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美濃加茂市牧野にある牧野交流センターで9月25日、他地域との交流を活性化させていこうと、手芸などを楽しむ市民サークル「趣味の会(加木屋恵美子 代表)」が交流会を行いました。 今回の交流会は初めての試み。この日は、加茂郡白川町で地域住民との交流を深める集まり「アフタヌーンカフェ(榊間信子 代表)」の会員12人を招き、ファスナーを利用したブローチ作りを一緒に楽しみ、交流を深めました。 参加者は、ファスナーを糸で縫い付け固定し、花びら型の世界に一つだけのブローチを完成させ、満足そうでした。 今回講師を務めた趣味の会の秋松知恵さん(76歳・牧野)は、「今回のような活動を続けて、少しでも地域の活性化につながるといい。参加者にも喜ばれているので、今後も続けていきたいです」などと話していました。
2013年09月30日
9月11日から15日にかけて行われた第68回国民体育大会ボート競技において成年女子舵手付クォドルプルの部で優勝した大垣共立銀行チームの美濃加茂支店に勤務する選手らが藤井浩人美濃加茂市長に喜びを報告しました。 東京都江戸川区の荒川特設ボートコースで行われた大会には、全国9ブロックの予選を勝ち抜いた20チームが出場し、大垣共立銀行チームは準決勝をトップの成績で通過して決勝へ。決勝は台風18号による荒天で中止となり、決勝進出の全4チームが優勝を果たしました。 この日、市役所を訪れたのは、同行美濃加茂支店勤務の若宮節夫監督(56歳)と選手の内藤愛理さん(20歳)、可児支店勤務で選手の宮田知佳さん(25歳)、川辺支店勤務で選手の堀田茉希さん(25歳)、佐藤花美さん(19歳)。4人の選手は「昨年の国体では悔しい思いをしたので、今回優勝できてよかった」「この調子で全日本でも優勝をできるように練習していきたい」などと喜びを話すと、藤井市長は「優勝本当におめでとうございます。今後は美濃加茂市として選手の皆さんを支えていきたいと思います。全日本でも優勝できるよう期待しています」と優勝を称えました。
2013年09月27日
▲左から三品健二郎さん、森川和賢さん、藤井市長 10月12日から14日までの日程で行われる第13回全国障害者スポーツ大会に出場する美濃加茂市の選手激励会が9月25日、美濃加茂市役所で開かれました。 同大会には市内から3人出場。この日の激励会には、水泳競技に出場する三品健二郎さん(17歳・加茂野町)とソフトボールに出場する森川和賢さん(24歳・中富町)の2人の選手が出席。 選手は「岐阜県代表として全力を出して、頑張ります」などと、力強く決意を述べると、藤井浩人美濃加茂市長は「素晴らしい舞台に立って、力を発揮し、いい思い出をつくってください」と激励しました。
2013年09月27日
9月28日~10月8日の日程で行われる68回国民体育大会スポーツ祭東京2013への出場が決定した、美濃加茂高校の生徒3人と加茂農林高校の生徒2人、監督らが美濃加茂市役所を訪れ、藤井浩人美濃加茂市長に意気込みを語りました。 美濃加茂高校からは、ゴルフに出場する副田あかりさん(3年・女子)、陸上に出場する堀江勇輝さん(2年・男子)、石原里紗さん(2年・女子)の3人で、加茂農林高校からは、レスリングに出場する柳生俊一さん(3年・男子)、馬術に出場する大野暢子さん(2年・女子)の2人です。 この日、市役所に訪れた選手たちは、「緊張しないように、よい結果が出せるように頑張ります」「大舞台で自分の力を精一杯出します」「優勝目指して頑張ります」などと、国体に向けての意気込みを藤井浩人市長に語りました。 藤井浩人市長は、「日ごろの努力してきたことに自信を持って、美濃加茂市、そして岐阜県の代表として、存分に力を発揮してきてください」と激励しました。
2013年09月26日
美濃加茂市山手町の山手町交差点で9月24日、「秋の全国交通安全運動」の一環として、加茂警察署や美濃加茂市保護司会、加茂地区交通安全協会美濃加茂支部、美濃加茂市交通安全指導員ら約50人が、交通安全を呼び掛ける啓発活動を行いました。 出発式で藤井浩人市長は「安心安全なまちづくりにはこのような生活に身近な交通安全の啓発活動が必要です。みなさんのご協力をお願いします」とあいさつ。 参加者は「秋の全国交通安全運動です。交通安全に気をつけてください」などと声をかけながら、「子どもと高齢者の交通事故防止」、「歩行者・自転車被害の事故は夕暮れ・夜間に多発」などと書かれたチラシや反射リストバンドなどの交通安全啓発グッズ200セットを交差点で停車した車のドライバーや歩行者に配り、交通安全を呼び掛けました。
