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今日は、卒論の指導教官である先生に紹介してもらい、キネマ旬報でライターをしている人に会って来ました。超ド緊張。。。多分、先生は私のこと「映画好き」と言って引き合わせてくれたのだろうけれど、私の映画好きレベルは第一線のプロから見たら、当然だけど、ちゃんちゃら笑っちゃうレベルで、そんなレベルで映画とか出版に関わって生きていきたいとか言っちゃってんの?だと思うんです。だからとにかく、今日は背伸びすることなく、今のダメダメなわたしのままで、その業界の話を全身に浴びて全身で受け取って貪って勉強しようという感じでした。その人はオタクでした。漫画オタクで映画オタク。私が「アレ見ました?」「アレ読みました?」と聞くもの全てに対して的確な回答が返ってくるし(今思えば本職の人に「あの映画観ました?」とかいう質問は最低だ)、知らないこといっぱい教えてくれるしで、私は嬉しくて嬉しくて楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。しかも、ゴミ漫画の話をしていたときに『銀魂』の話を私がしたら、「あ、それ知らないからメモしなきゃ」と、分厚い手帳に「火曜19:00~銀魂」と彼女はメモを取っていたのに驚きました。大体みんな『銀魂』の話なんかしてもスルーで、相手にしてくれないのですが、ゴミ漫画という前提で話を出したにも関わらず、貪欲に知ろうとする姿勢。もう、大好きな人になってしまいました。そして、彼女に会って話して一番大きな収穫だったのは、彼女が私の好きなことを全肯定してくれたことによって、後ろめたさが払拭できたということです。私は一日中漫画読んだり小説読んだり映画見たりするのが好きで、でも学生なんだし他にもっとやることがある、やらなきゃ、というのが大きくて、好きなことを制限したり後ろめたく思っていました。こんなの何の役にも立たないって思っていたし。(まぁ、役に立たないことこそ必要なことだと考えているのですが)だけど、それが自分の情熱しだいで私の必要不可欠なものになっていくんだって初めて思えたのです。それらのものは正しいことを伝えるために存在してるんじゃない。やっぱり私はそういう風に生きていきたい。読みたいものだらけ。観たいものだらけ。無限にあるけど、一つずつ、一つずつ、私の部屋に連れていきたい。その彼女は28歳まで4畳半風呂なし共同便所のボロアパートで暮らしていたそうです。でもそれがなんだっての?ねぇ
September 30, 2006
予定通り、『鉄コン筋クリート』を全巻揃えました。むきゃきゃー。調子に乗ってしまって、衿沢世衣子『おかえりピアニカ』見ル野栄司『スナック鳥男』も買ってしまいました。うきゅきゅー・超楽しい。楽しすぎる今日。『鉄コン筋クリート』は、さっそく読んで読み終わって、もう、心がボロボロ。好き過ぎて。イェーな窪塚洋介が昔どっかで言ってたけど、「君がないものは僕があげる。僕がないものは君がくれる。二人にないものは一緒に探そう」イェーが言ってた時は、「はぁぁぁん?」って思ったけど、クロとシロ2人の物語を読んでいたら、「はうぅぅぅん・・・」って思った。神様はテキトーで失敗ばかりだから、失敗した部分を補い合わなくちゃならんよ。衿沢世衣子は最近好きになった人。この人も子どもの感覚で生きてる大人。懐かしい感じの作品を書く人。『向こう町ガール八景』おススメです。『スナック鳥男』は、ホント、脱力漫画です。でも笑えますよ。セキセイインコが推薦してる図書です。2006年映画化(希望)やっぱり、出版関係の人たちに憧れてしまいます。だって、ゲラの段階でいっぱいいろんなの読めて、口出しもできて、感動をダイレクトに作家に伝えられて、自分も作品の一役を担えるんだもの。いいな。今日は私が買った漫画の話でした。って今日もかー。カテキョの教え子マイマイが大学に入学できそうです。偏差値30ちょっとの子が、指定校推薦で偏差値50ちょっとの大学に行けるという奇跡。マイマイは誰かの助けをかりなくちゃ生きていけない子です。でも、不思議とそういう子の周りには、私みたいに、手助けしてくれる人がいるもんです。だから無理に自立させる必要もないんだって思うこの頃。その人その人に合った生き方がある。マイマイには、今は私がいるし、私がいなくなったらまた誰か違う人が助けてくれる。不思議な生き方。そう、マイマイに『ゲド戦記』のサントラかりたんだーわー。
