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フランス文学者の山田稔さんから嬉しいお便りをいただくと同時に、『海鳴り』という雑誌を送っていただきました。 なぜこの雑誌を送っていただいたのかと言いますと、この雑誌の最新号に、山田さんが私の恩師の大橋吉之輔先生についての思い出を綴っておられるからです。 「ある〈アンダスン馬鹿〉のこと」と題されたそのエッセイの中で山田さんは、およそ半世紀も前、多田道太郎氏に勧められてシャーウッド・アンダスンという作家のことを知り、読んで好きになり、その流れでアンダスンの研究家であった大橋先生の本(『アンダスンと三人の日本人』)を読むことになった経緯を綴られている。そしてこの本の内容から、大橋先生のアンダスンへの傾倒がただならぬものであることを察知され、その後ずっと、大橋先生の書かれるものに注目しておられたと。 そんな中、大橋先生が晩年に書かれたエッセイを読まれて感動された山田さんは、思い切って大橋先生に手紙を書き、また大橋先生の方もその山田さんから頂いたお手紙に返事を出された。で、そこから大橋先生と山田さんの間に手紙をやりとりするような縁が生れたと。 そしてある時、山田さんがご専門のフランス文学の方面で、ロジェ・グルニエのチェーホフ伝を翻訳されることになり、そのチェーホフ伝の中にアンダスンの話題が出てきて、その話題の最後に「アンダスンは爪楊枝を呑んで死んだ」という一節があった。 で、その意味が分からなかった山田さんは、大橋先生に問い合わせの手紙を出すんですな。すると、ほどなくして大橋先生から電話で簡潔な返事があり、山田さんが抱えていた謎は解けたと。 しかし、それからほどなくして山田さんは、新聞で大橋先生の訃報を読むことになる。 そんな内容のエッセイでした。 言ってみれば、山田さんと大橋先生の縁というのは、淡いものではあったのですが、しかし淡いからと言ってそれが浅いものであるとは限りません。アメリカ文学とフランス文学、お二人のご専門は違うとはいえ、共に深く文学を解していらっしゃるお二人の間に、お互いにお互いを認め合う何かがあったのではないか。 私は大橋先生のお人柄については熟知しておりますので、山田さんからの純粋な感激のお手紙、そして本当に何かを知りたいがゆえの問い合わせのお手紙を、どれほど喜ばれたか、容易に想像がつきます。あれほど筆不精だった先生が、ほとんど折り返し、という感じで山田さんにお返事を書かれたことからもそれは確認できます。 残念ながら山田さんは直接大橋先生に会うことは出来なかったわけですが、もし会われていたら、きっと親しい関係になられただろうなと、私は思います。 それにしても、大橋先生が亡くなられてからもう二十年以上が経った今、大橋先生のことを「アンダスン馬鹿」と、大橋先生が聞かれたらニヤリと笑われるだろう敬称でもって評されたエッセイを書いて下さって、私も我がことのように嬉しく、山田さんのおかげで今日は一日、気分のいい日となったのでした。
April 30, 2014
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テレビで誰かが食レポとかしているのを見ると、見た順番に食べたくなる単純なワタクシ。昨夜、マツコさんがうどんをすすっているのを見て、うどんが食べたくなったもので、今日のお昼はうどんを食べに行くことに。 で、何を食べるか事前に調査しようと、「丸亀製麺」のサイトを見ようとしたところ、「丸亀とはなまる、どっちが旨いですか」みたいな質問がネット上に上がっているのを発見。で、私も「どっちが旨いんだよ」と思って、その答えを見たところ、(あくまでも回答者の個人的な意見ですが)「そりゃ、はなまるでしょ」と。で、その回答者の方がさらに続けて曰く「香川県で丸亀のうどんなんて食べたことない」と。 え? そうなの? で、まさに丸亀製麺に行こうと思っていたワタクシは急遽、名古屋にあるはなまるのお店を探し、そちらに行ってみることに。 で、初めてはなまるのうどんを食べてみた。すると・・・ う・まーーい! 私が食したのは「塩豚おろしなんちゃら」という奴でしたけど、おいしかったわーーん。 で、思ったのですが、確かにはなまるうどんの麺は、丸亀製麺ほど、腰が強くないんですな。あの腰の強さが讃岐なのかと思いきや、本場はそうでもないのかもね。そういえば、前に金毘羅さんの参道で食べたうどんも、思ったほど腰が強くなかったしなあ。 だけど、じゃあ、はなまると丸亀製麺を比べて、圧倒的に前者が好きかというと、うーん、どうかな。ワタクシからすると、それぞれ、美味しい気がする。だから、片一方に行ったら、もう他の方には行けない、というほどでもないかな。その日の気分で、今日ははなまる、今日は丸亀、でいいような気がする。 