2013年09月26日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月22日、「平川祐樹ワークショップ 時の地図を巡る旅」が開かれ、市内外から21人が参加しました。 今回は、同館で開催中の「時間」や「記憶」をテーマにした映像作品を展示する「平川祐樹展 眠りにつくまで」(10月27日まで)の関連企画として、名古屋市出身の美術家・平川祐樹(1983年~)さんを講師に迎え、スティックチャートを作るワークショップが行われました。 スティックチャートとは、マーシャル諸島などで20世紀初頭まで使用されていた海図で、木の枝などを材料に作られていたもの。今回のワークショップでは、文化の森を実際に歩き、その場所に宿る「時間」や「記憶」を読み解き、形にすることをテーマに、スティックチャートを模した文化の森の地図を作成しました。 平川さんは、スティックチャートの作成作業の際、「特徴のあるポイントにドングリや葉っぱなどのアイテムを配置して分かりやすいものに」とアドバイス。参加者たちは、木の枝や葉っぱなどそれぞれが拾った森の素材を、たこ糸や針金などで固定してスティックチャートを完成させ、世界に一つだけの地図を見て満足そうにしていました。 また、同展覧会に関連して21日から23日まで、夜間特別展示「雷の樹」が行われ、雷が落ち、伐採された一本の樹をイメージして作られた映像作品に、来場者らは興味深そうに見入っていました。▲参加者にスティックチャートを説明する平川さん
2013年09月25日
全国大会に出場した加茂高校ボート部が9月19日、美濃加茂市役所を訪れ藤井浩人美濃加茂市長に入賞の喜びを報告しました。 この日、市役所を訪れたのは、8月3日から6日にかけて福岡県遠賀郡遠賀町で開催された全国高校総体のボート競技の舵手付クォドルプル女子の部で優勝した加茂高校ボート部の女子部員4人と、同じく舵手付クォドルプル男子の部で3位に入賞した加茂高校ボート部の男子部員5人、そして、加茂高校の篠田憲明校長とボート部の古田丈博監督。 全国の大舞台で活躍した感想を聞くと、「目標が達成できた。大学でも続けるつもりなので、これからも大学で通用するように力をつけたい」、「社会に通用する力を培った。この経験をこれから生かしていきたい」などと話していました。 藤井市長は「皆さんが活躍されることは誇らしいことです。この経験や人間関係というのは皆さんの体に刻まれていると思うので、これからの人生を頑張っていってください」と入賞を祝福しました。●来庁した加茂高校ボート部の生徒 女子部員 植松香穂さん(3年)・藤井香菜さん(3年) 中村未歩さん(3年)・棚橋秀美さん(2年) 男子部員 森猛さん(3年)・横田倫太郎さん(3年)・小山内悠也さん(3年) 伊藤勇希さん(3年)・酒向翼さん(2年)
2013年09月24日
美濃加茂市太田町にある(社)美濃加茂市シルバー人材センター(坂上京太郎 理事長)が9月17日から20日の4日間、イネ科の植物であるマコモタケの栽培と調理について学ぶ農業支援講習会を行いました。 これは、今年度新規に実施する事業で同センター会員らが講師となり、県内に住む就労意欲のある55歳以上の人を対象に実習を交えた講習を行うもの。参加者が農業への興味を持ち、マコモタケの栽培、管理基礎知識を学び、就労技能を取得することを目的としています。 マコモタケは秋に収穫でき、タケノコに似た食感で、ほのかな甘み、くせがないことが特徴。煮たり、炒めたり、揚げたり加熱すると甘みや香りが増すなどいろいろな調理方法で食べらます。 18日の講習会では14人が参加し、同センターが6人を雇用し今年から管理しているマコモタケの栽培農場を見学。この農場は約900平米あり、約8、000本のマコモタケが収穫できる見込みです。 参加者らは農場を見学しながら、根本が地面に近いため除草剤は使わないで育てることや、水温は自然な状態で特に調整する必要はないことなど、マコモタケを栽培する上でのポイントを真剣な表情で耳を傾けていました。 同センター事務局長の山田浩平さん(69歳)は、「機械をあまり使わない農作業のため、高齢者に合っている。山間部の荒廃した農地の有効利用にもつながるため、これからぜひ普及させていきたい」と話していました。