September 28, 2006
友人に千円ぽっちをかしていて、それを律儀に友人が色をつけて返してくれました。吉祥寺A.B cafeで大好きな抹茶ミルクを奢ってもらっちゃって。金貸して得した。でもなんかかえって悪いことしてしまった気分。返ってきたお金なんだけれど、なんだか臨時収入って感じで浮かれてしまって、さっそく本を購入。『火の鳥 未来編』手塚治『ばるぼら』手塚治『鉄コン筋クリート』松本大洋まだ『鉄コン筋クリート』しか読んでいませんが、これ、最高です。今更初読?って言われてしまいそうだけれど、初読なんです。松本大洋作品は最近まで『ピンポン』と『青い春』しか読んでいなかったんです。ちょっと前に『GOGOモンスター』読んで、「これ、好き!」と舞い上がり、題名が一番好きな『鉄コン筋クリート』を買うことにしたのです。話がそれましたが、これ、最高です。って2回目だ。言ったの。今日は1巻しか買えなかったんですが、たぶん、明日には全巻揃います。ストーリーとかテーマとかはまだよくわからないんですが、今の時点で言えるのは、松本大洋は子どもの感覚を失わずに大人になったんだな、ということです。自分が子どもの頃、いっつも思っていたことやってたこと感じてたこと言葉にできなかったこと、なのに今はスッカリ忘れてたことを、軽く、しかも鮮やかに描出するんだもの。びっくりして心臓ドキドキして眠れなくなってしまう。夜になると悲しくなるのは、死んでしまうこととか考えるから。一番大きなお星様は、太陽だって思う。うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれだからやめらんない。漫画に限らず、小説や写真集、雑誌でもいい。(絵はダメ。わかんないから)新しいモノをくれる。それも有難い。でも、やっぱ、自分が表に出すことのできなかったモノや遠くに置いてきてしまったモノをもう一度今の私にくれることの方が今の私は嬉しかったりする。私のつづくちっぽけな生活。セカイという名の大きな書物に挟まるしおりのようなちっぽけな生活。
September 27, 2006

友人と雨降る新宿で会い、素敵な上海のお土産を頂きました。お花柄のてんとう虫みたいな小さな鏡。すごく可愛いい。昨日の夜、ずっとその鏡を眺めてて、それがその女の子に似ていることを発見しました。どうでもいいけれど、処理してない画像、でか過ぎだから。
September 26, 2006
くるりのまZEPPご飯@zepp tokyoに行ってきました。言わずもがな、って誰も知らないと思うけれど、くるりは私が一番好きなバンドです。とにかく好きで好きで好きで仕方ありません。何が好きかって、探せば理由はきっといろいろあるんだろうけれど、簡単に言ってしまえば身体全体で好きって感じるからです。特に、ライブでのくるりが好きです。くるりはオーケストラみたいだと私は思っています。もしくは油絵。重ねて重ねて、響いて響いて、ねじれてよれて、セカイになる。シンフォニック。くるりの鳴らす音圧に、私はどこまでも透明になってゆく気がするし、底なしに真っ黒に染まる気もするし、その次の瞬間には真っ白に消えてしまう気もする。気持ちよすぎて寝てしまいそうで、でも苦しくて涙がこぼれそう。そんな紙一重のところをずっとずっと、サーカスの綱渡りのように辿っていく。そんな安定と不安定と狭間で私は酔う。岸田の描く歌詞世界は、だんぜん、昔の方が好きなんです。別に岸田のセンスが悪くなってるってわけでは決してなくて、ただ、言葉のセンスが私の好きなものから離れてく感じ。でも、くるりの響かせる音は、圧倒的で好き。大好き。