さてさて、今日、うどんを食べたほかに何をやったかと言いますと、沢木耕太郎著『檀』という本を読了しました。 沢木耕太郎といえば『深夜特急』、なのですが、若い時にあまり人から「『深夜特急』はいいよ~」と言われたために、逆に「皆がいいという本は読まない」という天邪鬼な性格が出て、今までこの人の本を読んだことがなかったんです。 しかし、檀一雄という人に興味がないわけではなかったので、今回、ちょっと読んで見ようかなと思って読んで見たと。 で、読んで分かったのですが、この本がまた不思議な本で、書いているのは沢木さんなのですが、語り手は檀一雄の奥さんなわけ。つまり、沢木さんが、壇の奥さんになり代わって、奥さんの言葉で奥さんの気持を書いていると。 この説明で分かる? 別な言い方をしますと、何の予備知識もなく本文だけ読めば、誰だってこの本は檀一雄の奥さんのヨソ子さんが書いたものだと思うでしょう。で、そういう風に書かれているのだけど、実際に書いているのは沢木さんだと。そういう仕組みの本ですな。 ということで、我々は沢木さんの筆を通して、檀一雄の奥さんから壇の思い出を聞かされているような感じになるのですが、壇一雄といえば『火宅の人』であるわけで、夫に愛人と出奔されてしまった人妻の苦しい思いがそこには綴られている。 しかし、面白いのは、そういう辛い仕打ちにあっても、人はその状況にある程度慣れるものなんだな、というのが、この本を読むとよく分る、というところですかね。 そしてまた、妻と子を残して愛人と出奔してしまうような、一見すると破滅型の人のようでありながら、壇一雄という人にはどこか清潔なところがあって、他人がイメージするほど自堕落な人ではない、というところがあったらしい。だからこそ、ヨソ子さんとしても、そんな壇を許せたのかなと。 ま、そういう檀一雄の清潔な感じを、この本を読んでいて感じられたので、それはすごく面白かったです。 それからもう一つ、壇一雄がその晩年にポルトガルに1年半ばかり滞在していた時期がある、ということも、この本を読んで初めて知りました。で、後で調べたら、彼はポルトガルで地域住民に愛されて、今でも彼が住んでいた家には「プロフェッサー壇の家」というプレートが貼られていて、またその周辺の道にも「檀一雄通り」という名前が付けられているのだとか。 ポルトガルかあ。なんか、いいなあ。確かに、ヨーロッパでもちょっと外れたところ、昔はすごかったけど、今はちょっとさびれている感じのところ。だけど、その分、人情味が残っているような。 私も、定年になったら、その辺でしばらく暮らすのもいいかもね、なんて。その辺りに、日本の古武道を伝えようかな・・・。 ということで、今日は「はなまるうどん」と「檀一雄」と「ポルトガル」の三題話で、一日が暮れたのでした、とさ。これこれ! ↓【楽天ブックスなら送料無料】檀 [ 沢木耕太郎 ]価格:562円(税込、送料込)
April 29, 2014
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今年度のゼミ生の卒論テーマをそろそろ決める頃なのですが、難しいテーマを選んでしまうと、後々、苦労することになるので、この作業は毎年、時間がかかります。 で、今日のゼミでもまだテーマを決めかねているゼミ生のために、雑談を通じて色々な可能性を考えていたのですが、その過程で当該のゼミ生が「「We Are the World」って、卒論のテーマになりますか?」と。「We Are the World」というのは、1980年代半ばに、アメリカのポップシンガーたちがアフリカ飢餓救済のために立ちあがり、皆でこの歌を歌って、そのアルバムの売り上げを寄付したという、例のアレです。 そう尋ねられて考えたのですが、多分、既に論じられたテーマではあるだろうけれども、あれから随分時間も経ったことだし、改めて詳細に検討したら案外面白いかもね、と思い、とりあえず試しにちょっと調べてみて、面白そうだったらやってみたら、と勧めておきました。アメリカには「寄付文化」ってものがあるから、最終的にはそうしたアメリカ人の好きな「寄付による社会貢献志向」みたいなメンタリティに切り込むように、と。それからアメリカ版の「We Are the World」の前に、イギリス版の「Band Aid」があるので、ボブ・ゲルドフ提唱によるイギリス版の方もよほど詳しく調べるように、とも言っておきました。 それにしても今の学生たちは「We Are the World」が行なわれた時には生まれていなかったわけで、彼等にとっては、これもヒストリーなんですな。ワタクシにとっては、すごい懐かしいことのようでもあり、またつい昨日のことのような、ライブ感あふれるものでもあるわけですが。 でも、なんで「We Are the World」のことを思いついたの? と尋ねたら、中学校の英語の教科書かなんかに、この話題が出ているんだそうで。