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血は水よりも濃し。血のつながりには敵わないと哀しむ秀臣さん・・・やっぱり正典父さんは正太郎おジイちゃんにとって特別な存在なのかな。いや、でも・・・ うちの実家は名のある家でもなく、格式もなんにもないのですが、やはり長男という存在を、特別なもののように感じることがありました。うちは長女で姉でしたが、大学に進学したいと親に言った時、「いずれは結婚して家を出て行く子に、そこまでしてやるお金はない」と母に渋い顔をされ、かなり傷ついた覚えが。それに比べ四つ下の弟は、生まれた時から両親とも腫れ物にさわるような扱いで、就職先も父親に斡旋してもらい、いたれりつくせり・・・姉の目から見れば、むちゃむちゃ可愛がられ、甘やかされて育ってきたように思えます。ご飯のメニューはいつも弟の希望が通り、模様の綺麗な特別なお皿を使えるのは弟だけ。行楽の行き先も大体、弟が希望するところ。「お姉ちゃんなんだからがまんしなさい」と何度言われたことか~^^;小学生ぐらいの頃は、どうして弟の言うことばっかりきくのぉ~、とすごく嫉妬していたものです。でも人の親になった今、うちもかなり両親に心配され、深く愛されていたんだなぁと気づくことが多々あります。家を出て、独り立ちして、そして子供を産んだからこそ、見えてきたものがあります・・・今は心の病の弟も、いつか親の愛情に気づいて欲しいと願うクッチーです。 今日のちりとてちん。 「私にとって箸は家族の象徴でした」(秀臣) 正太郎おジイちゃんの工房で、秀臣さんが若狭塗り箸への思いを語ります。まるで愛に飢えた子供のように・・・ 追い詰められて・・・ 「製作所が危ないとは聞いていたけど、そんなに追い詰められとったんか」(正典)食卓で、A子の見合い話が中止になったこと、秀臣が店を畳もうと思っていることを小次郎から知る和田家の面々。みな製作所の経営がそれほど危ういことに驚き、深く心配する。そんな和田家に深夜、血相を変えたA子がやってくる・・・。父の姿が見えない、きっと和田家に来ている、と母に教えられて息せき切ってやってきたA子ちゃん。糸子母さんが「A子ちゃん、落ち着きなれ落ち着きなれ」(糸子)と言って皆を点呼。「不安な時は役に立たん者でも、仰山おった方が気持ちが楽になる」。糸子母さん、いいなぁ。家族それぞれパジャマだったりティシャツだったりとさまざまな就寝姿の和田家の面々が勢ぞろい。小梅おばあちゃまは寝る時も着物でさすがです。お店を畳む覚悟の秀臣さんは、正太郎おジイちゃんの工房の奥で座り込んでいました。ずっと今までの思い出を、思い返していたんでしょうか・・・。 奈津子さんのプロ魂「製作所たたむなんて。私がどうにかするやな」(A子)「おまえにそんなこと言わせたくないから畳むんだ」(秀臣)秀臣の言葉に目を見開くA子。そこへ奈津子がプロ魂を発揮し、勇気を出して訊ねる・・・。「あのう、すみません。よかったら聞かせていただけませんか。製作所を畳もうと決意した今、社長さんにとって若狭塗り箸って一体何なのか・・・」(奈津子)「うちも聞きたいですな。聞きそびれたままでしたからな。結局あんたにとって伝統若狭塗り箸とは一体なんやったんか」(小梅)小梅に促され、秀臣は意を決して、塗り箸への思い、そしてなぜ正太郎のもとを去ったかを、懇々と語り出す・・・奈津子さん、どこまでもプロです・・・この重苦しい雰囲気で、本人にインタビューとは~。さすがの小次郎さんも一瞬止めに入ってましたがな。秀臣さんの語りは、箸への深い愛のこもった、長い長いものでした。 若狭塗り箸への思いなぜ、川平慈英さんが秀臣さんに起用されたのか今にして解り、なるほど納得です。ハーフの設定があったゆえだったのですね。父の国の習慣しか知らず、お箸を使えなくて、母の再婚でできた家族の中で、ずっと疎外感を抱いていた秀臣さん。「新しい家族になじめないのは箸が使えないせいだと思いました。」(秀臣)だから一生懸命、箸の使い方を覚えて。そんな中、若狭塗り箸に出会って。そしてその職人になるために小浜の人間になって。秀臣さんにとって塗り箸は家族の証。箸への愛は家族への愛と同じ。だから孫がお箸を使う様をみて、あんなに目を細めていたのね・・・。でも歴代の職人の血を引く正典父さんが作ったお箸を見て、才能の違いを思い知って。しかも自分は正典父さんの代わりになれない、と思い込んでしまって。きっと、愛に飢えた子供だったんでしょうね。だから自分も正太郎おジイちゃんに愛されている、という実感、しっかりと目に見える証拠が欲しかったのかも・・・。でも焦りと嫉妬で曇った心で作ったお箸は、曇った心で弾いた三味線の寝ぼけた音のように、きっと輝きも半分だったんだろうなぁ・・・。 重苦しい雰囲気の中での秀臣さんの語りでしたが、その途中途中で入る和田家の面々の反応とツッコミが結構面白くて、それで場が救われたように感じた回でした。「うちはもう、ジェームス・ディーンやと思いました。」(小梅)秀臣さんをそう評した小梅おばあちゃまの顔には、一瞬、子を誇らしく思う、母親の顔が浮かんだような気がしました。 それと・・・師匠の実子と、外から弟子入りした者。秀臣さんと正典父さんのそんな関係が、草々さんと小草若ちゃんの関係に似ていて。(能力的には逆だけど)徒然亭の場合はこれからどんなことになってしまうんだろうと、今日は出てこなかった二人がえらく気になってしまいました。 明日は小梅おばあちゃまとのついに和解、でしょか ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第126回 塗り箸への愛 ☆☆☆☆☆
2008年02月29日
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巷には世話好きな人が必ず一人や二人、周りにいるもので。独身と知るやお見合い写真をどさっと抱えて持ってきてくれて、「どの人がいい?」そんな風になるものと思っていましたら、よかったのか悪かったのか自分はお見合いの経験を一度もすることなく片付いてしまいました。今心配なのはうちの弟です。四つ下の独身貴族なのですが、一度もカノジョと呼ぶような存在を作ったことはないし、大学時代も同コンなどしたことないし、とにかく超オクテ。本人は「出会いがない」と言うのですが・・・ということで、心配した両親が昨年三件ほど、お見合いをセッティング。しかしなぜか皆、年上のお姉さまばかり。年下の弟が頼りなげに見えてしまったのか、話はまとまらず・・・うだうだするうちに今度は職場でのストレスが高じ、うつ病のようになってしまって、 今、仕事を辞めて引きこもり中です。彼にも、A子ちゃんと同じく、気軽に悩みを打ち明けられる友人がいないのです・・・。今は両親が病院へ連れて行って、治療を受けさせている状態で、とても心配です・・・なんとか家族にだけは心を開いて、立ち直ってほしいと願うクッチーです。 今日のちりとてちん。 「あたしどんだけ、A子のこと傷つけとるんやろ」(喜代美) A子ちゃんに本音をぶつけられ、落ち込んでしまう喜代美ちゃん。娘の本音を知ってしまった秀臣さんも、追い詰められてしまいます。 ええ子なA子A子の見合い当日、喜代美はいたたまれずA子に会いに製作所へ行く。「お見合いは自分で決めたことやで、B子に心配してもらうことはなにもない」そう言うA子だったが・・・「嘘やな。ホンマは気がすすまんのやろ」喜代美に指摘され、ついに本音をぶちまける。ずっとA子でいることが苦痛だったという思いを・・・「A子やなんて呼ばれるたびにゾッとしとった。あんたはええ子や、ワガママいわん、親の期待裏切らん、そやないとあかん。そない言われてる気がして」(清海)今回は清海ちゃんが喜代美ちゃんに本音をぶちまける番でした。B子と呼ばれるのがいやだった、とかつて心の内をぶちまけた喜代美ちゃんのように、A子の呼ばれるのがいやだったと本音を明かす清海ちゃん。表裏一体の二人です。A子ちゃんは黒い衣装、B子ちゃんは白い衣装と、衣装にもそれは現れていて・・・。「清海は家族思いのいい子だ。」(秀臣)秀臣さんの言うとおり、A子ちゃんは家族を思うからこそ、いい子にならねば、と思ってがんばりすぎて、ずっとそれをプレッシャーに感じていたんですね。「東京行き、お父さんに反対された。でもあたしかてええかげん、ええ子ちゃんのA子から逃れたかった。ほやけど結局変われなかった。やっぱりあたしは、A子でおるしかないんやわ」(清海)今また、親のために自分の意志を曲げようとしている、それを何とか止めさせたい喜代美ちゃんだけれど、A子ちゃんの思いを聞くだけで、何もいえなくて・・・でも秀臣さんが、影からその会話を聞いてくれていたという幸運。それでお見合い話はなくなったけれど、(欲を言えばお見合い相手が見たかったな^^;)逆に秀臣さんが追い詰められてしまうことに・・・そして喜代美ちゃんも清海ちゃんから白い石を返され、また深く悩むことに・・・親離れの時小草若ちゃんは草原さんの指導で「はてなの茶碗」に大兆戦!ムリといったものの、草原さん、やっぱり教えてくれてはります。でも「風格のない茶金さんですね。」(四草)「なんでおまえがおんねん!」(小草若)「見ものですから」(四草)じゅげむ、子褒め、時うどんときて、いきなり『はてなの茶碗』はない、父の十八番の愛宕山をしたらどうかと提案されるも、キッパリ断る小草若ちゃん。その目には覚悟のようなものが・・・。そしてもう一方のライバル、草々さんは・・・「どこのクリーニングに出したらこないなる?!」(草々)ぼろぼろになってしまった、おかみさんの思い出のスーツに号泣。四草さん、クリーニング代を浮かせと勇助くんに吹き込み、スーツを洗濯機で洗わせ、完膚なきまでにハカイするよう仕向けた模様・・・勇助君、えまーるで洗わなきゃ・・・もとい、たぶん・・・己が師匠になった身なのだから、いつまでも乳離れできてないようなことを言って、丈の合わないものを着るのはやめろ、と四草くんは言いたいのかも。「ひどい!ざるうどんかてごちそうしたのに~」(勇助)やっぱりざるうどんおごらされたのね~(笑)草々さんにコロサレそうな勇助君は災難でしたけど・・・四草くんの算段に気づいた草原さんは、さすが一番弟子ですね。 人を思いやること「あの化石のこと、あんたはA子に手柄取られたと思ってたかもしらないけど、ほんまはA子の方がしんどかったと思うで」(順子)和田家の縁側で、落ち込む喜代美は順子に励まされる。「ほやけど、そんなことはお互い様や。生きてたら人を傷つけることある。ダラダラ生きてても、一生懸命生きてても同じ。人と関わって生きてるかぎりは」そういうこと考えたこと・・・一度もなかった喜代美ちゃん^^;。ずっと自分のことだけで精一杯でしたもんね。人を思いやること。ようやくそれに気づけて、今、自分が周りの人にしてきたことは一体どんなことだったのか、客観的に見られる時が来たようで・・・。狭かった視野がばっと広がってきたような。またひとつ、成長する転機が来てるところなのでしょうね。あきらめ物陰からA子と喜代美の会話を聞き、娘の本当の思いを知った秀臣は、見合いを取りやめる。魚屋食堂へ行き、孫の顔を見て笑う秀臣。そこへ小次郎が乱入し、「はてなの茶碗」よろしく、正平の箸が高く売れなかった、と文句をいって、ナゾの言葉の意味を問いただす。しかし・・・ じっと箸を見るだけで何も答えない秀臣さん。そしていきなり友春くんに「お父さん、製作所を畳もうと思ってる。」子供によかれと思ってやってきたことを否定されてしまった秀臣さん。でも多分、それは子供のためだけでなく、自分の望みにしがみついたエゴでもあることに気づいたのかも。そしてかつて正太郎おじいちゃんが味わった思いを、今、自身も味わっているのかも・・・子供の思い、親の思い。微妙なすれ違いが哀しいです。 明日にはいろんなナゾが解ける? ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第125回 お見合い中止☆☆☆☆☆
2008年02月28日
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今日も更新遅れました・・・ゴメンナサイ~~~。今日はコタロウの授業参観と懇談会プラス役員会で夕方帰宅でした~ 大阪市は寺町で、いろんな宗派のお寺が集まっています。うちの家長の実家は曹洞宗のお寺の檀家です。 おじいちゃまの月命日には、必ずお坊さんがお経をあげにやって来ます。実家のお仏壇はとても可愛らしい小さなもので、隣に置いたテレビの方が大きいぐらい。高さもテレビ台に置いたテレビとそんなに変わりません。方角の関係上4畳半の居間に置くしかなく、 幼児でもすぐ手が届くところにあります。お菓子を取って食べるだけならまだ可愛いけれど、うちのチサゴンがそれだけで済むはずなど全然なく・・・。2歳ごろでしたか、お線香の灰のツボ・・・・あれを見事にひっくり返し、全部床にぶちまけて砂遊びしてたことがありました。お仏壇の前はあたかも白い砂漠~。T▽T(砂遊び好きです。前にも「味塩胡椒」全部ぶちまけて砂遊びした覚えが・・・^^;)砂糖やなんかと間違えて食べなかっただけましでしょうか・・・そんなことがあって以来、帰省すると必ず、家長が仏壇を背にして座り、その幅広~い背中で完全ガードすることに。そして・・・チサゴンが仏壇に吸い寄せられないよう必死で気をそらせるのは、うちやコタロウの役目に。帰省すると子供の相手で、普段よりもへろへろになるクッチーです。 今日のちりとてちん。 「どないしたらなれるんでしょうね。草若師匠みたいに」(草々)目標が偉大であればあるほど、それを受け継ぐ者の悩みは深く・・・。みな迷い道に入ってウロウロ。・・・て、勇助君・・・まさか草々さんのスーツ、大ピンチ?!徒然亭の仏壇?草若邸に草若と妻の志保二人を祀った金の仏壇が置かれる。手を合わせ祈る徒然亭兄弟。草原は若狭が小浜から帰ってきたら仏壇の費用を弟子たちで清算しようと言う。草々は勇助にスーツのクリーニングを言いつけるが、丈が短いことを指摘され師匠の威厳もへったくれもなく・・・。「どうしても欲しかったの!」(小草若)四草さん曰く、半年はすごいマンションに住めるお値段だという仏壇は、金箔張りのすごいもの。小草若ちゃんは草原兄さんの申し出にフクザツな顔です。吉田仁志としてこの仏壇を買ったのであって、小草若として、ではないからですよね。父のようになりたい、と思う小草若ちゃん同様、草々さんも師匠のようになりたいと試行錯誤の日々。同じような悩みを抱える二人は本当の兄弟のような、永遠のライバル。悩みを口にする草々さんを見つめる小草若ちゃんの表情が印象的でした。 とにかくやめとき!見合い話を推し進める秀臣。A子の素顔をようやく知った喜代美はさっそく親友の順子に相談するが・・・。喜代美ちゃんには順子ちゃんがいるけれど、A子ちゃんにはこういう、なんでも相談できる相手がいないのですよね。つくづく喜代美ちゃんは人に恵まれていると思います。「いまA子と話してどねなるの」(順子)さすがの順子ちゃんは、A子ちゃんが昔の喜代美ちゃんのようになってしまっていると指摘。「あんたは長いこと勝手にA子のこと妬んだりうらやんだり、人の言葉なんか耳に入らんと自分の世界に閉じこもってしもてた。今のA子はそねなってるの」(順子)でも真実を知ったからには、二人で話し合って欲しいなぁ。たとえA子ちゃんの心には届かないにしても、喜代美ちゃんには動いてほしいですよね。算段の師匠「その程度か。お前の算段は。」(四草)草々さんのスーツに危機勃発?!「俺やったらここで一儲けするけどな。ま、おまえにそんな高度な嘘はつかれへんか」(四草)四草くんが勇助君によからぬことを吹き込もうとしてる~~^^;講師料は寝床のきつねうどん・・・いや7月だから、ざるうどんかな・・・エジキの勇助君、そして草々さんのスーツ、どうなるんでしょう~~ はてなのお箸「なんぼ可愛がったかて赤の他人やさけ。それだけは肝に銘じてつきあうこっちゃ」(小梅)和田家の食卓で、勇助のことで悩む喜代美に、小梅が自分の経験に照らし合わせて忠告する。そこへ奈津子と小次郎が乱入。奈津子は喜代美の取材に、そして小次郎は正平が作った箸でひと山儲けしようとやってきたのだった。喜代美はそんな叔父の姿を見て落語の「はてなの茶碗」を思い出す。 「はてなの茶碗」は上方落語屈指の大ネタといわれているそうで、喜代美ちゃんによると草々さんもまだ手を出せない演目なのだとか。茶金さんとゆう人がハテナ?と言って置いてった安物の茶碗を、油屋さんが価値あるものと思い込んで大金積んで買い取って。それがめぐりめぐってほんとに値一千両の茶碗になっちゃうという面白いお噺。 「奈津子さん、ほんまにええんこ?(=こんな子とつきあってくれるなんて)」(小梅)小次郎おじさんの儲け話にあきれ果てた小梅おばあちゃま、ごもっとも(笑) しかし耳が早いなぁ。秀臣さんのナゾの言葉をもう聞きつけて、正平君のお箸は正太郎おジイちゃん譲りの才能が生み出した価値あるものと思いこんで、さっそくあのアタッシュケース(以前アウトレット箸を売っていた)を持参するとは。秀臣さんの言葉の真意はまだナゾに包まれたまま。まさしくはてな?な正平君作のお箸。そのお箸だけが一人歩きしているよう。周りはどんどん正平くんが塗り箸を継ぐとゆう雰囲気になっているのに、当の本人はまだ、迷いの中に取り残されたままです。 吉田家の仏壇高座で「はてなの茶碗」をかけていた草原。楽屋に戻ってきた彼に、小草若は仏壇の費用は自分ひとりで支払いたいと申し出る。小草若である以前に、吉田仁志だから。仁之助の息子だから。そして・・・ 「仏壇の代金払うことが励みになりますねん。はよう落語で稼げるようになりたいて。オヤジみたいに」(小草若)待ち望んでいた本当に本気の小草若ちゃんです。襲名に挑む気合が見えてきて、なんだかうれしいな。草々さんが自分と同じようなセリフを言っていたのもすごく気になっているような。ライバルとしての二人、これからどう描かれるか楽しみです~。 でも・・・やっぱり「はてなの茶碗」は「ムリ。」×3(草原)なのね。^^;このムリはまだってことで、全然見込みがないわけじゃないですよね。がんばれ!小草若ちゃん!そしてA子ちゃんはついにお見合いに・・・動け!喜代美ちゃん!(笑)☆☆☆☆☆ ちりとてちん第124回 はてなの箸 ☆☆☆☆☆
