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「近くして、見難きもの、わが心」と言われたのは弘法大師・空海さんだそうですが・・・ほんと、自分の心って見えないんですよね。ウソをついたり、見て見ぬフリをしたり。。。人の心の動きなんかはけっこう見えるときもあるのに、自分のとなると見えなくなっちゃうんだなあ。そんな自分の心の中を見せてもらって「え~っ?」と思うような体験をしました。またまた2月10日のHAPPYのワークでのお話です。まだTちゃんが来てなくて、HAPPYとmomoさんと私の3人だったときのこと。自分の内面の葛藤を見つめるワークというのをやりました。前回これで自分のネガさんと向き合い仲良くなれた私は、今回もこれを楽しみにしていて、何を見てもらうのかも前もって決めていました。今回の問題は「愛し合い分かち合ってのびのび生きていけると思う一方で、愛や利益やチャンスやいろんなものを人に分けてあげると自分の分がどんどんなくなっていってしまうと不安になって縮こまっている自分もまだいて困っている」というもの。のびのびした私をHAPPYに、不安で縮こまっている私をmomoさんに演じてもらうようお願いして、手を取ってここと思う立ち位置に連れて行きます。のびのびさんは部屋の真ん中に正面を向いて立ち、両手をゆるやかに広げてリラックスポーズで、不安さんは部屋の片隅に真ん中の方を向いて座り、膝を両手で抱えて縮こまるようにしてスタンバイしてもらいます。さて、スタートと・・・あ、そうか。。。人数が少なくてHAPPYにも役を頼んでいるので、最初の声をかけるのは私がやるしかなさそうです。え~っと、この前HAPPY何て言ってたっけ。。。そうそう、「では、今の気持ちを聞かせてください」のびのびさんと不安さんはお互いに相手のことが気になっている様子。不安さんはのびのびさんが目障りでならず、のびのびさんは頑なな不安さんを打ち解けさせたがっているようです。え~っと、次は、と・・・「では思ったように自由に動いてください」だったな。不安さんは表情をこわばらせてますます膝を固く抱え込みます。のびのびさんはというと・・・え~、ちょっと、なにそれ~!?海中のこんぶか何かみたいにゆらゆら揺れながら不安さんの前を前後左右に行ったりきたり、思わず笑っちゃうほど滑稽な動作をえんえんと繰り返しています。HAPPYなかなかの役者さんです。それにしても・・・もっとさわやかなイメージを期待してたのに、私の愛や分かち合いの気持ちってあんなに滑稽なわけ!?信じられない、やだなあ、あんなの。。。この辺からそろそろHAPPYにナビを代わってほしいのですが、HAPPYは相変わらずゆらゆらふらふらと滑稽な動きをし続けるだけ。いつまでこんなの見てなきゃならないのかなあ。。。早く次に行きたいなあ。。。ここではっと気がつきました。「あれ!?今回はおしまいまでずっと私が質問しなきゃならないみたいだぞ」でもHAPPYを頼って当てにしてた私はすごく心細い気分です。ウソでしょう?私何を訊いたらいいかなんてHAPPYみたいにはわからないよ~。。。でもHAPPYはへんてこりんな動きをやめようとしません。こうなったらもうやってみるしかない。とにかく自分が訊いてみたいと思うことを訊いちゃえ!「のびのびさん、なんでそんな動きをしてるんですか?」のびのびさんの答えは「不安さんを笑わせたくて」。でも不安さんはますます相手が目障りでいやがってるみたいです。こんなのどうすればいいのよ~。ええい、もう仕方がない。「じゃあ、自分の気に入るように動いてみてください」すると。。。不安さんはのびのびさんから離れたところに移動して、すっくと立ったまま両腕を組んでのびのびさんを睨むようにしました。そしたら、今度はなんとのびのびさんが「うわ~、なんか苦しい、怖い」と言い出し、急にへなへなと崩れ込んで四つん這いになってしまいました。挙句の果てに、「怖い、怖い」と言い続けながら縁側に這い出して行き、ピッタリ障子を閉めてしまいました。思いもよらない展開に私は呆然・・・いったい私の中ってどうなっちゃってるわけ?