大げさな言い回しで書いてるこっちも辟易するけれど、生きてるのが嬉しい、って感じる一つの瞬間を私は得る。そして、やっぱり、私の究極の理想の男性像は、岸田繁です。才能があって、自分のこだわるものには徹底的にこだわって、鬼といわれようがおかまいなしで、音楽のためなら仲間すらも攻撃する性悪音楽至上主義者で、自分のギタープレイに酔いしれて頭ぐるぐる回して、変なダンス踊って、30歳にもなるのに大口で笑って。最近はなんか器用になってきてるけど、基本的に不器用な岸田。オシャレに頑張ってるみたいだけど、ちっともオシャレじゃない岸田。すぐ嘘つく岸田。鉄道オタクでトイレオタクで温泉オタクな岸田。はぅぅぅん。愛してる。
September 25, 2006
今、大学のPC室です。 今日、実は、忘れてはならない事項があったんですよ。 即ち、 院試結果発表 そう、 落ちた。 がぼーーーーーーーーーーーーーん わかってたことなのに、実際自分の受験番号631(ムサイ)がないと、相当ムカつきますし、酷くイライラします。 なんで私が落ちんだよ!みたいな。 当たり前なのに。 てゆうか、なんで受験番号が631ムサイなんだよ!みたいな。 変な感情でぐるぐる回る明日はどこ? そして私は番号ないくせにしばらくその前をウロウロして何度も見返しちゃいました。 人が来たので見栄張って、番号あった振りして手続きの書類取りに行く振りして無意味に事務所に入ってみたり。んですぐ出たり。 なんかやっぱ、落ちるってわかってるからって落ち込まないとか、そんな風には出来てない、ひ弱で気持ち悪い私でした。 でも人生ってうまくできてるんです。 なんでって? だって今日はくるりのライブですもん! むっきゃーーーーーーーーーーーーー 岸田に会える権利と院試に不正に合格させてもらえる権利、 どちらか選べって言われたら、もーちーろーん! 岸田ですもん!アイワントtoミートユー!!! 毎日楽しく後悔なく生きられるように努力したいです。 だって、私は明日くたばってしまうかも知れない。最後に。 試験を応援してくれてた人たち、どうもありがとうございました。 あなたたちの応援を海の藻屑に変えてしまってごめんなさい。 これからもふらふらするだろう私をよろしくお願いします。
September 25, 2006
今日は梅佳代の写真展『シャッターチャンス祭り』に原宿はリトルモア地下に行って来ました。 やっぱ、梅佳代ってば、最高。 もう、本当に、文字通り、シャッターチャンス祭。 ほぼ盗撮によって奇跡的に得られた奇跡的な瞬間を切り取った写真たちばっかりでもう、爆笑の嵐。なのに時に切ない。 この人の写真はお笑い芸人より雄弁。と思う。 禿げ上がった頭に米粒一つ乗ってる写真とか、 猫が砂場の網にかかって「ニャー!」ってなってるのとか、 人が燃えてる(炎に包まれている様に見える)写真とか、 テレビの中でチャリンコに乗るタモリとか・・・・ 自由帳には森山ミライくんや加瀬亮くんの直筆メッセージがありました。といっても、私は森山君しか発見できなかったけれど。 んでその後は、しばし歩いてナム・ジュン・パイク展を見にワタリウム美術館へ。 私は初めてワタリウム美術館へ足を運んだのですが、雰囲気がいい美術館でした。地下にある本屋さんステキすぎる。 パイク展は見ていて不思議な気持ちになりました。 パイクの作品に囲まれていると、なんだか、不思議な時間軸に居る気持ちになってきてふわふわするというか、ぐるぐるするというか、変な気持になります。 というか、まったく作品を理解できていないだけです。 TVの中に本物のキャンドルを灯して、テレビが流す映像の変わりにキャンドルの炎が揺れるというキャンドルTVが素敵でした。 明日は2ヶ月ぶりのくるりのライブです。 うひょー! もう、今から楽しみすぎてテンションヌ上がっちゃう。 でも番号が悪いし、一緒に行く人が全然くるり好きな人じゃないので最前列で踊り狂う事はできなさそうです。 おとなしく見ていよう。 できるかな・・・・ 岸田の声聞いたら無理だろうな・・・ キャーーーーーーーーーー!!!
