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4年ぶりに会う友人といろいろな話をしてきました。今日。彼女は来月には結婚が決まっていて、今月には2人の新居に引越しをするらしく、結婚指輪も買ったみたいで、なんだかすごく幸せそうでした。おなじ歳のはずなのに、大人の女性に見えました。慣れるっていうのが嫌いです。感覚が麻痺します。鈍感になります。でも、慣れるは安心感を与えてくれます。惰性。これは慣性と同じ意味も持っていて、力が働かない限り物体がその運動を持続する性質のことを指したりします。つまり、惰性に甘んずるのは変化を好まずそのままの状態で平坦な道を転がり続けること。私は不安がないと不安なので、慣れには敏感です。慣れを拒否します。不安がない常態の後に来る絶望に私は耐えられる気がしません。慣れられて、その日常の奇跡を忘れられてしまうのに怯えることは、とても恐いことだからその分だけ美しくて、何故だか好きなのです。
October 31, 2006
土曜日に『ストロベリーショートケイクス』を観に行きました。魚喃キリコの漫画『strawberry shortcakes』の映画化作品。嫌いではないけれど、好きでもない。そんな映画でした。一つは、原作を熟読してしまってるが故の変な先入観に邪魔されてしまったせいです。原作と映画は、たぶん、全く別物として存在しているのにも関わらず、それぞれのキャラクターに原作で私が得ているキャラクターを引っ張ってきてしまって、映画で描かれるキャラクターの説明不足さなどの粗を無意識に探して、それを残念がってしまう。自分なりの原作論を強固に持ってしまっているが故に、使って欲しかったセリフとかシーンとかがないと、それを残念がってしまう。それで映画自体を楽しむことができなくなるという負のスパイラル。なんでもそうだとおもうけれど、原作は原作、映画は映画として考えるのがそれぞれを楽しめるコツだと思う。表現手段が違うんだもの、違って当たり前。二つめは、中越典子の中途半端さ。女優としての覚悟がない。脱ぎたくないなら役を降りろ。そういう役なんだから。一人だけ中途半端な脱ぎ方をしているから、中越典子が出てくる度に意識がブチッと入れ変わって場内の人たちを観察とかしちゃって集中できませんでした。でも、ちょくちょく素敵なシーンがあって嬉しかったです。特に、冒頭のシーンは素敵でした。映画の中に一瞬で私たちを持って行くそのやり方がとても上手。それだけで十分な気持ちにもなれます。その後、監督である矢崎仁司に興味があったので他作品を観たいと思い、リニューアルした渋谷ツタヤに寄ったのですが、ありませんでした。渋谷ツタヤにないものは全世界探してもどこにもない。そう銘打ってる渋谷ツタヤにもないんだからないのでしょうか。むー映画を観て気づいたけれど、魚喃キリコの漫画に出てくる男に魅力的(いい意味でも悪い意味でも)な男は一人もいない。男にムカつくことはあっても、心に残るほど粘着質にムカつく男なわけでもなく、さらりと流れてしまう。主人公の女がその男をどれだけ愛していても、その男の良さなんてちっとも伝わってこない。とことん女目線の漫画なんだなーと。女目線というか、一方通行目線。not 多角的。それが一人称で語っていく小説と同じような効果をもたらしている。っぽい、と思いました。魚喃キリコは好きです。イタいイタイ。『南瓜とマヨネーズ』が好き。何度も書いているけれど。
October 30, 2006
書きたいのこれ以外の人生は私には ないのハチクロのはぐちゃんの言葉をお借りして、それをちょっとだけ変えてみた。こんな風に言い切れたら、どんなにか幸せだろう。可能性を捨てたくなくて、先にあるものを見たくなくて、目をそらし続けることしかできない私はそんなこと言えるようになれるかな。どうも私は、ずっと軽蔑してきた自堕落な夢追い人の性質を持っているらしい。勇気がないのはわかりきっていて、それでも一歩を踏み出せなくてヘラヘラしてる。映画『デスノート』どうでした?観ました?デスノートはやっぱ漫画が一番だと思いました。変にリアルに近づくと、あの物語はちんけになってしまうと思いました。というか、デスノートは結局小畑健の画が素晴らしいという点が一番大きい。私の中では。まぁ、藤原たっちゃんはカッコヨス。松山ケンイチもカッコヨス。
October 27, 2006
25日は、かねてから楽しみにしていた大・大・大好きな山下敦弘監督の新作『松ヶ根乱射事件』をBunkamuraオーチャードホールに観に行きました。国際映画祭だから英語で字幕が出るんですが、最初その英字幕を読んじゃって、日本語なのに日本語に聞こえなくなってきて、冒頭10分くらいはみんな何喋ってるのかちーっともわからなくなってしまいました。しかも映像観ててもそれが頭に入ってきませんでした。英語字幕のアリ地獄に嵌った私・・・。なので、椅子に沈み込んで前の人の後頭部で英語字幕を隠しながら観てました。映画が始まる前は「はぁー?映画観に来るときに頭ツンツンさせてくるんじゃねーよこの女郎蜘蛛が!」と思っていたのですが、彼、グッジョブ☆でした。映画は面白かったです。私は大好きでした。山下節炸裂な感じ。あの人が醸し出す、間の悪さとか気まずさとか隙だらけのようで隙がないあの感じが、たまりません。複雑に絡まって奇跡的にバランスが保たれていたものが徐々に解けて行って壊れてしまう危うさが、淡々と描かれるのとかにはぅぅぅんってなります。