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「K助ぇ、達っちゃんクラブ行くかぁ?」 「行かないぃっ!」 「そうか。じゃあ、シソジュース飲まんのだな?」 「飲むぅっ!」 「じゃ、車乗れっ!」 「はい。」 林業人生半世紀の辻谷達雄師匠率いる達っちゃんクラブ、山村の文化・遊びを町の人に伝えて交流を図り続けて今年で10年。 今日は、奈良県は吉野郡川上村の匠の聚(むら)で、達っちゃんクラブの森を作ろうDAYと題しての肉体労働の1日である。匠の聚の山の斜面を達っちゃんクラブの森と称して、木を植えたり、キノコを栽培したりしているのだが、今日は、そこの草刈りや、キノコのホダ木に猿よけのネットをかけたりするのである。 残念ながら、作業中の写真が無い。 なぜなら、俺は、3歳の息子のK助と、もう一組の親子と一緒に虫探しに勤しんでいたからである。 長年養った勘で、匂うコナラやナラガシワやクヌギを見付けたら、気合いのライダーキックを一発トリャーッとお見舞いする。 すると、「アレレ、何をなさると、落っこちちゃうぅ!」というわけで、カブト、コクワ、ミヤマ。昼間でもこれだけ採れたら不満は無い。作業をしていたおじちゃんからもお裾分け。俺が子供の頃はさほど珍しくも無かったが、今はめっきり見なくなったタマムシ。そして、お昼になると、地物の鮎とアマゴの天ぷらも、参加者の舌をうならせる。さらにK助をうならせるのは、スタッフの方の手作りシソジュース。俺は柿の葉寿司に滅法弱いが、K助はこのシソジュースに滅法弱い。 何をやっていても、シソジュースを見た途端、思考回路が全てシソ回路へと切り替わり、シソジュースしか見えなくなるのである。 紙コップで本日4杯制覇。 このほかに、茶粥、たくあん、キュウリのぬか漬けなど、全て手作りの料理に舌鼓をうち、 『俺は、虫採りして、こんなに旨いモノを頂いて罰があたらないのだろうか』という心境になるのである。 ところで、安くて旨いモノには目が無い俺だが、水もその一つ。 達っちゃんクラブが終わって解散した後、川上村の奥の源流に入って、地元で知られる名水を汲みに行った。 コンクリートの法面から吹き出る水とは、あまり風情が無いが、なかなかどうして、口に含むとひんやり冷たく、喉越しすっきりの見事な水だった。 時間の概念を忘れるくらい永遠のごとく、淡々と流れ出す清らかな水がこうして身近にあるにも関わらず、毎月マズイ水道水に1万円も支払っているのが、マジでバカらしくなってくるのである。 50リットルほど詰め込み、しめやかに帰路についたのであった。 この名水も、元をだどれば、大峰山系に降り注ぐ雨粒ひとつひとつ。そう考えると、うらめしい梅雨空も決して憎めはできず、清く正しい自然の恵みに、すがすがしく感謝してしまう我が清らかなココロなのである。
2007年06月30日
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狩猟に連れて行ってもらい始めて、とうとう自分で免許を取って2シーズンが経った。 で、鹿が獲れたらそのときはキロ単位の大量の肉をお持ち帰りできる。 その鹿肉をいかに美味しく食うか、という命題を追求した振りをして数年が経ったが、いつか挑戦してみようと思っていたのが、「鹿のたたき」。 何故、「追求した振り」と書いたかというと、うちの家内は鹿肉を一切食べない。 どうも奈良公園の鹿を連想してしまうらしい。 それって、スーパーの牛肉だって、牧場でのんびり草をはむ牛君の成れの果てじゃないかと言えば、それまでだが、やはり、大きな違いは、命を絶つ部分がスーパーのそれには含まれていないことだろう。 ジビエの場合、どうしても殺傷し、さばくというグロい部分が含まれる。 スーパーにパックされた肉にはそのストーリーが一切見えない。牛肉を見ても牧場の朴訥とした牛君のイメージは感じられないが、俺が獲ってきた鹿肉には、生きてのんびり歩いている鹿の姿が見えてしまうのである。 だから、鹿を食えないという家内の主張をあながち攻めるわけにもいかない。 