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三連休は台風のためどこにも行けずひたすら家で過去の写真整理をしていました。やっと台風一過の晴れ予報が出て長野県の王滝村から小秀山へ登ってきました。 小秀山は御嶽山展望の山で山頂から真正面に御嶽山の秀麗な姿を見ることができます。そして地獄谷も真正面なので、あの噴火の噴煙もはっきりと見えます。2014年の御嶽噴火の時にこの山の山頂に人がいたら目の前で噴火を見てびっくりしたでしょうね。 初めて登ったのが1995年、そして2002年、2005年2012年に登って、今回で5回目。はじめの3回は岐阜県加子母村の乙女渓谷から4回目の2012年は初めて王滝村の白巣峠手前から登りました。今回も王滝村から登ります。自然湖立ち枯れの木が上高地の大正池のようです。登山口に行く前に自然湖に寄って写真を撮って登山口に向かいます。以前5年前に来た時は、この広場に可愛い標柱が有ったのに今は何もなく、始めて来たなら戸惑うところでした。 登山口の標識もありません。取り付きから急登で、休憩するところも無くドンドン登るだけ。登山道は荒れていて、周りの木も大きくなって以前と違っています。 樹林の中からやっと明るいところに出ました。ここが1合目稜線に一本の桧が見え、あそこが2合目です。 登山道のところどころが崩壊してえぐられています。だから歩きにくい急登をひたすら登ります。 もう少しで稜線に出ます。稜線に出たら、御嶽山展望という手作りの標識が・・・御嶽山が向うの山の間から見えています ズームで御嶽山のお姿稜線の登山道は荒れて、道が見えないほど笹が茂っています。 登山道の土が見えるところでは、ネットフェンスが壊れてそれが登山道に倒れて来て危ない。支柱も朽ちて倒れて来て 鉄線に足を引っかけたり、錆びて破れたネットが顔に当たりそうになって時々ネットを押し戻しながら歩きます。5年の経過には登山道も変化しています。2合目の目印のヒノキこの木も葉っぱが少なくなってあと数年で立ち枯れの木になる運命でしょう。以前の写真を帰ってから見たら、もっと下から葉っぱがついていました。 登山道がわからないほどに笹が茂っています。木が大きくなってわかりにくいですがフクロウ岩が見えている尾根をこれから直登するのです。一番奥の高い所が たぶん山頂でしょう。まだまだ先です、気合を入れて頑張らねば!! いったん下って登り返したら フクロウ岩やっと懐かしい標識が残っていました。フクロウ岩と書かれていますが、私にはフクロウよりゴリラに見えます。右向きのゴリラに・・・このあと単独の男性に追い越され 藪漕ぎしたり、えぐれた登山道の段差に苦労したり・・・ 6合目ここは少しだけ広場になっています。中央アルプスを眺めながら休憩するには良いところです。 やっと7合目ここからシラビソの原生林の中を行きます。ここの写真が同じところで以前に写していましたが以前は土の道でしたが、土が流れて根が露出しています。このあたりは土がフカフカで歩きやすい8合目を過ぎたら大岩がたくさん出て来て オコジョの窓だって!!手作りの標識がこの後どんどん過激になって モアイ岩とか 木の間から御嶽山が見えています。9合目から木の根の露出がひどくなって足場が悪くなり緊張の連続何度か根の上に足を置かざるを得ない状況で滑りそうになって前回はこんなに歩きにくかったかしら???と思いながら歩いていく最後に一番大きな岩が出て来て回り込んで登って行くと小秀山山頂(1982m)です。御嶽山が真正面に見えて、まるで御嶽山を見るテラスのようです。 少しズーム地獄谷の噴煙が少しおさまったように見えます。 山頂の剣ヶ峰は右です。 中央アルプスの山並みチョコンと尖がっているのがたぶん宝剣岳でしょうね。一番右の大きく黒い山が三ノ沢岳三ノ沢岳(左)から空木岳(右)までの山並み山頂写真を撮ろうとしたら急にガスが湧いて来て青空が隠れています。足もとには二等三角点です。以前より木が大きくなって茂っています。 