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小学校で全授業をうけもっていると、なかなか余裕がなくて前もって1授業のために費やせる時間も限られていますが・・・子どもにさせる前に、まずやっておきたいこと。まず自分でやってみるこれをやるとやらないとでは、やはり大きなちがいがあります。今日は、今度の図工展のねんど作品を自分でためしにつくってみるために、晩になって99ショップに走りました。作品は、空きびんのまわりに紙粘土をつけ、子どもが考えた夢みたいな発想を立体的な形にするというものです。(小学校2年生です)一番安いビンはレモンチューハイのビンでした。(198円)1年生の先生に電話して、見本で来ていた紙粘土を使わせてもらうことの了承を取りました。(自分のところの2年に来ていた見本は、 この前子どもたちに「れんしゅう」させるのに使ったので・・・)ビンの中身は捨てて、紙粘土をまわりにつけ、子どもが描いていたスケッチのうち、むずかしそうなのができそうかどうか、やってみました。・・・なかなかおもしろいのになりそうです!子どもが描いていたあんなのやこんなのも実現可能だ、という見通しが立つと、がぜん楽しくなってきました♪こんなふうに、指導者自身が具体的なイメージをもち、指導の見通しが立つ、ということが、「事前にやってみる」ことの大きなメリットです。実は今回、直前まで自分でやってみる気はなかったのですが、図工の専科の先生に「あれはどうする、これはどうする」と考えていなかったことをイロイロつっこまれて、不安になったので自分でつくってみたのでした。やってみてよかったです。やってなかったら、本番子どもたちの前で、「え、こんなこと考えてなかったな」と小パニックにおちいっていました。これからも、まず自分でやってみるというのを、大事にしていきたいです。
2006.01.31
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山本おさむ『天上の弦』は、生き方を揺さぶられるような、覚悟を決めさせられるような、非常に触発性の高い本です。1巻のまん中あたりのエピソードでも 涙が出そうになりましたが、昨日、2巻を読んでまた感動してしまいました。一番感動したのは、タイトルにしたセリフがでてきた場面。主人公の少年の先生が、川でおぼれて流された子どもを助けた後のセリフです。(このセリフにいたるいろいろな背景があるのですが、 とても説明し切れません。どうか同書をお読みください。) 人として為すべきことができて、逆に私のほうが救われたのかもしれません人助けをして、「私のほうが救われた」と言える崇高な精神に打たれます。『天上の弦』ビッグコミックス山本おさむ 著 たぶん今7巻くらいまで出ているはずです。1冊500円なので、第1巻だけでもぜひ買って読んでみてください。
2006.01.30
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ひきつづき[光村メールマガジン * No.124]より、常総学院副理事長・野球部総監督 木内 幸男さんの言葉です。監督に必要な条件とは!?みなさんは、何を思い浮かべられますか?統率力?ひとりひとりをよく見ること?まず自分から模範を示すこと?笑顔?大きな声?周到な準備?念入りな計画?情報収集?収拾がつかなくなったところで、木内さんが言われている3つの条件を見てみましょう。=======================子どもにとって、わかりやすい存在であるということ。 小さなことまで見過ごさないためには、子どもたちが、それを見せて くれる相手でなくちゃあならない。安心して向き合える相手です。指導者の条件は、声が大きいこと、 よく笑うこと、喜怒哀楽が表に出ること。=======================「声」と「表情」は、人の前に立つ人にとって、必須アンド基本なのですね。
2006.01.29
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光村教育図書という、国語の教科書会社があります。そこがメールマガジンを発行していて、ぼくはそれを購読しています。一番新しい号では、常総学院副理事長・野球部総監督 木内 幸男 さんの対談が載っていました。誰ですか、それ?って感じで知らない人だったのですが、なかなかいいことを言っておられたので転載します。================================指揮をとる者は、どんな小さなことでも、絶対に見過ごしてはならないんです。小さなほころびは、間違いなく負けにつながる。だから、子どもたちを見るんです。野球の上手い下手だけじゃなく、何から何まで。================================このつづきも名言だらけでしたが、今回はここだけ。「小さなことを見逃さない、見過ごさない」というのは、たしかに子ども集団を動かすときの、最重要ポイントです。しかも木内さんは、「どんな小さなプレイも見逃していない。」「それでいて、けっして選手を責めない。」という方だそうです。・・・尊敬します。