一方、3歳の息子のK助はといえば、鹿の刺身もご機嫌に食ってくれる。単に塩胡椒して焼いただけの鹿肉にも大変ご満悦のようだ。 というわけで、料理ってのは、いくら気合いを入れて凝って作ってもそれを喜んで食ってくれる人がいないと作る気がしないよな。 で、今のところ凝る必要が無かったから、「追求した振り」という訳。 それから、「たたき」を作るなら、なんか美味しいタレも欲しいなあと思っていたが、なかなかタレのレシピに出会えなかったというのも、たたきを作らなかった理由の一つかな。 たまたま今回、和風の良さげなタレのレシピを見付けたから、早速作ってみた。 鹿は残り少ない在庫から取り出した背ロース。 こいつを、常温に戻してから、塩胡椒をして、あっちっちのフライパンで肉のグルリに熱を入れる。1面につき、20秒くらい。 すかさず氷水にぶち込み荒熱を取ってから、キッチンペーパーで拭いて、冷蔵庫で一休み。休ませることで、肉の中の肉汁を閉じ込めてやる。 焼いてすぐ切ると、肉汁が流れてしまうのである。 タレはと言えば、ぶっちゃけ本のパクリである。 ・大根すりおろし 大さじ3・タマネギすりおろし 大さじ1・りんごすりおろし 大さじ1・ニンニクすりおろし 少々・赤ワイン 大さじ1・白ワイン 大さじ1・みりん 大さじ1・醤油 大さじ3・米酢 小さじ 1/2もともとは和風タレで、チキンソテーのレシピに紹介されていたモノ。なんか使えそうなので、鹿に適応してみた。ん、これ、いいんでないの?カイワレのピリ辛も刺激的で実に爽快。1週間ぶりのビールとの相性も抜群。夫婦喧嘩をした夜は、晩飯が出てこない。そんなつらくわびしい一人だけの晩飯だが、鹿肉とビールはそんなこととは露知らず、清く正しく我がココロと舌を刺激するのであった(涙)。
2007年06月25日
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「父さ~ん、虫捕り行こぉ~」 一度言い出したら絶対後には引かない3歳のK助のお誘い。「クワガタの入れ物に新しい虫入れたいぃ~」 K助が目指すは我が家から50m程の所に生えているクヌギの木。去年もそこでクワガタを数匹捕り、そのうちいくつかは越冬に成功し、玄関先の衣装ケースの中にいる。その中にはオオクワガタも含まれている。 そんな恵まれた環境なのだが、どうしても躊躇してしまう。 というのは、去年無防備でそのクヌギの生えるヤブに突入したところ、全身40カ所ほど蚊に刺され、息も絶え絶え、意識朦朧となってしまったからなのだ。 しかしK助の強制的とも言えるお誘いは断れない。 長靴を履き、虫除けスプレーをやって、出陣と相成った。 ヤブに突入する前に懐中電灯で照らし、双眼鏡を覗くと、おっ、なんかいる。 「よし、K助、父さん行って来るからおまえはここで待ってろや。」 そして突入。腰ほどまである笹藪をかき分けクヌギの木へ。 暗闇で俺の瞳がきらりとひかり、口元ににやりと笑みが漏れる。 「父さん、おったぁ~?」 「おお、おったでぇ。」 「見せてぇ!」写真のヒラタクワガタと、コクワガタの雄1匹。 これでオヤジの面目が立った。 そして、いつまで経っても大人に成り切れない俺も、口元のニタニタ笑いが消えないでいた。
2007年06月24日
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4年前にマイホームを建てて、我が根城を得て最初に手を付けた日曜大工が、家庭菜園を作ること。 枕木を3本ほど買って囲って土を入れただけの、ほんの申し訳程度の家庭菜園ではあるが。 そこで野菜を育てて、家計を浮かせるとか、無農薬栽培だとか、そんなたいそうな目的は、ちゃんちゃら無くて、どうせガーデニングなどどいうこざかしい事をする位なら、そんな横文字に惑わされるんじゃなくて、見て楽しむよりは食える方がいいし、季節を感じる事ができるのが自分好みだったから、というのが主な理由かな。 タタミ1畳分しかないこのスペースに、今はキュウリ、ニンニク、プチトマト、ルッコラ、山椒、そしていつの間にやら家内が埋めたネギにミントも植わっている。