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テレビでよく見る顔である。埋蔵金とはじめて言った人のような気がする。元高級官僚で小泉政権では重要な位置にいたような気がする。東洋大学教授の肩書きでテレビ出演していた気がする。そんな男の窃盗のニュースには、まさかそんなの思いである。 泥酔状態での犯行とか、誰かが仕掛けた罠だったとか、ドッキリカメラだとか、そんなことを期待するのは信じがたい事件だからだ。泥棒で逮捕された男は確かに高橋洋一と言った。高級官僚をばったばったと切る天才肌の男であった。盗みの現場は浴場のロッカーだと言う。 信じがたいが泥棒事件は現実に起きていた。そして起訴されていた。しかし、やっぱり信じられない思いである。盗むくらいなら自分で買うのも問題ないと思うが、何兆円単位の国家予算の計算も意図も簡単に語る男が、何十万の時計に目が眩んだのだ。 何度も言うが、信じがたく、エイプリルフィールの日を間違えたのではと思ったりもする。それにしても、奇想天外な出来事である。歯切れよく、埋蔵金の存在や官僚の作文方法などを語り、公務員改革とかにも積極的な発言をしていた。さて、さて、何をか、言わんやである。 高級腕時計や財布などと入れるロッカーに鍵はなかったと言う。そんな風呂屋があるとは思えないが、詳しいことも直ぐに分かりそうだ。何しろ、幾つもの番組に出演していたから、その番組でも事件の詳細が説明されるだろう。別にそんなニュースの詳細など聞きたくはないが、凄い男だと思っていただけに、腹立たしい思いもある。 真実なら、最もがっかりするのは、東洋大学の学生だ。そして、埋蔵金から、景気浮揚策としての政府紙幣の発行などの言葉に拍手喝采し、同調した人たちは愕然とするだろう。それにしても、奇想天外な事が次ぐ次を起きる世の中で、事実は小説より奇なりである。
2009.03.30
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高速道路と関係ない田舎の住人には関係ないが、今日から、1000円乗り放題の値下げが始まる。景気対策の目玉である高速道路値下げだが、複雑な条件付での、土日休日の値下げは効果はそれ程なさそうだ。テレビのニュースで見る限り、予想されたような混雑もないようだ。 高速道路を何処までも走る人は滅多にいないので、恩恵に預かる人は限られている。それでも、策が無いよりはましである。この機会に高速道路を利用して旅行する人が多くなり、観光地に、今までと違う賑わいがでたら、効果はあったということになる。始まったばかりで、一日二日では判断出来ないが、ETC普及への効果は確かである。それでも、サービスエリアのお土産店などは、ボンや正月以上の混雑を予想しているニュースであった。 遊ぶ人だけが景気対策の恩恵に預かり、トラックなどの流通業者は蚊帳の外では、景気対策の効果など期待できないという意見も当然ある。いや、むしろ多くの人はそう思っている。トラックなどの料金も引き下げられて、多くのトラックが高速を利用するようになると、経済効果もあると思うのだが、トラックの荷物が減ってどうしようもない。 高速道路は民営化された民間企業である。国の思惑で料金を決めるのは少し変だという思いは誰にもあるわけで、一体どうなっているかと疑問に思う人も多いだろう。民間企業だろうと国営だろうと、料金値下げは歓迎である。ガソリンも高速料金も値下げしすれば、景気の回復も早そうだと、胆略的に考える。何でも、料金は安いほうがいいに決まっている。 料金徴収システムはまだ完全ではなく、地方から都市圏を通って地方に乗り継ぐ場合、二重に徴収され場合もあると言う。二重徴収でも料金の返還はないというから何とも人を食ったような面白さである。運が悪ければ、何度も二重徴収に会うことにもなりかねないが、システムは直ぐに正常になるようだ。 盆正の帰省ラッシュの混雑を見る楽しみでニュースを待っているが、期待する程の混雑はなさそうだ。
2009.03.28
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さくらも満開に近くなって、風が気になる。今年のさくらの開花は何時もの年と少し様子が違う宣う人もいるが、何時もと年との違いは、ぱっと咲きぱっと散る咲きっぷりと散っぷりの見事さ潔さが感じられないことだと言う。 そんな意見に賛成はできないが、今年のさくらは去年と比べると早い開花の地方が多いのは事実で、そんな事は、さくらのせいではなく、地球温暖化のせいで、さくらの咲き方や散りかたには関係ないと思いながらさくらを眺めている。 満開ではないが七部咲き八部咲きのさくらは満開よりも美しいく瑞々しく華やかである。満開のさくらは華やかでも瑞々しさは感じないと、今日に限ったようなさくらの瑞々しい美しさがさくら本来の美しさのように見ている。 七部咲き八部咲きに襲い掛かるように時たま風が吹いてくる。いや、舞い寄って来る感じだ。さくら吹雪とはならないが、細雪のように舞い散っていく。華やかさを脅かすことはないが、一片一片が舞い散るさくらも風情がある。 日曜日は最高の花見の時期となり、天気予報も花見日和の予報だが、寒の戻りのような寒りのような寒さもありそうだ。それでも、さくらの見ごろは間違いなく日曜日で、花見祭りの宣伝ポスターもそっと呼びかけてくる感じだ。 日曜日は花見に行くしかない巡り合わせと自分に言い聞かせ、偶然の巡り会わせと花見に出かけ、さくらの下でこの花の咲き誇る国の春を満喫し、毎年誕生し、叉長い間、歌われ続けるさくらの歌を、思いつく限り歌うつもりだ。
2009.03.27
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「黐躑躅」 テレビの漢字検定にそんな字が出たらしい。テレビを見ていたわけではないが、帰って直ぐにその漢字を示された。一瞬なんだと思った。難しそうだが、読めると思った。読みを試みるが無駄だった。漢字は音ががあって訓があってなどと呟きなら挑んでみても、読みは出てこなかった。 ヒントが出た。「花の名前です」とヒントが出たが、読むのに戸惑ったら最後、出てこない。そんな花は見たこともないような気がする。「今時、花はカタカナ表示に決まっている」と嘯き、「漢字検定協会の事件以来漢字検定などに意義を認めない」と嘯く。 「珍しくもない花だから、多くの人が知っている」とヒントがまた出る。「この字は知らないでも、花には見覚えがあると思う」とヒントは続く。 フラワーショップやホームセンターなどで花を見ても、難しい漢字表示の花は買う気にならないと、読めないから言い訳をダラダラ言っている訳ではないと、言い訳をしながらその場を逃れ、漢字の読みを調べる事にした。画数で調べるかなどと考えてるが結局パソコンの検索で、花の名前と直ぐに答えは出たわけだが、花の写真を見ると、何とも味気ない思いになり、テレビの漢字検定こそいい迷惑だと呟いた。多くの検定番組は、もういい加減終わっても良さそうだが、全ての局で同じようなことをやっていると、漢字の読めなかった私は怒っているわけである。そして付け加えると「未曾有」は読めてと居直り気味である。 さて漢字の読みは「モチツヅジ」で、躑躅が「ツツジ」で、その花は殆んどの人が知っているだろう。黐躑躅「モチツツジ」となってもツツジの種類である。
2009.03.26
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北朝鮮のミサイル発射基地で弾道ミサイルが発射台にのったと言う。アメリカ軍事衛星の写真が公表され、あやふやでもそれらしきものが分かる。迷惑な話である。衛星といいながらも、日本と韓国への嫌がらせと、アメリカへのラブコールが目的のミサイル発射である。 北朝鮮の人工衛星主張するロケットは、1段目が秋田県沖の日本海、2段目が岩手県沖の太平洋に落下すると言う。日本を挟み込むかのようにに、日本海と太平洋に落下する。周辺海域の漁師は漁などやっていられない。明確な日時がわかれば、その時を避ければいいが、明確に何月何日何時とは言ってない。 人工衛星は「光明星2号」で、ロケットは「銀河2号」だと言う。もし、衛星でななくミサイルのテポドン2なら、射程距離は6千キロ以上だ。当然、アメリカに向けての発射で、日本を意識しながらアメリカを刺激する作戦である。アメリカを外交交渉の土俵に上げる作戦で、アメリカと対等以上の条件での外交交渉を目論んでいると言う。 中国も自制を求め、クリントン米国務長官も警告しているから、北朝鮮は無意味な事をするわけである。最も頼りにすべき韓国は今までの政権とは違うし、拉致問題の進展のない日本は、当然認めない。日本は安全保障会議を開き、自衛隊法でははじめての「破壊措置命令」を発令すると言う。日本は新たに軍事的な壁を破ることになる。「破壊措置命令」である。 日本の不戦の壁の一つが、北朝鮮のミサイル発射でこじ開けあられる。日本の自衛隊がまた一歩踏み出すことになる。 浜田防衛相が「破壊措置命令」を発令する。 戦争など予想する人はいないだろう。戦争を想定する人もいないだろう。しかし、不戦の国日本は国際社会のざわめきの中に取り込まれていく。お隣のとんでもない国のために、っ誇るべき戦争放棄の壁が揺さぶられる。海上自衛隊は海賊退治に出かけた。インド洋では海上自衛隊の給油活動は続いている。 「破壊措置命令」に、どんな意義があるかは分からないが、物騒な国への対応を物騒な方法では、物騒な事になる様な気もする。何が起きる事はないと思うが、それでも、なんとも人騒がせな国である。