避難小屋に行って見ましょう2010年に出来て、7年経っていますが中はまだメチャクチャ綺麗です。王滝頂上の建物が白く光って見えています。赤い↓のところです。 ズームで見たら はっきり建物です。 お昼ご飯を頂いて結局1時間近く休憩して同じ道を下山しましょう。 下山は木の根を踏まないよう藪漕ぎはダニがくっつきやすいから嫌いです。えぐれた登山道を避け、笹薮に入り込んだら笹の茎を踏んでひっくり返ってのたうちまわりやっとのことでフクロウ岩まで下りて来てホッと一息、お茶を飲もうとザックのサイドポケットに手を伸ばしてギョッ!!ボトルがありません、途中で落とした!!相棒が絶対見つからないよ!というのを振り切ってもう一度登山道を登り返します。登りながら、きっとさっき転んだ時に落としたのだとあそこまで戻らなければならないと・・・覚悟していたらあそこまで戻らないで見つかり結局往復15分ほどのロスタイム。そこからは止まることなく登山口まで一気に下りてホッと一息。今日は2回転んで、ボトルを探すため1回戻りなおしたりドキドキハラハラの登山でした。5年ぶりで登りましたが、予想外に登山ルートが荒れていて思ったほど登られていないような気がしました。確かに乙女渓谷からのルートに比べて見どころが少ないし距離が短い分、急登が続くので面白みに欠けるのかも・・・同じ山でもコースを変えたり時期を変えたりして登って見なければいけませんね。 2012年のブログを参考のためにここをクリック
2017.09.20
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百名山を登り終わったら、相棒は気が抜けたのか体の調子が悪く、気力も無くなってあちこち不調を訴えています。仕方が無いのでそれに付き合っていますが、山の間隔が空いてしまうので少しヤキモキしています。それで中間の提案で、あまり無理をしないでリハビリ登山でもしながら気力・体力の回復を待つことにしました。以前、山友のTさんご夫妻から教えていただいていた長野県上伊那郡飯島町の傘山(からかさやま)を思い出して時間的にも、登山道的にも良さそうなので、登って見ることにします。傘山のキャッチコピーは『二つのアルプスを望む好展望の山、傘寿になっても登りたい傘山』 傘山(からかさやま・1542m)は、その形から付けられた名前どおり傘を開いたような形で北アルプスの笠ヶ岳よりは、なだらかな形をしています。 地元の山岳愛好家たちの「南駒里山クラブ」の努力により御嶽山コースと、町民の森コースの2コースが 整備され2013年10月に完成されました。 私たちは今回少しでも楽な方、町民の森から登ります。飯島町役場近くの文化会館入口の信号を左の山の方へ入って行きますが分岐には傘山の標識が有って迷わず入っていけます。 町民の森駐車場思ったより広くて 、一台だけ車が停まっています。 ゲートの横から林道に入って行きます。 フシグロセンノウ約50分の林道歩きは準備運動で道際のフシグロセンノウは朱赤で目立ちます。 咲き残りのギボシ林道歩きも花を探しながらのんびりと・・・ 萩が満開もう秋ですね~~ミズヒキもいっぱい咲いています。 山への登り口はまだかな~?と思っていたら広場があり、ここが第一展望台です。木のベンチがたくさん作られ、女性用のトイレもあり感じの良い広場です。本当はここから中央アルプスの仙涯嶺や南駒などがみられるはずですがガスガスで全く見えません。 きちんと標識が有ってわかりやすくて親切ですね。地元の人に大切にされているのでしょう 。ここからすぐに山に入っていく標識が目に入りました。 これからが山道です。 横に林道の途中で我らを追い越して行った軽トラが停まっています。はじめキノコ採りの人かと思ったら・・・後で分かります。 登山道はフカフカで歩きやすくこんな道ならいくらでも歩けそう!! 一か所だけ岩場ですが、ロープもつけられています。しかも、ここも親切に左にう回路が作られています。 う回路は左から合流します。 ホツツジが満開 親子4人家族が早くも下りてこられました。