彼の映画に出てくる人たちはみんながみんな変態で好きです。そして、その変態の人と人との異様さを描いて架空の町全体の異様さを描いてしまうトコとかも好きです。悶々してるのにスッキリしてる気もする、不思議な後味もたまりません。さらに、エンディングがボアダムスなのですが、その入り方ときたらもう素晴らしくカッコよくて最後にももってかれました。それに新井くん、カッコよすぎます。なんでですか!あんなボソボソウイスパーボイスで耳元で囁かれたら昇天します。あぅわ!ゴートゥーヘル!!!あれこれ話したいシーンが多くて、一人で行ってしまったことを後悔しました。 映画後、舞台挨拶とティーチインとかいう質疑応答の時間が設けられ、山下監督と新井浩文くん、三浦友和氏にキム兄が出てきました。細くて背が高くてお前モデルか!ってくらいスタイルのよろしい新井くんの隣の監督はちっさい妖怪みたいになってて驚きました。会場全体が「監督小さくない?」とざわざわしていました。映画中の新井くんはいたって真面目な髪型してたのに、眼前に現れなすった新井くんは髪型が髪型がくしゅくしゅで、ゲルマニウムの夜の朧再来!でゴートゥーヘル寸前に陥りました。でも隣には緑色のカーディガン着た妖怪のような監督がいたので何とか持ちこたえました。質疑応答のときに、一人、へんちくりんな人がいまして、みょうちくりんな質問をちんぷんかんぷんなテンポで質問するもんだから、それに必死に答える監督の横で新井くんが必死に手で口元を押さえて笑いを押し殺していました。さらに、これは英語で通訳されるので、変な雰囲気が余計変になっていて新井くんはずっと口元を握り締めた手で押さえていました。かわいかったです。はてしなく。三浦友和氏はその質問が終わるまでずっと下を向いていました。キム兄だけは片方の口角あげて、なんやこいつ?って顔してました。 私の遠い知り合いにハリウッド映画を毛嫌いしている人がいます。なぜ?なぜなぜ?観てもいないくせにしゃらくせぇ!!!!!!!!チャーリーズエンジェルの素晴らしさもわからんなんてソーバッド。映画は観てから好き嫌いを判断して欲しいものです。観もせずに「商業映画やーいやーい!観てる奴バーカバーカ!」って言うのはただの悪口であって映画への冒涜じゃ。許せん。そんな奴に映画好きを公言されたくない。(まぁ、それは個人の自由だから表立っては言っちゃいけないし、私も何様?状態だからなんも言えないけれど。)『ニューシネマパラダイス』を観て心洗われてくれー。なんて思ったりしました。映画への愛なんていったら大袈裟すぎて自分でもくすぐったくて笑っちゃうけど、でも映画への愛を再認識できました。映画祭って楽しいです。みんな映画好きでみんなわくわくしてるのが空気で伝わってくる。クロージングの『犬神家の一族』も観に行けたらいいなぁー。
October 26, 2006
月曜日はTAの仕事で大学の専修室のお留守番があります。 約2時間専修室にいるだけでお金が発生します。Luckyなのよね。 ここんとこ卒論関係で私の留守番中に人が来ることが多かったのですが、いつもほとんど人は来ません。 だから好きなことやり放題です。 しかも専修室はちょっとした図書館なので楽しいです。 今日は家から持って来た「働くおっさん人形」DVDを流しながら 『これだけは、村上さんに、言っておこう』 という本を読んでいました。 これは村上春樹が『村上朝日堂』というホームページに電子メールで寄せられた320個の相談や質問への回答が収録されている本です。 どんな質問や相談が寄せられているのかというと ・なんでマラソンをするの? ・『ノルウェイの森』について ・外見は大事ですか? ・好きな人にどのように思いを伝える? ・小説のタイトルの付け方 ・上手な日記の書き方 ・登場人物は避妊しないの? ・アイロンの上手なかけ方 ・どういう女性が嫌い? ・生きる喜びを与えた小説は? などなど、です。 私はハルキストではないので、春樹について語れる術を持ち合わせていませんが、それでも、これだけは春樹に言っておこうと思い当たる節が方々にありました。 (以下、うろ覚えなので雰囲気だけです。しかも私の作為的なものも含まれています) ○旅行中、本は現地で調達するんですか? ≪これは冗談ではなく、旅行のときに読み終えた本を、誰かが拾ってくれるようにその辺に置いていきます。≫ カッコヨス。 自分が春樹の小説の主人公化していますね。 ○彼氏が村上さんに嫉妬します。どうしましょう? ≪妻が「沢木耕太郎さんってかっこいいわねぇ」と言う度に僕は「そんなに沢木がいいなら結婚しちまえよ!」と言っています。≫ 春樹のべらんめぇ口調、たまりません。 ○私は高2の時1年かけてレイモンド・チャンドラーの『the long good bye』を日本訳したので村上さんの書くものにレイモンド・チャンドラーが出てくると嬉しいです。 ≪あなたのメールを読んでびっくりしました。すごいですね。『the long good bye』は日本語訳が難しいんですよ。(かくいう私は高校生の頃に『the long good bye』を英語で読みましたが)≫ ビンタしていいですか? ○卒論が面倒くさいです。どうしましょう? ≪僕も嫌で嫌で仕方ありませんでした。なのででっちあげで3日で終わらせました。それで特優をもらいました。というと自慢になってしまいますが。≫ ビンタしていいですか? 確か小学生1、2年生の頃、ムラサキ鏡という言葉を20歳までに忘れないと死ぬという噂が広まりました。