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W杯予選の北朝鮮戦は無観客試合+第三国での開催とFIFAが発表した。まったくもって迷惑な話で、数の割合はアウェイの場合は少ないといえども、どこの国の試合ででも日本人サポーターはいるのに。万難を排して北朝鮮に渡航して応援しようとしていた日本人サポーターは残念だろうし。北朝鮮の観客に至っては。自分達の行いが後々どういう影響を及ぼすのか、やりたいようにやった結果の想像もつかずにいるというのは難しい言葉(笑)でいえば歴史認識と客観的認識の欠如だし、短く言えば「バカじゃん」。まして北朝鮮のような国で勝手気ままに暴れたりできる訳もなく。こりゃ国家がそういう体制で、暴力的示威行為を当たり前なもんだと思っている証拠みたいなもんですなあ。流石犯罪者を首領に戴いているだけのことはあるわ。
2005.04.30
お察しの通り、今のところ思いつきに毛が生えたようなものですが。NorthAD(North After Discusson)と称する何やらを始めましょうかと。何のことはないジャンル無関係なよもやま話でも皆様といたしましょうかと。会場は札幌市周辺近郊の交通の便のいい所。勿論私の店も提供できます。場合によっては札幌駅周辺の喫茶店ででもお話するのも「NorthAD」です。今の所私から提供できそうなネタとしては。先日情報専門学校で臨時講師をした際のVHSビデオ。お題は「自作PCってどうなの」でした。ネタとしか言いようのない素人な講座でして、ま、皆さんに笑っていただこうかと。ただこのビデオ放映?は余りに恥ずかしいのでうちの店限定でね。後、自作関連ですとAIW9600Proで嵌った点とお利巧なOSインストール。リアルネタですと「インシデントレスポンスなんてもんじゃねーよっ‐突然被害者になったんだよっ」(危)ネタとか(泣とかとか。できれば世の中の「これやばくね」もちょっとずつ皆様とお話していければいいなあと思っておりますよ。お気楽お茶でまずは「なにすんの」でもお話しましょうよ。連絡先はladysmoker[at]104[dot]netもしくはISPメアドをご存知のかたはそちらへどうぞ。基本的に細かい連絡などはMSNメッセもしくはSkypeでと思っております。MSNメッセアドnorthAD[at]hotmail[dot]co[dot]jpSkypeIDnorthad但し今のところ上のメッセアド、SkypeID共に事前認証設定にしてあります。前もって各IDなりアドレスなりをメールでお伝えくださいまし。アクティブな時間帯は人様とずれておりますがご了承ください。大体23時~25時くらいもしくは午後~夕方くらいがアクティブかなあと。眠れない夜のお供くらいになる かも 無理かヽ(´ー`)ノうまくすればSkypeで遠距離チャットや会議通話機能にネットラジオを加えて遠い場所の方々にもお話をお伝えできるかもしれません。また、他の会合への会場提供も行っています。私が会合に参加する事が条件です。会場提供者としての一応の責任のようなもんでして。会場費は相談しましょう。営業時間は基本的に17時~24時ですのでそれ以外の時間帯でしたら光熱費実費+程度で。大体2時間2000円くらいを目安に持ち込み自由ですが片付け準備はしてきてね(ゴミ袋2枚持ってきてね)営業時間内の場合はできれば焼肉食べていただけるといいなあと。但し特別宴会価格設定にしますので一人当り酒抜きで2500円くらいかなこの場合は会合宴会にしますので時間制限は基本的に設けません。会合宴会の場合はプロジェクタ以外の機材は用意できます。電気容量に余裕がありますので機材持ち込みもご自由に。片付けは例によってみんなでね(笑大声私信ひろみさーん。お茶しましょうねえ。お茶参加の方も募集ちぅです。多分週末午後~夕方くらいに札幌駅近くの辺りで。
2005.04.29
今回の大惨事を胸を痛めながら毎日見ている。余りの事に店で母と話すことも殆どできないくらいで、話し始めようとした母もしばしば絶句して目に涙をためている。これはどうしたことだろうと、最初思ったのはJR西日本社長の最初の記者会見だった。リポート用紙のようなものを高々と掲げて誰かが纏めたものを読み上げるのは、状況説明を誤らないようにという気持ちからでもあったろうが、大きな違和感を感じたのは謝罪をする際にもそのレポート用紙のようなものから目を離さずにそのまんま読んだかのように見えた事だった。「申し訳ございませんでした」と謝罪し、頭を下げる事は紙を読み上げなくてはできないのであろうかと。会見の内容全部、一部始終が報道されたのではないかもしれないけれど異例な事に記者の怒号がそのまんま報道されてもいた。「人が死んでんねんで」この飾らない記者らしくもない怒鳴り声は人に見せる、聞かせるためのものではないなあと。いつもなら「自分が正義だ」といわんばかりの空々しいインタビューなどを眺めていて嫌らしさを感じることの多い記者達の姿勢だが、あの怒号はどう考えても記者というよりは人としての叫びであったように思われた。視聴者としてはJR西日本の姿勢のイメージは最初のあの記者会見に集約されてしまっていて、その後のいかにもしてやったりという顔つきの「置石疑惑」会見も半信半疑で聞いていたというのは、これはもう技術的にどうとかいう問題ではなく、「人や人の集団としての信憑性」の問題だったのだと。思いがけない事故や事件に巻き込まれた人間の気持ちはなんびとたりとも共有する事はできないけれど、しかし幾ばくかの敏感さと感受性があれば少なくとも紙から目を離さずに謝罪するなどという事はできないだろう。インシデント・レスポンスの第一歩は。間違いがあった時に真摯に向き合うという事で。その真摯な姿勢というものはちゃんと通じるし、真摯さに欠けていればまたそれも見るものには判ってしまうということだ。
2005.04.29
数日前に起きた事件についてだが。事件直後よりも精神的に追い詰められた状態に陥っている。加害者側の交渉の言い方、やり方に関してなのだが。不思議なのは何故物事の進め方を被害者本人に平気で聞けるのだろうかというのと、こちらが前もってお願いした事もせずに連絡を寄越すのだろうかと。自分達が加害者側の人間というのを忘れてしまったのか、もしくは自分達が被害者ででもあるかのような言い方で。事件以来、一度も声を荒げたこともなく、加害者本人でもないのになじったわけでもないのに。それどころか年齢相応の敬意を払っていたつもりなのに。今朝の電話でとうとう追い詰められて警察と検察に相談してしまった。今後どうするかは代わってもらう加害者側の人間との話の内容によるだろう。殊更に被害者面をする気もないし、そのように振舞った覚えもないのに何故こんな目に遭うのだろうか。声高に被害者だというのを全面に押し出すようにしなければ理解されない相手だったという事なのだろうかとふと思うが。今の状態では何をされても言われても悪意に取りかねない危ない自分を抑えられない。実際、事件以来纏めて睡眠を取れていない。
2005.04.28
店に出るようになって初めて訳の判らない遅刻というか寝過ごしをしてしまった。事件以来寝起きの時間が変になっていたり疲れがあったのは事実だが。しかも休みの次の日にやらかすという間抜け加減でしてね。起きたら真っ暗になっていて、しかも目覚ましをかけていたはずなのに。大慌てで店に電話しすっ飛んで行きましたが。母はあまりの遅刻っぷりに呆れたのか何もいいませんでした(恥あーあ、もう。
2005.04.28
ま、色々な立場やなにやかやあるんでしょうなあ。だけど自分達の身内がしでかした事はDMでと言い、DMにしても言い訳と庇い立てばかりで理由も経過も明確に説明しなくていいんだもんなあ。公開でやらかして公開で言われたことなら公開で謝罪するのがせめてもの誠意ってもんじゃないのかな。情報公開の第一歩ですね(笑人の問題をクリアにできない、したくないという体質は日本特有のものじゃあないかなと思うし、その側面を全面否定はしないけれど。だけどプログラミングもマシン操作もハックもクラック(c,k問わず)も人間がやる。人間そのものがどうよという問題は難しい技術論と同じくらい、いやもっと根幹の問題かもしれないなあ。決まりを作り、法律を作り、協議会をこさえて資格もマークも制定してもね。触る人間の故意じゃあない場合でも、間抜けやら迂闊やら高を括った言動行動で「ありゃま」になるのよね。だけどなあ。こういう感覚は中々理解されないだろうなと思いつつ。一度色々あれこれ捻じ曲げられないと気がつかないのかもしれん。せめてこれからは正しい事をちゃんと言い、それが受け入れられる世の中になりますように。後に続く若い世代には裏でごしょごしょ片が付くという魑魅魍魎妖怪変化だけは見せたくないな。
2005.04.27
「運用」なんつー言い方を見ると到底人命に関わるとは思えないけれど。結局はこの「運用」の意識次第で人命に関わる事が殆ど。私は「セキュリティ」というのは根本的には国防と人命に関わるものだと思っているし、それらを守る為にあるものだと思ってもいる。今回のJR西日本の大惨事も「動いているからこのままでもいいか」という意識が本当にJR西日本の幹部になかったのだろうかと強く思う。そりゃあ動かせる人間がいて、動く機械(電車ね)と制御するものがあれば電車は動く事は動くでしょう。でも動いているという事と自律的に「運用する」というのはやっぱり別問題だと思うんだよなあ。意識を持って明確な「運用」をするというのと「動いている=運用しているんだ」というのとでは表面的には「動いている」けれど中身はまるで違うという事。まーた素人が要らん事を言うと叱られるかもしれないが。例えば脆弱性満載のWebサービスがあったとしますね。でも動いている事は動いている。でもこれは本当に運用していますと言えるのだろうかと。ただ動いているだけに過ぎないのではないのかと。でも哀しいかな我々素人は脆弱性のあるWebサービスやWebサイトの見分けなんぞつきませんよ。試す方法もないではないけれど、多分試したら叱られるくらいで済めばいいが、昨今は違法行為になりかねない。でも世間では動けばいいやなサイトやサービスを構築してお金を貰っている所も多いそうな。運用しています、動かしています、それでお金を貰っていますというだけのつもりがこれからはうっかりさんでは済まなくなるのではないのかと密かに危惧しています。発注先がこう言ったから仕方がないで済めばいいですけれどね。一番いいのは「動けばいいんじゃ」なものを平気で受発注するような輩が淘汰されることで、勿論脆弱性情報というのは日々刻々変わるのでちゃんと「運用管理」する意識のあるところが生き残れるようになればいいのになあ。各個人の危機管理や意識管理もそうですね。「これくらいなら大丈夫」という考え方をする事自体がすでに危機管理という点でたがが外れかかっています。「ばれなきゃいいでしょ」になると最早お近づきになりたくないレベルでして。何でこんなに鈍感でいられるのだろうかとある意味感心する事もありますな。鈍感な人間にはとてもじゃないが「運用管理」や「危機管理」なんぞできませんよ。