その間一人残った不安さんは機嫌よさそうに部屋中を歩き回り、やがて棚に置いてあった花を挿した花瓶を中央の畳の上に置いて、その横に腹ばいになって頬杖ついて、ニコニコと花を眺め出しました。私はつい訊いてみたくなりました。「不安さん、どうして花瓶をもってきたんですか?」不安さん「目障りな邪魔者がいなくなってやっと自分の場所になったのが嬉しくて、お花でも飾って自分を喜ばせてあげようと思って」その言葉どおり、もう不安さんとは呼べないほど生き生きと嬉しそうな表情で、さっきののびのびさんのほうがよっぽど不安な顔をしてました。ここから先いったいどうなるんだろう。。。ふと前回HAPPYがしていた質問を思い出し、不安さんに訊いてみました。「邪魔者がいなくなって嬉しいというあなたの気持ちが満たされたら、次はどうしたいですか?」すると、不安さんは思いがけないことを言いました。「この花をのびのびさんにもプレゼントしてあげようと思います」そして花瓶を取り上げ、境の障子のところに行ってそっと開けました。縁側では、置いてあるテーブルに肘をつき頭を抱えるようにしてのびのびさんががっくりと座り込んでいます。いやもう、ぜんぜんのびのびした感じじゃありません。不安さんのことえらく怖がってたけど大丈夫かな。。。私の不安をよそに花瓶を差し出す不安さん。すると、のびのびさんはほっとしたような表情を浮かべ、「ああ、ありがとう、ありがとう」と頼りない声で言いながら花瓶を受け取りました。とりあえずほっとはしたものの、こんなことになっちゃってここから先もうどうしたらいいのかぜんぜんわかりません。なんとかハッピーエンドに持って行きたいと思うけど、何がどうなったらハッピーなのかさえわからない。。。私かなりうろたえてたんでしょうね。どんな風に終わったかあまりよく覚えてないんですが、確かHAPPYが「この辺で終わりにして役を降りましょう」ってmomoさんに言ったんじゃなかったかと思います。ワークのあと。。。私はすっかりショックを受け、顔色も悪くしょんぼり状態。私がイメージしていた自分と実際の自分ってまるっきり違ってたみたいです。HAPPYとmomoさんがそれぞれ役に入ってたときの気持ちを話してくれたのですが、HAPPYの言ってたことが記憶に残っています。「今の自分をムリして愛と分かち合いの人だと思い込むのって、吉本の役者さんをやってるみたいなもんですよ」それを聞いてますます落ち込む私。ずいぶん成長したと思い込んでたけれど、とんでもないカン違いだったんだ。いったいどれだけ頑張れば生まれ変わったような自分になれる日が来るんだろう。するとmomoさんが笑顔で励ましてくれました。「そんな遠い日のことじゃないかもしれないですよ」ここから先具体的に何を言われたかは覚えていないのですが、ただの励ましではなく、私の心になりきってくれていた人たちからの率直な言葉は深く胸に染み込みました。つまり、私自身が見ないようにしていた心の奥からの真実のメッセージだったんですね。話を聞き終えたときにはそんなにとてつもないカン違いだったというわけでもないんだなとわかって、再びしあわせな人生への希望が戻ってきました。このときのワークは結局答えが出ないまま終わったのですが、今思うと答えの出ないのが答えだったようです。都合のいいように急いで結果を出そうとするのではなく、時間をかけて本当の心の奥を見つめていきなさいというような。。。誰かに正解を教えてもらおうと頼ったりしないで、自分の人生、自分の力を信じて進んでいきなさいと言われたような気がしました。自分でワークを進めていかなければならないことに気づいたのもその象徴みたいなものだったのかもしれません。やっぱりあのワークに参加した4人とも、もう人に答えをもらおうとする時期は過ぎたんだよ、自分の足で立ってやっていけるんだよ、というメッセージを差し出されていたようです。そして今、日常の暮らしの中で、あのときお預けになっていた答えがどうやら少しずつ紐解かれていっているような。。。不思議な、ワクワクするような、ときには痛みを伴った気づきや変化が起こり始めています。その辺のことはまた改めておいおいお話させていただけたらと思います。おしまいまで読んでくださってありがとうございました。
