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消防車だか救急車だかポリ公車だかわからないけど、窓の外うっさいわぁーと別に気にもせず、先日買ったばかりの「となりまち戦争」を読んでいたらプツッえ!?停電!?電気もテレビもコンポも、私の生活の息吹が一瞬にして全て消える。慌てて窓の外に目をやると、火柱。すぐ近くにもの凄い火柱。ベランダに出ると感じる炎の熱さ。匂いは雨で消されて届かないけど。パニック。私、暗闇で一人パニック大サーカス。こういうとき、やっぱり一番に電話をかけるのは実家でした。電話されても対応の仕様もないのに、「どうしよう!?」と迷惑電話をかけてしまう。そんな22歳女独身。いつか、私も非常時に、とっさに恋人の顔を思い浮かべるようになるのかしら。うーん。ならないでしょう。好きな人の顔を思い浮かべることが出来るとしたら、それは非常時であっても腹黒い計算ができる謎の余裕を持っている時です。たぶん。私は以前、ゴキブリが家に出たときに、好きな人にメールしたことがあります。(電話じゃなくてメールってとこが可愛いあたし)「ゴキブリが出た!」私は別に、ゴキちゃんがそんなに恐いわけでもないのに。いかにも、助けてー!みたいな感じ漂わせてメールしました。そして、メールが返ってくるのを待つ間、彼が深夜にもかかわらず駆けつけてきてくれてほにゃらら~を妄想しながら、右手にゴキジェット左手に携帯電話でゴキブリと闘っていたわけです。つまり、助けを求めるふりして、実は助けなんぞ全然必要としてなくて、ただ、繋がる口実に非常事態を利用するだけなんです。そんなもんです。身近で結構大きな火事があって、驚いて恐くなって、でも近くまで行ってみると、それはなんだか、ちっともリアルではなくて、別次元の出来事のようで。死ぬことに鈍感な私は、生きることにも鈍感で、恐怖に鈍感な私は、恐怖に打ち勝つことは出来ないんだろう。そう思って、そう思っても、お風呂の中で歌を歌う。そして眠る。おやすみなさい。また明日。
April 27, 2006
自分の行きたい大学院の過去問を見ました。OH~・・・私の所属している文芸専修には院がないので、文学研究科の院に進むときは、別の専修の院を目指さなければなりません。なので私は日本文学を専攻したいと思っていたのですがー。さすがは日本文学。あっぱれ日本文学。古代中世の文献は原文で読解しなければならない模様。つまり、資料読解能力が必要とされる模様。(変体仮名などの読解)漢文も出来なくちゃならない模様。(受験生のとき、漢文は徹頭徹尾勉強せずに女の勘で乗り切ったこの私にできるはずないだろーが!)当然ながら日本文学史も古代から現代までの流れを把握し、最低限の文献は読破しなければならない模様。愚かだった。いつもながらのことだけど、私は愚か。愚か女。ちょっと近現代の文学をかじったくらいで、日本文学を専攻しようなんて。死ぬ気で勉強しないと間に合わないと思います。でも、勉強の仕方がさっぱりわかりません。がぼーん。大学院への道を歩もうとしたその矢先、メールチェックしてたら、3月下旬ごろに気が狂ってエントリーしていたものの通知。筆記試験を受けに、本当に大阪に行かねばならなくなりました。がぼーん。むきゃー。過去の私が夜を徹して書いたエントリーシートを、今の私が無下にすることが出来ません。まぁ、受かる気はしないけど、受かったら私は本当にそこで勤める気はあるのだろうか。ただ単に、京都に住みたいという一心でエントリーした百貨店。迷走してんの?あたし瞑想してんの???やりたいことがぼやけて、やりたくなことだけがはっきりと形を顕にする。授業前に学食で一人、おにぎり食べて本読んでいたら、引越し先を探している人からメールが着ました。住むならこれとあれ、どっちがいい?みたいなメール。いや、私が住むわけじゃないし、そんな、聞かれても。って思ったけど、後からじわじわ嬉しさがこみ上げてきた。こーいうのを、幸せだなぁって感じることができるようになったら、私は独り相撲力士じゃなくなることができるのかしら。
April 25, 2006