2013年09月20日
美濃加茂市森山町にあるJR古井駅で9月17日、多くの市民が気持ちよく駅舎を利用してもらおうと、加茂高校・美濃加茂高校・加茂農林高校・八百津高校・特別支援学校の生徒がつくる規範意識啓発推進委員会(MSリーダーズ)が駅周辺の清掃活動や自転車施錠状況調査を行いました。 この日、MSリーダーズと地域安全指導員や加茂警察署員、市職員ら関係者が約50人参加。高校生たちは、周辺の清掃や駐輪場に置いてある自転車一台一台の施錠確認をしたほか、盗難防止の看板を設置しました。安全指導員らは、駅を利用している一般の人たちにチラシやワイヤー錠を手渡すなどして2重ロックによる盗難防止対策の徹底を呼び掛けました。 加茂農林高校3年生の亀井望友紀(かめいみゆき)さんは「駅の利用者にはマナーを守ってきれいに使ってもらいたい。また自転車の利用者にはしっかりと施錠してもらい盗難防止に努めてもらいたい」と話していました。
2013年09月20日
敬老の日(16日)、美濃加茂市の文化会館で美濃加茂市社会福祉協議会古井支部(高橋武久 支部長)が主催する古井地区を対象にした敬老会が開かれ、約200人が参加しました。 式典では、高橋支部長が『お・も・て・な・し』と一字一字書いたカードを見てもらいながら「今日は、福祉委員や民生児童委員、中学生ボランティアなど私たち全員で、皆様を、心を込めておもてなしさせていただきます」とあいさつ。続いて、藤井浩人美濃加茂市長が「まだまだ元気で長生きしていただいて、皆さんの経験と体験を学ばせていただいて、美濃加茂市の力として活動していただきたい」と祝辞を述べました。 またこの日は、アトラクションとして可茂地域を中心に活動している舞踊団「はるこま」による踊りのほか、歌や手品を披露しました。会場に集まったお年寄りの人たちは、「さくら さくら」や「おてもやん」など数々の懐かしいメロディと踊りで楽しいひとときを過ごしていました。 なお、美濃加茂市内での敬老会は、山之上地区と下米田地区は台風のため中止となりましたが、その他の地区では、最初に、三和地区(9月1日)で開催され、以降、各地区で開かれ、最終は太田地区(9月22日)に開催される予定です。
2013年09月19日
身近に音楽にふれてもらおうと、美濃加茂市の文化会館で9月13日夜、「ドリームコンサート」が行われ、会場に集まった市民ら約70人がギターボーカルデュオの演奏を楽しみました。 この日は、女性ボーカルが美濃加茂市出身で東海地区を中心に活動している夫婦ギターボーカルデュオ「HOTNOTE」を迎え、「カーテン」や「taste of sea」などのオリジナル曲のほかに「上を向いて歩こう」「ひこうき雲」などなじみの曲を披露しました。会場に集まった人たちは、2つの声、2つのギターが織りなす多彩な演奏に聞き入っていました。 この「ドリームコンサート」は毎月第2金曜日の午後7時から同会館で行われ、次回は10月11日午後7時からサックスアンサンブルとドラム演奏「Jeunesse Saxophone Quartet」が出演する予定です。
2013年09月19日
書籍「パンダをいくらで買いますか?」の著者・野口真人さん(51歳・東京都目黒区在住)が9月13日、出版した図書を寄贈しようと美濃加茂市役所を訪れました。 美濃加茂市出身の野口さんは、地元の西中学校、加茂高校を卒業し、京都大学経済学部卒業後、みずほ銀行(旧富士銀行)、外資系投資銀行を経て、2003年に企業価値評価などを行う株式会社プルータス・コンサルティングを設立し、同社の代表取締役社長として活躍されています。 野口さんが今年8月に発行した同書籍が、日本経済新聞9月1日朝刊でビジネス書ランキング(8月18日~24日)1位と発表されたこともあり、今回、寄贈することになりました。 同書籍は、融資や財務、企業価値論などファイナンスのエッセンスを丸ごと取り込んで、イソップ物語などに例えるなどやわらかいストーリーで書かれたテキスト。身近なモノの値決めの仕組みから企業価値評価まで、ファイナンス理論の常識とセンスが、読むだけで身につく画期的な入門書となっています。 この日、市役所を訪れた野口さんは、市内の中学校や高校、図書館にと藤井浩人美濃加茂市長に同書10冊を手渡しました。 野口さんは、「お金なしで生きていくわけではないから、モノの価値の考え方など、故郷の子どもたちに読んでもらって知っておいていただきたい」と話していました。
