全国の取材や原稿作成、3回に渡る校正作業など、徹夜を含めて精魂傾けての作業だった。2.「世界で最も美しい村」連合会の総会・セミナー参加フランスのゴルドで開催された世界連合会への参加、セミナーでの発表や共通資料の作成を含めて事前準備に忙殺された。3.日本各地の美しい村へ延べ34町村・地域訪問資格審査、資格再審査、ガイドブック取材、個別案件などで延べ34町村・地域を訪問、これも過去最高の回数で、ピーク時は毎週美しい村に通い詰めた。4.ガイドブックの出版記念パーティーをカナダ大使館で開催ケベック州の美しい村協会幹部を招き、ケベック州在日事務所のサポートで「ガイドブック発行記念、日本とケベックの友好の夕べ」のパーティーを実施、加盟34町村長、連合関係者、企業・個人サポータ、カナダ大使館、ケベック州在日事務所など150人以上が出席、盛会だった。前日にはケベック州の2人を連れて中之条町伊参と六合を案内。5.「ベルギーワロン州の最も美しい村」訪問世界連合会の帰路、ワロン州ナミュール地方の4つの美しい村をワロン協会のサポータで訪問、小規模村ならではの素朴で温かい村民との交流や美味しいベルギー料理を堪能できた。6.調布わいわいサロンで美しい村へのバスツアー調布わいわいサロンの特別企画で春と秋の2回、有志を募って春は長野県の大鹿村、中川村、秋は群馬県中之条町六合、昭和村へのバスツアーを実施。各地で町村長の歓迎や旧村長がガイドを買って出て頂くなど、ディープなツアーが実現、参加者に喜んで貰えた。7.母の入院母が倒れて入院、自身の事も含めて終末医療やエンディングノートに付いて考えさせられた。8.長男の家族のみの結婚披露宴入籍数年後に両家の家族だけが出席するアットホームな披露宴を実施、手作りの両親を除く全員での楽器演奏や歌などのハプニング企画もあり、心温まる楽しいパーティーだった。9.地域でのボランティア活動今年も地域デビュー歓迎会の実行委員や調布わいわいサロンの運営委員として、イベントや学習会の企画や運営に参画。教育ボランティアとしては、8中の土曜学習、学校ボランティアネットワーク、電通大の海外留学生のサロン活動をサポートするMIFOのNewsletter発行を担当。10.地域づくりのシンポジュームやパネル参加、原稿出筆県や町村の依頼で地域づくりの集まりにパネラーやコメンテータ、講演者として何度か参加、さまざまの分野の専門家や地域住民の皆様と交流し、勉強する良い機会と成った。今年は無理をし過ぎたので、来年はペースダウンする。
2012年12月31日
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年末にAMAZONで二冊の本を仕入れて読んだ。「僕たちは島で、未来を見ることにした」木楽舎刊。著者は「日本で最も美しい村」連合にも加盟の海士町へIターンして、起業した「巡の輪」の30代前半の若者。海士町の若者にはガイドブックの取材時他でに何人かに会っているが、この2人の事は知らなかった。読み進むに連れて、地元に受け入れられるまでは表に出ないと決めていたことが分かった。此れまで地域の活性化のモデル事例を、様々な場所や書物で勉強してきたが、これほど明快に書かれた本には初めて出会った様な気がする。自然豊かで人情に篤い地域に仕事を探しに来たのでは無く、攻めの気持ちで起業するために地域に飛び込み、地域で受け入れられることを最優先に永住覚悟で地域と関わる。社会を変えたいと言う思いの若者を受け入れる海士町の掌の深さを知る好書だった。若者の書いた本だけに、簡潔で読みやすかった。
2012年12月30日
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母の見舞いに湯河原のゆうゆうの里診療所に出掛けた。9月中旬に母が倒れ、熱海の病院に緊急入院、約3週間の入院の後、ゆうゆうの里診療所に戻った。入院中は食事を口にしなくて点滴だけの生活に成った。ほぼ毎日付き添っていたが、認知症も進むなど、肉体的にも精神的にも苦しむ母の姿を見て、終末医療の事に向き合わざるを得ない事を痛感させられた毎日だった。病院では、非難に絶えられるベストな医学的処置をせざるを得ない、例えば点滴を外したがる事を避けるためには、ベットに縛り付けたり、手袋を掛けるなどの医療的な処置をせざるを得ず、誓約書にサインした等の実情を知るにつれて、医学とは何かを考えさせられた。病院とも相談して、医学的な設備としては劣るゆうゆうの里の診療所で受け入れてもらえることに成り、退院した。拘束から解放された精神的な安ど感からか、その後の回復は驚くばかりで、数日で食事も出来る様に成った。但し、認知症の症状は面会に出掛ける度に進み、今回は弟と揃って出掛けたが、何とかおぼろげに息子達である事が認知できる程度で、表情が乏しく成って来たのが心配である。
2012年12月29日