2006.01.28
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将棋の米長 邦夫さんの言葉らしいです。==============================ここで言う「正論」とは,「正しい」とは言っても,「あまりにも正し過ぎる,あたりまえの意見」というような意味です。本当に賢い人は,あまりにも当たり前の正論は言わない。弱い人ほど,ちょっとでも自分が有利な立場にあると,いろいろ言いたいことを言うものです。また厳しくなるものです。レベルの高い人は,人の失敗を責めないということだと思います。参照元「ささやかな教育技術」http://www1.ocn.ne.jp/~kkkk/sub70-3.htm==============================子どもをしかるとき、あまりにも当たり前の正論でしかしかれないことをふりかえることがよくあります。そういった「あたりまえのことをいうだけのしかりかた」から早く脱却できるようになりたいです。「あたりまえのことができなかった本人」もつらいのだから・・・
2006.01.26
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風邪を引いている間に、ブログの更新が、なんと1週間くらい空いてしまいました。毎日更新するといったのはなんだったのか・・・気を取り直して、続けていきたいと思います。今回は、魅力的な単元作りについて============================MM「教師の“知恵”ぶくろ」2005年9月7日 No146の子供が夢中になる1時間目の授業の仕組み方(3) 加藤祐之@山口大学教育学部附属山口小学校 によると・・・★魅力的な単元作りの要点1 直接体験が繰り返し行える2 多様な人とのかかわりがもてる3 具体的な活動の見通しがもてる4 仲間との協力が必要になる5 子供の生活につながる1 直接体験が繰り返し行える というのは、 同じ活動を一回だけでなく、二度三度と繰り返し行って、課題が明確になったり、徐々に課題が解決されること。 試行錯誤や失敗経験を生かしたりするためにも、繰り返し対象にかかわることができるように単元構成することが大切です。ということです(^^;)============================ちょうど今算数で長さをやっていますが、直接体験というと、やはり「実際に測る」というのを何度もやらないと、おもしろくないですね。音楽・図工ではまさにそう!国語は・・・?これはことばを頭の上で読み取るのでなく、体で演技してみる、というのが一番応用範囲の広い国語科の「直接体験」かもしれません。「さかなやのおっちゃん」という詩があります。魚屋のおっちゃんになりきって読む子どもの姿は生き生きしています。
2006.01.24
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mixi(みくしい)という会員制ブログ(この呼び方が正確なのかどうかわかりません)がありますが、そこにさそってくれた友人のくらびとさんが、「究極の仕事術」を書かれている!と感じたので、今日はそれを無断転載!------------------------------おやっさんが復帰してそろそろ1週間になりますが、やっぱりこの人すごい。 何といいましょうか、些細なことなんだけど全てのことが次に繋がっているというか、先を見てるというか。。 車の運転でも、スキーでもそうですけど、近くばかり見てたら操作が遅れますよね。★目線はつねに遠くを見てないと。 仕事でもやっぱり一緒ですね。 今やってる作業に没頭しては駄目です。(それで良い職業ももちろんありますけどね。)既に次の作業のことを考えてないと。それができないと何かバタバタした感じになるんですよね。 さらにこの人のすごいところは、★適度にいいかげんな所です。 完璧主義者は駄目です。(もちろんそれが望まれる職業もありますよ。)いいかげんだから柔軟に対応できるし、人に任すことができる。でも「適度」っていうのが難しいんですけどね。------------------------------(引用元:ミクシイくらびとさんの1月17日の日記)私が★目線はつねに遠く、というのの重要性にきづいたのは、とにかく目の前の仕事ばかり追いかけてばたばたしているという自分の状況を捉えようとしたときからです。