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昼間鼻ばかりかんでいたKAIは昨夜熱を出し、とうとう今日は休んでしまった。大した熱ではないのにやけにダルそうで、頭痛がひどいのもあって解熱剤を飲んだ(秋の鼻炎かと思ったら風邪だったのね。もしかしてうつしたのは私だろうか?)。よーく寝て少し気分がよくなったのか、午後になると仕事部屋のソファでごろごろしはじめた。あ、そうそう。昨日録画しておいた歌舞伎があるよ、観る?「観る観る!!」と勘三郎の平成中村座の芝居を観る。『義経千本桜』より「木の実」「小金吾討死」「すし屋」。私の方は、昨夜は風呂上がりにちらっと観ていた。「小金吾討死」は七之助の見せ場。主を逃すために自分ひとりが敵方と果たし合い、最後に討ち死にしてしまう。続く「すし屋」は勘三郎の芝居が泣かせること泣かせること。ビールを飲んでちょっと酔っぱらっていたせいか、不覚にも本当に涙してしまった!!親からも勘当された放蕩息子が最後に大芝居をうち、父親がかくまう平維盛と妻子を救うという話。そのために自分の妻子を身代わりに立てて敵に引き渡し、彼自身も父親の誤解から斬られて命を失う。心の内がなんとも痛々しく、私までううう…となってしまったのだ。と、その話をKAIと観る。2時間以上あるので今日はそのシーンまでいかなかったけど(観ている途中でまた頭が痛くなったようで)、モノも言わずに引き込まれるように観ていた。七之助の若侍姿が美しい。勘三郎の大げさな表情は昨日の役者絵とも重なって見えた。歌舞伎――と言えば、フルタニさんの個展が11月にあります。『こちらとソチラ』のDMが昨日わが家にも届きました!!今回もすばらしいDM、作品展が楽しみだわ(何枚かいただいているので配らせていただきますねー)。11月16日から21日、この期間に東京にいますよという方、ぜひぜひ足をお運びくださいな。
2006年10月30日
今年になって、仕事で懇意にしていただいていた女性デザイナーが2人辞めてしまった。一人はもう随分長いつきあいになっていた。ただ、彼女の勤める印刷会社は遠方にあるため顔をあわせたのって、1度か2度。電話で意見を交換しながらの仕事だったけれども、やりたいことがスムーズに伝わるような人だったおかげでいつも快適に仕事をさせていただいていた。結婚をした後にも残業を続けてがんばっていらっしゃった。上司のグチをこぼすこともあったけれど、(私は取引先の者、一緒に批判はできない立場ではあったのだけど…)彼女の言い分は正論で決して間違っていなかったと思う。もう一人、若い彼女はディレクターとしても秀でた人。彼女の心配りや仕事の運び方にはいつも感心ばかりで、打ち合わせということも忘れて勝手に話し込んだりしていた。年若い方ではあるしフリーになる意思もないとのことだったから、これから会社の軸となってますますご活躍のこと――と思い込んでいたら退職の報せが届いて驚いた。折につけ「どうされてるかなー」と思い出していたら、その念が通じたのか先日から立て続けに電話やメールで近況報告が!!二人とも同じ業界で新たな一歩を踏み出されていた。よかった、辞めてないのね。それぞれに思うところがあって、将来のことを考えての退職だった。どちらも聞けば聞くほど「ほーぉ、なるほど」で、10数年前に私がポンと会社を辞めたのとはわけが違う(笑)。熟慮の末の決断ですもんね、どうぞ新しい場所でがんばって。またもし仕事でご一緒できるなら、そんな嬉しいことはありません。いえいえ、しばらくは仕事を離れて女性同士としてのおつきあいもいいですねー。お暇があったらお茶などおつき合いくださいませね。
2006年10月30日
夏休み頃から「会期中に絶対連れて行ってよ!!」とせがまれていた浮世絵展。秋の終わり頃と勝手に思い込んでいたらもう9月から始まっており今日が最終日。うわ、うわわわわ。気づいたのはつい先日、本当なら10月最後の日曜日は直島に行こうと思っていたのを急遽取りやめ。マリンライナーで高松に向かうことにする。KAIとふたりで瀬戸大橋を超えるのは初めてだ。フェリーか車を使うので、KAIがマリンライナーに乗るのも何年ぶりのことだろう。幼い頃は窓の外の景色を随分怖がったモノだ。下をのぞけば海が見える、その高さに怯えていた。が、今日は本当に子供らしくはしゃぐこと!!旅行気分なのが嬉しいらしい。それも、旅行というと実家の親を含めた大所帯なことが多いから私と二人というのが新鮮なのだ。駅から高松の街をひとりで徘徊したことはないし、会場の香川県歴史博物館の場所もよく知らないまま。テキトーに行くさとふらふら歩いてたどり着いた。思ったより立派な建物で『幕末浮世絵アラカルト~北斎・広重・国貞・国芳らの世界~』の会場は3階だという。土日は子供は無料というおまけもついた。おもしろい企画、最終日だからさぞや人は多いだろうと思っていたらガラガラ…。なんつー贅沢、この作品を独り占めの気分(笑)誰がどの人の弟子で、誰がどの名前になったのか知識不足の私にはうんちくたっぷりの“解説クン”がついているのも頼もしい。彼は国芳の「みかけはこはいがとんだいい人だ」見たさにこの作品展に来たがったのだが、日頃ためてきた美術知識が実に役立っている。芝居絵、風刺画、パズルのようなマジック絵…この時代のシャレといったらどうだろう!!こんなに浮世絵ばかりを見たことのない私は、今回はじめて歌川国貞の作品がいいなーと。イキイキとして役者たちをいい表情で描くのよ。後に三代豊国になった人、そりゃあ人気の絵師だわね。作品としておもしろかったのは、国芳の「白面笑壁のむだ書」というの。KAIの解説によれば、役者絵を描くことが禁止された当時、それに反発した国芳が「これはただの落書きで役者絵なんかじゃありませんよ」とわざとへたくそなタッチで描いたというの。江戸の絵というよりも現代のイラストに近く、なんだかペンで似顔絵を描いたみたいなの。当時としては人気の役者絵とは趣も異なり、斬新に感じたことでしょうなあ。ゲップが出るほど浮世絵を見て、さらに他の部屋を回ると(特別展と常設が見て回れる共通チケットにしたのだ)、そこにはさらなるヘビィな世界が。昭和の懐かしい道具を集めたコーナーあり、縄文時代から戦時中くらいまでの歴史をずらーっと見て回れる展示あり、弘法大師の紹介コーナーあり……で、なんと3時間近くここで遊んでしまった。昼食は北浜アリーナ。前夜、高松っコのハタジくんにメールして「どこかおいしいとこない?」と聞いていた、その中のひとつ「黒船屋」へ。KAIはがっつりとハンバーグ、私はココナツの香りたっぷりタイ風カレー。んまかったです、雰囲気もサイコー。隣のテーブルの女子3人がiPodの使い方であーじゃないそーじやないと大声で話しているのもおもしろかった(爆)北浜アリーナでは雑貨もいろいろ購入、それは友人たちへのプレゼントにね。KAIが私のためにブリキのおもちゃをひとつ買ってくれる。ふふふふ。ここまで来てうどんを食べないわけにもいかないので、高松駅で食べる。帰りの電車ではずっと爆睡していたらしい。気が付けば岡山駅に着いていたので大ビックリ!!