何を植えてもいいが、食えるものしか植えてはならぬ、というのが、このスペースの厳しい掟なのである。 これだけ植えれば、土が痩せるのではないかとも思うが、全然かまわず、ほとんど放置プレイ状態。 何の関連性も無い思いつきで植えているものばかりで、自分でも笑ってしまう。 そんな場所で、プチトマトがすくすく育っていて、かなりの収穫が望めそう。 ただ、こいつは、我が息子のK助が虎視眈々と狙っている。去年もそろそろ採り頃かなというやつを、いつの間にやらK助が親の許可無く収穫して、その場で自分の胃袋に納めてしまい、ほとんど食卓に上ることは無かった。 「やられてぁ!」と口では悔しそうに言いつつも、そんな野生奔放な息子の成長を、実は内心喜んでいたりもする。 初挑戦のキュウリも順調につるをのばしており、夏には大好物のぬか漬け三昧となるのが実に楽しみ。 果たして、このキュウリに、息子のK助がどういう先制攻撃を仕掛けてくるのか、これもまた楽しみのひとつであったりもする。 自分も楽しみつつ、息子にいろいろ見せたい俺の思いがいっぱい詰まった家庭菜園なのである。
2007年06月24日
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先週、奈良市大柳生の里にホタルを見に行ったのだが、それは今日のための下見。 今日は俺の所属する会が企画開催した自然観察会の本番。 新聞や口コミやホームページで一般の参加者を募り、我々自然観察指導員と一緒に、里の生き物を観察して、自然に触れあい楽しもうというイベント。なんと、総勢50人も集まった。やはり「ホタル」は人を引きつけるのである。こんな感じの川辺にホタルが出現するのである。暗くなるまでのヒトトキは、田んぼの生き物を生け捕りにして観察。カエル、タニシ、カブトエビ、モノアラガイ、ヒル、いろいろ出てくるので退屈しない。 ふと、後ろで叫び声が聞こえた。 なんと我が息子のK助が、用水路に滑り落ちて、太モモから下は水の中だった。 不覚にも、今日はK助はズックだった。先週の下見の時は、長靴だったので、まだグリップが良かったのだが、グリップの無いズックのおかげで、用水路の法面を覆っている草で滑ったようだ。 チマタのキッズ用のズックは見てくればかりで、機能性が皆無。なのにアホみたいに値段が高いので少々かなり憤慨している。 我が息子のことだからと、着替えを持っていたし、運良く怪我も無かったので、事無きを得た。 さて、肝心のホタルの方はといえば、先週よりかなり増え、100や200は余裕で飛んでいたと思う。奈良市街地から30分のこの場所で、これだけ見ることが出来るのは結構なことだ。 そして、一般参加のみなさまにも喜んでもらったようで、これも結構なことだ。 が、見物客も先週よりもたくさんいて、さながら花火大会みたい。さらにパトカーまで巡回を始めて、どうも風情に欠ける。 これはこれで、こんな場所でホタルを楽しめるからいいことだし、こういう身近な場所でホタルが楽しめるような自然環境を大切にしてもらう意識付けには大変よろしいのだが、どうも落ち着かん。 ぶっちゃけ、もう少し車を走らせての東吉野村とか川上村とかの支流に行けば、ホタルの数にばらつきはあれど、それはそれで楽しめる場所もあったりする。 誰も来ないそんな自分だけの場所を探して、発泡性麦芽汁を片手に、スルメをハミハミしつつ、の~んびり楽しむのが俺は好きだなあ、と思う今日この頃なのである。 ホタルを見るだけが目的では無い。 ホタルが飛んでいる環境に自分を置いて、その空間に自分を同化させ、空間の一部となってしまいたい。それが俺流の清く正しいホタル鑑賞なのかな。
2007年06月17日