2013年09月18日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月13日、「芸術と自然」をテーマとした現代美術の展覧会「平川祐樹展 眠りにつくまで」(9月14日~10月27日)の内覧会が行われました。 みのかも文化の森では、毎年、現代美術の展覧会を開催し、滞在制作やワークショップを通じて市民と作家が交流する場を提供。今年は、名古屋市出身の美術家・平川祐樹(1983年~)さんを紹介しています。 今回の展覧会では、平川さんが7月から同施設の宿泊アトリエ棟に滞在し、ミュージアムの夜の森を舞台に事物や場所に宿る「時間」や「記憶」を主題とした映像作品を展示。美濃加茂市民ミュージアムを訪れた平川さんは、ミュージアムにある自然史資料や建物を囲む森に着目。土砂に埋もれ石化した木は朽ちることなく当時の姿形を今の世に残しているなど、深い眠りについたまま生きながらえる珪化木を巡り、時間の可視化を探りました。 自然の歴史が「眠る」大地には、今という時も刻まれ続けている。ゆっくりとうつろい流れゆく平川さんのフイルムの世界に身を置いて、自らの体内にも在り続ける時を見つめるなどして楽しむことができます。 なお、9月21日~23日は午後7時から8時30分まで森の中で夜間特別展示が行われるほか、9月22日(日)は午後1時から参加者した人たちが森を散策して自らの記憶をたどるワークショップ+アーティストトークが行われます。詳しくはみのかも文化の森(0574-28-1110)まで。
2013年09月18日
藤井浩人美濃加茂市長が9月12日、100歳の誕生日を9月16日に迎える長谷川大二さんを訪問し、お祝いの言葉とともに祝い金3万円を贈りました。 美濃加茂市では、100歳を迎えた市民に祝い金を贈っており、今回訪問した長谷川さんを含めて市内で100歳以上の人は20人(うち男性5人)で、最高年齢は104歳です。 藤井市長が「100歳おめでとうございます。これからもお元気で長生きしてください」と花束を手渡すと、長谷川さんは大きくお辞儀をしながらお礼をしていました。 大二さんの日ごろの様子を聞くと「大きな病気はなく、今でもしっかり新聞や、本を読んでいます。また戦時中や昔の頃の話を家族に話してくれます」とご家族の人が話していました。
2013年09月17日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで9月11日、一時的にお子さんを預かり、お世話をする、「託児ボランティア」の養成講座が開かれ、市内外の子育て支援に興味のある女性17人が参加しました。 これは子育て中の人が社会参加や学習活動に参加する時に託児ができる環境を充実するために行われ、日本赤十字社の幼児安全法指導員や市職員が講師となり、子どもとの関わり方や事故の予防、ケガの手当てなど託児に必要な知識と技術を受講者に指導するもので、全5回の講座です。 この日は、乳幼児の心肺蘇生をテーマに、幼児が異物を飲み込んだことを想定して、異物除去から心臓マッサージ、人工呼吸、AED使用までの一連の流れを乳幼児用の人形を使い実際に体験しました。参加者らは成人とは違う幼児に行う心臓マッサージやAEDに戸惑いながらも、講師の指導に真剣に取り組んでいました。 講座の後、参加者らは「今日学んだことを実際の現場できるか不安だけど、何も知らないより一度体験することができてよかった」、「実際にAEDを操作することができて、貴重な体験ができた」、「今日の講座をしっかり学んで実際の場面で動けるように備えたい」などと話してくれました。
2013年09月17日
美濃加茂市まちを美しくする運動推進会議(会長 大谷茂樹)が主催する「みのかもクリーン作戦」が行われ、10,700人を超える市民が清掃活動に参加しました。 これは、市民の環境整備と環境保全の意識を高めるために毎年行われているもので、主に自治会単位で活動し、道路上のポイ捨てごみなどの回収を中心に各地域で行います。 地域でまとめられたごみなどは、市内建設業者や建築災害復旧協力会の協力を得て同市文化会館の駐車場に集められ、市内中学生や市民、企業のボランティアの皆さん、市職員など約90人によって分別作業が行われました。
2013年09月13日