2005.04.27
身体の節々はまだちょっと痛いけれど、来週はいつも通りには休めないと思ってセカンドマシンを組み上げました。何度か書きましたが、マザーボードとメモリ流用の為生まれながらにしてセカンドマシン確定でかわいそうなのですが。でもちゃんと動くマザーとメモリを放り出しておくよりはずっといいと思いましてね。格安パーツばかりを通販の特売で探して集めたのと、用途を特化*したのでバランスはまあまあですが。*恥ずかしいけれど所謂マルチメディア用みたいに使おうとなので初めてDVDマルチドライブを搭載しました(笑いつものように念の為にケースの両側開け放してチェックしながら通電し、BIOSを確認して今はOSをインストールしています。システム用は40GBにしてね。そうじゃないとフォーマットで眠くなってしまう。久しぶりに気持ちのいい朝の天気です。ですが昨日の今頃はあのような惨劇に遭うとは夢にも思わずにいた方々がおいでになるのだなあと。比べものにならないほどの事件ですが先週私も思いがけない事に巻き込まれました。いつ何時何があるか判りませんね。やろうと思ったことは先に延ばさず出来る事をやってゆこうと改めて思い直した春の朝です。
2005.04.26
何てことだ。ニュースを見終わるとTVは大抵消すので、事故のニュースに気がついたのは10時頃だった。脱線事故や衝突事故はない事ではないが、しかし両方同時に起きてしかも沿線のマンションに電車が飛び込む事なぞそうあることではない。早い時期に公開されていた画像には車の近くで倒れている人の姿も映っていた。何故この人の前を通り過ぎていくのかという掲示板の問いへの答えは「トリアージ」。このような大事故、大災害の場合には人命救助も手当たり次第という訳にはゆかない。救助活動をする機関は優先順位を前もって決めてあるはずなので、それに従っていち早く搬送するのか、後に回すのかそれともそのままにしておくのかを判断するのがトリアージという作業だ。一人でも多くの人の生命を助ける為に、場合によっては瀕死の人よりも骨折の人を優先する場合もある。勿論救助を必要とする人間全部を間違いなく救えれば、それに越した事はない。が、事故や災害というのは突発的に起き、救助人員が満足にいるとも限らない。頭の中だけの「平等な生命権利」を叫ぶ人には到底理解できないかもしれないが。年配者だらけのこの辺りにもし大災害があった場合、時によっては自分もある程度のトリアージのような事をしなくてはならないかもしれない。理屈はともかく。この事故に遭われた方々のお怪我が少しでも軽く済みますように。亡くなられた方には心からお悔やみを申し上げます。近隣の住民の方々の懸命な救助活動には頭が下がりました。
2005.04.25
昨日の帰り道は大きな月を見上げながら辿った。星も久しぶりに見えたし何より空を見上げて歩けるようになったなあと、短い通勤距離ながら思いつつね。全身の筋肉痛は昨日を境に大分よくなった。昨夜は座っていられずいつもより数時間早く撃沈しましたが、それが正解だったかも。お医者の診断は正しかった。「3日くらいは痛みますよ」と仰ってたからね。それに。新セカンドマシンを組み上げる予定はあるんだが、下を向いて作業するにはまだ無理があると自己診断。大きな箱2つがむなしく積みあがっていますよ。あれほど組むのを楽しみにしてたんだけどなあ。ま、気が乗らないときはやらない方がいいし。予定としてはセカンドマシンの無事稼動を確認したらメインマシンのデータをバックアップしてメンテナンス。さらにぼそぼそ。確かに私は仕事でPCを使っている方々に対しての見かたが厳しい面がある。所詮PCは道具で、それを仕事で使っているのならば最低限の事*くらいは自分で面倒を見るのが当たり前だと思っている節がある。*通常の状態を覚えておいて「何か変」を感じる、具体的にいえば何のプロセスが動いているかくらいは把握しておくくらいの事何故か知らないがPCに関しては「判らないもん」が堂々まかりとおっているのも少々不思議でもあるけれど。別にCPUの仕組みだのメモリアドレスだのを理解するなどという意味ではなく(これは私も判らん)、「ありゃ、何か変」をもうちょっとだけ敏感にというだけの事。私事で恐縮だが、仕事で使う私用の包丁を誰かに使われたら「んっ」と思う程度の事でもある。道具ですからね、自分の使っている。何か変を感じるというのは普段を身体が記憶しているという事でもありますね。電源を落として起動するまでの時間は通常何秒か。再起動なら何秒か。起動時や起動後の音はどれくらいか。HDDの音はこれくらいとか。ソフトなら。いつもの作業はこれくらいの体感だなとかね。特に正確な数値ではなくてもいつもの時間を体感的に覚えているか、覚えようとしているか程度の話ですな。たまにはタスクマネージャくらいは覗いてみましょう。管理の都合で見られなくしている端末もあるかもしれませんが。
2005.04.25
先日の事件の加害者側から連絡があった。事前に地検から私の連絡先を教えていいかと問い合わせがあり、それは了解したのだが。どちらにしても救急病院のお金を払ってもらわなければならないしね。病院では「内金でいいですよ」と言っていただいたが、今のところあくまでも病院に借りがあるのは私。それはそれで困るし、全額払いに行くにも不要な交通費とまたそれを立て替えて請求するという2度手間もうっとうしい。ただ連絡があったといってもそれは留守電を聞いただけ。留守電を確認したのは夜中だったので、折り返し電話も憚られて昼間にこちらから連絡をしたのだが、今度は向うが電話に出ずまた留守電設定がおかしいのか伝言もできない。正直何でこちらから何度も連絡をせねばならないのかという事自体も腹立たしいが。私の側から言う事なんぞ何もない。病院代を清算してくれればいいし、何故見ず知らずの通りすがりの私を2度も殴ったのか、その理由が知りたいだけだ。理由が判らないままこんなに痛い思いをするのは納得がいかない。ただそれだけだ。加害者の顔は二度と見たくない。会いたくもないし声も聞きたくない。
2005.04.24
今回のTrendMicro社のミスはなるほど広範囲に影響を与えたし、提供する定義エンジンで不具合があってはせっかくお金をかけて自衛しようとしているユーザーに申し訳ないというものだが。不思議でたまらない点が一つある。リスクヘッジという観点で見ると、何故複数台のマシンに同一のアンチウィルスソフトを入れていたのかという話で。昨日の日記でも触れたが、アンチウィルスソフトなどのセキュリティ関連ソフトというのはシステムの根幹に関わる場合が多い。なので、定義ファイルやアップデータに不具合があった場合には今回のように、手も足も出なくなる場合が非常に多い。私も以前は慣れているという理由と、2ライセンス買うと安いので同じメーカーのセキュリティ関連ソフトを入れていたが、今現在は違うメーカーのものも使っている。何故かというと、以前同じメーカーのものを使っていて同時にネット(WAN)に出られなくなったことがあるから。私程度の趣味で使っている状況でも一応のリスクヘッジとして複数メーカーのアンチウィルスやファイアウォールソフトを使うというのに、大企業や公的使命?があるはずの報道機関などが何故社内PCに同じソフトを使って一歩間違えると全台使いにくくなるような可能性を放置していたのだろうと思う。勿論今回のCPU100%問題は、TrendMicro社のミスが原因。だが使う側もそれなりのリスクヘッジを前もって考えておくというのが当たり前ではないのかと。私なら企業端末のセキュリティ関連ソフトは最低2メーカー、できれば3メーカーのものを混在させて使いますがね。ミラーしているセグメントごとにメーカー変えてもいいし。そうしておくと、今回ならば例えばノートンを使っている端末ならばネットに繋げられて情報を早く仕入れる事ができただろうと。大きい企業のシステムコンサルタントな方々なら当然それくらいの事は考えておくだろうにねえ。不思議だ。何事かあれば今のIT社会ならば色々な不都合が起きやすい。臆病で心配性なくらいに備えておいてちょうどいいくらいです。私なら全部の端末に平気で同一メーカーのセキュリティ関連ソフトを入れる、入れさせるようなシステムコンサルタントだの管理者だのは信用しませんな。危機管理意識がなさすぎます。
2005.04.24
今現在の最新定義エンジンでは直っている模様ですが、未だにVB(ウィルスバスター)でCPUが100%になってPCがうまく動かないという方へ。メイン画面までたどり着けない場合 ・Safemodeで実行(XP/2kの場合、起動時にF8) ・ファイル名を指定して実行→msconfigを起動 ・「サービス」タブの「Trend Micro RealTime Service」みたいな名前の項目のチェックをはずす。 これで再起動すればCPU100%は解消される、 再度ウィルスバスターをUpdate。 上記を作業後 もう一度 ファイル名を指定して実行→msconfigを起動 「サービス」タブの「Trend Micro RealTime Service」みたいな名前の項目のチェックを付ける。 PC再起動。概ねこれでCPU100%はりつけ状態からは解放されるようです。VBユーザーではなく、ノートンユーザーですが、ノートンもこれまで何事もなかったわけではありません。アンチウィルスソフトに限らず、セキュリティ関連ソフトというのはシステムやネットワークの根幹に関与する事が多いので、一度何事かあると復旧や情報集めが大変になりますね。追記もう一つの方法1.セーフモードで起動する。電源ボタンを押すと同時にWindowsのロゴが出る直前からF8連打。 2.「C:\Program Files\Trend Micro\Virus Buster 2005 にある「LPT$VPN.594」を削除 3.再起動 4.今度は普通に起動するはずなので、VB2005のメイン画面を起動してアップデ-ト 5.ウイルスパターンファイルが「2.596.00」になったことを確認 但し、メーカー製PCの場合はセーフモード起動時に押すボタンはF8とは限りません。パターンファイルが2.594.00の場合に不具合が起きるようです。
2005.04.23