2006年10月29日
忙しい一日、よく歩いた。KAIのダンスレッスン。ハウスの個人レッスンも2ヶ月となるが、レッスン風景はちゃんと見ないので上達してるのかどうかよくわかんないまま。せっかくビデオカメラを新調したので、今日はスタジオに入れてもらってビデオを撮ることにした。もう小さい子供じゃないから成長記録というものも残すほどではなく、こんなことぐらいしか撮るネタはないのだ(笑)。いやー、見れば見るほどハウスってすごいわ。あの足技をまねしろと言ったって(誰も言わないね)できないよ。それにしてもCEBOは軽やか、さすが世界屈指のダンサーって感じ。それから市民病院へ、昨日で会期終了した作品の搬出へ。人に宣伝しておきながら実は自分たちはちゃんと見ていない作品展、今日になって同じ1階に展示されていたK石原さんと恩師K川先生の作品を観る。K川先生のは数年前に私が購入した絵画の連作だった。K石原さんのはこれまで作品というものを全く観たことがなかったので興味津々、どういうのを作られるのか想像もできなかった…ほほぅ、こういうのを制作されるのですか!!素材は紙と枯れ草でしょうか、けど自然派とは異なる洒脱な作品です。KAIは「煎餅みたい、左から2番目がおいしそう」と言う(失礼すぎます)、意味不明だけどこれは作品が気に入ったから。あんまりスキじゃないのは感想なしだもんね。あとはギャラリー巡り。とくに今年はご活躍の多かったA地さんの写真展(ご本人にもお目に掛かりしばし雑談。あ、感想を全然言いませんでしたが(笑)雨が玉のようになって叩きつける瞬間写真がよかったです)→ポストカードの展示・販売『ポストカードのるつぼ』→ガレリアpuntoの『元永定正展』特に笑ったのはポストカード展。まるで葡萄のようにポストカードが吊されていて、気に入ったのをハサミで狩りとってレジへという仕組み。たくさんの作家さんが参加されていて、原画もあれば印刷もあり。切ったり貼ったりいろいろ。といっても自分の好みの一枚というものがなかなか見つからず(ごめんね、歳をとりすぎました)、絵ではなくエッフェル塔の写真が入ったのを選びました。しめくくりはカフェシナジー。うー、やっぱりここは落ち着きます。私が小学生のための懐かしい昆虫図鑑を開いているうち、KAIは“大好きな”YUKIさんから入荷したばかりのSF本を自慢されていた(笑)。ヘンテコな宇宙人とか載っているあやしい本。いける!!そんな1冊に収まっていた星新一のショートショート。懐かしく読んで帰りました。
2006年10月28日
Mステにファーギー登場!!うう、いいよねーロンドンブリッジ。あのルーズな調子がかっこいいのよ、大好き。先週のダンスで、KAIの前にポッピンを習っている男の子のレッスンが入っていて、スタジオから聞こえたのがこの曲だった。いいなーファーギーの曲で!!と二人ともうらやましく思ったものよ。ハウスのレッスンではコレ使わないのよね~(残念!!)
2006年10月27日
年に一度、岡山県立博物館で本物の鎧を着せてくれるという企画がある。それを知ってから、KAIにせがまれて申し込みを続けていたのだがなかなか当選しない。たぶん数人しか着られないから競争率も激しいのだな(そんなに鎧が着たいという子がいるとは思えないんだけど…笑)。今年の秋の企画として、岡山のサムライ展みたいなのをするらしい。それも見に行きたいのもあるし、今年こそなんとかならないかと申し込みをしておいた。ネットですぐに申し込みたかったのだけど、macではできない様子。仕方なく往復ハガキに「何度も申し込んでんだけど一度も当選しません」と泣きの一文を加えておいた。……ら、やーっと決定通知が届いたよ~。子供のことながら私も嬉しい(達成感というべきか)。何年もかかっただけに、合格発表よりたぶん嬉しい。11月3日文化の日、KAIの誕生日の翌日だ。運良く午前中の一組目とのこと、もし地元のニュースで取り上げられたらちょっと気にして見てください(笑)
2006年10月27日
熱はないのに体がだるい。昨日も長時間昼寝、怖いような楽しいような夢を見た。舞台は直島。いつ行けるだろうか?とカレンダーとにらめっこばかりしている「スタンダード」展がついに夢にまで出てしまった模様(苦笑)SANAA設計の作品を観ようとしていたら、そこに黒ずくめの集団が現れる。その一団が着ているものはすべて黒、それも全身タイツというわけじゃないけど比較的タイトな衣装。さらにかぶり物をしてコーンヘッドっぽい妙な頭、顔まで全部黒く塗っている。全身真っ黒。それが、祭りだ祭りだと陽気に練り歩いているんだ。「あんた、こんな機会はめったにないんだから付いてくれば」と誘われて、じゃ、そっちに行っちやうかと作品そっちのけで後を追っていく…(そして作品鑑賞の時間をすっかり使い果たす)という夢。その道のりが楽しいの。アート展に行きながらアート作品をまったく見なくて、田んぼとか海とかのどかな風景を練り歩くだけ、“なんて無駄な時間を使ってるのよ!!”的な笑っちゃう一日。しかも、私ってば夢の中で携帯で電話して、やはりヘンテコ志向の友人に「こっちの方が楽しいよー」と誘ってんの(笑)まあね。実際、私は安藤忠雄の建築のどこがいいのか全然わかっちゃいないし、SANAAなんてなんじゃそら?ぐらいの無知さ(←なのにわかった顔して何度も直島に足を運ぶバカさ。別にベネッセを観るためじゃないからいいのだ~)。で、夢の中でも「私にとってアートとは楽しいかどうかなんだよなー」と黒ずくめのパフォーマーたちと出合ったことを心から喜んでいる。変な夢。今日も同じくダラダラ過ごす。相変わらず熱はない。そしてやっぱり夢を見た。今度のはちょっと苦しいような夢だ……った気がする。うううと目が覚めて、忘れてしまった。そういえば…この夢を見る前に、家の中で不思議なオレンジ色の光を見た。ブラインドを閉めていたから外からの光線とは思えないんだけどどうだろう。ほんの一瞬、直径1~2センチぐらいかな。それほど大きくない円いのが白い壁にすーっと。ああ、ずっと前にもこんなの見たなあ。もっと大きなオレンジ色だったけど。予知夢とか不思議なことが続いた頃だ。黒い集団はなにかのお告げか?!(黒=いやなことのようだが、彼らは陽気だったし、私には楽しい夢だったぞ)
2006年10月26日
外に洗濯物を干そうと玄関でくつを履いたら……ギャ、ギャーッ!!!!!なになに、虫でもいる~~????サボにつっかけた足を慌てて抜き出し、コンコンと傾ける。と、小さな包みが出てきた。あ、ヤツがやって来たのだな。なんて久しぶりの「参上」だ。 壱円小僧参上 久しく参上しておらぬので、しん入苦労 ああ。昨夜、私の周囲をぐるぐる回る不穏な動きを感じたのはこのせいだったのか。スキを見せないほどピリピリしておったのじゃな、悪うござった。それにしても壱円小僧、考えた末にくつの中とは…(爆)
2006年10月25日
昨日のテレビで、美輪さんが10年ぶりぐらいに民放で「愛の賛歌」を歌うという趣向でやっていた。この番組、先週第一回目を見た際に、ネタはすごくいいのに薄っぺらな印象を受けていた。美輪明宏までレギュラーにしているのに安っぽいの。で、昨日の放送も結果的に言うと「なーんだ」だった。いいものを伝えきれない構成。プロデューサーが悪いのか、予算の都合でレギュラー陣を揃えきれなかったのか。期待してただけにあーあって感じ。日テレはお笑いだけ抱え込んできたから、こういうノウハウが育ってないのかな(だははは、すごくエラソーな私。番組モニターみたい)。そんな中にあっても美輪さんの歌はすばらしい!!「愛の賛歌」は、もう随分前のことだけど美輪さんのシャンソンリサイタルで聴いて鳥肌が立った。それまで私にとって愛の賛歌は「あなたーの燃える手でー♪」のうっとりするような歌詞だったのが、私あの歌詞大っキライという美輪さんの解説で、初めて原詩の意味を知った。随分違う。抱きしめてほしいなんてひとことも言ってなくて、あなたのためなら月だって盗んでみせる、あなたがそう望むなら故郷だって裏切るというような凄い内容だった。それが愛というものよと堂々と歌い上げる美輪明宏がこれまた凄い。昔々は宝塚なんて好きだったから、子供の頃からシャンソン系の歌は聴いていた方だと思っていたけれど、その迫力ある歌声で「今までのはシャンソンじゃなかった!!」という衝撃も受けた。とにかくそれぐらい凄くて震えるほどだった(鳳蘭とかのシャンソンショーにも行ったけど、美輪さんの歌声を聴いてしまったからその程度では感動しなくなっている…)。その後、この歌は美輪さんが演じたピアフの芝居の中でも聴いたような気がする(実はこの芝居は私の中では点数低い。だからよく覚えていないんだ)。この歌だけは聴くべきと思って録画しておいた。KAIに「番組の内容はよくなかったから、歌だけ聴いて」と見せたけど、全然感動してない風なのにがっかり。そうだよねー、やっぱり生で聴かなくちゃ。でも、最近のブームでこっちで芝居やリサイタルがあったとしてもチケット入手は困難だろうねぇ。ただ、美輪さんの昔の映像にだけはすごく反応。自分が描きたい美少年像がまさにコレなんだって。KAIは石原豪人って美少年画家の絵が好き、美輪さんの若い頃はその絵に似ているんだよな~。