美濃加茂市の三和町にある三和小学校(水口悟校長)で9月10日、一輪車の元世界チャンピオンの小山美由紀(こやま みゆき)さんによる一輪車講習会が開かれ、全校児童26人がトップレベルの技術を学びました。 これは、児童たちが運動会で披露する予定の演技を小山さんに見てもらい、指導してもらうことで、より高い技能を身に付け、運動会本番に向け児童たちの意欲を高めることを目的に開かれたもので、今回で2回目。 小山さんは児童たちの演技を見て「怪我の予防やスピードを出すため、サドルをしっかりへその高さに調節すること」「演技中は周りの人と呼吸を合わせて演技すること」など演技中の注意点を話し、児童たちは真剣に話を聞き練習に取り組んでいました。 6年生の荘加七海(しょうか ななみ)(11)さんは「小山先生に言われた4つのポイントで、特に演技中みんなでそろえることを意識して、本番の運動会では今よりも上手に演技できるように頑張りたい」と話してくれました。
2013年09月13日
美濃加茂市伊深町の伊深小学校近くに伊深小水力発電施設が完成し、美濃加茂市は9月10日、完成式を現地で行いました。自然エネルギーの活用を住民らにPRするとともに関係者が集まり、完成を祝いました。 近くを流れる川浦川から引き込む幅50センチの天王用水と呼ばれる農業用水路に、小水力発電施設を設置。発電施設は、直径約20センチ、幅25センチの鉄製の水車を水平に回転して発電するタイプのもの。発電量は約30ワットで水車の脇に発電機を備えています。 また、水車近くの電気配電盤には二つの100ボルト用のコンセントが設けられ、非常時にはLED照明を夜間3日間点灯できるとともに携帯電話50台分の充電ができる容量を持つ蓄電池を備えています。通常時には、発電した電気で水中ポンプを動かし花に散水することもできるほか、隣接するLED防犯灯に使用するなど地域の防犯にも役立てるとしています。 起電式では藤井浩人市長が「美濃加茂市は自然に恵まれている。学校の前に小水力発電施設が設置されたということで教材にして、これからの市について一丸となって考えていきたい」とあいさつ。伊深小学校6年生児童や関係者らが見守る中、同校児童を代表して久保田ゆうりさん(6年生)と藤井市長がボタンを押して発電機を始動させました。
2013年09月12日
美濃加茂市と文化交流協定を締結している早稲田大学の学生劇団「森(しん)」が、9月7日と8日の両日、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で演劇の公演を行い、2日間で約150人の市民らが演劇を楽しみました。 学生劇団「森(しん)」のメンバー13人は、9月3日から文化の森に滞在し、この日のために毎日稽古をしてきたほか、加茂高等学校演劇部とのワークショップを開催するなど美濃加茂市との交流を深めてきました。 今年で6回目の開催となる今回は、大学生オリジナルの脚本と演出による野外劇「ペレストロイカ」を上演。会場となった文化の森の施設を有効に活用しながら、主人公の少女を中心に、夏から秋に向かって陽が落ちていくときに、少女を森へといざなう葬列、あるいは楽しげなパレードの様子を、童話的な要素を取り入れて演劇をつくりあげていました。 大学生が作り出す独特の演劇世界と、森に響く虫たちの鳴き声とが調和し、訪れた観客たちを魅了していました。
2013年09月12日
美濃加茂市本郷町にある加茂農林高等学校で9月8日、レスリング体験教室が行われ、少年団員を含め5歳から14歳の子どもたち10人が参加しました。 この体験教室は、美濃加茂市と富加町が進める地域総合型スポーツクラブ「MT夢クラブ21」の一つとして、スポーツ振興を図るとともに多くの人にレスリングを楽しんでもらおうと企画。この日は美濃加茂レスリングスポーツ少年団の代表者である長瀬孝志さんの指導で、レスリングの基本などを学びました。 最初に、ストレッチやランニング、前転、後転など筋力強化を兼ねた準備運動を、50分ほどかけて念入りに行いました。続いて行われた、レスリングの基本ともいえるタックルをして相手を倒す形の練習では、長瀬さんが「頭を相手の腰につけて両手で相手のひざ上を抱え込むようにして倒す」などと、自ら動きをして見せながらコツを丁寧に指導。最後は、得点をとる方法などを練習しました。 初めてレスリングを体験した下米田小学校3年生の渡辺千慧さん(8歳)は、「なかなか相手を倒すのはむつかしいけど、みんなと一緒にやって楽しかった」などと話していました。
