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今僕の住んでいるドバイは観光シーズンが終わりかけているのだが、かなりまえに街を何気なく歩いていたら「市内水陸両用バスツアー」なるパンフレットを見つけた。僕はこの手のキワモノが大好きなので、早速予約。パンフの写真を見ると、まさにバスと船がドッキングしたような形をしている。船底にタイヤがついているというかなんというか。そして乗ってみたのだが、街を普通に走り、その最中にはバスガイドのお姉ちゃんがいろいろマイクで話したりもするのだが、しばらくすると入り江からズボズボとクリークに入っていき、完全に水に浸かりきったところで、今度は船のエンジンが動き出し、船として動き出した!一時間ほど、ドバイの夜景をクリークから眺め、そしてまた陸に上がる。その時は、陸に近づき、いい頃合いの時に自動車のエンジンを起動して、陸に上っていくのである。水をピトピト滴らせながら、街を走って終了。コックピットはハンドルで、もちろん自動車にはないいろいろな計器がついており、なかなかかっこいい。運転手はアラブ人のようだったが、おそらく自動車免許と船舶免許を両方持っているという。これはなかなかのものだ。是非ドバイにきたらトライして頂きたい。サイトもあります。↓http://www.wonderbusdubai.com
January 31, 2004
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とうとう日本から持ってきたビデオデッキが壊れた。東芝のアリーナ、9年間使って死亡。日本からのビデオが見られないのはつまらないが、でも新しいのは買わない。知人で、近々帰任の為帰国する人から、マルチのビデオデッキを廉く譲ってもらえることになった。話に聞いたところによると、変圧器を通して電気製品を使っているとかなりその製品は痛むらしい。丁度いい。日本から持ってきた古い家電製品はドバイで使い切ってしまい、日本に帰ったら新しいのを買うのだ。これは楽しみだ。あと残るは、中学2年の時から使っている20年選手のTRIOのアンプだが、これもそろそろ駄目そう。日本に帰ったら、DVDレコーダーとホームシアターセット買おうっと。
January 30, 2004
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今日は、以前日記でも書いた昇格の為の簿記試験である。年末年始日本が休みの時に、チマチマ仕訳の勉強などをしてきた訳だが、始めてしまうとこれが結構面白いものだった。今回は3級見合いの社内試験だったが、2級を受けようと決意。いつになるかわからんが。ということで、親会社の支店にいって受験。一応インド人の試験官がつく。しかし僕は風邪を引いているので、試験官とはいえインド人である彼に対して、容赦なく水を持ってこいだのお茶を煎れろだの、あつかましい受験生だった。東京で採点するようなので、結果は今日はわからん。まぁ、終わってよかった。
January 26, 2004
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昨日深夜、来てくれていた知り合いが帰国するのを空港まで送ったので、すこぶる眠い。風邪も引いており、グスグス。今日は、なぜか母校のことなどを思い出してしまい、そう言えば受験シーズンだったな、などと思いながら楽天のそういうテーマの日記を素通り閲覧させて頂きました。母校のHPなども見てみたりして。でも不思議と大学のHPって見ないもんですね。高校受験の人とか、受験生のお子さんを持つ方のHPが多いみたいですが、みなさんタイヘンそうで、頑張って欲しいと思います。でも一ヶ月もすれば全部終わっちゃうし、受かっても落ちても、どっちにせよ試験後だって生きていかなきゃいけないわけで。だけど、心置きなくずーっと勉強する時間がある学生時代ってやっぱりいい。それに何か身につければ、若い時はそれで新しい世界が開けそうでよかった。年取ると何か学んでも、「それで?」って考えて次の瞬間、気分がちょっと萎える。ホントは、年取っても同じなはずだけど。
January 24, 2004
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疲れる文章は今日はやめて現実的に。鳥インフルエンザ、まじヤバイ。確か鳥のインフルエンザは数年前にもあったと思う。その時には人間には移らなかったはず。ここ数年のうちにウイルスが新しくなってる?実際WHOのレポートには変異が起こったことがレポートされている。> Initial results show significant differences > between these viruses and strains obtained during> outbreaks of H5N1 avian influenza in Hong Kong, in> 1997 and 2003, indicating that the virus has mutated.しかし、今のところヒトへの感染力はそれほど高くないようだ。加熱を加えれば鶏肉もおそらく大丈夫だろうとも言われている。