2006年10月24日
今日は前々から従妹とお茶でもしよっかと約束していた日。カフェ行こうと言いながらなかなか都合が合わないままの友人にも声を掛けたら、今日は子供を預けられるとのこと。3人でアイスティーとシフォンケーキを食べる。カフェ「CoMA」のシフォンは大好き!!ふわふわなのはもちろん、添えられたクリームがこれまた絶品なのだ。バニラシフォンの従妹はホイップされたクリームの下からトローリ出てきたカスタードに大感激。紅茶シフォン用のクリームには苺の原形をとどめたジャムが乗っかってる。おいしー。友人は時間の都合で先に帰り、従妹と私はランチへ。近くのカフェに行ったらまだ開店準備中。そうそうゆっくりもしていられないし、さーてどこに行こう?何が食べたい?と、とりあえず歩く。で、通りがかったお店のメニュー板に二人とも目が…。あー、ここずっと気になっていたけどまだ入ったことなかったのよ。迷わずここ「BISTRO de MOJIR(ビストロ・デ・モジロー)」へ。シックでモダンな店内は、ちらっと和のエッセンスもあって落ち着く。備前焼のお湯のみや茶系のお手拭きなど、最初に出されるものも感じいい。ついでにお店のお兄さんも、私好みでいい感じ(笑)。卯の花やひじき、雑穀米ご飯などカラダに良さそうなメニュー(マクロビオティックを意識してんのね)は味も上々。顔も上々(←おほほほ、シツコイようでごめんなさい。だけど、これも栄養のうち)。ついデザートまで注文してしまい、これまた絶品の黒ごまプリンで顔ほころびっぱなし。あああああ、シアワセ~。
2006年10月23日
「今ごろ」って感じだけど、『佐賀のがばいばあちゃん』を読んだ。島田洋七が書いた自伝小説で映画化でも話題になった、アレね。評判通りおもしろかったわ~。ばあちゃんの逞しい貧乏生活、その中でグレもせず(小中学校の)多感な時期を過ごした洋七少年の物語。ばあちゃんのセリフ一言一言が「ごもっとも!!」でくすりと笑えて、こんなに生きることに一生懸命の姿を見ていたら、悪いことできないなーと思う。うちは明るい貧乏、それも最近貧乏になったんじゃないから心配しないでいい――ってさあ(笑)今はみんながみんな贅沢になりすぎだよね。お金持ちになっちゃって、逞しさを忘れていると思うわ。イジメで死ぬ人よりもその原因を作った人だけをとことんやりこめているけど、まずはそんなことで死なない逞しさを身につけるべきだと私は思うんだよね。だってさ、どんな理由であれ自殺を肯定するってやっぱりおかしくない?ばあちゃんの名セリフに「世の中には病気で死にたくない人がいるのに、自殺なんて贅沢」ってのがある。うんうん。食べるだけで一生懸命、それだけに集中できるってある意味しあわせなのかもなー。
2006年10月22日
KAIがダンスのレッスンを受けている間、私はひとり待合いのソファで。いつもダンスDVDやディズニー、洋画、なんだかわけのわかんないアメリカの番組などなどで30分の英語漬けなのが、今日はMTV。ハロウィンシーズンにぴったり、可愛いPVだなと思って見ていたら、Tommy heavenly6だった。いやー、彼女はいくつになってもキュートだねぇ。ロリポップキャンディがよく似合うこと!そんな映像見た後に、ついこの前NYに里帰りしていたインストラクターが「お土産」と言ってHERSHEY'Sのチョコをひとつ。大人になって、もう全然輸入お菓子なんてめずらしくなくなった今でも私は外国のお菓子って好き。パッケージのおもちゃっぽいところとか、妙に甘ったるいところとか、たくさん食べようとは思わないけど魅力なんだよなー。ああ、お菓子お菓子!!!!リニューアルした岡山駅であまりの人の多さになぜか笑えてしまって(みんな遊びに行くとこないの?)、そこではジュース飲んだだけで地下におりた。小さなソニプラはハロウィンのお菓子とかほとんどなくて期待はずれ。輸入食材店で「おもちゃっぽいお菓子」を買おうとするも、なんだか当たり前なキャンディーとかグミしかなくてがっかりだー。可愛い缶入りのとか、パッケージで選びたかったのになあ。仲良しの友達が最近イライラしているようだったので、笑わせるモノ買って帰って「ほら~」と見せたかったのに。くっそー。KAIが「かっこいいデザイン」と持ってきたスターミンツとかいうスペインのメンソール系キャンディーと恐竜の形のグミ、シガレットチョコ、ほかにいくつかをレジに持っていった。
2006年10月21日
今日は仕事もなく、まったりとした日だった。ここ数日、よく文字を読んでいたので読書で過ごすのは疲れるなあ。じゃ、漫画でも――と、一通り読んで「???」だった『真夜中の弥次さん喜多さん』を開く。前に観た映画はおもしろかった。これを映画化しようなんて、今さらだけどクドカンって勇気あるよなあと思う。奥が深いというか、なんというか、読み込んでやる!!と思えばとてつもなく哲学の世界に入り込みそうな内容。ほんと、今さらだけどクドカン、よくこれをまとめ上げたよ。エンタメ性も加えて、かつ主題からは逸れていない感じ(私って理解力に乏しい人間だから、実際はよくわかっちゃいないんだけどさ…ははは)。暇だとテレビもいっぱい見る。いつも見ない朝番組で、からくり人形の話題。「からくり儀右衛門」という人の作品で、まぼろしと言われたお茶を運ぶ人形がつい4ヶ月前に発見されたというもの。へーえ、お茶運ぶのってそんなにめずらしかったかなあ?と思いながら見ていたら、この仕掛けというのがすごくて運ぶ距離を自由に調節できたり、空になった湯飲みをお盆に返したら、そこで再度スイッチが入ってくるりと向きを変えて帰ったり。これは儀右衛門さんだけの仕掛けらしい。すごーい。他にも達筆で「寿」って習字を描く人形とか。あ、これはなにかで見たことあるなあ。KAIが帰って、興奮気味にこのからくり儀右衛門のことを話したら「ああ、その人なら知ってる」とこともなげに言われてしまった。前にこの人の生涯を描いた本を学校で借りて読んだけど、もうあれは古すぎたから処分されているかもだって。えー。そして彼は今日、また私の心をくすぐる本を借りてきていたのだった。『アートコミック まんが日本美術史~鎌倉→江戸時代の美術~』『幕末の科学者』
2006年10月20日
臆病者のことを岡山弁では「おんびんたれ」と言う。「あんたー、おんびんたれじゃなー(あなたは臆病な人ねぇ)」のように使用。夜、こわくてトイレに行けない子供や私のように注射でドキドキするヤツに使う。私ゃーおんびんたれじゃけぇ、病院にゃー、一人で行けんのよ(訳:私は臆病な者でございますので、一人では病院には行けないんですのよ)。通常の健診でもドキドキドキドキ。だけれど、8年ぐらい前に卵巣の病気で手術しているので、婦人科健診だけは行かないわけにいかないの。このおんびんたれが、心強い友人に引っ張られれるようにして毎年必ず受診している。そして、去年はついに子宮筋腫まで見つかってしまった!!今年もその時期がやってきた。友人が私の分まで予約を入れてくれ、車で迎えて婦人科まで。ドキドキの待ち時間はいろんな話で私の気を紛らわせてくれるという徹底ぶり。以前、この病院で月経前症候群の治療を受けていたこともあり、先生は私がいかに病院嫌いかを覚えていてくださっているのも心強い。今年は組織も採取しての子宮癌検診。少々チクッとしますと説明を受けたので、「あ、だったらやめときます」と去年は拒否しちゃったのだが(←おんびんたれだからね。通常の健診は受けたけど)、今年は受けておいた方がと勧められたので覚悟を決めた。内診とエコーによる通常の癌検診に続いて「消毒しますね」「はい」「ちょっとチクッとしますよ」「ひゃ、ひゃあー」「大丈夫ですか?痛かったですか?」「痛くないです。でも、精神的にちくっとしました(泣)」「ははははは」。血が出るとのことで出血止めにタンポン詰められて(生々しくてすみません)、その後触診だけの乳ガン検査も無事終了。今でも時々、生理前のドキドキがひどくなる時があるので、安定剤だけ出してもらう。10日後に届く検査結果でなにもなければ今年もクリア。去年見つかった筋腫は、1センチのまま大きくなっておらず、数も増えてはいない様子。「閉経後はどうなるんですか?」とかねてからの疑問をぶつけると、小さくなったり消える場合もあるんだとか。あと10年ぐらいの間で急激に育つのでなければ大丈夫ということだな。でも、1センチの筋腫って大きいイメージがあるんだけど、そのサイズでも問題なしということか。友人は4センチ以上に育っていて数も増えていたと言っていた。お互い気を付けなくちゃねえ。……と、このおんびんたれだって行ったんだから、そこのあなたもあなたも(ほらほら、私の周囲にいる婦人科健診を拒んでいるあなたよー)覚悟決めて受診しなはれ!!