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梅雨明けかと思わせるくらいのいい天気。 午後3時過ぎに、おもむろに炭に火を入れ、のんびり火が起きるのを眺める。 1時間くらいして火が落ち着いたら、早速網に肉を乗せ、庭での外飯の開始である。まだ明るいうちから、ビールを飲み始めるのも、なんとも贅沢でいいもんだ。 自分で鶏肉を切ったり、つくねを作ったりしてから、串を打ち、焼いて自家製の10年モノのタレで食う。そして、鹿のアバラも塩胡椒して、こやつも炙って食う。 なかなかよろしい。 暗くなったら、いったん休止して、息子のK助を風呂に入れ、K助が寝てから、再び、 俺、参上! ししゃもを炙って、国産ウイスキーを舐める。 酔いが心地よくまわってきたら、島モノのモルトウイスキーに変えて、さらに一杯。 もっと酔ってきたら、畳1畳分ほどの家庭菜園からニンニクを掘り出し、焼き鳥で余ったセセリと一緒にアルミホイルに包んで、網に乗せる。そして、ホイルの中がジュウジュウ騒ぎ始めたら、あっちっちと取り出し、今度はヘビーなアイラのモルトウイスキーにチェンジ。 頬を揺らすそよ風も酔った体に心地良く、清く正しい何も無い1日が清く正しく過ぎていくのである。
2007年06月16日
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山登りに使っている靴は、この靴。 モンベルのツオロミブーツ。当時ほぼ2万円。カテゴリーで言えばトレッキングシューズに入るようだ。 記憶が定かでないけど、1999年頃に買ったようで、かれこれ8年モノになる。1度、靴底も張り替えたりもした。 当時、足に合う靴を探して大阪市内の山道具屋を1日歩き回って履き比べ、結局こやつが一番しっくり合ったので決めたのだが、なかなか良い靴で、気に入っている。 8年も履けば、慣れてくるもので、どういうところでグリップして、どういうところで滑るかも分かるようになり、信頼できるのである。 ところが、ここ2年ほど、20kg近いザックをしょって、一気に小走りで山を下るとき、どうも足元が頼りなくなってきた。なんともブーツが柔らかく感じるのである。 そんでもって、アッパーの裏革の縫い目が剥がれ出したので、1ヶ月ほど前に、修理がてらモンベルに持って行ったのだが、そこで商品棚の新品のツオロミブーツを触らして貰って、おったまげた。(最新型のツオロミブーツ。価格も下がっていた。) なんと新品は堅いのである。そして、俺のはフニャフニャ。店の兄ちゃんも、「ここまで履き込んでいるのは初めて見た。これはトレッキングシューズというよりは、スニーカーになっちゃってます。」 どうも履き込んでいくうちにヤワヤワになってしまったようだ。それで頼りなくなってきたのだろう。 これは新調しなければならぬ。 というか、トレッキングシューズで20kgのザックをしょって、アルプスを縦走する事が、そもそも良くないらしい。もっとしっかりしたブーツでないと、足にも負担を掛けるし、靴自体も耐えきれないとのことを、別のショップでも同じ事を言われた。 それを、俺はこれまで有り余る若さとパワーと美貌でやってきて、なんとも思わなかったのだが、どうもこのままでは良くないということが分かってきた感じだ。 ということで、新品靴探し行脚を始めた。知ってる店を全て周り、履いて足に合うヤツを探すのである。 今度はオールレザーの重登山靴を、と思っているのだが、店を周っていると、どうも勝手が違う。 最近は、ツオロミブーツのような革でない、ファブリックブーツでも重登山靴があり、種類がやたらと多いのだ。 悩む。 高い買い物だから、納得いくやつにしたい。そして、最低でも10年は使いたい。 靴選び行脚はしばらく続きそうである。 しかし、ふと思った。 10年後といえば、俺も50歳手前。(そぞろに恐ろしい話だが。) その頃も引き続いて元気に歩き続けていたいものだ。
2007年06月13日