TAの仕事(専修室のお留守番)をしに、大学に行きました。だりぃーまぁぢだりぃー。そんな気持ちいっぱいで行きました。でも、専修室は珍しく人が誰もいなくて、私一人だけでした。そうなると、なんかちょっと楽しくて。誰も来るなよー来るなよー。そう思いながら本のページをめくる。お留守番も後30分くらいだなーと思っていたら、人の来る音が廊下に響いた。足音と共に聞こえる金属がぶつかる音。男の子かな。部屋に入ってきたので、顔を上げると、彼だった。あっ。心臓が止まったのか、時間が止まったのか、私は固まっていたのか。彼が「びっくりしたぁ~」と声を発するまでの間の、記憶が、私にはない。体中の血管全ての脈打つ音が聞こえて、本を持つ手が震えて、目は熱くなって視界がぼやけて。彼は本を返しに来た。そして借りに来た。私は、私と留守番を交換した院生にもらったクッキーを彼にあげた。「なに、これ?」「あ、おいしいなぁ。これ。ありがとう」京都なまりが私の耳を麻痺させる。二人だけで顔を合わせて同じ部屋にいるのは、ホントにホントに久しぶりで、私はなにをしたらいいのか、なにをしゃべったらいいのか、全然わからなくてこんがらかっていた。彼はゆっくりとしゃべり始める。私は平然を装ってしゃべり始める。何事もなかったかのように。彼と私は笑う。同じTAの男が邪魔しに来るまで(バカ野朗が!)の15分くらいの間だけだったけど、なんでこんなに楽しくて幸せなんだろう、と思いました。何がこんなに彼を特別たらしめているのか、全然わからない。何が違うんだろう。なんだろう。そして私は思った。思ったのです。これだけ好きな気持ちを殺すことは無理だから、ベクトル変えて、戦友として認めてもらおう、と。彼の知識レベルに負けないくらい一生懸命勉強したり本読んだり芝居観たりして、彼に、あいつには負けたくない、って思ってもらえるような人になる。恋愛としてではない刺激を与えられる人になりたい。だって、いつまでも不毛な恋愛の中でもごもごしてたら、魅力も何もあったもんじゃないし。男になるしかないのよ。彼をホモだと思い込もうとするより、自分が男になるほうが簡単だわ。だからもう、くよくよめそめそ、彼のことを書くのはやめです。やめやめー!!!
April 24, 2006
ホリデー快速ビューやまなしという、特急並みに早いけど、特急券はいらないお得な電車に乗って、山梨県と長野県の境目小淵沢まで行ってきました。未だに過去を丸々背負っているくせに、ね。だからでしょう、ね。私がガラスの破片まみれ血まみれで死ぬ夢を見たそうです。小淵沢は、避暑地で八ヶ岳リゾートという別名を持っていながら、やはり、今の時期だと、人がいない。裏寂れた場所。電車なんか甲府過ぎたあたりから、2両目に乗ってる私と1両目に乗ってるおばさんくらいしかいなかったです。貸切。だから電車に住む獣のように車内を歩き回れました。車内から見る流れていく景色は、素晴らしかったです。日本アルプスを背景に、タンポポの群生が見える。黄色の絨毯を見て思い出したことは、私はここ数年、タンポポを見ていなかったことで。小淵沢は、まだ、桜が咲いていて、というか、桜が満開で、でも梅の花も満開で。私は水戸出身なので、お花見というと桜ではなく梅を連想します。(水戸は梅所なんです)梅の花を見て「春が来る」って事を知り、桜の花を見て「春が来た」と実感する。だから、梅と桜は同時に咲くものではなく、同時に咲かれてしまったら季節感が狂う。でも、この場所の人たちは違うんだなー、と心がざわつく。母親が「三春」の話をしてくれたことを思い出したのです。三春っていうのは、梅の花と桃の花と桜の花が、同じ時期に一気に咲く場所。3つの春が一緒に来る場所。きっと小淵沢も三春なんだな。そんなことを思って、隣を歩く人に話したら「俺は感じないけど」とばっさり。「はぁ?わかんないの?」とキレ気味で返すと、「で?話しまとめて?」もうまとまってるんですけど???そう、なんか、今日はやたらと私に反抗的で、一日中口論してた気がします。