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ジンギスカン。 羊の肉の焼き肉である。 いろいろ調べてみると、例の真ん中がモッコリ盛り上がったジンギスカン専用の鍋で食う事もあれば、ホットプレートよろしく普通の平たい鉄板で食う文化もあるようだ。そして、焼く前にタレと肉を混ぜる文化もあり、通常の焼き肉のように焼けた後、つけダレにつけて食う文化もあるようだ。語源まで言及すればキリがないので、やめとくが。 また北海道が有名だが、それだけじゃないらしい。岩手県や長野県でも食べる文化があるらしい。あと、俺も食ったことがあるが、岡山の蒜山高原とか。 あと、意外に知られていないのだが、我が渓遊ワンダラー家でも好んで食べられている。 思い返せば30数年前、貧困極まる我が実家では、牛肉など夢の夢、実家のある山陰地方のスーパーでも何故か普通に売られていた値段の安いマトン(羊の親玉)のジンギスカンがごちそうの筆頭だった。タレは、料理番組で紹介されたジンギスカン用のタレを毎回作り、市販の焼き肉のタレは一切使わない。そして、あのまん丸いラムロース肉では無く、普通の細切れみたいなやつだが、それを鉄板で焼いて、つけダレで食うやり方。 盆正月、卒業式、入学式、誕生日、ことあるごとの記念日は全てジンギスカンなのである。 年月は過ぎて、現在、結婚して家族を持った今でもその習慣は抜けることなく、受け継がれている。最近関西でもマトンが手に入るようになり、気軽にジンギスカンができるようになってきた。親元離れた今でも最高のごちそうなのである。 牛肉の焼き肉よりも、実は好きだったりする。 タレも30数年前と同じレシピ。これ以外では美味いと思えないくらい、体に染みついている。 思い出したら、また食いたくなってきた。
2007年03月28日
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何を隠そう俺は面食いなのである。 やはり一番は大塚愛ちゃん、愛チン一筋なのである。 いや、そっちの面食いじゃなくて、麺食いなのである。 やはり一番は蕎麦である。ざる蕎麦である。手打ちうどんの店で蕎麦を注文してひんしゅくを買うくらい蕎麦派なのである。ただし、関東の真っ黒いつゆにひたったかけ蕎麦は、ちょっとストライクゾーンから外れるが。 で、本題は、博多出張の話。 博多へ行くのは12年ぶりになるか。 当時つきあってた彼女と長崎県の離れ島の対馬に旅行に行ったときに、立ち寄った程度だが。長浜の屋台で飲んで、ラーメンを食って美味かったのを覚えている。 そんなことを思い出しながら、ひかりレールスターで一路博多へ。 先週末、突如として博多へ出張することが決まり、朝5時起きで新幹線に乗ったもんだから、それなりに眠い。奈良から新幹線に乗るのも一苦労なのである。 となりに座っている営業担当の同行者もノートパソコンの画面をにらみながら、よく見ると、目ん玉が白目をむいて、行動停止状態になっていた。 用件は昼過ぎに終わって、早速、久々のご当地博多ラーメンに突撃。 かといって下調べをしてるわけでもないので、適当に歩き、適当に店を見付け、適当に食ってみた。 なんだか普通に美味いのだが、これといって新鮮味も無く、「うまいけど、こんなもんかな」程度。 「おい、ここで替え玉して食うくらいなら、店変えねぇか?」と、同行者に問えば、 「そうしましょう」 「おまえ、ライスも食ってるけど、まだラーメン食えるのか?」 「余裕っす。」 「じゃ、きまり。」 すかさず、そそくさと2軒目を探して突入。 だが、味が違うということはわかるが、まあ美味いがこんなもんかな、といった程度。 3軒目に突入しかけたのだが、さすがに腹がもたれて、楽しんで食えそうになかったので、やめておいた。 もともと自分が豚骨文化圏出身ではないので、慣れてないからかも知れないが、目から鱗ほどの感動は得られなかった。 さて、ラーメン食ったし、帰るか。 今度はじっくり1泊して、屋台を攻めてみたいものだ。 ちなみに、12年前につきあってた彼女とは、今のかみさんなので、念のため。
2007年03月26日