お題には「山口」と書いたけれど。正直、公表しかつまた情報管理課が異常を探知するだけまだましなのかなあと。戒告懲りずアダルトサイト閲覧・山口市職員2人を減給個人的にアダルトサイトを成人がどう閲覧しようと利用しようと知ったことではないけれど、業務中に閲覧して何やら蟲まで貰う*というのはどうなのと。*この「ウィルス」というのが不明ですが、まさかアンチウィルスソフトが入っていないPCなのか、それとも市が管理するものなのでアンチウィルスソフトでも勝手に入れられないのか、はたまたWANに出る前提ではないつもりのPCなのかは判らない*ただ「WANに出るつもりはないPC」でも最低アンチウィルスソフトを入れて、提議エンジンを最新にするのは今は常識の範疇と言っていいと思うしかも以前に同じ事をやらかして懲りずにまたというのはどこか頭のネジが緩んでいるのか取れているのか。市が貸与したPCというのは少なくとも公金で購入されたかレンタルされたもので、業務中にアダルトサイトを閲覧する為に公金を支出したつもりはないと思いますがね。私は別に小うるさいPTAのようにアダルトサイト撲滅などとは思わないが、公金を使ったものを使用利用するという事にもっと神経を敏感にしてもらわないとなとは思いますよ。しかもなあ。同じ間違いを何度も繰り返しても処分の甘い事。やってはならないと知りつつ、やらかして処分され、また同じ事をしでかすというのは頭がおかしいか足りないので、そんな人間は公務員としてどうなのと思うのですが。同じ事をやらかすのなら罪の軽重に関わらず、氏名を公表していただかないとね。
2005.04.23
顔に負った打撲は何とか一晩で目立たなくなったので、予定通り自作臨時講座を済ませました。水準のターゲットが絞りにくく、またどこまで踏み込んでいいものかなどの点は大変悩みましたが、生放送で一番心配な時間だけは間違いなく合わせて終われましたんでそれだけはいいかなあと(いいのかそれにしても身体が痛い。病院の先生にも金曜土曜は痛むだろうねえとは言われていましたが、本当に痛い。特に気になる痛みはないものの、全身の筋肉痛のようなもんですから。昨夜は2時間ほどしか眠れず事件の夢を見て起きてしまい、流石に今夜はこれを書いたら撃沈します。資料として提供していた新サブマシン一式も戻ってきました。なるべく来週くらいには組み上げたいなあと。生まれながらにしてサブなのもかわいそうですが、これはマルチメディア(笑)担当ってことで。早くこの痛いのよくならないとなあ。
2005.04.23
店に出てからちょっとお使いを頼まれまして。近くのスーパーに出かけた帰りにちょっとしたトラブルに巻き込まれましてな。犯人は現行犯逮捕されましたが。なんだかなあ。怪我はしましたが大した事はありません。診断書では全治2週間ですね。
2005.04.22
奥山貴宏「32歳ガン漂流 エヴォリューション誰にも表には出さずに密かに愛読しているWebサイトがあると思う。上のリンク先も本がそろそろ発売されるので、ここで紹介しようと思っていた。いや、今ここで書いたのだから紹介しますね。日頃自分が癌であったことなぞ忘れているけれど、やはり癌の方の記事やWebサイトを見るのは何がしかの心の粟粒が起きるのも本当だ。6年前に沢山見送った癌病棟の仲間達を思い出し、また生き残ったのは何故私だったのだろうと自問自答もしている。といってご存知の通りの凡人なので生き残っただけの値があるのかと、そこまで自分を問い詰めると泣けてきますがね。生き残るということも結構つらいものはありますが、それでも私は生きていますな。ここにはアマゾンのリンクは貼れませんが、「マガジンハウス」から奥山貴宏著「ヴァニシングポイント」が出版されました。彼の生きた証でもあります。
2005.04.21
デスクトップPCでどうもHDDがよく壊れるなあと思える時にチェックするポイントなどを。当りがよかったといえばそれまでですが、私はPCを触り始めて4年になりますけれど、これまで一度もHDDが飛んだ経験がありません。初めて買ったPCのHDDも遅いですが未だ健在です。手持ちのHDDは各メーカーのがそれぞれ2台以上あります。基本的に同じPCに同じメーカーのHDDは積まない主義なのとRAIDは使いませんし。ただ、色々なPCを見させていただいて気がついたことなどを。電源編コンセント~PC本体本体電源はなるべく独立させて引いてくる。延長コードを使うのなら被覆された太いコード、コンセント部分が重いものを選ぶ。(3口で1000円くらいが目安)台数分それぞれ延長を使うにしてもコンセントから直で引くという感じです。CRTモニタですのでモニタの電源は全く違うコンセントを使っています。PC本体PC電源は吟味したものを使う基本的にPCケースと電源は別のものです。1万円以下のケースについてくる電源はあくまでも予備用として考えています。また、電源を選択購入する際にW数だけで考えるのはちょっとどうかなと。いい電源というのは各ラインの出力が安定しているのですね。大雑把にいって400~500Wで15000円前後が目安ですPC電源からHDDに繋ぐ電源コードはなるべくHDDごとに別系統で繋ぐ。光学ドライブなどは常に稼動しませんから兼用(2股)でも構わないと思うのですが、HDDはPCを起動させている間は動いていますよね。いい電源を選択すると電源コードの本数自体が必要充分でして、分岐コードを買って無理に増やす必要がないですから。ケーブル編IDEケーブルですね。データがどうも壊れる、コピーが遅いなどの症状が頻発するようなら私はIDEケーブルを疑います。電源を丸ごと買い換えるよりは安価に検証できますしね。フラットケーブルで47センチなら最低1500円くらいからのを使いましょう。スリムケーブルなら最低2000円台後半から3000円くらいのを。いいケーブルを眺めて触るとよく判るのですが、差込がしっくりきますしケーブル自体の作りが違います。ケーブルの密度が高く、ふにゃふにゃしません。差込口とケーブルの繋ぎ目の作りが全く違いますね。HDD設置編基本的には通風をよくし、熱が篭らないようにという事です。また、ケースマウンターだけで差し込んで使うよりはきちんとネジ止めして防振のワッシャーも使いましょう。ケース編HDDはケース前部に設置する事が多いですが、ケース自体のエアフローが足りないとHDDだけではなく各パーツの寿命に影響すると思います。前部から少しでも入気があればいいのですが。1ヶ月くらいでHDDの上にほんのり埃が乗っているのなら入気はあると考えていいと思います。全く埃がないのならエアフロー、特に入気が心配ですね。ケース前部に1000回転前後のでいいですから入気ファンをつけた方がいいと思います。できればHDDの下というか裏、チップのあるところに風が当たるようにファンをつけましょう。これらを全部やったからといってHDDが壊れないというのではないですが。しかしやらないよりはいいと思います。HDDが飛ぶのは悲惨ですしね。上にメモした事は全部私の自作機でやっている事です。参考になるかどうかは判りませんが、少なくともこの4年間一台もHDDは飛んでいません。
2005.04.20
なにもしないと決めてその通りぼんやりと過ごせた休日であった。買い置きがなくなったので夕方ちょっと買い物には出たが、真っ直ぐ帰ってきてTVを見たりネットを徘徊したり風呂に入ったり何か食べたりと。若い頃は休みの日に部屋に閉じこもるなどという事はなかった。文字通り寝に帰っているとしか言いようのない生活だったなあ。一人で部屋にいるのがどうにも落ち着かなかったんですよ。今は違うなあ。できればずうっと部屋で気ままに過ごしたい、出かけても早く部屋に帰りたいと思うようになりました。少々?散らかっていてもここが私の居場所だなあと。それでも季節に誘われたのか、ちょっとずつでも片付けらしき事を始めております。模様替えの虫も起こってきました。PCモニタが2台並んでいるのを一台撤去してTVを置こうかなあ、どうしようかなあと。そうするとTVを置いている台の位置を変えられるのでその分スペースを有効に使えないかと。プリンタが複合機という事もあり、大きいので空いたスペースにプリンタを。でもなあ。そうすると場合によっては2画面使っているのが狭くなるのよね(悩TV出力もできるビデオカードですがモニタ出力とは全然違いますし。こうしてスペースに悩んでいると、たまに広い部屋がいいなあと思わなくはないですが。まーちがいなく広くなればなったで同じような惨事が待っている(笑PCを触り始めて4年の間に溜まりに溜まって捨てきれなかった雑誌類をようやく片付け始めました。見つけたのが。それこそ4年近く前。PC雑誌に投稿して初めて「読者の声」が載り、見本誌が贈られてきたのですが。我ながら健気な事を書いたんですな。大、中、小と目標を立てていましてね。小はサイト作成中はPC自作大はプログラミング4年かかってようやく自作していては、こりゃ生きているうちにはプログラミングは間に合わんわ(笑何をしていいのかも判らず、具体的にしたい事も思いつかないままに買って触ってネットに繋いで4年経ったのね。
2005.04.20
春に3日の晴れ間なしとはいうが、今日は暖かくて気持ちのいい日になるだろう。明日からまたぐずぐず天気になるそうですが。この日差しでは夕方近くまで出かけられない*と覚悟して、うかうかとネット徘徊などをしておりました。*例の紫外線アレルギーですな。今時期の10時~14時だと10分タイマーです(笑たださっき6時前にゴミを捨ててきたが寒かったですなあ。晴れているせいか0度くらいに感じました。実は昨夜帰宅してから小さくですがずっとストーブ焚いてます。ゆったりと休みを過ごしたら、明日あさってでちょっと纏めと仕上げをしなきゃならない事に没頭しようかなと。部屋の片付け('A`)はまた今度ね(だめお日様を直接浴びるわけにはゆきませんが、こうして打っている最中でも首をひょいと捻ると久しぶりの青空が綺麗で、思わず顔がほころびますね。こういう日は外に出ると雪解け後最初の「土の匂い」がする事があります。おっとっと。ワシントンポスト紙の署名記事です。こういう堂々とした署名記事を日本のマスコミに望むのはそれほど無茶な願いなのだろうか。こういう記事が配信されるようになって初めて私は日本のマスコミというものを認めたいと思いますよ。意見の如何を問わずにね。
2005.04.19
といっても英語版はとっくに出ていたのですが。日本語版もでましたね。セキュリティFixですので早く当てましょう。人柱ですので思い切って(笑)上書きしました。まずはここのトップのバナーをクリック右上の方に1.0.3へのリンクがありますからクリック。そうするとダウンロードが始まりますからデスクトップにでも保存。開いているFirefoxを閉じる。常駐しているソフトは最小限にする。さっきデスクトップに保存したsetupアイコンをダブルクリック。1.0.2からの上書き成功。但しファイアウォール関連ソフトによってはバージョンが違うソフトをこれまでとは違うものだと認識してネットに出る許可を求める場合があります。#ノートンさんはそうですね最初の起動の時、僅かに時間がかかりますが無事にこうして書けていますよ。