2009.03.26
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美しさは罪ではない。もっと美しくなっても罪ではない。美しさはあなたに与えられる神の贈物。もっと美しくなるのは貴方の使命。自然の美しさ、自然の艶やかさ、春の季節の自然の潤いが女性美となり、生命萌る自然の美に女性が輝く時。 e自然 艶肌・艶髪倶楽部男でなければ分からない女性の美しさがある。男でなければ感じない女性の美しさがある。そんな美しさへ貴方を導く、自然美の艶髪倶楽部。
2009.03.25
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小沢一郎に振り回される思いの人は多いだろう。もう、こりごりだと思っている人も多いだろう。サムライ・ジャパンのWBCの連覇に興奮し、イチローの最後の最終最後の打席でのヒットに感動した人も多かったと思うが、同じ一郎でも、小沢一郎の記者会見に、がっかりした人も多いだろう。その一人が、嘆きの言葉を並べるわけだが、涙ながらの記者会見は、花見の余興のような滑稽さもあった。 違法献金事件で公設第一秘書が政治資金規正法違反で起訴さた。秘書の起訴で進退を明確にすると小沢民主党代表は言ってきた。しかし、自己的な論理で自己弁護に終始し、挙句の果てに涙ながらの続投宣言だった。進退を明らかにすると言う記者会見は、涙がもっともに会わない男の無様な姿にさえ見えた。 「これくらいの苦難を乗越えられなくては」と、官直人は言った。「民主党は小沢のものでもなく、鳩山のものでもなく、国民のものだ」と長老議員は言った。民主党は「これぐらいの苦難を乗越えられるどころか、ベールをかぶせた」と、老評論家はいった。「民主党は政党の役目を終わった」と辛口の評論家は言った。 潔い幕引きは無かった。小沢さんの潔い身の処し方を期待した。しかし、権力の座にキュウキュウする老政治家の情けない姿しかなかった。挙句の果てに、涙の会見ときては、何度も言うが情けないだけだ。福田政権発足直後の大連立問題で、辞めるべきだったのにと、悔やむ民主党の長老議員は失望の溜息であった。 小沢代表は「・・・秘書が逮捕され、起訴されたそのことの責任は非常に大きく・・・・」と言い、更に「・・・政権交代で国民の側に立った政権を実現するのが、私の政治家としての最後の仕事だと思っている・・・」と続ける。秘書の起訴については、「・・・認識の差で、自分としては納得がいかない。・・・」と言い、衆議院選挙への影響は「現時点では判断することはできない。国民の受け取り方次第だ」と言う。 しかし、当然、反小沢の声もあるにはある。その一人、その代表格前原副代表は「小沢さんの続投について、覆す意見を言うものではないけど、すんなり了というわけにはいかないという話をした」と、これも、少々変だ。小沢体制の前にくっした格好だ。渡部恒三最高顧問は「国民の皆さんの声が勝てるなら頑張るし、勝てないなら考え直さないといけない」と、これまた変な発言だ。国民の声は決まっていると思うが、民主党の苦難が感じられる、繕い繕う発言が続く。 政権交代間近で内部崩壊する。 政権交代など、夢のまた夢で、 第一、何の為の政権交代かと、 国民は怒っているのだ。民主党もダイエットしろだ。元気にやせる研究所管理栄養士が健康と栄養を考えて創ったダイエット食品
2009.03.25
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日本の人口は08年10月1日現在1億2,769万2,000人でと総務省は発表した。 そのうち、女性は6,544万1,000人で、少し現象と言うことだが、それは外国へ出て行った女性の数が多いせいだと言う。結婚して、あるいは仕事の都合で日本人になった女性よりも逆の方が多かった。人口統計に明らかに出る程の多さは、日本人男性には少々寂しい数字に違いない。 少子高齢化が叫ばれて久しいが、人口には変化はなかったのである。出生数の減少は老齢死亡者数の減少と比例して、人口そのものには変化がなかったということのようだ。それが、少子高齢化社会の真実である。出産率が上がると人口増加につながり、別の問題が国に突きつけられるだろう。第二次世界大戦までは、人口増加の調整弁的を戦争があった。戦争を人口調整弁とは不謹慎な表現でも、それが真実であった。 平和憲法を持ち、戦争放棄を世界に宣言した日本は、平和国家として新たな問題に直面している。平和な国の悩みで、ある意味嬉しい悩みであり、その程度の悩みがなければ、日本の政治家にやることはないということになる。安全保障と外交はアメリカ頼みで、経済は優秀な技術を経営者頼みで、行政は優秀な官僚頼みであるから、政治家は安穏と政治資金集めとそれにまつわる出来事のために多くの時間を割いている。そんな政治家を養う国民は、100年に一度の経済危機の中、貧困と言う時代が逆行したような現実の中で苦しんでいる。 1億2,769万2,000人の中で、真実の幸せを感じる人は2.789万人2000年なら、端数が幸せだとも言えるが、そんな数の幸せ者がいるとは思えない。果たして、どれだけの人が私は幸せと言えるかと考えると、不幸な人間の基準での幸せ探しのような気がして空しいものである。自分が不幸とは思わないが、財産がなくても自分が貧しいとも貧困とも思わないが、などと、思っても、現在は世界的な不況で経済的な問題が、幸、不幸の最大の要素となってきた。 経済問題といっても、生命維持の最小限の食料の問題となっては、幸、不幸を考える以前の問題になってくる。国民が富みを実感できなくても、飢餓の恐怖など感じることのない経済的基盤があって、死ぬまで国家国民の一員として生きる保証が与えられ、喜びや悲しみの感情が交差し、恋や愛などの人間的感情の絡みあう幸福論が論じられ国が日本だと言いたい。総人口1億2,769万2,000人が、幸せではないが不幸でもないといえるのが、最も理想的かも知れないと、幸せの基準も、一歩も二歩も引かなければならないのが現実でもある。 1億2,769万2,000人の幸せは、不可能でも、せめて、1億人の幸せは、と、自分の不幸も忘れて考えるのは、可笑しくもあり、悲しくもあり、、、そんな春の日は花粉がベールを張ったような空で、陽射しは柔らかくなり優しくなっている。1億2,769万2,000人のさくらは、もう直ぐ満開となり、1億2,769万2,000人の人口の国は、桜色の幸せ色に変わる。 因みに、日本は人口密度で世界34位平方キロの人口は336人である。面積は377.915平方キロメートルである。 因みに世界の人口では日本は第10位である。勿論一位は中国で13億2300人だが、実数ははるかに多いと言う。2位は勿論インドで11億1650万人で、二桁の臆は、この2国である。 男性6225万1000人に対して、女性6544万1000人で、男が優位の人口構成だと馬鹿なことを考えるが、数の勢力では女性優位と、馬鹿げた無意味なことを考える。
2009.03.24