2008年02月27日
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更新遅れてすみません。風邪で鼻がはれ上がり、寝込んでました。しんどかったです~どちらかといえば引っ込み思案で内気なうちにも竹馬の友というか、悪友というか・・・気のおけない存在の子が一人いました。小学校の5年生の時に急激に仲良くなり、それからずっとクサレ縁。二人で空想のお話を作っては笑いころげ、それをノートに漫画のように交互に描いて、交換日記のようにやりとりしてました。お話は自分たちをモデルとした超能力を持つ主人公たちが、ヘンな妖怪たちと戦うとゆうファンタジーなもの。面白いこと、ばかげたこと、その場で考え付いたこと、皆織り込んで、描きまくりました。たまったノートは何十冊にもなりました・・・。その親友とは進路の関係で高校を卒業してからなかなか会えなくなってしまったのですが、結婚した年に綺麗な花嫁姿のハガキをくれました。そこには嬉しいコメントが。「交換マンガノート、ぜんぶ嫁入り道具に持って行きました♪」彼女にすべて預けた思い出のノート、ずうっと、保管していてくれたのです。彼女もいまや二児の母、お互いなかなか会えないけれど・・・今も心が通じ合っているような気がするクッチーです。 今日のちりとてちん。「あの子とやったら、ええ友達になれそうな気がするんやわ」(清海)家族によって明かされるA子ちゃんの素顔。ようやく本当の清海の姿を知った喜代美ちゃんです。恐竜博物館2000年7月に開館した、福井県立恐竜博物館が昨日から登場です。A子が発見したとされる化石の前で遭遇するA子ちゃんと正平くん。親からは後を継いで欲しいと切望されている者同士。頭ではそうするのがよいと分かっているけれど、二人ともまだ納得できてません。「小浜のスター」、「憧れ」、「やっぱり違うなぁ。」う~ん、正平君、褒め殺し・・・^^;A子ちゃんすごく辛そう。ずっとみんなから憧れられて、雲の上の存在のように祭り上げてきたけれど、それはすごく孤独なことでもあるのですよね・・・。 兄の思い喜代美は久しぶりに魚屋食堂を訪れ、すっかり野口家になじんでいる友春に気がかりなA子のことを訊ねる・・・。友春くんのTシャツのロゴが読みにくくて、目を皿のようにしてしまったです(笑)「雑魚とは違うのだよ雑魚とは」。それは自分への励ましでしょか?妹への励ましとも取れる?もとい、苦しい製作所の経営は、もうA子ちゃんに頼るしかないと言う友春くん。「悪いとは思っとる。でもおれは立派な魚屋になって、順子と、子供を幸せにせなあかんのやで」(友春)製作所を心配する彼ですが、鯖街道をひた走る覚悟は十分できているようです。 父の思い「同じだ。あの時と・・・・」(秀臣)店にやってきて偶然正平が作った塗り箸を見つけた秀臣は、ナゾめいた言葉を残す。喜代美は秀臣にもA子のことを訊ねようとするが・・・。「清海は家族思いのいい子です」(秀臣)秀臣氏はなんやかんや聞かれる前にキッパリ。娘が東京でどんな目にあったか知ってはいるけれど、それを語りたくはないといった雰囲気でした。家族の中でこそ立ち直れる、と絆を強調していたけれど、火の車の製作所を背負わせるのはちょっと酷な気もします。でも子に後を継いで欲しいという切なる願いも分かるような・・・「同じだ」発言の意味はまだ分かりませんが、秀臣氏はかつて自分が弟子だった時代のことを思い出したのでしょうか。正太郎おジイちゃんもからんでくる思い出なのかな。 仏壇挿入的にさしはさまれた小草若ちゃんの、両親のための仏壇購入話でした。仁志くんは親孝行な息子です。「おばちゃんわからへんわ。どんな落語家が草若の名前にふさわしいか。仁志は仁志や。」(菊江)「それじゃあかんねん。はよ小の字取れるようにせえへんと」小草若ちゃんの逡巡はまだまだ続きそうです・・・あの子とならA子や秀臣の製作所が心配な喜代美は、長患いで入院しているA子の母を見舞う。「うちの清海がいつもゆうとってんよ、B子ちゃんはすごいて。どねしたらB子ちゃんみたいに生きられるんやろかて」(静)意外にも本当のA子の素顔を知ることになり、喜代美は呆然とする・・・誰とでも仲良くなれ、みんなに一目置かれ、ちやほやされて、いつも勝ち組に見えていたA子ちゃん。でもそれはB子の被害妄想が多分に入った、分厚いフィルターのかかったA子像でした。やはりA子ちゃんはずっと孤独で、親友という存在に飢えていました。同姓同名の面白い転校生、喜代美ちゃんとなら、いつか心通わせる親友になれるとずっと信じていたのですね。ここにきてようやく、B子視点ではない、家族から見たA子ちゃんという人物の本当の姿が明らかにされました。三味線ライブ、喜代美ちゃんと一緒にやれることをすごく喜んでいたなんて、いじらしいです。化石と交換したあの白い石は、喜代美ちゃんへのまさに親友の証だったんでしょうね。でも、願いは叶わず・・・切ないですね。私はA子の何を見てきたんやろか。A子と話がしたい。そんな想いがこみ上げてきました。(ナレ)そうだよ、話さないと!てゆうかまずは、ずっと誤解してたことをあやまらないと・・・^^;(前に「ずっと苦手だった」って告白して、きっと傷つけているだろうし)A子とB子、ついに本当に心を通わせる時が来たようです。 ま、まだ手遅れぢゃないよね・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第123回 あの子となら ☆☆☆☆☆
2008年02月26日
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今日は四草さんを演じておられる加藤虎ノ介さんがNHKのスタジオパークに出演されていました。ちょうど仕事がお休みだった家長と二人で、食い入るように見てしまいました~。徒然亭の他の三兄弟サプライズでスタジオ入り!!徒然亭四兄弟大集合~♪のすごいサービスデーとなったスタパでした。(兄さんたちの着てたひぐらし紋Tシャツ、欲しいよ~~~) 虎ノ介さんは小学一年生の頃約一年に及ぶ入院生活をされ、小学校時代は運動できず、 ずっと周りから取り残されていると感じていたそうです。ちりとてちん撮影中は無名の自分を四草役に選んでくれた人々に感謝しつつ、その顔に泥を塗ってはいけないと、プレッシャーと闘う日々だったとか・・・脚本家の藤本さんがお手紙で虎之助さんを大絶賛。「脚本の意図を理解して出過ぎす引きすぎず、可愛くカッコいい四草を作り上げてくれました・・・地道に塗りかさねた塗り箸のように、綺麗な模様となって出てき て嬉しく思っています・・・」虎ノ介さんになら完璧に演じられると思って四草を書いていたという、役者冥利に尽きる文面でした。虎ノ介さんは号泣されていました。本当にすごいプレッシャーだったんですね・・・。もっともっとご自分に自信を持たれて、息の長~い役者さんになりますように・・・。 て、うわわ、家長がもらい泣きしてる~!そう言う自分も、じわじわ涙があふれていたクッチーです・・・。 今日のちりとてちん。「草々さんの隣におって、草々さん支えるのは、ほんまは私やったはずなのに!」(A子)喜代美ちゃんに向かって不満を爆発させ、小浜へ帰ってしまったA子ちゃん。東京での生活は、相当不幸なものだったようです・・・ 八つ当たり?SOS?「ええ気なもんやね、人のこと東京に追いやって、自分は落語家になって、草々さんと結婚して」(A子)A子は喜代美の口車に乗せられて草々と別れるのではなかった、と怒りをぶちまける・・・。「今になってよくわかった。全部嘘や!B子は草々さんのことが好きだったさけ、私のことが邪魔であんなことゆうたんやな」(清海)あんなこと=「草々さんのことが好きや。胸張って生きられん人間にはなりたくない。草々さんのそばにいてあげて。お願いします」いやほんとにA子ちゃんが邪魔なことは確かだったけど^^;、あの言葉は恋敵を追いやるための言葉ではなかったはず。当時のA子ちゃんは、喜代美ちゃんがそんなつもりで言ったわけではないと理解していたはず。でも東京生活の失敗は、誰かに責任転嫁しないと気が済まないほど辛いものだったのですね。きっとA子ちゃんは東京で、師匠や奈津子さんのような存在と出会えなかったのでしょう。大阪に来たのは、無意識のうちに自分のしんどさを喜代美ちゃんたちに気づいてもらって、助けて欲しかったからなのかも・・・。けれども不器用&恐竜頭の二人は、気づいて力づけてくれるどころか、自分たちの幸せを見せ付けたようになってしまって・・・。それでかえってみじめでドロドロした気持ちになってしまったのかな・・・。 うどんの切れ端・肝臓イワシ「やっぱり思ったとおり、東京でどん底味わってきたんやな」(お咲)A子の思いを知って動揺する喜代美と草々に、「寝床」で咲がA子が東京であじわってであろう挫折の日々を想像して語りだす。 非常~に具体的で分かりやすい、お咲さんの実体験入りな想像でした。ニュースキャスターの仕事が半年で終わる→タレント事務所に誘われる→断るが夢を叶えてやると言われ、がまんして安いタレント業を請け負う→生まれて初めて雑魚扱いされ、やさぐれ、派手なバイトに身を染める→同じく夢破れたろくでなし男と同棲→捨てられる・・・(これはお咲さんの実体験らしい)なんだか絵に描いたような凋落パターン^^;A子ちゃんの場合、同棲はないと思いますが・・・「あたらずとも遠からずゆう話やね」(菊江)夢を叶えたいという思い、でも決して叶わない現実、その板ばさみで疲れ果ててしまったA子ちゃん。元彼をゲットした幼馴染に文句のひとつも言いたくなる気持ち、わかります・・・。 喜代美ちゃんが師匠から一杯のお茶を貰ったように、だれかがA子ちゃんの心に染みる暖かいものを与えてくれるといいなぁ。それが喜代美ちゃんだったら、言うことなしなのだけれど・・・ ほら吹き親子笑顔で木曽山勇助が徒然亭に帰ってくる。ちゃんと親の承諾を得てきたというが・・・。「弟子入りは止めたて言うたんですよ。草々師匠は酒飲みで暴れてつきあわされてどうしようもないって」(勇助)鉄砲勇助は、親の説得にも嘘を駆使。と思いきや、親もなんと嘘返しで応酬したらしい!「お前のお父さんは嘘つきか!」(草々)「嘘つきの師匠です」(勇助キッパリ)嘘は見抜かれたが、嘘ついてまで落語家になりたい気持ちは分かったと言われ晴れて許可を得られたって・・・木曽山家こそ嘘つき村か~(笑)もとい、蛙の子はカエル・・・だったんですね^^;「木曽山くん、おかえりなさい。」(喜代美)嬉しげにっこりな喜代美ちゃん、いいおかみさんの表情でした。勇助くん、さっそく電話受けのセリフで「ハイ、こちら宇宙ステーション。」これからも笑える嘘をたくさんついてくれそうです。 小浜が生んだスター「おかみさんになったからゆうて、おまえから落語取り上げる気はないで。故郷に錦を飾るええ機会やないか。」(草々)小浜の市民会館から高座の依頼を受けた喜代美は、故郷へ凱旋。実家で観光協会の竹谷の熱烈歓迎を受ける・・・A子ちゃんは恐竜博物館のオープニングイベントに駆り出されているとか。竹谷さんは二人のキヨミが大活躍と大喜びですが、恐竜の化石も実は喜代美ちゃんのお手柄だから・・・A子ちゃんはしんどい思いを抱えているはず。気になる喜代美ちゃん。ついに幼馴染のために行動する時、でしょうか・・・・がんばって~。 ☆☆☆☆☆ ちりとてちん122回 八つ当たり ☆☆☆☆☆聞かぬは一生の箸・始
2008年02月25日
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お酒やタバコは落語家さんの内弟子修行中はご法度。うちはどちらもダメなので、それを断たれた時の苦しみを経験したことがないのですが、しょっちゅうタバコブレイクに庭へ出るジイジの姿を見るにつけ、特にタバコは禁断症状がすごいだろうなぁと想像してしまいます。ジイジはヘビーといわれる部類のスモーカーではないのですが、しばらくニコチンが切れると、イライラソワソワしだします。もう年なので気管がだいぶ弱り、いつも咳ばかりしているので、家族は禁煙を勧めていますが、まったくやめそうな気配はなし~^^;そういえば中学生のころ、別の中学校へ進学した同級生の文化祭に遊びに行った時・・・嬉々として校内を案内していたその同級生が、なんだかソワソワし始めて、「クッチーちゃん、こっち~」とお手洗いに誘われました。トイレに入るや、突然友人がすぱすぱとタバコを吸い出したので、びっくり!「こうやって処理すればバレナイヨ」とトイレに吸殻をじゃー。吸い方も始末の仕方もかなり年季が入っていて、手慣れたものでした・・・友人の隠れた一面を見て、なんともフクザツな気持ちになったものです。 (未成年はタバコを吸っちゃイケマセン~~~)しかしあのソワソワは・・・トイレに行きたいためのじゃなくて、やっぱりニコチン中毒の症状だったのかな・・・と今になって思うクッチーです。 今日のちりとてちん。「ずっと敬愛しとったんやって。それはホンマやったんや」(喜代美)ホンマのこともウソにしてしまう、鉄砲勇助!おそるべし~草々さんの初めての破門宣言に、喜代美ちゃんがおかみとして待ったをかけました。筋金入り徒然亭にかかってきた電話は、死んだはずの勇助の母親からだった。本人に問い詰めると、両親は落語家になるのを反対しているので、弟子入りを許可してもらうため、死んだことにしたという。しかし四草は台所に勇助が隠していた酒とタバコを出してみせ、「ぎりぎりのところで嘘がばれるかばれないか試し、人がだまされるのを見るのが楽しくて仕方ない、筋金入りの嘘つき」と断じる。「何で分かったん」(小草若)「ぼくもやってましたから。」(四草)↓ 算段で人をだますのが好きな四草さんと、嘘で人をだますのが好きな勇助くん・・・・思考回路がそっくり~。似たもの同士ですね~。しかし今までの言い訳はすべて嘘、「修行をさぼるために嘘をついたのではなくて、嘘をつくために修行をさぼっていた」とは・・・嘘にスリルを感じるなんて危ないゾ~~~(笑)。そんな勇助くんですが、落語への思いを問われた時には、さすがにすんごい渋顔で「あれは・・・本当ですよ」。そんなに正直に言うのがイヤなのか、君は!(笑)。もしかして自分の本心を人に知られたくない、超恥ずかしがりやなのかも・・・ 千里からのハガキ師匠を失ったばかりの草若邸で、あろうことか両親を死人にした勇助に、草々は大激怒。即刻破門を言い渡す。 しかし喜代美がおかみとして待ったをかけ、草々に頭を下げる。「木曽山くんをこのままここに置いてあげてください」(喜代美)順子ちゃんのアドバイスが効いたのかな。喜代美ちゃんは嘘に傷つきつつも、しごく落ち着いていて、おかみとしてどうするべきか、すごく考えていて。とてもオトナっぽく見えました。「もし師匠が生きてはったら、きっと弟子にとれて言うと思うんです。欠点だらけだったあたしを師匠は面白ろがってくれました。師匠がゆうてる気するんです。もっともっと面白がれって。」(喜代美)確かに四草さんを弟子にとった師匠なら、勇助くんのことも気に入りそうです・・・^^;首の皮一枚でつながった勇助くんが両親を説得しに行ってる間に、千里から一通のお礼のハガキが。おばさんを送っていった話は、本当でした。もしかして子猫の話もホント・・・?本当のことまで嘘だと告白するとは、相当筋金入りの嘘つきです(笑)でもこのハガキは・・・本物ですよね?!(よもや仕込んでないだろうなぁ~)何がウソで何がマコトやら、すっかり撹乱された週でした。 でも草々さんへの敬愛の気持ちは、千のウソの中の三つのマコト、本当の気持ちなのですよね^^。 爆発「嘘つくしかない時かってあるわ。」(A子)勇助のゴタゴタを目の当たりにし、気になるセリフを残していたA子ちゃん。小浜へ帰るという日に再び草若邸に来て・・・「嘘つき!B子のせいであたしの人生メチャクチャや!」(A子)ついに爆発です・・・以前喜代美ちゃんが「あたしの居場所に入ってこんといて!」とA子ちゃんに切れた時とそっくり。今は立場が逆転している二人、A子ちゃんは今完全にB子です。いや、喜代美ちゃんの時よりもかなり自暴自棄になっていて怖い・・・・^^;表裏一体の魂の双子のようなA子とB子、片一方が浮き上がれば片一方が落ち込む、という形でなく、二人ともが笑って幸せになる時はいつ来るんでしょう・・・。 来週製作所は存亡の危機?☆☆☆☆☆ ちりとてちん第121回 筋金入りの・・・ ☆☆☆☆☆嘘つきは辛抱の始まり・了
2008年02月23日