2013年09月11日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月7日と8日に、森ならでは工作を親子で楽しんでもらおうと「森の音づくり講座」が開かれ、両日あわせて2歳から小学校6年生までの子どもたち105人が工作を楽しみました。 この日は、木のぶんぶんゴマ作りに挑戦。あらかじめ二つの小さな穴のあけてある子どもの手のひらサイズの木片に、タコ糸を通して糸を結び完成。中には、木片にマジックで思い思いの模様を描いている子どもたちもいました。糸の両端を持って、最初に木片をくるくると回転し、糸をねじります。次に、そのねじりをとるように糸を引っ張ったりたるませたりを繰り返すと、ぶんぶんと音を立てて回転します。 子どもたちは、木片の両サイドに小さく切ったストローを付けたりして、より大きな音が出るよう工夫しながら作り、完成したぶんぶんゴマを勢いよく回転させて、友達の作ったものと音の大きさを比べて楽しんでいました。 きょうだい3人で参加した山手小学校4年生の玉田華渚太さん(9歳)は、「回すのに少しコツがいるみたい。ストローを付けた方がいい音がしたり、木に描いたシマ模様が開店すると丸に見えたりして楽しかった」などと話していました。
2013年09月11日
美濃加茂市本郷町にある東図書館で9月7日、世界遺産の魅力を知ることで国際理解を深めてもらおうと「世界遺産講座」が開かれ、市民ら約20人が参加しました。 この日、講師には、旅する世界遺産研究家の久保美智代さんを迎え、「写真で旅する世界遺産」と題して講演が行われました。 愛媛でアナウンサーをしていた久保さんは、現在981カ所ある世界遺産のうちこれまでに356カ所を訪問したと話し、大トカゲのコモドドラゴンがいるインドネシアのコモド島やサンゴ礁が広がるオーストラリアのグレートバリアリーフ、東南アジアの雄峰であるマレーシアのキナバル山では高山病に耐えながら登頂を果たすなど、お気に入りの50カ所ほどのスライドを見せて来場者を旅の気分にさせました。 また、世界遺産が何のためにあるのか、その意味を自分なりに探しながら旅をしてきたことを振り返る久保さんは、ユネスコ憲章(前文)の一部である「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」をあげ、「世界遺産を知ることは、世界の偉大さを知ること。そして、心の中の平和のとりでをもっと高く、もっと分厚くすることが究極の魅力」と話しました。さらに、「国、社会、宗教を超えて、世界で守る宝物が世界遺産。皆さんも心の中の平和のとりでを築いていってください」と呼び掛けました。 来場者は、久保さんの話す世界遺産の新しい見方に、感心しながら耳を傾けていました。
2013年09月10日
豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遥園」を手入れするために派遣されていた庭師の近藤恭啓さんが9月6日、美濃加茂市役所を訪れ藤井浩人市長に帰国報告しました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月、ダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園。以降、平成19年から毎年2人が派遣され庭園の維持管理を行ってきました。 今回派遣されたのは、庭師の近藤恭啓(やすひろ)さんと平澤稔郁(としふみ)さんの二人。8月24日から9月3日までの日程で、今年2月に庭園入口に完成した数寄屋門の両脇約3メートルを日本の伝統的な門として拡張工事をしたいとダボ市から依頼を受け、その組み立て工事をしたほか、老化してきた竹垣などの補修や逍遙園の庭木の剪定指導を行いました。 この日市役所を訪れた近藤さんは、数寄屋門の拡張工事の作業内容を図面や写真などで藤井市長に説明。最後の仕上げ作業は、現地業者に説明し帰国後作業をしてもらっていることや、逍遥園の現状、今後の整備計画にも触れ、「逍遙園」がダボ市に愛着を持って管理されていることを報告しました。 また、近藤さんは、ダボ市から美濃加茂市にバーベキュー施設の設置案を提示されたことを報告し、「ぜひ実現してほしい今後も協力できることは続けていきたい」と話をしていました。
2013年09月10日