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今週は小沢Xデーの24日があり、小沢代表の進退問題が決着する政治の一週間になりそうだ。いや、WBCがあるから政治などかまっていられないかも、いやいや、新甲子園で春の選抜大会も始まった。いやいやいや、大相撲も面白くなってくる。今週は忙しい一週間となりそうだ。国会での予算成立には興味はないが、国民生活のためには遅すぎる予算成立だと苦言も言いたいほどだ。街には選挙用のポスターが貼りかえられる。自民も民主も党首の顔は完全に消えた。自民野田聖子さんに民主岡田副代表の顔に変わった。今日は朝からWBCが始まり、今日は朝から甲子園もあり、今日は朝から忙しい一日になりそうだ。今週がどんな一週間になるかは、殆んど予想はついていて、政治もWBCも甲子園も大相撲も、それはそれで生活に潤いを与える邸でしかなく、今日の生活に終われる一日でしかなく、生活に終われる一週間が始まるだけだ。それでも今週中に来年度予算が成立する見通しに安堵し、民主党の小沢代表にはもう引き際は過ぎ去りますよと言い、WBCではやっぱり松坂は凄いピッチャーだと感想を言い、やっぱり高校野球は無条件に応援できると言い、やっぱり大相撲は白鵬と朝青龍のモンゴル対決かと嘆き、一週間は終わるのだろう。さくらの開花宣言は、殆んどの地方で記録的な早さで、今週はさくらも見ごろで、満開のさくらの下の花見便りでテレビもインターネットも賑わうだろう。今週がさくらもピークで季節は春本番である。明日の小沢Xデーは、日本の政治風景を変えるほどのインパクトがあると思うが、さて、さて、どうなるだろうか。WBC見るチャンスをつくるため、色々考える朝である。美しさは体の中から、体の中が美しければ、自信が表に出る。うちから滲み出る美しさが、真実の美しさです。青汁。青汁。青汁。先ずはお試しから。生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅、5大特典付お試し品薬学博士が薦めるどくだみ
2009.03.23
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美しさは体の中から、体の中が美しければ、自信が表に出る。うちから滲み出る美しさが、真実の美しさです。青汁。青汁。青汁。先ずはお試しから。生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅、5大特典付お試し品薬学博士が薦めるどくだみ
2009.03.22
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「東京マラソン2009」は22日日曜日朝スタートした。川の流れのように、壮大で色彩豊かな人の流れが動き始めた。3万5000人の人の流れが都庁前から始まった。マラソンだけではなく、様々な衣装での自己表現を試みるお祭りである。全てのランナーが都庁前を離れるまでにもかなりの時間がかかった東京マラソンはお祭りであった。 仮装行列ならぬ、仮装マラソンの東京マラソンには、多くの有名人、芸能人が参加した。特に目立ちたいお笑い系タレントは多く参加する。お馴染みのデブタレント松村邦洋が当然のように参加した。そして、当然のようなアクシデントであった。心臓が一時的に停止したというから、諧謔的な言い方は控えるべきだが、しかし、やっぱり、面白おかしい出来事には違いない。あの巨体で、日頃運動もしてなければ当然の事だ。人の不幸を諧謔的に見るのは不謹慎だが、いに地に別状ないという意味で諧謔的な言い方だ。一時的に心肺停止状態となって救急搬送されたのだ。 松村は口から泡をふいていてと言う。見ていた人はびっくりしたに違いないが、病院で意識を取り戻したと言う。運動不足の肥満体でのマラソンで、何もない方が不思議だという程度のようで、お笑いのネタとしては面白いだろう。 松村は去年も参加して時間切れ失格であった。時間内ゴールが目的であった。個人的な参加ではなく、バラエテイー番組の企画での参加で、心肺停止状態でAED(自動対外式除細動器)も使用したというから、番組としては成功と言う事だろう。 3万5000人のマラソンは壮大だ。 色とりどりの流れがビルの中を、 縫い流れるのは壮大だ。 スポーツと言うよりはお祭りが東京マラソンだ。
2009.03.22
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毎日小沢ニュースで明け暮れている感じだ。そして、小沢Xデーが迫っている。3月24日が逮捕された小沢一郎民主党代表第一公設秘書の拘留期限で、その日に向けて政界は固唾を飲んでいるという感じだ。 秘書の起訴がそのまま政治生命にかかわる小沢さんは以外なほど元気で、今まで見せなかった柔和な笑みさえ浮かべている。剛腕といわれた頃の毒は消え、居直りとも思える余裕の表情が目立つ。 待ってましたとばかりに小沢批判を叫んだ自民党の声を企業献金全廃の提案で封じ込めた。その事実が余裕の表情になっているようだ。企業献金全廃には自民党だけではなく民主党の中からも訝る声が出るほど波紋がひろがった。 封じ込められた批判の声は、秘書の起訴で一気に噴出すだろう。不起訴なら知らん顔で、少しだけ検察批判をするだけだになる、小沢Xデーは来週に迫っている。 劣勢に見える検察当局は、捜査の手を緩めはしない。検察の威信にかけても、逮捕した秘書の立件を果たし、どんな形にしろ、検察の面目を保つ。国策捜査などと批判され、秘書を逮捕しながら小沢一郎本人に至る事が出来なければ検察の敗北だ。 検察の手の内が見えず、どうなるか判断出来ないから、自民党も民主党も次の手が打てない閉塞状態だと素人目にも分かる。 一人元気なのが麻生総理大臣で、高速道路の値下げは意外な程の効果があり、政治的成果に違いなく、少々はにかみながらの感想は、あからさまな成果とは言わないが、そんな思いが滲み出ている。 さて、迂回献金の基本的な部分を作った元秘書も検察の事情聴取があったと言う。Xデーを目前にしての、検察の最後の切り札と言うわけでもなさそうで、検察の真実の狙いは謎のようだ。 大政治家小沢一郎と東京地検特捜部の真っ向勝負の構図で国民は見ている。国民は東京地検特捜部を国家的犯罪に立ち向かう最後の砦だと思っている。権力を見張る正義の砦だ。 その、東京地検特捜部の動きが劇画チックに思えてくる。劇画チックにさえ思えるのは、東京地検特捜部による民主党小沢代表の公設第一秘書逮捕のニュースで、チョコレート色と言うかクリーム色というか、ど派手なコートを着ていた捜査員の印象が強力だったからだ。 どこかで、ゴルゴ13も登場しそうな展開も考えるのは、漫画好きな麻生総理のせいでもある。誰でも知っている迂回献金である。知らなかったで済みそうにない迂回献金である。多かれ少なかれ、殆んどの国会議員は同じ罪を犯していそうだと思う野次馬評論である。
2009.03.21
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民主党小沢代表への違法献金事件で、東京地検特捜部は本人への参考人聴取を見送らしい。東京地検特捜部は小沢代表本人への参考人聴取を考えていたが、最高検と調整した結果見送るらしい。東京地検の勇み足ともなりかねない結果だが、国民にはよく分からない。政治資金規正法ではさだめる監督責任で小沢一郎を追い込み、更に次の段階へと進みたかったと思える東京地検の勇み足だったのだろうかが、多くの国民の単純な考えになる。 そんな中で、小沢代表は鳩山幹事長と会談したニュースだが、民主党の代表と幹事長の会談など特別のニュースではないと思うが、そんな事は兎も角として、「検察の判断に関わらず徹底抗戦」と小沢代表が主張した事がニュースだ。「ここで戦わなければ国民のためにならない。検察の大変酷いやり方に国会議員が屈したとなれば、政権をとっても同じような話が続く」と言ったからニュースと言うわけである。 検察VS小沢の政治資金規正法バトルは、国民には分かり難く、低支持率の麻生総裁の元で選挙も出来ない自民党に、反抗のエネルギーを与えたかにも見えた。自民党には起死回生のビックチャンスであった。自民党の反抗が始まる分かりやすい構図になる。しかし、その構図が明確な輪郭を現すことはなかった。瞬間的に反抗を試みた自民党も尻すぼみになり、小沢代表の顔にはゆとりと笑みが見られるようになった。自民党を揺さぶり、検察とも徹底抗戦宣言だ。 しかし、法的にどうあれ、企業献金の全面禁止になったもとしても、小沢一郎民主党代表への国民の目は冷ややかである。国民は小沢代表を信用ししていない。現在秘書の逮捕の献金問題が法に触れようが触れまいが疑いは明白だった。矛盾する言い方だが、明らかな迂回献金であり、それ以上進まないのは、検察当局が足元をすくわれたからだと素人考えの国民は思っている。それから先の展開は24に一応の結果は見えても、国民の政治不信は変わらない。 企業献金の全面禁止の提案で、自民党が揺さぶられた。あの人には言われたくない、あの人が言うのは可笑しい、あの人だけには言って欲しくない。そんな声が聞こえ、自民党の議員は反対の小沢批判の狼煙を上げる。一方の民主党には岡田副代表がいた。清廉潔白が売りの岡田さんだ。関係はないと思うがイオングループの反省広告が新聞を飾った。一面そっくりの反省広告は、何のことかと驚いたほどだ。 野次馬的、彼岸の中日の政治論議は、小沢民主党代表に翻弄される、企業献金全面禁止のゆくだ。小沢さんの居直ったような発言が、政治と金の関係を変えそうな気もするにはする。企業献金をなくするための政党助成金は小沢一郎が中心になってつくったと、老いてますます盛んな政治評論家は言う。政党助成金で儲けたのは小沢一郎だけだとも言う。その小沢民主党代表の最良最善の国民への奉仕の道は、政界引退だと個人的には思う。 もし老齢の政治評論家のいう事が真実なら、儲けた分を民主党に寄付して、顧問的な立場で、日本国のために働く、そんな時期だとも考える。元総理大臣も全て引き連れて、政界を引退して欲しいとも考える。迂回献金の事実だけで、政治不信を招いた罪は大きいと、多くの国民は思っている。説明責任とかの問題ではない。政治家の資質の問題だと多くの民主党支持者も思っている。 と、彼岸の中日の野次馬は感情的だ。