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だんだん馬脚を現わしてきた感じのほら吹き勇助くんのほら話ですが、今日は「ネズミが台所に現れて退治していた」とか。う~んゴキブリじゃなくてネズミ・・・^^;うちが幼い頃住んでいたのは小さな平屋のお家でした。田んぼの隣に建っていたので、夏は蛙の大合唱。秋にはトンボやイナゴが飛び交うといった虫と小動物の天国。もちろんネズミもわんさかいて、ある時ついに被害を受けることに・・・お中元でいただいた石鹸の詰まった箱を奥の三畳間にたくさん積んで置いていたのですが、その石鹸が見事にネズミにかじられ、食べられまくってしまったのです。もうわが母は大激怒。絶対根絶やしにしてやるとネズミ捕りを購入するは、殺鼠剤を手に入れるは・・・・。 チーズを入れたネズミ捕りには、毎朝必ずネズミがひっかかっていました。捕まえたネズミは、ネズミ捕りごとバケツに張った石鹸水に突っ込むという、なんともオソロシイ仕返しで退治・・・わが母おそるべし・・・!苦しそうにもがいて溺れ死んでいくネズミが、本当にかわいそうに見えたものです・・・。それでもネズミが減る気配は一向になく、引っ越すまでネズミとの格闘は続いたのでした。近頃はネズミをほとんど見かけなくなったと思いきや、つい先日、家のすぐ前の側溝でその姿を発見。家の中には絶対来ないでね~と祈るクッチーです。 今日のちりとてちん。「草々さん、いつ、私のこと好きになってくれたんですか」(清海)A子ちゃんの心の中には、いまだに草々さんへの想いがあるような。でも草々さんと喜代美ちゃんの間には、入り込む隙間などありませんでした・・・正平君の筋「ホントに筋がええ~」(正典)正典に教えられながら、塗り箸作りの一工程をやってみる正平。もともと手先が器用な彼の貼った金箔に、父は目を輝かせる・・・。正典父さんの顔のうれしそうなこと。自分の子に才能があると分かってウキウキです。でも正平君はなんだか複雑な表情。いまだ恐竜を研究する夢を捨て切れていないみたい。自分の心にどう折り合いをつけるのかな・・・ 三味線喜代美が仕事に出たのを見計らって、A子は再び草々宅を訪れ、草々と二人きりで会う。付き合っていた頃を思い出す二人だが、草々は昔を懐かしみこそすれ、心揺らぐことはなかった・・・あたかも喜代美ちゃんに会いにきたような嘘をついてまで、二人きりで草々さんと話したかったA子ちゃん。好きあっていた二人の思い出を、話すためだけに来たのではないような・・・。お見合いに踏み切るために、好きだった人ともう一度会いたかったのかな。あわよくば昔の感情が一瞬だけでもよみがえることを夢見て・・・? でも・・・「若狭の幼馴染や」(草々)木曽山くんにA子ちゃんを紹介した時にしばしの躊躇があったものの、さすが恐竜頭の草々さんは、元カノの気持ちを気遣うどころか、「若狭・若狭」と奥さんLOVE。「若狭にも言われたけど、時間が解決してくれるもんなんやな。」(草々)とやっぱり相方と同じく、ただただ昔を懐かしむ、爽やかな笑顔。さらには愛する奥さんのお囃子付きの夫婦落語で、完膚なきまでにA子ちゃんを落ち込ませてしまいました・・・^^; 「影清」は、A子ちゃんが草々さんのことを好きになった、思い出の演目だのに・・・。お囃子が要るといわれ、一瞬過去の三味線ライブで自分が輝いていた時を思い出したところに、喜代美ちゃんが帰宅して、え~といいながら三味線をさっと取り上げ、難なく指ならし。それだけで見違えるほど上達したとわかる腕前に一瞬驚き、そしてみじめさをかみしめているA子ちゃんの表情が痛々しく、とてもつらそうでした。自分が不幸だと、他人の幸せを見るのは本当にしんどいものです。 かつてのB子よりも暗く、ネガティブになっているようなA子ちゃん・・・その痛々しい嘘はどこまで続くのかな。辛い本音をバクハツさせるのは、いつなのでしょうか。 製作所ピンチ! 観光協会の竹谷の話から、若狭塗り箸製作所の経営が火の車であることを知る小梅おばあちゃま。秀臣さんとはまだわだかまりがあるのだけど、過去は弟子とおかみさんとして親子も同然の仲。なんだか自分がおかみさんだったころの思いが甦ったような・・・秀臣さんのことをとても心配している、母親のような表情でした。 勇助の嘘その2新弟子と新米師匠夫婦の様子を見にやって来た小草若・四草は、台所でゴソゴソしていた勇助から、ネズミが出たという話を聞かされる。その夜、A子や徒然亭の兄弟を囲んでの会食が草若邸で開かれる。そこへ突然の電話が・・・・ますます拍車がかかる勇助くんのほら話~。しかし、台所のシンク下を整理してただけのように見えたんですけど、あそこで嘘をつく必要があるのかなぁ???小草若ちゃんはまだ真に受けてますね。根が正直でかわいらしいです(笑)今のところ嘘に気づいたのは、洞察力の鋭い四草さんのみ。明日はツッコミまくりそうと思っていたらば、さっそく会食中に電話が。なんだか勇助くんにはヒジョウに都合が悪そうです。電話の主は一体誰でしょう・・・多分死んだと言ってた家族なのかな?どうして嘘をついていたのか、ようやく分かりそうです~。 お咲さんのA子ちゃんへの反応も気になる・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第120回 三味線 ☆☆☆☆☆
2008年02月22日
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魚屋食堂の双子ちゃん、かわいいですね♪うちのコタロウもチサゴンもお絵かき大好きです。電車少年コタロウは普段はもっぱら電車ばかり描いてます。小学校のテストのウラなんか、いつもおびただしい線路だらけ・・・(笑)チサゴンは怪獣やドラクエのスライムを描くのにこのごろ血道をあげています。そんな風に好みの全く違う二人、この間、珍しく二人で共同作業をしました。パソコンの印刷機においてあるコピー用紙が欲しいと言うので、いつものお絵かきに使うものと思って2枚渡したら、「1枚でいいよ~」。さっそく二人でクレヨンを出して、描き描き開始。コタロウが鼻歌を口ずさみながら、赤クレヨンで三角と四角と逆三角形を横にひつけて書いて「金魚~~~♪」おお、なんだか算数セットの図形パズルのようだが、なんとか金魚に見える・・・。て、電車じゃないものを描くなんて珍しいゾ。チサゴンは大好きな青クレヨンで一面ざざざざー。おお、もしやそれは、うちの金魚の小梅?(おかげさまで小梅は、体調6センチぐらいの姐御になりつつあります・・・)「ちがうよ~♪」鼻歌コタロウ、できあがった絵を、セロハンテープで小梅の水槽の裏へペタリ。「小梅一人でかわいそうだから、ともだち~。」優しいのう・・・・しかし・・・金魚の絵、でかい・・・(笑)自分よりはるかにでっかい友達に、小梅がびっくりしてるように見えたクッチーです。 今日のちりとてちん。「親が子供にしてあげられんのは、一つだけ。・・・愛してあげることや」(順子)A子ちゃんも喜代美ちゃんに嘘をついているような雰囲気。勇助くんはいよいよ怪しげな行動を取り始めました。 A子ちゃんの嘘突然喜代美の前に現れたA子。大阪に仕事に来たついでに会いに来たと言い、懐かしい話などもするのだが・・・久しぶりの再会に、思わず「草々さんと結婚してごめん」とあやまってしまう喜代美ちゃんですが、一貫してうれしげな懐古調。時の経つのはほんとにえらいものです。素直に再会を喜べるのも今の喜代美ちゃんが仕事面でも家庭面でも安定していて、幸せな環境にあるからなのでしょう。東京時代のことを話すA子ちゃんは、精一杯自分を良く見せようといる感じでした。彼女を変えてしまった過去はまだ具体的に明かされていませんが、仕事の挫折や失恋などで、相当辛い思いをしたのでしょう・・・。変わることなく自分の道を順調に歩んでいる喜代美ちゃんは、今のA子ちゃんには、とても輝いて見えるうらやましい存在のようでした。妬みや羨望の気持ちが、生まれてしまったかも。いやすでに、もう心中はドロドロなのかも・・・。A子ちゃんはいまだに草々さんの事を想っているのかな?それとも自分が純粋で輝いていた頃を懐かしみ、過去を完全に吹っ切るために来たのかな・・・ま、まさか、勇助くんと顔見知りとか知り合いということも・・・あり?まだまだナゾがたくさんで、予告の「嘘つき!」となじる場面もまだ出てこなくて気になるのですが、暗い影を背負ったA子ちゃんがとても痛々しく見えた再会シーンでした。 小草若ちゃんの覚悟天狗座の会長鞍馬太郎に菓子折りを持って会いにきた小草若。父の悲願だった常打ち小屋建設の事を切り出され、どうするのかと問われる。それは自らの落語家としての人生を問われることでもあった。「草若の名を継ぐ覚悟があるんかどうか、聞いてるんや」(鞍馬)ゴリさん、小草若ちゃんびびってますう~。あんまり脅かさんといてください~ 偉大な父の死後に襲名問題が出てくるのは必然とはいえ、早く小の字が取れるようになどと先日も師匠方に言われていたりと怖ろしいプレッシャー連打攻撃~。(師匠の生前だってプレッシャーで押し潰されそうだったのにさらに・・・)小草若ちゃんは落語をやり続けるいう意志は固めたものの、草若の襲名についてはまだ悩んでいるような。父の芸風そっくりで実力のある草々さんが、名を継いだ方がいいのでは、と悩んでいそう。草若邸に草々さんたちを住まわせることにしたのも、その布石に見えるし・・・ 小草若ちゃんと草々さんのどちらが「草若」を襲名することになるのか注目したいです。個人的には小草若ちゃんを応援したいけれど・・・果たして結果はどちらに転ぶんでしょうか。 勇助くんの嘘なんでも卒なくこなし、優等生だったはずの新弟子勇助だが、A子が来た日から長時間家を空けるようになり、家事修行がおろそかになり始める。理由を問いただすと泣き落としで許しを乞う勇助。さすがの喜代美も疑問を感じ、順子に相談するが・・・「前を歩いてたおばあちゃんが転んでしまって・・・それが亡くなった母に似てて・・・」等々、お涙頂戴な話にめっぽう弱い草々さんのツボをつくような嘘を並べる勇助くん。(草々リサーチはカンペキっすね・・・)彼は外で一体何をしてるんでしょ?まさかおよそカタギとはいえない本業を持ってたりとか・・・。それとも家を黙って抜け出してきた御曹司かなにかだったりとか・・・。A子ちゃんともども、ネタ振りだけの回だったので、想像ばかりが膨らみます。久々の魚食堂では、友春くんと順子ちゃんの双子の男の子たちが仲良くお絵かき。かわいい~♪子供たちを見ながら喜代美ちゃんにアドバイスする順子ちゃんのまなざしは慈愛に満ちた母親そのもの。ほんとに親が子供に出来ることといったら、心配して、叱って、心配して、褒めて、心配して、なだめて、心配して、怒って・・・ほんとに愛してやる、それしかできません・・・。勇助くんとは親子というより兄弟に近い草々夫婦だけど、順子ちゃんの言うとおり、無条件に愛することで、勇助くんが心を開いたり、変化したり・・・そんな展開になっていくといいですね。草々さんの自稽古を見ている様子には落語への深い愛が感じられるので、きっと素性や事情がバレても徒然亭を去る、ということにはならなそう・・・。種明かしの時が楽しみです~。 ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第119回 嘘 ☆☆☆☆☆
2008年02月21日
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炊事・洗濯・掃除・・・変わらぬ家事業の毎日ですが、我が家には超強力な助っ人がいます。その名も家事手伝いチサゴン。そのお役立ち度は星ひとつ☆ぐらいですが、足ひっぱり度は文句なしの五ツ星☆☆☆☆☆です(笑)。今日も今日とて、お昼ご飯のお好み焼き作りに、率先してとりかかってくれました。「ボクが混ぜる!」のっけから粉を一杯蹴散らかし、生地を混ぜ混ぜ。「ぎうにゅう!」い、いやお好み焼に牛乳は入れないよ・・・「きゃべちボクがきる!」そ、それはまだカンベンしてください、料理長!・・・だ、ダメですか・・・じゃあ、一緒に・・・。うごぉ~、そんな上に振りかぶるなぁ~。「しゃもじ!」ちゃうがな、フライ返しやがな。ほいどうぞ・・・「ひっくりかえすから~」ああああ、まだ生地固まってないがな~。ああ、フライ返しに生地がべちょべちょ・・・「できあがり~♪」な、なんとかできた・・・ホッ・・・「じゃ、ボク、テレビみるから。」ちょ・・・ちょと待て!作るだけ作っといてトンズラか!食べんかいコラ~~~~~~!!テレビをつけようとするわが子をあわてて阻止したクッチーです。今日のちりとてちん。「今日から、俺をお父ちゃんと思え」(草々)弟子入り決定の勇助くん。喜代美ちゃんの時とは違って、掃除も洗濯も炊事も難なくこなします。でもなんだか胡散臭い・・・・?鉄砲勇助「寝床」でじっくり弟子志願者木曽山勇助の話を聴くことにした徒然亭一門。勇助が試しに披露したのは、一番のお気に入りだという「鉄砲勇助」。そのなかなかの腕前にみな感心する。「で、ご両親はどないゆうてはんの?お前が落語家になるゆうこと。」(草々)「両親は・・・いません。亡くなりました。けど、ボクが、落語好きなことは知ってましたから、応援してくれると思います。見守ってくれてると・・・」(勇助)情にほだされてしまった草々は、今までの頑なな態度を一変させ、勇助を弟子に取ることに決める。「鉄砲勇助」は、むちゃほら吹きな人が、嘘つき村に行って日本一の嘘つき名人の鉄砲勇助と勝負しようとするお噺です。四草さんが落語劇にヒゲ面で日焼け顔のおやじさん役で登場。はじめは誰だか分からず、その声を聞いて、ええええまさか?とちょとびっくりです。クールで色白な四草くんとは似てもにつかぬ見事な変身ぶりでした。子ども役で出た喜代美ちゃんもほっぺ真っ赤に塗りたくって、風車回して、座敷わらしみたいで可愛らしくて(笑)座敷わらしといえば前作の「どんど晴れ」を思い出しますが、喜代美ちゃんのおかみ業が始まるとゆうことで、もしかしてオマージュ的に出しちゃったのかも。落研出身という勇助くんのレパートリーは15作以上とたくさんあるようで、話を聞いた小草若ちゃんは落ち込んで撃沈^^;。でも本当にそんなに演じられるのかな・・・。なんだかお涙頂戴な話をするあたり、ほんまに胡散臭い勇助くんなのでした。 A子ちゃんの事情「おまえさえよければ、この製作所を継いでもらいたい。」(秀臣)実家の若狭塗り箸製作所を手伝うA子は、ある日突然、父秀臣から話を切り出される。躊躇するA子に、見合いの相手を紹介する、という秀臣だが・・・兄の友春くんが魚屋食堂にお婿に行ってしまったので、当然後継問題は妹のA子ちゃんに・・・。東京に行って、娘が変わってしまったこと、秀臣さんは知っているのかな。知っていて、時間が解決してくれると思っているのかな。誰か心に決めた人がいるのか、と聞かれて何も答えなかったA子ちゃん、よもやいまだに草々さんに想いを寄せているとは思えないし・・・どんな選択をするんでしょう。 おかみ修行開始!「おかみさんて、どんなことしたらええんかな、思って。」(喜代美)草々が弟子を取ったことで、自動的におかみになった喜代美だが、何をどうしたらよいか皆目見当がつかず、草々に相談する。草々は母親が自分にしてくれたことをすればいい、と言う。そして今は亡きおかみさんがどんな風だったか教えてくれる・・・「春の陽だまりみたいにあったかかった」(草々)「春の陽だまり・・・そんなことあたしにできるんやろか。こんな・・・こんな冬の水溜りみたいなあたしに!」(喜代美)なんてナイスな語呂合わせ・・・。しかも喜代美ちゃんが自分の母・糸子さんを一瞬思い出す映像は、かのスーパー嗅覚やお色気むんむん発言や大根おろし勝負や・・・となぜかキワモノばかり(笑)「何を特殊な想像してるんや」(草々)ほんと絶対、マネしない方がいいデス・・・^^;。二人でがんばっていこう、と気負って臨んだものの、当の勇助くんは掃除も洗濯も炊事もカンペキにこなしてしまい、青木夫妻は拍子抜けです。 「肉じゃが女やボタンつけ女に通じる、胡散臭さを感じるんやけど」(奈津子)もうすっかり信じきっているため、奈津子さんの忠告に首を傾げる喜代美ちゃん。確かに引越しの荷物の中には草若落語全集全8巻があるぐらいだから、勇助くんの落語愛はウソどころか相当なものなのだろうけど・・・前回ナレでトラブルメーカーという前ふりをされたので、彼のセリフのどれがウソでどれがホントかと、疑りながら聞いてしまいます~。でもお姉さんのことは、本当そうに聞こえる・・・。もし亡くなってはいないにしても、何か深い事情があって離れ離れとか・・・。ああ、いろいろ考えてしまいます。「若狭、ほんまに家族になったろな。おれら、木曽山の。」(草々)かつての草若師匠と弟子たちのように、師弟同士で深い絆で結ばれるといいのですが・・・ 再会そしてついに・・・喜代美ちゃんの前にA子ちゃんが現れました。「Bぃ子♪」(A子)声は優しいのだけど、でも目は全然笑ってなくて・・・なんだかすごくこわいです・・・! ケンカになりませんように・・・☆☆☆☆☆ ちりとてちん第118回 おかみ修行開始! ☆☆☆☆☆
2008年02月20日