何かの記事か何かでこういった言葉を見て、そのときの自分の問題意識とリンクしてなるほど!と思ったことが、心に刻み始めた最初でしょうか。でも、刻んだはずがすっかり抜け落ちてました。それを思い返させてくれたくらびとさんには感謝です。★適度にいいかげんというのは、教師の仕事に疲れてどうにもいかなくなったときに悟りました。斎藤一人や「たのしい授業」誌を読んで、「自分が苦しまないでこんなに楽しくやってても、うまくいくんだ!」という実例を知り、自分もそうしよう、という思いが強固になりました。ただ、これはもともとの自分がすこしまじめすぎる性分だからで、もとからいい加減な人は(失礼)それに安心して仕事がおざなりになるのはどうかと思いますが。思いつめて自分の体を壊してしまうような人は、早いうちにこれを悟ったほうが身のためだと思います。しまった、ついえらそうに悟ったような書き方をしてしまった・・・まだまだ修行中の青二才ですので、今後ともよろしく(^^;)最近「いいかげん」になりすぎてるから、気をつけないと・・・何事もバランスですかねえ。それが一番難しい・・・。
2006.01.18
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明日は、1.17阪神・淡路大震災のあった日です。 1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.2の直下型地震が神戸付近を襲いました。 一瞬にして多くの尊い命を奪い、神戸の街を破壊し尽くしたこの地震は「阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)」として全国に報道され、大きな衝撃を与えました。くわしい情報に関しては、以下のサイトなどで調べることができます。 <小学生用資料サイト>http://home.kobe-u.com/top/newsnet/sinsai/book/shougakusei<阪神・淡路大震災記念協会>http://www.hanshin-awaji.or.jp/また、実際に視覚的、体験的にどのような状況だったか確認されたいという方は、<人と防災未来センター>まで行かれるといいと思います。<人と防災未来センター>〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2【鉄道】■阪神電鉄「岩屋」駅から徒歩約8分 ■JR「灘」駅南口から徒歩約10分【バス】■阪神電鉄バス(ノンストップ) 三宮駅前から約10分<慰霊と復興のモニュメント> 私の祖父が先頃記名されたそうです。中央区加納町6丁目 東遊園地内 各線三宮駅から徒歩5分明日は学校の追悼式です。いのりをこめて・・・
2006.01.16
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冬休み中に石油化学製品の有害物質が皮膚から吸収されることについての危険性について、友人から話を聞きました。そこで、『経皮毒―皮膚から、あなたの体は冒されている!』 (竹内 久米司, 稲津 教久 (著) 2005/02 日東書院)を借りて読みました。以下、その読書メモです。-----------------------------トランスポーター:皮膚からの吸収を助ける物質で、 同じ製品内に、通常はあまり皮膚から吸収されない物質が あっても、それが吸収されることを助ける働きをする [プロピレングリコール] 乳液やクリームにはほぼまちがいなく使われている [ラウリル硫酸ナトリウム] 皮膚に接触すると角質細胞の細胞膜を破壊する・ 傷ついた肌には有害物質が入り込みやすい・ 皮膚温度が上昇している入浴時は、入り込みやすい洗剤=界面活性剤の作用で汚れを落とす ○天然の界面活性剤=脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム(せっけん) ●合成界面活性剤 :分解されにくい [ラウリル硫酸ナトリウム](AS) 他 ラウレス・・・、アルキル硫酸エステルナトリウムも [直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム](LAS) など2001 家庭用品品質表示法 ができてから、品質表示義務ができた。 消費者が表示成分について知っており、意識することが大事。●ダイオキシン:プラスチックやビニールを焼却すると発生する。 枯葉剤に含まれた。環境ホルモンのひとつ。 体外排出されにくく、食物連鎖を通して高濃度圧縮される。・プラスチック製品の使用は控えたほうがいい 環境ホルモンが高温で溶け出す。 ◇ ノニフェノール、ビスフェノールA、スチレン など◎栄養素バランスは桶に似ている 不足している栄養素の量にあわせてしか、栄養素ははたらかない。 