2006年10月19日
小数点の打ち間違えみたいなミスが1つか2つあるから算数はパーフェクトじゃないことが多いけれど、KAIは社会ではほぼ100点。そんなに好きというわけじゃないんだけどなーと言いながら、“時代劇の男”はさすがに社会(だけ)は強いのだ。彼の授業ノートはどれもユニークで、勝手にイラスト描いて大事なことが吹き出しになっていたりするから見ていておもしろい。たとえば“得意な”社会のノートはこんな感じ(バカでしょ~)。
2006年10月18日
先日放映されたロッド・スチュワートの録画を観ている(というか、まだ仕事中なので聴いている…明日が締め切りなのだ)。ストーンズに加入する前のロン・ウッドもメンバーだったフェイセズと、ソロになった後のロッドのライブ映像。うはー、素敵すぎるぅ。子供と一緒にアイス・キューブを聴くようになった今も(そして、MTVで観るほとんどがヒップホップ系という現在!!)、朝から晩までサラ・ブライトマンのクラシカルな声に聴き惚れることはあっても、でもでも、私にとって究極の歌声というのはコレなのですな~そして、ロッドは私にとって永遠の憧れの人なのだ。あーーー。はーーーーー。
2006年10月17日
大好きなイラストレーター古谷充子さんの作品展情報。まずひとつめは、セツ卒同期グループによる『寒天』展。 10月17日~22日まで外苑前の dazzle にて開催。テーマは「庭」なんだそうで、フルタニさんがどんな植物を描かれているのか興味あるわ~1か月後にはいよいよ個展。こちらの題材は彼女の十八番である歌舞伎絵の模様。きっと素晴らしい作品が並ぶことでしょう。学芸大学の trayにて。フルタニさーん、DMを楽しみにお待ちしていますね。東京方面にお住まいの方、ぜひぜひ脚をお運びください。
2006年10月17日
実はこの前から調子が悪いのだ。モノを飲み込んだ時の違和感、そういえば空腹感というのがなくて胃が重いような。もしかして胃ガン?食道ガン?んぐー、このまま即入院、手術、そして延々と続く癌治療なのかー?身近にガン患者を見ている経験から、告知される身に怖じ気づき、治療をどうするのかの選択を自分ならどうするかを決めかねている。いっそのこと、早期発見なんかじゃなくて「もうダメだ」というところでわかっちゃった方がシアワセなんじゃないかと思う一方、今死ねるかよ!!という執念みたいなのがあるのも事実。うわーん、こわいよぅ。この症状はなんなのだ?!と思えば思うほどに悪い方向に傾いちゃうし、だからと言って「すぐに病院で調べよう」とできないのは私が極度の病院恐怖症だから。「ぐだぐだ言ってないでさっさと病院に行け」というのは酷ですよ。高所恐怖症や閉所恐怖症に理解はあるのに、私のような病院恐怖症が笑われてしまうのは納得いかない。病院に入ると、指の先が冷たくなるほど血圧まで変わっちゃうんだから。“ただの診察”だけで急激に血圧下がって死ぬことがあり得ると私ゃ信じてるね。こんな時に役立つのがネットです。食道の病気で調べたら、どうやら私の症状というのは特に珍しいものではないらしい。実際、血を吐くとか痛みがあるとかいうんじゃなくて、なんとな~くの違和感。以前にドバッと血を吐いてこのときばかりは驚いて病院に行ったら(と言っても血を吐いてから相当日数は経っていた)、早食いのしすぎでノドに傷がついていただけとわかって笑われたこともあったっけ。普段、私は健康体なので、二日酔い以外で胃のムカムカさえも経験したことはないぐらい。今回初めて「胃」や「食道」を意識したぐらいだから神経質になりすぎなのかも。で、こんな症状には「ガスター10」が効きそうと自己診断。とりあえず飲んでみるかな。それでも治らなかったら大ゴトかもー。どうする私。このまま死ぬのか、観念して治療に専念するのか。(実際のとこ「胃が重い」程度の症状でひとり大騒ぎしているというのが正解←だと思いたい)
2006年10月16日
KAIのダンスインストラクターが2週間NYに行っており(里帰りというのか?)、その間のレッスンはお休みだ。それでも踊りたそうなので、1度だけ別の講師のクラスに入れさせてもらうことにした。大人の「ハウス」レッスンで、1時間半ある。夜だ。待ち時間をフラフラと岡山駅周辺で過ごすことにした。ちらりとニュースで岡山駅がリニューアルしていろんなお店ができたこと、そして今日がオープンと聞いていたので行ってみたらアレアレレ?なにも変わり映えしないどころか1階は改札口まで使えない?どこがどう変わったのだ、もしかして改札通らないと行けない仕組み???←あとでリニューアルしたのは2階の新幹線改札のあたりと聞く。また今度行ってみるべ。仕方なく地下のショッピング街を徘徊することにして、書店に入る。普段買っている丸善や紀伊国屋と違って品揃えの悪い雑誌コーナーは、いつもは目に入らない雑誌がやたらと目に付く。見つけたのは『en-taxi』。リリー・フランキーらが編集している雑誌で、パラパラとめくっていたら大竹伸朗の作品を見つけた。今、直島で開催中のスタンダード展の準備の様子が載っていて、それに同行していたのがみうらじゅん。なんだぁ。みうらさんも直島に来たのかー。会いたかったなあ(実はファン)。その記事が読みたくて買った。一緒に『生本』も。この雑誌は以前、仕事で電車に長時間乗らなければならなくなった時、暇つぶしのために買った。意外におもしろかったので、11月号も読んでみる気になったのだ。安西水丸、群よう子、なべやかんらのエッセイに加えて、連載漫画は荒井良二。小さいサイズなのでお風呂に持って入って読むのもいいかな。
2006年10月15日
「行かなきゃ願書がもらえない」と聞いたので、競争率10倍の中学校へ。午前と午後の2回に分けて説明会が実施される。午前の部へ、受付開始からしばらく経って行ってみたのだが、もう会場の体育館の前方数列は埋まっている。開始までにはほぼ満員状態だ。すごい。県内屈指の人気校とは知っていたけれど、あまりエリートというイメージは持っていなかった……のだけど、実際に見ると印象も変わる。これが中学生かい?とつい、近所のヘラヘラしたのと比べるほどお行儀の良いおぼっちゃんにおじょうちゃん。受付の子、会場案内係、そして説明のため壇上に立った生徒に至っては、大人が「はーあ」とため息ついてしまいそうなほどしっかり。教育が行き届いているってこういうことか、付け焼き刃ではこうはできまい。6年制を採っているこの人気校、授業形態もユニークだし社会人講師も採用した授業は味があるはずと、私はそういうところに価値を感じていたんだけど、話を聞いてみて、実際のところは授業についていくのは相当大変そうだ。子供を通わせている人から、睡眠時間がとっても短くなるとは聞いたことあった。そりゃそうだなあ。先生からは念を押すように「受験される前に、本当に我が校が子供に合っているか考えてください」と。小学生のうちから大学のことまで想定する必要もあるし、うちみたいに「大学は行かなくていい」と思っているモノにとっては本来は不似合いな受験だな。一緒に行ったお母さん方からも「帰ってから、本当にここを受験するのかもう一度話し合ってみるわ」と聞いた。遊べない中学生活ってのもどうかと思うもんね。ここだとグレてる暇もない。それも成長の過程としてどうかと思うよなあ。ま、10倍だからね。←説明会なんて行くともう入学した気になっちゃうよねー(爆)PSまず入学は無理でしょーと思う私の隣では、この中学に入ってから「選択授業」を書道にするか美術にするかと悩んでいるKAI。部活も演劇がいいか書道がいいかと熱心だ。すごいよなあ、彼はなんでも前向きだ。前向きすぎて怖いぐらい。自分をここまで知らないで生きていけるなんて、ある意味シアワセよ。