たぶん全国的に有名な噂だと思います。私はこれを聞いてしまった時に、「忘れなきゃ忘れなきゃ忘れなきゃ!!!」と毎日毎晩毎日毎晩それを忘れるために必死でした。しかし、忘れようと思えば思うほど絶対に忘れることができなくて、私このままじゃ死んでしまう・・・と布団の中で大泣きした夜もありました。でも、気づくとすっかり忘れているもんで、次に思い出したのは中学生の頃だったりします。そんでまた忘れるために悶々とした日々をすごし、またフッと忘れてしまうのです。20歳になるまでに、「ムラサキ鏡」を最期に思い出したのはいつだろう?そんなこと覚えてないくらいに私はきれいさっぱり忘れていて、今日、また、ふっと思い出したのです。「ムラサキ鏡」でも、もう、20歳過ぎている私には全く関係のないことです。なんの怯えも感じられません。忘れ去っていたものを、やっと思い出せた時には、もう必要でなくなってしまっていることがけっこう多くて、その度に必要なくなった記憶を一つずつ丁寧に殺していきます。
October 23, 2006
友達のゼミが主催する講演会に行ってきました。藤ジニーさんという山形銀山旅館のアメリカ人女将さんの講演会。テーマは真の異文化理解。彼女のお召しになっていたお着物がしぼりの高級感溢れる代物で、それだけで私はウキウキしてしまいました。藤と緑がキレイだったー。お話はとても面白く、外から見る日本ってこんなんかーって感動したりしました。自然に対して謙虚な存在でありたいわ。その後、上野に行って国立科学博物館で開催されている『ミイラと古代エジプト展』『化け物の文化誌展』を見てきました。私は世界遺産が大好きです。特に、ミステリアスな遺跡なんてもう大好きです。私の中でエジプトは最高位にあたります。大英博物館のエジプトの展示の本とかルーブル美術館のエジプト展示の本とか、暇があったら図書館で延々眺めています。なんか、3000年の時を超えて邂逅する人類と文化・・・たまりません。ロマンです。ロマン。時の流れがちっぽけです。自分もちっぽけです。宇宙です。気が遠くなっていい気分になります。・・・たまりません。ただ、やっぱり今の時期は人が多くて大変でした。そして私は妖怪が好きです。水木しげる『妖怪文庫』は愛読書です。ひいては化け物が好きです。というか、人間が想像したドウブツが好きです。天狗のミイラとか人魚のミイラとか河童のミイラとか展示してあって、その胡散臭さがたまりません。歴史とはある側面では科学が化け物の正体を暴いていく過程です。化け物はその土地特有の、そこに棲む人間特有の産物です。・・・たまりません。日本にフロイトがいたら、フロイトは精神分析の観点から妖怪の研究をしただろう。久しぶりに一人でふらふらするのは楽しいものでした。ダリ回顧展は今日も行けず終い。だって人が多すぎ。帰りの銀座線の中で、私の斜め前に座ったカップルの女の方が着ていたTシャツに FUCK! HOUSE KEEPER!!! という文字がポップな虹の絵と共に書かれていました。 家事してくれる人にFUCK!だなんて! おいオマエ!!!! とツッコミながらカテキョ行って、大学推薦入試の書類作成して帰りました。明日も暇なんでなにしよっか考え中です。とりあえず、2週間以上も見ていないままにしてる『ユリシーズの瞳』を観ようと思います。
October 21, 2006
火曜の深夜フジテレビにて『働くおっさん劇場』がやってるらしいですね。『働くおっさん人形』はDVDを恋人に貰って初めて見たのですが、バリ面白いです。松本人志がおっさんにインタビューしてるだけなんですが、なんだ、あの面白さは。来週の月曜日の私が専修室留守担当のときに『働くおっさん劇場放映スタート記念 働くおっさん人形上映会』を開こうと思っています。BGMはカッコよくNhhmbaseのエンドレスリピートで。来れるもんなら来てください。今日は卒論の題目を届けてきました。もう、題目の変更はききません。『松浦理英子を瞥見してみました。』というモー娘。的な題目にしてみました。題目は書く前に主査に判子もらっちゃったので、先生はこんな題名だとは知りません。助手や院生TAには「ふざけてるの?やばいよ?これでいいの?」と念を押されました。これが大学の記録に残ると思うとウキウキします。後輩とかが「こいつ、ゼッテー馬鹿だよな?」って言うんです。うふふふ。馬鹿だよーん。てめーもな!!!!!!私は多方面からいろいろ影響を受けて生きているわけです。最近は、音楽の影響を恋人ペドロから受けたくて頑張ってます。頑張ってます?私が別に頑張っているわけではないですが、耳が頑張ってます。最近勝手にかりたCDでヒットだったのはNhhmbase『nhhmbase』とgroup_inou『Foods』です。勝手に借りているので、よく「コソ泥」と言われます。音楽という分野はどうも苦手で、たぶん、そんなに音楽が好きではないからだと思うのですが、自分で趣味の幅を広げるっていうことができません。すごく興味あるし手を伸ばしたい分野なのに、難しい分野、音楽。今考えると、それは、高校生のときにNUMBER GIRLを好きと思えなかったのが大きい気がします。スーパーカーやくるりと同世代バンドであるナンバーガールを「無理」として避けてしまったのが今に大きく影響してます。たぶん絶対。今聞いても、やっぱ、カッコイイってだけで、好きじゃないです。なんでだー。スパルタローカルズは好きなのに。向井がダメなのかも知らん。
October 20, 2006