マゴタチワヤサシイカナ の各頭文字の食材をバランスよくとること。 (マメ、ゴマ、タマゴ、チチ、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケ、イモ、カジツ、ナッツ)○食事を改善してそれでも摂れないものに関しては、サプリメントも効果的・輸入野菜・輸入果物は、農薬を規制していない国からかも知れず、危険-----------------------------体のこと、健康のことは大事ですね。「なんやようわからんけど、だいじょうぶやろ」というようなことなく、身の回りで実際に使われている中身について知り、買い物や日用品の使用時に、気をつけたいです。特に、赤ちゃんや子ども、妊婦さんには、体にいいものを!!と思います。
2006.01.15
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やる気にさせる時に最も大切なことは何でしょうか?いろいろ思いつきますが、一番基本となるのは「はげますこと」です。=================================(『授業の腕をあげる法則』明治図書には、こうあります。(厳密な引用ではありません。))「あなたは駄目です」とは、医師は決して言ってはならないのと同様、教師は「あなたは駄目です」と言ってはならない。 悪いことを克服するべき方法を示し、はげまし続けるべきなのだ。それが教師の仕事。 「はげまし」とは、教師が子どもと共に、一緒に欠点を克服していこうとする連帯の証なのである。 もちろん、欠点を克服する技術を身に付けなくてはならない。 それと共に「克服していくはげまし」を絶えず続けるべきなのである。=================================なかなか子どもをやる気にさせられないと、ついモノでつろうとしたり、取引みたいなことをしたり(コレをしたら、コレしてあげる など)おだてたり、なだめたり、と 本道を外れてしまいがちになります。「はげます」とはどういうことか、というのをつきつめて考えるのも、「はげまし」の効果を上げることにつながるかもしれません。本の中の「一緒に」という部分、最近読んだほかの本とも重なる部分があります。(それはまたあらためてこのブログに書きます。)気持ちのこもっていない励ましではダメで、やはり励ます側に、それなりのエネルギーなり、覚悟なり、信念がいりますね。・・・ううむ。
2006.01.13
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前の日記に続いて、沖縄の唄について。『さとうきび畑』もいいですが、私が若いころから知っている曲としては、THE BOOMの『島唄』があります。この唄は、教師になってから歌詞の意味を勉強する機会がありました。それまではなんとなく恋愛の唄だと思っていたのですが、意味を知って愕然としました。「ウージの下で千代にさよなら」というのは、「さとうきび畑の下のガマで 永遠にさようなら」という意味で、戦争中の死別の唄であることがわかったのです。ただ聴いただけではそこまで想像することが無理だと思いますが、意味を知って聴くと、沖縄に対する思いが変わります。ぜひ多くの方々に、意味を知ってほしい歌詞です。
2006.01.11
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レンタルで『さとうきび畑の唄』を借りてきて観ました。沖縄戦の最中の家族を扱った作品ですが、観てよかったと思います。主演として、明石家さんまが家族のお父さんを演じています。悲惨な戦争中の現実に対して、「笑顔」を忘れず、人を笑わせようとするシーンは、戦争中としてはリアリティがないかもしれませんが、「それでも笑顔で生きるんや」という強いメッセージを感じることができ、よかったです。沖縄は一度訪れ、大変いいところだという感想を持ちました。しかし、歴史を振り返ってみれば、そう遠くない過去に、非常に激しい地上戦がおこなわれたという事実があります。きれいな海やまばゆく生命力にあふれるサトウキビ畑、とても人柄のいい沖縄の人たちのかげに、その戦争の事実があることを、「さとうきび畑」の唄とともに、忘れずにいたいと思います。この唄を知ったのは比較的最近ですが、自分でいろいろと調べてからあらためてこの唄を聴くと、「ざわわ ざわわ」のリフレインの中に、沖縄戦当時の人々の状況を想像し、胸が痛くなります。
2006.01.09