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先日家長が出張で家を空けました。俄然張り切ったのは我が家の長男コタロウ。 どうやら家長になにやら言い含められていったらしく、自ら進んで宿題するは、晩御飯の用意の手伝いはするは、弟の面倒は見るはと大活躍。おお~、いつもこんなだと助かるわ♪さあ三人で晩御飯という時、ぽっかり空いた家長の椅子をはさんでコタロウとチサゴンが自分の席に着席。うちのテーブルは円卓なので、この日はコタロウがやけに遠くに見える~。家長の椅子って肘掛ついてて、横幅が広いからなぁ。(太ってるから大きい椅子とゆうわけではないが)一人離れてたらコタロウがかわいそうだし、うちが家長の椅子の方に座ろうかな。そう考えていたらば、「おかずが遠いぞ~」とコタロウが、主の席にどっかりこん。「さ、いただきマス!」あまりにエラソーな態度に、思わず笑ってしまいました。いつかはコタロウも結婚して、一家の主になってくれたらいいなぁ。数十年後の未来の光景を、一瞬見たかもと思ったクッチーです。 今日のちりとてちん。「師匠になる。師匠であるゆうのは、つくづくえらいことやな」(草原)「つくづく、草々兄さんの恐竜頭に務まるとは思えませんね」(四草)草々さんと喜代美ちゃんは草若邸に住むことになりました。そして新弟子?木曽山勇助くん、ついに登場。えっ、彼はトラブルメーカー?どんなドタバタがこれから起こるんでしょ・・・ 草若の名を継ぐ者草々に弟子を取ることを勧める小草若は、さらに喜代美と二人で草若邸に住んでほしいと頼む。「師匠の落語を受け継ぐ、伝えるて本気で思ってるんやったらそうしてくれ」(小草若)「いつかお前が帰ってくるまで俺が守っておく。草若の名前を継ぐのはお前や。ええな。」(草々)というわけで、草若邸は青木夫妻の住居になりました~。当主となった小草若ちゃんに家賃を払って家を借りる、という形で決着です。師匠の家が寂れずに済んでよかった・・・人がいないと、家ってすぐ荒れてしまいますものね。小草若ちゃんはまだ四草くんの所に居候らしいですが、落語をやる気は満々。実力的には草々さんの落語の方が正統派で上手いとはいえ、彼には底抜けに明るい独特の芸風がありますから、あとは精進あるのみ。気になっていた襲名は、草々さんには全くその気はないようなので、小草若ちゃんが、晴れて四代目草若を襲名・・・という未来がいつか来るのかな。四代目の襲名、ぜひともドラマで見たいところです。 小浜のA子ちゃん「清海。ごめんね。お母さんのために家に戻らしてしもて、ごめんね」(静)「あたしが自分で決めて戻ってきたんやで。お母さんはなんも心配せんとって」(A子)A子ちゃんのお母さんはずっと病院に入院したまま。かなりの長患いです。まさかこのまま悲しい結果になってしまうのかな・・・? 主の席草若邸の母屋に住むことになった草々だが、畏れ多くて師匠が座っていた席になかなか座ることができない。弟子入り志願者の電話がまたかかり、草々は喜代美の口ぞえもあってようやく一度会ってみることにする。そして当日、弟子志願者を迎えるべく、徒然亭の兄弟たちが集合する。喜代美ちゃんが電話受けの言葉が、以前は「はい、草若邸」だったのが「はい、徒然亭」に変わっていて。ぽっかり空いた師匠の席と共に、少し寂しさを感じました。小草若ちゃんを当主と立てたり、師匠の席に座れなかったり。そんな極端なぐらいの謙虚さが草々さんらしいです。四草くんは、いつの間にやら「算段の平兵衛」をマスターしていたのですね。勝手に高座にかけて師匠にえらく叱られて、その後どうなったのかと気になってましたが、さすが師匠、しっかり伝授してくれていたのですね。「落語は人から人へ伝わってきたもんや。そしてこれからも、伝えていかなあかんもんや。おまえもその流れの中にいる」(草若)たしかに人から人へ、伝えていかなければ、伝統芸能は消えてしまいます。これから徒然亭にも、草々さんたちの次の世代の「受け継ぐ者」が必要になりますから、新弟子の希望は願ってもないことのはず。ただ、草々さんが師匠になる、ということで、他の兄弟たちの心配もなんだか分かります^^;真面目で一本気だけど、あんまり気配りしたり気のつく性格でないから・・・。なにより草々さん自身が、まだまだ自分は未熟・・・と自信なさげ。となると奥さんの喜代美ちゃんのフォローが求められるわけだけど、喜代美ちゃんがおかみさん・・・う~ん、これまた大丈夫かな(笑)。草々さんが主の席に抵抗なく座れるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。 トラブルメーカー?!「このたびは師匠の大事なお時間をいただきましてありがとうございます」(勇助)弟子入り志願者、木曽山勇助は、大学を卒業したばかりの落研出身者だった。勇助は、居並ぶ徒然亭の兄弟たちを師匠と呼び、それぞれの高座を褒めあげ、落語への愛を熱っぽく語る・・・。「落語という長い、大きい流れに自分も入りたいて、そない思ったんです」(勇助)木曽山くんはメガネをかけたインテリ風な青年。みんな師匠と呼ばれ、持ち上げられて、いい気分になってます~。四草さんですら「師匠の算段の平兵衛が最高」といわれて顔がほころんでるし。草々さんはまだ渋い顔ですが、きっと泣き落としか何かされて、承諾してしまうんでしょうね。ナレによればとんでもないトラブルメーカーらしい勇助くん。どんなトラブルを巻き起こすのか、なんだかすごく楽しみです。 まさか身分を偽ってるとか・・・ないか・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第117回 主の席 ☆☆☆☆☆
2008年02月19日
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あと一歩のところで当選、というニアミスの経験など一度もないぐらい我が家の者は皆クジ運がないです。日頃当たらないと思っているので、最近クジを買うこともほとんどなくなってしまいました。が、ロトくじが出始めた頃、家長は一時期ほんとに真剣にはまりました。とはいえ、自分に勘や運というものがないことは知り尽くしているので、むやみやたらにロトの番号を書きまくって、数うちゃ当たるの人海戦術を取ったわけではありません。なんと「当選する番号の法則を割り出す」ことを試みたのです。日夜パソコンでかちゃかちゃ、過去の当選番号を打ち込み、なにか規則とか法則のようなものがないかどうか、分析しまくったわけです・・・・で、これだ、とゆう数字を書いて2、3回買ってみたわけですが、結果はむろん「はずれやがな♪」。結局「法則は分からん。もー分析めんどくさい」という結論が出たようで、ロトくじ熱は三ヶ月ほどでぷしゅうとしぼんでしまいました。今は競馬熱が上がっている家長、またもや大量にコピー用紙に印刷して、なにやら分析してるようですが・・・・それもどこまで持つかと危ぶんでいるクッチーです。 今日のちりとてちん。 「当たったら、棺おけに一緒に入れたるがな」(小次郎) 葬儀の席に笑いがこぼれます。死してなお皆を笑わせる草若師匠、日本一です!鏡漢五郎登場草若邸で、しめやかに草若の葬儀が行なわれる。柳宝師匠は悔やみのネタをして皆を笑わせようとするが、涙にくれてしまう。そこへ四天王の落語家の一人、鏡漢五郎師匠が弟子に支えられ、弔問にやってくる。90歳の漢五郎師匠は病身を押して、若いお弟子さんに支えられての登場でした。柳宝師匠、尊徳師匠、そして棺の中の草若師匠と、四天王がひとつ所にそろい踏みです。漢五郎師匠、徒然亭の弟子一人ひとりに言葉をかけようとするのですがなにぶんもうお年なのでろれつが回らず、ほにゃららげ。尊徳師匠の通訳にウンウン頷く漢五郎師匠のしぐさがとても愛嬌があり、顔が思わずほころんでしまいました。 スプリングラッキー宝くじ漢五郎師匠に続き、古い新聞を持った小次郎が現れる。以前入院中に師匠が買ったくじが当たっているかどうか、確かめたいというのだ。みなあきれ返るが、小次郎は無理やり喜代美にクジの当選番号の照合を手伝わせる。上から順に一桁ずつ数字を合わせていくと・・・「合うとる!」(小次郎)なんと一億円がマジで当たりそうになってきて・・・!四天王の師匠たちの代わりに笑いのきっかけを運んできたのは、小次郎さんでした。入院中に小次郎さんに買いにいってもらった師匠のクジは、なんと福助くんの置物の下に隠されてました~(笑) 不謹慎にも遺影のウラの幕に手を入れて、クジを取り出しちゃう小次郎さん。はじめは呆れ顔だった皆も気になっちゃって、周りに群がりだす様はまさに落語のよう。当たったら棺おけに入れてあげるという小次郎さんに、「三途の川渡るのに渡し賃要るゆうしねえ」(糸子)「一億円灰にするつもりですか」(四草)「成仏させるためにも入れといたらな」(磯七)「お金燃やすようなことしたらかえってバチあたります」(緑)「ニセ金入れたらええんや」(尊徳師匠)などなど、固唾を呑みながらいろんなこと言っちゃう皆さんの様子が楽しかったです。注目のクジの当選番号は、31組の415926。この数列はどこかで見たような・・・これって円周率ですよね。円周率百桁暗記エピソードのあった、正典父さんと小次郎おじさん兄弟ゲンカの週(兄弟もと暗し)を髣髴とさせるニクイ演出です。さすがちりとてちん、とことん遊ぶなぁ~(笑)草若師匠のクジの番号は、31組の415928。前後賞にかからない二番違いで、 その超惜しいけれど当たらない、というところがもう、草若師匠らしいです。「はずれやがな♪」(漢五郎)漢五郎師匠のお茶目なセリフとしぐさに、その場に居合わせた登場人物同様、大笑いでした。「えらいもんですなぁ、草若師匠、亡くなっても人を笑わすんさけ」(小梅)本当に草若師匠は日本一の千両役者ですね。まさに先週の副題のごとき、立つ鳥あとを笑わせたお話。明るい笑顔と笑い声で幕を開けた、新たなちりとてちんの始まりでした。 どうなる草若邸?葬式が済んだ後、書斎の机の上の父の遺影に手を合わせる小草若に、草々が家に戻ってきたらどうかと提案する。しかし小草若は・・・「やめとくわ。今更ここで一人で暮らすのは寂しすぎる」(小草若)両親や兄弟弟子との思い出がたくさん詰まった草若邸、その思い出はたくさんありすぎて・・・小草若ちゃんがたった一人で背負うのは重過ぎますね。青木夫妻は家を出て近くに住むようですし、草若邸は今後どうなるのかな。やっぱり何年後かに常打ち小屋が建つことになるのかな。それまでは徒然亭の兄弟の、共同の稽古場として使われるのでしょうか。今回は皆の笑い声を門のところで聞いて立ち去った鞍馬会長だけれど、常打ち小屋のことはまさかお流れ・・・ではないですよね^^;。いつか師匠の夢が、建つといいな、と思います。「草々、おまえ、弟子取れよ」(小草若)弟子志願の電話が再び。草々さんは自分はまだまだだと思っているようですが、弟子ができる日はもうすぐのようです。 明日は新弟子ついに登場?☆☆☆☆☆ ちりとてちん第116回 はずれやがな♪ ☆☆☆☆☆
2008年02月18日
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今日のドラマで師匠の旅立ちを見て、大阪のおじいちゃまや実家のバアチャンの最期を思い出してしまいました。二人とも病院での臨終でした。大阪のおじいちゃまの危篤の報を受けた時には、間に合わないのではないかと覚悟しながら、新幹線を乗り継いで行きました。まだ小さなコタロウとうちたち夫婦が病室についた時には、もう親族があらかた揃い、静かに見守っていました。ただあの機械から聞こえる心拍音だけが、規則正しく聞こえていて。でもその音が、すぐに弱まって、ものの数分とたたないうちに・・・・あの音は本当に無情で、悲しいものです・・・。間一髪で間に合った、おじいちゃまの死に目。きっと、おじいちゃまは、うちたちが来るのを待っていてくれたのだと思います。 大勢の親族が見守っていたことを、悟ってくれたのだと信じています。おじいちゃまもバアチャンも、今は、師匠が行ったような楽しいあの世にいるのかな。それとも、また現世に戻って、だれかの赤ちゃんとして生まれ変わっているのかな。二人をはじめ、これまで死に別れた人々の死後の幸せを、切に願うクッチーです。 今日のちりとてちん。「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」(草若)ついに別れの時来たれり・・・・地獄八景と共に、師匠は黄泉路へ旅立っていきました。笑いながら・・・地獄八景亡者の戯れ新境地の創作落語で会場の客の心を掴んだ前座の若狭に続き、四草、小草若、草々、草原が、草若直伝の地獄八景を高座にかける。その面白さと見事さに、会場には大きな笑い声が渦巻くのだった・・・兄さんたちみんなを元気付ける素晴らしい枕だった若狭の創作落語。そのあとを、さすがの兄さんたちが引き継ぎました。それぞれが師匠から受けた稽古での言葉を思い出しながらの、全力投球の高座でした。それはあたかも病室の師匠が、すぐ傍でその晴れ舞台を見聞きし、激励しているかのような演出で・・・もう泣けてしまいました。「そんな気どった地獄行きたないで」(草若)。かっこつけしいの四草くんは、ぶっちゃけて弾けていたし。アホらしいお姐さんの髪飾りのしぐさ、前に草々さんがしてましたね~「エンリョせんと思いっきりやったらええねん」(草若)ふみとどまった小草若ちゃんは、底抜け~!を炸裂させるし。「落語と同じように若狭も大事にしたらなアカンで」(草若)喜代美ちゃんが創作落語作ってた時に、草々さんが妙に優しく辛抱強く聞いてたのは、師匠のこのセリフのせいか!?「お前という一番弟子がいてへんかったら、あんなバラバラな連中、俺一人ではどうにもならへんかった。後はお前に任せたで」(草若)そしてトリの草原さん。さすがは一番弟子、貫禄の高座は素晴らしいものでした。舞台の袖で、みんな泣きながら笑っていました。そして師匠も、一緒に笑っていました・・・。病室の5人「みんなもはよ、ちょうど五人おるんやで。五人の弟子の代りに」(糸子)師匠のベッドの傍には糸子母さん、小次郎さん、磯七さん、菊江さん、お咲さんの5人がいて。みんなで一緒に、泣きながら師匠の手を握りしめて名前を呼んでいました・・・(涙)涙じわじわで見ているうちも、糸子母さんたちと一緒に、師匠の手を握り締めている気分でした。「まだ早いで!」(磯七)ああ、うちもそんな風にバアチャンに必死に呼びかけたっけ・・・。師匠の心停止は、草原さんの高座が終わったのとほぼ同時。笑顔とともに・・・師匠はついに旅立ってしまいました・・・。エイプリルフール「さっきここにおいたはずの徳利とお猪口が・・・」(熊五郎)生暖かい風が寝床の戸口を吹き抜ける。天狗座では、草若弟子の会の幕が下りようとしていた。舞台挨拶に出ようとして出遅れた若狭の後ろで、ふいに笑い声がする・・・「ほんまに、あんたどんくさいんやなぁ」(草若)「師匠?!なんで?!病院に運ばれたんじゃあ・・・」「うそやん。びっくりさしたろ思って」(草若)だから弟子の会は、4月1日に開催だったのですね・・・!(←チラシから判明)しっかり寝床のお酒を失敬して、しっかり最期にヒロインに会いにきて、「うそやん」てうそぶくなんて、やっぱり師匠は最高に粋なお人です。鏡に映った黒い紋付や、喜代美ちゃんの着物姿といったさりげない演出の妙。師匠の死を悟った喜代美ちゃんの、見返り姿がものすごく美しかったです・・・ 夢ともなく現ともないところで「お~い草若師匠~~」(正太郎)夢と現のはざまで、草若は赤い鳥居をくぐる・・・「その節は、喜代美が弟子にしてもろうてありがとうございます」(正太郎)「はは・・・あんさんが仕組みはったんでっしゃろ」(草若)師匠はついにあの世へ・・・。なんと出迎えは正太郎おジイちゃん。しかもあの世はなんだかとっても楽しげな所のようです。天国と地獄、自由に行き来できるとか。しかも三代目草若が来るというので、亡者たちが地獄寄席で師匠の落語を心待ちにしてるとか・・・霊界なのだから、歴代の名人もぞろぞろ勢ぞろいなのでしょうね。もしかのもしか、師匠の師匠とも再会したりして・・・。おかみさんが三味線を構えて待っている地獄の舞台は、まさに師匠が夢見ていた上方落語の常打ち小屋でした。現世では草若邸のあるところに建っている・・・?天井に提灯がずらりとぶら下がっていて、舞台には楽の一文字の額がかかっていました。将来、現世の草若邸の場所に、常打ち小屋が建つ事になる暗示のようにも見えましたが、この映像はもしかして現実に天満宮の傍にある、繁盛亭なのでしょうか?師匠の願いがすべて叶った、楽しく笑えるあの世の描写でした。おかみさんへのタンポポを口にくわえ、よもや踊りだすかという師匠には、 泣きながら笑ってしまいました・・・。師匠が笑いながら黄泉路を行けて本当によかった・・・。そしてうちたちに、最期の最期まで笑いをありがとう・・・。 「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」 地獄寄席、満席で開演でございます。 閻魔大王も席に座ってそう・・・☆☆☆☆☆ ちりとてちん第115回 地獄寄席 ☆☆☆☆☆立つ鳥あとを笑わす・了
2008年02月16日