2006年10月14日
朝から取材だった。場所は、岡山県南部の海が近い町。先に風景撮影を行って、それから取材場所の某会社へ。半世紀ぐらい続く古い会社で、社員は20数人ってとこ。地元のおじちゃんやおばちゃんに混じって、ここには不似合いなほどおしゃれな兄ちゃん2人(この2人が私の仕事の担当者でもある)が主軸として働いている。地方の企業とてばかにしちゃいけない。わずかな人員と古い社屋をナメちゃだめだ。この会社、全国に向けた大きなシェアを誇り、提携会社は海外にも及ぶ。……が、ここのいいところはそんな気取りが全然なくて、みんな地道にコツコツ、そして仲良く働いているという空気がいっぱい漂っていること。2人の兄ちゃんはとってもフレンドリーだ。今日の取材スタッフは私以外は体格の良い男が3人。みんな私より10歳は若いが見事なおっさん体型だ(失礼!!)。で、そのメンバーを見るや挨拶もそこそこに「お昼食べに行きましょう」と馴染みのお店に案内される。体型を見てここしかないと思ったと、昼間っから中華と焼き肉のお店。全員人気ナンバー1という「日替わりランチ」を注文したら、小皿というより中皿ぐらいのボリュームでおかずが4~5品ほど。野菜入り卵焼き、酢豚、とんかつ、ええっとそれからなんだっけ。それにご飯、中華スープ、デザートまで付く。ドカッとボリュームがあり、味もなかなかのもの。その上、兄ちゃんたちは「グラスビールぐらい飲むでしょう?」と言いながらなぜか「ナマチュー」などと注文(運転手だけはお水で我慢)。カンパーイって……ええっと、取材はこれからなんですけども。なんだかわかんないが、最初に打ち上げやってる感じ(笑)。パンパンになるほど食べて飲んで、大丈夫なんかな。今日の仕事。でもねー、おかげでいい雰囲気で仕事が進んで、すごく楽しかったわ。こんな和気あいあいムードの取材は大歓迎っす。
2006年10月13日
肌寒くなってきたのでやっと衣替え。ダイエットの励みにとっておいたジーンズは、もう二度と履けることはないだろう。派手な赤いカーディガンはデザインが可愛すぎ。このシャツは細身過ぎて腕がパンパン。……と、捨てるものが増えていく。長年履き続けたお気に入りのパンツはその気になればまだまだ現役続行しそうだけど、もうお役ご免にしてもバチは当たらないだろう。着心地がよかったし、傷みが感じられない素材だったからよーく使った。「捨てるモノ」の箱にいれていたのだけど、私にしてはめずらしいほど愛着は強く、やはり捨てるのにはしのびない。そうだ!!今シーズに購入したものの、可愛らしすぎるデザインで一度も外に出て着ることのなかったスモック、あれと色合いは同じだから組み合わせて何か作ろう。そう考えてからとりあえずアイロンとミシンを用意。←これ、夜中のことね。パンツを縫い目に沿ってざくざくと切る。あ、これでマフラーいいかも。首にちょっと巻くだけの。長方形に適当に線を引いてザクザク。スモックもザクザク。適当な幅を設定してアイロンで印。で、適当にまち針つけて、ダダダダと縫い合わせてみました。完成、パチパチパチ!!私、“やればできるコ”だからー(簡単なことだけ)。ポイントに、先日友人からもらったフランスアンティークのリボンを付けたよ。どう?
2006年10月12日
この頃、映画館では大泣きしていることが多い。元来涙もろいのだが、「お涙頂戴」がありありとわかるテレビ番組では泣けない。ははーん、こう来たかと意地悪い見方をするので、泣くシーンで薄ら笑っていたりするのだ。が、映画館では違う。真っ黒なシアターは私にとってはお客はいないと同じ。大体、私が見に行く映画って人気がないのが多いのか、レディスデーだって5,6人ってこともめずらしくないから、ほんとうにひとりぼっちで見ている気分。友達も誘わずひとりでふらっと行くので顔見知りはいないし、ストレートに感情を発散してダーダー涙を流すのだ。昨晩、「よっし、明日はフラガール見に行こう」と決めて、そろそろ出かける用意しようかなと思っていたら友人Aさんから「今日は暇?」とメールがあった。え、あなたも暇なの。なら一緒にどう?と誘ったら「すぐ行く」との返事。KAI以外の誰かと映画なんてどれだけ久しぶりか?!泣く私を見られてしまうか。ま、いいや。「号泣するよ」と笑いながら言っていたら、まさにその通りになってしまった。いやー、泣いた泣いた。マスカラが全部取れるかと思った!!昭和40年――私が生まれた年の福島県いわき市。舞台は炭鉱町で、町全体が炭坑の仕事に関わっているのだが、時代の流れでその存続も難しいところに来ていた。国のためにと仕事に身を捧げる人たちと、新たな町の可能性を拓くためにと「ハワイアンセンター」建設を推進しようとする人たち、それぞれの想いは複雑で一致団結できるような状態ではない。顔を真っ黒にして働くことが自分たちの使命と信じて疑わない親世代に反して、この町の未来のため、自分の将来のためにとフラガールを志す少女たち。ダンスってなんだべ?な女の子たちがダンサーとして舞台に立つまでの道のりを追うのだが、この町でフラの指導をすることになったダンス教師の暗い背景や、親と子の葛藤、少女たちの一途さや炭坑町ならではの厳しさなどいろんなことが折混ざる。それでいて脇道に逸れず一気に見られる映画だった。知り合いのブログで何人もが絶賛していた通り、私もこの映画は「よかった!!」と素直に言える内容でしたわ。ダンス教師を演じる松雪泰子の衣装が素敵~とうっとり見ていたら、後でAさんが「miraicci、松雪さんのあのコートがいい!!あの黒いトップスがいい!!あの白い大きなネックレスがいい!!って思ってなかった?」だって。いやーん、なんでそんなに私の趣味がわかるの(笑)。セピア色の風景によく映える原色。60年代昭和のカラーはどうしてこんなに魅力的なんだろ。しずちゃんの好演ぶりは想像以上。それと富司純子の押さえ気味だけど力強い演技はおさすが!!って感じ。
2006年10月11日
