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87日ぶり。それまで、あと2日だと思うと、自然に笑けてくる。待っているのは、当然、ママに会える日。ママに会う日まで、残す仕事は明日の朝刊作りだけとなった。明日、写真部として提示する写真は決めている。部員がこの半月間、研究を重ねた出国ラッシュの写真。成田空港から飛び立つ飛行機の光跡で、光の塔を作る。部内的にも否定的な見方が有る中の挑戦だ。その写真と心中。心中した後に待っているのは天国だ。87日ぶりに感じるママの手のぬくもり。それが待っていると思えば、部員と共に白刃を握る手にも力が入る。よしっ! 行くぞ!
2006年12月28日
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会社に向かおうと駅までの道を歩いていたときの話。古い家に液晶テレビが届けられていた。「ボーナス出たしな…」そう思って通り過ぎたが、何となく家と不釣り合いな“アクオス”が気になった。やっと買ったテレビ。平日の昼間に、届けるだろうか…普通は一家でお迎え出来る休日だろう…で、勝手なストーリーを色々と考える。あのテレビはサプライズなプレゼントじゃないかしら…電気製品好きな主人は、前々から大画面テレビが欲しいと言っていた。「そんなお金どこにあるの?」と取り合わない嫁。しかし、嫁は、いつも家の為に頑張っている主人に何か感謝の気持ちを…と思っている。そうだ! 主人が帰ってきたら欲しかったテレビが!これ以上のプレゼントは無い!。そんな、「お話」を考えながら駅まで。今日は、クリスマスだものね。
2006年12月25日
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ガスコンロを買った。ガスコンロって何だ?普通の家庭では、ガスの火口はシンクと一体になっているものだとばかり思っていたから、こんなものを買わなければいけない住宅に住んで居る人は…と思っていた。ラッシュの電車。馬鹿でかい箱を持っていると、必然と迷惑がかかる。迷惑だと、皆がジロジロと見る。あー。恥ずかしかった。このコンロは、新しい部屋で活躍するのです。何せ、古い建物。システムキッチン。ビルトイン。等というものは縁遠く。。。唯一の救いは、持って帰る電車が東西線の千葉方面だったこと。まあ、車内はシステムキッチンなどというものとは、縁遠い人たちが多いだろうし。。。
2006年12月25日
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散髪に行った。今日のイベントと言ったらそのくらい。寒い部屋に帰って一人。ちょっと暖まろうと、珍しく風呂を沸かす。湯船に浸かって…「あっ!今日はクリスマスイブか!」何も無いクリスマスイブだった。どうせ何も無いのなら、このまま大過無く年末まで…
2006年12月24日
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今日の、小ニュース。定期券をもらった!あこがれの町へのパス。先日、我が社の社員が傷害事件を起こした。酒に酔ったうえ、車内で他の乗客を殴ったとのこと。彼の住所を見ると、今のねぐらの近所。さも、ありなん。こんな所に住んでいたら心もすさぶわな。。。事件を受け、翌朝、部長に呼び出された。「お前は、要注意だ」。「そりゃ。部長。あんな所に住んで居たら事件を起こしても仕方がないですよ」訳の分からない理屈だが、部長は妙に納得。仕事から解放されて降りる駅は、せめて「ホッ」とする場所で有って欲しい。以前から喧嘩早い性格。これ以上、この町に住んだら絶対に人を殴っていた。そんなことを起こす前にもらった定期券。正に、自身の「安全への逃避」である。
2006年12月22日
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「えっ! また行くんですか?」同僚の副部長から評判の悪い小生の奇行。“今日は、会社にいても他に予定が無い”と分かるや、取材に行く部員に付いていく。昨日も、「ほいじゃ、倖田來未でも見てくるわ」お台場のお洒落なスポット。若いカップルに紛れて、ウロウロしてきた。お陰で、東京のイベントスペースで何をしているかは段々分かるように。そんなこんなの雑知識の寄せ集めも、たまには役に立つことがある。先日、他部からイルミネーションの撮影依頼が。「LEDを使った、青っぽい光の所が良いのですが…」それなら、あそこだ!奇行もたまには役立つ事があるが、同僚から見れば、やはり奇行は奇行のようで。。。
2006年12月21日
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今年も、あと10日余りとなった。大晦日には、ママが引っ越しの手伝いで東京に来る。それが、楽しみ。ニューイヤーの東京。どこに遊びに行こうか…あれも。これも、一緒に行きたい所ばかり。手をつないで見たいものばかり。取りあえず、新しい部屋の近くで行きたい店は決めた。あと、10日。カウントダウンが始まったから、仕事もそこそこ頑張ろう。。。