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先週の朝、なんだか体に重みは感じるは、肩身が狭いはでふと目がさめたら、隣にコタロウとチサゴンが、大の字になって重なって眠っていました。いつのまにか親のベッドにもぐりこんできたようです。子供二人は2年ほど前から二段ベッドにして、隣の部屋で寝せているのですが、どうも最近二人とも戻ってきます(笑)チサゴンはまだ小さいので親と一緒に寝たいのは分かるのですが、コタロウは・・・「チサゴンだけずるい。だからボクも」小学2年生は、まだまだ親と一緒がいい年頃なのですね。そういえばうちも小さいころは、親のお布団にもぐりこんだっけ。特に日曜の朝なんかなぜか普段より早く目覚めてしまって、特に冬などぬくぬくしたくて、母親のお布団にそろ~りそろり。人のぬくもりってほんとに暖かくていい気持ちですよね。暖かさ=愛情みたいに感じるところもあって、なんだか安心したものです。しかし・・・狭い・・・重い・・・(笑)チサゴンの足に押され、思いっきり首をぐねてしまったクッチーです。 今日のちりとてちん。 「たった一人のオヤジなんや」(仁志)弟子の会の開演直前に、師匠危篤の報が楽屋に・・・。動揺と涙の辛い状況の中で、まずは若狭が高座に上がります。 家族寄り添って「ありがとう・・・ほんまにありがとう」(草若)夕食会の夜、草若は自宅で寝床につく。それは草若が無理を承知で切望したことだった。小草若は父の寝床に無言でもぐりこみ、涙をこらえて一緒に眠る・・・。「草若さんと、仁志とお医者さんと、なんべんも話し合うて、決めたんやて」(菊江)今回は涙、涙で・・・もう泣かされました。眠る父の布団に無言でもぐりこんだ小草若、いや、仁志くん・・・黄色いパジャマ姿に枕を抱えた姿があまりにも可愛らしく、まるで幼い子供時代にかえったようでした。師匠は他の人には饒舌に話したり導いたりしてきたのに、自分の息子にはほんとに不器用で、今回もお互い言葉は一切交わさなかったのですが・・・^^;。でも、親子の間に言葉などいらないのですね。最後の夜を共にする父子のそばで、写真の中のおかみさんが微笑んでいました。吉田家の親子3人が寄り添った夜。もう永遠に明けないで欲しいと願ってしまいました。 危篤一夜明け、「草若弟子の会」当日となった朝。糸子は弟子たち一人ひとりを火打石を打って送り出す。後から行く、と彼らを見送った草若だったが、倒れて意識を失ってしまう・・・師匠~~~(涙)やはり高座が始まる前に倒れてしまって、みんなの高座は見られないのね・・・父危篤の報を携帯で受け取った小草若ちゃんは、もう完全に息子仁志の顔。我を忘れて父のもとへ行こうとしますが・・・「師匠が身を削って稽古つけてくれた地獄八景、高座にかけへんでほんまにええのんか」(草原)「死んでも死にきれんでしょうね。・・・自分と同じ過ち繰り返す息子残して」(四草)「小草若・・・!」(草々)みんなの言葉、そして外に行きかけてふんばって思いとどまった小草若ちゃん、そんな彼にすがって泣く草々さん・・・親の死に目に会えなくなるぞ!とかつて夜に爪を切ってた小草若ちゃんを真剣に怒っていた草々さんを思い出しました。いつも父への思いを心の底に秘めながら、憎まれ口を叩いたり、逃げたり、そんな小草若ちゃんの、「ほんまの気持ち」がこの瞬間にストレートに出て、本当によかったと思います・・・。それに彼の気持ちは、弟子たちみんなの共通の気持ちでもあって。師匠の教えと私情との板ばさみになった弟子たちの様子には、本当にもう涙が止まりませんでした。 笑顔二番太鼓が鳴り、徒然亭若狭の出番が来る・・・。草原は一番弟子として、喜代美に言い聞かせる。「ええか若狭。師匠が入院してはることはお客さんかて知ってはる。でもそのことを絶対に思い出させるな。師匠の事を心配しながら演じてるてわかったらお客さん笑えへんがな」(草原)高座に上がったのは、さっきまでボロボロ泣いていた喜代美ちゃんではなく、女流落語家徒然亭若狭でした。呼吸を整え、着物まで濡らす涙を抑え、別人のように笑うその笑顔が見事でした。「師匠、地獄へ行く気、満々やないですか」(若狭)しかも枕では自分や兄弟子たちを勇気付けるかのように、あえて師匠の病気をネタに。身内の不幸も笑いに変える、師匠の教えどおりの素晴らしい芸人魂。自信作と自ら言っていた創作落語は自分の弟子入り話。ほんとに成長しましたね・・・。 病室のベッドでは、意識がないはずなのに、師匠が満面の笑みを浮かべています・・・楽屋にかけられた黒い紋付を通して、師匠もその高座をしっかり見て、聴いているのですね。 明日は兄弟子たちの地獄八景もいよいよ高座にかけられます。地獄めぐりの旅を面白おかしく語る噺は、師匠の、黄泉路への旅とぴたりと重なってしまうのでしょうか。どうか師匠が、笑って旅立つことができますように・・・。 正典父さんも娘に負けず、自信作作れますように~☆☆☆☆☆ ちりとてちん第114回 家族寄り添って ☆☆☆☆☆
2008年02月15日
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いつもたくさんのアクセスありがとうございます。今日は更新がむちゃ遅れました・・・すみません。じつは昨日今日と来客があり、パソコンするヒマがありませんでした・・・。皆様のとこに訪問・コメントもできず、ほんとにごめんなさいです。昨日はヨッコ家の一大イベントがありまして・・・実家のジイジとバアバを泊りがけで招いて、コタロウの8歳の「お誕生日おめでとう会」を開きました!8年前、吸引器に引っ張られて「ぶう」といいながら出てきた小さい赤ちゃんも、いまや「うちのお母さん、れーぞうこにしょーみ期限切れのものいっぱいためこんでるんだよ~」とバアバに告げ口するくらい、いっぱしのことを言うようになりました(^^;)誕生日プレゼントにはJRの時刻表を買って貰い、迷うことなく鉄道男への道をひた走っております。誕生の頃からバシャバシャ撮り続けている写真はもう膨大な数になっていて・・・赤ちゃんの頃、歩き始めた頃、幼稚園入園、お兄ちゃんになった日、自転車に初めて乗った時・・・いろんな写真を見返すと、こんなに大きくなって・・・としみじみ思いますああ、ほんとに生まれてきてくれてありがとう!これからもわが子がどんな大人になっていくのか、奈津子さんのようにカメラを持って追いかけたいな・・・でも思春期になったら、撮るな、とかいわれるかなぁ。わが子たちの行く末を、いつまでも見守り続けたいクッチーです。(左は節分の時のコタロウ~。ホーム絵のモデルです。ケーキはバレンタイン前日だけにチョコでした) 今日のちりとてちん。 「おおきに、ありがとう・・・」(草若) 奈津子さんに徒然亭若狭をずっと追いかけ見守り続けて欲しい、と頼む草若師匠。いよいよ徒然亭弟子の会の前夜、自宅へ戻った師匠は弟子たちと夕食会を開きます・・・写真小次郎と共に草若の見舞いに来た奈津子は、今まで撮りためた喜代美の写真を見せる。草若は、奈津子にいつまでも徒然亭若狭を追い続けて欲しい、と頼む・・・。「小次郎さんは心の綺麗な人や。」に始まり、ぐっと来るセリフの多い回でした。小次郎さんが師匠に頼まれて買いにいったクジ、当たりそう・・・なんだかそんな気がします。「奈津子さん、おおきにありがとう。あんたが大阪にいてくれはったおかげで、どんだけ若狭が助かったかわからへん。そのおかげでどんだけ私が助かったかわからへん、おおきに」(草若)今回はみなに感謝しまくる師匠です・・・。はじめは奈津子さんに、そして弟子たちに・・・ 奈津子さんの撮って来たこれまでの「徒然亭若狭」の写真は、どれも表情が豊かで素敵でした。写真を見て目を細める師匠は、わが子か孫を見ているような表情で、とても愛おしさにあふれていて。入門してから今までの回想が流れ、あの家事三昧の弟子入り当初や、トンデモ初高座、A子ちゃんへのバクダン発言、そして師匠の一杯のお茶・・・これまでの宝のような映像を、また堪能することができました。「若狭はゆっくりとゆっくりといろんなもんを塗り重ねてきました。それがあいつの創作落語にどんな模様になって出てくるのか、ものすごい楽しみなんです」(草若)ようやく回想が終わり、模様が出てくる時はもう目の前。「見守るのは、師匠の仕事でしょう」(奈津子目をうるませて・・・)師匠、喜代美ちゃんの創作落語を聴けるといいのに・・・それは叶わないのかな? 受け継いでくれ病室に入ってくるや、子供のように草若にすがる喜代美ちゃん。「師匠、あたしも地獄八景やったらあきませんか」「兄さんだけずるいずるいずるい!」(喜代美)駄々こねる様が、なにやら底抜けに可愛いんですけど、ちょと子供っぽい気も・・・^^;「おまえもいつか、この四人に教えてもらえ。そないして、おれの落語受け継いでいってくれ。」(草若)兄弟子が師匠直伝の子なら、ワンクッションで受け継ぐ喜代美ちゃんは孫みたいなもの?彼女の頭をいとおしそうに撫でる師匠が、本当のおジイちゃんのように見えました。 夕食会「草原、草々、小草若、四草、若狭・・・・」(草若)帰宅を許された草若は、天狗座での徒然亭弟子の会前夜、弟子たちと夕食会を開く。その席で弟子たち一人ひとりの名を呼び、「おおきに、ありがとう。ほんまに、ありがとう・・・。」(草若)彼らに深く感謝するのだった・・・。焼鯖に越前そばという糸子母さんのご馳走を前に集う、徒然亭一門。師匠との最期の晩餐に、師弟で酌み交わしたのはお酒ではなく、お白湯でした。 ここで草原さんが「ぎゃんばる」と噛んだり、四草くんが間髪入れず訂正したり、久々に小草若ちゃんの底抜けセリフが出たり。そんな兄弟たちのいつもの笑える雰囲気を醸しながらの食事が始まったとたんに出た、師匠の感謝の言葉には、もう涙がじわりでした。「ありがとう」がそのまま「さよなら」を意味する言葉に聞こえて切なかったです・・・ そして寝床での、菊江さんの師匠の容態が気がかりなセリフでの今回の終幕。いよいよなのですね・・・。 「身内の不幸でも何でも笑いに変えられなアカン。それが芸人いうもんや」(草原) 師匠の教える芸人魂、試されるその時が近づいています・・・。 明日は覚悟・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第113回 ありがとう・・・ ☆☆☆☆☆
2008年02月14日
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はるかな昔、大恐竜展とゆうのがうちの住む街にやってきたことがありました。とあるデパートの中の1フロアの半分が展示場で、骨格標本やパネルが並ぶものでした。規模はそんなでもなさそうでしたが、その会場のデパートが、テレビCMで大々的に大宣伝。目玉は恐竜の皮膚の化石。しかも、さわれる!さわったら、「恐竜の化石タッチ証明証」なるものがもらえる!『さあ、君もタッチ証明証をゲットだぜい!』(ちょと時代考証ちがってるな)カッコイイ横文字が並んだカードが画面にばばんとな。ほ・・・・・・・ほしいぃー!すんごくほしいーーーー!!(目がキラキラ)ということで、小学一年生だったうちは、親に行きたい行きたいと必死に頼み込み、熱意?通じて連れてってもらえた次第。しっかりざらざらの化石にさわって、しっかり横文字証明証ゲットー!子供ながらに感激。作りは紙でしたが、日本語と英語両方で、「この者がティラノサウルスの皮膚の化石をさわったことを証明する」とかなんとか書いてあり、おそろしくカッコいいカードでした。興奮さめやらず、自分がすごいことをした、特別な子になったような気になりました。そこで自己満足に浸っておけばよいものを・・・調子に乗ってみんなに見せびらかそうと小学校へ持っていったら・・・同じクラスの男子が、一足早く同じことをしてました(笑)。みんなの注目はその男子に。ああ・・・うちだけじゃなかったのね。そうよね、あんなに人がたくさん並んでいたものね・・・そりゃ、うちの学校の子だってぎょーさん行ってるわよね・・・ああ、 でもせめて今日はいつもより十分早く起きて学校に来てたら・・・タッチの差でクラスの人気者になりそこねたクッチーです。 今日のちりとてちん。「おジイさん、きっと笑ってはると思うで」(草々)小浜でA子ちゃんは母の看病をする日々を送っています。喜代美ちゃんの回想は進み、師匠との出会いや寝床寄席、そして自分の入門へと至ります・・・小浜のA子A子が魚屋食堂に塗り箸製作所の箸を届けにきた。そこへちょうど小梅と観光協会の竹谷もやってくる。福井県立恐竜博物館の開館にあわせ、環境協会も活気付いているらしい。恐竜の化石の発見者であるA子にも一肌脱いで欲しい、と竹谷は話すが・・・焼き鯖を焼く姿がさすがに板についている友春くん。順子ちゃんと幸せの若夫婦ですが、二人とも影を背負ったA子ちゃんを気にかけています。福井県は恐竜の化石の宝庫です。県立恐竜博物館は県立博物館から分離してできたもので、2000年7月に開館しています。ドラマの年は1999年なので、博物館は今建設中ということですね。うきうき顔の竹谷さんですが、A子ちゃんは化石のことには触れられたくないようでした。「取替えっこせえへん?」(A子)昔、同じ勝山で拾った、喜代美ちゃんの恐竜の化石と、A子ちゃんの白い小石。何年も後に交換し、A子ちゃんの手に化石が渡ったとたん、ホンモノだと発覚。全国に知れ渡る一大発見に・・・A子ちゃんはあの時の輝かしかった自分、純粋無垢だった自分を思い出したくないのでしょうか。自分のサイン色紙を眺める表情も暗く・・・背負っている影は濃いけれど、手元に戻ってきた白い小石だけが、まだ最後の砦のように白く輝いています・・・て、東京でなにがあったのかな~。その原因が分かるのはまだ先のようです。今日もまだお預けか~。 小拍子ばちん喜代美は小拍子を打ちながら、次々と、自分が大阪に来て草若に出会い、落語家になることを許されるまでにたどってきた道を語る。「あんたがもっとったらずっと石ころのままやったんちゃうかなその石かて、A子がもっとった時ほど輝やいとらんのちゃう?」(順子)順子ちゃんの言葉に触発され、一念発起したはずの三味線ライブでこけ、でもこのままではあかんと大阪へやってきて、師匠に出会って。そして、感動の寝床寄席での師匠の復活と喜代美ちゃんの弟子入り。懐かしい回想と感動再びでした。 今週は師匠との別れを惜しむかのように、ゆったりと回想の回が続いています。草々さんが聞き役で3日目の回想となった今日、気になったのは喜代美ちゃんが話しの合間に小拍子をばちんと打っていたこと。昨日は口調がきちんと人に物語るような敬語調に変わっていましたが、今日はだいぶ落語調に変化してきたような感じです。生まれて初めて自分を客観的に見つめてもいるのかな・・・。草々さんは今日もヒロインの物語に寄り添う、すごく思いやりのある聞き手でした。師匠が喜代美ちゃんにここに住むことを勧めたのは、「おまえのためだけやなかったのかもわからへんな。師匠の方が、おまえがいてくれたらええなって思いはったんかもわからへん」(草々)「こんな落語から抜け出してきたような子が、いつか自分を高座にひきずり上げてくれるんやないかてそう、心の奥の奥底で思ってたんちゃうかな」(草々) 今だから思うけど・・・と草々さんは断りながら言ってましたが、たしかに師匠はずっと落語を毛嫌いするような態度を取っていたけれど、内心では落語が恋しくて恋しくて仕方がなくて、だれかが引き上げてくれるのを、無意識に待っていたのかもしれませんね。師匠と出会った瞬間、おジイちゃんと再会できた、と思ったという喜代美ちゃん。かわらけ投げの願いが叶ったと思っていましたが・・・「かわらけ投げが叶えてくれたんやない。おまえが師匠という人見つけて、自分の道見つけて、歩いていってるからや」(草々)師匠との出会いは不思議な運命の糸に導かれたように見えるけれど、そうではなくて・・・おジイちゃんが導いてくれたのではなく、おジイちゃんを思う喜代美ちゃんの心こそが、自ら求めて見つけ出したものなのだと。正太郎おじいちゃんが回想に出てきて、師匠との不思議な縁、神の配剤のようなものが強調されて見えていましたが、この草々さんの言葉で、ドラマがふっと現実に引き戻されたような、地に足がついたような感じになりました。今回の草々さんはとてもかっこよく、大人っぽく・・・なんだかすごく悟りを開いてましたね。 師匠の貫禄さえ備わっていたような^^;もうじきほんとに弟子ができたりするのかな。草々さんのこんな成長も、世代が交代するということを感じさせます。 図らずもその草々さんが口を滑らせて、正典父さんが喜代美ちゃんの弟子入りを師匠に頼んだこともバレることとなり。そのことも今後の喜代美ちゃんの落語家人生に影響してくるのでしょう。喜代美ちゃんのターニングポイント、創作落語の誕生はもう間近のようです。 ようやく回想は終わりそう・・・☆☆☆☆☆ ちりとてちん 第112回 小拍子ばちん ☆☆☆☆☆
2008年02月13日