> Research has shown that the risk of direct > transmission of H5N1 infection from birds to humans > is greatest in persons having close contact with live > infected poultry. > in the present situation, the problem of controlling > all human exposures is compounded by the large number > of “back yard” farms where chickens are kept in > rural areas.しかし糞は要注意。生水も絶対駄目だ。ウイルスは冷凍状態でも生きのびる。> Studies have shown that infected birds can shed large > amounts of the virus in their faeces. The virus can > survive for long periods in the tissues and faeces of > diseased birds and in water, especially when > temperatures are low. In water, the virus can survive > for up to four days at 22oC and more than 30 days at > 0oC. The virus survives in frozen material > indefinitely.また国は予防接種を呼びかけているが、もちろん鳥インフルエンザのワクチンはまだ出来ていない訳である。予防接種は違う目的の為だ。日経の記事+WHOのレポート>予防接種は万一鳥インフルエンザに感染した人が、同時に人の>インフルエンザにも感染、体内でウイルスの遺伝子が組み換え>られて人から人に強い感染力がある新型インフルエンザが生ま>れることを防ぐのがねらい。>They also increase opportunities for human and >avian influenza viruses to exchange genes This can>occur when humans are simultaneously infected by >human and avian influenza viruses. The frequency of>such co-infections increases the likelihood that a>completely new influenza virus subtype might emerge,>carrying sufficient human genes to allow efficient and >sustainable person-to-person transmission.こんなこと、日本以外の国で起こる可能性は充分あり得る。また感染としては、渡り鳥での可能性はそれほどないという報道もあったが、どうだろうか。渡り鳥ではなくても、韓国、タイやベトナムと日本の間に船の行き来は頻繁にある訳で、鳥が船についてくることはおおいから、日本を含む世界中で、鳥の糞にはこれから多分気をつけた方がいいのだろう。WHOには潜伏期間に関してはレポートがない。多分まだ分からないのだと思うが、極端に短い場合はかなり危険だ。さらに、鶏卵はだいじょうぶなのだろうか?日本は数少ない生卵を食べれる国なのだから、その地位をキープして欲しいし、なによりワクチン製造の為の培養剤として鶏卵は大量に用いられているはず。インフルエンザで鶏が大量に死んでしまってはワクチンが出来ない。その意味からも鳥インフルエンザは真剣にまずい。To be continued....
January 23, 2004
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考えてみると、環境問題が騒がれ出してからずいぶん僕たちは問題を棚上げにしてきた。90年代初頭に騒がれた原発問題さえ単なるファッションとして忘れ去られてしまい、今は下火だ。問題はあの議論が全く科学的ではなかったことだ。原発は危険だから全て廃止し、少ない電力で賄える昔の社会に帰ろうという「反対派」の論理は全くPractical/論理的なものではなくどちらかというと宗教に近いものだったし、どうせ放射能の半減期はものすごく長いのだからその間にはなにか解決法が見つかるから取りあえず進めておけという「推進派」の論理も全く科学的なものではなく宗教だった。科学というのは今ある解決法を地道に積み上げていくものだからだ。こうみると、科学の先端を突き詰めれば突き詰めるほど、すごくPrimitiveな宗教っぽい議論に行き着くし、あと人間に話を戻すと、科学の発展のスピードに哲学/思想が追いついておらず、極めて不安定な状態にあることは問題だと思う。何れにせよ、自然を征服して「外部」からの死の恐怖から隔離された毎日を送ることが可能になった人間は、自分達のとなりに原発を作り、毎日抗生物質漬けになった肉を食べるなど、自分達の「内部」に死の原因を抱えるようになったということかもしれない。To be continued....
