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『シカゴ』を観た。ひさしぶりに大満足の映画だった。正直、ミュージカル映画はあまり好きではない。舞台の場合は話が別だが、リアリズムを旨とする映画で、ストーリーと無関係なところで唐突に歌いだしたり踊りだしたりされると、違和感がぬぐいきれないからだ。しかし、この『シカゴ』は、この唐突感がかなり薄められていた。演出のうまさということかもしれない。21世紀のニューウェーブミュージカル映画といわれているらしい。作品の舞台は、1920年代のシカゴ。不倫相手を殺して投獄されたロキシー。そこで憧れの歌姫ヴェルマと出会い、彼女を有名にした敏腕弁護士ビリーを雇用する。彼の入れ知恵でマスコミを利用し、ロキシーは、やがてスター街道を駆け上がっていくが…というのが、ストーリーの大筋である。『シカゴ』を観た後、まず思ったのは、「ああ、アメリカ映画だよねぇ」ということ。栄光の隣に挫折があり、犯罪の裏側に正義がある。そんなアメリカらしさを体現している作品だと思った。『シカゴ』には、モラルがない。正義もない。あるのは、登場人物それぞれのエゴと欲望。それでも、この作品を観ると痛快さを感じる。自分の欲望に忠実に生きるそんな登場人物の強さとしたたかさに、拍手を送りたくなる。一方、アメリカ社会の持つバカバカしさや愚かさもストレートに伝わってくる。「人生はサーカスと同じ。裁判はショータイムだ!」弁護士のビリーがロキシーに語るこの言葉は実に印象的で象徴的でもあった。裁判どころか、戦争さえもショータイムに変えてしまうアメリカという国の愚かさを憎む一方で、決してキライとは言い切れない、そんな自分を、私はこの作品を通して実感した。話は違うが、ロキシー役のレニー・ゼルウィガーには驚いた。彼女は、『ブリジット・ジョーンズの日記』のあの彼女なんだよなぁ。30代の小太りでさえない女が、金髪のコケティッシュでありながら妖艶さの漂うしたたかな女に変身していた。はっきり言って、別人である。女優とはスゴい生きものだ。この作品で、今年度のアカデミー助演女優賞を受賞したキャサリン・ゼタ=ジョーンズの影に隠れてしまった感のある彼女ではあるが、私は、この『シカゴ』のレニーも十分“買い”だと思う。そして、やはり、キャサリン・ゼタ=ジョーンズは素晴らしかった。ストーリー冒頭の彼女の歌と踊りで、魂を鷲掴みされた人は少なくないはずだ。キャストといえば、この作品が成功した大きな要因は、主要キャストに関して舞台の俳優を引っ張ってこなかったところにあると思う。映画にはまる魅力とミュージカルにはまる魅力は、実はかなり異なるものだと思うから。最後に、この映画を観て、本場ミュージカルの『シカゴ』を観てみたいと思った人は少なからずいるはず。私もそのひとり。
2003.11.27
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急いで日記を書いたら、あまりにおかしな文章になってしまいました。書き直す時間もないまま載せてしまったので、今書き直します。「the EYE 【アイ】」をビデオで観た。この作品は、最近流行りのアジアホラーものだ。すばらしく面白い作品というわけではなかったが、主役マン役を演じたアンジェリカ・リーが素晴らしかったので、思わずここで紹介です。幼少時に失明した後、ずっと障害者として暮らしていたマンだが、20歳になったときに角膜の移植手術を受けて、視力を取り戻す。ところが、角膜の移植手術によって、マンは普通の人が見えないものまで見えてしまう超人的な能力を得てしまう。マンに見えるものは、死んでしまった人、そして死んでしまった人をどこかに連れて行く不思議な黒い影、さらに、死んでしまったのに魂の安息を得られずこの世をさ迷う魂の姿だった。よくある話といえばよくある話なのかもしれない。しかし、角膜手術後にマンが経験する、わずか0.02の視力で見える不確かであやふやな世界が、私達には斬新だ。そのあやふやで狭い視野の中でうごめく怪しい影は、ヘタなホラー映画の派手な映像より、ずっと怖い。演出の妙によって、マンの感じるとまどいや恐怖が、私達鑑賞者にもリアルに伝わってくる。