予告どおり『夜のピクニック』を観てきました。この原作『夜のピクニック』の作者である恩田陸は私の出身校の先輩でして、本の中で描かれている80キロを1日かけて歩くという行事は、うちの高校の「歩く会」という修学旅行の代わりのハードボイルドな伝統行事なんです。 ってな理由があって、高校時代の友人3人と観てきました。 友人の一人のお父様が常陽銀行という地銀のお偉いさんのため(?)チケットをノルマ分買わなくてはならなかったらしく、その一枚を私が運よく貰えたのです。 なんか記録映画を見ているみたいでした。 ああ、あれあれ!アレじゃん!!! みたいな感情だけで終わっていきました。 あれを一高生じゃない人が見て「面白い」って思えるのかどうか謎です。映画の中でやりたかったことが、ぼやけてぼやけて空中分解してしまった感じがあります。その映画世界を伝えるためには、必要になってくる説明があると思います。その説明というのは、セリフ一つ一つだったり、圧倒的な1シーンだったり、たくさんあるであろう映画言語で語ればいい。それをしないで、ストーリーだけ追っかけていくってのは如何なものか。映画は映像として世界を私たちの眼前に提出してしまっているから、想像力が制限されまくります。だからこそ、その映画世界の入り口だけはきっちりと作っておかないと、世界が崩壊してしまいます。『夜のピクニック』は世界が崩壊していました。リアルを間違った場所に求めてしまったのではないでしょうか。「オール茨城ロケ」なんて何の必然性もないのではないでしょうか。 言いたいことはたくさんあるけれど、これは全部、私が創造する側ではないために言えることです。批評する側ってスルイんです。私は当時、歩く会が大嫌いでした。 白いジャージで1日歩きっぱなしで、 夜ご飯として持ってったラーメンの汁は飲み干さなくちゃならないし(おかげで私は辛ラーメンの真っ赤な汁を飲み干すはめに)、 仮眠はたった2、3時間でどっかの学校の教室や体育館にアルミホイル被って雑魚寝だし(夜の定番恋バナできる精神状態じゃない)、 夜が明けない時間に無理矢理起こされて20キロ以上も走らされて。 これが修学旅行代わりかと思うと、ムカムカたまりませんでした。 歩く会ラブなんてあるわけない。ないない。ないんだよ。 みんな歩くことで走ることで精一杯なんだから。 少なくとも私はね! 高2の時は本当に辛くて辛くて、朝からスタートする自由歩行、つまり20キロ以上を走ってる途中、ずっと私は朦朧とする意識の中、 「あー、これを走りきったら藤くんが私を待っている。ほら藤くんが傍で歌ってくれてるよ。ここが君の戦場だって。歌ってるよ。夢の終わりは私が拳を下げたときだけだよ、死に際の私の手にはグングニル。歌ってるよ、藤くんが。一人で大丈夫なんて絶対言わせないって藤くんが言ってくれてるよー!!!!地図にもない場所に無理矢理連れてくってよぉぉおおおうぉぉぉ!!!!!」 と呪文を唱え無事ゴールしたんです。 本当に大嫌いな行事でした。 でも、映画を見て、ちょっとセンチメンタル過剰になってしまいました。確かに、バカみたいな距離をバカみたいに列作って歩くとか、もう一生ないんだから。 もうちょっと頑張ったらよかったのかもしれない。 もっともっとバカ騒ぎしたらよかったかもしれない。 好きな人くらい作ればよかったのかもしれない。 でもでも、やっぱ 歩く会<<<<<越えられない壁<<<<<<普通の修学旅行 というか、一緒にいった3人のうちの1人は私の恋人なんですが、なぜか彼がもう一人の友人の分の夕飯を奢っていて、心の狭い私はムカムカしてしまいました。だって私は奢ってもらってないもん。社会人1年生にたかるな!ばか!
October 19, 2006
ふと、身体のどこかしらに痣をつくっていることがあります。どこでつくってきたのかどうやってつくったのかどれだけの痛みを伴ったのかいっこうに思い出せません。朝、のぞきこんだ鏡の中に下唇に紅のような赤い斑点を、てんてん、浮かべている私がいました。人差し指でさすると、じわじわ、痛みます。はてと、首をかしげ蛇口をひねると昨日の夜、中央線下り最終列車に揺られながらあることないこと、あることあること、ないこと考え始めたならばきりがなく下唇を噛んでいたことを思い出しました。先ほどまではちっとも痛くなかったはずなのに今は痛くてしかたありません。涙さえ、落ちるのです。↑明日提出用の詩にと作ったんですが、あまりにもオナニープレイ的なのでボツ。なんでこっちに出してあげることにしました。いつも不必要に創りこんで批判されるので、削って削って最小限の言葉、簡単な言葉だけにしたんですが。直接的なことは書きたくないくせに、低レベルで自己満なので、ちっとも伝わりません。履歴書もろくに書けないんだから、当たり前かー。履歴書で選考落ちるってどういうことじゃー。最悪ライン突破やないかー。イライラ。夜は長い。朝は遠い。まだまだじゃー。明日の夜は高校の友人たちと『夜のピクニック』を観て来ます。この映画は私の出身高校の歩く会というハードボイルドな行事が元ネタなんです。映画は全く期待していません。事前情報で判断するのはイクナイのですが。ただの思い出浸りに行きたいだけです。(チケット無料だし)まぁ、悲しいかな浸りたい思い出は行方知れず。ほら、言葉は気分を映します。
October 17, 2006