January 22, 2004
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今日は久しぶりに硬派で。食料の貿易に携わっていると、最近の異常気象の影響を受けることが多い。一番関係あるのはオーストラリアの旱魃とこの夏のヨーロッパの熱波で、そのせいでいま乳製品の国際価格はもう昨年比30%も上昇した。食肉は扱っていないので知らないが、牛肉はBSE、鶏はインフルエンザ、豚はこないだ口蹄疫があったし、問題山積で、おそらく日本の同僚は四苦八苦していることが予想できる。穀物もGMOが編み出された今、究極的に安全なものというのはありえるのだろうか?(もちろん僕も商売の時は出来るだけ確かめて「安全です」というのであるが)。GMOコーンは食べてなくても、それを食べた牛は食べているのでは?BSEの牛は食べてはいないが、BSEの発生した国の乳製品は今でも輸出されているのは事実(日本向けではない)。別に僕は環境運動家ではないが、昨今人間はホントにヤバイと思う。僕は地球がヤバイとは思わない。人間が滅んでも地球は存在するだろう。滅ぶのは人間だけである。そしてその原因は人間が自分で作ったものが多い。人間がジャングルの奥深くまで分け入って未知のウイルスを持ち出してしまったり、抗生物質を大量に自分達/家畜に投与することによって強烈な耐性を持つ新種を作り上げることになってしまったり、何より牛に自分達牛の死骸から作った肉骨粉を食べさせたり、そんな動物の尊厳を度外視した行動をとっていては罰があたるのも当然に思える。これはまさに、中沢新一が「緑の資本論」の第一章で指摘したように「圧倒的非対称」状態におかれた動物側のテロリズムであって、これからも形は変わるものの起こりつづけるだろう。自然界からの反撃が始まったということだ。To be continued....
January 21, 2004
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昨日に引き続き25ansに対する感想。昔この雑誌にはセレブな女子高/女子大の「同窓会」コーナーのようなページがあり、無理目っぽい女子がそこで学校の思い出話のようなものをするコーナーがあって、全身をマゾ的快感に震わせながら憎々しく楽しんでいたのだが、それってまだやってるのね。今月は慶応大学でした。お嬢様がお好きな方はどうぞ。次はドバイ情報。ドバイに"YO! SUSHI!"ができました!ロンドンのハービーニコルズの最上階で回転寿司を食べた人も多いのではと思いますが、ドバイにもできたと。味は同じく、ガイジンの好きそうな寿司です。値段はちょっと高めです。さて、ドバイに来ている知人達であるが、街でいろいろなものを食べ歩き、レストランでアラブ料理やらペルシャ料理やら食べ、カルフールのインストアベーカリーで焼かれたクロワッサンを食べるなどいろいろ食べて、出した結論が「なんでこんなにまずいものしかないの?」と言うものだった。あったりまえだよーー。じゃなきゃこんなに帰りたい帰りたいって言ってないって!ここはアラブです。しかも昔統治していたのは世界一味オンチなイギリスです。今日本は世界一うまい飯がそろってる国です。みんな感謝しましょう。みんなバリとかプーケットとか観光では来たいけど住むと辛そうだから住みたくないでしょ!それとおんなじです。知人達は、お茶うけに出したここのスーパーで売ってるクッキー、一枚だけ食べてあとは手を伸ばしませんでした。P.S.タイトルとは矛盾するが、本日ここの日本人よりエジプト土産ということで、でっかい延べ棒のような、日本で買ったら一万円は絶対下らないようなカラスミをもらった。うまいーーー!エジプト土産はカラスミで決まりですね。
January 20, 2004
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そういうわけで、ドバイが特集されている25ans入手。しかし相変わらずバンサンカンって重いのね。持ってきてもらって悪かったな。僕は昔本屋でバイトしていたが(昔の日記ご参照)、バンサンカンの発売日の時は結構疲れた。重い雑誌には弊害がいっぱいある。例えば、①重いので、倉庫から持ってくる時にタイヘン。②重いので、一冊でも一ランク上の袋を使わなければならない。③分厚いので、平積がすぐなくなり、倉庫からの補充を頻繁にしなくてはならず、そうするとまた①のようになる。僕がバイトしていた頃はバブルの残滓が残っていたので、カップルの待ち合わせ場所になっていた僕の本屋では男が女に25ansを買ってやる光景がかなり頻繁に見られた。だいたい本を買うのは男であるが、男がレジを済ませていると女が後ろから、「ねぇねぇ、これもかってぇ~」などといって、25ansを出す。男はしょうがねーなーという感じなのだが、↑通り、そうすると袋詰めを途中までやっていた僕は、めんどくさいが袋をもっと大きなものに変えなければいけないのだった。