創れもしないのに口だけ出す。雑貨を制作する友人に「これはこんな縫い方で、こんな色合わせで」とか、笑っちゃうが「ここにはこういうの並べて」なんてインテリアのアドバイスとか(ブブッ!!)。ええええ、私は縫い物できないし、色のセンスもないし、部屋は年中散らかっている片づけられないオンナですよ。絵だって描けないのに、趣味で描いてる人のイラストへの指示や勝手なダメだし――だからプロデューサーやディレクター気質なんじゃなくて、ただの「アート奉行」なの。ほら、鍋奉行みたいな自分本位で口だけ出すやつ。アート奉行だから、作品展とか行ってもいろいろ気になっちゃうわけよ。自分の狂った感覚やら全然持ってない才能やらをすべて棚に上げて、「うーむ」なんて見ているの(笑)ここだけの話、会場にはきちんと脚を運んでいるのにここでなーんにも触れなかったら、それはアート奉行の好みに合わなかったということで(←いやいや全部がそうじゃないけどね。他の日記ネタがあって書けなかったのもあるから)。おおっぴらに悪口は書かない主義。
2006年10月10日
子供の絵は屈託が無くていいんだけど、その屈託のなさゆえすぐに染まっちゃうところがあって、大人の作為が感じられると辟易する。その点――というのはいい言い方なのかどうかわからないが、障害者アートというのは作為が通らないというかどこかそういう他人の入れ知恵を超えちゃってるところがあって、好き。岡山城と目と鼻の先に立地する「林原美術館」。ここでは、“障害を持ちながらも芸術分野で世界的な活躍をしている人たちの活動を通して、世界の人々の心を結び、喜びを共有する活動として”「希望の星」と銘打った企画展を行い、今年でそれが3回目になる。幸い、最初の年からこの企画を知ることになり、私がこの企画に脚を運ぶのも3回目だ。まあ、企業らしく「世界的な活躍」だとか「世界の人々の」なんて仰々しくコンセプトに掲げて理事長の挨拶なんてしているけれど、そんな窮屈なものではない。とにかく心に響く素晴らしい内容なのである。今回は、文字をテーマにした制作の展示で、「書く」のではなく「描く」はまさにその通り。入り口に掲げられた、監修者の西村陽平さん(日本女子大学教授)の「制作の現場によせて」のメッセージがこれまたよいのだが、その中にある「渾身の筆力」という表現は、いやもうごもっとも!!私には文字の良し悪しを見抜く目などないが、とにかくこの迫力には圧倒されて涙が出そうになる。なんというか、妙な感覚。一文字に感動するってどういうことなんだろう。誤解のないように言っておけば、別にこれが「障害ある人が一生懸命書いたから」ってことなんて感動するような女じゃないのよ。そんなことは問題じゃないし、第一、私は障害ある人をそれだけで可哀想とは思わない。手足の不自由さでできないことはたくさんあるけれど、機能面では私にプラスに働いたとしても、彼らに備わる力を持ち合わせないマイナスを思えば同等だ。私が観られない世界が頭の中に詰まっている、それをうらやましいとも思う。これは文字なのか、模様なのか?くさび形のようなマークが塊になって綴られた白い木箱。ことばとして成立しない、ただ思いつくままのようにひらがなや漢字が描かれた段ボール箱。サラリーマンやOLに向けた、まっすぐな目のメッセージが詩のように綴られた作品。どっしりとした「バカ殿」の絵には志村けんを讃える(?)言葉の数々……。うーん、いいぞぅ。突き抜けた感性に感動。前述の西村氏のメッセージのしめくくり。「作品に著名も無名もない。それを見る私たちが問われている。」。なるほど、そうだ。……………………その後、地元香川では新聞等に取り上げられて一躍有名人になった「ハタジくん」と合流。ランチの後、彼が高松の展示で関わっていたTシャツアート展に行く。場所はカフェ「シナジー」。天井板をとっぱらったような剥き出しの天井から吊されたTシャツ。幾人もの作品なので1点1点オリジナリティがあっておもしろい。ただ描くというんじゃなくて、縫い込んだり切ったりくっつけたりとユニークな表現が多い。シナジーの場所は以前、ギャラリーが入っていたのだけど、なんだかその時よりもずっとアートな空間になってるって気がする。すごーくいい感じ。これまで壁面だけを使った写真展ぐらいしか見てないから余計にそう感じたのかな。YUKIさん、このぐらいにぎやかなのがいいわー。
2006年10月09日
グラグラしたまま抜けない歯。もう2ヶ月もそのまんま。これまではお菓子食べていたり林檎かじったりして、ポロッと難なく抜けていたから、自分の指での決断ができないのだな。じゃあ私がひと押ししてあげよう。ゴキュ。んぎゃー。出た出た、血が出た。子供が噛んだティッシュがみるみる真っ赤。PCを打っていて、左手の中指の傷に気づいた。あれ?こんなところに怪我なんてした?ちょっと膨らんでいる、押すと痛い。もしかして棘だろうか、それとも紙かなにかでピッと切った跡?とりあえず毛抜きの尖った先でえぐってみる。ぐいっ、痛っ。ぐいぐい、痛たたた。んふふふ、やってみる?と近くにいた子供に毛抜きを渡すとひょえーとビビッた声を上げた。もうひとえぐりしたら、やっぱりそれは棘だった。ふー、すっきり。いつ入ったんだろうか???病院、注射の類はからきしダメなのに、意外にこういうことはへっちゃらなのだ。それはなぜなんだろう。できものだとか脂肪の塊みたいなのか、見つけるとすぐに安全ピンで刺しちゃうんだよねー。
2006年10月08日
山口紀子さんも作家のひとりとして参加……と聞いて、倉敷の「蟲文庫」さんで開催の企画展『紙片美術館』に行ってきた。10人の作家さんが参加する蔵書票展なんである。蟲文庫さんは倉敷美観地区のあたりにある古本屋さん。お店の名前はいろんな媒体でお聞きしていたし、店主ご本人にもお目に掛かっていたくせに、私は今日が初蟲文庫(意外でしょ、倉敷はよく徘徊しているのに!!)。大原美術館周辺の観光客わんさかのエリアと違い、この周辺は古いたたずまいが続く人々の生活エリア。それも趣は民家のまま、中はカフェやギャラリーなどに改装されているのが随分と増えたのだけど、美観地区から“一歩奥に踏み込んだ”という場所だ。へーえ、蔵書票ねぇ…。ちょうど友人が篆刻で素敵なデザインを作っていたりして、この「蔵書票」っての、最近気になっていたとこ。自分用のも欲しいなあって。木版、エッチング、ケシゴムスタンプ…それぞれに味のある蔵書票は、まさに小さな芸術作品。山口さん(夏に開催した直島・まるやの作品展のメンバーの一人でもあります)、この方ってなにをやらせてもうまいのねぇ。版画といってもユニークな形状で、うへぇ!!となってしまいました(見に行ってね、みなさん)。KAIは店内の本たちに釘付け。私が子供時代にそうであったように、KAIは本が大好き。しかも古い本のニオイや文字や、茶けた紙の色が大好きなのだ。江戸川乱歩シリーズは、少々コンパクトな装丁になった最新のものではなくて、まさに私が図書館で読んでいたんじゃないかと思われる昭和40年代に刷られた本ばかりを借りてきていた(その、彼にとっては貴重なシリーズも今年度になって図書室の先生の手によって処分されたようなのだが)。今日も本のニオイを嗅いで「ああ、このチョコレートみたいなニオイが好き」とつぶやいていたら、さすが店主様。そうなのそうなの、と同感の笑顔で応えておいで(笑)本日買ったモノ。限定1部の「折紙豆本」(田中栞さん作)。本の手帳・創刊号[特集/蔵書票まつり]。真夜中の弥次さん喜多さん1・2巻。『紙片美術館』は今月29日まで開催。ぜひぜひ!!