駐車場に停まっていた車の人たちです。 第二展望台です。ここは南アルプスの展望台ですがガスガスです な~にも見えません しかし少し待っていたらガスが動いて、飯島の町が少し見えて来ました。この後、モーターの音がすると思っていたら登山道の笹刈りをしている方に出会いました。先ほどの軽トラの方で 、南駒里山クラブの堀越さんです。南駒里山クラブは登山道を切り開いた後も登山道の整備を続けてくださっているのです。しばらくお話をして山頂へ向かいます。 ミズナラの大木第三展望台に到着しかしここでもガスは晴れてくれません。烏帽子岳や中央アルプスが見える展望台なのに・・・ 山頂が近い 山頂が見えて来ました 山頂らしい傘山山頂(1542m)です。 南アルプスの展望できるデッキ定員4人だそうで、はじめビビりながら乗ります。飯島町が見渡せる絶景がみられ、その向うに南アルプスの山並みが・・・ 山頂三等三角点が埋まっています。 珍しくチェーンで囲われています。 飯島町の向うに南アルプスの山並みがズラーっとみられるはずですが晴れているのに山の上だけ雲がかかっていて見えません。中央アルプスの方も全く見えませんがもしかしてガスが消えてくれるかも・・・と期待を込めて中央アルプスの方を向いてランチタイム。中央アルプスも南アルプスも両方見られる山頂なのに今日はどちらも見られなくて心を残して下山します。第三展望台に下りて来たら 堀越さんがここまで笹刈りをしながら登って来ていました。ここでも晴れていたら見えるはずの山を教えていただいて一緒に下山します。 第二展望台まで下ってきたら飯島の町や南アルプス方面が見えています。一番左に八ヶ岳の蓼科山、一番右の雲がかかっている山が仙丈ケ岳 蓼科山方面のズーム林道まで下りて来て堀越さんとお別れをして彼は軽トラで帰って行かれ、我らは第一展望台でのんびりと休憩 第一展望台から烏帽子岳が見えています。 傘山下山後、傘山全容が見えるところまで車を走らせて 傘山全容 堀越さんから教えていただいたJR飯田線 飯島駅前の「まちの駅 」まで行きます。 JR飯島駅 飯島町の情報発信地「まちの駅 いいちゃん」ここで登山地図などを頂いて、野菜もいっぱい買って 「道の駅 花の里いいじま」から見えた中央アルプス左からギザギザの仙涯嶺、南駒ヶ岳、田切岳、空木岳 高速道路松川インターチェンジを入る時に真正面に見える念丈岳と烏帽子岳と小八郎岳午前中より午後になってから、雲やガスが無くなって展望が良くなってきました。 傘山は中央・南アルプスの両方がみられ歩きやすく、山頂は山頂らしい広さで気持のよい登山道で、近ければ何度でも登りたい山です。それもこれも地元の里山クラブの方や飯島町が協力して山を大切にしているからなんでしょうね。今までいろいろな山を登ってきて、素晴らしい里山は、共通して地元の人に愛されている山だと思います。素晴らしい山だから愛されるのか、大切にされるから素晴らしい山になるのか ・・・最後に色々教えていただいた南駒里山クラブの堀越さんありがとうございました。
2017.09.11
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行き先に困ったら御嶽山に登ろうとそんな身近な山が御嶽山でした。また、中部地方の山々から御嶽山を見るのも楽しみでそれだけ身近な山が御嶽山。 しかし、2014年の噴火以降、いまだ剣ヶ峰山頂には登れなくなったけれど昨年に中の湯から二の池まで登って登山道の生々しい火山灰を確認しました。 そして今年も遠出するには体力的にきついけれどせっかくの夏だから森林限界を超えた山を歩きたいということでやっぱり御嶽山に行きました。今年は田ノ原から王滝頂上まで行けたらいいなと思っていましたが 、噴火レベル2から1に下がったけれど まだ9合目避難小屋までしか行けません。それでまた今年も中の湯から登ります。月曜のせいか、駐車場には車が少なく3台しか停まっていません。しかし朝食を食べていたら数台やって来ました。数年前から新しくなったトイレの横からスタートします。