2009.03.20
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岩隈の怪投にイチローの不振脱出で、サムライ・ジャパンはキューバを下した。世界最強のキューバらしからぬプレーはあったにしろ、サムライ・ジャパンは強かった。いや、いや、岩隅は凄かったと、先ずは言っておかなければならない。兎に角、岩隈の見事なピッチングが全てで、好調青木の複数安打も、闇を彷徨うが如くイチローの不振脱出安打も、岩隈の凄さのお飾り程度のものだった。 松坂も凄かったが今日の岩隅は松坂以上に凄かった。世界最強かもしれないキューバは、岩隈にかかっては達磨さんで手も足も出なかったと言いたいくらいだった。いや、先の松坂初め、日本の投手陣に手も足も出なかったと言う方が正いだろう。それは、キューバチームは自滅気味なところも無きにしも非ずだが、完璧に近い投手陣の日本は強かった。 国民的な苦悩となっていた安打製造機イチローも不振脱出の兆しは見えた。それもこれも投手陣の踏ん張りによるもので、打たれず点が取られないから、打撃陣は自然にリズムむが出るわけで、投手力の力が打撃陣の負担を軽くした。イチローは一本打って、続いて打ち、不振脱出の兆しが見え多くの国民は安堵した。 勝った最大の力は岩隈だ。三回から中継を見始めて、投球数の少なさに驚いた。打たせてとるピッチングの真髄を見る思いであった。コントロールの確かさを証明し、前日のダルビッシュに続いて、大リーグのスカウトを唸らせただろう。 色々なWBC規程があり、大リーグも本気度はまだないから、真実の世界一決定戦とまではいかないが、初回に比べると、かなり高い水準になったと、感情的に日本を評価する評論家の中で、数少ない冷静な野球評論家は言う。風に流されえない評論家氏が言うように、WBCも進化し、真実の世界一決定戦になる日も近いだろう。しかし、日本のファンとしては、一流選手が大リーグ息の切符を手にしたようで寂しい気もする。
2009.03.19
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さて何と言ったらいいでしょうか。これまで庶民の知ることの出来なかった国の仕組みと言うか、複雑なからくりと言うか、そんな事が曝け出される感じは、大阪府知事の暴言とも思える政府省庁への挑戦的な発言だ。正か不か、正か偽か、などは、庶民デベルでは判断が難しいが、発言は庶民の代理的で痛快だ。官僚国家とさえいわれ、元雄も優秀な頭脳が集まり、国会議員や閣僚なども手玉にとる高級官僚を馬鹿呼ばわりできるのは、石原慎太郎東京都知事と橋下大阪府知事だけである。天下りがどうのこうのいいながら、官僚に手玉に取られている政治家に、爪の垢でも煎じて飲ませてという声も聞こえるようだ。 異色の弁護士タレントでテレビ出演していた時も好きではなかった。大阪府知事になってからも評価はしない。しかし、その実行力や行動力に加え政府への真っ向対決は、評価は別にして、溜飲が下がるし、認めざろう得ない。優秀な高級官僚への挑戦は並大抵の覚悟ではできなないだろう。知と行の同一性が求められるのが対官僚の戦いである。府民ならびに国民の支持がなければ不可能だ。そして、現在は圧倒的な支持だ。好きではないが認めざろう得ないと思う人も多いだろう。 文科省との喧嘩は記憶に新しく、またやっているかと思ったが、彼の凄さは同時に日教組とも対立することだ。そして、今度は、また、また、国交省への挑戦状である。国交省が出先機関の移転費用の一部を地元自治体に請求していたことに対し、よその県の事だが、橋下大阪府知事が待っていましたとばかりに噛み付いた。「国のやり方は詐欺まがい」と暴言の吐けるのは橋下府知事だけである。 詐欺ではなく詐欺まがいだから、国交省も返す刀が選べない。詐欺まがいである。ダム問題では、国交省に勝ったかもしれないが、真実の勝敗は何十年後でなければ判断出来ないだろう。知事は任期があるが、国交省はなくならないし、官僚は永遠に引き継がれのだ。それにしても、「国は詐欺集団だとはっきり言いたい。文科省以上にバカ」とは辛辣だ。いや、非常識な言葉だ。 国交省は「法的に問題はない」と反論しても、喧嘩の相手にはならない。騒いでも何時かいなくなるのが知事である。国交省はなくなることはないし、国土の保全と交通全般が国交省の管轄である。ある意味で、私達の生活が国交省の管轄の中で営まれている。山も川も海岸もダムも空港も飛行機も車も道も全てが国交省の管轄だ。 道の駅は好きである。気楽に入れるドライバーの憩いの場である。その存在理由はトイレだけで充分だという声もあった。そんな極端な意見は別にしても、道の駅は気楽に入れるドライバーの休憩所だ。道の駅を考えた人に感謝したいほどだ。個人的には国交省で思いつくのは国道と道の駅である。橋下発言はレベルの違う世界の喧嘩であるが、やっぱり庶民は橋下節に声援を送るのだろう。
2009.03.18
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無罪の判決で流した芳賀研二の涙は偽りの涙だった。裁判所にも関係者にも感謝すると流した涙は偽りの涙だった。その涙は真実の涙と思ったわけではないが、多少の誤魔化しはあっても、悔い改めの気持ちはあるだろうと思っていた。偽りの世界の偽りの駆け引きの果てに起きた詐欺事件であり、恐喝事件であった。そんな事件の裁判で、多少の誤魔化しは仕方ないと思っていた。逆転勝訴での涙が、悔い改めたものとは思わなかったが、偽証があったとは信じられない。 悔い改めは裁判に勝つためのものではない。裁判に負けても、自分の心に偽ることの無いものだと、尤もらしく悔い改めの言葉を使うが、事件は、騙した方も騙された方も、欲と欲の絡み合いで、勝手にしろ的な事件だ。騙すだまされるの駆け引きの世界でも、暴力団の陰をちらつかせる恐喝で芳賀研二も負けである。その負けが偽証で勝ちになった。 逆転無罪で有頂天になっていた芳賀研二の見せ掛けの涙を悔い改めの涙と思ったのが少し悔しいが、勝手にしろと言いたいようなニュースだ。 証言者が結婚式に参加する程の親しい間柄ではあった。しかも、社会的にも信頼度の高い歯医者さんと言うから判事も騙された。判決が納得いかない検察は証人を偽証罪で起訴したと言う。 芳賀研二は無罪判決の詐欺事件で裁かれることはない。たとえ、裁かれることはなくても、詐欺事件の犯人である。一般の人間とは違い、一応は有名人であるから、その分の負担を負うことになる。詐欺は騙された方も欲に絡んでの事だから、それ程の罪などないと世間は思っているが社会的制裁も少ないが、恐喝と偽証は許されざる罪である。法廷が駆け引きの場であっても、偽りの証言でひっくり返すなどは、許されないだろう。ばれなければ、いいかも知れないが、ばれない訳がない。ある意味では幼稚な偽証である。たまたま、見逃されただけの事だが、弁護士はどうだという疑問が湧いてくる。弁護士が加担しての偽証ではないと思うが、何とも幼稚な偽証だ。 裁判で勝ったにしろ負けたにしろ、芳賀研二の問題である。とは思うが、胸糞悪いニュースである。芳賀研二の母親は典型的な情け深い南国の女で、人を騙したり傷つけたりする事を許さない人だ。人を傷つけるくらいなら、自分が傷つくほうを選び、人を騙すくらいなら、野垂れ死にを選ぶタイプの人だ。その母親の涙は尊いものだが、判決に喜んだ芳賀研二の涙は、偽りの涙だった。詐欺事件そのものは騙された方が悪いような事件だ。欲深い人間たちの駆け引きでしかないが、駆け引きは駆け引きで終わって欲しいものである。幾ら儲けようとご自由にどうぞが、世間の一般的な詐欺事件への目だ。 母親の涙は尊いものだが、芳賀研二の涙は偽りのものだった。