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子供の名前ほど悩むものはありません。うちとこもいろいろ考えて、生まれる一週間前にコタロウの名前が決まりました。(ほんとは虎太郎にしたかったのですが・・・→名前の秘密)その長男コタロウ、最近学校から帰り、宿題をやりだすとなんだか様子が変。「ボクこの名前いやだ!」とぼろぼろ涙をこぼして泣きわめくのです。学校で何かあったのかときくと、「皆がボクの名前バカにする。」コタロウは冗談をそのまま受け取ってしまう性格なので、何気なくからかわれたり名前を何かにもじられて呼ばれたりすると、本当に耐えられないようです。もう完全にいじけてしまい、授業中に書いたプリントの名前欄には、そのからかい半分に呼ばれたあだ名を、ヤケクソになって自分で書いておりました。一種の自傷行為ですね。これはまずいと思い、とっぷりと、どうしてこの名前にしたのか、どんな名前の意味なのか、そして自分の名前だけでなく、他の子の名前も大事にしようね、と言い聞かせました・・・親が願いを込めてつけた、大切な名前なのです。クラスメイトの子も、悪気はなくとも、からかわないで欲しいなぁ・・・(涙)ゴダイゴの「ビューティフルネーム」をわが子を含め、みんなに聴かせたい気持ちのクッチーです。 今日のちりとてちん。「話しかけたかったんや思いますで。言おうと思ったとたん、時間切れ~っていいよったんですな、死神の奴が」(草若) 喜代美ちゃんが自分の人生の思い出を振り返っていた時、病室では小次郎さんがその秘めた思いを師匠に打ち明けていました・・・ おジイちゃんの言葉祖父正太郎の思い出を振り返る喜代美。その宝のような祖父の言葉と喜代美の語りに感動し、草々は思わず泣いてしまう・・・。今週は回想で振り返る週のようです。正太郎おジイちゃんが喜代美ちゃんに、塗り箸にたとえて人生を語るシーンや、最期のシーンが再び。「人も箸と同じや。塗り重ねたものしか、出てこない。だから一生懸命生きてさえいれば、キレイな模様になって出てくる。おまえのなりたいもんになれる」(正太郎)もらい泣きの草々さんの姿、なんともいえず可愛らしく感じてしまいました。喜代美ちゃんの語りも上手かったのだろうなぁ・・・何度見ても、正太郎おジイちゃんのシーンはじわりときます。カニ一方草若に付き添う糸子も喜代美が落語と出会った頃の話をしていた・・・。りんごをウサギの形に切って、逆さにして、「カニ!」てやってる糸子母さんに和みました。入門時の挨拶に喜代美ちゃんの両親が持ってきた、あの越前ガニのシーンをいやがおうもなく思い出してしまったわ(弟子たちの反応がなんとも・・・笑)。カニに絡めて、今までの感謝の思いを伝える糸子母さん。「これからもよろしくお願いします・・・」(糸子)師匠の余命はもう長くないけれど、たとえ逝ってしまっても師匠はずっと喜代美ちゃんの師匠。師弟関係は永遠です・・・。 名前小次郎が草若の見舞いに現れ、しばし糸子と付き添いを交代。何か面白い話をしようと意気込むが、「ほんまに面白いお人や。若狭と似たようなとこありますわ」(草若)師匠に言われた小次郎は、父や兄に抱く深い劣等感を思わず打ち明けてしまうのだった。「いっぺんだけやろうと思ったんですわ、塗り箸。」(小次郎)でも正典父さんみたいには熱心に仕込んでもらえなくて。和田家の男子にはみな正の字が入っているのに、自分には入っていない・・・父の臨終の時にも声をかけてもらえなかった・・・父との関係は自分よりも兄の方がずっと濃かった・・・。初めて明かされた、小次郎さんの思い。B子のような深いコンプレックスをずっとずっと、抱えて生きていたんですね。「おそらく小次郎さんの小は小梅さんの小、郎は正太郎さんの郎。うちも仁志の名前付ける時に、そうしましたさかい」(草若)師匠の愛情あふれるフォローの言葉にじわり。名前の話が出るから場面のはじめに師匠のフルネームの名札が映されたのね・・・(師匠は吉田仁之助、おかみさんは吉田志保)親はほんとに必死になって子供の名前を考えます。うちとこもそうでした・・・。小次郎さんの場合、確かに梅太郎のほうがわかりやいけど、二文字しっかり入っていますものね^^。「おまえはのびのび自由に生き、お父さん、そない言いたかったんやと思いますわ」(草若)はるか昔、父から塗り箸の技を受け継いだであろう正太郎おジイちゃんも、もしかしたら別の人生を夢見た時があったのかも。だから次男の小次郎さんには無理に箸の技を教えようとはせず、自由な道を歩いて欲しいと思っていたのかもしれません。小梅おばあちゃま同様、小次郎さんも師匠に話したことで、安らぎを得られたようです。師匠にはあたかも正太郎おジイちゃんが乗り移っているがごとく・・・ですね。小次郎さんというキャラクターが深く掘り下げられたシーンでした。 かわらけに願いを・・・「おジイちゃんにもう一度、会えますよーにー!」(子供時代の喜代美)梅丈岳でのかわらけ投げのシーンを思い出した喜代美ちゃん。あの場面はほんとにちりとてちんの名場面でした。「ほんとに、もういっぺん、会えました。おじいちゃんに。」(喜代美) その意味するところは・・・「愛宕山」に導かれて師匠に出会ったということ?それとも? 順を追って自分の人生を振り返っている喜代美ちゃん、明日はA子ちゃんとの思い出を語るようです。気になる現在のA子ちゃんも出てくるみたい・・・。 自分でも意外なくらい、冷静にA子とのことを思い返していました。(ナレ) どして今のA子ちゃんになったか早く知りたい~~~☆☆☆☆☆ ちりとてちん第111回 名前 ☆☆☆☆☆
2008年02月12日
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今日は喜代美ちゃんが兄さんたちが稽古する横で、自分も模写して地獄八景を練習してました。身振りも手振りも全部真似して、体に刻み込むという感じ。ああやって、演目を覚えるんですね~。そういえば先日、家長が似たようなことをやってました。かちゃかちゃパソコンを打っていたら、突然背後でビートルズがかかりだしたのです。ビートルマニアな家長が、CDをかけた模様。いつもの音楽鑑賞かと思いきや、「yesterday,all may troubles seemd so far away・・・・」「いえーすたでー、おーまいとらぼーしーむどそふぁーらうえー」「now it looks as though they're here to stay・・・・」「なういつるっくさずぞーであひあとぅーすてーーー」ななんと・・・・??!!カラオケなどしたこともない家長が、一緒に歌ってるう~~~!「シャドウイングや」シャドウイング?とはなんぞや??「英会話の習得方法のひとつや~」(以下延々とその説明の講義を10分ほど受ケマシタ・・・。)簡単にゆうと、なんでも0,5秒ぐらい後にそっくりマネして音読する練習法で、これをやると瞬時に聞き取る能力が飛躍的にあがるのだとか。「超高度な練習方法なんやで~♪」 たしかにマネして言うって、簡単なようでかなり難しいかも。まずちゃんと聞き取れないといけないから・・・。で、でもさ・・・「おーあいびりーぼんいえーすたで~~~~じゃかじゃん!」英会話の練習に、ギターかき鳴らすマネはいらないんじゃあ・・・と思ってしまったクッチーです。 今日のちりとてちん。「落語になるのとちがうか?おまえの歩いてきた道。」(草々)師弟落語会は、草若弟子の会と形を変え、師匠は「地獄八景」を四人の弟子たちに託します。若狭は前座で創作落語をすることに。そのネタがなかなかできずに悪戦苦闘でしたが・・・。病室での稽古草若邸の稽古場で渾身の「地獄八景亡者の戯れ」を演じきった草若。若狭との師弟落語会を形を変えてやるように、と地獄八景を弟子たちに託す。「草原、草々、小草若、四草、おまえら四人で手分けしてこのネタやってくれ」弟子たち四人は草若の病室でかわるがわる、草若から稽古を受ける・・・。師匠に(稽古を)よろしくお願いします、と頭を下げる弟子たち。小草若ちゃんは言葉を出さず、ひとり無言で頭を下げました。ということで病室は徒然亭の稽古場となり、四草くんは「かっこよすぎる。」といわれ、小草若ちゃんは「自分の中にないものやろうとしてもあかんで」といわれ、草々さんは「ええなぁ」とベタホメされ、草原兄さんは「うん、ほな頭からもう一度。」とみなさん猛稽古。喜代美ちゃんが兄さんらのすぐ横で、一言一句すっかり模写していて(笑)さすがいっぱしの落語家、まさに芸は盗んで覚えろです。師匠に教えてもらいたいという気持ちもありあり。案の定、後半のシーンでは兄さんたちに焼きもちです(笑)弟子たちに後を託すべく、点滴を受けながら稽古をつける師匠。木に止まる蜩は、まだ必死に啼いています・・・ 出会いの記憶草若弟子の会で前座として創作落語をすることになった喜代美だが、まだ噺が全く作れず悪戦苦闘。師匠に稽古をつけてもらえる兄弟子がうらやましくて仕方がない。草々と師匠とのつきあいが一番短い、いや、違う実は・・・と話しているうちに、小学生の頃、落語と出会った頃の思い出が鮮やかに甦ってくるのだった。喜代美ちゃんが師匠に出会ったのは、大阪に来てからではなく、小浜にきた小学3年の頃。おジイちゃんが聞いていた落語のテープの主が草若師匠だった、という不思議な縁。なつかしい第一週の回想シーンが盛りだくさんでした♪優等生のお嬢様A子ちゃんと同姓同名だったために、なんでも悪いように考えちゃうB子ちゃんが誕生したことや、おジイちゃんとのふれあいや、そして落語との初めての出会い・・・。ああ、思い出がいっぱい・・・♪「A子の裏側のB子やねんなって・・・落ち込んだら・・・ほしたら、ききたなった。おジイちゃんの聴いとった面白いお話のテープ」そんな喜代美ちゃんの過去を初めて聞いた草々さん。「そないして落ち込んでる時やったからこそ、すうっと落語が入ってきたんちゃうか?」(草々)B子になったからこそ、落語と出会えたのではないかと。たぶん・・・きっとそうなんでしょうね。運命はほんとにフシギなものです。これまでのB子な人生から、どうやら創作落語のネタが浮かびそうになってきました。 師匠との別れに絡め、ヒロイン喜代美ちゃんの才能の自覚、そしてさらなる成長が描かれようとしています・・・たぶん今週は、ちりとてちんの最大のクライマックス。古き者から新しい世代へ・・・惜別と希望とを表裏一体に併せ持つ、受け継ぐという流れをひしひしと感じます。 どんなネタの創作落語になるのか楽しみ・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第110回 病室での稽古 ☆☆☆☆☆ 立つ鳥あとを笑わす・始
2008年02月11日
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わざわざ遠方まで、当たるというウワサのクジを買いに行ったことはないけれど、わざわざ遠方まで、飲むと万病に効くとゆうウワサの温泉の水を汲みに行ったことがあります。 まだバアチャンが元気だった頃、なにかと遠出する時は、わが実父が車の運転手でした。(アッシーって死語か?)たくましきバアチャンは朝4時に自宅へ来いとわが父に命じ、寝ぼけ眼の家族が乗った我が家の車がつくやいなや、「ほいじゃ行くべえ~♪」と車に乗り込み、秘湯ゲットのドライブに出発~山の奥のそのまた奥の、秘められた水が沸き出でる場所をバアチャンがどうやって知ったものか今となっては誰もわからないのですが、その日の昼には、家族全員水の詰まったお醤油の一升瓶を何本も抱えて車に積んで、夕方にはホクホク顔のバアチャンとお宝ともに、家に戻ってまいりました。 「不老不死の水だよ~♪ありがたや~」(ご満悦で合掌のバアチャン・・・)たしかにタダよりありがたいものはなし・・・^^;ためしに当時小学生のうちも飲ませてもらいましたが、なにやら鉄臭い味~。 ほんとに、不老不死の水だったらよかったのになぁ・・・。でもリウマチにはかなり効いたらしく。バアチャンは毎朝お猪口に一杯、この水を飲むのが習慣となり。それから十年余り、半年に一回は早朝に起こされて、汲みに行きました~(笑)。 お水を汲んでた時の、お宝を掘り当てたようなバアチャンの満面の笑顔が、いまだに忘れられないクッチーです。 今日のちりとてちん。 「おまえの宝物や。大事にしいや」(草若)喜代美ちゃんはついに自分の才能に気づきます。そして師匠は最後の高座にあがり、弟子たちへ己のすべてを伝えます・・・ 宝物草若の病室に、和田家の家族が全員、見舞いに訪れる。騒がしくてすまないとあやまりながら、喜代美は家族のことを面白おかしく話し出す。笑い出した草若は、しみじみと告げる。「若狭、おまえほんまにおもろいな」(草若)その言葉に、喜代美は亡き祖父正太郎から同じことを言われたことを思い出す・・・「喜代美、おまえはおもろい子や・・・おかしな人間が一生懸命生きとる姿はほんまにおもろい」(正太郎)喜代美ちゃんが話したのは、小次郎叔父さんが良く当たるとゆう宝くじをわざわざ北海道まで行って買ってきて、正典父さんとすったもんだしたという話。師匠は、普段彼女が何気なく感じ、話していることがまさに落語のようになっていること、それが喜代美ちゃんの才能なのだと教えてくれます。ああ、やっと喜代美ちゃんが気づいてくれた・・・よかったぁ・・・(笑)才能は自覚しないで自然に出てくるものなので、やはりはっきり言われないと自分では気づかないものなのかも。とくに今作のヒロインは特に・・・。「若狭、おまえは落語の世界から抜け出してきたような子や」(草若)前からずっと、喜代美はアホの喜六そっくり、と言っていた師匠。今また、この言葉を愛弟子に贈ります。喜代美ちゃんはそれに答えるように、椅子の上で正座し、宝くじの話を落語調に演じてみせます・・・「それが、おまえの創作落語や」(草若)そう言って師匠が喜代美ちゃんの頭を撫でてくれた図が、正太郎おジイちゃんと小さな喜代美ちゃんとに重なって見えて・・・。若狭の初の創作落語を聴く師匠も、周りの家族もみんな吹き出して笑って・・・。その場面にかぶせるように映ったのは、第一週のラスト、正太郎おジイちゃんの最期の場面。小梅おばあちゃまが草若師匠の演じる落語のテープをかけ、それを聴いて笑う子供の頃の喜代美ちゃんや家族の姿。師匠の落語で哀しみの中に笑いを見出した者たちが、今度は師匠を失う悲しみの中、みんなが喜代美ちゃんの落語で笑えた・・・感動とともに、和田家と草若師匠との、縁の不思議さをしみじみ感じました。 最後の高座草若は一日だけ家に帰らせて欲しい、と医者に懇願する。弟子たちに最期の稽古をつけてやりたいというのだ。検査の末、一日だけの外泊を許された草若は、渾身の力を込めて、居並ぶ5人の弟子たちの前で最期の高座となる、「地獄八景亡者の戯れ」を演じる・・・家に戻り、黒い紋付袴の正装で高座に臨む草若師匠。着替えを手伝う喜代美ちゃんと師匠のシーンは荘厳で、胸に迫るものがありました。師匠は一面ひぐらし紋のふすまを開け、稽古場へ。そこには渋い色の浴衣姿の弟子たち。最後の稽古は、なにか儀式めいたものを感じさせるものでした。師匠は己の持てるすべてをこの一時間超という大ネタ地獄八景に注ぎ込んでいて、弟子たちに伝えたいという思いがひしひしと伝わってきました。弟子たちはみな、これが師匠の今生での最後の高座、と覚悟していて、一言一句漏らすまいという迫真せまる表情。そして四草くんの目からは、無言の涙が・・・糸子母さんに案内され、磯七さん、菊江さん、熊五郎さんと咲さんも縁側で師匠の高座を聴くことができました。最後はやはり、寝床寄席の時の愛宕山と同じ締めで・・・「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」(草若)本当に、師匠のその死出の旅路が、陽気なものでありますように・・・そう願わずにいられません。来週の予告では、天狗座で徒然亭兄弟たちが奮闘する姿が映っていました。どんな形で天狗座の落語会が開かれるのか・・・彼らの芸人魂が問われることになりそうです。来週は徒然亭の弟子たちの奮起に期待!です。 来週はいよいよ・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第109回 最後の高座 ☆☆☆☆☆ 地獄の沙汰もネタ次第・了
2008年02月09日
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以前食堂を営んでいたと書いたうちのバアチャンの得意料理は数あれど、中でも一番おいしかったのはカボチャの煮物。東北ならではの濃い味付けで、喉に詰まることもなく、何個も食べることができました。おはぎも美味しかったし、おそうめんのつけ汁も独特の味だったし。ああ、なんでプロの味を教えてもらわなかったんだろうと今になってすごく後悔しています。(糠床もないし・・・)唯一バアチャンから教えてもらったのは、おなすとピーマンの炒め物。味付けに入れるものにひと工夫ある一品です。これだけは、男の子のコタロウたちにも将来教えたいな、と思っています。バアチャンの味。うちの母の味。そしてうち自身の味。うちもいずれは自分が培った知識や経験と一緒にいなくなってしまう存在だけど・・・命を受け継ぐと同時に、何かを受け継いでいってほしいな、と思うクッチーです。今日のちりとてちん。「師匠が伝えたいものは、師匠を大事に思ってるもんがちゃんと受け継ぎます」(小梅)病院を抜け出して落語の稽古をしようとする師匠。案の定倒れてしまって・・・小梅おばあちゃまが、師匠の焦る気持ちを受け止めます。どねしよ~師匠に創作落語をやる、と宣言したものの、何にも思い浮かばない喜代美。奈津子は自分が面白いと思うものを作ったら、と助言する。見本が尊健さんのSF落語だけなので、何をどうしたらいいか全くさっぱりの喜代美ちゃん。大学ノートに一文字も書けず「どねしよ~~!」^^;でも物書き奈津子さんの言うとおり、自然体が落語みたいな喜代美ちゃんには、絶対才能あると思うのです。糸子母さんとのやりとりなんか、まんま漫才か落語のようですもの。 焦燥師弟落語会をせねばならぬ、と焦る草若は病院を抜け出し、自宅へ戻って地獄八景の稽古をしようとする。しかし稽古場でうずくまり、再び病院へ・・・。「ずっと一緒に住んでたやろ!なんで師匠の病気に気づかへんかったんや」(小草若)病院に戻され、酸素吸入をする師匠の痛ましい姿を見て、思わず青木夫妻を責めてしまう小草若ちゃん。自分がずっと父親から逃げてきたのを分かっているはず。でも、言わずにはいられなかったセリフ・・・。きっとそのセリフで自分も責めているんだろうな・・・。弟子たちの想いはひとつ。少しでも師匠に長く生きてもらって、ひとつでも多く師匠の落語を受け継ぎたい。師も弟子も、焦っています。人が死ぬことの最大の不幸は・・・菊江と語る散髪屋の磯七は、自分の師であった父と草若を重ね、人生の無常に涙する。「今まで培ってきた技術、知識、みんな消えてなくなってしもたなて・・・磨いて研鑽してきた技術、すべて灰になってしもたんやなて・・・」(磯七)どんなにすばらしい技術や経験を培っても、その人の死と一緒に、それは消えてしまう。本当に殺生なことです・・・。人は必ず死んでしまう。そのままだと、失われてしまうものがある。だからこそ、「受け継ぐ者」が必要なのですよね。磯七さんの涙。菊江さんの涙。とても美しくて哀しい涙でした。全員集合!「あたしやっぱりできん。こんな時に落語作るやなんて。笑える話作るやなんて。」(喜代美)師匠を失う辛さにくじけそうな喜代美のもとへ、帰りを待つ糸子の電話の様子が気になって、正典と正平が草若邸にやってくる。そして小次郎も・・・定期便を一日早めてって・・・^^;草若邸に、和田家の面々が大集合。小次郎さんと正平君のアロハコンビ・・・(笑)これはこの家族ならではのオモロいやり取りが起こりそう。そうなると喜代美ちゃんの、「うちの家族はしょーもない」という自分語りがまた炸裂しそうですね。それを創作のヒントにできそうな・・・しかし師匠があんな状態の時に、笑える話を書くのはつらいですね。私情を捨ててプロの意識を持つのは大変難しいことです・・・。正平君は今回さりげなく、塗り箸を継がないかと父から誘われてましたが・・・彼はどう決着するんでしょう? 受け継ぐ者たち草々と看病を変わった小梅は、草若の容態を気にしながら、亡夫正太郎のことを語りだす・・・。あたかも正太郎にいえなかった事を今語るかのように・・・ 一人で伝統塗り箸を背負っていた正太郎おジイちゃんと、師匠を重ね合わせる小梅おばあちゃん。「師匠、男いうものはそれぞれ譲れんもん抱えて生きとるんですね。でも、たまには気にかけたって下さい。なにより師匠の命大事や思ってるもんらのこと・・・」(小梅)おジイちゃん自身は知らないけれど、その技は今、正典父さんがしっかり受け継いでくれています。そして草若師匠には・・・「立派な弟子が5人もおるんやで」。(小梅)大丈夫だから。ちゃんと、受け継いでくれる者がいるから。小梅おばあちゃまの言葉は、焦っていた師匠におだやかな笑みを与えてくれました。 その笑みは本当に安らかで、肩の力がすっと抜けたようでした。自分を必死に受け継ごうとしてくれる者がいる。それを思い出した師匠は、自分のことをすごく幸せだと思ったでしょう・・・。そして小梅おばあちゃま自身も、おジイちゃんにずっと言いたくていえなかったことを代りに師匠に吐露することで、すごく癒されたのだと思います。 弟子たちも悲しんでばかりはいられませんね。喜代美ちゃんはじめ、師を継ごうとする弟子たちの奮起に期待です。 創作がんばれ~☆☆☆☆☆ ちりとてちん第108回 受け継ぐ者たち ☆☆☆☆☆