September 24, 2006
やった方がいいことは きっと たくさんあるんだろうけれど今日は 後回しにしていたことを やることにしました自転車を修理に出す。ジーンズを水洗いする。自転車の修理が明日までかかるというので、当初の予定であったリップクリームを自転車に乗ってわざわざ街まで買いに行く、というのは中止にして、DVDをかりて観ることにしました。キューブリック祭です。『アイズワイドシャット』『ロリータ』『博士の異常な愛情』『シャイニング』番外編『バッド・エデュケーション』『アイズワイド~』以外は観たことのある好きな映画なので気楽です。で、初めて観た『アイズワイドシャット』について。高校生の頃からずっと、この映画は大変エロいという認識があったし、ただのエロな映画は大嫌いなのでずっと興味なくて、でもキューブリックの遺作だし只のエロなはずないとドキドキしながら初めてアダルトビデオ貸りる少年みたいに気張っていたのですが、やっぱ全然エロくなかったです。 というか、噂から想像していたエロさとは全く異質でした。 人間のエロスに付随する本質的恐怖(?)の描出というか、普段は外に出てこない欲望が具現化してしまった気持ち悪さというか、感覚的に言ってしまうと、臍から手を突っ込まれて体内の臓物を優しく執拗に撫で回されているような映画でした。なんでこの映画が公開されたとき「センセーショナル!」とか「過激な性描写!」みたいな言説がちまたに溢れていたのかが謎です。鑑賞に年齢制限が設けられたのにも謎。性描写は単なる入り口でしかなくて、その行為自体はちっともセンセーショナルでもなんでもないのに。あと、色彩が印象的な映画でした。 トム君とニコール・キッドマンのいる部屋の中が優しく黄色くて、その部屋の奥の部屋と窓からもれる光がボヤボヤ青くて、そのコントラストがゴッホの『夜のカフェテラス』みたいで、その中にいるニコール・キッドマンは白くて赤みがさしていて美しかったー。妖しげな雰囲気というか、非現実的というか、そういった色彩を使ってキューブリックはこの映画を重厚で哲学的な作品にしてる気がします。 なんだかんだ言いましたが、好きな映画ではないです。トム・クルーズが嫌いなので。あんまり映画の良し悪しとか正直ちっともわかんないです。全ては私的感覚です。そう、先週の水曜日に、念願の『ゆれる』を観に行きました。うんもう、最高。西川美和がとにかく私は好きなんです。こんな素敵な監督なかなかいないです。心理描写が半端なく上手い。そしてユーモラス。バランス感覚が素晴らしい。『ゆれる』ってタイトルも秀逸。吊り橋をモチーフに人間の汚い感情や救いを紡ぎだしていくセンス最高。私にとって映画っていうのは、ストーリーももちろん大切なんですが、それよりもなによりも、たった一つでもいいからハッとするワンシーンが大切です。西川美和の映画には、といっても二作品しかないけれど、彼女の作品にはそういうシーンが多いのです。閉鎖的な田舎の信号で止まっている車の前を、自転車に乗った男の子たちが大挙して横切ったりとか、兄が思いを寄せる女と弟がセックスしてる画と、その兄が油まみれでガソリンスタンドで働いてる画を重ねるとか、弁護士事務所の窓の外を京急の赤い電車が走ってるとか。観てない人にはなんのこっちゃの文章ですみません。ラストシーンの撮り方も素晴らしい。こちらの想像に任せる曖昧さが。はっきりと答えを提出しないモノが私は好きです。とにかくおススメです。ゼヒみてください。漫画が原作だったり、小説が原作だったり、リメイクが多かったりする昨今、完全なオリジナルで勝負する彼女が、カッコイイ。
September 19, 2006
やることがなくて困ってしまって、テレビを見てもつまらなくて、本読んでも集中できなくて、なんか書いててもピンとこなくて、「ああ、身体を動かしたい衝動なんだこれは」ということで部屋中を掃除した。床を何回も雑巾掛けして、お風呂全体をカビキラーでしゅっしゅして、鏡をたくさん磨いて、いろんなマットレスを洗濯機で回した。汗かいた。剥き出しのままいつだったか飲み忘れていた薬を見つけて飲んだ。効き目はあるだろうか。小さい頃、空き地でよく捕まえていた細い笹の葉のようなバッタが居て、私はそれを「ショウジョウバッタ」と呼んでいた。本当の名前は「ショウリョウバッタ」だと今日知った。それがどうしたというのか。本当のことを知ったって何も変わらない。本当のことなんてそんなもんだ。駅に向かう途中の道沿いには木が覆っているのだけれど、あまりにも鬱蒼としていて不幸にも切られてしまう木がある。枝がブツブツと切られて幹だけの不恰好な姿を曝している。今日ふと気がついたら、その木は死んでしまったみたいだった。死んでしまった木だけに生えてくるキノコがたくさんたくさんあった。涼しい。のに暑い。