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今日は、音楽の授業について、3学期どうしようか考えてみました。体育もそうですが、技能面とチームワークの両方をきたえる必要があります。以下はかなり雑然としたメモです。もっと落としこんで、絞り込んでいく必要があります。(2月に音楽の研究授業をするので、早々にまとめとかないと~!)○:めあて ◇:手立て ♪:つかえると思っている曲・歌声をきたえる ○高い音がきれいに出せる(具体的には高いミやファ) ◇今まで歌った曲を半音ずつ高く移調していって歌えるか (これを、キーボードのトランスポーズ機能を使ってやってみたら おもしろっくて、何回もやってしまいました。 でも、伴奏は弾けない曲ばかりなので、 あらかじめ移調版のCDを作成しといたほうがいいかも。) ♪「宇宙戦艦ヤマト」は、高い音の練習に最適らしい(附属の先生談) ○正しい高さの音をまねして出せる ◇ドミソドーや、チャイムの音など、4~8音程度のシンプルな連続音をドリルとして、「その音を出す」というめあてで練習させたい。 これも、移調すると変化がついて楽しい。 ○口を大きく開けて、はっきりと動かせる これは、国語の音読でもやる「早口言葉」とかも、 ウォーミングアップによい。 ◇「指3本」など、具体的に指示する。 練習のときはあごがいたくなるくらい動かす。・リズムをきたえる ○提示されたリズムを手拍子できる。 ○曲の中で正しいタイミングで手拍子や動作ができる。 ◇♪「しあわせなら手をたたこう」 (↑この曲は、練習として応用できる範囲が広そうです。) ○パート別にちがうリズムを歌い、その重なりを楽しむことができる。・鍵盤ハーモニカをきたえる ○フレージング ○強弱、気持ちの込め方 (音数は少なくても、フレーズを大きくとらえたり、 伴奏の感じに合わせたりする練習をおこなう。 テンポはおそすぎるくらいゆっくりでもOK!)・聴く耳をきたえる ◇自分たちの歌の録音のあと、有名合唱団の演奏を聴くなど 以上の発展として、☆表現の工夫を感じる ◇演奏を聴いて、「工夫しているかどうか」を自分の言葉で評価できる。 ◇いろいろな音にふれ、「何に聞こえるか」考え、発表できる。 ♪「そりすべり」など↓☆工夫した表現ができる ◇動物の泣き声を、自分で考えて、入れる。 ◇歌詞にあった動作を、自分で考えて、入れる。 ◇イメージにあった歌い方を追求し、表現の工夫ができる。↓☆聴き合い (クラス内発表会)◎きもちをあらわす工夫を入れて、聴く人にきもちをつたえよう!!音楽は技術的にはほとんど素人です。(^-^;)詳しい方のご意見、アドバイスお待ちしています。
2006.01.08
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今日のお昼に、教育テレビで「ETVワイド 障害のある人・ない人 ”働く”ことを徹底的に語り合う ▽養護学校就職活動最前線に密着 ▽経営者必見・障害者チームの大活躍」というのをやってました。ちゃんと見てなかったので、くわしい感想は書けないんですが、ひとつ勉強になったのは、会社で実際に活躍されている障害者の方々の姿を見られたことです。番組中で、「障害がある人も、適性に合った仕事を与えてやれば、他の人に負けない活躍ができる」というようなことがふれられていたのですが、私も昨年の研究授業などを通して「障害も一つの個性として見る」といったことがだんだんわかりかけてきたところなので、かなりうなづきながら見ていました。もちろん、今お仕事で活躍されている方も、最初に仕事を覚えることとか、環境になれることとかは、時間もかかるしサポートが必要な面が多かったようです。ただ、まわりの理解があり、長い目で捉えていただいていたことが、当初は思いもよらなかったスムーズな仕事はこびにつながったようです。自閉的傾向でこだわりが強い方が、かえってその特徴を生かして同じものを何個も間違えずに作る作業をてきぱきとこなしたり、負けず嫌いな方が、「競争しよう」と持ちかけられることによって、大変意欲的に仕事をおこなうことができたりと、その人を職場で生かすということが、こういうことなんだな、というのがわかった気がします。学校でも同じですね。いろんな子どもがいるけれど、それぞれの持ち味を生かす。口で言うのは簡単ですが、実際にできるように、どう働きかけていくか。考えていきたいと思います。(^^)
2006.01.07