2008年02月08日
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今日のドラマは涙なしには見られませんでした。もう助からないと宣告され、病院にずっと入院したまま逝ってしまった父方の祖母の姿を思い出してしまいました。大阪のおじいちゃまと祖母が亡くなったのは同じ年の同じ月。おじいちゃまの葬儀を終えて仙台に戻り、コタロウを連れてお見舞いに行ったら、すでにバアチャンは意識を失った状態でした。意識はないはずなのに、時折ひどく痛そうに身をよじる姿が可哀相で、悲しくて・・・涙が止まりませんでした。コタロウはバアチャンが亡くなる数ヶ月ぐらい前から、ひどくこわがって、そばに近づこうとしませんでした。もしかしたら、死期の近い人間だということを悟っていたのかもしれません。食堂を切り盛りし、優しくて、いつもたくさんご馳走を作ってくれた祖母。せめて最期に、その声を一言聞きたかったクッチーです・・・。今日のちりとてちん。「俺を笑わせてくれ」(草若)病院へ運び込まれた草若師匠。師の死期が近いことを知らされ、ショックを受けた弟子たちは悲しみに暮れます・・・・悲しみに暮れて「時間がないんや!師匠には、時間がないんや!」(糸子)師匠が目の前で倒れた状況を、一瞬把握できない喜代美に、糸子が叫ぶ。すぐに病院へ運び込まれた草若。弟子たちは医師からその病状を知らされ、愕然とする・・・延命治療しても長くはない・・・という状況に、衝撃を受ける弟子たち。5人それぞれの深い悲しみように、涙が止まりませんでした。 「仁志、すまんなぁ・・・・」(草若)病床の親にあやまられることほど哀しいものはないです・・・。小草若ちゃんが父に本名で呼ばれたのは何年ぶりなのかな。この名前、師匠の仁ノ助とおかみさんの志保の二人の名からとられているんですね・・・。マンションを売り払い、親の名に押しつぶされそうになっている状況で、この悲しい事実に直面しなければならない小草若ちゃん。菊江さんのお店でいつものように水を求め、それから無言で涙を流し続けていました。草若親子の、本音をさらけ出しあう会話はこの先あるのでしょうか。 四草くんは、九官鳥平兵衛の水皿を取り落とすぐらい手が震えていて。ひどくショックを受けている様が伝わってきました。平兵衛が「瀬をはやみ」とひとこと言うのが効きました。何より心打たれたのは、草原兄さん。出番前の楽屋で一人、鏡に向かって、必死に笑い顔を作ろうとしていました・・・でもなかなかうまく行かなくて。鏡に映った蜩紋がこんなに悲しく見えるとは思いもよりませんでした・・・。草原さん演じる吉弥さんは、実際にご自分の師匠を亡くされている経験がおありなので、この演技は当時の事を思い出してかなり辛かったのでは、と思ってしまいます。 そして草々さんと喜代美ちゃんは、離れで二人で抱き合って泣いて・・・。先に草々さんがボロボロと泣いていたのが、印象的でした。 小梅おばあちゃま来たる電話で事情を話さなかった糸子母さんに感じるものがあったのか、小梅おばあちゃまが大荷物持参で、小浜から参入です。師匠と二人で、じっくり会話するシーンがこれから出てきそうです。決意草若が眠る病室で一人、泣きじゃくる喜代美。目を覚ました草若に、祖父正太郎が死んだ時の哀しみを語る。「ダムができるぐらい泣いた」。そして、二度とあの時のような辛い思いはしたくないと。草若はやさしく愛弟子をさとす・・・。「ほしたら、おまえが先に死ぬしかないやんか。残った俺にそのかなわん思いさせる気?こんなもんは、順番や。」(草若)喜代美ちゃんが大切な人の死に直面するのは二度目。正太郎おジイちゃんと別れた時の悲しみようは本当に深く、絶食して家族を心配させたり、夜中に突如抜け出してかわらけ投げをしたり。深刻なトラウマになったといえるものでした。子供のように泣く喜代美ちゃんに、アホやなぁとどこまでも優しい師匠。そんな草若師匠の姿が、正太郎おジイちゃんとだぶって見えて仕方ありません・・・「消えていく命を愛おしむ気持ちが、だんだん、今生きている自分の命を愛おしむ気持ちに変わっていく。今よりもっともっと、もっと一所懸命生きられる。もっと笑うて生きられる。若狭、俺を・・・笑わしてくれ。」(草若)「・・・やってみます。創作落語、やってみます」(喜代美)今まで悶々と新しいものに踏み出す勇気のなかった喜代美ちゃんですが、師匠に乞われ、ようやく決意できました。師匠が心残りをなくし、笑って黄泉路を行けるかどうか、それは喜代美ちゃんがこれから作る、創作落語のネタ次第?がんばって・・・!そして師弟落語会・・・師匠はなんとしてでも出ようとするような気がしてならないのですが、はたしてどうなるんでしょうか・・・ 今日は涙の日・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第106回 悲しみに暮れて ☆☆☆☆☆
2008年02月07日
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「人は死んだらどうなるの?」先日コタロウにこう聞かれ、我が家の家長はきっぱり。「死んだらそれっきりや。お墓に入る」天国か地獄に行くとか、大霊界に行くとか、千の風になるとか、ちょっとは考えて答えんかい~!「うえ~ん、ボク死にたくないよぉ~」案の定コタロウは大泣き。家長、あわててフォロー。「い、いやその、子供とか孫とかの心の中に、思い出は残るわな~」「思い出だけじゃやだよぉ~」人間誰しも死にたくないです・・・。死を受け入れるために色々考えます。それがいつしか宗教になったりして、救いになっているんですよね。うちは特定の宗教は信じていませんが、この時コタロウにこう言い聞かせて安心させました。「ねえコタロウ、人はさあ、体はなくなるけど、魂はずっと残ってて。それがまた、赤ちゃんの体に入ってさ~、この世に生まれ変わってくるんだよ~。」「ほんと~?」「ほんとほんと~前の人生を覚えてるまんま、生まれてくる子もいるんだよ~。うちのチサゴンだって、銃が好きだったり釣りにすごく興味あったりしてるでしょ。あれゼッタイ、大阪のおじいちゃまの生まれ変わりだよ」ブロックで銃を組み立てて、薬きょうを入れるマネまでしてるチサゴンを見てると、どこでそんなの覚えたの?てほんとに思います。しぐさがリアルすぎる・・・輪廻転生を信じたいクッチーです。 今日のちりとてちん。「怖いんですやろ。なんかやっとらんと怖いさけ、そね次々動き回ってるんですわ」(糸子)死と向かい合うことから逃れようとする草若師匠。常打ち小屋を建てるため、鞍馬会長に協力を求めます。前回の失敗大阪に常打ち小屋を建てると、再び夢を語りだした草若。あまり乗り気でない弟子たちは前回の失敗を語る・・・喜代美ちゃんが一門と出会う三年前にもち上がった第一回目常打ち小屋建設計画は、師匠が、周りの反対を押し切って推進。ファンタスティックランナー(草々曰く:笑)ならぬファイナンシャルプランナーに建設資金を持ち逃げされ、借金を作ってしまい、潰えてしまったまま。師匠の過去の行動は、自分の分身ともいえるおかみさんの死と、深く関わっていたようで・・・。 死への恐怖無理を押して動こうとする草若を見かね、糸子は入院して欲しいと懇願する。拒否する草若に、ずばり死への恐怖を指摘する糸子。観念した草若は、ついに本心をさらけ出す・・・上方落語に良く出るフレーズ、「その道中の陽気なこと」を引いて、昔の人々は死の恐怖を紛らわせるために、地獄を楽しいものにしたと語る師匠。死を目前にして、自分がその立場になって、楽しさの意味が初めてわかったといいます。「(死と)まともに向き合ったら、怖くて怖くて・・・あんなん、たえられまへん」(草若)死の恐怖に怯え、もろさ弱さをさらけ出した師匠がほんとに人間臭くて、愛おしく思えました。誰だって死ぬのは怖いです。それと真っ向から向き合うことは、容易にできません。もしかしたらおかみさんの死を目前にした時も、その事実を受け入れるのが怖くて、真っ向から見つめることができずに、常打ち小屋建設に没頭したのかも・・・。そして今度は師匠自身の番。「あの陽気なお囃子に送られて、地獄までの道中陽気に笑っていきたいんです。思い残すことのあらへんようにしたいんです」(草若)死を笑って迎えたい。その切なる望みが叶うといいのですが・・・落語とは・・・居酒屋「寝床」で常連たちを交えて、徒然亭の弟子たちは常打ち小屋について語り合う。「聴く人がおらへんかったら、ほんまの意味で伝えたことにならへんわなぁ」(磯七)「究極の個人芸に見えて実は全く逆。聴く人が、笑う人がいて初めて落語になる。そやから、気軽に足を運んでもらえる常打ち小屋は必要なんです」(草原)上方の落語家さんはずっと、芸を披露する場の確保に苦労されていました。落語は弟子に伝えるだけでなく、聴く人がいてこその伝統芸能です。後世にずっと伝えていくためには絶対に必要な演芸場。それなのに・・・「なんで私には創作落語せいていうのやろ」(喜代美)まだ真意を測りかねている喜代美ちゃん。ハッキリ言われないと分からないタイプだから・・・^^;そしてついに真っ向から問い詰める形に・・・ 続けるために天狗芸能の会長に常打ち小屋の建設を頼む草若。自分の土地家屋を売るという腹のくくりように、鞍馬会長はある条件を出す。草若と女流の落語家若狭との師弟落語会を開き、成功させろというのだ。やはり師匠が喜代美ちゃんたちに出て行くよう言ったのは、常打ち小屋の資金とおそらく場所確保のため?天満宮そばの草若邸、将来はあそこに師匠の夢が建つ、ということになるんでしょうか。(実際の繁盛亭は天満宮のすぐそばだし・・・)そして師匠が喜代美ちゃんに創作落語をやるよう命じたわけは・・・「おまえに落語続けさせたいんや。」(草若)弟子が女であるがゆえの、心配と親心からでした。「男と同じことやってたら食べていかれへん。古典を教えてやるだけではあかん。不器用な子やったらなおさら、この道で生きていける術を、身につけさせなあかん。」(草若)ストレートな答えを貰った喜代美ちゃん、これで納得して創作落語に打ち込めるはずなのだけど・・・。ついに、師匠が目の前で倒れてしまいました・・・T-T。 師弟落語会、開けるのでしょうか・・・。 明日は病院・・・?☆☆☆☆☆ ちりとてちん第106回 死への恐怖 ☆☆☆☆☆
2008年02月06日
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行きたい所はみんな行き尽くしたから地獄へ行ってみよー、なんてことにはなりそうにないぐらい、今は世界が広くなりました。飛行機に乗れば地球上のどんな所もあっという間。お金がむちゃくちゃあれば、宇宙へだって行ける時代。行ってみたいところ、たくさんたくさんあります。ピラミッドのあるエジプトやトロイア遺跡のあるトルコや、アンコールワットのあるカンボジアや、タージ・マハルのあるインドや、小梅おばあちゃまが行ってた情熱のスペイン、芸能人だらけのハワイ、スタートレックなホテルがあるラスベガスぅ~(そんでカジノで大もうけ・・・できるかい!)とまあ、外国でぱあっと遊び呆けたいとこですが、時間とお金がないので土台無理・・・宝くじがあたったら考えよう・・・。そんな空想だけ膨らむうちが、今一番行きたい所は・・・やっぱり沖縄です。暖かいし。キレイな南国の海好きだし。何よりプロ野球のキャンプ始まってるし~!一週間ぐらい宜野座ドームにベトッとはりついて、阪神の選手さんのキャンプ風景をずっと眺めていたいクッチーです。 今日のちりとてちん。「どないして死のう・・・」(草若)死期迫る師匠にまだ気づかない弟子たち。生き急ぐ師匠の態度にとまどい、喜代美ちゃんは見捨てられたと思ってしまいます。不安創作落語をすることにいまだ納得できず、師匠のような落語をしたいと訴える喜代美。草若は突き放すように言い放つ。「師匠の言うことが聞かれへんのやったら、破門や」(草若)きつい言葉を受け、自分が師匠に見放されたのではないかと気に病む喜代美を、草原が励ます・・・。「入門から5年以上もこの家に住むことを許されてる弟子、おまえだけやで」(草原)生き急いでいる師匠に余裕はありません。今、するべきことを指し示すだけで精一杯です。 素直にハイ、といって創作落語に取り組めない喜代美ちゃん、不安はわかりますが師匠の落語を継ぐ、と気負いすぎているような。今は自分の特長に早く気づいて、己の芸風を確立して欲しいところです・・・地獄八景友春くん主役の巻には笑ってしまいました。地獄ツアーに行くために、わざとフグを食べて死んだ面々の着物にはしっかり特注フグの紋が~。草原さんは、師匠から地獄八景を教えてもらっていますが、これは後々「おまえから若狭に教えてやれ。」ということになるのかなぁ・・・?ひぐらしの墓縁側でひぐらしの啼く声が突如止まるのを聞いた草若は、庭の茂みでひぐらしの亡骸を見つける・・・。ひぐらしの断末魔がもっと生きたい!と叫んでいるようでした。亡骸を拾った瞬間見せた、師匠の表情に心が痛みます。庭に土を盛り、お線香を立て、ひぐらしを弔う師匠は、地獄八景の一説を口ずさんでいます・・・「その道中の陽気なこと」 は愛宕山でも出てきた印象深いフレーズ。と、これはどこかで見た場面。かつて喜代美ちゃんが初めて草若邸に迷い込んだ時、師匠が、「愛宕山」を口ずさみながらタンポポを手折っていた場面にそっくり。あれが出会いを象徴する場面なら、今回のは別れを象徴する場面・・・。出会いの光は春の暖かい日射しでしたが、別れの光は夕暮れです・・・。 今回その姿を門から入ってきて発見するのは、喜代美ちゃんではなく糸子母さん。夕暮れに照らされる半纏姿の師匠の背中が、小さく小さく・・・見えました・・・。 遠くなる存在草若は突然、喜代美と草々に、離れから出て別の所に住んでほしいと言い出す。やはり見捨てられたのかと落ち込む喜代美。翌日弟子を全員集めた草若は、かつて一度やりかけて失敗した常打ち小屋を作る事業に、また乗り出すと宣言する。死を目前にして、腹をくくりだした師匠・・・。おかみさんが亡くなる直前に作ろうとした、常打ち小屋の夢が再び浮上です。当時大阪には常設の落語の演芸場はなく、上方落語家はこの施設の建設を悲願としていました。(現在は天満宮近くに天満天神繁盛亭という常打ち小屋ができています。2006年9月オープン)これは、草若夫婦二人で追いかけた夢でもあったのかも・・・。天狗座に掛け合うと言いますが、たとえうまくいったにしても、小屋の完成、こけら落としをその目で見ることは叶わないような・・・。そう思うと哀しさがふつふつと沸いてきます。 前回の失敗を思い出して賛成しがたい弟子たち。小草若ちゃんがなにもいわずにじっと見つめていて。何か感づいているのかな。きっと真相を知ったら、自分を責めてしまうだろうな・・・死ぬ前に心残りなことをやり遂げたい。そんな執念にも似た思い、死への恐怖や焦燥が、冷たく厳しい態度に見えてしまう喜代美ちゃんでした・・・。「漠然とやけど、草若師匠がどんどん遠い人になっていくみたいで、不安でした。」(ナレ)そのすれ違いに心が痛む・・・。☆☆☆☆☆ ちりとてちん第105回 ひぐらしの墓 ☆☆☆☆☆
2008年02月05日