September 18, 2006
とりあえず、院の試験が終わりました。共通問題の古典(上代と近世)漢文は思ったとおりちっともできませんでした。日本語学も勉強した割には全くわかりませんでした。近代しかできませんでした。圧倒的な勉強量不足以外のなにものでもありません。でもそれは受ける前からわかっていたことで、私は専門問題に力を入れてきました。(っていえるほど勉強していませんが)専門の傾向が今年から変わっていて、私にとってはちょっとラッキーで、これはイケル!と真剣に取り組んでいたら、大問三つあるうちの一つ目のa、bのaが終わった時点で「終了5分前です」コールがかかりました。えええええええええええ!!!!そうです、私は時計を忘れたので、時間が全くわかっていなかったのです。仕方がないので問3のこれからの研究に関する論述に取り掛かるも、志し半ばでしゅ~~~~~~~~~りょ~~~~~~~~~~~~~~えええええええええええ・・・・・・こんなに時間が足りないと思った試験は生まれて初めてでした。最後まで終わらせるどころか3分の1も終わらない試験も生まれて初めてでした。あまりにも酷すぎて、終了コールと共に「ははっ」と大きな声で高笑いしてしまいました。私の席は一番前だったので、試験官の一人に「え?」と首を傾げられました。あまりにも無残で返って晴々しいです。なんだよ、それ。みたいな。どっちにどう転んでみても、天変地異がおきたとしても、この大学の院には入れない。せっかくハンカチ王子がうちの大学に来年入学するというのに、私は早稲田とは関係なくなってしまいそうです。・・・どうでもいいけれど。今日はもう寝て、明日からまたこれからのことを考えたいと思います。
September 18, 2006
先日から、ついに、念願の、『手塚治作品を集めよう』がスタートしました。というか、スタートさせたまでですが。バイトしていないので余分なお金がそんなにあるわけではないので、古本屋でちょくちょく買っていこうと思っています。なのでそんなに一気に買えないし、買いたいものが店に置いてある訳ではないのでかなりの長期戦になるであろうと思われます。がんばりマッスル。やっぱり、手塚治作品を持たないわけにはいかないのです。『どろろ』『火の鳥』『ブッダ』をまずは手中に収めます。さっそく『火の鳥』と『どろろ』を買って読んだのですが、なんかコマ割りが古典的というか、これが基本原型なんだというか、「漫画」っていう表現形態が強く意識されているもので、私には逆に新鮮で面白いです。笑いどころもなんか可笑しい。絶対「今」の漫画家は使えない手法だと思います。とても難解なテーマを描いているのだろうけれど、触り心地重々しくなくてさらりとしていて、でもやっぱり喉仏あたりにしっかり引っかかってくる。オエッてなる。ここらへんが上手いです。生きてる間にできるだけたくさんのモノに触れたい。感じたい。考えたい。最近はそんなことばっかり考えてます。鬱屈状態なので。あへー。必然でも偶然でも、今の時代に生まれ落とされた私は、今、享受できるものは全て享受したい。それにはあまりにも人の一つの人生は短すぎるのだけれど。一つ一つの「なんで?」に一つ一つカタチを当てはめていくことが私の人生であるように。今みたいに逃げてばっかりで終わりませんように。最近、こういうのってずるいな、と思うことがあって、私もそういう風にすればもっとラクに居られるのに、と思ってでも、そういうのを良いと思えないから、私はそのずるさに屈するしかなくて、それはなんだかあまりにも不公平で、悲しくて、ポキリと折れそうになります。それを守っても私にはイイコトなんか一つもない気がするけれど、いつだって、向き合う相手の顔をしっかりと見つめることができるためだと思えば、それでいいのだとも思えます。
September 17, 2006
