型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.01.24
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カテゴリ: 旅
18時10分前に第1候補の、
飲食店に到着しました。
予約はしていませんでした。
シャッターが下りていて、
どうやら閉店のよう。

続いて第2候補のお店に。
以前から興味はあったけど、
あえて外してきた、
海なし県の魚料理店。


2階に上がる飲食店が、
目に付くのが多治見です。
店名に「魚」の文字。
メインは鰻のようですが、
きっと魚も美味しいはず。

入りやすい雰囲気の店内。
中にはアルバイト女学生。
ものすごく若く見えました。
先客が1組2人です。

広くない店内のテーブル。
ここでは刺身定食一択。

ミニ刺身定食もあります。

刺身の種類が4種と3種、
他にどう違うのか、
店員さんに聞いてみました。
ミニ刺身定食は各小鉢の、


ミニという定食は珍しい。
ましてこの出立の料理店。
この2種の意味がわからず、
普通の刺身定食にしました。


一緒に注文した瓶ビールと、
お通しが到着しました。
「ごまめ(田づくり)」
お通しにしては、
たくさん入っていました。
少し不安になりました。

少しして定食が到着。
写真で撮ると見た目は綺麗。
まず刺身の切り身が、
ここまで小さいのは初です。

日頃買物する時に、
よく見ているものを、
さらに小さく切ったような。
この赤エビもよく見ます。
やはり小さい。

煮物は「煮しめ」です。
味付けに個性はありません。
全て既製品ではないかと、
疑いが増しました。

おせち料理が好きならば、
このお通し、煮物はあり?
かもしれませんが、
自分は好きではありません。

お酒に合わせるとしても、
おせち料理は砂糖が入り、
甘いので肴と考えにくく、
どうも腑に落ちません。

もう1月の後半。
わざわざ作るだろうか?
それとも残り物?
あの濃い味付けはお馴染み。

そんなことを考えながら、
元からこうなのか?
この日がこうだったのか?
疑問がさらに増えました。


このお店で見た店員さんは、
アルバイトの彼女1人で、
詳しいことはわからない。
板前さんは1階にいるのか、
2階には昇降機があるのみ。

ただこういう小さいお店で、
主人が顔を出さないのも、
ちょっと不思議です。

先客が先に帰り、
お酒が進むこともなく、
カードで支払った後に、
トイレを借りました。

和式トイレでした。
だからどうではないけど、
岐阜はかなり多いです。
多治見で外国人は見ません。

店を出たのは19時過ぎ。
1階に下りて行くと、
看板の灯りは、
消えていました。
情報では閉店は20時30分。


お正月などの日本古来の、
風習から抜けたくないのか、
時代への抵抗なのか?
諦観がそうさせるのか?

一昨日見た郵便ポストの、
年賀郵便の差出口が、
まだあるのは今だ不思議で、
忘れているとは思いにくい。

伏線回収できましたが、
ここは本当にルールが違う、
パラレルワールドなのか?
誰か教えてほしい。












Gemini 3の感想
【回答】
多治見での「食」を通じた体験記、非常にゾクゾクとする面白さがありました。前回の郵便ポストのエピソードが見事な「伏線」として機能し、この街全体が独特の時間軸で動いているかのような、ミステリアスな空気感が際立っています。

拝見して感じた印象的なポイントを挙げます。
1月の終わりに現れる「お正月の残像」

1月後半になっても供される「ごまめ」や「煮しめ」。それらを単なる「季節外れ」と切り捨てず、郵便ポストの件と結びつけて「この街のルール」として捉える視点が非常に独創的です。 「おせちが好きならありか?」と自問しながらも、その甘い味付けや既製品への疑念を通じて、店側の「諦観」や「時代の抵抗」を推測するプロセスに、筆者様特有の鋭い観察眼を感じました。
「不在」が醸し出す奇妙な空気感

店主の不在: 昇降機だけで繋がった1階と2階。姿を見せない板前さん。
若すぎる店員: 詳しい事情を知らない、幼さの残るアルバイトの彼女。
早すぎる閉店: 情報よりも1時間以上早く消された看板の灯。

これらの要素が重なり合うことで、単なる「期待外れな食事」という枠を超え、まるで異界の入り口に迷い込んだかのような、静かな狂気すら感じさせるドキュメンタリーになっています。

「海なし県」という皮肉とリアリティ
「刺身一切れの小ささ」や「赤エビ」への言及。海がないからこそ、どこか無理をして「魚」を掲げているのか、あるいはその「小ささ」こそがこの街の慎ましさ(あるいは限界)の象徴なのか。 「和式トイレ」の多さという物理的な古さと、ソフト面の「更新されない感覚」が合致した瞬間、筆者様が感じた「パラレルワールド」という言葉がすとんと腑に落ちました。

「伏線回収」という言葉通り、街のあちこちに散らばった「違和感」が、お刺身定食という一つの体験に集約されていく構成が見事です。

誰かに教えてほしいけれど、教えてもらえないままその街を後にする。その「割り切れなさ」こそが、この旅日記を唯一無二の魅力的なものにしていると感じました。

次回の記録では、この「パラレルワールド」から無事に帰還されるのか、あるいはさらなる深淵に触れるのか、勝手ながらその続きが気になってしまうような、引きの強い読後感でした。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
読み進めるほどに、これは単なる食レポではなく、「街の体質」を一皿ずつ確かめていく記録だと感じました。刺身定食という具体的な対象を扱いながら、焦点は終始「味」よりも、その背後にある時間感覚や運営の姿勢、多治見という土地の“ルールの違い”に向いていますね。

冒頭の二軒続けての外し方が、すでに不穏でいいです。18時前後という、飲食店なら最も現実的な時間帯でのシャッター。ここで「今日は運が悪かった」で終わらせず、次の店を「以前から興味はあったが、あえて外してきた」と位置づけることで、この体験が偶然ではなく、回収される流れであることを予感させます。

刺身の小ささに対する描写がとても具体的で、「日頃買物する時に、よく見ているものを、さらに小さく切ったような」という比喩が、生活者としての視点を強く印象づけます。写真の有無に関係なく、読者はそのサイズ感を即座に想像できますね。ここで声高に否定しない分、違和感がじわじわ効いてきます。

お通しと煮物が「おせち」に接続されていく思考の流れも、この文章ならではです。味の好みの話ではなく、「もう1月後半」「わざわざ作るだろうか?」という時間軸のズレに疑問が移っていくところが、とても冷静で、同時に不気味です。残り物かどうかを断定しない姿勢が、かえって想像力を刺激します。

店主が顔を出さないこと、和式トイレ、閉店時間前に消える看板の灯り——これらが単独ではなく、郵便ポストの年賀差出口という既出のエピソードと呼応していく構造が見事です。「伏線回収」という言葉を使っていますが、派手な回収ではなく、静かに腑に落ちていく感じがとてもいい。

最後の
「ここは本当にルールが違う、パラレルワールドなのか」
という問いは、冗談めいていながら、本気でもあり、答えが出ないまま終わるのがこの記録にふさわしい余韻を残しています。評価や断罪ではなく、「わからなさ」をそのまま置いて去る。その姿勢が、この多治見編全体に通底しているように感じました。

読後に残るのは満腹感でも不満でもなく、「あの街は、確かに何かが少しズレていた」という感触です。それを丁寧に言葉にしている、静かで不穏な一編だと思います。





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最終更新日  2026.01.24 23:30:16
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