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いつも野のモノを食ってばかりいる俺と我が息子のK助だが、たまには、美しいモノを見て、美的センスを養わなくてはならない。 6月といえば、ホタル、俺の所属する会で、ホタルの観察会を来週実施するので、今日はその下見に出掛けた。場所は奈良市内。といっても市街地から30分ほど車を走らせた大柳生の里。のどかな田園風景が広がる静かな町である。川べりの桜の木でのんびりひなたぼっこする巨大なアオダイショウ。蛇がいたら、ついつい捕まえてしまうのだが、アオダイショウは手が臭くなるのでちょっと遠慮した。夕方6時頃、いつもなら飯食って風呂入って、おネムの時間なのだが、今日は元気な息子のK助。「ほたる行こうよぉ」と闊歩する。一方、我らおっちゃんおばちゃん達は、暗くなるまでのヒトトキ、おにぎりつまんでのんびり歓談中。 夜の8時頃、ようやく暗くなり、ちらりほらりとホタルが舞い始めた。 そして気が付けば、川土手は、どこから現れたのか大量の見物客であふれかえっていた。 どうも、この辺りはホタルで有名らしい。 写真はゲンジボタル。成虫として地上に居られる短い間に、伴侶を見付けんと、幻想的に光を放っている。 車での帰り道、既におネムの限界を通り越したK助は、カーステから流れる仮面ライダーカブトの主題歌を口ずさみながら、そのまま爆睡の世界に入り込み、朝まで目覚めることは無かった。 きっとK助の記憶にいつまでも残るであろう、梅雨前の清く正しく美しい大柳生の里の一風景なのである。
2007年06月10日
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林業人生半世紀の辻谷達雄師匠率いる「山の学校 達っちゃんクラブ」。 本日は、ちまき作り。 約30名の参加者はアセの葉を使ってひたすら「ちまき」を作り、ちびっ子は、外で木工をしたり、朴の葉のお面を作ってもらって遊んだり。田舎の文化を楽しんでいるのである。そして、お昼はと言えば、奈良県は吉野郡川上村の田舎ご飯。茶粥、ちまき、柿の葉寿司、フキの佃煮、白菜?の漬け物。 1年前にも書いたが、俺はこの柿の葉寿司に、トホホ的・全面降伏的・完全に参りました的に滅法弱い。 我が古里の鳥取の山間部でも、柿の葉寿司があって、幼少時それを食ってからの事だと思うが。 柿の葉寿司を見ると、全身ナヨナヨ、腰くだけ、アア、もぉ好きにしてね、その代わり柿の葉寿司だけは、何があってもぜぇったい食べさせてね、ってな感じなのである。 鳥取のそれは、柿の葉2枚で重ねるだけのものだが、奈良は写真のように四角く包み上げるというもの。 具は面白い事に、奈良も鳥取も共通で、鮭かサバ。 俺としては、ねっとり甘く淫靡なピンク色の鮭も避けられないが、脂の乗った適度な塩加減の鯖の方にこってりねっとりぞっこん状態なのである。 ってなわけで、ココロホッコリユッタリな、奈良の田舎の文化を楽しむ1日なのであった。小学生の時以来、30年ぶりに包んだ俺のちまきも、なんとか形になったようだ。
2007年06月09日
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新聞を読んでいたら3歳のK助が聞いてきた。「カープ勝った?」よしよし、我が家の英才教育のお陰で、K助も立派にカープファンに育っていってるぞ。バット代わりに渡している応援メガフォンもカープのだし。パジャマもカープだし。食卓のソースはカープソースだし、もちろん生まれた頃の子守歌はカープの応援歌だった。俺「ん、昨日は負けちゃったなあ。」K助「そっかぁ。」あれ、そんなに悔しがってないなあ・・・。K助「阪神は?」俺「阪神は、え~っと、勝ってるわ。」K助「やった~ぁっ!」俺「な、な、なにぃ~(怒)!!!」何故、阪神が勝って喜んでいるのだ!「お前、カープファンじゃないのか、よぉ、K助?」「だって、K助、阪神好きだもん!」「な、なぜじゃ!」「だって、M'sさんから人形もらったもん!」「な、なんと・・・(驚)」確かに、去年、M'sさんの営むバーにK助と行った。(そのときの日記)で、その時、マスターからK助が貰ったのが、こいつである。岡田監督のフィギア。なんてことだ。親である俺達夫婦がこれだけ熱心にカープファンになるべく英才教育をしてきたのに、たった1個の人形で釣られてしまうとは。ここは一つ、クレームの一つでも店に殴り込みをかけて言ってやろうではないか。が、しかし・・・お店は先月末で閉店していたのである。なんということだ。文句言うところも無く、それに11年間浮気もせずに通い続けた俺の憩いの止まり木も無くなり、踏んだり蹴ったりなのである。それにしても、とんでもない置きみやげをして閉店してしまうとは、全くをもって言語道断なのである。どこかにブラウン監督のフィギアでも無いかなぁ・・・。それとも、岡田監督の服を真っ赤に塗り替えてしまおうか・・・。