ギロチンで首を切断されてから、意識はどれだけ続くのだろうか。人から聞いた話によると、瞬き連続20回分位らしい。ある研究者がギロチンで処刑される囚人に「意識がある限り連続で瞬きし続けてくれ」と頼んでこのデータが得られたらしい。ギロチンにかけられるその時に、多分、並みの精神状態でいられるはずない。でも、その人はちゃんと研究者との約束をしっかり覚えていて、混乱をきたすことなく、恐怖にも打ち勝ち、その約束を果たした。後世にこうやってデータを残した。必死で瞬きしたんだろう。コト切れるその瞬間まで。なぜ?何故そんなことができたのか。ああ、そうか。その処刑された人は、その研究者を愛していたのだ。愛する人の最後の頼みだから、必死に、必死に、必死に、瞬きを繰り返した。胸は痛まなかったのか。愛する人との永遠の別れの際で胸は痛まなかったのか。胸はきっと痛まなかった。もう、頭と胴体は切り離されていたから。痛んでも気づかなかった。痛みに気づかずに最後の約束を果たそうと瞬きを20回繰り返して死んだ。たぶん、その日はとても暑くて晴れていて、処刑台のある広場に群集が詰め掛けていたけれど、その研究者は一番前にいた。彼の瞬きを一回たりとも見逃すまいと。処刑され今まさに死んでいくその人は、愛した人に手を伸ばした。瞬きの中で。でも、汗ばんだ手は伸びなかった。もう、頭と胴体は切り離されていたから。研究者はそんなことも知らずに、汗を拭いながら彼の眼だけを見つめ数えていた。彼が死ぬまで。研究者の足元にまで真っ黒い血液が満ちていたことも知らずに。首が切られてから意識が持続する時間、瞬き20回分。このデータはきっと間違ってる。瞬き20回もできたのは、彼が研究者を愛していたからだから。朝、目覚めたらそんなことを考えて、美しい気持ちになりました。昨日から小さな出版社や本屋さんの求人をインターネットで漁っています。もう、早いとこ動かないと。院に落ちるのを待ってからじゃ遅い。
September 16, 2006
今日は同じ院の同じ専攻を受ける友人と、大学近くのカフェでオムライス食べながら情報交換。私の勉強方法はどうやら間違っている。的を得ていないっぽい。がぼーとても落ち込む。でも今日気づいてよかった。これに落ちたらどうしよう?そう考えながら勉強をする毎日。京都の院にチャレンジするか、もう腹くくって就活するか。留年だけはしない。何も進路が決まらなくても卒業する。それだけは自分の中で決定した。後はとりあえず落ちてから考える。超ハイパーマイナス思考の毎日。懺悔の夕べ。私が大好きな漫画の一つ『ハチミツとクローバー』の最終巻を買った。泣いてしまう。また、どうしたって泣いてしまう。『ONE PIECE』最新刊でも泣いたし、やまだないとの『西荻夫婦』でも泣いたし、最近漫画で泣きっぱなし。そういえば今さら松本大洋の『GO GOモンスター』読んだ。松本大洋は天才、やはり。高校生のとき、もしくは中学生のときに出会っていたかったものがたくさんある。私の感受性は段々鈍ってくる。これは絶対だと思っている。何かに出会って何かを感じて何かを思考するのは、20歳を過ぎた今だってもちろんできるけど、意識下に訴えかけてくるものがある気はするのにその正体が掴めなくて見えなくて、気持ち悪くなることが多い。きっともっと幼かったなら、それをもっと当たり前のように吸収して何事もなかったように同化させることが出来た気がする。土台をきっちりと作っておきたかった。もっともっと。素晴らしいモノに出会うたびにそう思う。あ、なに愚痴ってんのかしら、私ったら。時間がないので最近はめっぽう映画をみることができず、音楽寄りの生活デス。人からCD借りたり、TSUTAYAで借りたりして。私の偉大なる音楽先生がかしてくれたworld's end girlfriend『dream's end come true』my bloody valentine『loveless』がカッコイイです。身体がぐらぐらします。気持ちいいです。私は音楽のアンテナが酷く鈍いのでこういう風に人に教えてもらって好き嫌いを判別します。なのでじゃんじゃん私に教えてください。特に洋楽。全くの無知です。無智。洋楽の方が勉強してるときにかけていても邪魔にならなくていいと最近気づいたのです。
September 8, 2006