2009.03.18
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嵐が吹き荒れていた。春の嵐が吹き荒れていた。嵐が吹き荒れ始めたのは昨日の夜で、夜半には暴風警報が発令され、嵐吹きすさぶ闇夜の雨の中で、植木鉢片付ける羽目になった。 夜が明けてもまだ嵐は吹き荒れていた。夜中に濡れたせいではないが、異状気象が原因だと、あえて規程する春の嵐は夜が明けても吹きすさんでいる。 夜半の警報解除になっても嵐はまだ続いて、西日本は雨の予報で北日本は雪の予報の3月14日だ。特に寒波が寄せる北日本は大雪の可能性もあるとの予報だ。 全国的な嵐が吹き荒んだ昨日から今朝にかけての被害状況もテレビで報じられている。そんな3月14日の朝は、雨の上がったドンヨリとした空模様で、嵐は吹き荒れている。 さくらの開花宣言の便りがあった。福岡で桜開花宣言があった。その後の嵐は自然の皮肉か、悪戯のようで、天に向かって憎まれ口も叩きたい心境だ。 しかし、吹き荒んだ嵐が止み、昼頃には嘘のように静かになって、温暖な紀南地方の空は急変し、見上げる空の雲足は早く、悠々と飛んでいるトンビさえ忙しげに見える。 嵐はやみ風さえ感じなくなっても、川の轟音いまだ消えず嵐の余韻が残る。しかし、川原のさくらは開花の時を待ち侘びて蕾をふくらませる。 嵐は止んで空は洗われ花粉はないと見上げる空にトンビが二羽飛んでいる。雲の足は早く、雲の形も変わっていく。それでも今日は陽の目を見ることはなさそうだ。
2009.03.14
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政府提出予定の国家公務員法改正法案が自民党で了承されなかった。そのため閣議決定が見直された。ある意味では民主主義国家の法案成立の、民主的過程を改めて見るようだが、政党政治の限界を見る思いもある。 与党の了解無しには法案の成立があり得ないから、政府と与党の関係は表裏一体の特別な関係は当然だという意味においては、現在の与党と政府はギクシャクした関係だ。 政府提出の法案は官僚が作った法案である。それに、与党が反対する、官僚主義国家の現実を顕著に見せる教科書的な展開である。官僚主導の官僚の為の法案に。自民党はもろ手を挙げて賛成は出来ない。優秀な官僚が自分達に都合の悪い法案などつくるわけがない。その官僚に対してせめてもの抵抗で閣議決定は見送られた。 法案は内閣人事局と行政管理局の設置を盛り込んだ国家公務員法改正案だ。形としては、自民党の反対で閣議決定は不可能となった。簡単に自民党が認めては、渡辺喜美さんの離党も意味を成さなくなると考える。渡辺喜美さんの離党騒動は、遠い昔の話ではないが、遥か昔の出来事のような気がする。すっかりニュースからも見放され音沙汰もない感じがする。極端にいえば消息不明的状態である。勿論、個人的な思いだが、すっかり影を潜めてしまった感じで、あの人は今的なテレビ出演もあるかもしれないと馬鹿なことも考える程政界は揺れ動いている。 天下り規制のための法案が、天下り先を決める法案に変わりつつあるという皮肉はさておき、自民党の良識かそれとも官僚へのしっぺ返しか、それとも、打てど叩けど、どうにもならない官僚へのせめてもの抵抗か、兎にも角にも、閣議決定は見送られ、法案提出も見送られたことになる。渡辺喜美さんがいれば、舞台は整い見得を切っての登場と言うことになるが、あの人は今何処にいるのか、自民党とは関係なく、閣議決定阻止で脚光を浴びることもない。 小沢ショックで民主党はガタガタだが、自民党も支持率は上がらない。与野党共に低支持率の閉塞状態の政治で、国民と政治の乖離は極めて大きい。自民党も民主党もいらないとさえ思える現実は、政府さえいらないと思うすてばち的な国民である。政治の三流は今に始まったことではなく、政治は三流の方が平和な時代の証でもある。しかし、その根底には経済は一流の言葉があった。そして、技術力は世界一の日本産業があった。百年に一度の経済危機で一時的に怯んだかに見えた日本経済は、三流の政治などに頼らず直ぐに復興する。国家公務員法改正案はどうでもいいが、日本の明日は何時でも明るいと宣言したい。
2009.03.13
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小沢王国に崩壊の足音が刻々と迫っている。国策捜査だ、権力の驕りだ、と、挑戦状を突きつけらた検察が本気になった。 黒ではないが透明ではない、限りなく黒に近い、灰色の政治家で、剛腕と呼ばれた小沢一郎さんの政治生活に幕が降ろされようとしている。 検察と同じ視線で小沢さんを裁く側に国民は立った。権力の驕りと批判された検察は、今まで目を瞑ってきた小沢王国へメスを入れる。 やろうと思えば材料は幾らでもあるダーク政治家への検察の捜査はこれからが本番と言う事になりそうだ。 東京地検特捜部は、小沢王国への献金システムの解明に挑む。東北地方の建設業者を参考人として一斉に事情聴取をするという。 先ずは、仙台市にある各ゼネコンの東北支店や支社の関係者や、その下請けの地元の業者までだと言う。 「小沢はダムが好きだった」と、地元の業者は言う。ダムは金額の大きな工事だ。極端に言うと、一つのダムで中堅業者の命運が左右される。西松建設は東北地方のダムの受注を目指して献金を続け談合組織を支配する小沢王国に取り入った。本気の特捜部は大手ゼネコン3社へも追及の手を広げた。そして準大手1社も特捜部の捜査対象だ。下請け業者を使っての迂回献金の事実は、関係者の周知に事実で証明は簡単かも知れない。工事代金の水増し分が小沢王国への献金と言うわけである。 長年続いた小沢王国の東北支配は崩壊の足音が高まっている。どこかで検察が幕引きをしたら、小沢総理の誕生となるが、挑戦を受けた検察は徹底追及の構えだ。そうなれば小沢さんに勝ち目はないだろう。ある評論家は今まで持ちこたえたのが不思議なくらいだと言う。今更、そんな事を言われても的確な指摘とも思わないが、長い間の政治活動で溜まりにたまった小沢王国の闇は奥が深そうだ。何しろ田中角栄元総理の秘蔵っ子といわれ、金丸信元副総理の後継者で、経世会の七奉行の一人である。最も自民党らしい政治家が小沢一郎さんだった。自民党も小沢対検察の波を被ることになる。大物の名前が上がり、その秘書や会計責任者の逮捕も時間の問題でのようだ。国民はこの際全ての海を出せと検察を応援する。 スピードが命。当にその通りで、街の政治家のポスターから麻生総理大臣も小沢代表も消えた。そして、余波かどうかは知らないが、社民党の福島党首のポスターも消えたようだ。小沢さんの最初の説明を聞いて、説明は充分果たされたとコメントしたのが、影響したのかどうか何とも言えないが、あるいは気のせいかもしれないが、福島党首のポスターは見えなかった。迂回献金がまかり通るのは、もうこの辺までにして欲しいものだと、国民は怒っています。 政治家への献金はやめるに越したことはない。政党助成金があるのだから、政治家への献金は止めましょう。一般人より遥かに裕福な生活をし、特権も多く与えられている政治家への献金の矛盾をただす時期が来たのだ。
2009.03.12
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蝶の愛好家で知られる鳩山総務大臣は、 「私がトキの人」と自嘲気味うが、 「トキの人」は、鳥のトキと時をかけての「時(トキ)の人」だ。 その「時の人」鳩山邦夫総務大臣は、 法務大臣就任以来常に「時の人」出、 かんぽの宿売却問題では正義の味方であった。 蛇足ながら言うと、 トキは中国からロシアにかけて、ユーラシア大陸の東側、日本を含めた東アジアの何処にでもいた、ありふれた鳥であったと言う。ありふれた鳥の表現は少し変だが、珍しくもない鳥だった。 20世紀の始までは、日本でも多くのトキが生息していたと言う。しかし、絶滅に至る時間は早かった。乱獲とウイルスが考えられるらしいが、今では野生のトキは中国にいるだけの絶滅危惧種で、日本に野生種はいない。 蛇足ながら言うと、トキは佐渡の保護センターにしかいない。保護センターでは、去年9月に、野性に返す為に10羽が放された。放されたトキの目撃情報がニュースになるほど、トキは国民的関心事である。 そのトキと時をかけての「時の人」と鳩山総務相が自ら言うのは、東京中央郵便局の建て替え問題に異議を唱えて、やり過ぎを非難されたからだ。重要文化財級の建築物を壊すのは国家の財産の損失と反対を表明したまではよかったが、反対が強引過ぎた。