ジム・ジャームッシュの新作が29日から公開されるから、楽しみだなーと言うと「オシャレ映画じゃん」(私は「おしゃれ」という言葉が嫌い)私の相槌は適当で感情がこもってなくて、というか全てが適当でイラつくらしく、随所に合いの手のように「適当だな~ホントに。」小池徹平が最近好きと言うと、しつこく「同期にこいけてっペー似がいるよ。紹介してあげよっか!番号教えてあげるよ」何ですか!?一体何なんですか!?でも、相当気を使わせていたことは確かです。ホントに何もなくて、どこで何してればいいのさ?状態の場所に、なんだか知らないけどトーキョーからわざわざ私が来ちゃったわけで。(研修ももう終わりなのに。)だから、何か満足させてあげられることをしないと、っていうプレッシャーを与えていました。社会人ぶってお金は全部払ってくれていたし。私は知らない場所に行くこと自体が好きだから、何もなくても全然いいのに。楽しいのに。せっかくの休日にとんだめに合わせちゃったな、と思います。可愛くない私はすぐに喧嘩腰になっちゃうし。明日から、こっち(東京)に帰ってきて、働くみたいです。がんばって。君が上昇気流に乗っていけますように。きっと、学生と社会人の壁は、想像以上に厚くて高くて冷たい。いや、私と社会人の壁か。
April 23, 2006
望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」と二ノ宮知子の「天才ファミリー・カンパニー」と松浦理英子の「親指Pの修行時代」を立て続けに読んでいて、生きることに、自分の中に巣食う怪物に、戦慄してたり、さわやかに笑ってちょっと泣いてたり、フェテッシュと否認という行為について考えていたりしていて、あっちの世界にふらぁ~ふらぁ~してて、PCいじってなかったから、エロトラックバックやられたい放題でしたね。悔しいので、おいこるぁそこのボケクズ腐れ金玉袋野郎ぉくだらねぇことしてっと電話すっぞ!!!ボケこるぁぁぁあ!!!無意味なこと承知で挑発してみる。あー、アホくさい。それにしても、映画「ドラゴンヘッド」は(観ていないのですが)駄作中の駄作であらされているのでしょうが、原作「ドラゴンヘッド」は凄まじい名作です。読み出したら止まらない。恐い。でも知りたい。わからない。でも感じたい。すごいね、望月峯太郎。「座敷女」も「万祝」も好き。世界が終わるときに独りはイヤよ。
April 22, 2006
今日は授業が休講だったので、バイトへ。お昼休憩に、先輩と恋愛話をしていました。先輩は「優しい人が好き!」と言っていました。この世の中、「優しくない!」って印象を与える人の方が少ないと思う。私。自分を好きでいてくれる人は優しいに決まってるし。だって好きになってもらおうとしてるんだもん。「寒くない?ジャケット貸すよ」じゃぁかしいわぼけぇ!寒くなんかないんじゃぼけぇ!「(歩いているとさりげなく車道側に周り)危ないからさ」てめぇ車が突っ込んできたらさっさと逃げんだろうがぁぼけぇ!「荷物重くない?持つよ。」アタシのものにさわんなぼけぇ!!!てめえ自己満足の塊なんじゃー!!!(こんなことしか考えられない私は真正優しくない人間です)本当に本当に優しい人はそんなにいない。あくまで、あーくーまーでー、私の意見だけれど、本当に本当に優しい人っていうのは、私が好きだった人だ。彼は、私のことなんかちっとも好きじゃなくて、ただの友達だと思っていた。なのに、バイバイするのが夜遅くなったら「無事に着いた?」ってメールを忘れなかった。私が落ち込んでいたら、深夜4時でも電話をして、他愛もない話をして笑わせてくれた。土砂降りにやられた私を拾って家に上げてくれて、ずぶ濡れの服をコインランドリーで乾かしてくれて、その間、ホットミルクとラーメンを作ってくれた。私の気持ちを十分知っていながら、避けるどころか、私の気が済むまで一緒にいてくれた。私がどんなに暴走しても、笑って「またね」と未来に繋げてくれた。私が気持ちを伝えたら、きちんとキッパリ断ってくれた。それでも、上手に笑えない今の私に、今も手を振ってくれる。こんなに優しい人が他にいるだろうか、いや、いない!(反語だよ!)