原初人間は両性具有の球体だった。神々の怒りをかって人間は男女別々の、今の、個体の姿になった。原初の形を求めて人間は生きている。これはプラトンの説だ。全部が両性具有の球体だとしたら同性愛はどうなりますのん?っていう疑問は残るけれど、あながち間違ってはないと思う。人間には存在の不安がつきまとう。人間は自然を離れ自然の楽園を追い出されてしまった唯一の動物で、人間の孤独の意識、実存の意識に伴う不安は全て、人間が誕生とともに世界から切り離され、だんだん他人から分離して行くという自己の経験から知った事実から生じるのだ。存在の不安、絶対的な孤独感は原初の人間の姿になって初めて薄めることができる。けれども、その姿は永遠なるものではなく、一瞬のもので、人間は個体の有限性を否定できずに彷徨う。誰だったか忘れてしまったけれど、『一人じゃ孤独を感じられない』ってチープな歌詞を書いた人がいたけれど、昔はそのチープさを嫌っていたけれど、今はそのチープさが愛おしい。チープでなければそんなこと歌えるはずがないのだね。いつだって、不自由さが自由を発見し、幸福が不安を生むのだね。今日はキコ様がシンノウ様をお生みなさった日。私がまた一本傘を失くした日。
September 6, 2006
土曜日は大学図書館が休館なので吉祥寺のドトールで勉強。今日も人で溢れかえる吉祥寺。お腹が空いてきたのでスーパーで買い物してカレーを作ろうと早めに退散。スーパーで買い物終えて家に着いたらもう5時過ぎ。日差しが柔らかく風も涼しい、夕方になっていた。ありふれた初秋の夕方で特別に美しいわけでもない夕焼けだった。ベッド脇の風鈴は、夏はちっとも鳴らないくせに秋になると鳴り出してやまない。洗濯ものが干してある4階のベランダからずっとアパートの前の通りを見ていた。街頭がピンク色から緑色に変わって青白色に変わった。明日が来る確率が30%だとしたら、明日の昨日の夕方にしてはあまりにもふさわしくないと思った。だから無意味にやたらと写真を撮ってみた。逆光でなにも写ってないに決まっている。真っ暗な夕方。今日から新しいコンタクト。1ヶ月使い捨てだから、1ヶ月に一度コンタクトを捨てる日がやってくる。コンタクトを捨てるのは、とても恐い。捨てたのは、私の眼かも知れないから。だから、コンタクトを捨てた夜の次の朝は、なかなか恐くて眼が開かない。今日のところは大丈夫だったみたいだ。カレーを作る気なんてさらさらなくなった。
September 2, 2006
今日は映画の日だ! ということで、論文完成の自分への労いとこれからの勉強への意欲をこめて、前々から楽しみにしていた西川美和監督作品『ゆれる』の最終回を観に行こうと大学の帰りに渋谷に寄りました。 一人でチケットを買いに劇場へ。 「満席:受付終了」 の文字が目に入る。 嘘でしょー。まだ1時間も前なのにー。 公開してから大分時間がたってるから絶対混んでないと思ってたのにー。 また出直しかー。 このまま帰るのも癪なので、タワレコでいろいろ視聴。Flipper's GuitarのCDが再録で発売されていて大プッシュ気味。やはり『恋とマシンガン』は最高ね。渋谷系と言うよりはなんか、パリ的。私の中で。隣のコーナーではCorneliusの新曲も大プッシュ。2曲目の『Gum』(ボーダフォンのCMに使われてたやつ)最高ね。ゴリゴリギターに無機質な小山田くんボイスがたまらんね。いろいろCDが欲しくなったけれどお金がないので、ツタヤで今日から半額クーポンが使えるのでCDを借りることに。吉祥寺ツタヤにはあんま借りたいのがない。チャットモンチー、ゲントウキ、salyu、Flipper's Guitarを借りる。そして帰宅の途中、得体の知れないぶゆ(?)みたいな虫にたかられました。 気づくのが遅かったために、鎖骨のところを刺さされてました。 いたいー。かゆいー。 うちには虫刺されの薬がない。 「はてはて、確かキンカンは虫刺されにも効くし、肩こりにも効くんだよね」 ということで、肩こり・筋肉痛のお薬であるトクホンチールを患部に塗ることにしました。 『逆もまた真なり』 肩こり・筋肉痛に効くなら虫刺されにも効くはずです。 効き目があるのかないのかはまだわかりません。 とりあえず痛いし痒いです。 なんだか、幸か不幸かと言われると、不幸気味。追伸大学の図書館には、分厚い本を何冊も積み上げて勉強している人がいて、なに勉強してるのかなー、と覗いてみたら日本文学の勉強をしていて、激しく落ち込みました。勉強方法が違いすぎる。頭がいい人はすごい。
September 1, 2006
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