その時に気付いたのだが、女性のファッション雑誌というのは、女性が男性対策としてナイショで買うものだと思っていたが、どうやらそうではないらしいということだった。「こういう雑誌を読んでます」と女は男に種明かしをしていいのか思ったわけだが、男と女の関係というのはそういうことではないのであった。さてドバイ特集だが、なるほど、キレイに纏められている。さすが。しかし、やっぱりホテルの紹介が多いですね。というか、それしかこの街にはないんです。あと買い物スポット。レストラン情報はあるにはあるが、あまりない。それはそう。ここにはうまいものはない。でもねぇ、ホテルを満喫して、買い物して、スパ/エステに行って、ってやってたらそれでもう一週間くらい使うから、それでいいのかも。
January 19, 2004
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日本からの直行便にて早朝到着した知り合いの出迎えに運転手を空港まで送ったが、一応心配なので家で起きていたので極めて眠い。彼女達はホテルに行ったが、今日は夜に東京の親会社のここの支店のパーティーがあり、出席。本当にこの手のパーティーは苦手であるが、今日はなぜだか気分がよく、しこたまワインを飲んで酔ってしまった。早起き+飲み会で疲れました。知り合いが持ってきてくれた25ansは明日見ることにしよう。
January 18, 2004
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また一週間が始まる。バラジがいないので、ペーパーワークも多く、忙殺される。昨日Global Villageから遅く帰ったこともあり、大変疲れる。明日から知り合いが来る。普通のOLさん達で、海外旅行は初めてではなかろうが、もちろん普通の日本人なので、こちらに気をつかって「何したい?」と聞いてもなかなか言ってこない。こちらとしては、とっとと希望を言ってもらった方が楽である。じゃないとこちらは際限なく提案させられることになるし、逆にこっちが気を使う。まぁいいや。ただの友達だし。さて、そろそろ簿記の学習も追い込みである。そう言えば日本は受験シーズン。受験生の人達は楽天の日記なんて見てちゃいけないんでしょうが、どうか頑張ってください。
January 17, 2004
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東野圭吾「秘密」文春文庫読了。切ないストーリーだねぇ。ベストセラーになるのは分かるな。SF仕立てのラブストーリーだけど、局面局面ではこういうことよくあるし。作者のテクニックもうまい。でも女性からみると、この状況はいいかも知れないね。夫とは親子として会いつづけることもできるし、若い男と人生やり直すことも出来るという...。なんかずるいな。結局男はずるずる引き摺るんですよね。映画になったことを覚えているが、内容よりは竹内まりあの歌の記憶が強い。調べてみたら、広末の演技はどうか知らぬが、監督滝田洋二郎らしいから映画的に失敗はないかもしれない。本日、ここで行われている"Global Village"に行く。これは地方物産展の国際版のようなもので、世界中(といってもこの辺)の各国のパビリオンでその国の名物が売っていたり、踊りがあったり歌があったり。毎年この時期にある。いつもすごい人である。ブラジルブースでコーヒーを量り売りで購入。パキスタンブースで布製の巾着のようなものをネゴ。最初750円って言ってきたので、冗談じゃないと思って、「300円だ!」といったら、しのごの言っていたが最終的にはOKした。ちょっと甘かったな...。もっと安く出来た。この勝負負け。中国ブースで、木のマッサージ用品一式を240円。うーん、これは引き分けかな。イランブースでサフランをネゴ。もう負けられないので結構ガチガチやったが、あまり値切ってくれない。ペルシア商人はタフということもあるし、民度が高い部分もあるから定価販売をしている場合もある。一瓶だけかって出てくる。セネガルブースで太鼓を買おうかと迷う。結構いい音がする。500円と言っていたのに、ぐるっと回ってもう一度その店にいったら、今度は750円と言いやがる。むかつくから買わない。ヨルダンはパビリオン全体が死海グッズ。パックでも買って日本の友達にでも送るかな。トルコブースで、のびーーるアイス購入。うまい。ドバイでの開催なので、もちろんイスラエルのブースはない。しかし、パレスチナ暫定政府のパビリオンはある。たいした産物はないだろうと思ってみると、自称ジャーナリストがいて(実は有名な人かも知れません)、イスラエルを告発する自製のCD-ROMを売っていた。買ってみようかとも思ったが、別にいいやと思って見送り。何の期待もなく入ったイエメンのパビリオンでコーヒー屋発見。もうブラジルのブースで買ったので、どうでもよかったが、試飲したところ、超うまい(ちなみにウンチクですが、「モカ」というイエメンの地名がコーヒーの種類の名前になるくらい、イエメンはコーヒーとは歴史的に繋がりがあります)。でっかい袋しかないというので、そんなに飲まないから小袋にしろとネゴッていたら、じゃあ、試飲用に封を開けたものでいいなら廉く売ってもいいということだったので、それにする。お金を出してお釣を受け取ったが、お店の人、お釣を一桁間違えてる!多分イエメン人でドバイの通貨にまだ慣れてないのだ。「じゃあね~」と言ってダッシュで逃げる。この勝負大勝ち!トータルで見て、今年は勝ち。