2005.04.18
19世紀末。清朝末期、日清戦争以前から列国が清を蚕食していたのだが。東洋の名も知れぬ小さな島国日本が日清戦争で清に勝利すると列強はますます餌食として清を見るようになっていった。清はすでに国家の呈を成さず、当時は国民という意識が清の人民にあったかどうかは不明だが食えないのだけは確かだった。このままでは清は列強に食い散らかされ、おそらく国土は四散分裂していただろう。ところが食うや食わずのはずの民衆は「義和団事件」を起こし、これが北清事変と変化してゆきます。国民としての意識が人工的にではなく、民衆の自発的な意識の目覚めとそして何よりも食えないという切実な現実に後押しされたのではないかと思います。そして結果的には列国の軍隊に押しつぶされはしたものの、この義和団というのが清末期に始めて生まれた国民意識なのでしょう。自分が食えるか食えないかという事と、何故食えなくなったのか、そして食えるというだけではなく安定した生活を続ける為には何がしかの組織というか入れ物がいる事に気がついたのではないかと思います。今回の反日騒ぎを眺めていると。とてもじゃないが表題の「21世紀の義和団」とは思えない。何故なら何も差し迫ってないからですね。少なくとも国民は。食えるか食えないかというぎりぎりの差し迫り方ではないでしょう。差し迫っているのは多分中国政府の方であって、中国の国民は差し迫っているとは知らない。この温度差と何より切実ではないデモを眺めていると義和団どころではないなあと思えます。義和団というのは「扶清滅洋」を唱えていました。この文句自体は「愛国無罪」を想像できるような気がしないでもないですが、しかし実態というものがまるで違いますね。愛国のついでに徹底的な滅日を唱えれば日系企業にいる数多くの中国人が職を失います。義和団事件の頃の列強は清を食い散らかしただけで何一つ利益は齎しませんでしたが、今の日本は違いますね。北清事変列強はおのおの軍隊を動員して義和団事件は国際紛争の「北清事変」になります。8カ国の軍隊が集合して義和団を蹴散らしたのですが。当時すでに「革命活動」を始めていた孫文などはこの義和団を評価はしていませんね。義和団は鬱憤を晴らすという点では確かに精神的満足は少々得られたかもしれませんが、結果的に進駐した8カ国に前より強い圧力を受けて事実上清朝は分割されてしまいましたから。冷たく言えば自己満足に終わり、祖国を却って分裂させた戦略的には何ほどの価値もない争いであったといえます。100年以上経ってこうして私でも当時の義和団の戦略眼のなさと愚かさを論じる事ができるのですが、勿論当の義和団は大真面目であったでしょう。何せ「扶清滅洋」ですから。立派なスローガンです。しかしスローガンというものは喚いて暴れるだけではどうしようもない。むしろスローガンを叫び暴れるほど空疎に響き、戦略的価値を失うという不思議な作用さえあります。数千年の正史を持つ国に言うのは憚られますが。歴史に学ぶというのはこういう事ではないでしょうか。余談ですが。この北清事変の後、駐留軍の司令官を命ぜられたのが秋山好古でした。そうです。日露戦争で海軍参謀だった秋山真之の兄です。当時の日本軍というのはどの国の軍隊でも当たり前のようにしていた略奪行為を殆どせず、逃げていた中国人は最初に日本軍の駐留地に戻ってきたそうです。これも歴史の事実ですよ。
2005.04.18
結論から言うとこの制度が実施され、万が一呼び出されたら参加しようとは思っている。裁判員になりたくて仕方がないというのでは決してないけれど、正直現行の裁判判決などに「えーっ」と思うことも多々あるし。「えーっ」と思ってしまうのは判決の詳しい内容や裁判自体を傍聴した訳ではないので、細かい内容が判らずに報道だけでそう思ってしまうのもありますよね。判例をある程度集めるというほどでもないしなあ。もう一つ。私が参加したいと思う理由の主なものは「司法な方々の実際を見てみたい」というのも大きいかもしれない。歳相応に司法関係の方々にもお会いしたりお話したりした経験もあるが、正直思っていたより「こんなもんかあ」という方のほうが多かった。これは私の見聞範囲が狭いからに決まっているので、これを機会に司法関係の方々をきちんと尊敬できるようになりたいかなあと(半分冗談裁判員制度ができ、参加する自体に否やはないが。ある程度国で裁判員に選ばれた場合に堂々と会社や仕事を休んでも胸を張って参加できるような心理的な後押しが欲しいなあ。そうでないとこのままでは裁判員に参加したくても、その旨を上司や会社に伝えても「物好きな」とマイナス評価に繋がるんじゃないかなあと老婆心。私のような自営業で昼間の時間が空いているのなら問題ないですけれどね。
2005.04.17
このところの中国での騒ぎだが。どうにも納得いかないのは現地での情報感度が鈍く感じられることで。1972年に国交が成立したんだからすでに30年以上国交があり、またすぐ隣にある国で顔かたちもほぼ似通っている訳だからそれなりの情報入手手段も考えやすいんだけどなあ。こういう時に思い起こすのはやはり明治時代のロシアに潜入し、多くの情報活動を行った「石光真清」*のこと。*石光真清陸軍幼年学校に入り、そのままいけば少なくとも陸軍将校の地位を約束されながら、当時の陸軍中央の密命により表向きは陸軍を辞めたことにして帝政ロシアに民間人として潜入して、日露戦争前夜から諜報活動をしていた。中公文庫に手記4部作「城下の人」「広野の人」*広は正確には日偏に旧字の「広い」「望郷の歌」「誰のために」がある。約束された将来を捨てて国に尽くしたけれど、帰国後の待遇は決して恵まれたものではなかった。明治元年生まれ 昭和17年没私は明治の人というと所謂歴史の偉人の他に一番に思い起こすのはこの「石光真清」である。上の4部作は文章は平易だが流石に軍人らしいしっかりした位置関係や必要な情報が含まれている文章であると思う。日露戦争関係の諜報で著名なのは明石元二郎だが、一般にこの時代(明治)に活躍した軍人の文章は昭和期の軍人の文章よりも客観的で読みやすく、しかも必要な情報がきちんと漏れなく書かれているというのは一体どういう事なのだろうと何度も首をひねった。昭和期の軍人の報告書は修飾語ばかり多く、決まり文句の羅列と精神的鼓舞に満ちたものばかりで、およそ客観的で漏れのない情報報告とはいいがたいものが多い。まーた脱線してた(笑早い話が日本政府は明治時代にも劣る情報獲得しかできないのかと苛ついているんですな。情報を入手したからといってそれをむき出しにするのも愚かではありますが。それにしても日本人が怪我をしたとか、建物が放火されたなどという誰の目にも判る事くらいはとっとと確定情報得てね。外交というのはカメラのフラッシュ浴びてにこにこ握手する事ではなく。そこに至るまでにどれだけの情報を入手し、またそれらの情報から必要かつ重要な事柄を漉して判断する事なんですよね。但し判断の前の漉す段階で頭の中身が硬かったり、あんまりお利巧でない漉し方をするとせっかくの情報が生かせない。一見関係ないかのような情報同士をどう判断するかというのも漉す前の段階でも必要でしょうな。
2005.04.17
人民元改革への米財務長官発言これはG7関連での日米財務関係者の会合での発言だが。今の人民元は固定性相場で、しかも水準自体が現状に即していない。それを利用して中国は輸出入を有利に展開し、対米貿易高もアメリカの赤字を招いている。それだけならまだしも。中国は自力でインフラやインフラ関連の設備投資をしようというのではなく、為替相場の現状を利用して原材料を製造せず、輸入する方針をとっている。#これに関しては単なる技術的な問題もあるけれど、民族的伝統からいって地道に作り上げようというよりは手っ取り早く買ってしまえというのもありますな世界的な原油高騰も大元を辿ればインドと中国という2大人口大国が目覚めてきた証であると同時に、世界経済全体の過渡期にさしかかった信号でもある。特に中国の場合、全体の歴史は長くても体制というか国体が長く続いた例は少なく、基本的に「食えなくなれば暴れはじめる」。ただ現代の「食えない」はパールバックの「大地」の時代の農民のように飢えた挙句に土を食らうというのではないけれどね。飢餓としての比喩はできないが、しかし飢餓感と不公平感が不満爆発の大本になっているのは間違いないだろう。困った事に中国は「見かけ平等」概念を国民に植えつけてきた。心の底から中国国民は「平等」を信じているのではないにしても、それが国を挙げてのお題目である上はそれを要求するものだと思っている。中国政府が昨年辺りから執拗に反日宣伝を繰り返してきたのは、私はやはり中国政府の本当の正金保有高がどうなのかと思ってしまう。閉ざされた政府と官僚制が骨まで沁みついた空想的経済の理想と、現実の保有高が本当に合致しているのかなと。そして当局の「デモは止めてますよ」宣伝がいかに嘘だらけのポーズだったかという証拠に。上海や杭州で反日デモ、日本領事館に投石どうせ中国は人民の自主的な集まりは規制しないとかなんとか言い訳をするのだろうが。いつ中国にデモや集会の自由があったのだとこれは声を大にして聞きたい。インターネットでさえ検索もままならず、限られた回線以外はイントラネット状態なのに。悪い事はいいませんよ、中国に進出している企業の方々。そろそろ引き上げの準備をされた方がよろしい。直接身の危険がどうこうという単純な理由ではありませんよ。へたすると中国政府や企業は契約自体を反故にする可能性があるという意味です。反故にされても惜しくない、利益に見合った契約に見直すとかも検討されてはいかがでしょう。それと。日本製品もボイコットするというんですから、最初は鉄鋼材から輸出を止めればいいでしょう。この辺りは日本の国益と合致していますから、国でその分を補填するというのには賛成です。こんな国に依存しようなどという卑しい目の先しか考えない日本企業はそろそろ考え直さないと売国奴と言わせてもらいます。中国が喉から手が出るほど欲しいのは日本の技術とそれに基づいた原材料です。しかし特に技術は資源のない日本には欠かせない国の宝でもあります。この辺をよく考えて対中国への戦略を考えていただきたい。私の予想では3年経たずに何かが起こりますな。
2005.04.16
