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猟場までの道中は雨だったが、山中に突入するとみぞれから雪に変わっていった。 今日は、師匠と二人での忍び猟。猟を始めるきっかけとなった俺の狩猟生活の原点が、この忍び猟なので、このスタイルが結構大好きなのである。そして、師匠の個人授業の受講もできる。 師匠が夏の間に下見をして、いい場所があるよぉ!ということで、俺にとっては初めての谷だった。しかし、1時間ばかり歩くと、それまでぼたん雪だったのが、細かい雪に変わって本降りになった。積もる雪質である。雪の無かった道が、ものの10分でこんな感じ。 これでは、モノが動かない。ついでに積もると車が動かせなくなる可能性もある。 まあ山の様子を見ることが出来ただけでも良しとしよう。 ということで、引き返すことにした。 もちろんモノとの出会いは無し。 ただ、上の方に根雪が付けば、鹿が下りて来て、忍びでも出会いの確率が増えるので年明けに期待したい。 昼過ぎに帰宅。 息子のK助のおみやげに、フユイチゴを持って帰ったが、せっかくだからブログ用に写真でも撮っておこう。 っ!!! こ、こりゃ、K助ぇ! まだ食うなぁ! もくもく食っていた。 めざとく見付けたK助の手に掛かってしまい、フユイチゴや夢の跡であった。 さて、私のブログを読んでくださってる1億2千万人の皆様、明日より実家に帰省のため、本年の日記更新は今日で最後です。 無愛想な文体で、不規則更新のブログにおつきあい下さり、どうも有り難うございました。 来年もよろしくお願いいたします。 良いお年を。
2007年12月30日
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12/21に突如、悪寒、吐き気、下痢に見舞われ、職場で立ってるのがやっとの状態になっちまった。 この日は、長崎の銃乱射事件のあおりで、奈良県下で一斉に警察による猟銃所持者宅の立ち入り検査が行われることになっていて、俺も仕事を早上がりして、フラフラしながら帰宅。なんとか立ち入り検査を終えた。そして体温を測ったら39度。はい、ばたんきゅう。 お陰で3連休まるつぶれ。 3日間のうち1日は猟に出る許可が家族から出ていて張り切っていたのだが、まことに残念。 ただ、1日早めて実行した『息子の枕元にサンタさんのプレゼント置き逃げプロジェクト』の翌朝、息子のK助が、プレゼントを見付けて歓喜の雄叫びをあげている姿を初めて見ることが出来た。 ・・・今まで、猟に行ったり、仕事に行ったりで、見ることが無かったのだ。 24日には、薬も効いて起きあがって動くことができるようになったので、庭で取った1枚。 干し柿作成中。 ちなみにうちの里の鳥取では吊し柿(つるしがき)と呼んでいる。 御近所さんに頂いた渋柿を、俺が剥いて吊したんだが、やたらデカイ柿だった。品種は愛宕というやつじゃないかと思うが、くれた本人も知らなかったので、よくわからん。 干し柿のエエところは、甘すぎない自然な甘みを食えるところ。 一番俺が好きな天然の甘みはキイチゴ(モミジイチゴやナガモミジバイチゴ)なのだが、この時期の柿も外せない。 和菓子の甘みだったか、和菓子の中のあんこの甘みだったか忘れたが、聞くところによると、それらの甘さの基準が干し柿によるものらしい。干し柿より甘く作っては駄目らしい。 なんだか、古き良きニッポンを感じられるエエ話ではないか。 この干し柿、食べられるようになるには、おそらく年を越すと思うが、これぞ清く正しいニッポンの甘味なのではなかろうか。 時期が来たら、息子のK助に食い尽くされる前に俺も食わねばならぬ。
2007年12月24日
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俺のお世話になってる猟隊は複数のグループがミックスされたような隊で、日によっては奈良でやったり他府県でやったり、くっついたり分かれたりといった状態。 で、狩猟ってのは、毎年猟期前に、自分が猟をやりたい都道府県に狩猟者登録をやっておかないと、その県で狩猟することが出来ないというシステムになっている。 さらに、その登録に掛かる費用がそれなりに高いので、俺みたいな貧乏サラリーマンには気軽に複数県に登録できない。 そして、今日は猟隊のほとんどが隣の県に行ってしまったので、奈良県しか登録していない俺と、勢子の1人で二人猟。 その勢子さんは、あまり見切り(事前の下見)をせずに、ぶっつけで猟場を決めるタイプらしく、当たればいいけど、今日は駄目だった。 午前中に1ラウンド、午後に1ラウンドやって、鹿が出るのは出たが、待ちがペイペイの俺一人ではどうにもならない。俺の遠くで犬が追っかけっこをしているのが聞こえていた。 唯一の収穫は、猟場に入る前の谷川で、ヤマセミが電線に止まっているのを見ることが出来たこと。テリトリーを広く持つ鳥なので、そんなにたくさんはいない鳥。 止まった姿は精悍であった。 更新が遅くなったが、そんな1日だった。
2007年12月16日