January 16, 2004
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小川忠著「原理主義とは何か」講談社現代新書読了。テーマ選びがよいし、章割もアメリカ、イスラム圏、アジアとバランスを取っていて中立を保っていて、どれかに肩入れすることなく全てを客観的に記述しようとするのはよい。ただし、著者も書いているが、インドと日本に関しては、現象はやはり原理主義というよりナショナリズムに近いと思う。さらに、日本の最新の右翼動向/靖国問題などの政治的にTochyな部分に関しては言及をぼやかしているし、インドネシアのJIなどに関しても詳述がない。しかし、近代化のパラドックスとしての原理主義に対処するのはなかなか難しそうだ。「頭の固さ」や「人並みはずれた純粋さ」とか「正義感」とか「コンプレックス」とかそういうことがキーワードになってくるのか?少なくとも金の問題だけではなさそう。さて、本日アパートの前の空き地に出現したサーカス小屋にサーカスを見に行く。僕はサーカス小屋にサーカスを見に行くのが好きだ。サーカスも好きだし、小屋も好きだ。でも最近の東京ではなかなか得難くなった。小屋じゃいっぱい人入らないし。「サルティンバンコ」が精一杯だよね。サーカスはロシアの人達だった。一応生バンドつき。いいねぇ。しかも何度も失敗したり、宙返りをすべき人が機嫌が悪くて飛ばなかったり大変いい加減で、場末の雰囲気を楽しまさせて頂きました。猛獣はなかったが、女性が空中でくるくる回るのは「ベルリン天使の詩」のようだった。しかし、みんなもう年だねぇ。旅芸人も後継者不足のようです。
January 15, 2004
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吉本ばなな著「デッドエンドの思い出」文芸春秋読了。簿記の勉強やらレポート書きやら風邪やらで、この本を読むのにすっかり時間がかかってしまった。悲惨な状況を書いていると作者も書いているが、悲壮な印象があまりない。それは文体によるものなのかどうかよく分からんが。外国に住んでいると、もちろんその地域の中では高い方の暮らしをしていてもそれなりに大変で、毎日精一杯である。それにやはり通り一遍の情報しか入ってこないし、それすら入手するのに大変だったりするから、そういうことにかまけて他人の心の機微とか、細かくて繊細な部分がおろそかになる。それに外国人が80%を占めるここでは、お互いに母国語以外のことばを話して社会を営んでいる訳で、全てが最大公約数の社会となる。そういう状況で、心の中まで入り込むばななの小説は、そのモードに入るまで、僕は多少時間がかかることも事実だ。これが村上春樹の場合は、外国で読んでもスーっと入っていく。実はこの二人はかなり違うと思う。
January 14, 2004
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今年最大の目標が目前に迫る。昇格である。試験は日本国内にいる人は面接で、海外にいる人はレポート提出で、行われるらしい。当然自分は与えられたテーマに従ってレポートを書くわけだが、今いるJ/Vの業績は最悪だし、主導権はここにいるパートナーに握られてしまっているしで、アピールできるものなんて過去一年にあまり、というか全くない。もちろん馬鹿正直に「さえなかったです」と書くほど馬鹿ではないし、実際のサラリーマン社会では自分で何もしなくても「自分がやりました!」などとアピールする輩の方が多いことも知っているので、必死に作文を試み、A42枚を埋めるけどやっぱりそんな感じでは完成度や満足感に欠ける。アピール度も欠けるかもしれない。どうも私は大工であった祖父の血を継いでいると親戚で言われるほどに職人気質で、出世とか世渡りとかに疎い。そしてそういう部分に強い人は苦手である。下町生まれというのもあるかもしれない。しかし、そうも言ってられないので、あと数日文章に飾りをいっぱいつけて見る。どうでもいいから早くこんなこと終わらせたい。
January 11, 2004
