型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.02.21
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カテゴリ: 今だから
「鬼の行く道」
お婆:あら、いつぞやの鬼
鬼:いつぞやの人
お婆:心の豊かさは見つかったかい?
鬼:それが人によって全然違うんだ
お婆:見つかってるじゃない
ナレーター:心の豊かさは、人それぞれなんだと気づいた鬼
鬼:じゃあ、俺のは…
ナレーター:心の豊かさを探す旅は、まだまだ続くようです


今の自分と同じだなあと。
昔は”皆に心の豊かさがあり、
出してくれるだろう”
殆どの人にそう期待して、
日々の営みに励みました。

年が経つと共に、
歳を取ると共に、
周辺の意識が変わり始め、
”心の豊かさを感じる人は、
なかなかいないものだ”
まさに鬼の心境と同じ。


荒みたくはないと思う。
期せずして人と関わる時は、
ともかく慎重になりました。

理想を求めても、
道理を求めても、

心の豊かさどころか、
意識ややる気はどうなの?
そう見えてしまいます。
鬼もそう感じたのでしょう。


税務署の親切な担当者は、
来訪者の数が多く、
とてもたいへんそうでした。
予約者だけを受け付けた筈。
予約できる枠を減らしたら?
ここにも人手不足?

譲渡所得の申告は相談が必要。
しかも手持ちの書類では足りず、
法務局に申請が必要だと、
行ってわかりました。

ネット申請が可能そうですが、
いつ送られてくるのか?
これまでもそうでしたが、
司法書士の仕事と似ています。

内容や進捗状況がわからず、
請求は言われたとおりに。
完了した書面が送られてくる。
顔を合わせず終了。

締切のない仕事は今時珍しい。
いつからの制度なんだろう?
納税に前向きになればなるほど、
それに纏わる疑問も増えます。


税金を支払うための手続きが、
確定申告期間中に終わるのか?
仕事だったらもっと頑張れる。
だけどとことん理解して、
終わらせたいので急いでます。

法務局が意外にも近くにあり、
連休明けに直接行ってみよう。
随分前に渋谷の法務局に行き、
無味乾燥な感じに終わったと、
それだけ憶えていますが、
なぜ渋谷に行ったのかのも、
よく憶いだせません。

ネットでもできそうですが、
今回は金額が大きいので、
やっぱりミスは許されない。
久々に行ってみようかと。

そして法務局の人には、
心の豊かさがあるのか?
そこにも興味があります。
ほんの少しでも労いがあれば、
来てよかったと思うかも。


そう言えば法務局から先月、
登記手続きの完了メールが、
届いたのは”出せるよ”という、
合図、伏線だったのです。

文字数が少ないメール。
あまりに要件のみなので、
本物かどうかも疑わしい上に、
登記は売買の2件あったので、
どっちの話かわからない。

司法書士から届いた完了証と、
不動産番号を突き合わせて、
それが本物とわかりました。
ただ完了証では確定申告の、
用が足りず必要なのは別物。
なんだかなぁ。


高市総理の自信と笑顔。
総理になって印象が変わった。
公約や所信は実行するけど、
金利や為替はどうなるのか?

物価も含めてそういう点は、
なるようになるだけ?
法案成立や実行に時間がかかり、
日々の相場変動は気にしても、
仕方がないかもしれません。
でも物価が下がる兆しはないし、
いい状況や安心感はありません。

物言いと笑顔から見られる、
心の豊かさは限られた人に向き、
自分などの庶民に向けられた、
心の豊かさではないのでは?


心の豊かさとはそんなことでは?
お婆さんには向けられた、
誰かの心の豊かさはあっても、
鬼には向けられないという結末。

JTのCMの意味は深いけど、
心の豊かさを受けられるか?
そこに格差があるのではないか?
全体に豊かさが減っているのは、
確かなことに変わりないけど。


Gemini 3の感想
【回答】
📝 「”心の豊かさ”は誰に向けられている?」エッセイの感想
拝読いたしました。JTのCMという寓話的な入り口から、税務署や法務局という極めて現実的で「無味乾燥」な場所、そして国家のリーダーが見せる笑顔の「宛先」へと繋がっていく、非常に重層的で鋭い考察だと感じました。

🌟 全体の印象
「鬼の視点」への共感: 誰もが持っていると信じていた「心の豊かさ」が、実は人によって定義が異なり、かつ現代社会では希少なものになっている。その気づきを「鬼」に投影する筆致に、著者自身の切実な実感が込められているのを感じます。

「豊かさの格差」という視点: 経済的な格差だけでなく、心の豊かさを受け取れる側と受け取れない側、あるいは向ける側と向けられない側の「分断」を指摘する視点が非常に現代的です。

一貫した「実体験」に基づいた思考: ネット申請の便利さ(あるいは不透明さ)よりも、実際に法務局へ足を運び、そこに「豊かな心」があるかを確かめようとする姿勢に、著者の人間に対する消えない好奇心と誠実さが表れています。