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休日恒例となったつくし採りだが、今日も息子のK助と出撃して、いくつか捕獲できたので、かき揚げを作ってみた。 まとまったネタの量が無いと、わざわざ揚げるのも面倒だし、他の山菜と時期が異なるので、なかなかかき揚げにすることは無いのだが、今日は真面目につくしだけをかき揚げにした。 かき揚げが冷めないうちに、塩を振り、口の中へ。 さくさくの歯ごたえ、軽やかな苦み、喉元から鼻へ抜ける春の香り・・・すかさず、ビールを喉に流し込む。 新発売のキリン・ザ・ゴールドもなかなかいい仕事をしてくれる。「ふぃ~、これだぜ~。」 目尻は下がり、頬はゆるむ。春はいい。 すかさず二口目を。「あ~! だめぇ~っ!」「え?」「これぜぇ~んぶK助、食べるぅ~!」「おめぇ、ちゃんと父さん3つ作ったじゃん。3人で仲良く分けようや。」「だめぇ~、ぜぇ~ったいだめぇ!」「おめぇ、父さん、まだ一口しか食ってねぇぞ。」「だめぇ~!」K助が眠りについた後、春の小雨の夜は、モルトウイスキーと共に、清く正しく、しとしとと過ぎていくのである。明日は一人でつくし採りに行こうかな・・・。
2007年03月24日
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今年は、猟銃所持許可の3年に1回の更新の年に当たる。で、更新するためには経験者講習というのを受講しないといけない。 有休取って、昼からの講習に出撃。 そして1時間ちょっとの座学講習を受けて、講習終了証明書を受け取っておしまい。 それだけのために1日有休と取らなければならない。なんともったいない1日の使い方である。 朝イチからやってくれよ、と言いたいのだが、南北に長い奈良県で、開催場所は1箇所。朝イチ開催だと、前夜から出発しないと到達できない人も出てくる、とまではいかないが、たいへんなのである。 折しも、奈良県南部の上北山村と奈良県北部を結ぶ国道169号が土砂崩れで前面通行止め。想像を絶する迂回を強いられている状況のため、朝イチ開催は、南部の方には拷問に値するのである。 だから、こちらも贅沢は言えない。ただせめて土日にやってほしいな、くらいは言わせて欲しい。 さて、通常俺の職場からの帰宅時間は午前零時過ぎ。それから風呂に入って、やっと晩飯なのである。もちろん朝は6時半に起きて、9時の始業にはちゃんと行っている。たまに現実逃避したくなったときに、18時で職場を逃げ出して、うちに帰ったり、M’sさんとこに駆け込んだりすることもあるが、だいたいこんなもん。 これを何年も続けているが、とかく遅い晩飯では、米を食うのは胃袋の負担が大きすぎてしんどい。 写真は夕べの晩飯だが、鹿の刺身、先日作ったこんにゃくの刺身、冷や奴に野菜、これに焼酎が付く。もちろん、こんな時間だから家族は全員寝静まり、一人寂しく食うのだが、言い方を変えれば、唯一一人でくつろぐことができる時間でもある。 ネタがバラバラでとりとめがないが、残業人間のささやかで密やかでしめやかな夜のヒトトキなのである。
2007年03月23日
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仰々しいタイトルだが、まんざら嘘でもないらしい。 俺が狩猟免許を取る前から、奈良でもシカの食害が問題になっていて、数年前に、環境省の直轄特別保護区である大台ヶ原でシカの駆除を実施するということが、物議を醸したことがある。 大台ヶ原は紀伊半島を南北に走る山系のひとつで、台高山系の南の端になる、標高1,500前後の隆起台地で風光明媚なエエ所である。 で、確かにシカは多くて、俺の猟場もこの台高山系にある。 大台ヶ原では、苔むしたトウヒの原生林だった場所で、トウヒが立ち枯れし、地面の乾燥化が進み、ミヤコザサの植生範囲が増え続け、数十年前と風景が一変してしまっている。 その原因が、増えたシカがトウヒの樹皮を剥がすからだということからだ。 あっちこっちの保護団体・愛護団体がシカが原因ではない、温暖化のせいだ、近くの火力発電所のせいだと声を上げたが、結局少し駆除されたらしい。 で、そのシカと立ち枯れの関係、風と桶屋の関係に例えられるくらい複雑に諸条件が絡み合っているのだが、これを行政サイドの目で解説したのが、この本。 シカが直接立ち枯れに関与しているわけではないが、この環境変化の要因に一番インパクトを与えているのがシカだという解説。そして、全てを解明してからでは、もう回復不能なところまで荒廃している森を回復させるのは至難の業だから、まずはシカから、と読めた。 賛否両論あるだろうが、これはこれで科学的な説明があり、なるほどなあと感じさせるところもあった。 奈良の大台ヶ原以外にも、他の地域のシカ被害に対する対応例も解説されているので興味がある方はお試しを。 難点はこの本2,500円とちょっと高い。 やはり向かうは図書館なのである。