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桜井啓子著「現代イラン」岩波新書読了。イランについての本を立て続けに読む。まぁ、この本もいい入門書である。イランの革命やイランイラク戦争は子供のころにリアルタイムで報道されていたはずだが、全く記憶がない。受験勉強でもしていたか、それとも他の由無し事に夢中になっていたか。しかし、その頃でもホメイニの容貌は子供心にかなりインパクトがあった。そのホメイニももう死んでしまっているわけである。そして僕はなぜか中東にいる。こないだ年末年始にあきれるほど休日をとった日本は、気付いてみたら、また3連休である。脳みそくさっちゃうんじゃない?大丈夫ですか?みなさん。はいはい、そうです、妬みです。まったく仕事がないので、しこしこ本をよんで簿記の勉強をして。こんなんでいいのかなぁ。
January 10, 2004
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さて、最近ここで起こったよしなし事を纏めてご報告。まず、前にちょっと書いたと記憶のある、日本食スーパーがやっとオープン。前から通信販売で業務用に日本食材の販売はしていたが、晴れて店舗として開業した。昔からある韓スーパーの並びでまとめて買い物をするには大変便利。しかし、もともと地場のスーパーの「日本食材コーナー」に並んでいる商品は、ここで買ってもあんまり廉くない。でも、日本食スーパーなんてあるだけで、とても気分がよい。ダイソーの100円ショップは2月以降にオープンがずれ込み。さて、まだ見ていないが、今日本で発売しているバンサンカンには30頁ほどのドバイ特集があるようだ。現在取り寄せ中だが、既に見た友人から、「Patchiさんてずいぶんいいところに住んでるのねーー!蒼い海、白い砂って感じ?」などとメールを貰う。あははは、じゃあ来てみろよ。この街の宣伝の巧みさにびっくりするぞ。まぁ、でも旅行だったらいいかもな。ホテルに金をケチらないことがコツだね。ちなみに、この間ドバイにプラダがオープンしました。これでないのはエルメスくらいになったな。
January 9, 2004
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もうここに来て今月末には丸二年になろうとしているけれど、僕は未だに東京の本社と条件闘争をしている(どうもイスラムの本を読んでいると、使う言葉も荒々しくなってくるな)。この度、週休が1日であることに関して会社から解答があり、約22,000円/月を追加でもらえるということになった。この22,000円をどう見るか。日本は今、雇用情勢は厳しいわけで、2万円追加でもらえるなんていいじゃない!というべきだと言う声が聞こえてきそうだが、僕的には2万円返すから週休二日にしてくれって感じだ。だってつらいんだもん。今はいいけど、夏は死ぬほど暑いし。1日しか休日ないと、寝るだけで終わってしまう。でも日本でも休みが少ない業種ってある。外食とかコンビニとか経営するとそうだと思うけど、やっぱり休みが2日連続して毎週あるってけっこう素晴らしい。早く日本に帰りたい。
January 8, 2004
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今日、ここの某ホテルの日本人スタッフが僕が勤めるこんな小さな会社にも営業に来てくれた。一応カンパニーレートくれるんだと。なんか嬉しいねぇ。見放されてないみたいで(笑)。それに会社の社長/支店長限定の特別割り引きカードも作ってくれるらしい(!)。なんか全部25%引だと!いいじゃない!やっと俺にも運が回ってきたか?でも仕事大変そうだったな。女性だったけど。日本でもどこでも観光産業は大変だよね。わけわかんない客多いしさ。拘束時間も多いし。それほどたいしたことではないと思うが、今日悪夢をみた。僕がテロリストに殺される夢である。僕が、広野の中の村でなにか仕事をしていると、頭にターバンを巻いて銃を持った男が数人現れて、外国人の僕を見つけて至近距離から撃つのだ。僕は一部始終をまるでニュースの画面を見るように他人事としてみているのだが、急に自分に銃口が向けられてズドンと撃たれる...。しかし、なぜか死なない。死なないので、夢の中で僕はこれは夢だと気付き、別の夢に移り、わりと健やかに目覚めた。最近イスラム本を読んでいて(昨日はイランイラク戦争に就いての章を読んだ)、その影響かもしれない。舞台の広野は、パキスタンで見た光景のようでもあり、イランの田舎のようでもあった。僕を撃った奴は、ペシャワール辺りの風貌だった。アラブ人よりはタリバンに近いというか。もうそれほど精神的にまいっている生活はしてないのだが...。それに、中東に住んでいるといっても別に命が危なくなったことはないし、テロも日本にいる人と同様、画面で見ているだけなのに。この夢の意味はなんだろう?