早稲田松竹という映画館で『12人の怒れる男』『12人の優しい日本人』を観て来ました。ここの映画館は2本立てで学生は1100円で観られるという良心的映画館で、しかもセレクトがなかなかオツで、お気に入りの映画館の一つです。12人×2で組むなんてマーベラス!が、しょっぱなから私は爆睡。やはり、初見でないものって油断してしまってこういうオチになったりします。なので『12人の怒れる男』は目が覚めたら無罪が3人にも増えていました。しかも『12人の優しい日本人』の方は確信犯的に寝てしまいました。でもあれです。こうやって2本立て続けに見ると、同じプロットで話が進行していくのに、両者間に歴然とした差が見え隠れ。日本人って外国人にはない滑稽さがあります。存在だけで滑稽。もちろん、いい意味で、です。面白いんです。身体のアンバランス感が効いでいるんでしょうか?『Shall we dance?』がリチャード・ギアではダメだった理由はここにある気がしました。その後、友達と我が家でビデオに録画したドラマ『のだめカンタービレ』鑑賞会を開きました。私は千秋先輩を愛しているので、千秋先輩役を玉木宏がやると聞いたときは、イヤでイヤで眠れなかったほどでした。私は俳優のくせに歌とか歌う奴が大嫌いなんです。なんだよ、SEASONて!!!が、なんと!玉木宏が千秋先輩に見えるぅ~!!!!!2次元の世界から千秋先輩が出てきた!!!!!!むっきゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!とテンションヌが上がりまくってしまいました。何度も何度も巻き戻してはいろんなシーンの千秋先輩を見ては絶叫していました。ヤバイです。それでなくても、私は非現実世界の人に恋をしやすいのに、完璧に落ちてしまいました。こういう風に恋に落ちると、現実世界の男なんか目に入らなくなってしまいます。ヤバイです。苦しいです。漫画の世界、いや、ドラマの世界に逝きたい。逝・き・た・い。一緒に見ていた友達もかなり嵌っていたのですが、愛しすぎて涙が出てきた私の嵌り具合に愕然とし「やばいね、あんた」と引き気味でした。あーーーーどーしよ!!!!!これこそ、私の求める究極の不毛な恋愛!!!!!私はいつから道を過ったのでしょうかー。
October 16, 2006
野暮用で朝一に王子とかいう街へ。 朝早く起きるのが久しぶりで眠すぎて眠すぎてココ最近ずっとサボってた足の無駄毛処理を今日も怠って肌色のストッキングが履けなくてスーツに合うタイツも何故か全て出払ってて靴下もろくなのがなくて。 結局シロ×クロのボーダー靴下を履いていきました。 「ふふ。あたしったらパリコレみたいじゃないですか。」 最初はいい気分だったけど、みんながみんなきちんとスーツルックなのをみて段々嫌な気分になって、野暮用が終了する頃にはしっかりと嫌な気持ち100%になっていました。 本当に、もうちょっとだけでもいいから、キチンとしたい。 買ってもらったばかりのミュージックケータイで、久しぶりに音楽聴きながら歩くと、テンションが上がってしまって、気づくと、ハミングどころか大声でギター弾くフリまでして歌っています。軽くヘンターイ?というより重いヘンターイ?私はまだうら若き乙女でドリーミングドーリーガールだからかろじて許されているけど(たぶん)、30過ぎても今のまんまだったたら本当に変態だ。妹と31アイスクリームに行ったら或る男が 「オレはもうメロンに決めてるから」 「メロンと相性のいい組み合わせは意外にロッキーロードなんだよな」 「31来てメロンアイス頼まねぇ奴の気が知れねぇ!」 とメロンを連呼していていました。 一体何?赤黄色の金木犀の香りがして たまらなくなって 何故か無駄に胸が騒いでしまう帰り道 と 歌って帰りました。 フジファブリックの秋の歌。私の秋のテーマソング。そういえば、今の髪型ちょっと志村くんに似てるな。
October 15, 2006
3年以上も連れ添った携帯電話が壊れて動かなくなってしまいました。それは、もう、突然。親に相談したら、今使っているものとは比べ物にならないほど素晴らしい機能が付いている携帯電話に買い換えることができそうです。正直、嬉しいのです。iPodが壊れてしまって、音楽を持ち運べない状態にいる私にとって、ミュージックプレイヤー付き携帯は垂涎ものだし、デザインもカッコよくて人に褒められそう。とても、嬉しいのです。ずっとずっと使っていた携帯電話を簡単に見放せてしまう自分が悲しいです。なんでもすぐに壊してしまう私に、こんなに長く付き合えたのはこの携帯電話しかない。動かなくなってもすぐに復活してくれた。この携帯電話は私以上の私なのです。言えなかった言葉を、言いたかった言葉を、泣きながら新規メールに打って、出せないから保存して、出したつもりになって泣き止んで寝た。待ち合わせしたりすると、必ず時間より早く着いてしまうから、携帯電話を握り締めてディスプレイに写る時計見ながら1秒1秒呼吸を整えてた。頭の悪い私の代わりに、好きな人の言葉を記憶してくれてた。なのに、私はきっとすぐに忘れてしまう。全部。気持ち悪いってば、私。すぐに気持ち悪い思考に走ってしまうセンチメンタル過剰。過去が大好きな私。過去、というよりも、過去の恋愛。私を作った過去の恋愛。いい加減やめなよ、って最期に言ってくれたのね、君。
October 12, 2006