個人情報の“番人”がメールを誤送信誰にも間違いや迂闊はありますが。流石にこれには大笑い。中央省庁から立派なお墨付きやら認可やらの肩書きがあっても所詮はたった一人間抜けとか迂闊であればこんな有様ですよ。いい加減団体単位の肩書きだけの認可なんぞやめてはいかがでしょうか。例えば1年この手の事故を起こさなければCクラス認定3年無事故ならBクラスなどなどにして認可する方がよほどまし。そうでないと能書きと紙の上の文句だけで何故か認可されて大手を振った挙句に個人情報漏らすという馬鹿馬鹿しい話に。始まりは同じスタートにして、結果的にどれくらい守れたかというのを基準にしてくかないといつまで経ってもおんなじですよ。これまでのような許認可システムがこれからの社会に通用すると思っているとしたら中央官庁の方々もどうかしている。今までのように書類が揃い、肩書きの立派な方々を並べてはいどうぞなんつーやり方でこれからの時代を乗り切れるとお思いか。結果的に守れて始めて認可するなりお墨付きを与えないと今度は許認可した方が疑われますよ。これほど動きが早く、漏らすと取り戻せない情報ネットワークというものに対しての感覚がズレまくっているとしか思えません。それを言えばなんちゃらPマークとやらも同じですな。始まってないも同然な事に事前にお墨付きを与えるなどは何かの冗談みたいなもんです。こちらも確か中央官庁OBや業界団体の偉い方々の集まりのようですがね。エスパーの集まりなんでしょうか。何で「漏れませんよ」「大丈夫ですよ」と事前にマークを与えられるのかが、私にはさっぱり判りません。何年も守った実績があってこその認証でしょうにね。あほくさい。
2005.04.16
市民1万人分の個人情報流出‐Winny経由のウィルス感染‐秋田・湯沢市最近跋扈しているWinnyで感染するタイプのウィルスに感染したんですな。#何とかキンタマウィルスなようですよ。吉例により(笑)能力不足でしてP2Pシステムについての議論は偉い方々にお任せしてシステムやソフト自体の違法だとか適法だとかには触れませんが。まさか業務でWinnyを使わざるを得ないというのはちょっとありえないと思いますから、これは公務で使うPCを私的使用したのかもしくは私物PCに公的情報を入れたのでしょうな。おまけにびっくりなのは。これだけしてはならない事(法律的にも倫理的にも)をしでかしておいて、処分はただの「訓告処分」なんだそうですよ。楽でいいよなあ。こんなんじゃ。お役所というのは性質上個人情報の塊のような場所です。他に預ける場所はないので仕方なく委ねているんですよ。それなのにやりたい放題やって人様の個人情報ばらまいた挙句に「訓告」とはなんじゃいな。こういう輩は本人の個人情報も一緒に纏めて流すというのがお似合いでしょう。どうしてこう人の事を自分の事よりも大切に考えないのかね。多分本人や処分をした役所の偉い人が考えている何倍もこの罪は重いし、拡散を考えれば普通に訴訟になってもおかしくはない。まともに物事を考えられない者にネット(WAN)に繋げるPCなんぞに触らせるからこうなるんですよ。私物に公的情報を入れるにしても、役所のPCでP2Pを動かすにしてもどちらもまともな人間のやらかす事ではないですな。こんなもんに給料を払わなければならない国民が可哀想ですよ。嫌な予感だが万一拡散情報で何か事件が起きたらどうするつもりなんだろう。一度漏れて拡散した情報は未来永劫ネットの海を漂い続けるんですよ。この事を理解できないのなら人様の情報を預かり管理するなどという思い上がった考えは捨ててもらわないと。
2005.04.15
東シナ海のガス田関連ですが。中国は中国側の経済水域でやっているんだからいいんだとします。それなら当然日本も日本側での採掘は自由ですわな。あんまり訳の判らない文句ばかり言っていると本当に国家としての威信も信用も更になくしますよ>中国今でも信用があるのかは甚だ疑問ですし、何より今喚き散らしている原因の一つの国連の問題にしても。中国の国連分担金の支払い状況はひどいもので、払う気があるとは思えません。ついでに言えば韓国もそうですな。払うもの払ってから言いましょうや。ちなみに日本は国連全体の約20%を負担し、滞納率は0%(つまり滞納してない)です。アメリカ、ロシアなどは負担金も大きいのですが滞納もすごい。確かに日本は払えるから負担はします。その点には疑問はありませんが。しかし滞納しているくせに一人前の口だけは利く、しかも金だけは払ってもらって何も権限を与えないというのはどうかと思いますがね。とにかく韓国やら中国政府に一言。払うもの払ってから人様の国に物を言いなさい。何か事情があって払えないのならせめて説明しなされや。中国に技術供与したり資本参加するというのは実は非常に危うい橋を渡っているのだと気がついている会社や人はどれくらいいるのだろうか。あの国は指導者の一言で簡単に政府レベルで国策をころりと変えたり、約束を反故にする国ですよ。私は今、中国に肩入れし過ぎたり多額の設備投資をしている日本企業にも「大丈夫かなあ」という目で見ています。それは中国との取引がどうこうというよりは、もっと大事で根本的な物事を見据える目が欠けているのではないのかなあと危惧しているのですよね。小売業のようなものは構わないのですが。技術提携という名の頭脳流出とか資本提携という名の中国にとっては貴重な外貨(日本円)稼ぎに加担するとかいう事への危惧です。ただ、今回の一連の騒ぎはある意味効果はあったようですね。中国という国の本質がごくごく普通のメディアしか見ない信じない人達や、これまで中国や韓国の無茶苦茶さを知らされずにいた人達へのとてもいいお知らせになったと思っています。
2005.04.15
金融庁、カネボウ粉飾で中央青山を調査へこれまでどちらかというと大手監査法人の甘い会計基準をお国は見逃してきた。だが足利銀行の時に明るみになり、今の金融庁の姿勢のまともさもあってこうしていい加減に済ませてきた事柄が「ちゃんとしようや」になりつつあるのは喜ばしい。何度もここで書いてきましたが。これからは今までのように「まあまあなあなあ」で済まされない時代になりつつあるのを見抜けない人間やそういう人間が経営している会社や団体は淘汰されますよ。勿論政治の世界もそうなるでしょう。政治に関しては我々有権者自身の意識改革に拠るところが大きいですが。ちゃんとしようや。いつまでもこれまでのようななし崩しのぐずぐずのままではお隣の東アジアレベルと変わりませんよ。
2005.04.14
ついうかうかと時間を過ごしてしまいました。久しぶりにこんな時間まで起きていましたな。今日は天気がいいという予報なのでどうせどこにも行けないと心の中で思っていたせいでしょうか。例年、今時期からそろそろ紫外線アレルギーが跋扈しだします。10分が限度ですかね。午前10時から午後2時くらいまでは。
2005.04.14
つい先程WindowsUpdateが終わりました。再起動必須ですが無事こうして出てこられています。XP ProSP2な私の環境で5つありました。他にMSNメッセのバージョンアップの為のダウンロードを今IEでしています。今回のUpdateもセキュリティ関連が多いので、是非早いうちにUpdateしたほうがいいようですね。但し企業ユーザーの方は管理者の指示に従ってくださいな。更新時間の関係なのかどうかは判りませんが、今回のUpdateはこれまでにない速さでダウンロード+インストールできましたね。体感ですが今までの2/3くらいの時間で再起動まで終えました。
2005.04.13
昨年SP2が公開された際、特別なチューニングを施しているPCやソフトなどとの不適合が指摘されまして。猶予期間として自動アップデートを保留するソフトがマイクロソフトから配布されました。適用した方も多いと思います。ですがこの自動アップデート保留ソフトの期限は切れました。よく判らないままにアップデートのサインが出て、OKをクリックして無事にSP2が当ればいいのですが、例えばインストールしてあるソフトやハードウェアのドライバがSP2に合致していないと起動できないなどの症状が出る場合もあります。これを防ぐ為には。一旦自動更新をキャンセルし、PCメーカーやソフトメーカーに出かけてSP2対応のパッチなどが出ていたら先に当てましょう。本当はSP1→SP2にアップデートするよりはXP SP2の統合インストールCDを作成してクリーンインストールするのが一番トラブルが少ないです。この場合はデータのバックアップを慎重に取ってクリーンインストールしましょうね。またはOSをインストールし直してWindowsUpdateをかけてしまうか(この場合は自動的にSP2だけが入ります)でしょう。どちらにしてもXPが最初発売されてからすでに数年経っている訳で、その間に出たパッチも膨大な量になっています。同じようにソフトメーカーやハードウェア(PC本体も含みますよ)からも修正パッチが出ている事が多いですね。この機会にOSをインストールし直す為の手順のおさらいをしておくと、後々困らないですみます。手順を簡単に書きますと現在HDDにあるデータをCDやDVDに焼くなり他のHDDにコピーするなりして退避させる。退避させたデータが壊れていないかどうか確認する。メーカー製ならばリカバリCDなり、説明書にあるとおりに再インストール用のイメージを作成、用意。*ここら辺で休憩するなり寝るなどして落ち着くもう一度退避させたデータに漏れがないか確認。システムをクリーンインストール。ルータの下にあるのならWindowsUpdateに繋ぐ。そうでないなら先にセキュリティ関連ソフトをインストール。SP2を当てて退避させたデータを戻す。HDDにデータ退避と書きましたが、今ですとUSB2.0外付けHDDケースが一番お得で使いやすいでしょうね。私は余ったりシステムにはもう使わなくなったIDEのHDDを安価なUSB2.0ケースに入れて気楽に外付けHDDとして使っています。大体半年~1年以内くらいでシステムの再インストールをするのですが、その時のHDDは新規購入したものを使いますので。一番古いHDDは外付け用、比較的新しい方をスレーブに繋いでいます。S-ATAのHDDも増えましたし安価にもなりましたがまだIDE-USB変換ですとS-ATA用は少ないし高価ですから、私は未だにP-ATA規格ですねえ。
2005.04.13
ここ2日ほどぼそぼそ書いている東アジア関連ですが。私も向うの言い分に乗せられたり、サイバー攻撃をされたからといって反撃するというような幼稚なやり口は同等になってしまうようで今ひとつだなあと思っていますが。流石というか何というか。2chの某板では向うの掲示板へ最初単純な反撃のような事をしようという動きもあったのですが、その内にもっと高度(笑)なやり方に戦法を変えたようです。それはね。コラ写真やら何やらのちょっと大人向け(18禁?)な画像をどんどん貼り付けるというものでして。こちらではまあまあ笑って済まされる程度のものですが、向うの国は何やら規制が厳しいらしいですな。こちらの方が所謂「サイバー攻撃」をするよりはもうちょっとマシですかね。同じやり方で反撃してはこちらの質も疑われるというもので、これはこれで一つのやり方でしょうなあ。大賛成ですとは公式には言えないながらも、感心はしています。色々言われる事の多い2chですが、民度のレベルは失っていませんでしたね。