2006年12月19日
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先日、やっと訪れた休み。新しい部屋の契約を済ませた。賃貸契約は、元旦から。こんな年末年始に引っ越す人間も居ないのだろう。不動屋さんも「もうどうぞ」っと、鍵を渡してくれた。不動屋さんを出るなり、嬉しくて、早速と新しい部屋に。誰の立ち会いもなく開けるドア。向こうには新しい自分の生活の予感があった。「あ゛ー。」と部屋でコロコロした後、建物の回りをチェック。バイクはどこに置こうか…階段脇のこの木は何かしら?範囲を広げ、回りの住宅のチェックに出る。お屋敷街だけに、窓から見た「公園」は、個人の「庭」だったり、生け垣の向こうからピアノの音が聞こえたり、と、ワーイ。ワーイ。の連続。そんな途中で見付けた一軒の古い建物。私道のずっと先にある。こわごわと近寄って、そこに凄いドラマの予感を感じた。「メゾン○○」。切り立った土手の上にある小さなアパート。きっと、窓からは国立の町並み越しに沈む夕日が見られるだろう。晴天には、富士山も望めそう。焼けて汚い畳と、その景色のアンバランス。これぞ、自分が捜していた「ストーリーの有る部屋」の集大成ではないか…?メゾン何とかというダサいネーミングも、「めぞん一刻」のようでよろしい。ちょっとシマった…?いやいや。いやいや。と自分の決断を自分で肯定しながら帰路につく。でも、あの部屋。家賃いくらだろう。。。
2006年12月19日
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何日ぶりで終電帰りから逃れただろう…冬の6時。あたりは、真っ暗とは言え帰り着いたねぐらにホッとする。会社から早く帰って何をするんですか?一人で部屋でビール?寂しくないですか?よく聞かれるが、寂しくはない。むしろ気楽でよろし。一人の部屋でビールを飲む楽しみは…。一に安い。二に安い。三、四が無くて、五にすぐ寝られる。ほら、もう睡魔が側まで。。。
2006年12月17日
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面白いテレビ番組がやっていないときは、手持ちのDVDを見ることにしている。全てが、音楽DVDだ。今日のプログラムは、アンドレ・リューというクラシック。このビデオは凄い。クラシックを演奏していても、オーケストラ全員がニコニコしながら音を楽しんでいる。大まじめに楽しむ。ウム。。。何で、新聞写真はそうならないのだろう…。真面目に写真バカになれば良いものを。誰かが不協和音を出す。ただ、良い写真を紙面に載せたいだけなのに。今朝の新聞に載せる写真も闘った。誰が見ても良い写真なのに、何故、賢ぶる奴のためにパワーを使わなければいけないのか?闘っている最中に、昨日の朝刊の写真まで話が及んだ。山の斜面を埋め尽くす、干されたダイコン。カメラマンが苦労して見付けた最高傑作の写真だ。「昨日の写真よりマシか…」その言葉には、本当にカチンときた。何故、考えに考えた挙げ句、バカになれない?何故、楽しいもの、美しいものに無垢でいられない?ブラウン管から流れる、オーケストラの顔顔を見ながら、新聞写真の余りの「低俗」さを思い、涙が流れた。
2006年12月13日
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残業を終え、ねぐらに帰り「おっこらしょ。」テレビを点けると「NANA」をやっていた。不動屋さんめぐりをして、新しいねぐらを捜していた時のこと。こちらの条件を言うと、大体の不動屋さんは引いた。「そんな条件は無いですよ。。。」国立駅の南口から歩けること。2K以上。部屋は独立していなければいけません。そして、オートバイ2台が置けること。で、家賃は7万以下。カウンターで得々と、不動屋さんに説教されたことも。そんな部屋が有っても、相当古い物件ですよ。現実的じゃない。古くても良いですよ。「NANA」に出てくるような部屋ならば…そう、言ってのけ自分なりに納得の出来る部屋を見付けた。そう言えば、決めた部屋を斡旋していた不動屋さん。部屋をチェックする小生に、延々説明していたな。。。「宮崎駿の映画『耳をすまして』に出てくる坂は、どこそこの住宅街で…あっ。それは『平成ぽんぽこ』のどこそこですよ。」ストーリーのある部屋を捜す、と言うことを分かってくれていた。そんなこんなで、とうとう仮契約までこぎ着けた。引っ越しは、1月6日。
2006年12月11日
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今月は、部員二人を与えられ、写真部の独自ネタを捜す役目。お陰で、終電で帰る機会がめっきり増えた。こんな事になろうかと、運命を共にする部員は、千葉方面の部員から選んだ。お陰で、店を出てからもワイワイと3人で帰る。「おっ! ゲロ踏むんじゃねーよ」「うわーっ。足の裏べったり。。。」「ぎょへー。」「う゛わー。」って。まるで車内でも学生のノリ。昨日は、金曜日。ほろ酔いで乗り込んだ電車はお疲れだらけ。みんなイヤなことが有ったのかな…正気なら嫌悪感で見る酔客も、この時だけは御同輩。