▲写真は、左から福井学部長、藤井市長、渡辺代表取締役 荒廃地の維持管理手法を打ち立てていこうと、美濃加茂市は9月5日、岐阜大学応用生物科学部(福井博一 学部長)と有限会社FRUSIC美濃加茂支店(渡辺祥二 代表取締役)の3者で「山羊による緑地再生に関する共同研究の覚書」を美濃加茂市役所で締結しました。 これは、美濃加茂市に限らず日本国内では荒廃農地が増えている状況があり、このことが病害虫の発生や鳥獣被害の拡大、不法投棄などの原因となっています。人力による竹の除去や除草作業は、傾斜地のため危険を伴ったり頻繁な作業が困難であったり、草の処分費用なども必要になることから、山羊の放牧による問題解決の方法を探るもの。 具体的には、岐阜県営平成記念公園北部地区の未利用地のうち約8500平方メートルに山羊を放牧して、雑草の除去能力や植物への影響などを研究するもの。共同研究は、最長でも5年間で結果をまとめる予定。同市は、共同研究の結果を踏まえ、地域条件に合った環境に優しい維持管理により、市民の皆さんにとってより身近な里山になっていくことを目指しています。 調印式で藤井市長は「市は地域にある良さを引き出していきたいという思いの中で、森林や里山の見直しで市内外の人に来てもらえるような取り組みをしたい。また、子どもたちが自然にもっと触れ合うなど、教育の観点からも里山を見直していきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします」と、福井学部長は「山羊がいることは里山の象徴にもなり夢のある話です。しかし、山羊のことがあまり知られてなく実用的に使おうということになっているこのプロジェクトにより、いろんな研究と活用、さらに荒廃地をどう活用していくかという方向性がみえるといいと思っている」と、渡辺代表取締役は「美濃加茂市を魅力的にするということにおいて、企業として何ができるかを常に考えて、現場でやる者として活動していきたい」と話しました。
2013年09月09日
子どもたちが夏休みに取り組んだ作品を紹介する「科学・社会作品展」が9月6日、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で始まりました(8日まで)。 これは、子どもたちの自主的な活動を奨励し、自然科学や社会科事象への関心を高めてもらおうと美濃加茂市教育委員会の主催で毎年行われています。 市内の9つの小学校と富加町を含む4つの中学校の児童生徒による作品のうち、各学校内の審査を経た科学作品173点と社会科作品117点が展示されています。 「ふしぎ はっけん!かたつむり」、「青い色のアサガオが赤くなるわけ」など、日常生活の中からテーマを見つけて根気強く取り組んだ力作や、継続して同じ課題に取り組んでいる作品が並んでいます。 また、子どもたちのアイデアあふれる工作や絵画を紹介する「発明くふう展」(一般社団法人岐阜県発明協会美濃加茂支会主催)も7日、8日の二日間、開催されます。
2013年09月06日
▲短編演劇を行っている様子 早稲田大学の学生劇団「森(しん)」のメンバー7人が9月4日、美濃加茂市本郷町の加茂高等学校を訪れ、同校の1年生と2年生の演劇部員10人と演劇ワークショップを開催しました。▲他人と同じ同じ動きをするワークショップ このワークショップは、平成19年に締結した「美濃加茂市・早稲田大学文化交流協定事業」の一環として行われ、今年で4回目の開催となります。 ワークショップの内容は、すべて早稲田大学の学生が考えたオリジナルメニューで、「型にはめず、自由に演技をする基本」をテーマに進行。他人と同じ動きを真似たり、決められた空間を把握しながら歩行するなどして自分の周囲に気を配る練習や、実際の小説の一場面を使い自由に短編演劇を作りました。参加した高校生らは自分一人の考え方におさまるのではなく、ほかの人と考えを共有することでさまざまな発想を持って演劇をすることを体感しました。 参加した同高1年生の山田さくらさんは、「他者との関わり方を意識することが演劇につながると感じた」などと話し真剣な表情で練習に取り組んでいました。 早稲田大学の学生たちは9月7日と8日、いずれも午後6時30分から「ペレストロイカ」と題した野外演劇公演を文化の森で行う予定。3日から文化の森宿泊棟に滞在しながら稽古に励んでいます。同公演の観覧は無料。ぜひお越しください。
2013年09月06日