2006年10月08日
お金持ちになった友達がいて。その子の話の主たるモノは、おいしい料理と海外旅行とセレブな知り合いと、資金源でもあるサイドビジネスの自慢で。まあそんな価値観もあるわけだから、それはそれで構わない。そのコに続けと事業家気取りの友人が出てきたとしても、そんな無駄なこと…と鼻で笑う以外は特に何も。でもなあ、と思う。北朝鮮がドカーンとやっちゃうかもよというこの時代。所詮お金なんて紙切れじゃんと。やっぱりさぁ、最後に願うのは「世界が平和でありますように」とか「家族が健康でありますように」とか?…とか?って考えてる私はきっと先々もお金に縁が無くて(笑)、彼らにはこんな一言も負け惜しみだと思われているんだろうなあ。うーん、でもね。切実に願うのは、どう考えても世界平和だよねとつくづく感じるこの頃。
2006年10月07日
修学旅行、夜のお楽しみは「好きな子告白大会」と「まくら投げ」だったのだそうで、おほほほほ、それはいつの時代も変わらぬものだなあとニンマリ。それとプラス。今までで一番怖かった叱られ方について話たんだと。マンションに住んでいるある子は「お母さんに反抗したら、帰ってきたお父さんにマンションのゴミ捨て場に入れられ、そのままの状態で真夜中にコンコンと説教された」らしい。KAIの最大の怖い叱られ方は「もううちに帰ってこんでよろしいと外に放り出され、それでもドアをどんどん叩いていたら“こぉら、ヤクザ呼ぶぞー”とすごまれた」というもの。うへぇ?!私はヤクザ呼ぶなどと言った覚えは一度もないぜー。「警察」だよ。警察呼ぶって言ったんだってば~(爆)。あ、そういえばそんな気がするって。もうっ、友達に訂正しといてよね。プンッ。一番怖かったのは、KAIの仲良しの子の話で「お母さんに反抗的な態度をとったら、“お前みたいな子は火を付けて燃やしてやる!!”とライターの火をしょぽっとつけた」という話。普通なら「はははは、そんなのあり得ねー」というところ、なぜかみんなで「あの母ちゃんならあるかも」と納得したんだと。ひー。どこの家も、怒り心頭だととんでもないことやってるのね。こわいけど、なぜかほっとしたりして。
2006年10月06日
10年前におつき合いのあった広告業の方で、ほどなく仕事を辞められたAさん。当時も仕事を軽く2,3本ご一緒したぐらいで、この仕事を離れられると同時に音沙汰もなく過ごしていた。当初は「お元気かな?」ぐらいに思っていたものの、それほど深い交流があったわけでもないので名刺さえも無くしていた。そのAさんが最近になって電話をしてきた。最初「まー、お久しぶり」と応じたモノの、あれれ…Aさんってこんなしゃべり方の人だったっけ???とすごく違和感があった。聞けば、数年にも渡って心の病に苦しんでいたとのこと。ああ、それはお気の毒に。当時から物覚えのすごくよかったAさんは、私の周囲の仕事仲間のことも事細かに覚えていた。あの人は元気か?あの人はどうしてる?え、もうおつきあいないの?あなたはあれほどお世話になっていたじゃないか、と。いやいや、でもそのおつき合いも10年前のこと。10年経てば環境なんてガラリと変わる。当時、幼い子供を抱えて打ち合わせにすら出られなかった私は今では少しぐらいなら取材もするし、周囲の仕事仲間たちも仕事の幅を膨らませている。あの頃は遊ぶ時間も余裕も、そして若さもあったけれど、今ではみんなそれぞれ仕事や生活に一生懸命だもの。――けれど、きっと彼の中では時間が止まっているのだな。それから時々電話がかかるようになり、そして毎回、私に何か「頼みごと」をするのだ。それも、本当に困っている風ではなく「なんでそんなことを?」というような問題をいろいろと持ってくる。本当に頼みたいなら何度でも同じことを言いそうなものだが、いつもその時限りというのも決まっている。今日は「10年前にあなたが持っていた本を今でも持っているか、探して欲しい」というようなことだったが、そんなものはない。10年といえば昨日のことではなく、ひと昔前のことなのだ。その前は「仕事の世話を頼まれているから誰か紹介してほしい」とも言われたが、そんなに簡単にできる話ではないし。第一、なんで私が紹介しなきゃならないんだ???実は困っている。彼の口調は時折酔っぱらいのようであり(それは薬の影響ではないか?)、どこまでホンキで取り合っていいのかわからないこと。私も心の病の苦しみを理解しないわけではないけれど、たった1週間で「お久しぶりです」と電話がかかってもうどう答えてよいのだか。彼からのお願いは結局すべて「振る」という形になってしまった。これからもそんなことが続きそうだけど、「できない」「ダメ」と否定ばかりしていいのかな。仕事前の忙しい時間にかかってくるのにも困っている。わが家はナンバーディスプレイではないから、受話器を取るしかないのだ。もし、こうしたうつ系の患者さんへの対応をご存知の方がおいででしたら御教授願えませんか?年輩者ゆえ、失礼のない対応だけはしたいのです。
2006年10月06日
たった1泊の修学旅行は相当楽しかったらしい。まだしゃべりが止まらないKAIの隣で日記を書く。こんな土産を買ってきた。太秦では水戸黄門やお姫様、侍などいろいろ入った金太郎飴と、うっかり八兵衛八つ橋。自分のために小判を2枚(ひとつは封を開けずに取っておくらしい)、私にはちりめんの小銭入れ(あれれ、ダンナのはないのかー)。一番のヒットは、奈良で買ってきた「大佛せんべい」。これは包装紙がすごーく素敵。シールもきれいに剥がしたから額に入れて飾りたいよ。中身は大きめの瓦煎餅。大仏の絵が焼き印されている。うわー、めちゃめちゃかっこいい!!!これから奈良に行く時ゃコレですよ。おすすめの土産だわ。//追記//時代劇キャラの金太郎飴があんまり可愛かったので、これはどこで作られているんだろうと調べてみてたらここでした。オリジナルの飴も制作してくれるとのこと。いいなー。いつか注文しちゃうかも。
2006年10月05日
昨日は一日寝た。寝ても寝ても、なんぼでも寝られる。これ以上悪くさせないために自分でスイッチを切ってしまうなんて、人間のカラダってすごいなあ(笑)よーく夢を見た。たわいもない内容だから覚えていないのだけど、すごく日常に密接していたせいで夢か現実かと何度もこんがらがってしまった。夜には自分のうわごとで目が覚めた。今回は微熱程度の軽さだったのに、うーんうーんと口が勝手に唸っていた。今朝もまだ本調子ではなく、おまけにこの天気(夜から雨が降っている。修学旅行2日目のKAIは、おそらく今日のエキスポランド行きが海遊館に変更になるだろう。本人にとってはかなりラッキーだ)。それでも朝からゴミ出し用のゴミをまとめ、仕事部屋とトイレ掃除。朝ご飯もきちんと食べた。元気が出るようにツナ缶を使ったピザトーストとたっぷりのフルーツ、カフェオレ。部屋の空気を入れ替えたら気分はすこーし良くなるものね。友人が縫ってくれたスカートをどうやってコーディネートしようかと服もとっかえひっかえしてみた。熱のせいで唇のまわりの皮膚が剥け、顔もむくんだような変な感じ。すぐにスカート履きたいけれども、せっかくだから万全な体調の時の方がいいかな。……皆様、メッセージをありがとうございました。GUTSさん、ワンワン、体調いかが?若い時と違って(笑)、治りが遅くなったよねぇ~
2006年10月05日
高校時代の友人がやって来た。同窓会にちっとも顔をださない私と違い、そういう集まりにマメに顔を出している彼女。今では親の跡を継いで社長となったり社会でご活躍の同級生たちと名刺交換もして、ビジネスにつながるチャンスを狙っている。うー、さすがだ。同級生たちの現在のこともとても詳しく、「○○くん、社長になったからその会社に出入りさせてもらってる」とか「○○さん(父親の会社を継いで大きく事業展開している)、いつ電話しても忙しそうなのよー」とか「○○くん(地元じゃトップクラスの企業の跡継ぎ)、これがあの?って思うぐらい変わってるよ~」とか。ふーん、へーえ、そうなんだ~。でも、私は会ってもなにも話せないなあ。というのは、高校時代の私はよほどぼーっとしていたのか、誰が誰だか全然思い出せない(爆)。オンナの子の名前を次々あげられても、そんな名前聞いたことあるなーとうっすら憶えている程度なのだから情けないったら。けれど、高校3年の時に同じクラスだったKちゃんの話はとっても懐かしくて「え、最近Kちゃんに会ったの?」と身を乗り出してしまった。彼女は他県で結婚していて、数年前に一度、同窓会で会ったきり。彼女は大学の学部も就職先とも全然無関係な分野へと歩を進め、私と知り合った頃からの夢を叶えて仕事をしていると言っていた。子供が小さいからまだ思うように動けないけれど…と言いながら、国際会議などで同時通訳をする人になっていたのだ。すごい、すごいよーKちゃん!!と、その時、我がコトのように彼女の夢の実現を喜んだものだが、最近では翻訳の仕事もしているらしいよ、と。映画「少林寺」を見て中国に魅せられた彼女は、高校時代から独学でコツコツと中国語を学んでいた。あの時代、「え?なんで中国語?」と先見の明がなかった私よ、バカバカ!!進学校ゆえ、受験勉強だって相当大変だったはずなのだ(それに、彼女は国立大学1本狙いではなかったかな)。私なんてなーーーんにも身につけず、無駄に3年間を過ごしたものだわ。とほほほほ。友人と話していておもしろいことも発覚。今まで全然接する機会がなかったわりに、名前と顔はいろんな媒体で知っているアーティスト(?)の人が、なんと同級生ということ。「miraicci、あなたの仕事だったら○○くんと接触する機会ないの?」と言われてあああーっと気づいたのだ。そういえば名字に覚えがあるわ。そんな人、いた!!でもでも、もう今の姿からかつての彼を想像することができない。うー、時は過ぎているのねぇ。