ミラクルな経験ばかりで、本当に驚くほど少女漫画の中の恋愛のようで、これから先、これ以上甘酸っぱい気持ちになることも、これ以上苦しくなることも、これ以上泣くこともない気がする。そう思ってしまうくらい優しい人なのです。好きでもなんでもない人に、ここまでできる人なんかいないよ。絶対いない。私はできない。だから、私も「優しい人」が好き。でも、「優しい人」は私を苦しめる人であろう。優しいから、何も文句言えない。優しいから、無条件にこっちが辛くなる。優しいから、こっちも優しくなってしまう。片想いで優しくなっちゃったら、もう、片想いなんかしてられない。毎日毎日、追憶の話でごめんなさい。わたしのズルズル具合に嫌気が差してきた頃合でございましょう?でも、これしか書けない。電脳世界で弱音を吐けば、現実世界で笑うことができるので。ベンリダナ。ウェブログ。君に伝うわけはないよな
April 19, 2006
井の頭公園の横の道で自転車を走らせていたら、目の前に糸で垂れている虫。青虫。何かの幼虫。はっ!と思って避けようとしたかったが、反応速度は予想以上に遅く。ひぎぃやぁぁぁあああああ!!!!顔直撃。いやぁああぁああああああ!!!手で顔を必死で闇雲に掻き回す。転倒。最近自転車で転倒することが多いのです。さてさて。不幸なことにも、私と、彼(他に言い方ないかなぁ)と、彼の友達と、彼の友達の彼女は同じ授業を取っていました。小説を書く授業です。書いて批評する授業です。リレー形式で。これから毎週会えるんだ。そして、3人で楽しく笑っているのを私は見ているんだ。この授業には私の仲のよい友達が2人いて、だから、私はいつもより陽気に喋って笑っていました。彼より多く笑っていたくて、楽しくみせたくて。見ていないだろうけど。私のことなんて。彼は私を視界の中に認めて、ひらひらと手を振った。私もひらひらと手を振った。そして回れ右して反対方向へ思いっきり走った。大学近くのカリー屋さんで、食べ物じゃない!と言われている激辛カリーを意地で食べた。なんだか、もう、自分で自分が何をしたいのか、全然わからない。何をやっても何を考えても、もやもやがはれなくて気持ち悪い。とりあえず、勝つも負けるもないけれど、負けるもんか!と己に言い聞かせています。朝目覚めたら、マツタケになってたらどうなるかな。
April 18, 2006
TAの仕事をサボタージュ。あまりにも天気がよいので。私を溺愛する助手さんへメール。「体調が悪くてベッドから出られません。人がいなければ這ってでも行きますが。」「なら結構です」ほらね、溺愛されてるよ、あたし。妹と吉祥寺で遊ぶ。カラオケ。安藤裕子を歌い、涙をこらえ、矢野絢子を歌い、涙が落ちる。ダメね。その後、井の頭公園近くいせやの前のMISHIMA CAFEでご飯。ペリエに酔う。帰りに寄ったファミマで買う気のないモンブランを床に落としぐちゃぐちゃにする。ホント、ダメね。確かに、私が彼の中で一番仲のよい女の子であった時はあって。でも、前に進むために自分の想いを消したくて、爪切りでパチンと切った、彼との関係。今は、私の居た場所の近くに、「彼の友達の彼女」という女の子がいて。「彼の友達の彼女」はひどく彼を気に入っているみたいで。私もそういう風に出会えていたら、堂々と彼の名前を呼べたのにな。ふざけて「好き」とも言えたのにな。遠く離れる必要もなかったのにな。「彼の友達の彼女」という女の子は、私の友達の友達でもあって、「彼の友達の彼女」という女の子は、私と友達になりたがってて、私と2つも授業がかぶってるようで、明日授業が一緒になるみたいで。明日私は、最高に私らしい格好をして行こう。そんで、どんな話をされても動揺なんかするもんか。喜んで友達になろうじゃないか。バカヤロー!!!ちゃんちゃら可笑しいわ。笑っちゃうよ。あはは。対抗意識を燃やしてるあたし。浅ましいあたし。でも、負ける気はしない。は?負けてるよ。圧倒的に負けてるよ。ダメね、ホントに。いっそのこと記憶喪失になって、空っぽになっちゃえばいいのに、バカな私。それでもきっと、私が私である限り、何度も何度も記憶喪失になっても、同じように出会っては、同じように恋に落ちて、同じように切るしかなくなる。ダメね、どうしても。どうしても、ダメね。ずるずるで、卑怯者で、重くて、嘘つきで、ないモノねだりで、すぐに悲劇のヒロインぶる、ダメでダメでダメな私を好きになんかならないほうが、いい。人様に読んでもらうことを無視している日記でごめんなさい。自己の発散でしかなくてごめんなさい。おやすみなさい。