2005.04.13
久しぶりにゆったりと街を歩きました。天気もまあまあでここ1週間のうちでは一番暖かかったですよ。当地に80万冊在庫を誇る大型書店がオープンしましたので行ってきました。一番楽しみにしていたのは原書の充実。思ったよりは冊数は少なかったですが、コンピュータ関係の原書が棚3つくらい並んでいました。棚の中身もちょっと物足りないなとは思いましたが、ここ2年ほど当地では英語のPCやネットワーク関係の原書が全くない状況でしたので仕方がないかと。コーナーがあるという事は取り寄せもききやすいという事ですしね。ただ、欲しい本はなかったので後はいつものように電器店やらパーツショップやらを一回り。細々と買って帰ってきました。細々のつもりなんだけど案外散財したのはひみちゅ(´・ω・`)明日からまた天候は不良なようです。中々本当の春になったという実感は湧かないなあ。
2005.04.12
アメリカの次期国連大使(現国務次官)が日本の国連常任理事国入りを容認する発言「容認」というよりもっと強いニュアンスですかね。実は私はアメリカは常任理事国の拡大自体に賛成ではないと思っていたので、これは多少の驚きをもってさっき読んだ。リンク先にもあるとおり、先週アナン国連総長の安保理改革に距離を置くかのような方針ではなかったかなあと「はてな」状態。多分にインドと中国の接近を念頭に入れた上での牽制かなとふと思いつきでも書いておきますか。理事国入りをするとなるとまた憲法問題がやかましくなるなと予想はできるものの、しかし単純にこれまで払った会費(国連負担金)にふさわしい待遇は当然だなと。但し、より一層理事国入りを確定させたいのであれば、今回の韓国‐竹島問題、中国‐何だか判らん反日騒ぎをこれまでの戦後日本政府とは違った切り口で対応してみせる事も必要だなあ。「してみせる」でいいんですけれどね。どうせ韓国は後3年もしない内にまた経済危機を迎え、今度経済危機になれば構造的な問題を解決するか北朝鮮をどうにかするかしなければ国際金融の援助は到底望めない。人権委員会の俎上に上がっている国と同胞ですしね。統一したがっているのか本心は迷惑なのか訳がわかりませんが。統一したらしたで約2000万人の非労働人口*を抱えますね*今の北朝鮮の実態を見ても即資本主義社会での戦力になる人間は殆どいないだろうなと*そしてそれらの2000万人を食べさせつつ、かつまた教育しなければならない*早くても統一後の影響が好転するには5年はかかるであろうと統一せずに同胞を野放しにしておくと今度はとばっちりを受けかねない。アメリカを敵視し、また日本を目の敵にしている場合ですかねアメリカはともかく、日本なんてちゃんと頼まれれば嫌とはいえない民族性なんですから。妙な意地を張らないで困っているから何とかしてくれと言えばいいのにね。人権委員会で北朝鮮拉致問題が具体的な議題になる前に今の竹島問題を引っ込めた方がお利巧ですよと忠告しておきます。かたや。中国‐わけわからん反日運動絶賛展開ちぅなのですが。こちらも国内の格差に対する不満のガス抜きに反日を持ち出したようですが。4000年の歴史を持つ国とは思えないへたな戦略ですよ。あ。今の中華人民共和国は純粋な中国の国の人じゃあなかったでしたっけ(嘲笑目の前の金や物に釣られやすい馬賊の馬脚?をとうとう顕したようですが。教えて差し上げますとね。当局といえども暴徒化した群集の規模が数万人を超えると制御できませんよ。そしてその暴徒の中心人物達はちゃんと反日は隠れ蓑だと理解しているようです。彼らの目的を自分達で決めているものだと党中央は思い込んでいるようですが、どうもそうは思えませんな。今はまだいいでしょう。だが群集というものは数が集まり、そして数の中から何者かが出てくると案外あっさり集合の目的も矛先も変えるものです。春秋時代を思い出してみればお判りですね。人々が食えなくなり流民化する。流民の中から何者かが出てくる。何者かは流民を何人食わせられるかでその勢力が決まりました。そして複数の何者かは興亡を繰り返した末に一人だけ残るのですね。まあ今の中国というのは悠々たる4000年の歴史の末裔とは思えませんし、自らの歴史に学ぶという姿勢も能力も感じられませんから*理解できているかどうか。*返す返すも文化大革命で殺した知識層の断絶というのは大きいですな上に挙げた2つの国を私は誹謗しているのではありませんよ。惜しいなと思っているのです。数千年前大陸の文明が発祥し、半島を経由して日本に渡ってきたのは事実です。その意味では抽象的ながらも父の国であり兄の国でもあるなあと。しかし数千年の時を経て老いてしまったかピントのずれた父の国と、いつまでも親から離れずむしろ依存を強める傾向の兄の国を眺めている末っ子の心境ですな。末っ子は大人になりつつあります。この成長を喜んで欲しいのはほかならぬ父の国と兄の国だと思うのですが。
2005.04.12
母が最近どうもものをちゃんと食べない。風邪が長引いているだけではなさそうで、あれこれ買ってきたり作ったりしているが反応が鈍い。喉の加減がよくなさそうなので蜂蜜でもと思い近所の大型スーパーへ行ったが、どれもこれも中国産でしかも安いのはともかく舐めてみると妙な後残りのある甘味がついていた。先日電車に乗って買い物をしたついでに探してみると、小さい入れ物ながら「国産」と謳っている蜂蜜を見つけて購入。早速味見をしてみるとこれがまさしく小さい頃舐めていた蜂蜜だった。嫌な後味もせず、甘味もさっぱりしていてただ角食パンにつけてもおいしい。高さ10センチもないビン入りで約900円と安くはないが、まずい上に訳のわからん味のする蜂蜜を口に入れるくらいならこっちの方がうんといい。一日一ビン消費するものでもないしね。国としては中国と同じレベルでの商品不買運動などは幼稚に付き合うようなものでおとぼけ路線でいいけれど。日本は自由の国なので私達は買いたくない物は買わないし、買いたくない国のものを選択から除外できる。私は中国産のものは口に入れません。もし表示をごまかされているのならばそういう企業も許容できませんな。誰に強要されたのでもなく扇動されたのではないし、また誰にも押し付けませんけどね。
2005.04.11
ようやく冬支度を片付けてもいいかなあと思えるようになってきた。ちょうどマシンやらパーツやらが少なくなっているので部屋の状況が大惨事→惨事くらいになっているのもありますな。寝具は一遍に代えると寒いんでまずは厚いシーツを中くらいのに代えるのから。毛布はそれぞれ2度洗いして順繰りにしまい始めるんですけれどね。最後の一枚が布団の中からなくなるのは早くても5月一杯は毎年かかる。今はセーター類などを片付けています。最後の洗濯組が乾いて仕舞えばおーけー。厚地の木綿シャツ(昔はネルといった)は店の上着のようにして使うのでこれは後回し。今年こそ居間の敷物を取り替えようかと思っていますが、自作機を組んだりもするので静電気を呼びそうなものはダメだしなあ。いっそフローリングの上に畳でも敷こうかと思ったり思わなかったり。殆ど湿気のない部屋なので敷き詰めでも問題はないんですけれどね。あー。カーテンも洗わなきゃ(忘れてた思い切って雑誌やCDも纏めて捨ててしまいましょうね。ここ2ヶ月近く碌に歩き回っていないせいか、元々悪かった膝の調子がちと。#半月板損傷大腿部に筋肉をつけるしかないしなあ。といって今は黙っていてもちょっと痛いんで無理もできない。とまあ週の初めの日記はとりとめのないブツブツで。
2005.04.11
あの広い国がわざわざ首都で反日デモをしでかし、勢いに乗ったという名目で暴徒が日本大使館を損壊しまた民間企業や民間人のものを損壊するというのは、これはもう国家的な脅迫行為というもので。んなもんとっとと「危険地域」なので日本人や企業を撤退させる準備段階に入った姿勢をみせないと。大使を召還するくらいじゃあどうしようもない。インターネットの呼びかけと民間団体であるかのように装ってはいるが、今の中国は日本のような自由なインターネットの状態とはいいがたい。むしろ巨大な中国LANの状態で、当局の暗黙の諒解がなければあれほどの規模のデモなぞ打てるわけもない。これまでの日本政府のようにちょっと突かれるとすぐ弱腰になり、言いなりで金を払ってくれるものと思っていた山賊が、思うようにならないと感じて手段を強硬にしてきただけです。ただ、ここからはこれまでと違う毅然とした態度を日本政府は取らないと。何かあっては遅いのでチャーター機を準備するくらいはしてもいいんですよ。後は阿南大使を早く召還する事です。この姿勢が大切でしてね。友好と毅然とした姿勢というのは両立するものですよ。互いに本物の誇りを持ってこその友好なんですから。夜盗の類に脅されたからといって慌てることはありません。最初の一歩は。良質鉄鋼の輸出制限をちょっときつくする事から始めてはいかがでしょうか。何せ国内でも困っておりますし、他の国も欲しいようですよ。他には技術系人材渡航の制限ですかな。何せ貴重な技術系の方々に怪我があってはいけませんからね。今私が北京にいたらちょいと怪我でもするところだったんだよなあと母とぼやいていたのは内緒ですよ(笑4日ほど天候が不順でまるで冬のように寒く感じる。明日かあさってにはちょっとだけ暖かくなるようだが、それも続かないらしい。三寒四温というが実際は五寒二温ですなあ。
2005.04.10