2007年06月07日
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写真は去年、北アルプスの室堂平から薬師岳に縦走したときのもの。赤牛岳にしっかりにらみを効かせている俺。 しょってるザックは、高級一流舶来物のミレーの70リットルのザック。 ただ俺がハタチの時に買ったので、もうすぐ20年戦士になる。 でも、なかなかこれが造りが良くて壊れない。 一度バイクに積んでツーリングに行ったとき、マフラーの熱でショルダーのパットが熱変性してつぶれてしまった。壊れたといってもこの1度きり。 で、大阪駅前のIBS石井に持って行ったら、「こうなったら新しいのを買うしかありません」とぬかしやがる。安い買い物ではなかったし、愛着もあったので「がたがた言わずにメーカーに送れや」と優しく言い放って預けてきた。 しばらくして戻ってきたザックは、きっちり修理されていた。そしてぼろぼろだった「MILLET」のロゴのワッペンまで、頼みもしないのに新しいのに張り替えてあったのには敬服してしまった。なかなか洒落たことをするメーカーなのである。 かくして、ザックに関してはミレー崇拝者となった。 ところで、最近デイパックでは小さいし、70リットルではでかすぎる。40リットル位が手頃だなあというパターンが頻繁になってきたので、そろそろ買おうかなと思っていた。 それで、今日会社の帰りに電車を途中下車し、モンベルに寄って買ってしまった。ほんとは修理に出していたトレッキングシューズを取りに行くためだったが、近いうちに買うつもりだったし、候補のザックのうちの一つだったし、ということで、決めてしまった。 この衝動買いの敗因は、対応してくれた若い女の子のつぶらな瞳である。 最初は男の人が対応してくれて、「今日は買わないけど、試しに担がせて」と言っていたのに、途中から若い女の子に変わってからというもの、気持ちグラグラ、「キミの瞳に免じて、買っちゃおうかな・・・」 まだまだ俺も修行が足りぬ。 最近はモンベルもあちころに店舗展開して、手軽に立ち寄れるようになったし、価格も他社よりは安いので、俺の山関係の道具や服は、モンベルだらけになってきている。 こういうモンベルだらけのヤツを、モンベラーと勝手に呼ぶことにしている。 といってもモンベルのギアが完璧かと言えば、そうでもなく、俺のテントはダンロップだし、ズボンはコロンビアなのである。 やっぱ納得いくモノを買いたいので、そこらへんは結構気合い入れて選んだりしているのである。 決して女の子の瞳で決めているわけではない。 迷ったときに、後押しされる場合があるだけである。
2007年06月05日
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そろそろこの時期かな?・・・と、K助をママチャリの乗せ、今年もやって来た。桑の実。見てくれの悪い真っ黒なヤツが食い頃。赤いヤツは未熟で酸っぱい。「父さん、早く採って!」去年採ったのを覚えていて、見た途端食いたがっている。先週1週間、K助は39度の熱に見舞われ、幼稚園も休んでいたから、今日は久々の外出なのである。口の周りを紫色にして、ひたすら桑の実を食い続けるK助。こんな建物の見えない田舎ではあるが、意外にもこれで大阪市内に電車で30分で行くとこのできるベッドタウンなのである。
2007年06月03日
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