January 7, 2004
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今日、仕事帰りに久しぶりに髪を切る。しばらく切っていないのでだいぶ伸びている。切ったあとなんとはなしに鏡を見ると、なんかハゲが進行しているような気が....。まぁ、いいか。短く刈り込んでいこう。ということで、一年の計である。今日は、Do’s。・昇格する。・日本に帰る。・8kgやせる(これ、一番難しそう)・交友関係を広げる。・もっと出歩く。・もっとサウナに通って絞る・コレステロール/血糖値を減らす。・免許を更新する。・大量に洋服を買う。スーツを一新する。・もっと本を読む。・なんでもいいからなんか資格の勉強をする・HTMLの勉強をする・お金を貯める・もっと物をどんどん捨てて部屋をキレイにするはぁ~.....。
January 6, 2004
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さて、今日は家に帰る前になんとなくぶらぶらとインド人が多く住む地域を探検。もう赴任当初ならいざしらず、こんなとこ全く興味が最近なかったので、久しぶりだ。と、思ったら、出稼ぎフィリピン人の巣窟のようなビルを発見。お店も客もフィリピン人多し。まだまだここも深いねぇ。あと、その近くのインド系安売りスーパーに500円相当のバーベキューセット発見。うーん..。迷ったけど、買わない。さて、正月なので一年の計をしてみる。まず、Don’tsである。・東京いる上司とケンカする・ロンドンにいる上司とケンカする・ここにいるJ/Vのパートナーとケンカする・そしてそのフラストレーションを世界中のスタッフに八つ当たり する・出張を増やす・冷房をつけたまま寝る・むしゃくしゃして気分転換に本/CD/DVDを衝動買いする。・昼飯にファーストフードばっかり食う。・ONKENのヨーグルトを1日1個以上食べる。・青いWalkers(ポテトチップス)を週に一袋以上食べる・日本の雑誌を取り寄せて定期講読する・スタバでモカ/ラテなどのこってり系を飲む・賞味期限の切れた食品を口にする・ケータイを置き忘れる・楽天の日記書きに30分以上時間を使う。
January 5, 2004
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宮田律著「物語 イランの歴史」中公新書読了。しばらくいろいろなことがあって疲れているうちにずいぶんイスラム本がたまってしまった。そういえば食べ物関係の本もあんまり読んでないな。まぁ、イランの歴史の本でした。旅行いく人なんかが読むんですかね。でも9.11以降、新書でイスラム関係の本ってホントに多い。今中東にいる僕にとっては注目されてる地域にいるってことで悪い気はしないが、果たして売れてるのかしらん。あと、「だめんずウォーカー」「できるかな」の最新本を入手。あははは。こっちの方がおもしろいな。今回の「できるかな」は前にも増して面白いねぇ。あーあ、明日から日本や欧米が動き出す。やだなぁ。せっかく暇だったのにぃ。
January 4, 2004
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昨日スタバでお茶を飲んだ時に、ついケータイを置き忘れた。最近仕事が辛いのか海外生活で疲れがたまっているのか、もの忘れが激しい。朝になって気付いた。しかし、自分のケータイに電話をかけてみると、ちゃんとスタバで保管されていて、無事奪還。これを含めて3度ほど、ケータイを置き忘れたが、その都度必ず出てきた。こういうところは、この街のすごくいいところだねぇ。本日仕事初め。でもメールの量は全く少ない。まったり開始♪
January 3, 2004