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本日は犬持ちの人がお休みで、師匠も忘年会とのことで、一人で山に出撃。 朝8時に歩き始め。 今日歩く山は、以前、登山で歩いたときに気になってた所。谷筋をゴリゴリ標高を稼いだあとに突然平べったい場所があって、鹿に鳴かれたことがある。 だが、その場所は今日は全く気配ゼロ。新しい足跡も見あたらない。上空は風が強いようで、山が鳴っている。 さらに標高を稼いで稜線に出ると、激風だった。ミズナラの落ち葉の上には雪がちょびっと。全面落ち葉の絨毯。とりあえずここまで行ってみようと思ってた場所に到達する前に、あまりの寒さと風で、引き返すことに。これで、新しい鹿の足跡でもあれば、遠慮なく更に奥へ進むのだが、モノが全く動いてなさそうなので面白みが無いし。白い鹿除けフェンスなんて珍しいなと近付いたら、霧氷がくっついてた。 気温は氷点下0.4度。 例えば下界も山の上も冷え切っているのなら楽だが、下界はあったかいのに、上に登ると急激に気温が下がってしまう今日のようなケースは結構骨身に染みる。 さて、登りは地形図にも載ってる谷筋の登山道を歩いたが、最近使った足もなかったので、同じ道を下るのは面白くない。下りは地図に載ってない尾根筋を歩いた。気温は1度。摂氏1度ってあったかい、シアワセ~。「ピィ~ッ!」稜線を少しそれた斜面の杉の中から鹿が鳴いた。が、姿は拝めず。登りで唯一あった今朝の足跡の主だろう。 それにしてもオトナのおもちゃ「GPS」は便利である。 あらかじめ、カシミール3Dというフリーのソフトを使って、 自分が歩いてみたいルート上のピークや、尾根の分かれ口や、迷いそうな場所とか気になるポイントを登録し、それをGPSにアップロードしておく。 それから、そのポイントが表示されているカシミールの地図画面も印刷して持っていく。 そして迷いそうな時にGPSをチェックすると迷うことが無い。 ただ、やっぱり地図読みと周囲の地形をしっかりつかむことが大切だと思っている。GPSは最後の手段かな。 そもそもこんなモノを片手に持って歩いてたら猟にならん。 ちなみにカシミール本体はフリーソフトだけど、標高データは本屋に行かないと売ってません。 午後2時、無事下山。 なかなか獲物の顔を拝めません。 川ではカワセミ君が漁の最中で、1匹小魚を飲み込んでご満悦な顔をしていた。
2007年12月09日
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本日は予定が入っていたので、グループのメンバーには不参加を告げていた。 が、急遽予定が変わってフリーになったので、単独の忍び猟に出撃。 ある程度、林道を車で上がってから、そこからは銃を担いでのんびりハイキング。 前日に師匠も同じエリアに忍びで入って、全く新しい足跡が無かったと言っていたが、その通り。(それでも師匠は人が寄りつかない奥山にさらに入り込んでライフル1発仕留めたらしい) 稜線は気温が1度、霧氷も付いていた。 澄み切った青空にすっかり葉を落としたブナ。 歩みを止めれば寒いが、歩いてる分にはハイキング日和。 それにしてもほんとに新しい足跡が無い。 くっきり残ったでっかいシカの足跡。 でもちょびっと古い感じ。 まだ忍び猟で1度もシカを仕留めたことの無い俺は、まずはシカと出会うことが目標。たとえ撃てなくても、出会えたら満足度は高い。 ところが、これまではかなりの9割以上の確率でシカと出会ってたが、今日はまるで気配が無い。 これじゃ、ただのハイキング。 結局、なんにも出会えず惨敗。 さてお昼から車で谷を下ってたら、猟隊の無線が聞こえてきた。聞いてたら勢子1人、待ち1人でやってる感じ。声のトーンから察するに午前中は駄目だったみたい。 虫が良すぎる話だが、近くまで行ってから無線を入れてみた。 すかさず、待ち場を指示され、そこにゴリゴリ登っていった。 ノテはあるけど、まだ若いヒノキの植林地ですこぶる見通しが悪い。ここ、奈良県吉野地方で行われている吉野林業の特徴でもあるが、苗木の植林密度がすこぶる高い。通常1ヘクタールあたり3,000本程度を植えるのだが、ここらへんでは、8,000~10,000本植えるのである。 だから、10年程度の若い植林地では若木を密生していて歩くことすらままならない。 と思ってたら、30分たたずに、いきなり俺の前にシカが現れた。といっても暗い植林地でシルエット状態。 すかさず6粒を掛けたが、走られてしまった。 結局それっきりで本日はおしまい。 あとで思ったが、待ちが二人しかいないときに、1発即倒の可能性が下がる6粒を使うべきじゃなかった。 半矢で走られても近くに待ちがいないので、トドメがさせないのである。 それに、背の低い植林地、6粒だと木を傷付けてしまう。 こんな時は、スラッグ弾を入れときゃ良かったと、つくづく後悔。 ま、これも獲物と出会えたからこその経験。 猟としては惨敗だったけど、次につながる失敗でした。
2007年12月02日
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