最初の強気は少し引っ込めて 東京中央郵便局は「登録有形文化財」となるようだ。 東京中央郵便局は地上38階建ての高層ビルになるはずだった。反対して待ったをかけた鳩山総務相の怒りの言葉が「トキを焼き鳥にして食べるような話」だった。テレビで見る限り、鳩山総務相の発言は「トキの剥製が残る形で再開発してもらいたい」と遠慮がちだった。「トキ剥製の保存には内臓を取って」などの発言が続いたが的外れな喩えだと思った。 「登録有形文化財」は、文化財保護法に基づき、保存と活用が必要な建造物などの、文化財を登録する制度だと言う。 建設後50年以上の、 「国土の歴史的景観に寄与している」 「造形の規範となっている」 「再現することが容易でない」の、 3つの基準のうち一つがあれば登録されると言う。 登録されれば、勝手に壊したり立て替えたり出来なくなる。 国の財産を勝手に壊すのゆるさないと強気だった鳩山総務相の、今後の発言が待ち遠しい。蝶をこよなく愛する鳩山さんのトキ発言は、動物愛を感じさせはするが、民営化された後だけに、色々意見は分かれるところだ。民営化が目晦まし的に感じられる発言である。かんぽの宿の一括売却問題では、国民は大いに拍手喝采したが、どうも、トキ発言の東京中央郵便局の問題は少し違うようだ。 さてどうなるか。 郵政民営化は何処に行ったのかと、 国民は首も捻るが、 国民とかけ離れた話では、 どううでも言いような気もする。
2009.03.11
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一体全体どうなっているのでしょうと、嘆くしかないが、一体全体どうなっているのでしょう。政治と金の問題は永遠不滅のつながりのようだ。忘れていた頃にやってくるどころか、何時でもどこでも臭気がただより続けている。何かきっかけがあれば、耐え難い臭気が立ち込めることになる。知った風なことを言うわけではないが、実力派の政治家の地元は道路が整備され、威容を誇る建築郡が現れ、風景も変わる。政治力が地方の風景を変え金を生む。小沢ショックでうんざりの国民に、更に、自民党の先生方の政治資金の問題が浮かび上がる。政権の中枢と政権の後ろ盾もだ。そして、政府高官の捜査情報への言及「自民党には波及しない」は、時代遅れな「記憶にございません」で誤魔化すから凄い。春になり心も踊る季節になり、夢と希望に胸膨らませるピカピカの一年生が、あらゆる方面で不安な一歩を踏み出すが、国の頂点は押し合いへし合いで崩れる寸前だ。一般国民や一野次馬の嘆きなど我介さずで、麻生総理は、「発言が誤って報じられた」と、また、また、中川元大臣の時と同じだった。「記憶にない」で、官房副長官とマスコミの戦いとなったが、中川元大臣の記者会見で分かるように、マスコミもそれ程信頼は出来ない。となるとどうなるのだろうか。平和の国を証明する政治騒動は、国民とは関係ない舞台で繰り広げられる。どうなるか行方定まらない小沢ショックで、一人勝ちのはずの麻生政権だ。こうなったら、早く給付金を貰い、その日に全てつけ息って憂さ晴らしがしたものである。金額の多い息子と爺さん婆さんから借りて思い切り飲んでやる。
2009.03.10
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永源寺は有名なお寺だ。永源寺は紅葉で有名だ。町名になるほど歴史のある名刹だ。その名刹で後輩の修行僧を先輩の修行僧が突き落とす事件が起きた。二人で酒を飲んで、修行についての口論の果てに起きた転落事故だ。不運にも後輩の修行僧は搬送先の病院で死んだ。 修行僧が酒を飲む事が、俗世の人間には信じ難い。俗世界から離れて、煩悩を絶って、精進するのが修行僧だと、一般の人間は思っている。煩悩のもっとたる酒色をまず絶つと思う。修行の意味などは兎も角として、長い歴史の中では、様々な事が起きる。一度くらいはそんな事件や似たような事件が起きても不思議ではない。生身の人間があらゆる欲望を絶っての修行であるから、様々な問題は起きるだろう。当然だと思うのが煩悩多き人間の考えである。 しかし、事件の修行僧は若くはないと思うと、少し不自然な思いもする。不自然な思いは詳しいことも知らない野次馬的思考の限界でもあるが、修行僧の純粋さを信じるからでもある。さて、もう一度書くと、47歳の修行僧が52歳の先輩修行僧から突き落とされ死亡した事件だ。落とされた修行僧は頭を打ち、搬送先の病院で死亡した。勿論、殺意などあるわけない過失致死だ。しかし、後輩の修行僧が死んだ事は事実である。 書くまでもないが、永源寺は臨済宗の永源寺派の本山だ。歴史は南北町時代に遡り長い歴史のある寺である。ゆかりの歴史的人物も多い。そんな寺の修行僧の事件は仏教に関心なくてもショックだ。一般人にとっては、聖人に近い存在が僧侶である。勿論、修行僧も同様だ。
2009.03.08
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事件と言うか、警察官の職務質問は去年の10月であった。自転車の2人乗りで高校の一人は黒頭巾だった。警察官が呼び止め職務質問した。それだけを聞くと、警察官の行動は当然である。しかし、高校生は悪戯で黒頭巾をしていたわけではない。高校生は日光を浴びることの出来ない難病だ。それでも、病気の事を知らない警察官を責めることは出来ない。警察官は高校生が悪戯で黒頭巾をしていると思っているから、「タリバンか」など揶揄的に質問だ。 警察官を責めることはでかいないが、以前にTBSの報道特集番組で大きく報じられ、鳥取県ではよく知られていた可能性があるとなると、警察官への多少の非難はあっても良いかも知れない。それでも、警察官への非難は大きくなることはなかった。そんな、去年の年10月の出来事が今頃報じられるのは、県議会で指摘されたからだ。男子生徒が難病「ポルフィリン症」だと知らない警察官の行動は問題はないと思う。病気の高校生もそれ程気にはしてないだろう。黒頭巾の高校生の病気はEPPというらしい。EPPと言われても、分からないが、骨髄性プロトポルフィリン症と言われても、やはり分からない。 TBSの報道で知ったと言う人も多いようだ。あるEPP症の高校生を追い続けた報道特集だ。 TBS報道特集NEXT TBSホームページから、「顔や手なども日光にあたらないように、長そで長ズボン。手袋をした手で傘をさし、日差しをできるだけさえぎります。これが毎朝の登校風景です。強い紫外線を浴び続けると数日で死亡する病気がEPP。高校生は絶えず日の光を避けながら生活していました。 彼が発症したのは小学5年生の時でした。野球大会に出場した日の夜、皮膚が赤くはれ熱が出ました。最初は誰もが日焼けだと思いましたが、日にあたると、その後何度も同じ症状が出る上、息苦しくなったこともありました。さまざまな病院をまわり、病気の診断がついたのは発症から2年後でした。骨髄性プロトポルフィリン症(EPP)は、(2002年までに)国内で60人あまりしか報告されていない、めずらしい病気です。医師でも日光過敏などによる日焼けと見間違え、命を落とす可能性があることを見過ごすケースも多いと言います。日にあたった手は強い痛みをともない、大きく赤くはれあがります。この原因は患者の皮膚にたまる「ポルフィリン」という物質です。ポルフィリンは紫外線にあたると毒素となって肝臓にたまり、最悪の場合には、肝硬変や肝不全になって死亡します。現在の医学では治すことはできないため、紫外線を避けることが命をながらえる一番の方法なのです。 病気が判明すると、中学校では、教室や体育館などに、紫外線をカットするフィルムをはりました。席は窓から一番遠い場所になりました。夏でも教室の窓を閉め切り、カーテンを引いて日差しをさえぎります。クラスメイトの協力なくしては、授業を受けることもままなりません。紫外線から眼球を保護するメガネ以外には、他の生徒と同じです。叉、3つ年下の弟も翌年に症状が出ました。兄弟以外の家族に同じ症状が出た人はいませんが、EPPは遺伝性の病気であることが明らかになったのです。 頭巾をかぶり、小学校へ通う生活である。頭巾をしないと、縮まる。日の光にあたらないようにすれば生き続けられる。親にとっても、常に紫外線を意識する生活がはじまりました。 頭巾なしで紫外線にあたれば近づく死は痛みもなく突然やってくる。普段通りの生活を続け、突然の肝不全で死亡する患者もいると言う。ポルフィリン症は、酸素を運ぶタンパク質ヘモグロビンなどの合成が途中で止まってしまうために起こる。ヘモグロビンにならずに発生する物質ポルフィリンだ。ポルフィリンが体内にたまるとさまざまな症状があらわれます。それらは、鉄兵さん兄弟のように皮膚に症状があらわれるものと、腹痛や手足のしびれなどから全身マヒに至るものの、2種類に大別されます。 ポルフィリン症患者は、現在までに国内でおよそ1,000人確認されています。しかし、他の病気と誤認されているケースも多いため、実際の患者は1万人以上いるとも言われています。 日本では殆んど知られないポルフィリン症だが海外ではそうではない。英国では18世紀の国王・ジョージ3世が、ポルフィリン症になったので、国立の研究機関もあり、病気に対する認識が高い。6か所の専門施設があり、インターネットでも情報を得ることができると言う。 警察官に病気の認識がなかった以上、警察官を責めることはできない。その病気の特集をしたTBSの特番に敬意を表したいものである。それにしても、中学校から高校と学校もクラスメートや同級生も、地域の人達もする素晴らしい。 英国のような認識はなくても美しき日本社会の中で、難病と戦う少年達へ向けられる眼差しは素晴らしい。近いうちに特効薬も開発されるだろう。黒頭巾の窮屈な生活の中で、成長する少年達に神は特別の賜物を与えているだろう。彼らの活躍するニュースに触れるのが楽しみである。