2006年10月03日
昨日のこと。付けっぱなしにしていたテレビで変な映画が始まった。雪深い夕張に正真正銘の幽霊が現れました、さてどうしましょ――というところから物語はスタート。トリコロールがクルクル回る散髪屋の印の横に、全身グレイの人間が立っている。雪をぶつけたらそれがすり抜けた、本物の幽霊なんですよと散髪屋のおやじは警官になんとかしてくれよと頼む。ところがそれはほんの始まり、夕張の至るところに幽霊が出現するから街は大騒ぎ。特に悪さをするわけでなく、浮遊霊や自縛霊がグレイの体で存在している。役場の人たちや警官は対策を練るのだが、町おこしのためにという意見の一方、ゴーストタウンなんてイメージダウンになるんじゃなの?とまずは外部に漏らさない作戦に出る。幽霊たちは昼間にも出現して、そしてあまりにも普通に存在しているからか、街の人は普通に幽霊を受け入れ話しかけ、心残りの想いをかなえてやろうともする……こうしたファンタジー。周囲の人たちがみんな優しい。夕張の、古い映画看板だらけの街並みもいい感じ。話のつじつま合わせに一寸足りないし、ふかーい掘り下げができる内容ではない。映画としてそれほど上質ではないけれど、ファンタジーだものこの程度でいいんじゃないの?と私は納得(やたら説明臭いと重くなるものね)。抑揚がないから中程はダラダラするものの、意外におもしろくて最後まで観てしまった。幽霊ひとりひとりに物語があり、それを見ながら「あー、私は想いを残しながら死にたくないなあ」と。執着せずにさらっと死ねるよう、これからの人生考えなくちゃねえ(笑)出演者の多くがWAHAHA本舗の役者だと思ったら、この制作自体がWAHAHAでした(『冬の幽霊たち~Winter Ghosts』/2004年)。
2006年10月03日
本日より岡山市民病院で「アート・プログラム」が開催されています。多くの作家さんが、病院各所に「持ち場」を与えられ、そこで自由にアート表現しています。場所は病院だけど、美術館気分で見るといいんじゃないかなー(たぶんね。全体を見てないからよくわかんないの)。KAIもその中のひとりとして参加してます。展示場所は正面玄関を入ってすぐ、受付のところなのでわかりやすいと思います。夕方のニュースを見ていたKAIが「あれ?おれの絵が出ている!!」というので見てみたら、この紹介でKAIの絵が流されていたのでした。目立つ場所なのでねぇ。会期中は、お見舞いや外来に用事がなくても自由に観覧することができます。ただし、一般の観覧は平日の午後2時から5時までとなっているようですのでご注意を。27日まで行ってます。*追加*シナジーではTシャツ展が始まったようですよ。高松の友人、ハタジさんが関わってる企画。私は9日におじゃましようと思ってます。どなたか一緒にいかが?会期=10月1日~15日(14:00-26:00 ) Cafe Bar SYNERGY73 岡山県岡山市天神町2-1 2F
2006年10月02日
うちの子は中学受験します、と言うと事情をご存知ない方には「えぇ~っ?!」と驚かれる。…のも、まあ無理ないわ。私自身が「勉強なんてなんぼのもん」と思っているクチだし、学校教育が評価する能力だけで人生は渡っていけないと思っているから。それもあって、友達のほとんどが塾通いする中、可哀想なKAIは「そんなのにお金払うのもったいない」の一言で塾には行かせてもらえず(だから友人たちに同じ塾に通おうと誘われても「うちは貧乏だから」とすごーくみじめな小学生を演じているらしい。真実としても、そりゃないよ~)、宿題といい加減な自主勉強程度の毎日なのである。そんなわが家が「受験」とは、随分かけ離れた選択のように見えるのも無理ないこと。だけどね、受験ったって、これがごく普通のことになってるからビックリさ。だってKAIの通う小学校では「一握りの子供」じゃなくて「多くの子供」がどこかの中学を受験希望。公立の、さしてお利口でもない田舎の小学校なのによ!!!ふぅ、そんな時代なのね~それにも増してビックリなのは、受験もなく普通に持ち上がりで入れるはずの地元中学校に「公開授業」だとか「部活見学」なんて催しがあるってこと。自分の時代の感覚で、地元中なんて普通に入るところなんだから、入ってから部活決めたり、授業内容は入学後に普通に受け入れたりするもんだと思っていたからこれまたびっくり!!そんな催しにはよっぽど中学の評判が気になる親御さんだけが参加するのかと思っていたら、違う違う。友人たちはこぞって参加していた。入部希望の部はいい顧問だったとか、上級生の態度が云々とか…(そんなことまで親の目でチェックしないとだめなんか?!)。ひゃあ、取り残されてしまった。私ら親子、一度も参加してないぢょー(汗)。他にもいろんな案内が来る来る!!●●中学の入学説明会だとか公開授業だとか、こんな中学があるとか…。わが家は比較的市街地に近い場所なので、学校選択の幅も広がるからかな。とにかくすごいこと。公立中学にしたって、昔は「この中学」って決められていたのが、今では近隣の数校に進学することもできるようになっていてさらに複雑なんだわ。はぁー、いい勉強になりました。うちの場合、受験たって上記の理由が大きく関係しているから半分「ひやかし」も入ってんだよねー。勉強もしないまま合格できるとは誰も考えてないので、あわよくばって程度かな。そんな必死になって私立に入れようとか考えてないから、そこがだめなら普通に地元中に通うまで。10月はそんな催しが目白押しってとこかな。どこだったか、学園祭見学のお知らせまで来ていたなあ。みんな行くのか?うちはやっぱりパスするわ~
2006年10月02日
若い頃から器を見るのが大好きで、一時は気に入った!と思ったら5客セットでいくつも買っていたのだが、ある時期からそれはよくないと思い始めた。家族は3人。他にお客様を招いて食事する機会もなく、第一わが家にそんなお招きスペースなどない。5客セットの器が活躍する機会もなく、使わないままの食器だけが棚のスペースを占める、それには困った。収納スペースがないので気に入ったからと次々購入するわけにはいかない。だったら気に入ったのをひとつずつ購入すればいろんな作家さんのが楽しめていいんじゃないの、と。特に私はお湯のみが好きで、どんな作品展に行ってもお皿ではなくて湯飲みが気になる。それをひとつずつ集めていくのは実に楽しく、私のひそかな趣味といってもいいかも。複数のお客様には、ばらばらのデザインのお湯のみでおもてなしするとよろこばれるしね。今日は「十河隆史陶展」に行ってきた(もっと早くと思っていたのが、最終日になっちゃった)。ご本人には言っていないけれど、十河さんの名前は若い頃からよく耳にしており(私、高校の頃から器が好きで、特に大学生の頃はギャラリーに通っていろんな器を買っていたの。見る目は育ってないんだけどね)、その知名度もあって私はもっと年上の人だと勝手に思い込んでいた。夏に某所で初めてお目に掛かり、え~っ、こんなに若い方だったの!!!と内心驚いた。先日、ある人が「十河さんの作品は昔からいいけれど、特に近作はいい!!」と絶賛していて、それで今回のは特に楽しみにしていた。ええ、ええ。よかったですよ~。基本はすっきりシンプルデザイン。風合いからはぽってりとした民芸調の仕上げにしそうなところを、洗練されたデザインで線の細い美しいラインになってるのね。それがすごくおしゃれ。薄さもちょうどいい具合。「どれかひとつ」と思えば思うほど、すごく悩む。で、やっぱりコレ!!と小鉢にも使えそうな白い器を購入。一番手前のがそれです。私のひそかなコレクションと一緒にパチリ。
2006年10月01日
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