2005年04月26日
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 又、順番が回ってきて、母に逢いに静岡に行ってきました。半年まえに父が97歳でこの世を去ってから、認知障害のある93歳の母は実家のすぐそばの施設にお世話になっています。子供6人は健在ですので、交代で必ず、1週間に1回はだれかが、逢いにいくことにしています。

 一人暮らしの長姉は、しばらくの間、母を施設に入れた事を苦にしているようでした。しかし、同じことを何十回も聞かれたり、夜中に何回も置きだしたり、どこかに行ってしまいそうになったり、つきっきりにならないと、心配で気のやすまることのない状態では、姉がほかの兄弟より身軽だとはいえ、70歳を越えた姉自身がまいってしまうことは目にみえています。そうすれば、近くに住んでいる、姪の家族も、倒れてしまうのは時間の問題です。ですから私は姉に現状ではこれが私たちにとって、皆が倒れないで暮らせ、、母自身にとっても、最良の選択だと思うと言いました。

 最初、落ち着かない様子だった母も表情も穏やかになり、姉や兄たちとともに、ほっとしたところです。先日も、一番下の兄に車で向かえに来てもらいながら。実家に行き,替えの洗濯ものを持って、母のところに行こうとしたところ、長兄の長女と次女である姪たちが母を連れてきたところでした。次女である姪とは30数年ぶりの再開です。

 そこへ、一番うえの兄も顔をだし、母を中心に6人で談笑しました。ある部分は正常な母は自分がおかしいことを言ったり、したりしているとわかる部分もあるので「なさけないよう。こんなにわけがわからなくなちゃて。」といいました。すると、一番下の兄が「いいんだよ母さん。母さんは生きててくれるだけで、意味があるんだよ。」と言いました。

 それを聞きながら、本当にそうだなあ、と思いました。働き者でしっかりしていた母も歳を重ね、今までできていたことも、出来なくなってしまいました。でも生きていてくれるお陰で、遠く離れて住み、なかなか逢う機会の難しい姉や兄たち、姪や甥そして、従兄弟たちにも会うことが出来ました。

 子供たちがそれぞれ独立しだし、淋しく感じ始めてきた今、母の介護、私は何もたいしたことをやっていないのですが、をとうして、兄弟同士、お互いを思いやり、慰めあい、励ましあう機会を戴いていま。生きていれば、問題や悩みのない人はいないと思います。でも気づかってくれる人々がいるというだけで、嬉しくなり元気になります。長生きをしてくれた母に感謝です。







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最終更新日  2005年04月26日 15時12分48秒
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