2009.03.08
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晴れている。すっきりと晴渡ってはいないが、晴れている。気温は明らかな春で、海岸部の防風林の中の遊歩道では、小鳥たちの囀りが耳朶に心地よく響きであった。梅の花と早咲きの桜が同じ色で可憐さを競うように咲き、更にボケの花が重なっている風景を見ると、春の盛りである。 晴れている。すっきりと晴渡ってはいないが、晴れている。薄霞を感じさせるのは明らかに花粉で、山肌には花粉が張り付いているようで目がむず痒くなってくる。暗さを感じさせる黒ずんだ感じの常録の山肌に若芽の模様が浮き上がり、これから始まる変化の階に、萌える春の盛りを感じる。 晴れている。すっきりと晴渡ってはいないが、晴れている。薄霞を感じさせる3月7日の空は花粉に満ちているようで、さらに黄砂も混じっているようで気が重くなる。定額給付金の支給も一部の地方で始まり、高速道路値下げが現実に動きし、景気対策の具体的な動きが始まったような3月7日だ。 何時になるのか景気対策、そんな思いの人は多いと思うが、定額給付金もどうにかこうにか決まリ、高速道路料金の引き下げも具体的に動き出したようだ。高速道路の完全無料化が最も望ましいに決まっている。しかし、そんな理想論にかまってはいられない。夢見る余裕などないのが現実である。民営化された実感もない高速道路の初めての値下げの試みである。当然のように条件の色々ある。それでも、一部分の料金引き下げに踏み切る。値下げの声が聞こえただけでも、儲けものと言った程度の値下げであるが、値下げには違いない。高速道路の値下げは、定額給付金と並ぶ麻生内閣の景気対策の目玉であった。発表した時の麻生総理大臣の世界最速の景気対策と力説した表情が思い出されるが、その後のスピードは遅かった。その、高速道路料金の引き下げが具体的に動き出した。今月の20日から部分的に実施される見通しとなった。 全高速道路の同時実施ではなく、一部の高速道路で始まり、休日は上限1000円で高速道路乗り放題と言うこになるのだ。本州四国連絡橋とアクアラインは20日から、阪神高速道路は28日から、首都高速道路は29日から、と実施開始日はまちまちだが、兎にも角にも始まった。ETC装着車が条件だから、ETCの普及は一気に進みそうだ。見事なまでに絶妙なETCの普及作戦である。更に、12日から新たな助成金がでる様になったと言う。自動車が5250円でオートバイが1万5750円の助成金だ。取扱店も大幅に増え全国一万以上の店で取り扱うと言う。 高速道路値下げのややこしい条件がなくなり、トラックなどの営業車も景気対策の恩恵に預かれるようにして欲しいものである。1000円上限の乗り放題は魅力がある。条件を把握しなかれば利用できないかも知れないが、それでも1000円が上限である。他には、高速道路会社の独自策で、インターを出て用事を済ませて、再度の同じインターから元の券で乗る事が可能な高速道路もあると言う。一旦、高速道路を降りても、同じ券が使えるわけである。高速道路を走る事のない人には関係ない料金値下げだが、関係ない人はいないわけで、値下げは誰でも歓迎する。ややこしい条件のない、何パーセント値下げが望まれが、何はともあれ、値下げの声だけでも、何となく不況の風が遮られたような感じがしてくる。値下げは効果的な景気対策だ。 晴れている。すっきりと晴渡ってはいないが、晴れている。薄霞を感じさせる3月7日の空は花粉に満ちているようで、さらに黄砂も混じっているようで気が重くなる。気温は上がり花々の彩りに野も山も街も鮮やかな春の装いに変わり、小鳥の囀り負けじと地虫の声が足元から響いてくる春の盛りだ。
2009.03.07
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啓蟄は地中の生き物が蠢き始める模様さえ浮かぶ言葉だ。地球温暖化の影響などで必ずしも季節感が一定してないのが現在で、叉、南北に長い日本列島、北の北海道と南の沖縄はもとより、青森と紀伊半島潮岬辺りとは季節感は違うが、春の息吹を感じる啓蟄の語感は同じだ。啓蟄の今日3月6日は、篠つくような雨の日だ。春の温もりの雨が地中の生き物に刺激を与え、晴れたら一気に地上へ萌え上がる。 啓蟄に ビルの中でも 看足下 啓蟄や 蠢く虫は 我が心 定額給付金の支給が始まった。麻生内閣の最大の景気対策で、スピードがモットーの定額給付金の法案が遅ればせながら成立し、遂に支給が始まった。一番給付を競ったわけではないにしても、ランキング好き世の中だ。一番二番三番と順位が付けられる。 青森県西目屋村と、北海道の西興部(にしおこっぺ)村で始まった。テレビに流れる支給風景や首長のインタビューと、思わぬ村の宣伝となった。全国規模の宣伝効果は絶大だ。宣伝効果は大きく宣伝費に換算すると、村全体の給付金の額を上回るだろう。効果の第一として、北海道の西興部村を正式に(にしおこっぺ村)と読める人が多くなった。青森の西目屋村の位置を知る人も多くなった。今日からは、和歌山県の飛び地北山村で支給が始まる。日本唯一の飛び地の村はじゃばらジュースで有名で、いかだ下りで有名な観光の村でもある。 給付金 爺婆潤い 村名売れ 給付金 村の名売れた 嫁さ来い テレビにも 宣伝された オラが村 初給付 石碑も建てて 客を呼ぶ 給付金 心も動くよ 選挙前 麻生内閣の唯一の慶事だといえる定額給付金は、国会議員の間には受け取る受け取らない論争に決着はついてない。それにしても、1.2000円で買えるのは何かと迷うが、国会議員はレジタル放送対応のテレビを買うだの、冷蔵庫を買うだのと、適当なことを言っている。わざとらしさを感じる言葉である。わざとらしさは、貰いたくないが貰うと、暗に言っているわざとらしさと思うのはやっかみかも知れない。 給付金の額は、テレビや冷蔵庫が帰る額でもなく、選挙を左右する程の金額でもなく、景気を押し上げる程の効果はないだろうと思われるが、兎にも角にも買い物をして、景気に刺激を与え、景気が上向き、企業収益が上がり、給料が上がり、消費へ心が動く、好循環へと動く気配も見せて欲しいものである。 トップ給付に敬意を表して、北海道西興部村と青森県西目屋村へのツアーが多く組まれたら、給付金は無駄ではなかったことになる。西興部村にいきたいと思うし、西目屋村にも行きたいと思う。 初めて聞く北海道西興部村は人口1.180人で世帯数660の村だった。ホームページの紹介で、「明治37年、原始の密林に斧を振るい、北方に広がる果て無き未開の大地に開拓の鍬がおろされてから90余年。北海道の北東に広がる緑豊かな村、それが西興部村です。」 やっぱりはじめて知る、西目屋村は白神山地は世界遺産白神山地の近くだった。西目屋村のホームページは応援給付金を募集している。「世界遺産白神山地の麓に位置する西目屋村では、小さくてもキラリと輝く元気な村を目指して、さまざまな地域振興に取り組んでいます。・・・」 現在の秘境北山村のホームページ から、、、。 「和歌山県でありながら、三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない、特殊な位置にある北山村は、全国でも唯一の飛び地の村で、秘境と呼ばれる所以である。
2009.03.06
