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2005.10/29(土)─11/11(金)の期間に、吉祥寺バウスシアターで、初夏に公開された「エレニの旅」の公開記念として、監督テオ・アンゲロブロスの特集上映がある。監督自身は、「地に降る涙のように」と語る。「見方」によって、主人公という特定の誰かではなく、不特定の男女、おそらく20世紀前半を生き、戦乱で愛する者を失った全ての人間の物語が、映画随所で覗うことができる。「見方」であるが、学術・芸術という領域には、忍耐が必要である。「受ける・見る側」は、深く問題を追求し、それを堀りおこす。映画という作品においては、登場人物や映像の中から、なにを再現されたかとう気づきは、個人の価値観や感情で、多種多様である。しかし、作り手が再現から気づいてほしかったことは何であろうか。それが、熟考するという必要性である。観終わった後の熟考を要するものは、何も映画作品だけではない。日々の自分の日常シーンがある。 たとえば生涯にわたり、同じことを繰り返し、同じことを”し続ける”そのことは、たとえば退屈であったり、過ちや因果のようなものであることもあり、反対に、伝統・伝承や、流儀などのように”繰り返し、し続けることに意義があるものもある。自分という人間の生き方を見据えることは、他人や社会のあり方を問う力もう生まれて来るわけである。さて、選挙のから時期が経過しているが、過ぎたものではない。選挙が終わったということは、次の政策がはじまったのだということである。選挙が終わって、勝ち・負けの評を唱えるだけではない。いま、熟考を要する時期である。映画を見て、傑作だ、駄作だと終わらせないで、熟考を要するものと同じである。エレニの旅http://jocoso.jp/Renaissance/364160http://jocoso.jp/Renaissance/364084
Oct 18, 2005
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