April 17, 2006
私の働いている映画館のシフトは、週3入れることが原則で、今年の私の授業履修情況から照らし合わせると、月・土・日の週3日しか入ることが出来ません。火曜から金曜まで1コマづつ授業を入れているので。でも、来週(もう今週っていうのかな)は日曜日に入ることが出来ないので、週2になります。素直に「授業があるのと、日曜日に用事があるので」って言えばすむ話。とお思いでしょう!?私はそこらへん、変に吐かなくてもいい嘘を吐いてしまいます。癖です。「就活で、木曜から金曜まで関西に行っていて、金曜の夜行バスで帰ってきます。忙しいです」こう言い張ってしまいました。そのため、副支配人から、京都で買ってきて欲しいお土産リストを渡されてしまいました。「お金ないです」と言ったら、「お金は後で払うよー」とトドメを指されてしまいました。普通に授業がある日にわざわざ大阪・京都に行くっていう嘘を吐いて、何の意味があるのか。私は何を言いたかったんだろうか。ごく素直に、「日曜日、愛するダーリンのいる長野に行くんです。ごめんたいね」と言えばよかったのです。知っています。でもできない。私は嘘つきだから。そう、mixiというのをやめたのです。mixi上でしかつながれない人もいたので、その人達からは「なんで!?」って言われたけれど、mixi世界の中で、現実世界では得ることの出来ない情報を、簡単に手に入れてしまうことが怖くなったのです。明らかに、私には、知らなくていいことが、たくさんある。手を伸ばせば触れることの出来る、キミの姿を自分の眼で見て、キミの声を自分の耳で聞いて。そういったことでしかわからないことは、わからないままにしておきたい。会わない時間が増やす、お互いの空白の時間を、変なもので埋めたくない。というよりも、会えなくなっても、いつでも簡単に繋がることが出来る、という状況が、わたしには良し悪しなんです。南瓜とマヨネーズを読んで、ポロポロ涙を落とすシーズンの到来。
April 16, 2006
大学が始まると、小さな、でも大きな、事件が起こるもので。というか、勝手に事件を起こしているというのもありますが。昨日は、卒論の指導教授に連れられ、「くろがね」という居酒屋に行きました。この「くろがね」という酒場は、私の敬愛する井伏鱒二、小沼丹らが足繁く通った文士の酒場なのです。うきゃきゃ。メンバーは、先生と文芸専修の助手と二文の社会人学生と日芸の社会人学生。私、ひよっこ。圧倒的にひよっこ。そして、久しぶりに、泣きそうになるくらいの強い刺激を受けました。二文の社会人学生の彼女(彼女なんていったら失礼ですが)は、私の母親よりも年上で、早稲田に入りたくて入りたくて一生懸命勉強して入学して、でも、1日もキャンパスに通うことなく死んでしまった息子を持つ母親でした。彼女は、息子の代わりに自分が大学に行こうと決めて勉強して入ってきた人で。そして、彼女は不慮の事故(殺人とかも含む)で子供を失ってしまった親を支えるような活動、もしています。内に向けて、外に向けて。人生に劇的なものを求めているわけではないし、比べるなんてできないし。でも、当たり前に背負っているものが違いすぎて、同じレベルで話なんかとても出来ませんでした。経験もない上に、頭も悪い、努力もしない、そんな私が、透き通るくらい強い彼女と一緒に話なんて出来ませんでした。彼女の生き方に、自分の愚かさに、涙ボロボロ。変わりたい方向に、変わることは、可能かな。今日はバイト先の男の子に「僕、生まれ変われるなら○○さん(私のこと)になりたいですよ」と言われました。女の子じゃなくて、男の子に言われるのは初めてでびっくりしてちょっと嬉しくて、へラッって笑ったら「そのヘルメットみたいな髪型とか、憧れですもん」バカにしとんのかーボケこるぁ!!!