それで、その単元を勉強する時には、例の曲も歌わされたりしたのだとか。 なーんだ、そういうことか。 しかし、あのイベント、今では教科書に載るハナシなのね・・・。 そう言われちゃうと、あのイベントをライブで体感していた世代のワタクシからすると、なんか違和感ありありだねえ。教科書って・・・。 「Band Aid」もそうだけど、当時のアフリカの惨状をテレビで見た一人の芸能人が、一瞬の義憤に駆られて、なんか手助けできないかと考え、仲間を募って相談しているうちに盛り上がって、どんどん話が大きくなって、あのイベントになっていく、という、その一連の流れってのは、結局「一発のノリ」だったと思うんですよね。別に深い思想があったわけではなく。単なるノリ。 で、そこがいいんじゃない。ノリだからこその、一瞬のキラメキがあって。 それをさあ、教科書とかに美談として載せちゃうと、なんかこう、変に美化されちゃうみたいで、嫌だねえ。教科書会社も、センスないねえ。 ああいうものは、教科書なんかに載せないで、逆に放っておいてもらいたい、って、ちょっと思うなあ。どうなんだろう、その辺。実際にあのイベントにシンクロしていた私と同世代の人間は、そう思うと思うのですけどね。
April 28, 2014
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その前に、さっき『ルーズベルト・ゲーム』を見ていたのですけど、あれを見て、おそらく誰の心にも浮かんだであろう一言を言っていい? 既視感ありあり~! 『半沢直樹』の続きを見ているのかと思った~! もう中車といい、宮川一朗太といい、その他の皆さんといい、『半沢直樹』マイナス堺雅人じゃん! っていうか、壇蜜入れ替え檀れいじゃん! でもいいの。「倍返し」あらため「お前はゲームセットだ」で、当分楽しめそうだし。 さて、今日は『グランド・イリュージョン』の話をしようと思ってたんだった。ちょっと前に封切られたこの作品、見ようと思っている間に終わってしまって、DVD化されるのを待っていたんですよね~。以下、ネタバレ注意ということで。 カードマジックのプロ、メンタリスト、イリュージョニスト、そして手業の名手という4人が、ある計画のために集められ、周到な準備の後に3回にわたる壮大なマジック・ショーを行うことになるんですな。 で、まず1回目はラスベガスにおけるショーで、ここで4人はラスベガスに居ながら、しかも大勢の観客の目の前でに、遥か遠いパリの銀行から大金をかすめ取る、というイリュージョンを行なうことになる。そしてそのイリュージョンは見事に成功、パリの銀行の大金庫から忽然と消えた大量の札束は、ラスベガスのショーの会場にばら撒かれることに。といって、何しろ4人には完璧なアリバイがあるわけですから、警察も彼らをいつまでも拘束することは出来ず、結局、お咎めなしということに。 そして2回目。今度は謝肉祭に沸くニューオーリンズでのショー。ここでは観客全員の銀行口座の残高が何故か増えるというマジックが行なわれるのですが、その反対に、ラスベガスとニューオーリンズのショーを仕切ったスポンサーで、大企業の社長であるトレイスラー氏の銀行口座から1億4千万ドルの預金が消えるということが起きる。実は、このショーの観客は、例のハリケーンの被害者であり、それぞれトレイスラーの保険会社から保険金の支払いを拒否された人たちばかり。いわば4人のマジック・ショーは、そんなあくどいトレイスラー氏から金を巻き上げ、それを庶民にばらまく「義賊」的なショーでもあったわけ。 かくして4人のプロたちは、警察からのみならず、トレイスラー氏からも狙われることになるわけですが、ここでもう一人、重要なカギを握る人物が登場する。 それは世のマジシャンたちのトリックを見破り、それを暴く番組を作って巨利を得ている元マジシャン、サディアスと言う男。彼もまた、4人が次にニューヨークで行うはずの第3のマジック・ショーのトリックを暴こうと、4人の行動に目を光らせているんですな。 さて、この4人組は、ニューヨークでどのようなショーを見せるのか。そして彼らがこのショーを実行する隠された意図とは? 捜査を仕切る刑事・ディランは、インターポールから派遣された女性捜査官アルマと共に、4人のショーに隠された大金奪取を食い止められるのか? サディアスと4人組の対決は? そして、この3つのショーの背後に、一体どんな謎が隠されているのか?! ってな話です。 で、この映画に対するワタクシの評点はと言いますと・・・ 「79点」でーす! 合格! まあね、もちろん、3つのショーで4人組が見せるショーというか、イリュージョンに、どれだけリアリティがあるかということになると、色々、問題はある。しかし、それはさておいて、なぜ4人がこういうことをしたのかという、いわば最終的な話のオチは、結構面白いのよ。