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秘書逮捕で、怒りの民主党小沢代表の説明会見、 よくよく聞いては見たが私は理解でききません。 分かっているようでわからないのが小沢さんの会見です。 一つだけ明確なのは、国民への謝罪よりは、 東京地検の捜査への抵抗や、異議申し立てや、 挑戦が優先すると言う考えのようだ。 しかし、政治資金規正法違反容疑での秘書逮捕が納得いかないから、 国民への謝罪の必要なしは、 少し違うような気もする。 国策捜査とか公権力の横暴とか、 政治闘争や権力闘争は兎も角、 秘書が逮捕され事実は謝罪の必要ありだ。 逮捕された秘書が釈放されたら、 権力の横暴や国策捜査が証明したことになる。 小沢さんへの信頼も民主党への支持率も一気に上がる。 国民への謝罪と捜査当局への異議申し立ては別問題だ。 謝罪が非を認めると勘違いしているようでは、余りにも空しいと、 岩手県の支持者も怒っている。 麻生総理大臣が、 政治不信につながるとコメントするくらい、 空しいものである。 政党助成金は小沢さんが中心になってつくったと言う。 細川内閣の目玉の一つであったと言う。 政党助成金も無意味になったということだろうか。 政治家の資金管理団体がビジネスになっている。 政治家の資金管理団体は廃止すべきだ。 献金も廃止しろが一般の国民の思いである。 小沢さんの言う事が真実でも、 透明性ある献金で、 地検特捜部が秘書を逮捕するわけがない。 違法性を否定して、 自民党には不透明な人が沢山いるようなことを、 言っても無意味で空しいだけだ。 小沢記者会見で気になったのは、 「公正さを欠く」とか、 「不公正な国家権力の行使」だ。 多くの国民の願いは引退してだ。 民主党支持者も、 多くの国民も、思っている。
2009.03.05
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政権交代間近と思われた民主党小沢一郎代表の政治資金管理団体の事務所に家宅捜索が入ったと言う。西松建設の外為法違反に絡む裏金の行方を追っている東京地検特捜部による家宅捜索だ。大物政治家の家宅捜索である。東京地検も慎重な捜索だろう。証拠が揃っていなければ不可能と言う定石を踏まえて考えると、小沢さんの政治資金への裏金の流れは明白とも言えそうだ。「政治と金」の古い表現だと、小沢さんは限りなく灰色である。勿論、事務責任者の問題かもしれないが、もう直ぐ総理大臣かもしれない方だけに、東京地検特捜部は慎重で強気のようだ。 現在の時間は3月3日午後6時で、 東京地検特捜部午後5時過ぎに家宅捜索を始めたようだ。 今後の政局への影響は大きそうだが、この際、小沢さんも引退して、民主党も若返りを図り、政界再編まで進んで欲しいと思う。小泉元総理大臣、麻生総理大臣も、更に森元総理大臣も、叉、他の、重鎮と言われる政治家は引退して、日本の政治の血流をスムーズにして欲しいものである。小沢さんの政治資金管理団体への家宅捜索をきっかけにして、政界の刷新を望むのが野次馬的思考だが、多くの国民もそうだと思う。
2009.03.03
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思わぬ事件が身近に起きる。何もかも不況に起因すると思いたくないが、心中と思われる事件は不況へと結びつく事が多い。しかし、この心中事件は不況とは関係あるとは思えないが、かといって他の原因は、謎が多いような気がする。謎の多い心中事件は三重県熊野市の山間部の、今は閉鎖され、進入禁止の旧道で起きた。 三重県熊野市から県道34号線で七色ダム峡谷、七色ダム、那智黒の里神川町方面に向かう。川縁を遡り製材会社を過ぎると大峪トンネルだ。大峪トンネルの手前に旧道への入り口がある。現在は進入禁止の看板が立ち、この旧道に入るのは管理関係者だけだ。その旧道を登っていくと旧大峪トンネルがあり、トンネルを越えて下っていくと、現在の新しいトンネル口の先で合流する。 進入禁止の旧道の旧トンネル付近での無理心中事件だった。去年の暮には伐採が行なわれ、作業関係車両が頻繁に出入りしていた。しかし、今年になってからは関係者以外の車両の出入りはなかった。旧道のトンネル口に、幾つもの山への登山道の入り口がある。そのため、登山さ者は、車両進入禁止の旧道を1時間近い時間をかけて歩いて行く。 そのトンネルの近くで、2台の軽自動車が転落した。二台の軽自動車の一台に76歳の母と息子が、もう一台には弟が乗っていた。母と息子は死んで、弟が這い上がり助かった。助かった弟は、何時間もかけて、山を下りて、街まで歩き、スーパーの公衆電話から助けを求めた。スーパーの前には警察がある。 県道を走っていても、進入禁止の旧道には気付かない。入り口は目に付きにくい。旧道があることを知って入る人でなければ、入ることはない。そんな旧道での心中事件であった。事件は地元紙で報じられ、全国紙の地方版で報じられた。事件を知らないで、次の日旧道のトンネル口の近くの登山道へ向かった登山者が二人いたが、警察関係車両で事件を知り、登山を諦めて降りてきた。 人知れぬ旧道で、地図にさえ載ってない進入禁止の旧道に、愛知県から来た母と息子、そして弟の二台の車が崖に飛び込んだのだ。謎の心中事件を、二ヶ月に一度はその旧道を上がり旧トンネルを抜けたり、登山道を上がったりしている登山者二人は、不況が原因の事件とは思わなかった。自動車で山の崖に飛び込む事が納得できないと言う。しかも、閉ざされた旧道である。不況に起因する心中事件なら、愛知県から、わざわざ、現在進入禁止の旧道に来る事はないと言う。 偶然に入ったとは思えない旧道と、心中した親子の関係は知らないが、二人の登山愛好家にとって、山は神聖な場所であり、死ぬ場所ではない。この旧道のトンネル口近くの登山道を登らなくても、登山道は幾つもあるが、二人の登山者はわざわざ心中事件の現場に花束を捧げに行った。二人は何度も「山は死ぬところではない」と呟き、死者の霊に帰るべき場所に、「お帰りください」と祈った。 山は死ぬ場所ではないし、人間は自ら死ぬことは許されないと、 二人の登山者は心で呟くながら、山を登ることなく旧トンネルを越えた。 開けた展望へも何時もの感動はない二人を鶯が慰める。
2009.03.02
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「レインボーブリッジは封鎖できません」 そんなセリフの映画があった。 湾岸警察署の青島刑事がパトカーのマイクを握る。 そんなシーンが頭に浮ぶが、 湾岸警察が封鎖できなかった、 レインボーブリッジが封鎖されたわけではなく、全面通行止めになった。封鎖も全面通行止めも同じことで、ようするに車が通らない橋になった。封鎖、いや、全面通行止めになったレインボーブリッジで東京オリンピック招致のデモンストレーションである、「東京レインボーウオーク」が行われと言うニュースだ。 東京オリンピックは済んだじゃないかは、年配の言い方で、何度目のオリンピックかは、札幌、長野の冬季オリンピックも頭に浮ぶ人の言い方で、やらないでもいいは、北京オリンピックの聖火リレーにうんざりした人の考えで、他所の都市でやれよは、福岡市の人の意見で、いろいろな意見がある東京オリンピック招致問題だろう。 多くの日本人は、どっちでも言いと思っているし、この不況を乗越える刺激剤になるかも知れないから三世の人は増えるだろう。スポーツは何時でも夢があり勇気が湧き感動が生まれる。閉塞感漂う社会に刺激を与え、前進するきっかけになる要素は戦争が大きい思うが、同様にスポーツの祭典オリンピックも大きいだろう。オリンピックの為に都市構造が変わるほどだ。東京の首都高速も新幹線もオリンピックの為に作られたと考えると、可能な限りは、東京オリンピックをやって欲しいと思うのは、不況の性だけでもなさそうだ。 それは、よその国よそ都市でも同じであるから、招致合戦があるのだろう。他の国との折り合いの問題だが、サッカーワールドカップは日韓共催で解決した。日本でのオリンピック開催は、福岡との共催などは考えてもいいような気もする。 そんな事は兎も角、3月1日午前8時50分お台場出発で約5000人の参加だと言う。映画では湾岸署が封鎖できなかったレインボーブリッジが、全面通行止めなったのは1993年の開通後初のことだと言う。東京湾を見下ろしての散歩である。東京湾を真上から見ながらの散歩は気分のいいものだろう。春の陽気の中を洋上の散歩は、羨ましい限りである。レインボーブリッジをマラソンコースにするとか、他の競技の会場にするとか、色々やって欲しいものである。
2009.03.01
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