2006年02月24日
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2月10日、HAPPY主催の「縄文・家族スペシャルワークショップ」に参加してきました。11月に続いて2度目のワークです。今回とても嬉しかったのは、ブログでお友達になったmomo_comfortさんが参加されたこと。ブログ上で知り合った方と実際にお会いするというのは初めてのことで、数日前からワクワクドキドキしていました。当日は充分に時間の余裕を見て出発したはずだったのに、なぜかあちこちで引っかかり10分近く遅れてしまいました。急いで部屋に入るとHAPPYと向かい合って若い女の方が。。。momoさんでした。ブログの文章そのままのすんなりとやさしい柔らかい雰囲気の方で、「とうとう会えた!」という気持ちもあいまってすっかり感激してしまいました。この日のメンバーは、HAPPYにmomoさんに私、そして少し遅れて前回ネガさんの役をしてくれたTちゃんが加わって総勢4名となりました。前回は全部で7名でしたから今回はかなり少人数だったわけですが、この顔合わせにすごい意味があったことがやがてわかりました。どういうことかというと・・・表側の状況はそれぞれ違っていても、内側の気づきの状況や段階とでもいうようなものがどうも4人ぴったりリンクしていたみたいなんです。このリンクが、ロールプレイングの家族ワークの中で大きな気づきをもたらしてくれました。私があるメンバーのお母さんの役をしたときのこと。すでに役に入ってるはずなのに、なんとも妙な感じなのです。目の前に家族(役)の人たちがいるというのに、ぜんぜん何の感情も湧いてこないのです。周りのこの人たちって私の夫や子供たちなんだよね。。。でもまるで赤の他人を見ているよう、ぼんやりとガラス越しに外の景色か何か眺めているみたい。。。何もかもがまるで人ごとみたい。。。何なんだろう、この感じは。もしかしたら私、ちゃんと役に入れてないんじゃないのかな。心配になってしまいました。その後で。お父さん側の家族の問題を探っていこうということになって、いったんそれぞれの役を降り、新しくお父さんを中心に役を組みなおしました。今度の私の役はお父さんのお母さん、つまりさっき演じたお母さんから見るとお姑さんの役です。始まってすぐに「あれ~?」と思いました。さっきと同じでやはり家族に対して何の感情も湧かないのです。目の前にはいろいろな問題を抱えた家族たちがいるというのに。まったく別の人の役をしているのにさっきとまるっきりおんなじ。これはやっぱり自分がちゃんと役に入れてないのでは、とますます心配になってきました。やがて、それぞれの役の人の訴えとHAPPYのナビによって家族の問題がだんだんと解きほぐされてきました。お父さんのお父さん、つまり役の私の夫に当たる人が私の方に向き直り、近づいてきて言いました。「私が悪かった。家族の方を見ようとしないで、何もかもお前ひとりに背負わせて苦しい思いをさせた。これから一緒にやり直していきたい。やり直そう」そして、私の手を取り、そっと抱き寄せて胸にもたれかからせてくれました。この時。。。役ではない本来の私は役の私のことを「この人(って自分が演じてるんですが)泣くかな」って思いました。前回のワークでこういうシチュエーションだったときは必ずといっていいほど涙がじわ~っと溢れてきたからです。しかし・・・役の私は泣きませんでした。それまで役に入れてないんじゃないかと心配するほど何も感じられなかったのに、夫(役の人)の言葉を聞き、胸にもたれかからせてもらうと、氷が溶けるように無関心の壁がほわ~っと溶けて、暖かいものが胸の中に流れ込み、言いようがないほどの安心感と喜びに満たされました。本来の私は「ここで『私の方こそごめんなさい』とか何とか言ったほうがいいよなあ」などと思うのですが、どうも役の私は何もいいたくないらしい。