地元の金融機関が相次いで間抜けで迂闊な事をしでかしている。#北海道銀行が応募者の履歴書を無関係企業にFax誤送信#北洋銀行が送金依頼書を他企業26社に誤送信いずれも個人情報保護に関わる話で、漏れた内容は違うが漏れたきっかけはFaxの誤送信が原因。ひょっとして個人情報保護というのはこんぴゅーたとかネットワークだけに関係するもんだと大きく勘違いしているとしか思えない間抜けっぷりなんですがね。そして奇妙な符号は。両行とも短縮ダイアルで済むはずの送信先に送るつもりで送り先を間違えた。コンピュータやらネットワークに比べると、Faxというのは認識率も普及率も高い機器だと思います。一般家庭にも普及していますしね、使った事のある方もPCに比べて多いのではないのかと。コピー機のように非常に使いやすいですしPCよりは親しみやすく感じるのかもしれませんね。でもよーく考えると、Faxは電話回線を使って情報を送る手段と機器です。よーく考えるまでもないんですが(笑日本の電話及びFax普及率を考えると誤送信=誤着信の可能性が高い。受け取り相手が多いですよね。でたらめに送信先を選んでもうっかり着信できてしまう場合が多いんじゃあないのかと。悪気のない錯誤もしくは間抜けか迂闊が原因であろうとは思うものの、やはり私は意識程度の自覚のなさが招いた事故ではないかと思います。但し迂闊であるからといってじゃあ見逃せるかというと金融機関の意識程度の甘さという要因でこんな事ばかり全国に先鞭をつけるというのも恥ずかしいお話でしてね。この意識というものをではどうやって僅かずつでも理解を深め、そして向上してもらえるようにするのか。通り一遍の研修会やら講演やらを見聞きしただけでは中々難しいと思いますよ。抽象的で一般的なお話しか聞けないんですから、これで目が覚めたなんつーうまい成り行きになると思うほうがおめでたい。いっそ信頼できるコンサルタントにでも現場をさりげなく見てもらって、問題点を細かく指摘してもらった方が手っ取り早いです。習慣や慣行で現場の方々が何気なくこなしている事が外部の人間が見ると危なっかしい事があるのではないでしょうか。先日JR駅で、係員の方が暗証番号付きのドアを開ける際に叩いていた暗証番号は丸見えでした。私はごく普通に歩いているだけでその4桁の番号を見てしまいました。何故丸見えになってしまったかといいますとね。暗証番号を入力する装置が乗客が通る側にくっついていたからです。一面壁しかない場所ならともかく、内部配線さえもうちょっと伸ばせばその面に垂直な壁面がありますから、そちらに入力装置をくっつければ何のことはないんですけれどね。もしくは入力する場合にもうちょっと番号キーが見えなくなるように改造するとか。この場合、現場で使っている方々を責めるというよりは設置業者と設置をその場所に許可したJR北海道が間抜けというか意識が抜け飛んでいるのだろうなあと思いますが。こういう例は沢山見かけます。何事が起こる前に「外の人の目」で一度見てもらうようにしてはいかがでしょうか。
2005.04.09
国会というか自民党、そして現在は自民党内ばかりではない「郵政民有化」問題ですが。国内問題の最優先課題かといわれるとその点に疑問はあるものの、正直何で民有化に反対する自民党国会議員があれほど強硬なのかが私には判らん。私としては例えばその地区に郵便局しか金融機関がないような所の郵便局は絶対に残すという縛りさえあれば、民有化はやってみればと思う。#都会ならば少々郵便局が統廃合されようと他の代替機関があるので問題はない自民党総裁という点に絞って考えてみれば、この点は小泉総裁の言うとおりで彼ら自民党議員自身が「郵政民有化」を謳う人物を総裁に選出したのは事実でもある。大体首相を直接選挙できるこんな偉い人達がちょっと前の総裁選挙の公約も忘れてしまうようでは国政なんぞ任せられませんよ。反対の為の反対、抵抗の為の抵抗のようにしかみえない反対派の議員達に一言言ってみたいのはね。もし民有化して駄目だったらもう一回国有化すりゃいいじゃん。二度と国有化できないものでもあるまいしどうしてこう頑張るのかなあと思いますよ。流石にこの3日間を乗り越えて疲れていたようです。それなのに昨夜はついつい開放感からかネット上で遊びほうけておりました。天候と季節の変わり目か、今日は風が強く気温が低く雨も冷たそうです。
2005.04.08
何とか無事に事前リハーサルを終えて帰ってきました。簡単な打ち合わせの後、通しで読み上げたのですが。時間が足りないというよりむしろ余り気味でしたので、冒頭部分をちょっと変更という事で。今日は40分ぶっ通しでしゃべりましたが、途中で声がちょっと変になりかけましたな。思ったよりも早く戻れましたので、これからちょっと昼寝してそれから仕事にゆきます。ちゃんと化粧すると微妙に顔が重く感じるのはひみちゅ(笑後は本番生放送の時に大きな失敗をしなければいいなあ。周囲の方が上手におだててくださったのでのびのびと出来たように思います。んでは。昼寝しまっす(ぐーぐー
2005.04.07
ようやく春らしい日差しと温度になったような気がしました。PCサポにゆく道すがらの住宅街では野鳥を沢山見ましたよ。一段落したPCサポが終わり、怒涛の3日間は最後の山に差し掛かります。臨時講師のリハーサルですよ。朝7時起きで半日過ごし、その後帰ってすぐ仕事。何事もなければいいなあ。さあてと。久しぶりに早寝しますよ。
2005.04.07
打ち合わせと顔合わせが終わりました。今夜はネットでのごにょごにょがあったので疲れています。多分手直しは明日起きてからか最悪明日夜にメールでですね。これを打ったら寝ます。さあて。これであさっての早起きは大丈夫かな。#生活時間絶賛矯正ちぅ
2005.04.06
いや別に区別とか差別とかのつもりではないんですが#いやでもそうなるのかな(わからん母の洗濯機が壊れたようで修理にメーカーの方が来るらしい。母「すみませんが、女性の修理の方がいらっしゃればお願いしたいんですが」んっと思ったが、実は私もそう思うこともある。実際私がPCサポートに伺う場合も何故私でいいのかとお尋ねしたら「日中一人」とかお嬢さんのお部屋に行ってくれないかという依頼で、いくらメーカーやら電器店の人といえども男性を入れるのには抵抗があるというお話を聞いたこともあったので。早い話が私がオバちゃんなんでちょっと安心というかそういう事らしい。勿論オバちゃんでも女でも碌でもない人間や犯罪者もいるんだが、これはもう「感じ方」の問題でもあるらしい。母に聞いたあのね、もしメーカー修理や工事の人が部屋に来るとして女性だったらとか、女性を選べるとしたら相当違う?母「そりゃ違うさ。悪いことする人間に男も女もないけど、何というか違うんだよね」「それも部屋の中に上がって何かするとなれば、こんな婆さんでも男性というのはどうもね」あー。それは私もうまく言えないがあるなあ。初めてフレッツADSLを引いた時、設定できるかどうか不安だったがNTTの宅内工事が当時15000円くらいだったのと、電話で問い合わせたらその工事にいらっしゃるのは男性だけ(これも当時ね)と聞いて自力でやろうとしたんだった。もしこれをご覧になっている訪問修理や工事、サポートなどをされている関連起業の方。試しに女性サポートや修理人員を考えてみてはどうでしょう。ものすごく重いものを扱うなどというのでない限り、ひょっとしたら「やってみたい」とか「実はできる」という女性もいるかもしれませんよ。もしくは人件費の問題も少々でるかもしれませんが、希望の顧客には女性もサポート要員に加えるとかね。顧客から少々割り増し料金も出るかもしれない。家電、PCなどの分野ならさほど基礎教育にお金をかけなくても案外希望者はいるかもしれませんね。
2005.04.05
休みといえばそんな気もしますが。今日はこれから寝て起きたら戦闘態勢な3日間が待っています。まずは自作臨時講師の打ち合わせと機材預け。午後から多分2時間くらいでしょうか。終わると今度はネットでちょいと実験みたいなもん(謎明日は午後からPCサポのお宅に伺ってから仕事。明後日は臨時講師の方のリハーサル多分朝7時起き('A`)こちらは本番と同じ服装を忘れずにと。勿論仕事もありますよ。うむー。最近また歩いていないせいか膝の調子が悪いんですが、どうにも街徘徊もできてないし。店の前の氷叩き(ツルハシ使用)で更に悪化している膝(つд・)膝を傷めた場合、太ももの筋肉を鍛えるしかありません。参ったなあ。とにかくこの3日間を乗り切るしかありませんね。自分のような者でも、ほんの僅かにしろ人様のお役に立てると思えるのはそれが例え錯覚や自己満足にしろちょっぴり嬉しくもあります。自分は要らない人間なんだなあと思える事も多かったものですから。
2005.04.05

敏感肌とはいえないがアレルギーには悩まされている。特に毎日使うボディソープは長年使ってきたものが合わなくなり、敏感肌用のは普通のものの数倍する値段で困っていた。そこに現れたのがツムラ「温泉仕立て」新しい物を使う時は本当に恐る恐る説明書きをよーく読んで購入するのだが、これははっきりと「アルコールフリー」を謳っている。値段も他のボディソープと変わらない。使ってみて約1ヶ月。快適ですよ。別に宣伝するというのでもありませんが、これは値段の割合に本当にいい。ツムラ広報部の許諾を戴きましたので画像も貼り付けておきますね。 ↑これです。アルコールアレルギーやら他のアレルギーを持つ私でも快適に毎日使えています。泡立ちが濃い目なので量を少なめにして最初は使ってみるのがコツ。これから紫外線アレルギーが出てくる季節なので本当に助かりました。画像転載を快く許諾してくださいました「ツムラ」様には心からお礼申し上げます。
2005.04.04
夜中近くには冷たい風と雪がちらついていたが、明け方になるにつれて気温が上がってきたようでして。そろそろ寝ますし先にストーブは消してみました。めまいがするほど忙しかった先月後半とは打って変わっていつもの呑気な生活を楽しんでおります。といっても明日からまた怒涛のバタバタは決定しているのですが。例の自作講座の打ち合わせ、リハーサル、多分原稿とpptの直しと本番ですな。いくら臨時講師といえども、生徒さん達には関係のない話で。できる限りの事はしようと思っています。また、講座終了後には読み上げ原稿をここにでもアップしようと思います。といってもターゲット層が掴めなくて私なりに苦慮しました。情報専門関係の生徒さん達ですから、そうそう初心向けばかりでは失礼ですしね。打ち合わせを休みの日にしちゃったので、先週と先々週を入れると3週間休んでないような気がします。せめて今夜くらいはと思ってのんびりしていました。作家松永市郎さん死去ここの左側コンテンツ「本棚」の中で松永氏の著作について触れています。「先任将校」ですね。昭和期の軍人一般について批判的な私ですが、だからといって旧軍人全員を忌み嫌っているわけではありません。特に親しみを持ちやすい海軍の方々の中には尊敬できる方も多いですね。かたや。中国四川省成都で日系店舗破壊‐日本常任理事国入り反対の暴徒何というか気違い沙汰ですな。間違いなく中国政府は国内政治の間違いのガス抜きに日本を使っているのですが。都市部と郡部の貧富の格差だとかその他諸々のね。私はそれにここで何度か触れている中国の正金準備高への危惧もありますけれど。自国の統治がうまくゆかなくなると近隣国をターゲットにしてそこをガス抜きに使うというのは19世紀くらいまではよく見られた政策ではあります。ただ、残念ながら今は21世紀でして。自国民を最初、内戦や文化大革命で餓死寸前にまで追い込んだ失敗の責任を取るどころか今度は日本を標的ですか。中国は大きすぎる国の不幸があると仰った方もいますが。だからこそ地道に広大な国の事情に沿った開発なりインフラ整備なりをしなければならないのに、上っ面だけ経済大国の真似をして外貨を稼ぐ。その実は正金準備高も自転車操業で、日本からのODAを資源開発にならまだいい方でチベット乗っ取りに使うという汚いやり口しかできないのでしょうか。環境問題では都合のいいときだけ途上国で、何か言う時にだけは一人前の口を利くというのではまだまだまともな国として扱われませんよ。もし日本に何か言いたければ。これまでのODAを全額返してからどうぞ。それと。国連常任理事国入りですが。国連負担金に見合う待遇がされなければ負担金を減らすだけです。その分はきちんと常任理事国で支払ってくださいね。ただこれだけの事ですんで、簡単ですな。