2006年12月09日
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今日もサボりだ。会議は有るが、行かなくてもバレないから行くのを止めた。で、一日バイクと一緒に遊んでいた。サボりの一日。携帯電話が鳴るとドキッとする。何回か、電話は鳴ったが、ほとんど本件(サボった事)と関係のない内容だったのでホッとする。宵の口。ねぐらでビールをあおっていると、部員から電話。何だよー。っるせーな!電話の向こうからボソボソした声。「あのー。東京写真記者協会の今年度の賞が決まったんですけれど…お世話になった、レバノンの写真が海外ニュース部門賞になりました。ありがとうございます。。。」自慢ではないが、カメラマン現役時代、賞というものを取ったことがない。ママに「取ってきなさい!」と言われたものの、運から見放され叶わなかった。写真で取った賞と言えば、ホンダの写真コンテストぐらいである。今回、部員が受賞した写真は、コンセプトから部員と2人で考えたプロデュース作品である。それが、受賞。人ごととは思えず、本当に良い知らせだった。部員からの電話は、寒い一人の部屋に温かい風を心に送ってくれた。嘘、偽り無く共に喜べた。ママ。パパもやっと賞を取れたよ。。。聞く話によると、件のレバノン以外に、文化芸能部門でも当初から監修していた写真が受賞したとか。良かった。良かった。愛すべき部員たちの顔が、脳裏でグルグル回る。良かった。良かった。電話をくれた部員が、切る直前に言っていた。「こいくちさんの感性も、東京で認められるらしいので、頑張って下さい。。。」って。コラ!
2006年12月05日
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今日の予定は会議だけ。夕方から、バイク道の同好・新人君が水族館に行くという。「おい。おれも連れて行ってくれ!」気分転換にお魚を見るのも良いだろう。。。水槽の魚を見ていると、本当に気持ちがほぐれるのを感じる。と、同時にお腹がグー。朝飯を食べて以来、何も口にしていないのを思い出した。帰りのハイヤーの中で、「腹減ったぁ~。おい。魚食いに行こうぜ!」では、当たり前。「おい。餃子食べに行こうぜ!」となった。店に入り、気分もほぐれると新聞写真論に話は進む。「俺はよー。読者みんなに分かる写真なんてクソだと思う。たった一人でも良い。メッセージ性の有る写真の方が心を動かすと思う。。。」ムニャ。ムニャ。そこまで、話したところで、彼が堰を切る。ここからは、彼の話。自殺した友達が居たんですよ。暫く連絡が無いと思っていたら、自殺していたんですよ。。。この前、秩父に行ったときに見た紅葉。それが、凄く綺麗でね。それを見ていて思ったんですけれど、もし、彼が死のうと思ったときに、その紅葉を見たら…。あんな綺麗なものを見たら、死ぬのを止めたんじゃないかと…。新聞にそんな力のある写真を載せたくて。。。後は、彼の涙だけだった。
2006年12月04日
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新年からのねぐらを決めてきた。かねてから話題にしていた国立の古い部屋だ。文化住宅や、アパートといった臭いがしないところが気に入った。駅を降りると右手に伸びるこぢんまりとした商店街。ブラブラと散歩気分で歩く。お店を見るのにも飽きた頃、左手に入るべきの角。急に、静かな住宅街だ。庭先の木々に冬を感じながら、今度は住宅街にも飽きた頃。目の前に坂道がはだかる。エッホ。エッホ。お年寄りには、きつい坂道なのか中腹に善意のベンチ。背もたれに「ありがとう。80翁」と誰かのメッセージが。坂の頂上に待ち受けるのは、一対の松。どの時代から、この坂の上から見下ろしているのかしら…?駅から徒歩12分。「歩いても飽きないんですよね。なんだか道にストーリーがあって」不動屋さんに話すと、答えは意外。小生の気に入った「ストーリー」はどれも物件にとって不利な条件ばかりだとか。駅から、平坦な商店街を歩きたどり着く、コンビニの近くに有る部屋。そんな金太郎飴みたいな、通勤、通学経路が好まれるらしい。みんなが好まなかったお陰で、近所では破格の家賃。そこを、もう一値切り。大阪人の癖である。
2006年12月03日
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いよいよ今年も1ヶ月。目前に迫った来年に向け、ラストスパートをかけるのは仕事!ではなく、引っ越し。引っ越しは、是非、ママに付き合ってもらおうと思っている。お手伝いは兎も角として、国立という町を見てもらいたい。どうせなら、ゆっくりとカフェテラスでお茶もしたい。二人で、手をつないで新しい町を散歩したい。だから、なるべく長く居て欲しい。。。そう思って、予定を聞いたら、「そんなに居られない」と、言われた。。。
2006年12月01日
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