役の私がしたいようにさせてみると、彼女(っていってもやっぱり私なんですが)は黙ってにっこりと微笑み、夫の言葉にただ小さくうなずくだけでした。とってもとっても気持ちよくて、もう何もしたくない、ただただひたすらこのままいい気持ちでい続けたい、と思いました。しかし、少しすると無情にも(と、役の私には思えた)HAPPYの声が響きました。「もう息子を癒してあげられるかな?」とってもいい夢の途中で目を覚ましてしまったときのように残念でした。もっともっとこのままでいたかったのになあ。。。しかしそこでふと思い出しました。そうか、これは私の息子の癒しのワークなんだ。夫から優しくしてもらって癒された私は、今度は息子を癒す側に回らなければならないんだ。そう思い定めた私は未練を断ち切るように頑張ってえいやっと身を起こし、自分の力でまっすぐ立って息子役の人に向かい合いました。何を言い、どうすればいいのかはすぐにわかりました。さっき自分がしてもらったのと同じように息子の肩に手を置き、そっと抱き寄せて頭を撫でながら声をかけました。「ごめんね。ずっとほったらかしで大事にしてあげなくて、淋しい思いをさせて」さて、こうして息子、すなわちメンバーのお父さんを癒して父方の家系の問題が解けたところで、再びメンバー本人を中心とした配役に戻します。私は・・・え~っと、誰だったっけ?そうそう、お母さん役だったんだ。人数が少なくひとり何役もこなすので、ときどき混乱してしまいます。お母さん役に戻った私のもとに、すっかり癒されたお父さん、つまり夫が近づいてきて声をかけます。「私が悪かった。自分の痛みを癒すのに一生懸命で、家族を思いやる余裕がなかった。お前にはつらい思いをさせた」あらら、なんだかさっきとそっくりの場面。。。しかし、私の記憶ではこのときの方が打ち解けるのに時間がかかったような気がします。というのは、このお母さん、自分からはまったくアクションを起こさず、というか起こせず、じっと下を向いたままなのです。いや、その点はさっきのお姑さんも同じなのですが、今度の夫の方がアプローチがゆっくりなので、その分時間がかかっています。自分はどうしても足に根が生えたように動けない、それでいて内心はものすごく期待して求めています。「もっと近くに来て。もっとたくさん優しい言葉をかけて。手を取って、もたれかからせて」心のうちでは大声で夫を呼んでいるのです。この辺から「ん?」という感じが湧いてきたように記憶しています。ついに望みどおり夫の胸にもたれて優しくしてもらって、気持ちがほわ~っと打ち解けて、にっこり微笑んで・・・さっきと同じ場面が繰り返されました。ここで本来の私ははっと気がつきました。「さっきと今の役の人、本来の私と心の動き方がまったく同じだ!」そうなんです。家族の中の負のエネルギーから身を守るために感情を押し殺して多くを感じないようにしてしまっていたところ、愛を求めているのにとことん受け身でしか動けないところ、いったん優しくされるとものすごく嬉しくていつまでもこのままもたれていたい~と思ってしまうところ、などなど。。。役のおばあさん、おかあさん、そして本来の私、この三人言うなれば見事にキャラかぶってたんです。そこにHAPPYの声が聞こえてきました。「そろそろ自分の子供を癒してあげられますか?」突然、バラバラだったパズルの断片が一気に一枚の絵になったように、なぜ自分がこのワークに参加したのか、なぜこの4人が顔を合わせたのか、そしてこれから自分がどう生きていけばいいのか、などの意味が一瞬で解けました。そうだ、これは「もう受け身でいるときは終わったよ」っていうことなんだ。私はもう充分癒されたんだ。これからは自分からエネルギーを出す側に回るんだ。これまでそのことに気がつかなかったのは、まだ癒しが充分じゃないと思い込んでたからだ。でも足りないのと同じ分量だけもらわなくてもよかったんだ。手押しポンプの井戸と同じ。呼び水は少しあればいい。そしてあとは少し頑張ってポンプを押していれば、やがて中から水がこんこんと湧き出してくる。切り替えの時期だと感じたら、ちょっと頑張って勇気を出して、受け身の人からエネルギーを出す人に自分で切り替えるんだ。