全国大会に出場した児童生徒が9月4日、美濃加茂市役所を訪れ藤井浩人美濃加茂市長に入賞の喜びを報告しました。 この日、市役所を訪れたのは、8月2日から4日にかけて山形県天童市で開かれた第34回全国中学生選抜将棋選手権大会で優勝した中島灯希さん(西中学校3年生)と、6月から7月にかけて各都道府県の陸上競技場で競技が行われ結果集計により全国順位がつく第59回全国中学校通信陸上競技大会の100メートルハードルで7位に入賞した安達萌乃さん(東中学校3年生)、8月24日に神奈川県横浜市で開かれた第29回全国小学生陸上競技交流大会の80メートルハードルで優勝した安達楓恋さん(山手小学校6年生)の3人。 全国の大舞台に出場した感想を聞くと、中島灯希さんは「準々決勝も決勝も簡単な勝負ではなかったけれど、優勝できてよかった。明日から東京で別の全国大会があるので、がんばってきたい」、安達萌乃さんは「全国で7位がとれて自信になった。秋の大会でも頑張りたい」、そして、安達楓恋さんは「予選で自己ベストを出し、決勝でそれを上回る自己ベストが出たのですごくうれしかった。中学生になってもハードルで全国大会に出て頑張りたい」と話してくれました。 藤井市長は「本当にすごいことで、市としても誇らしい。皆さんはご両親や周りの人に感謝しながら、人が経験できない感動をどんどん努力と一緒にして、人生に生かしていってください」と話しました。
2013年09月05日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月3日、この地域に伝わる料理を学ぶ「四季を食べる講座」が開かれ、今回は「手作り豆腐」にチャレンジしようと22人の市民らが参加しました。 参加者は、文化の森ボランティアの「伝承料理の会」会員のサポートにより、昨日から水につけておいた大豆をミキサーにかけたり、豆乳にニガリを入れたりするなどの作業を行って豆腐を作ったほか、オカラと野菜を使った「うの花の炒め物」や「とうがん汁」、「梅ご飯」など4品を料理しました。 「伝承料理の会」の皆さんは、「豆乳の温度が75度になったらニガリを入れる」や「ニガリを入れた後は数字の2を書くように混ぜる」などと豆腐作りのコツを話し、また、昔は、豆腐を絞った時に出るニガリを含んだ水で床などを拭いて艶出しに使ったり、肌に塗ることで保湿効果があるなど、捨てるとこはなかった、などと話をしていました。 参加者は「本物の豆腐の味を知りたくて参加しました。作るのは大変だったけど、食べてみると、素朴な味でとてもおいしかった」「みなさん初めて会う人ばかりだったけど、おしゃべりしながら豆腐について役に立つことを教えてもらい、参加してよかった」などと感想を話していました。 次回の「四季を食べる講座」は、9月15日(日)「栗のおこわと栗のおやつ」を行います。
2013年09月04日
第10回市民お手玉遊び美濃加茂大会が8月31日、美濃加茂市新池町にある市総合福祉会館で開かれ、会場には選手や応援など市内外から約320人が集まりました。 これは、日本の古き良き「お手玉文化」を継承するとともに、子どもから高齢者まで幅広く世代間交流を深めていこうと、市民お手玉遊び美濃加茂大会実行委員会(三品弘 委員長)が主催し毎年行われています。 競技種目は、個人戦、団体戦ごとに小学生の部、一般の部を設け、団体戦小学生の部には13チーム、団体戦一般の部には9チームが出場しました。 個人戦では「片手2個ゆり」「両手3個ゆり」など投げ方の種類ごとに小学生と一般をあわせて5種目があり、参加者はお手玉に神経を集中させて、真剣な表情で、それぞれの腕前を競っていました。
2013年09月03日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで8月27日、病気の原因や予防、治療について学んでもらおうと「市民のための健康講座」が開かれ、市民26人が参加しました。 恒例となっているこの講座は、加茂医師会に協力してもらい平成20年から月1回のペースで内容を変えながら開催しています。この日は、木沢記念病院眼科 谷周造(たに しゅうぞう)医師を講師に迎え、『知っておきたい身近な目の病気「白内障」について』と題した講座が行われました。 谷医師は「加齢とともに目の水晶体が濁り白内障が起こります。80歳代では8割以上の人に白内障がみられます。糖尿病やアトピー性皮膚炎、外傷などで若い人でも白内障が進行することもあります。目がかすむ、明るいところでまぶしい、二重三重に見えるなどの症状があるときには、受診しましょう」などと呼び掛け、参加した人たちは熱心に耳を傾けていました。
2013年09月02日
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