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冬といえばサッカーです。3学期の体育はサッカーと決まっています。(別に決まってないけど)そこで、それにそなえ、サッカーの研究をしなくてはいけません。(今までしたことないけど)実家に帰ったとき、本屋さんで「サッカーの授業だけを扱った本ないかな」と思ったら、ありました。さすが商売上手です。私が買いにくるのがわかっていたようです。その本は、『”サッカーで全員が得点できる”新ドリル』(高橋 恒久、明治図書、2003)です。同じシリーズでもう一冊ありましたが、内容的にこちらのほうが基礎的なにおいがしたのでこちらにしました。(2年生ですし・・・)さて、正月の間これをずっと読んでまして、最後まで読むと、奥付に著者紹介が載っていました。私は広島大学に行ってたので、そのあいだは西条に住んでたのですが、なんと、この著者の方の住所が西条でした。東広島市西条中央です。おおっ、なつかしい!たしか「西条プラザ」とかがあるあたりではなかったかな?そういうわけで、今日はこの本の中から、私が2年生のサッカー指導で3学期使える!と思ったポイントをざっとご紹介します。◎浮き球の練習はしない。 ゴロのみ。 ハードルをゴールにすると、自然にゴロのシュートになる。 しかも、強くけるよりも正確さが要求されるので、 一部の得意な子も不満を持たず、苦手な子もボールをこわがらずできる。○大事なのは、足裏感覚 サッカーをならっていない子は、ボールを足で扱う経験がない。 足でボールを操作するトレーニングをおこない、 足裏でものを扱う感覚をみにつけるのが全員のめあて。○サッカーで一番楽しいのはシュート => 全員がシュートできるようにする ・ゴールを増やす(どれに入れてもいい) ・1人が何点入れても1点。まだ点を入れていない子のアシストをしたほうが試合に勝てる、というルールの工夫。 ・苦手な子が決めた点は2点、というように、苦手な子が「ラッキーマン」としてチームに貢献できるルールの工夫(これは他の本に書いてあった。)○コートは狭いほうがよい 狭いほうがボールにさわる回数がふえる。○ボールは多くてもよい 人数分のボールを出して、ゴールに入った数を数えるというルールにはびっくり!(p52「スーパーサッカー」)○線は引かない。スローインなし 時間をとめない。反則以外は、プレー続行。 反則もセルフジャッジで。 準備をかんたんにすることで、授業中のムダ時間をなくす。今日、ハードルをゴールにして1対1でハードルの下を通過させたほうの点というルールで実際にやってみましたが、おもしろかったです。ハードルゴールは使えるなあ!サッカーが得意な子は、リフティングができたり、ボールキープがうまかったりと、苦手な子にはとても追いつけないような技能をもっています。だから、体育の授業では、得意な子も苦手な子も活躍できるように、ルールや場の設定を工夫する必要がありますね。(今までもそのことはわかっていたのですが・・・勉強不足でした。今回新しく知ったことが多いので、3学期の体育で実践するのが楽しみです。)さて、突然ですが、今ふと「なぞなぞ」を思いつきました。ここまで読んでくださったみなさんだけに、特別にお教えします。A:サッカーがすきないきもの、なあに?B:おさっかーな。・・・・・・・・・・。それではまた明日。
2006.01.06
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年末年始と実家にいましたが、今日(4日)帰ってきました。実家は兵庫県西脇市です。経度と緯度で見たときの、日本の中心地に当たるらしく、「日本のへそ」とよばれています。「へえ、そ~」と感心してくださった方、ありがとうございます。(*^-^*)さて、家に帰って読んでなかった新聞を読んでますと、12/29の読売新聞の連載「教師力」に西脇市出身の有名人の名前がありました。予備校のマドンナ講師、荻野文子さんです。受験のとき、この方の古文攻略の本を読んでお世話になりました。おもしろい本でした。(^-^)西脇市出身とは、びっくりです。今は、西脇市で塾を主宰されているとか。さらにびっくりです。で、その荻野文子さんの記事を読んで、感銘を受けましたので、今日はそのことを書きますね。以下、いいと思ったところを引用!(最近、こういうのが多いなあ)・90分の授業に3倍の時間をかけて準備する。・見せ方にも気を使い、姿見で通しげいこもする。・「連続ドラマの脚本家、演出家、そして役者。 すべてを兼ねているようなものです」・受講生をひきつける技を盗もうと、大阪では落語や一人芝居に通い、 穴あき包丁の実演販売を何時間も観察した。 「緩急自在な構成の中で、客の疑問に答え、実際にやらせてみて喜ばせる。人間の心理を揺さぶる巧みな演出に『これだ!』と思いましたね。」僕は大学で1年間を演劇をやってました。おととし心に誓ったのは、「プロの教師として通用するよう、演技する」ということです。意識を高く持って、人を楽しませる演出や構成を考える、役者兼演出家の要素は、教師に必要なものだと思います。1月10日の始業式の日は、どんな演出をしようかな♪
2006.01.04