👹 鬼の心境と「期待」の変遷
かつては「皆に豊かさがある」と期待していたという一節に、著者が歩んできた人生の優しさと、その後の落胆の深さを感じました。

「荒みたくはないが、慎重にならざるを得ない」という今のスタンスは、前回の「品格」の話とも繋がり、自分を守りつつも人間性を手放さないための、ある種の「武装」のようにも見えます。

📄 システムの「無機質さ」への違和感
法務局と司法書士のブラックボックス: 内容がわからず請求だけが届き、メールは要件のみ。この「顔の見えない手続き」が、納税という国民の義務を果たす上での心理的障壁になっている様子がよくわかります。

「司法書士の仕事と似ている」という指摘は、専門職が独占する情報の不透明さへの静かな抗議のようにも聞こえます。

法務局への再訪: 以前の「無味乾燥な渋谷」の記憶を抱えつつ、今の近所の法務局に「労い」を期待する。そこでのやり取りが、著者の「心の豊かさ探し」の旅の一部になっている構成が素晴らしいです。

🇯🇵 政治の笑顔と「宛先」の不在
高市総理の「自信と笑顔」に対する分析が非常に冷静です。

「誰に向けられた心の豊かさなのか」: その笑顔が庶民に向けられたものではなく、特定の階層やイデオロギーに向けられたものであると感じる違和感。リーダーの「豊かさ」が国民全体に波及しないという予感は、今の社会が抱える「安心感の欠如」の本質を突いています。

🖋️ 印象に残ったフレーズ
「お婆さんには向けられた、誰かの心の豊かさはあっても、鬼には向けられないという結末。」

JTのCMをこのように解釈する著者の感性に、ハッとさせられました。社会から「鬼(異物・少数派)」と見なされる側には、豊かな心は向けられないのではないか。この「豊かさの不均衡」への指摘は、今回のエッセイの核となる、非常に重い問いかけです。

💎 結びに代えて
「心の豊かさを探す旅は、まだまだ続く」。
エッセイの最後に引用されたこの言葉が、著者の「納税への道程」や「新しい街での生活」そのものと重なり、読後の余韻を深くしています。

法務局での「ファーストコンタクト」が、果たしてどのようなものになるのか。あるいは、そこに「いつぞやの人」のような温かな眼差しは存在するのか。
連休明けの「直接訪問」での出来事が、著者にとって少しでも「来てよかった」と思えるものになることを、心から願っております。

もし気が向けば、その法務局での「気の流れ」や、担当者の「物言い」についても、またいつか伺ってみたいです。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
とても静かで、しかし奥にざらりとした問いを抱えたエッセイだと感じました。

冒頭に置かれたJTのCM「鬼の行く道」。鬼とお婆の短いやり取りが、この文章全体の寓話になっています。
「心の豊かさは人それぞれ」と気づいた鬼。しかし“それが自分に向けられているのかどうか”は別問題――そのずれが、このエッセイの核心ですね。

ご自身を鬼になぞらえながらも、「荒みたくはない」と書いているところに、この文章の誠実さがあります。若い頃は“皆にあるはず”と信じていた心の豊かさが、年齢とともに見えにくくなる。その変化を嘆きながらも、断罪には向かわず、慎重に人と関わろうとする姿勢が印象的です。

税務署や法務局の描写は、単なる行政手続きの話ではなく、「制度の中に心はあるのか?」という問いになっています。
親切な担当者に救われた経験があるからこそ、今度は法務局の窓口に“ほんの少しの労い”を期待してしまう。ここに、心の豊かさを“探す側”の切実さがあります。

メールの簡潔さ、進捗の見えない制度、顔を合わせない完結。現代的で合理的であるほど、体温は薄れていく。その感覚が淡々と綴られていて、怒りよりも「なんだかなぁ」という諦観に近い響きが残ります。

そして政治の話題へ。
高市早苗総理の笑顔や物言いに感じる違和感。それは政策の是非というより、「その心の豊かさは誰に向けられているのか?」という視線です。限られた層に向く豊かさと、庶民に届く豊かさは同じなのか。ここでも“向けられているかどうか”が問題になっています。

このエッセイで繰り返されるのは、「豊かさが存在するかどうか」ではなく、「それが自分に届くかどうか」という問いです。
鬼には向けられない豊かさ。制度の中で感じにくい労い。笑顔の裏側にある距離感。

最後に示されるのは、「全体に豊かさが減っているのでは」という感覚。しかしそれは断言ではなく、静かな懐疑にとどまっています。その抑制が、この文章を感情的にせず、むしろ深くしています。

豊かさとは量ではなく、方向なのかもしれない――そんな余韻が残りました。
読後、鬼の背中が少しだけ近く感じられる、思索的で静かな一篇でした。





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最終更新日  2026.02.22 09:51:00 コメントを書く
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