2007年03月22日
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うちの裏の休耕田に、3歳のK助とつくし採り。 と思ったら、隣近所のK助の同い年の子達もわらわらと集まり、ちょっとしたイベント状態。そして、採ったつくしは、うちの庭ではかま採り。働かざる者、食うべからず。はかま採りは人海戦術なのである。既にキャリアを積んだ我が息子は、はかま採りも既に名人級。はかまが無くなり、ほっそりとしたつくしはすかさず、醤油、砂糖、酒、みりん、山椒粉で炊いて、ちびっ子達に食べて貰った。初めて食うつくしに慣れないのか、はたまた、俺の味付けが悪かったのか、近所のちびっ子が分け前を残す中、一人最後までもくもくと食い続け、おまけにお代わりをねだるの我が息子なのであった。夕方、バイクを駆って近くの山へ。コシアブラも、温い日が続くなら、あと2週間も待てば食えそうな感じなのである。やはり今年の山菜は早いのかも。
2007年03月21日
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山村と都会の人々の交流の場を作り、自然の楽しさや大切さ、山村の文化を紹介する『達っちゃんクラブ』。 ほっとけば後継者が居なくて消えないにしても、少しずつ失われていってしまうかもしれない山里の文化、山と人とのつながり、自分が後継者にはならなくとも、その一部分でも、今のうちに見聞きし、あわよくば自分の子供にも伝えたい。そんな俺の小さな野望を実現する機会がこの場にはある。 一部の偏愛発狂的山野草愛好家のイベントにあるような、名前を教え覚えるだけ阿鼻叫喚している観察会ではなく、ここではその草木が人の生活にどのように関わってきてるのか知ることが出来る。もっとも分かりやすい例が、『食う』に始まる利用ってことだが。これが俺には興味深い。 そんな魅力的な機会に俺も参加させて頂くようになって5年は経ったのかな。 そして、『達っちゃんクラブ』自体は、今回をもって丸9年なのである。来年度は10周年。実にすごいのである。 さて、今回はこんにゃく作り。 こんにゃく芋をゆでて、皮を剥き、ミキサーでつぶして、灰汁を混ぜ、ひたすら練る。それを型に入れ、固まったら切って湯がいて、できあがり。 灰汁を入れてひたすら練るの図。 灰汁もきちんと草木を燃やした灰から採ったものとのこと。外では数十年前のギャルにより、おでん作製中。郷土料理の「おみい」味噌味で野菜、ちくわ等、具だくさんの中に、そうめん、米が入っていて、素朴でぬくもりがあり、美味い。 兵どもが夢の跡おみい、おでん、茶粥、団子汁、お漬け物・・・お釜まで出動している。 山里の清く正しいお食事は、実にココロ落ち着くのである。
2007年03月18日
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庭で起こした炭火を囲み、家族3人で肉を焼いての団欒。 大人はビールを、息子のK助はよいこのビールで乾杯。春も近づき、のほほんと温かい夕暮れのヒトトキなのである。 去年の11月からほぼ毎週、狩猟に出てたもんだから、家族で出掛けることも、子供と遊ぶことも結構おざなりになっていた。 2月15日で猟期が終わったので、父親の尊厳を回復しないといけないのである。 ・・・のはずだった。 天気予報通りの冬型の天気。気温は下がり、北風はまともに我が家に吹き付ける。近所から見える大峰の山上ヶ岳も雪で白い。先週だったかな、奈良の気温が23度まで上がったのはなんだったのだろうか。炭火にあたっている手がかじかんてくる。 寒いので、妻とK助は家の中にいてもらい、俺だけ炭火の前に居座り、肉が焼けたら、家の中で待つ家族に配給。ちなみに肉は、俺が撃った鹿、ヤマドリに、妻が近所のスーパーで仕留めた(買った)鶏肉。なかなか豪勢なのだが。 俺は、綿入りのシャカパンに、ブルゾンを身に付け完全防備。よくよく見れば、猟の時の服装そのまんまだったりもする。 ほんとはK助が寝てからものんびり炭火を眺めながら、メザシを炙り炙り、ウイスキーでも舐めるつもりだったが、あまりの風の強さと寒さに、結局日が暮れる前に撤収。 撤収後、庭に置きっぱなしの炭火は、なんだがむなしかったりもする。 清く正しく涙ぐましい父親復権罪滅ぼし活動は、お天気に翻弄されつつも、まだまだ続くのである。
2007年03月17日