昨日の夜、中央線各駅停車に揺られながら、「私はどこまで痛みに我慢できるかな」と前歯で下唇をそっと噛んでみました。痛くない。徐々に力を加えていきました。痛くない。いくら噛んでもあんまり痛さがわからなくて、止めました。下唇を歯が貫通するまで痛みに気づかない気がして。今朝起きて妹と顔を合わせたら「どうしたの?口!」と言われて鏡を見たら、下唇には見事に歯跡が赤くポツポツとついて、その周りが青黒く痣になっていました。痛いことは、脳に痛みが伝わらなくても、こうやって、身体に、傷みが、症状が、出てくる。気をつけて。
October 11, 2006
カットモデルで髪を切ったんでした。カットモデルっていうとお洒落でかっこいいけれど、ただ単に実験台じゃないか。後ろが刈り上げの戦時中の子どもみたくなりました。少年みたくなってしまったので、ずっと止めていたアイメイクをまたするようになりました。ビューラーでまつげ上げてマスカラ2度塗りして。でもあんまバチバチにまつげは上げない。微妙に上げる。下まつ毛にもマスカラつけちゃうから。下まつ毛にマスカラぬると、疲れたり泣いたりしたらパンダ目になる。女の勲章。艶やかでツルツルの顔より、疲れきってボロボロになった顔に女を感じます。
October 9, 2006
ちょっと前にある出版社の中途採用に滑り込んで、面接までしてもらったんですが、やっぱダメみたいです。うふふ。えへへ。でも私は強いから。恐いもんなんてないから。日曜日に、上野の国際子ども図書館に行ってきました。もう、そこはメルヘンワールドです。絵本の蔵書数はそんなに多くはないけれど、幼い頃気が狂うまで読んでいたお気に入りの本が結構あると思います。私は忘れ去っていたものを思い出しまくりました。『100万回生きたねこ』を読んだら、やっぱ、泣いてしまって、『白いうさぎと黒いうさぎ』を読んだら、やっぱ、嬉しくなって、『14匹の~』シリーズをよんだら、やっぱ、むずむずして、テンション上がってはしゃいでいたら、一緒に行った人に「警察呼ぶよ」と言われました。絵本はすごい。前も書いたかもしれないけれど、あれだけの言葉と絵でセカイを創造してしまうんだから。一緒に行った人は絵本に親しんでこなかった人間なので、いちいち「酷いクオリティだね」と言って私に喧嘩を売っていました。「伝えたいこと皆無じゃん」みたいな。伝えたいこと?その本に、伝えたいことはあってもなくてもどっちでもいいんです。本の中の世界へトリップさせてくれたらそれでいいんです。そしたら私が勝手に喜んで嬉しくなって悲しくなって泣いて笑うから。絵本に興味のない人を連れまわしてしまったのは、悪い気がしたのですが、彼といると全てのことが倍倍で楽しく感じるので、どこでも彼と行きたいんです。「ダリ回顧展」もちょっと観たい感じがしていたのですが、人がいーっぱいで、長蛇の列を作っていたのでやめました。動物園も人がいーっぱいでした。月曜日の今日は、お腹が痛かったです。生理痛です。酷い。毎月酷い。腰とお腹がなくなればいいと思います。こんなこと書くと、はしたないですかね。でも書いちゃいます。読みたくなかったら飛ばして。トバシテ。生理のときはお風呂場に立った時に、だらり、と血が垂れるのを見送るのが好きです。クリーム色のお風呂のタイルに赤黒い粘着質の液体が落ちてお湯に混じって渦を描き、透明度の高い赤になって排水溝へ引きずり込まれて逝くんです。たぶん、女の子しか味わえないカタルシス。一日中寝てたから眠れないよ?
October 9, 2006
んで、久しぶりに、というか、人生において初めてと言っていいほど、人に嫌悪感を覚えました。いや、嫌悪感なんて表現じゃぬるいぬるい、手ぬるい。肛門から手突っ込んで臓物をずるずると引きずり出して口からぐいぐい喰わせてやりたい。って失敬。過激な描写が含まれてしまいました。私は基本的に、かなり性格が悪いのですが、頼られるとほって置けなくて何かと奔走してしまったりします。そこに見事につけこんで来たなーという感じ。私は社会に上手く適応できないようなダメ人間(例:排水溝で放尿してしまう岸田)は好きなんですが、なんていうんだろう、なよなよしてて自分の人生に言い訳ばかりでぐちぐち同じコト言って相手の同情を食い物にしてて自己否定でアイデンティティ確立してますみたいなダメ人間は大嫌いなんですとりあえず、性格の悪い私はニコニコ対応していたけれど、あと少しぐだぐだされたら、人生初、血を分けていない他人にぶち切れ、でした。そいつのせいで恋人との間に必然性のない不仲を招き入れてしまったりして、本当に最悪でした。全てを浄化したくて、掃除しまくる土曜の白昼。
October 7, 2006
リンクしてる高校の友達さやかめから、教えてもらったテレビ欄占いやりました。当たってる当たってる♪と気分がよくなったので結果貼ってみます。むまさんをテレビ欄に例えるとこうなります。 1 テレビむま 5:00 漢詩◇野鳥◇つぼ 5:25 歌壇(再) 6:40 むま語 7:00 めざましむま 緒川たまきが語る、駄菓子のこと▽ゴリラはナゼ小ぎたない 8:30 はなまるむま 主婦のおこづかい倍増計画▽とことんつくすタイプ照英の愛?▽不器用でも楽しい? 結婚遊び 10:25 (S)それいけ! むまマン(再)「むまマンとポンチ絵マン」ほか (声)世良公則 11:00 (S)大橋巨泉の演歌まっしぐら 加藤浩二 11:30 株式(N) 11:50 (N)ウォッチ◇(天) 0:00 突撃むま 結婚秒読み東野幸治登場 1:00 (S)(字)生ぬるいラッコ 1:30 (S)学級委員計画 菊池桃子 田中麗奈ほか 2:00 ブラジャー生活 2:05 山村美紗ミステリー・京都-神保町三往復殺人事件(再) 木村多江 原田大二郎 桜井和寿ほか 3:48 (N)◇52サスペンス傑作劇場「有楽町法律相談所3・消えた耳」(再) 西城秀樹 錦戸亮 加藤浩二 羽賀研二 生稲晃子ほか 5:54 スーパーニュース佐賀▽佐賀に激震が走るパソコン法案の行方▽でかい子豚 大山のぶ代 安めぐみほか 7:00 むまのまんま 「今でもジュリア・ロバーツと一緒にお風呂入ってるやて?」 