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7月上旬のフランス、ベルギーの美しい村訪問以来の約半年ぶりの日記。今年の後半は、ガイドブックの編集作業や出版記念パーティーの準備、ほぼ毎週、美しい村を訪問したり、母の入院などが続き、日記を更新出来ない事態が続いた。フランスに在住時に、自身の備忘録として書き始めて10年間継続して来たのに、意志が弱くて中断したことを後悔していた。遅ればせながら、再開をすることに。6か月間の中断分も写真を整理して、少しずつ復元したいと思う。再会第一号の日記は、12月22日に出席した、隔月号の地域を結ぶヒューマンネットワークマガジン「かがり火」の忘年会記事。菅原さんからは、11月に「日本で最も美しい村」オフィシャルガイドブック発行に絡めた取材を受けていた。取材場所の神田の「なみへい」で、かがり火の忘年会を開き、飯舘村の菅野村長も来るので参加しないかのお誘いを受けていた。当日、10分ほど遅れて到着すると、貸切りの店内には既に多くのお客さんが来ており、菅野村長も既に来られていた。席に着くと菅野村長が隣に移って来られて、久々にじっくりと積もる話をすることが出来た。元旦の朝日新聞の朝刊に飯舘村が進めている「日本人の忘れ物」PJの記事が出ると聞いた。飯舘村の中学生が主体的に取り組んでいるPJで、日本人が失いつつある言葉を全国の子ども達から募集して、入選作を選定すると言う内容。出席者名簿を貰ったが、全国のかがり火フアンが40数名参加する盛会で、各地の地域づくりに関わっている皆様の熱い思いを聞くことが出来た。当日はかがり火の12月号の紹介もあったが、11月に取材を受けた「日本で最も美しい村」連合の記事以外にも、サポータ企業の中日本氷糖や中川村曽我村長のインタービュー記事も出ていた。
2012年12月28日
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高原町での仕事を終えて、狭野神楽開始までの丸一日を利用して綾町に出掛けた。高原町へ同行したMさんとは宮崎空港で別れて、レンタカーで雨の中綾町へ。今回の旅の目的は、ガイドブックに登場するわがまちじまんの、この人やこの料理、この商品を直接訪ねて、実体験して見る事。綾町の取材や原稿作成は自分が担当しなかった事もあり、今夜の宿は、綾町のこの人ありで取り上げられた薬剤師で医食同源の活動で知られた郷田美紀子さんが営む「ビオスごうだ」を選んだ。郷田さんとは初対面で会ったが、居心地の良い寛ぎの宿に大満足した。テレビの無いシンプルな部屋やオーガニック食材の優しい料理、半身浴の檜風呂など、体にも心にも優しい宿のコンセプトが伝わってきた。「フランスの最も美しい村」の中で、最も好きな村の一つで、毎年通っていたオートプロバンスの人口百数十名のバルジェームのシャンブル・ドット(民宿)を思い出した。宿にチェックインした後、役場の鶴田さんに手短に町内の近場を案内して貰う。夕食は、綾川荘で向井副村長、黒木課長としし鍋を囲んでの懇親、途中から前田町長も合流された。ビオスこうだの朝食は、昨夜は夕食を食べられなかった事もあり、薬膳料理を食べさせて頂いた。見た目も美しく、美味しい料理に満足。食後に、郷田さんと地域づくりやオーガニックなど、幅広く意見交換する事が出来た。郷田さんは、郷田実前綾町長のお嬢さんで、実父と共著で「結いの心」を出版されており、食と健康で幅広く全国で活躍されている。郷田さんに別れを告げて、2010年に架け替えられた照葉新大吊橋へ、吊橋の長さ250M、高さ142Mは足が竦む迫力。大吊橋から綾北川沿いの田園の中のカフェ「FUKUTOMI FIRMGARDEN」へ行き、お茶とケーキを楽しんだ。多様な食の楽しみを満喫できる綾町らしいカフェが出来た。次いで、体験型農園の綾わくわくファームへ。高校生のピザ焼き体験の日で、今日は貸切り、残念ながらカフェでお茶を飲む事は出来なかった。次いで、綾・国際クラフトの城」内に展示されている工芸品を見た後、わがまちにこの料理有で取り上げられた美菜食膳「古嶋」のせせらぎ膳のランチを食べに行った。事前に予約を入れていたが、人気店で当日宮崎市内から中年女性の団体グループが食事に来るので、少し遅めに来て欲しいと言われていた。店の周辺は日向夏の畑が広がっていた。せせらぎ膳はガイドブックで紹介されており、旬の食材が7品並ぶ、見た目も美しい体に美味しい精進料理。店で古嶋さゆりさんや宮崎からの常連客と話が出来た。店から出て、古嶋さんが野菜を仕入れている近くの早川農園も覗いてみた。綾の馬事公苑の花時計を散策後、綾町の中心部にある綾ふれあい館でお土産を買いこんだ。綾町から高原町の宿の極楽温泉に戻り、一休みした後、狭野神楽の見学へ。
2012年12月01日
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