中の湯の廃屋の崩壊が進んでいます。 このような朽ちかけた木階段がこれからずっと8合目の手前まで続きます。朽ちかけた木は滑りやすくて、木に乗らないように気を使います。 七合目の八海山の休憩所も廃屋です。昔は参拝者で賑わっていたのでしょうね。いつから使われなくなったのでしょうか・・・ ゴゼンタチバナの実 オヤマリンドウ ロープウェイ駅からの分岐 行場小屋今日は閉まっているので休業かと思ったら帰りには開いていました。でも今日は登山者もロープウェイからの観光客も少ないからたぶん開店休業でしょうね。あちこちの岩を抱き込んで成長した木がいっぱいの森 ロープウェイ乗り場分岐から上の階段は、ちゃんと修復されています。お金を払って乗ってくれたお客さんには少し配慮しているのかな? ハイマツやナナカマドが出て来て、森林限界が近づいたら青空が見えて来ました。 八合目山頂の方はガスが掛かっています。 女人堂とナナカマドの実 八合目で少し休憩した後、再び歩きはじめて八合目の女人堂を振り返って見ました。イワギキョウ ヒビが入った鳥居にロープがしてあり近づけないようしています。 先達さんに導かれた一団が、六根清浄を唱えながら下りて行かれます。『六根清浄、懺悔、懺悔』は歩くテンポや呼吸にぴったりだといつも感心します。私もしばらく六根清浄と言いながら歩きます。 硫黄を含んだ風が流れてくるので、変色した覚明霊神の像 森林限界を超えたら今日はメチャクチャ風が強くて岩の陰でウィンドウブレイカーを羽織り上に見える石室山荘にかかったガスが抜けるのを待っていると 少しガスが抜けて・・・この先から斜度が増してなかなか足が前に出ません。ここからがきつい登りになるのです。 石室山荘前に献花台があり、ここにも花やお供えがありました。ご家族の悲しみが伝わって胸がつぶれる思いです。ここまでくるのに、去年もそうでしたがもし今日噴火したら・・・と考えながら歩く癖がつきました。どこへ逃げるんだろうか、その時どうすればいいのだろうか・・・そしてまだ見つからない方はどこに逃げたのでしょうか・・・ 登りながらそんなことを考えるようになりました。次の目標は覚明堂です。 覚明堂は壊れたままで再建されていません。 覚明堂から少し登れば剣ヶ峰と二の池との分岐剣ヶ峰の方へは立ち入り禁止の看板とロープ二の池の方へ向かいます。 去年と同じで二の池はガスでほとんど見えません。がっかりしながらも風が強いのでガスが飛ばされるのかもしれないと期待して岩陰でレインウェアを着ながら待っていると ガスが一瞬消えてくれました剣ヶ峰も見え、雪渓もまだ残っています。火山灰でほとんど埋まってしまった二の池二の池新館でしょうか、小屋のようには見えませんが。 私の見ている方向は三の池、少しだけ水面が見えています。 あまりに寒くて立っていられないので覚明堂まで下りてから、昼ご飯にするため来た道を戻ります。覚明堂の前でランチタイム。単独の若い男性が食事していた横で我らもランチ。色々話しながらお昼を食べて、彼は登って我らは下ります。 石室山荘の下に下りて来て見上げたら綺麗な秋らしい青空が広がっているではありませんか登りと違って風も無く、ガスも消え、青空が広がってこれから登っていく人もたくさん居て今日は午後からの方が天気・展望が良かったようです。 八合目の女人堂まで下りて来たら山頂直下まで見えました。ここで大休止して、これから先の樹林の中の木階段をひたすら下りて駐車場まで来ました。駐車場まであと少しのところで、歩きにくい道だとブーブー言っている私と違って健脚の若い男性が鼻歌で下りて来て年の差を感じ、駐車場でその人と話をしたら、大峰山の先達さんをやっているとのこと!!やはり天狗さんに近い人なんだな~ 今年も御嶽山に登れましたが、早く立入規制が解かれ捜索が開始されんことを祈るばかりです。そうでなければ、ご家族にとっては心の整理や、一区切りや、納得やあきらめなどつかないでしょうから。
2017.09.01
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