田代まさし 7:30 火曜ワイドスペシャル「爆発! 徳島縦断ホンネ激録! カメラは見たぞ100連発SP」▽制服を探せ!▽徳川埋蔵金は宮崎にありと大西結花絶叫中村俊輔大慌て▽滋賀温泉ツアー! で姑問題に悩む嫁が…藤本美貴感涙ほか 8:54 (N)◇(天) 9:00 (S)むまのみんなのおかげでした 爆笑うそバイク自慢! 斉木しげるVS.中村一義▽リモコンTV▽むま隊に1万通 9:54 (S)むま達のシーン 10:00 (S)ドラマ・むまの主張 「俺とお前の距離はパンツとひまわりの距離に等しいのだ」 小梅太夫 マイケル富岡 財前直見ほか 10:54 Music 11:00 (S)むまZ 「大沢あかね真剣お見合い あらら重いわ」 11:30 西田ひかるのNEWS123 さだまさしほか 0:20 (N) 0:25 むまエクスプレス ブラ珍コマネチの旅▽0:55ハンチング帽精鋭▽1:25カルメン王国 1:57 (S)「雷の輝く夜に」 川上麻衣子 角松敏生 3:35 矢野顕子のミッドナイトスヌーピー(3:50終了) むまさんの平均視聴率は、2%、テレビ局タイプは、NHK総合です! NHK総合さんの性格 隠れた実力派です。世間の流行などなんのその。独自の確固とした世界観を持っています。目立つことがそんなに好きではないので、普段は地味だと思われがちですが、分かる人はあなたが内に秘めた輝きを直感的に見抜きます。いざという時は俄然実力を発揮し、周囲を驚かせます。人にものを教えたりといった、補佐的な役割も得意で、人がよろこぶ顔が好きです。 NHK好きなんです。おもしろいです。さすがNHKなんですよ、やっぱ。サラリーマンNEOは終わっちゃったけど。ウレシス。
October 7, 2006
新宿は豪雨。別に雨が降ると気分が落ちるなんてことはないし、雲一つない晴天だからって嬉しくなることもない。でも今日は、元々私の気分が悪いのに重ねて雨が降っているから、雨のせいで不機嫌みたいな感じ。身体の節々が痛いのは歳のせいですか?もうそんな歳ですか?あーあ学校から帰ってくると、部屋が、いつもと違う匂いでいっぱいだった。雨のせいかな、と思ったけれど、それは雨の匂いではなく居心地の悪い匂いで眠気を誘発させる匂いだった。キリンジの『エイリアンズ』をエンドレスリピートで聞き流す、今現在夜待ち。何故かしら。『20世紀少年』の20巻と21巻を古本で買ったのだけど、中身を開けてみたら、なんと20巻はもう買って読んでいた。この漫画ももうそろそろ終わりそう。どんな風に収集つけるのか楽しみ。浦沢直樹って名前、カッコイイって思ってる。西荻も豪雨。豪雨って言葉があんまりしっくりこないな西荻。
October 6, 2006
今日は出版社の人と会ってお話を聞かせてもらいました。OB訪問ってこんな感じなのかなー。赤塚不二夫を巡るサンデーとマガジンの戦いの時代があったとか、その後のマガジンがスポ根路線でマガジン色を確定した背景とか、いろいろ教えてもらってすごく面白かったです。いやぁ、漫画黄金時代って素晴らしいんです。話になんとか喰らい付いていけるのは、オタク趣味のおかげ。まだまだ知らないことだらけで、読みたいものだらけだーって焦るのと同時に、ちょっとずつ自信にもなっていくから、プロと話をするのはためになります。がんばらないと。「カチカチで行くより、使える小ネタを出していって気に入ってもらえるようにすれば?」と言われ、もう、恥なんか捨ててイっちゃうしかないのかな、とも思いました。とりあえず、履歴書履歴書。出版社に潜り込めるなら、バイトでもなんでもいいんです。で、ウキウキで最近お気に入りの吉祥寺の古本屋『百年』に、入荷したらしい安部慎一の本を査察に行きました。(安部慎一氏はスパルタローカルズの安部兄弟のお父上です)入荷されていた本は、未刊行の作品集で結構ボリューミーで定価が5000円以上する代物で、豪華な装丁だし「これは買いかも!」と思って、とりあえず読んでみました。が。私にはさっぱりわかりませんでした。なんにもストンと落ちませんでした。何度か読めばストンと落ちないまでも、感覚的にぼやぼやと掴めるかも知れないと思ったのですが、作品のあまりのキレっぷりに完敗。乾杯。悔しかったけれど買うのを諦めました。そして、完全に方向性を見失った私は、何故かサガン『一年ののち』吉田戦車『伝染るんです』の2冊というなんの繋がりも脈略も計画もない2冊を買いました。しめて210円。こういうことがあると落ち込みます。自分のキャパシティーの狭さに苛立ちます。古本なんて一期一会だから、次巡り会えるかわからないのに、諦めたらもう買えないかも知れないのに。その後、高校時代の友人2人と落ち合って3人でご飯食べました。こんな寒い雨の中、一人の子は半袖に首からタオルというアンビバレンツな姿をしていました。そしてその人に「本とか映画が好きとか言ってる人ってオレ嫌い」と言われて、安部慎一のことで落ち込んでいた気持ちが晴れました。私は、本とか映画とか好きとか言ってる人嫌いって言ってる人は別に嫌いじゃありません。
October 5, 2006