そして・・・それは私だけじゃなく、他の3名の人たちも同じことなんだ。私はまたしても気力をふるってえいやっと身を起こし、自分の子供を癒す側に回りました。この頑張りが大事なんだ、と教えられた気がしました。そして、ワークが一段落したところで自分の気づきをあとの3人にも話して分かち合ってもらいました。他の人たちもみんなこのワークの中で似通った気づきや感じたことがあったようで、誰かが何かを話すとそれが他のメンバーの中で響いてやがてまた誰かが感じたことを話し出すというふうに4人の中に気づきの連鎖が起こり、4人が限りなく1人に近くなったような不思議な感じを味わわせてもらいました。お互いの内面の状況が似通っていたからこそ、他のメンバーのワークであっても役を演じさせてもらった自分にもあとの3人の人たちと分かち合えるような気づきが起こったんだろうなあ。。。類友の法則などというけれど、ほんとうに出会える人とは出会うし、流れに乗っていれば全てのことがこれ以上ないというすばらしいタイミングで起こってくれるんだなあ、としみじみ思いました。それにしても。。。こういうことが毎回、しかもぜんぜん違った形で起こるHAPPYのワークってやっぱりすごいと思います。まだいろいろなことがあったんですが、とても一度には書き切れません。長文を最後までお読みくださってありがとうございました。
2006年02月18日
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前の日記を書いてから2週間経つんですね。長かったのか短かったのか・・・はるかずっと前のことのような気もします。ネガティブな感情を役に立つものに作り変えることが実際の生活の中でほんとうにできるのか、試した結果を書くつもりでいました。確かに不安な気持ちに問いかけることで気づきを得られたので、それについて書くつもりで楽しみにしていたんですが。。。その気づきを皮切りに、これまでにないスピードで気持ちの変化と新しい気づきが次々に起こり出し、なんだかジェットコースターに乗っているようなめまぐるしい気分で右往左往しているうちに、気がついたら2週間過ぎてしまいました。いったいどういう2週間だったんでしょう。。。短い周期ですごい感情のアップダウンを繰り返し、その中でたくさんのことに気づかせてもらいました。何より大きかったのは、ネガティブな感情のみならず、思い出したくない、考えたくもないと思っていた過去の自分のイヤな性格や引き起こした出来事にまで感謝の念が湧いてきたことです。劣等感の裏返しでヘンにプライドの高かった自分、突っ張ってトゲトゲギスギスしていた自分、実際には周りの人の目にどんな風に映っているか気づきもしないでいい気になっていた自分。また、その陰で実はいつもおどおどビクビクしていた自分、無気力で過食症だった自分、鈍感だった自分。そんな過去はすっぱり切り取って投げ捨ててなかったことにしてしまいたいぐらいに思っていました。が、あるとき、そんな性格や行動にも意味があったんだ、それらが鎧になって自分を守ってくれてたんだ、と突然気づいたんです。あの頃はそれしか方法がなかったんだ、そしてそうやって必死で自分を守ってきたからこそ今こうして無事ここに生きていられるんだって。そして、過去のおびえた、無気力な、バランスを欠いた不器用な無数の自分たちが急にものすごくいとおしく思えてきました。それまではアルバムごと抹殺してしまいたい、ぐらいにしか思ってなかったのに、みんなつらい気持ちで怯えたりよろめいたりしながらも、絶対にしあわせになることをあきらめずにがんばって今の私のところまでタスキをつないでくれてたんだって思ったら、彼女たちへのいとおしさと、これまで無視してないがしろにしていた申し訳なさがどっとこみ上げてきました。「ごめんね。ありがとう」と涙を流しながら、心の中で彼女たち全員をしっかりとハグしました。「やっとひとつになれた」という思いと大きな安心感に満たされました。その翌日。とってもしあわせな気持ち・・・のはずなのに、時間が経つにつれてだんだん気が滅入ってきました。