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一度、齋藤孝の講演を聞く機会があって以来、好んで本を読むようにしている。ちょうど今しがた『話す力』を読み終えたので、3色ボールペンでチェックしたところをふりかえりながら、「自分用」の読後メモを作ってみたい。読みにきていただいた皆さんにもお役に立てば幸いです。(なお、完全に私の解釈ですので、勉強のためには自分で読まれることをお勧めします。)読後一番心に残ったことは、伝えようという意思、声のはり、これは絶対的に大切ですね。私は本はよく読むので、断片的な情報量はわりと持っているほうだと思うのですが、それでも相手が話を聞かないのは、「ライブ感覚」として、相手の経験に合った話し方をしようとか、「自分が」言いたいことの中から、「相手に」「今」話して共感してもらえそうなことを選んで(3つのうち1つ、3分の1にしぼる)話すことが必要だと気づかされました。~~~~~~ここから、本を読み返して箇条書き~~~~~~~「話す」ときだけでなく、「授業する」ときの留意事項としても大変示唆に富んでいます。(自分が覚えておきたいことだけのメモです。)○トレーニング: ・15秒で話す ・基本は1対1の対話トレーニング(緊張感と知的興奮を伴うものを)☆内容: 相手が「今なぜこの話を聞かなければならないか」の必要性があるか →これがあれば、相手に自然と聞く構えができる。 ・聞き手に思い当たるふしがないと、話に乗ってこない。いかに「共感」できる話題をふるかが、まず第一に大事。 →聞き手に「あるある」感覚を呼び起こすこと。 ・「既知から未知へ」が相手の理解を促す話し方の原則 ・知性や教養のある情報がうまく引用されているとおトク感がある。☆意識: 他人の時間を3分もらったら、利子をつけてかえす。 話す側は、自分が聞いている人の時間を預けられているという意識を持たなくてはいけない。☆力点: 中心メッセージを最初で話し、最後で話し、何度でも話す。 キーワードやキーフレーズとして事前に用意しておく。 限定し、具体的にし、言い切る。断定する。 色紙に書いて出したり、Tシャツにプリントしたり、具体物を用意することも有効。詩の1節などを暗唱してみせるのもよい。 ・たとえ話や、言い換えも使い、何としても伝える。 ・対比:Bにより、Aを際立たせるのも有効。 ・「絶対に伝える!!!」という、信念が大事!! 大事なこと1つ(あの手この手で何度も伝えようとする) + 自分の経験(5分の1くらいまぜる) = 話 ☆テンポ: クイズ形式にすると、テンポがよくなる。 ちょっと間を空けて答えを言って、次々すすめていく。・うまいスピーチは、見ごたえのある1人芝居のような感じで、そこには聞き手との無言のやりとりがある。
2006.01.03
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『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の続編が先ごろ発売されました。これは、「ニンテンドーDS」という携帯ゲーム機のソフトですが、タッチペンを使って実際に画面に漢字や数字を書き込んだり、音声入力により声で問題に答えたりという、画期的なソフトです。人気も高く、楽しく脳を鍛えるトレーニングができるので、かなりのお気に入りソフトです。学校の勉強と同じように、「話す」「聞く」「読む」「書く」という主体的なかかわり方ができ、しかも記録が自動的に蓄積され、自分の成長を実感できたり、具体的な目標を持って取組めたりする「ゲーム」のいい面もあわせもっています。大人向けですが、問題によっては子どももできるので、家族みんなで楽しめるところもいいですよ(^-^)一番の長所は、1日1回毎日取組むという、継続してやろうという気にさせるシステムができていることです。やはり、どんないいものでも継続して取り組むことが一番大事ですね!
2006.01.02
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新年になりました。今年もよろしくお願いします。さて、昨日「ピタゴラ」のことを書いたので、おすすめ教育番組ベスト3を書いておきます。(すべてNHK教育の15分番組です。)1.ピタゴラスイッチ (科学的なものの見方や考え方、知識)2.見てハッスル、聞いてハッスル! (道徳、特別支援)3.読み書きのツボ (中学年国語)「ハッスル」は、ときどきかなりおもしろいときがあります。基本的には、話し方、聞き方、姿勢など、勉強するもととなる大事なことを、なぜそれが大事か、わかりやすく教えてくれる番組です。理解しにくい子にも、視覚的に働きかけるのでスッと頭に入ってきてGood!「ツボ」は、国語ですが、ユーモア要素が強く、特に中間部で挿入されるパペットマペットのコントがいい味を出しています。テーマ曲も非常にいい感じで、耳から離れません♪
2006.01.01
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