2005.04.04
ここの冒頭文に書いてあるように全く宗教心のない私といっても自分の都合のいい時だけは「なむなむ」したり「おながい」したりはしますが(笑勿論初詣に行く事もありますし、お葬式でどの宗教宗派にお呼ばれしてもそこはそれで。所謂平均的な日本人というやつですね。通った学校も無宗教系ばかりでしたが、唯一幼稚園だけがカソリックだった。といってもすでに40数年前の話でしかも当時はいたいけ(笑)な幼児。何も覚えちゃおりませんけれど、たった一つ食事の前の祈りだけは頭部分だけぼんやりと記憶にある。「天にまします我らの父よ、願わくば・・・」と手を合わせて「何か」に感謝?して最後に「アーメン」と唱えていたのだけはね。ずっと昔の僅かな期間だけの俄かカソリックでしたが、それでも今般のヨハネ・パウロ2世の死去にはやはり感慨はありますね。どこが正統とか言いだすとそれこそ元祖宗教論争になりますので、そこら辺りは遠慮しますが。少なくともローマ法王庁といえばカソリックの総本山。西洋、それもヨーロッパの方々の思考を考えるのにカソリックとプロテスタント抜きで考えるというのも乱暴なので、基本教養程度には調べてみたこともありましたねえ。一番参考になったのはウンベルト・エーコ「薔薇の名前」でした。お話自体は非常に簡単単純なのですが、主人公の思考の辿り方と追い方がまさしく「カソリック」だなあと。といってもある側面であるのもその通りですけれど様式と儀式と、その2つとは一見相容れないように見える情報というものの取り扱いの見事さが印象に残っています。推測ですが。多分今でもローマ法王庁というのは大変に優れた情報機関でもありましょうな。そこに初めてポーランド人として選ばれたヨハネ・パウロ2世は天に召されました。主よ。あなたの使徒をお返しします。願わくばこの使徒に祝福とそしてねぎらいが与えられますように
2005.04.03
久しぶりに朝生をラジオ代わりに聞いている。いやほんと一ヶ月ぶりくらいの呑気な夜なんですよ。最初からよく注意して見ていた訳ではないので、おなじみ以外の出席者がよく判らないのですが。決定的に「判ってない」(これは悪口とかけなしているんではないんですが)んだなあと思ったのは「堀 紘一」氏の発言でしたなあ。とあるオープンソース関係者(開発者?)が「最初から(堀江氏が)きちんと方針を前もってきちんと決めている訳ではないのではないか」と言ったのに猛反発していたんですね。堀氏はおそらく企業経営を握る者は前もってビジョンを決定し、その方針に沿って会社とか組織は動くものだと言いたいのではないのかと。それはそれで経営者としては確かに必要な事でしょう。ただね。オープンソース開発者の方はそういう意味合いで仰ったのではないんじゃないと。一言で言うと「空気読め」もしくは「空気読む」というインターネット上でのやり取りではごく普通の感覚を述べたのだと私は感じましたね。ここからは憶測と予測と果ては妄想になりますが。私は堀江氏は俗に言うフジもしくはニッポン放送の「経営者」になりたいのではないと思うのですよ。株主として経営方針に発言権を持ちたいという事と、経営者(社長)になるというのを別に考えているんでしょう。既存マスコミの一般への影響力とそして普及、もう一つ既存マスコミを利用して情報を得るというのはインターネットで情報を得るよりは遥かに容易です。TVのスイッチを押し、配達される新聞を読み、書店やコンビニや駅で雑誌を買えばいいのですから。それに比べれば使っている者には容易に思えますが、普通の人がインターネットから情報を得るまでの敷居は比較にならないほど大変ではないのかと。TVを買ってきてニュースを見るようになるまでの所要時間は多分設置から2.3分でしょう。携帯でも今はインターネットの情報にアクセスはできますが、一般にはまだPC経由も多く、PCを買ってきてネットに繋ぐまでの所要時間は2.3分では終わりません。まずどの通信事業者がいいのか決定し、ISPを決め、契約してそれからですよね。ネット環境があっても設置から2.3分でネット接続設定まで持ち込むには。ルータでもあってそこにケーブル突っ込むだけというまでに環境が出来上がっている場合でしょうか。それでもTVの安易さには到底適わない。んで。話を戻しますとね。今、例え堀江氏にフジTVやニッポン放送の経営権が渡ったとしても彼は所謂社長になる気はないと私は推測するのです。彼は何が出来るのか考えたいし、考えたことを実現できる場所が欲しかったのではないのかなと。この考え方は私達がネットのどの場所を選択して何事かの情報を得、また発信するという考え方なのではないかと。確かにスイッチ押すだけで得られるほど簡単に接続はできないインターネットですが、その代わりTVでいうと無限のチャンネルがあります。その場所その場所で「空気を読んで」相応の発言をするし、また時によっては議論討論にもなる。そしてその場所自体を私達自身が選択もできますし、場所も参加者を選択する場合もあります。堀氏の考え方は多分。先に場所を固定させて決めておくものだと思っておいでなのでしょう。場所のコンセプトやあれやこれや含めてね。既存のマスコミの手法です。それはそれで間違ってはいません。ただ、その考え方はインターネットという場所では無理があります。何せチャンネル(サイトやら掲示板やら)が無限なんですから。チャンネルごとに管理人がいて、管理人ごとに管理方針もあり、管理方針があっても場合によっては「空気の変化」などで方針と少々違ってきたり、全く違う方向にいったりもします。そしてその変わり方も変動し続けます。例えば私が何かのサイトを構築したとします。私としては管理人ですからできれば参加者(閲覧者も含みますよ)の想定を前もってしておいて、それに沿った(私の意に沿う)運営をしたいと思うでしょう。でも参加者も場所を選ぶし、サイト運営の方針と参加者の意図がずれるのもよくある話ですよね。そこで管理人の私はそのずれた空気が気に入らない場合閉鎖もできますが、しかし犯罪行為や迷惑行為がされていない場合には管理人といえども空気を読まなくてはなりません。#勿論閉鎖自体は自由なんですよ。無限のサイトの一つですが、サイト開設者で管理人であるからといって空気までコントロールできるようになるにはそれなりの覚悟や姿勢の著し方も必要になりますしね。そして勿論管理人の変化や機嫌や何やかやの理由によってもサイトも変化しますね。変動要素がこれほど多いのに、果たして一般的な経営のような感覚でいるという事自体が正義で絶対なのかとふと思いましたね。既存方針を会議で決めて、その通り全社一丸となって進むのだという事をネットの世界にまで通用すると思っているのならそれはどうかなあと。
2005.04.02
先月の半分ほどを費やしたPCサポは、ほぼ手取り足取りPCの設定見直しやインターネット回線の申し込み、設定全部であった。その場合、必要最小限と心がけていてもやはり人様の情報を垣間見る事にもなる。そういう時、特に設定部分でのIDやPASSは記憶にとどめないように、いちいち見ないと覚えないという風に自分に言い聞かせてもいる。私も歳のせいで記憶は速やかに消去はされますけれどね。また「これだけはなくすと面倒ですのできちんと保管してください」とくどく言うISPからの重要な書類などはどんな事があっても私の手元には置かない(当たり前ですが「なくすと私にも判らなくなりますよ」とは勿論言いますが。何かのご縁でネット上での知り合いと名前住所を交換する事もある。基本的に私は先にリアルで出会ってから名前住所を交換もしくは何かを送り合う方ですけれどね。その情報(宅配伝票など)はPCには入っていない。授受が終われば廃棄している。これは当たり前といえばそうですね。また。現状ノートPCにはメール設定すらしていない。では私の情報はどう扱われているのだろうか。とある金融機関の名を名乗る「○○センター」という電話があった。その銀行に口座を開設した記憶はあるが、すでに20年昔でもあり当方の記憶は曖昧。銀行自体からの連絡でもこちらからかけなおすのに「何とかセンター」からの問い合わせ自体も不思議だったが、いきなり生年月日を聞かれたのにはもっと驚いた。しかも一般的な銀行の営業時間を過ぎた時刻の電話でもあった。「お答えできません」と返事をし、翌日銀行に連絡をした。一つは間違いなくその銀行が「何とかセンター」に委託して私に連絡させたのかという点。もう一つは。銀行本体からの連絡ならば理解はするが、何故私の個人情報が私の諒解を得ずに「何とかセンター」に渡っているのかという理由の説明と、「何とかセンター」に事前諒解なく個人情報を渡す事に対しては拒否するという通告。銀行の方はこう仰いました。「私どもが信用できる業者に委託しまして○○様に連絡差し上げました」と。あのなあ。銀行が業者を信用なさるのはご自由だが、何故私の個人情報に関わるのに私自身の諒解を事前に取らずに先に渡すのよ>個人情報立派な資格や何とかマークを並べ立て、確かに業者というのはプロでもある。それも金融機関が信用するというのなら一流かもしれない。けれど私が信用する前提だと決め付け、勝手に個人情報を渡してしまってから問い合わせて初めて答えるというのは一体どういう事だと。怒りはしませんが、その銀行の意識レベルというものが判ったような気がします。引き上げたからといってだから何なんだというくらいの口座ですが、今このような意識で人の情報を預かっている銀行なんぞに口座を置き続ける気はしません。私の個人情報は私のものです。事前承諾なく勝手に散らばさないで戴きたい。もしこの銀行が、事前に書面ででもきちんと「この企業に委託しましたので」と言って寄越せばそれなりで考えましたけれどね。その場合でも問い合わせはしますが、いきなり電話で知らない所から生年月日聞かれるよりはうんとまし。思うに手続きという形式的なものよりは、多分意識のレベルからしてなってないからああいう電話のお答えになるのではないのかと思いました。金融機関からしてこれかあ。道は険しいわ。
2005.04.01
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