歪む視界を矯正するために、無駄と知りつつ思わず目をこらしてしまう自分を感じて苦笑してしまう。そして、マンが徐々に視力を取り戻す過程で、初めはあやふやだった影が、少しずつ明確化するときの恐怖感。これも怖い。全体を通してみると、ストーリー展開に深みが欠けるように思う作品だけれど、このあたりの演出は見事だ。何より、特筆すべきは主役のアンジェリカ・リーの演技力だろう。彼女なくして、この映画の面白さは語れない。彼女は、視力が全くないとき、そして少しだけ見えるようになったとき、完全に見えるようになったとき、そんな些細な違いを実に上手に演じ分けている上に、恐怖や悲しみの表情が胸に迫る。まだまだ若い女優だか、今後どのように化けていくのか、大変楽しみな人だ。作品自体はたいしたことなくても、アンジェリカ・リーを楽しむ作品として鑑賞するのはオススメだ。
2003.11.26
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本日は、3件の店舗取材に行く。取材の後は、家事、育児に忙しい。夕食も結構手の込んだものを作ったし。性格が凝り性のせいか、サラダのドレッシングに至るまで、手作らなければ気が済まない。ちょっと前まで、味噌汁のダシも、煮干や鰹節で取っていた。仕事と勉強と家事・育児の両立はかなり疲れる。何もかもをパーフェクトにこなそうとするからだろうなぁ。どこかでプッツリと緊張の糸が切れてしまったりしてね~(笑)。さすがに疲れた。
2003.11.24
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久しぶりに産業カウンセリングの実習を朝から夕方まで行ってきた。カウンセリングはとてもとても、とてつもなく疲れる作業だ。何度も言っているように、産業カウンセラー講座は既に終わっているのだけれど、本日は先生方の温情もあり、自主的にみんなで勉強会を行った。実習を行う場所は、講座グループの生徒さんのひとりが勤めている企業の会議室だった。考えてみれば、縁もゆかりもない人達と、たまたま同じクラスになってこの10ヶ月間ともに勉強してきた。年齢も今までの人生も、ほとんど重なり合わない人たちでもある。。これもひとつの縁なのだろうなぁと思う。でも、もしかすると、中には今後二度と会うことができない人がいるかもしれない。なんて不思議な縁なのだろう!カウンセリングを学ぶ最中は、「自己開示」が求められるので、私は、よく知りもしない人たちの過去や現在、未来のお話をいろいろ伺わせていただいた。ひょっとすると、彼らの身近にいる人より、さまざまな情報を持っているかもしれない。どの人も、その人なりの悩みがあり、幸せがあり、生活があった。今ここで、彼らと出会ったことは、私の人生の中で何か意味のあることなのだろうか? いや、意味のあることにしたいと思う。感慨深い思いに捕らわれる一日だった。
2003.11.22
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資格ガイドの原稿は、あらかた片がついた・・・ものすごく脱力した。とても大変だったけれど、非常に学ぶべきことの多い仕事だった。この仕事を通して、今までの私はあまりにも漠然と仕事をしすぎていたのかもしれないと思うようになった。たとえば、インタビュー原稿を書くときに、各々の仕事で訴求すべきテーマをかっちり把握し、そこを踏まえて原稿を作り上げていたかと問われると、非常に心もとない。書きたいように書き散らしてしまっていたところもあったかもしれない。こんな風に勢いにまかせるようなやり方をしていたから、面白いものができるときは運良くできるけれども、できないときはできないというような、運任せのような結果になっていたに違いない。「面白けりゃいいんじゃん」という驕りの気持ちがひそかにあったような。それから、心のどこかで、尖った文章とかひねった構成みたいなものに惹かれていた。でも、私が読者に伝えたいことや思いが、素直な文体や構成より、尖ったそれの方が伝わるのかと言えば、絶対にそんなことはない。心に届く言葉とは、そんな簡単なものではないはずだ。