過去の不愉快な思い出が次から次に浮かんできてすっかり落ち込んでしまい、いったいどうしたのかと思いました。しばらく悩んだあげく、ネガさんに聞いてみることを思い出し問いかけてみると。。。どうやら、過去の自分たちが、それまで無視されて聞いてもらえなかったつらさや不満をいっせいにしゃべりだしたらしいとわかりました。ネガティブな感情を否定して押し込めて表面だけどんなに取り繕っても、それらは決して消えてなくなってしまったりせずに、心の奥底に溜まったままいつまでも残って姿を現す時期を待っているいるものなんですね。これはもうひたすら共感しながら彼女たちが満足するまでうん、うんと聞くしかないと思いました。で、「OK、分かった。邪魔しないでよ~く聞くから好きなだけしゃべっていいよ~」って心の中で話しかけたら。。。とたんに不愉快な思い出も重苦しい気分もすっと溶けるように消えて、いっぺんに明るい気持ちに戻ってしまいました。キツネにつままれたとでも言いたいぐらいあっさりと、あっという間の変化でした。ネガを敵に回さないことの大切さが改めてよくわかったような気がしました。こんな調子で気持ちが上がったり下がったりの連続でいつの間にか過ぎてしまった2週間でした。そしてこの波はまだまだ続いていきそうです。ネガティブな感情を敵に回す代わりにアドバイザーになってもらうようにして以来、どうも「気づき」の速さと内容が変わってきたようです。不安や恐れなどを払いのけようとしてウンウン悩む時間が減った分だけ、変化のサイクルも早くなってきたのかもしれません。また、気づきの中身もちょっとずつ濃くなってきたような気がします。気持ちが沈んだりかき乱されたりするのは誰でもうれしくないですよね。「なんとか元のいい気分に戻りたい!」ってついもがきたくなってしまいます。でも、敵だと思っていたものが実は味方だったら・・・これは大きいです。大変な違いです。ネガさんが実は自分を支えて根っこを張ってくれている存在だと気がついて以来、私の中で何かが変わりました。ネガティブな気持ちは相変わらず、いや、むしろ前以上に頻繁に起こってきます。でも、ネガさんと戦ってムダに気力をすり減らす代わりに、自分の中にある答えを聞き取りやすくなってきたおかげでなんか進み方が早くなったというか。。。楽になったというわけでもないのですが(なにせめまぐるしいですから)、「しあわせになりたい」という願い通りの方向にどんどん進んで行ってるのは確かなようです。以前、栄養補助食品などを取り入れて、食生活を改善してみたことがあります。そうしたら、あるとき突然腕や脚に発疹がたくさん出てきました。細胞が元気になったので、溜まっていた老廃物や毒素を排出し始めた、いわゆる「好転反応」だったようです。毎日感情のアップダウンを繰り返しながらいろんなことに気づかせてもらっている今の状態を見ていると、もしかしたらこれって「心の好転反応」とでもいうようなものなのかもしれないと思えてきます。ずっと溜め込んできた感情の毒を吐き出しながら、健康な心に作り変えてくれているのかしら。。。なんとなくこれから先にいいことが待っているような気がして、目の前がす~っと開けたような明るい気分です。さて、このネガさんの役割について気づかせてくれたHAPPYのワークですが、あさってまた大阪で開かれるので参加してきます。今回はどんなことが起きるのか、とっても楽しみです。また、ブログでお友達になったmomo_comfortさんも参加されるということで、初めて直接お会いできることになって、今からもうウキウキワクワクです。というわけで、2週間ぶりにやっと再開した日記ですが、また10日ほどお休みさせていただきます。戻ったらまたいろいろとご報告させていただきたいと思います。おしまいまで読んでくださって、小さな私の体験を分かち合ってくださってありがとうございます。ネガさんと仲良くなってしあわせになっていく人がひとりでも多くなるように、これからもせっせとネガさんについての話を広めていきたいと思います。
2006年02月08日
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