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1999年といえば大流行りしたのがだんご三兄弟。串に三つの長男次男三男だんごのアニメと、タンゴ調の曲が巷で大当たり。すごい替え歌もたくさん作られたっけ。談合三兄弟、海老名三兄弟などなど・・・でもあのすごい大ブームは、わずか数ヶ月で下火になってしまって。あれれ?という感じでいたら、「だんご三兄弟のあっとういう間劇場」という短いアニメが、「お母さんといっしょ」で放送されるようになりました。ちょうどその頃、我が家では長男コタロウが誕生。アニメの可愛いさと、独特の節回しにコタロウは釘付けでした。だんご三兄弟の絵本を買ったら即お気に入りになり、足し算も色の名前も、この本で覚え始めたものでした。いまはなつかしきキャラクター。今は影も形もないのがさびしいな・・・一年で世代交代のヒーローもなんとなくせわしない気がするし。栄枯盛衰は世の常なれど、もう少し、長く愛されてもいいんじゃないかなぁ。おしりかじり虫のパイをかじりながら、ブームのはかなさを思うクッチーです。 今日のちりとてちん。「私まだ生きてます。生きとる間にやらなあかんことがおますのや」(草若)糸子母さんは師匠の思いを汲んで、固く口を閉ざすことにします。喜代美ちゃんは創作落語をやることに躊躇しているようです・・・口止め草若は糸子に病院へ行ったが手遅れだといわれたことを打ち明ける。そして弟子たち、実子の小草若にすらも、病のことは黙っていてほしいと望む。「いうたら入院せえいわれますやろ。ベッドに寝てたらなんにもでけしません」(草若)入院してベッドの住人になったら、死人と同じ。やりたいことをしたい・・・糖尿病と肝硬変で逝ってしまったうちのバアちゃんもしたいことをしたい、自分の家で死にたい、と病院のベッドの上でしきりに言っていました。あんなに切望していたのに、家に帰してあげられなかったのが今もすごく悔やまれ、心残りでなりません。死を目前にした人の切ない望みは、なんとしてでも叶えてあげたいものです・・・。「落語家の生活観察してみよう思ってなぁ」(糸子)苦しい言い訳で居座る母の真意をつきとめるほど、余裕のない喜代美ちゃん。自分のことで精一杯です・・・創作落語創作落語をやれといわれた喜代美だが、その作り方を全く知らず戸惑ってしまう。草々は寝床で土佐屋尊健の創作落語を彼女に聴かせる。聴き終わった喜代美ちゃんはきょとん。古典落語を聴いた後の、嬉しそうな顔とは対照的でした。まだその面白さ、魅力が分からず、やりたいという気持ちが湧いてこないみたい・・・。古典派で保守的な草々さん、大衆的で現代人にも受ける落語を作ろうとする尊健さん、落語を芸術として捉える柳眉さん、三種三様の、落語のあり方に対する考えが喧々囂々入り乱れて、創作落語のメリットとデメリットが説明された場面でした。UFOや宇宙人、そしてだんご三兄弟・・・・^^;いまどきの流行りや時事を取り入れる創作落語は、お咲さんの感想通りとてもとっつきやすいもの。落語に興味を抱かせ、間口を広げてくれます。そして、「もしかしたら、古典になるかもしれない。」(草若)もしかしたら、が曲者。落語に限らず、一時的に人気を博すものは数あれど、ずっと後世に残るようなものはごくわずか。だんご兄弟のような流行り物は、ブームが去ってしまえばそれっきり。どうしようもなく古臭いものに見えてしまいます・・・。いわゆる古典も、作られた当時は創作落語と同じものだったはずだけど、普遍的な内容があるからこそ、風化せずに今の世に生き残っているわけで・・・。まさに今週の副題、「地獄の沙汰はネタ次第」なわけなのですね。新たな伝統を作ることは非常に魅力的で野心をそそられもするけど、どうなるかわからない博打のようなところもあって、すごく大変。喜代美ちゃんは世相を越えた普遍的なものを見つけられるのかな? 地獄八景亡者の戯草若は一時間長の大ネタ、「地獄八景亡者の戯」の自稽古を始める。その面白い内容を聞いた喜代美は、いずれ自分にも教えて欲しいと言うが・・・「やかましゅうゆうてやってまいります、その道中の陽ォ気なこと!」(草若)この見事なくだりは師匠の愛宕山にも出てきたもの。このくだりで登場した師匠は、このくだりで去っていくのでしょうか・・・。地獄と聞いて、己の幼少時の地獄への恐怖を面白おかしく語りだす喜代美ちゃん。それはまんま創作落語風では・・・?ニコニコ笑って聞いている師匠の顔が素敵です。 地獄八景はあの世に行った人々が織りなす珍道中のオモシロ話。現実では桂米朝師匠が十八番にしていた演目で、時事ネタが入るアレンジ性の高い落語です。師匠はこれを別れの落語にするつもりなのでしょうか・・・あらすじを聞いて、喜代美ちゃんは無邪気にコロコロ笑っています・・・「がんばって3年後には挑戦したいです♪師匠、教えてくださいね」(ニコニコ喜代美)「あかん。おまえには教えられへん」(草若)「・・・・・・(ショックで硬直)・・・・・・」だめだよう~、3年後じゃ間に合わないよう~!(T0T) 知らぬが仏の状況が、とても切なく哀しいです・・・。 うちも閻魔様に舌抜かれれそーなあんなこと・・・こんなこと・・・あるなぁ・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第104回 だんご三兄弟 ☆☆☆☆☆ 地獄の沙汰はネタ次第・始
2008年02月04日
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今日のしほりさんの男装劇はすばらしかったですね。うちは宝塚大好きで男装の麗人に憧れます・・・^^そんな自分にも、自慢できないけどいちおう男装歴が。忘れもしない小学校5年の学芸会。役決めの時、ちょうど並んだ順にセリフを割り当てられてしまい、オスカル様でもサンジュスト様でもないその役名は農夫その15。そう、15番目に並んでいたのです。で、当たったそのセリフは、ひとこと、「たっしゃでな」。ああ、一人後ろに並んでいたら、おかみさんの役で「無事を祈ります」だったのに。可憐な(?)少女にごまヒゲおじさんのセリフが回ってくるとは~(笑)。つうか、たとえ一言でもテキトーに配役しないでおくれよう・・・。赤面症であがり症で、ひと前で何か言うことが苦手なうち。自分のセリフを言う時が来たとたん、頭が、真っ白に。「・・・・・・・・た、たっしゃでネ」ひとことまちがえただけなのに、オネエ言葉になってしまいました~(笑)。ああ、会場は笑いの渦・・・この時自分は役者になれないと、深く確信したクッチーです。 今日のちりとてちん。「おまえさんは、どんなこと言う落語家になんのかね~♪」(草若)師匠の体を心配して、糸子母さんが大阪へやってきました。喜代美ちゃんは落語の悩みの答えをようやく得られたようですが・・・たった一日の出来事兄弟子皆に芸の悩みを相談した喜代美だったが、結局解決しないまま。夜遅く小浜から帰ってきた草若に、事情を話すが、草若は笑って聞くだけだった・・・。「それ今日一日の出来事?忙しい一日やったなぁ」(草若)ドラマは一週間かけて描いたけれど、流れた時間はたった一日。「今日落語会やったんですけど、枕の部分はウケたんですけど・・・」アドバイスを聞くたびに尾ひれが長くなっていった悩み相談口上、今日は一体何回きいたことでしょう~~。もう耳タコです(笑)「ほんまに落語が好きなんやなぁ」(草若)一日そうやって時を過ごした弟子と、兄弟子たちのそれぞれのアドバイスに目を細める師匠。弟子たちの行く末をもっと見たいでしょうに・・・ おばあちゃまお帰りなさい!小浜では、祖母小梅が突然スペインから帰国。驚き喜ぶ家族の中で、糸子が真剣な顔である願いをする・・・。縁側の下を覗いてひぐらしの抜け殻を探す糸子母さん。ああ、本当にあってほしかったです・・・。洋装に扇ヒラヒラで再登場の小梅おばあちゃまは、すっかり垢抜けた様子。小次郎さん化した正平君に度肝を抜かれてました(笑) 「あーあーそーですか。どーせ私はこの家の貧乏神ですよ」(正平)前に小次郎さんが言ってたセリフまでうつってます~^^;。これは・・・夢を諦めきれない若者に取り付く病なのね、きっと。「年取るとな、思い立ったらすぐ行動せんと。いつぷっつり人生が終わるか分からんのやさけ」(小梅)その言葉に突き動かされるように、小梅おばあちゃまに家事を託し、師匠のもとへ行く糸子母さん。力になれるといいのですが・・・果たして師匠、ちゃんと病院へ行ってくれるかなぁ・・・。 無言電話・・・・草若邸にかかってきた一本の無言電話。電話に出た喜代美は弟子入り志願者からだと勘違いして、怒りながら切ってしまう。しかし電話をかけていたのはA子だった・・・これはA子ちゃんからのSOS?喜代美ちゃんの声を聞きたかったのかな。それとも草々さんの?そうと知らずに拒否してしまったことが、今後大きな溝になって後々影響してしまうのでしょうか・・・ 答え草若邸に来た糸子はなかなか解決しない喜代美の悩みを聞くや、自分に任せろと豪語。「赤い口紅塗って男の言葉喋るからや」と喜代美を男装させる。男装した若狭の「饅頭怖い」を見せられ、目が点の草若。しかし、あわてて事情説明する彼女の語り様を見て、ふと思いつく。「若狭、おまえいっぺん、創作落語せい」(草若)鼻の下に書かれたハの字ヒゲ・・・もろ江戸時代のオヤッさん風ななりの若狭ちゃん。「酒かぁー!」て野太い声で叫んだのがすごくウケテシマッタ・・・。糸子母さんを呼んでの事情説明は、自然と上手と下手がある落語調になっていました。思えば糸子母さんとのやり取りを話す時、自分のあわれ語りをする時などなど、これは落語っぽい?という雰囲気のものが過去にも多々ありました。やはりこれが喜代美ちゃんの特長みたいです。それこそ落語なみに面白い己の体験をもとにじゃんじゃん創作して、糸子母さん曰くの豊作落語といきたいところですが・・・「私は、師匠の落語受け継いで伝えていきたいんです。創作落語やったらそれができません」(喜代美)喜代美ちゃんは師匠がやるもの、作るものを寸分違わずコピーせねば、と思っているのかな。う~ん、受け継ぐことって、そういうことであって、そうではないような・・・でも師匠には、じっくり説明している時間はもうありません・・・「若狭。おまえは、創作落語をせい。わかったな」(怖い顔の草若)キッパリ命令口調。?な顔の喜代美ちゃん、まだ師匠の異変に気づいていません・・・ 「師匠ほんまのこと教えてください。怖いんですか?」糸子母さんがおそるおそる、師匠に真実を確かめます。 「生きるのが、怖いんですか?」 その答えは・・・・次週。 予告見ただけでつらいなぁ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第103回 答え ☆☆☆☆☆「思えば遠くへすったもんだ」 ・了
2008年02月02日
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2月1日、沖縄本島宜野座で阪神タイガースのキャンプがスタートしました。待ちに待ってました~♪家長がスカパーのスカイAでの放送は朝の8時からだとゆうのでテレビの前に陣取っていたらいつまでたっても始まらないやん・・・・??と思って番組時間をチェックしてみたら9時半から放送でした^^;。(おかげでちりとてちん2回目見れました)2008年阪神タイガース一軍キャンプメンバーは以下の通りです~(太字は新戦力) 【投手(20人)】ボーグルソン、渡辺、金村曉、能見、太陽、安藤、杉山、筒井、正田、岩田、藤川、江草、アッチソン、福原、久保田、橋本健、上園、下柳、ウィリアムス、玉置 【捕手(4人)】野口、矢野、清水、狩野 【内野手(9人)】鳥谷、関本、今岡、藤本、新井、坂、野原、藤原、大和 【外野手(7人)】庄田、平野、浅井、桧山、葛城、赤星、フォード 浅井くんの登録が外野手に変わっています~。金本選手、林威助選手はそれぞれの怪我のリハビリのためメンバーには入っていません。 そして2軍スタートの櫻井広大選手は21日からの安芸キャンプから1軍に合流するようです。沖縄は寒くても最低気温が10度以上・・・うらやましい暖かさです。 今日はキャンプインということで、今年できたばかりの宜野座ドームでセレモニーが行なわれておりました。その後は野手と投手に別れて、アップランニングや全員ノック、キャッチボール、打撃練習など・・・・皆さんさっそく、それぞれのメニューをこなしていました。今岡くんが打撃練習してた後ろにオマリーさん?がずうっと立っていました~♪なつかし・・・ 今年の新打線ということでスカパでは岡田監督の注目選手とゆう名を冠し、赤星くん→鳥谷くん→アニキはん→新井くん→今岡くん→矢野さんとゆう順で去年のそれぞれのハイライトが映されていました。これは・・・おかぼんさんの理想の打順デスカ名前挙げた順か?ところで本日の投手用スローガン「すべては今日を始まりとする。今日の思い天河に届け!」一体誰が考えたんでしょう・・・・^^; 優勝めざし、みなさんがんばって鍛えてください~~~ コーチ陣が被っている真っ白な白帽子がとても映えていて。無性に欲しくなってしまいました。縦縞もなにも入っていなくて、ほんとに真っ白い地の帽子です。夏にかぶりた~いです♪ ☆☆☆☆☆ タイガースキャンプ第1クール第1日目 ☆☆☆☆☆
2008年02月01日
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真夏に大阪の家長の実家に帰省すると、決まって朝夕、ものすごくキンキン響く音が聞こえてきます。実家の近くにさして広くない公園があるのですが、そのほんの数本の木の幹にびっしりと、恐ろしく大量のセミがはりついて鳴いているのです。はっきり言って情緒も風情も何もないぐらい、うるさい大合唱^^;その音量は鼓膜がおかしくなるぐらい。まだ3歳ぐらいだったコタロウとその公園に遊びに行った時のこと。「お母さん、これなに~。虫~?」こげ茶色の塊が、異常にたくさん砂場に散らばっていました。寿命が尽きて、木から落ちたセミの死骸でした。緑の少ない都会のこと、ここだけが周辺の唯一の緑。土の中で7年すごし、ようやく地上に出てきて見れば、エサになる樹液の出る木はほとんど切られて無くなっていた・・・それでみんな一つところに集まってくるようです。毎年帰省してセミの大合唱を聞くたび、なんだか前の年より、その音が小さくなっている気がしています。うまく次世代を残せているのでしょうか。この年の幼虫が大人になる7年後には、この公園の木は残っているかしら。生の無常と、止まらない環境破壊に心が痛むクッチーです。今日のちりとてちん。「夏の夕暮れが来た、ゆう気がしますなぁ・・・」(草若)子供たちを心配して、「もっと生きていたい」とひぐらしが啼いています・・・。残された時間はどのぐらいあるのでしょうか。 小草若のプライド草々への弟子入り志願の電話を受けていた喜代美は、母に線香をあげにきた小草若と出くわす。いちおう落語の悩みを打ち明けてみるが、若狭よりも持ちネタの少ない小草若が、落語のアドバイスを与えられるはずもなく・・・弟子入り志願電話再び。来るよ来るよ、と予告しています~^^小草若ちゃんは自分の凋落ぶりをさらすのがイヤで、「寝床」にも行けない様子。結局菊江さんちで、昔語りです。「俺・・・落語家になる意味あったんやろか」(小草若)四草くんに言われたことに悩みつつも、まだ本気で落語に打ち込んでいないような・・・しかしもう他人がどうこう言って解決できるレベルではないようです。ずっと悩み続けながら、自分でなんとか道を探さねばならない。逡巡する己の姿を見せることで、小草若ちゃんは喜代美ちゃんにそう告げているようでした。 親の心子知らず80年の春、少年ヒトシは父・草若の弟子になりたいと菊江に打ち明けていた。「弟子入りしたいゆうたら、父さん喜んでくれるかな」(ヒトシ)「そら喜ぶわあ~」(菊江)しかし実際には、父は喜ぶ姿を子には見せてくれなかった・・・。「なんで昨日言わへんねん。ハジメの入門祝いと一緒にできたのに。二度手間や」(草若)菊江さんに請け負われた時に見せたヒトシくんの笑顔が素晴らしかっただけに、この言葉を聞いたヒトシくんの、地の底に投げ捨てられたような落胆と哀しみがよく解りました。でも実は、このきついセリフは師匠の照れ隠し。あの後おかみさんと抱き合うほど、師匠があんなに喜んでいたとは。ああ、ヒトシくんに見せてあげたかった!親の心子知らず。子の心親知らず。万能に見える師匠もまた人の子。自分の子を教えることほど、難しいものはない・・・。意識して厳しくしすぎたという師匠に、とても魅力的な人間臭さを感じました。 小草若の芸風「お母ちゃんが病気になったのは俺のせいかな。」(小草若)母に一度も自分が活躍する姿を見せられなかったと、落ち込む小草若。彼から底抜けギャグの誕生秘話を聞いた菊江は、「これは流行る」と予言した草若が、小草若独特の芸風に気づいたのでは、と語る。独特の芸風。喜代美ちゃんに必要なのも、きっとこれなのかも。おかみさんの初七日が「底抜け」ギャグの誕生日。父をなじろうとしてたのに、足が痺れて倒れた拍子に「底抜けに~しびれましたがな!」(小草若)が出てしまうなんて。さすが芸人の子です^^;これは小草若だからこそできる技。その特長が落語にも活かされれば・・・。小草若ちゃんが母の死後に見せた、あの激しく父を憎む態度は、自分のふがいなさへの苛立ちや自己嫌悪の裏返しだったのでしょうか。彼が本気になるのは、もうじき父がいなくなってしまうと気づいた時なのかも・・・。 ひぐらしの抜け殻和田家からの去り際、縁側で身を乗り出し苦しむ草若・・・しかし彼は心配する糸子にひぐらしの抜け殻が落ちていた、とうそぶく。「カナカナやのうて。コワいコワいて鳴いてるのかも知れませんな。生きるのが怖いて」(草若)「生きていたい、ゆう意味ですか」(糸子) 饅頭怖いのオチにかけた、切ない望みのセリフでした・・・ うなずく師匠と、たった1週間で死んでしまうひぐらしが重なってしまいます・・・ 「あの子(喜代美)にはまだまだ教えてやりたいことが仰山あります・・・まだまだ。」(草若) そこかしこに散らばめられた別れの予告。でも師匠にはその言葉通り、まだまだ、いかないでほしいです。 新しき者が来て、古き者は去っていく・・・。切ない予感の回でした。 そして最後はじかに師匠に相談するのね・・・☆☆☆☆☆ ちりとてちん第102回 ひぐらし ☆☆☆☆☆
2008年02月01日
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