April 15, 2006
詩の創作の授業で、「私が好きな10のこと」を書く、という課題が出されました。まだまだ先に提出する課題なんですけど、自分の好きなことを考え出したら止まらなくなって、とても10じゃ収まりきれなくて。だから、こちらにも10こ書こうかな。と思いまして。私が好きな10のこと1、ヘッドフォンから流れる音楽のリズムと、私が刻む歩幅のリズムが一緒になっていく、あの感じ。2、待ち合わせ時間より少し早く着いてしまって、時計を気にしてみたり、あっちこっちせわしく見たりしている、相手を、影から見てること。3、目覚ましをかけた時間の数分前に、ハッと目が覚めて、朝を告げられるその時まで、布団の中で時計の針を見つめている時間。4、天気がよい日に洗濯物の間から通って来る柔軟剤の匂い。5、デジタル時計が教えてくれるぞろ目の時間。(21:21とか)6、いせやの煙の向こうに見える井の頭公園と聞こえるギターの音。7、夕飯に作ったカレーを、明日の朝ごはんにしようと決めて寝る夜。8、夜遅く、ぐだぐだになって部屋に帰ってきて、散らかった部屋の中、きちんとベッドメイキングされているベッドに沈んでいく瞬間とか。9、目に写る信号機たる信号機が全て青色の道を、自転車で爆走しながら叫ぶ「ハラショー!」10、予定外の風邪にたたられて、予定が潰れてしまって、布団に包まりながら潰れてしまった予定を思うがままに脳内で進行させる昼間。こんなことをたくさんたくさん書き出していたら、こういう感覚が私を作っていて、こういうことをまったく感じてくれない人とは、私は上手くいかないんだな、と思いました。人と付き合っていく上で、好きだな、って思うことが似ていることって、すごく大切。だと思う。
April 12, 2006
明日から学校です。わくわく。単位は十分なんだけど、なんだか張り切っちゃって、倍以上取ってしまいました。週4で学校に行っちゃいますよー。就活もしてないんで欠席なんかしませんー。全部午後からだし、遅刻することもないでしょうー。って、最初だから言ってみます。お喋りしているおばさんたちは、自転車がチャリンチャリンってベルを鳴らしても、気づかないで余裕で道を占領して歩いてたりします。まぁ、時と場合によってなんですけど、それには私はあまりイラつきません。私が非常にイラつくのは、若い輩に対してです。傘でふざけあってる高校生カップルなんか、突っ込んでひき潰しちゃおうと思います。でも、実際に突っ込んでひき潰したことはありません。それなのに、今日、私の前を自転車で走っているおっさんが、おばさん軍団を轢いていました。おばさんたちは「きゃぁ!!!」と悲鳴を上げていました。おっさんは「△○◎#%&$・・・!!!」と分けわからない奇声を発していました。怖いですねー。狂気と正常は紙一重です。私もいつ、高校生カップルを轢くかわかりませんことよ。高野文子という漫画家が好きです。こういう風に雨が降っていて、夜、家の中で本を読んでいると、「黄色い本」という漫画の世界に迷い込んでしまいます。本を読み終わると、お別れなのです。
April 11, 2006
バイト代のほとんどは私の趣味に費やされていきます。気づくと4万円も本やCD、その他娯楽に使っています。お金が貯まりません。原チャが欲しいと思い始めてから、もう1年がたつのに、買いたい原チャも決まっているのに、お金が貯まりません。当たり前だ!道端に停車してある原チャに鍵がかかっているか確認し歩くのが習慣になりました。お前、盗む気か!!!好きな本や映画を読んだり見たり、そして不毛なことばかり考えたり。そんな時間を持てることは幸せなことで、でも、こんな時間がずっとあるわけではない。モラトリアムは必ず終わりを告げる。私は必死で逃げるけど、いつか掴まっちゃうだろうな。バイト先の友達に「ベルサイユのバラ」をかしてもらいました。んもう、素晴らしい。美しい。今までスルーしてきた自分は阿呆。私は高校の頃からフランス革命あたりの歴史の流れが好きで、特に、マリー・アントワネットが好きで、どこから引っ張り出したかわからないけれど、遠藤周作のマリー・アントワネットの小説を繰り返し読んでいました。そんな私がベルばらに心揺さぶられないはずがないのですわ。もう、セリフもコマ割りも魅せる魅せる怒涛の展開ですわ。隙がなくて、読んでいるのがとても疲れる、というか体力が必要。これから一週間くらいは、私の喋り方が、大げさなしゃべりぶりになることは間違いないです。とりあえず、妹のことはアンドレと呼びます。私のことはオスカルと呼ばせます。なにか私がミスを犯したならば、「おお、神よ!わたしをあわれみたまえ!」と言うでしょう。そしてみんなからうざがられるのでしょう。今のバイト先が楽しくて仕方ないのに、5月14日で映画館、閉館しちゃうんです。だから、もうそろそろ、新しいバイト先見つけなければなりません。今度こそ、かっこいい人がいる所にしようと思います。絶対。
