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翠葉亭4階の福寿庵。
翠葉亭は一番高いけど、きちんと部屋も食事会場も内容も上になっている。

広いレストランは、しゃれていて、テーブルどうしも距離がある。
窓際の席だった。
テラス越しに葉山、蔵王もみえる。

食前酒:朝日町産山ぶどう液と朝日町ワインのオリジナルブレンド ヒアルロン酸ゼリーを入れては、ブドウの甘い軽めの食前酒、おいしかった。
前菜:あけびの芽浸しはショキショキほろにが、蛍いか浅月酢味噌は味噌が合う、みずこぶ梅鰹はシャキッとに梅ガツオが合い、いわだら炒煮はくたっとほろにが、海老行者巻はぷにぷにあっさり、うるい このわたがけはサクッとに塩辛が合う。春の山菜オンパレードで山形らしくていい。
香の物:山形の味盛り合わせ。たくあん、かぶ、きゅうり、しっかり浸かってほどよい塩加減、わらびのおひたしはみずみずしい。
いやー、酒に合うなあ。

ここで、本日の秘密兵器。
磯自慢 純米大吟醸(エメラルド)720ml、5000円ぐらいだったかな。
どうしても旨い食事と一緒に飲みたくて頼んでみた。持ち込み料1050円は覚悟の上。
しかし、出てきてビックリ。
冷たい鉄のぶんぶく茶釜に入ってきた。なくなると、奥から補充してくれるし。
口に含むと、程よい甘さと濃いけどあっさり飲みやすく、味わいとさわやかな吟醸香が広がる。こりゃ旨すぎ。磯自慢大好きだけど、別格だな。
料理も旨いし、最高だな。と、グビグビしてたら、
マネージャーさんが出てきて、よければどうぞと。
十四代 鬼兜 蘭引焼酎の水割り。
十四代の大吟醸は大好きだけど、高いし希少で、滅多に飲めないが、通には焼酎も強い人気で、720mlで一万前後するプレミア品だった。
オーク樽熟成独特の風味と淡い琥珀色の輝き、コクがあって、40度と強いのだが飲みやすく、これも絶品だった。
たぶん、持ち込み料の分を還元してくれたのだろうが、さすがだ。
連れは、グラスワイン630円。

もう気分も最高で、飲んでは食べて。
造り:米沢牛は霜降りでやわらか大トロのようにとろける、鱈場蟹湯引きも新鮮でほくほく甘い、帆立はぷにっとで甘みあり。かなりのレベル。
温物:福寿庵名物 揚げ蕎麦がき山の恵み餡かけは、もっちりねっとりのそばがきを揚げて、ちょい濃いめ甘めの餡、山菜も合う。とてもおいしかった。

お魚料理は選べる。
1人は、ふかひれの茶碗蒸し、蟹あんかけで、熱々の茶碗蒸しに濃うめあぶらっぽめのフカヒレ餡、蟹あっさり、酒がはかどる。
もう1人は、鰯のつみれ山菜鍋で、つみれは風味よく、タケノコ、山菜いっぱい、あまじょっぱめのつゆもよい。
山形、正直、内陸は海が遠いので、きちんと調理して出すのはアリ。

肉も選ぶ。
1人は、和牛ローストビーフ三種タレ添えで、やわらかでうまみの詰まったローストビーフ、三つの味わいでよかった。
もう1人は、山形牛入りハンバーグ デミソースがけで、肉ぎっしりでジューシー、濃いデミ、これもおいしかった。

調子に乗って、天ぷらがなかったので、頼んでみた。
たらのめ天ぷら1050円。
さくさくで、ほろにがで味わいのあるたらの芽で、山形らしく、とてもおいしかった。
しいたけ、かぼちゃも。
だいぶ暗くなってきた。
街の灯りと山の稜線がきれい。

食事もチョイス。
1人は、雲丹ともずくの雑炊。濃厚なウニであっさりお茶漬け、おいしかった。
もう1人は、山形牛ステーキ丼、コレ、やわやわぷにぷにで旨みもじゅわーっと。取り合いにになった。絶品。

味噌汁は上品。
水菓子:親方自慢の蕨餅は、しゃりっともっちりねっとりで風味もよく、びっくり。ジャージー牛乳プリンも濃厚まろやか。
しめて、1時間ちょっと。
大満足だった。

部屋に戻ったら外は真っ暗。街の灯りぐらい、橋本屋の看板ピカピカ。
ロールスクリーンをしめてみる。

まったりしていると、トントンと。
ホームページ予約特典でフルーツ盛り、さらに磯自慢の残りが帰ってきた。
漬け物付きで。
まいったなあ。山形、人見知りもするけど、人情の県だからなあ。
中庭もライトアップされ、大浴場もきれいだった。
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