この仕事をきっかけにして、ハードル(自分の欠点)を認識できる地点まではたどり着いた。あとはこのハードルをキレイにジャンプできるようにがんばるだけだ。話は違うけれど、明日は産業カウンセリングの自主勉強会がある。まだやっています、産業カウンセリング(笑)実は、12月にカウンセリングの実技試験が控えているのだ。で、ここだけの話なのだけれど、手付かずのインタビュー原稿を一本ほどこっそりと抱えている。これは、本日打ち合わせに行った版元さんのお仕事だったりする。担当編集者様の視線が怖くて、顔があげられなかった・・・。連休中、常磐線沿線にある店舗取材を3件ほどして、来週の金曜日は、インタビューが1本入っている。12月4日にはカウンセリングの自主勉強会がまたある。先週と今週は修羅場のピークだと思っていたけれど、来週も密かにプチ修羅場となりそうな気配が。ところで、店舗取材をするのはなんと10年振りくらい(笑)若いときは、そちら方面のお仕事を依頼されることも多かったが、年を重ねるごとに、なぜか減っていった。というか、年を重ねたから減っていったのだろう。でも、実は私、店舗取材は大好きなのです。特に、飲食店取材は魂が震える! もしなれるならば、グルメライター(?)になりたかった。趣味と実益がかねられるからだ。私は食べ物の好き嫌いがほとんどない。だから、たいていのものを美味しくいただける大変お得な体質の持ち主だったりする。いや、グルメライターに求められる資質って、そういうことではないのかもしれないけれど。
2003.11.21
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原稿をサクサク(?)書いております。時間が少ないのがちょっと惜しい。もっとゆっくり仕事ができたらいいのに。まぁ、辛いことも多いけれど、労働できる喜びというものもある。働かざるもの食うべからずってね。仕事がなかったら、寂しい人生だろうと思う。生活のためだけに仕事をしているのではなく、仕事は、私の人生のとって必要不可欠なものだ。生活のためだけに仕事をするのはつまらないだろうなぁ。これを言うとうちの夫は怒る(笑)彼は生活のためだけに仕事をしているらしい。夫はSEだ。最近、SEを取材した。いろいろとお話を伺って、個人の能力が比較的正等に評価されるよい仕事だと思った。私がもし今SEだったら、「面白い仕事に就けているなぁ」と思うだろうに。考え方ひとつで、人生は生き易くも生き辛くもなるものだ。幸福になれる才能というものが、もしこの世にあるならば、何よりもそれが欲しい。
2003.11.18
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産業カウンセリングのペーパー試験が終わった。む、難しくなっていた!なんで?今年の初級産業カウンセラー試験の受験者は、4000人を越えていたらしい。配給過多ってヤツで、絞込みをかけたのか?う~ん、微妙な状況である(笑)とにかく、ペーパー試験は終わったし、これ以上何ができるわけでもないので、もうこれはこれでよしとする(笑)そ、それより仕事だ。現在、7つの原稿がスタンバイしている状況。全ての原稿を今週中になんとかしなければならない。非常にまずい。そのうち4本がリライトモノというのが泣けるが。今週は、また新たに取材が入っているし・・・。さきほど一本をザッと書いたので、これは明日もう一度見直して送り、今から長丁場のテープ起こし(泣)。3時間も試験をしてきたのに(試験概要の説明時間とか含めると4時間)、こんな日くらいゆっくり寝てもばちは当たらないんじゃないのかぁ。なんか過酷だ。余談です。娘は水疱瘡が治ったものの、水疱瘡の前にひいていた風邪がひどくなり、咳がゼーゼーひどかったのです。義母の勧めで、「レンコン蜂蜜ジュース」というものを作って、娘に飲ませたら、いきなり咳が止まりました(笑)いや、ホント。レンコンをすって、ガーゼで汁を絞り、その汁に蜂蜜を入れてお湯で溶いて出来上がり。はっきり言って、かなりかなり、マズいです(笑)「カオちゃん、気持ちが悪い」と、飲みながら娘が言っていた代物です。--が、効力絶大!