April 7, 2006
明日は何をしようかななんて、そんなことを考えられることのできる、夜深くぽっかりと落ちた時間。不安や焦燥感から解放された、幸せで満たされた時間。今日は映画館でのバイトの後、カテキョをしてきました。水曜は1日働く日なのです。本日もマイマイ(教え子)は絶好調。否、舌好調。今日は世界史をやっていて、ナポレオンの話になったときのこと。ナポレオンの有名な肖像画の一つに馬に乗って手を上げてるのがあるのですが、それを見てマイマイが、「馬じゃ戦車には勝てませんよねー、どうやって戦争に勝ったんですかね?」と私に尋ねてきました。はぁ?「ナポレオンの時代に戦車はないよ、マイマイ。戦車に馬が立ち向かう姿、シュールすぎるよ。すぐにぐちゃぐちゃに轢き潰されちゃうよ。」そう私が答えると、「じゃぁ、自転車ですか?」え?何言ってんの?「自転車もその時代にはないよ?自転車で戦争ってどうやってするの?自転車漕ぎながら剣振り回すのは、コントだよ?自転車に乗って『私の辞書に不可能はない』なんて言うナポレオンは、私が戦車で轢き潰しちゃうよ?」マイマイって、本当可愛いの。大好き。考えてみたら、もう3年の付き合いだわ。でも、思った。自転車で戦争するってのは、凄い発想。映像にしたら面白そう。毎年この季節に必ず訪れる、流行り病にかかる。はやりやまいはやはりやばい。(←綿矢りさの言葉)
April 5, 2006
TAの登録に大学に行ってきました。TAってのは、教務補助といって、自給900円のよくわからないものです。文芸専修室の本を、借りパクしたり、はたまた借りパクしたりしてたら、お仕事のお誘いがやってきました。いろんな人と知り合いになれる、ラッキーな仕事です。帰りに、また、本を2冊借りました。返しますよ。きちんと。今日から社会人スタートの人が多いのでしょうね。東京にいた人も、東京を離れて地方で社会人やる人もいるんでしょうね。どんなに遠くに離れてしまっても、会いたいっていう気持ちさえあれば、いつだって、どこだって、どこまでだっていける。物理的距離なんてなんも問題ない。自分さえ世界を見放さなければ、世界から見放されることはない。そう思う。そう願う。絶望というのは、第三者から希望を絶たれることではなくて、不安に耐え切れず、己から希望を断ち切ってしまうことだ。そう思う。そう願う。なにもかも、大丈夫だよ。無責任にそう言ってやりたい人がいる。けど、言わない。無責任だから。窓の外から聞こえる「石焼ぁきいもぉぉぉお~」冬の断末魔。
April 3, 2006
楽しいエイプリルフールをお過ごしですか?「キャッチャー・イン・ザ・ライ」そう、この「ライ麦畑でつかまえて」の新しい翻訳版は村上春樹が手がけました。まってました!の感が強いのでしょう。ハルキストに限らず。野崎孝訳のは、古い言い回しでしたから。春樹訳のを全部読んだわけじゃないのですけど、なんか、とてもお上品になっている気がします。早稲田文学に書いてあったのですけど、今は、「気違い」という言葉を使うのはどうかしら、的なものがあるので、ホールデンの口癖である“mad”や“madman”が「気違い」と訳すことができず、いろんな言い方にせざるを得ないらしいのです。でも、それじゃ、口癖だってわからない。し、ホールデンという人間の捉え方変わってくる。どうして使っちゃいけないのだろう。差別用語なのはわかるけれど、文学の世界の中のことなのに。現実世界で人様に向かって「この気違い!」って言うのはよろしくない。でも、小説の中の登場人物の中にそういう人(気違いを口癖のように言う人)がいて、その人を描写する手段として、○○は△△に向かってまた「この気違い!」と言った。今日だけで3回目だ。みたいに使うなら悪くないじゃない。って思うのだけど。ダメですか。「あなた気がふれているの?」というのでは全然違うよ。兎にも角にも村上春樹は人気者です。世界的に。この前は、春樹シンポジウムみたいのも開かれたんでしょう?そうでしょう?残念ながら、私はわからない。W村上が好きじゃない。これから精進しませう。
April 1, 2006
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