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2020年07月27日
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テーマ: 読書(10260)
カテゴリ: 読書
「花のあと」藤沢周平
久しぶりに藤沢周平を読んでみようかと手に取った本。
一時期、藤沢周平は結構読んだけれど、最近はご無沙汰していたようだ。
自分のブログを検索しても出てこない。
多分、読んでいるのだろうけれど、書いていなかったんんじゃないかな。
彼の作品はどこか似通っているものが多いので、この本も読んだことがあるような気がしたりして…。
今、作品をリンクするのに検索したら、10年前に 映画化 もされていると知った。
主人公の以登は北川景子さん。ピッタリの感じがする。
この本は短編集なので、隙間時間読書にピッタリ。


「夢うつつ」あさのあつこ
この本も短編集なのだが、ちょっと趣が異なっている。
作者のあさのあつレビュー

平凡でごくごく普通で、ちっとも目立たない。換言すれば、退屈このうえないと言えるような日々を生きてきたし、これからも生きていくと思います。(中略)
でも、でも、でも、この退屈極まりない日々が書き手としてのわたしの源泉なのだと、わたしはこのごろ気がつきました。わたしが曲がりなりにも物語を綴ってこられたのは、この日々があったからこそなのだと。一見、平凡と思えること、何の華もなく過ぎていく時間が実は物語の種を豊饒に内包しているのだと……やっと気がついたのです。
その証を鮮明にしたくて手がけたのが今回の作品です。今まで、わたしが書いてきた作品群とはちょっと、いささか、かなり異質かもしれません。わたしの日常に生まれた小さな出来事、それは何気ない会話であったり、ささやかな自然現象であったり、取るに足らない事件であったりするのですが、そんなものがわたしの書く物とどう繋がっているのか、意識的に試してみようと思ったのです。前半のエッセイの部分を書くために、わたし自身さえ忘れかけていた記憶をまさぐってみたり、普段よりもちょっと神経を鋭敏にして、「わたしの日常」に網を張ってみました。無駄な会話や行動がごろごろしている中から、ちょっとおもしろそうな種を拾い出し、短い物語に仕立ててみたのです。骨は折れましたが、実に愉快でもありました。自分の書いた物語によって、自分の日々が照射されるのです。
わたしの眼が、わたしの嗅覚が、わたしの身体が、わたしの心が捉えた世界が物語に結実していく過程を自分の内に生々しく感じることができました。祖母が教えてくれた優しく温かな手遊びを思い出したりもしました。
どんな慎ましやかな、地味な生であったとしても、いやだからこそ、そこは物語の宝庫となりうる。十代のころと同じく、根拠のないままに自分を信じて書いていきたい。この一冊をしあげた今、わたしは、心底からそう思っています。 --本書プロローグより あさのあつここさんが、作品を書くときのヒントの見つけ方の種明かしのような作品。


ということなのたが、やはり人気作家になる人は凄いなあと感心するばかり。
私なども、種になる様なものは毎日ゴロゴロしているような気がするが、
決してそれを小説に変換させることなんてできない。
せいぜい、こんなブログに感じたことや気付いたことを書きとめることくらい。
そういえば、私は本を友達にして生きてきたけれど、小説家になりたいと考えたことはなかった。
私は身の程を知っているらしい。
これからも、小説家が身をよじり、身を削るようにして書いた作品を楽しませていただこうと思う。





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最終更新日  2020年07月27日 08時21分22秒
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