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狩猟で撃ち取った鹿肉は、主には前足、後ろ足、背ロース、バラに切り分けて、猟のメンバーで均等配分し、くじ引きでどれを持って帰るかを決めている。誰が発砲したかは関係無し。これは東北のマタギと全く同じ習慣のようだ。そして、心臓やレバーは自己申告で欲しい人が持って帰っている。これは好き嫌いがあるため。 俺も実はこっそり少々かなり相当レバーが苦手なのである。特に鹿のレバー。先日食ったヤマドリのレバーの刺身は美味かったが、鹿のレバーは未だに駄目。恐らくガキの時から食いつけていなかったからだろう。 で、背ロースやモモだと刺身にも出来るし、筋や腱も少ないので、美味しく食べられのだが、問題はそれ以外の肉。あまり太くない腕やすね肉。 猟歴もジビエの料理歴も浅いので、とにかくレパートリーが無く、塩焼きにしてみたり、カレーライスにしてみたりと挑戦していたが、どうもしっくりこない。そんなとき、師匠から味噌漬けを教わった。これだと、多少筋があっても、なかなか美味しく食べられることが判明。。 鹿肉全体に軽く塩を振って一晩。味噌にちょっと日本酒を混ぜて、その肉を塩は洗わずそのまま漬け込めば3~4日で食べ頃ってとこかな。 味噌は、塩分の少ない白味噌が良さそう。いわゆる甘口で米が原料の味噌のこと。 焼くときは、邪道だが、肉に付いた味噌を水道で洗い流している。味噌が焦げやすいからだ。 焼くのは今のところもっぱらフライパンだが、網であぶった方が上手く焼けると思う(気がする)。問題は焼き加減で、焼き過ぎは肉が堅くなってよろしくない。微妙に火が通ったところが、肉も柔らかくて良いようだ。 塩加減、味噌の種類、焼き加減、まだ試行錯誤の段階だが、なかなかイケル。 すね肉でこれだけ上手いのなら、ロースで試したら、相当美味いだろな、と、ちょっと期待してしまう深夜の晩酌なのである。
2007年03月13日
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去年の11月からほぼ毎週、狩猟に出てたもんだから、家族で出掛けることも、子供と遊ぶことも結構おざなりになっていた。 2月15日で猟期が終わったので、父親の尊厳を回復しないといけないのである。 今週はK助と近くの公園でツクシ採りなのである。 丁度1年前の今頃、同じようにK助とツクシ採りに出掛け、彼は今でもそれを覚えてくれている。だから、今日も「K助ぇ、ツクシ採り行くか?」と問えば、二つ返事で「行くぅ!」。もうこの辺りのあぜ道は結構慣れたもんである。今年もきちんと生えておりました。去年は穂先ばかり採っていたK助も、今年はきちんと下の方からちぎってくれる。待て待て、写真撮るまで、ちぎるなよ。なに?母さんに持って帰るんだって?泣かせるじゃねぇか、K助。採ったら食う。それが我が家の大原則。持って帰ったツクシは、早速甘辛く炊いた。 K助、ちょっと父さんにもくれや。いくら美味いからって背中向けて一人で食うなや。 清く正しく涙ぐましい父親復権罪滅ぼし活動はまだまだ続くのである。
2007年03月11日
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去年の11月からほぼ毎週、狩猟に出てたもんだから、家族で出掛けることも、子供と遊ぶことも結構おざなりになっていた。 2月15日で猟期が終わったので、父親の尊厳を回復しないといけないのである。 と、気が付けば今日は渓流解禁なのである。 狩猟が終わったと思えば、もう渓流解禁なのである。俺も実に忙しいのである。 そう、アマゴの塩焼きなのである。 しかし、残念ながら、こいつは昨シーズンに釣ったやつを解凍したもの。 実は父親復権活動の一環として、今年はしばらく渓流釣りは自粛に踏み切ったのである。 まあ、解禁日の混雑とマナーの悪さに、ここ数年嫌気が差していたこともちょっとあるが。しばらく釣りはお休みすることにした。 と言っても、全然やめる気もないし、ゴールデンウィークあたりに復活しようかなと思っている。 今年は雪がほとんど無いから、源流域が釣り荒れるのも時間の問題だが、例え釣れなくても、誰にも邪魔されずに、のんびり渓に入って、源流の空気を吸っていたい気分なのである。清く正しく涙ぐましい父親復権罪滅ぼし活動はまだまだ続くのである。
2007年03月03日
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