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今日は金曜日だ。日本では10連休もあった人も多いようだが、ここでもささやかながら2連休だった。前日日本のビデオを見過ぎて夜更かししたせいか、まるで日本にいる時のように寝正月だ。昼前に起き出して、暇だしNHKはもうつまらないのでショッピングセンターに行ってみる。行ってみると正月とは思えない混雑ぶり。どうも観光客と思しき欧米人が多くて閉口する。スタバでコーヒーを飲んでいると、日本人発見。同じく駐在の人かとおもって会釈をしてみる。ドバイはまだ日本人が1,000人程度しかいないので、良くも悪くも助け合いの精神が残っており、知らない人でも会釈をすると返すという礼儀がなんとなく残っている。が、無視されたので、旅行者と判明。そう言えば不自然に「歩きやすい靴」とやらを履いている。旅行している日本人は日本人がキライである。気持ちはわかる。寝坊をしたせいで、夜になっても眠れない。昨日の続きのビデオでロンブーの番組などを楽しむ。まだブラックメールってやってんのね。深夜になり、どうしてもみたくなって「シャイニング」をDVDで見る「一人新春ロードショー」である。何度見ても怖いが、今夜はメイキングも見てみた。今はなきキューブリック監督の厳しいダメ出しが見れる。基本的にJ.ニコルソンのアクの強い演技スタイルはあまり好きではなかったが(ハマリの「シャイニング」は例外)、このメイキングを見ると、彼の話し方や内容は非常に知的で、映画製作に協力的でプロでもあり、好きになった。意外に、妻役の目のでかい女優の方が監督に文句を付けたりしている。あとやっぱりこの子供はかわいいね。
January 2, 2004
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今年は去年よりもかなり正月らしい正月を送ることができた。年末に餅も作ったし。また、ちょうど日本からビデオも届いて、紅白を含む歌番組を3つ見ながらの正月だ。笑われてもよい。私は紅白が好きである。でも海外にいる日本人はたいていそうだと思う。だって、ほかにチョイスがないのだから。そしてその内容からこの一年に日本であったことを出来るだけ想像するのだ。ゴズペラーズがいまさら「新大阪」などという演歌のようなタイトルで遠恋のことを歌う時、「これってJRのCMソングかなぁ」などといった具合に(ほんとはどうなんですかね?)。ところで、なんでこんなに昔のコピーが多いの?それにそんなにアレンジも変えてないじゃない?カラオケ合戦じゃないんだからさぁ、いい加減にしようよ。ビデオで見たFNS歌謡際も昔のビデオ流したり、再結成したSpeedが出てたり、過去の遺産で食いつなぐのはやめた方がよくないかなぁ。紅白に限らず目についたのはまず、後藤真希「オリビアを聴きながら」。杏里のが聞きたかったな。それにあんな衣装で(殆ど半裸)歌う曲だっけ?この曲。市川由衣「雨」。申し訳ないけど、これも森高の方がよい。Exile「Choo Choo Train」。これも、アレンジもダンスも全くZOOのものを変えてない。それにZOOの方がカッコよかった気がするけど。ちなみに、歌ってる二人のうちの一人は、ASAYANでCHEMISTRYを選んだ時にもれた人じゃない?ひょっとして。あと、こいつらの周りで踊り狂ってるちびっこ達はいったい誰だ?かっこいいなぁ。紅白でやっぱりよかったのは、「東京砂漠」ですね...。これ感動しました。あとは平井堅とAIKOかな...。中島美嘉って人も初めて聴いたけどなかなかよいね。CD買ってみようかな。華原のトモちゃんって今年売れてたんですか?どうでもいいけど、相変わらず歌詞の内容が「辛いこともあったけど...」みたいで、小室との事件をネタにして芸能界を生き抜こうという逞しさが垣間見える。あと、今年は由紀さおり姉妹が出てないね...風物詩ではあるけどね。まぁ、どうでもいい。どうでもいいけど、優香のとなりの三谷幸喜の顔でかっ!あと膳場アナって可愛いな。なんか筋肉マンみたいな顔だけど。あと、紅白でゆりおか超特急とかスマイリー菊池の顔が見れるとは思ってなかったから、それもよかった。さて、やっと紅白で僕はSMAPの「世界に一つだけの花」を聞いた。最悪だな、この曲の歌詞は。人はみんな「もともと特別なONLY ONE」なんてあったりまえじゃない。いいたいことは分かるけどさ。それでこの曲で癒される人も多いかも知れないけど。「自分の花を咲かせればいい」なんて言ってるけどさ、世の中には死ぬほどがんばって、それでも花が咲かない人の方が多いんだぜ。がんばってる最中の人、例えばスポーツ選手とかさ、そんな人にこんな曲歌ったら殺されるよ。それをまた芸能界でほぼNO.1であるSMAPが歌うというのは.....かなり嫌みである。この曲は現実を隠蔽して、思考を停止させる。いやだいやだ。SMAP好きなんだけどな...。やっぱり「東京砂漠」だな(笑)。
January 1, 2004
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