2003.11.16
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子供を育てるのは難しい。子供の頃、たぶんほとんどの子供達は、とても素晴らしいものを持っている。それを台無しにしているのは大人だ。もったいないことだと思う。どうして大人は、子供も無限の可能性を大切に守ってあげられないのだろう?たぶんそういう大人は、自分自身が子供の頃、無限の可能性を大人に守ってもらえなかったから、自分も同じことをしてしまっているのだろうと思う。私も含めて。
2003.11.12
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明日はSEのインタビュー。水疱瘡娘を母に預けてお台場に行く。SEという仕事が、今ひとつよくわからない。概念では理解できるのだが、システムを構築するということを具体的に理解できない。一度でも、ほんの少しでも自分でプログラムのひとつでも組んだことがあれば、また別なのだろうけど。いや、それを言ったら、殺人犯をインタビューするのに、殺人のひとつも犯さなければ・・・という話になってしまうわけで、やはり理解力と想像力が必要になるということなのだろう。考えてみれば、インタビューは多々やっているのにSEについてはまだ経験がなかった。しかも、テーマが資格だから。資格をライフプランにどのように役立てたか。資格って、ライフプランに役立てられるものだったっけ?--なんてネガティブなことを考えているから、よい原稿がかけないのよね。クライアントのニーズを満たすことを大前提にして、自分自身のこだわりなんか投げ捨ててしまえばいいのに。どこかで、真実を伝えようという気持ちが捨てきれない。忙しく時間がないので、こんな程度で本日の日記はお茶をごちゃごちゃ濁して終わり。
2003.11.11
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神奈川県の磯子までリフォーム取材で行って来た。家からちょっきり2時間かかった。家では、水疱瘡娘と夫がお留守番。夫は、お洗濯をして娘に薬を飲ませて、一日大変だったようだ。ただ、夫の父母が来てくれたので、だいぶ助かった。取材先に向かう車内では、資格勉強に集中。ノートまで取り出して過去問を解いていた。去年分の過去問は、ほぼ100%正解するようになったので、気をよくしてH13年の過去問を解いたら、正解率が65パーセントくらいに落ちて焦った。過去3年分の試験問題くらいは、正解率100%を目指したものだ。しかし、試験当日まで一週間を切ってしまった。娘は水疱瘡で保育園には行かれないし、仕事はたくさんあるし・・・まぁ、こういう八方塞の状態にもいい加減慣れてきたけれどね。コツコツできることをやっていくしかない。それしかないでしょう。
2003.11.09
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ああ、やっと、二時間近くあるテープ起こしをやっと先ほど終わらせることができた・・・、娘の看病をしながら、その隙間時間ででテープ起こしをしていたので、やけにテープ起こしに時間がかかった。娘の水疱瘡がかなりひどい。口のまわりやらお尻やら、ややこしい箇所に、かなり多くの水泡ができている。吐け気もあって、かなり辛そうである。しかも、なぜか夫とケンカ。本日、娘の水疱瘡について夫に電話をしたのだが、忙しい時間に断りもなく電話してしまったために、オカンムリ。「今、話してもいい?」と、一言、断るのが筋であろうと言われた。そうかもしれない。でもねー、18時を過ぎて、ほとんど19時近かった上に、事前にメールを二通ほど送っていたので、メールの返信が欲しかったのですよ。ほんのひとこと、「大丈夫?」でよかったのだと思う。それがなかったから・・・。仕事をしているのは、ふたりとも一緒。なのに、なぜか私一人に、育児、家事の非常が偏っている。それはを当たり前、常識、のように割り切られるのは、納得ができない。夫に、どれほど「仕事が大変だ」と言われようが、「そこまで仕事に関われて、幸せだね」という嫌味の一言も言いたくなる。私にはそんな贅沢は許されないから。なんで?女だから?どうしてよ?どうして、それが当たり前のようになるの。女にだってビジョンがある。夢がある。理想もある。母なったとたん、それを追い求めるのは悪いことなのか?夫に、同じ分量を求めるのは不可能なのか?私は間違っているのか?わからない・・・。いざというときに限ってケンカをする夫婦である。本来なら、助けあわなければならないのに。
2003.11.07
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仕事ばっかりしているので、面白い話題がありません(笑)ああ、娘が本日保育園をお休みしたことぐらいかな→面白い話題でもなんでもないが。本日、原稿をひとつ送って、明日は午前中に取材が1件。突然ですが、猫を二匹飼っています。一匹がメスで、もう一匹がオス。猫もそれぞれ性格が異なっていて、なかなか面白いです。メスは賢いネコだけれど、神経質で人馴れしていなくて、扱いづらい。オスは、かなりおバカなんだけど、甘え上手でぼんやりしている。どちらのネコも娘はこよなく愛していて、嫌われても嫌われても、追っかけまわしています。対して、夫はネコ嫌い(笑)。その気持ちが伝わるのか、未だにメス猫は、夫を見るたび、フー!!!!と威嚇します。威嚇された後、夫はかなり悲しそうで、私はひそかに笑いをかみ殺していたりします(笑)
2003.11.04
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金・土曜日と気が抜けていきなりペースダウンするも、さすがに本日は我に返ってお仕事、お仕事。が、夫と娘の体調が悪い。娘に至っては、咳き込んで吐いたりするし(泣)。はぁー、ほんと、締め切り前の休日はキライだ。特に連休は最悪だ。実は今週、締め切りの原稿が3本もあるのに、取材が一本入っていて、おまけにあの産業カウンセラー講座の最後の授業まであって、その後お別れ会もついてくる。なんでまたこんなことに・・・。
2003.11.02
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