例えばココに2人の女と1人の男がいたとします。一人の女と男は恋人関係で、もう一人の女は彼に想いを寄せている元恋人です。元恋人の女は彼に言いました。「やっぱり貴方のことが好きです。私が貴方を思う気持ちは、死ぬまで一生尽きることはありません。絶対に。」彼は揺れました。そして恋人である女に聞きました。「僕のことをこれから先も好きだって言えるかい?絶対に好きだといえるかい?」女は答えました。「言えません。絶対なんて口に出すことはできません。」さて、男はどうするのでしょう。こういう場面で「絶対」って言葉に拒否感を感じてしまうのは、「絶対」に椎名林檎のせいだと思います。
October 4, 2006
『火の鳥 未来編』を読みました。『黎明編』(←これが1巻)を読んだときは、それほど深く衝撃を受けたわけでもなく、ただただ、名作といわれるものはこういうものなんだな、的な印象だったんですが。が。この『未来編』を読んで、話の大きさに戦慄しました。私が生きてるこの世界は、一体何回目のやり直しなんだろう。天文学的に考えると無理な話だけれど、人類は何度も滅びていて、知能を持って発達したナメクジが今の人類の位置にいたこともあって、今の人類は地球にとって何度目の人類だろう。火の鳥は、ずっとずっと生き続けていて、今度こそ人類が生き方を間違えないようにと見ている。今度の人類こそ、今度の人類こそって。そうそう、『火の鳥』1巻は、人にかしたら、生肉の血で汚れて返ってきました。そいつの話によると、バーベキューに持って行って、BBQで残った大量の豚肉と牛肉を『火の鳥』と一緒にリュックにつめた結果らしいです。おい!お前!!!おーべーか!!!だから1巻は血まみれ。茶色になってる。それで思い出したのですが、小学生2年か3年の頃、自分の鼻から鼻血が出たとき、『ちびまるこちゃん』8巻に出てくる友蔵じいさんの口を、その血で染めたことがありました。血で染めたその夜は、その色はまさに赤で口の色で嬉しかったのに、朝起きたら茶色くなってて悲しく思ったのでした。なんたって友蔵じいさんの口全部茶色だもんさ。でも、口ってホントはたいして赤くない。今日から授業がありました。リレー小説というわけのわからん授業です。小説発表の担当者の一人が、2006年の冬まで死ぬほど好きだった人でした。彼は、自分の書いてきた小説を「メル・ギブソンは危険な奴っちゅーことをみなさんに教えたかったです」とプレゼンをしていました。そして選ばれていました。やはり、素晴らしい、彼。「タイトルつけるとしたら、『マッド・マックス54』ですかね。なんでかっていうと、『マッド・マックス』が54まで続いて欲しいからです」とも言っていました。ホント、素晴らしい、彼。私が男の子だったら、彼になりたい。今の私の半分は彼の影響で出来上がっている。好きじゃなくなってよかったって思えました。好きだったら、苦しくて『マッド・マックス54』で笑うことができなかったもの。今ならもっと、もっともっと楽しい話がたくさんできる気がするのに、恋愛ストイックだった昔の私せいで、その道はとうの昔に捨ててしまったから無理です。恋愛にはストイックでなくちゃ。
October 3, 2006
今日から大学に通い始めました。といっても、今日は授業ではなくTAの仕事をしに。そこで助手によって、私には卒論という大仕事があることを思い出さされました。12月までには原稿用紙100枚以上書き上げねば。でも、まずは文献を読んで頭の中に蓄えられるだけの知識を蓄えなくては。書きたいことがまとまったら、100枚なんてあっという間だから。出だしの一行が書ければ80%は終わったも同然らしい。ホントかよー。卒論っていうのは、仮にも論文であるので、世に発表されていない説を書き上げるものです。でも、自分が見つけられなかった文献に、自分が書いたことがすでに書かれているかもしれなくて、それを知らずにいかにも自分の説かのように論文書くのは恥ずかしい。在ることを証明するのは簡単であるけれど、無いことを証明することは果てしなく難しい。難しいんだよ。とりあえず、おススメの文献をかしてもらう。私の論文はフェミニズム方面に偏ってしまいそうなテーマなので、フェミに嵌らないために、その落とし穴を先に知っておく必要があるのです。女の私が語るフェミニズムってのは、やっぱ浅ましくてギッチギチで気持ち悪い気がします。ついでに、テオ・アンゲロプロス監督の『ユリシーズの瞳』のDVDを借りました。やっぱ文芸専修室にはそこらのレンタル屋には置いてないものがたくさん合って素敵。これからもっといっぱいDVDが入るらしい。わくわく。アンゲロプロスは『永遠と一日』も素晴らしい。らしい。明日自分の身に降りかかってくるかも知れない不幸の分子を、私は見ることができません。だから恐いのです。不幸の粒々は見えなくて触れられないから。私の眼には見えないだけで、それは確実にそこに存在しているから。だから、一刻も早く、最悪の結末が知りたくて安心したくて自滅の道を選びそうな毎日です。でもこの世の中には、不幸の粒々よりも、愛の粒々のほうがいっぱいあって、愛の粒々の方が不幸の粒々よりも見えにくい。なのに、それを見つけようともしないで、不幸探しに余念がない。私には「絶対」なんてないから、弱い。『パビリオン山椒魚』を観た。錯綜ムービーでパーレーパーレーで楽しかった。
October 2, 2006
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