娯楽映画として、最後まで飽きさせずに見せるところがある。そういう意味で、娯楽映画としてなかなかのものでございます。最近の銀行強盗がらみの映画で言えば、『崖っぷちの男』<『グランド・イリュージョン』and『バンク・ジョブ』<『インサイド・マン』 くらいの順列だったかな。 でまた、登場する俳優がそれぞれなかなか良くてね。ウッディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、メラニー・ロラン、そしてモーガン・フリーマンと、いわばくせ者揃い。特に『ソーシャル・ネットワーク』で出てきたジェシー・アイゼンバーグは、この先、ちょっと期待したくなる俳優ですな。 ということで、GW前半の最後の日、私はテレビの前に座りっぱなしだったのでございます。
April 27, 2014
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オグ・マンディーノ著『この世で一番の奇跡』という本を読みました。これ、例によって自己啓発本なんですけどね。 自己啓発本も読み慣れてくると、同じ曲をどういう変奏で奏でてくるか、というところが焦点というか読みどころになってくるわけですけれども、本書を読んで驚いたのは、なんとこれが「小説仕立て」の自己啓発本だったということ。 主人公はマンディーノ本人。一冊目の著書『世界一のセールスマン』(←本当にマンディーノの本)というベストセラーを出したばかりという設定。で、その絶好調のマンディーノが、ある雪の日に会社近くの駐車場である老人に出会うというところからこの「小説」は始まります。 みすぼらしいなりをしたそのサイモン・ポッターなる老人は、ナチスの迫害で妻と子供を失い、アメリカに亡命した過去を持つのですが、ドイツではそこそこの会社の社長だったのに、今は「ラグピッカー」をしているとのこと。「ラグピッカー」というのは、アルミ缶とかそういう資源ごみを拾って換金して生活をしているような人のことですが、しかし、サイモン・ポッターの場合はちょっと意味合いが違う。彼は、迷える子羊を拾って、元の正道に戻してやることを生業にしていたんです。彼によれば、世の人の多くは自分の回りに柵をめぐらし、自らの作った牢獄の中で、自分の可能性に目覚めることなく死んだように生きている。そうした人の中で、それでもその牢獄から出たいともがいている人を見つけ出し、その手助けをしてやること、それがサイモンじいさんの仕事だったわけ。 そのサイモンじいさんがマンディーノに接触してきたということは、・・・つまりはサイモンじいさんから見れば、マンディーノも牢獄の囚われ人だということになる。小さいながらも雑誌出版社を切り盛りし、ベストセラーとなった本を出してテレビやラジオから取材にひっぱりだこのマンディーノが、不幸な囚われ人? マンディーノ自身も、最初はけげんな思いを抱くんですな。 しかし、サイモンじいさんの独特の魅力に惹かれ、マンディーノは段々彼と話をするのが面白くなり、また彼と話す度に、何だか活力が湧いてくるような気がして、つい会社の帰りに彼と話をする習慣がついてしまう。 で、そんな風に1年近く親しく付き合った後、マンディーノはサイモンじいさんから一つのミッションを与えられることになる。 サイモンは、長年の読書と思索、それに人助けの経験の中から、「これを毎日復唱しさえすれば、必ずや自らの牢獄から抜け出すことが出来る」という短い文書を作成し、それに「神の覚え書き」という名前を付けていたのですが、今まで彼はこの文書のコピーを、狙いをつけた「迷える子羊」一人一人に手渡しで渡すことで、そういう人々を救ってきたと。しかし、自分も老い先が短くなったことから、この「神の覚え書き」をマンディーノに託したいと、まあ、そんな風にサイモンじいさんは考えたわけですな。そしてマンディーノがこれから書く本の中にその「神の覚え書き」を入れることで、より多くの人にこの脱牢獄マニュアルを紹介してほしいと、そういうミッションをマンディーノに与えるわけ。 そして、サイモンじいさん自身は、姿を消してしまう。 で、マンディーノは、その覚え書きに書いてあったことを自ら100日間実行し、その効き目を確認してから、それを自分の本(要するにこの小説)の最後に付すことにしました、とさ。 みたいな話。 じゃあ、その「神の覚え書き」ってのはどんな文書なのかと言いますと、「自分の恵みに感謝しなさい」「自分のかけがえのなさを主張しなさい」「自分の枠を越えなさい」「選ぶ力を賢く用いなさい」という4つの教えだったと。 はあ~・・・。 まあね、この最後の「覚え書き」の4つの教えというのは、要するにどんな自己啓発本にも書いてあるようなことなんですわ。ただ、それを小説仕立てで並べ立てたというところが、マンディーノの独創なわけ。 「独創」っていうか、むしろ「独走」? これに追従する人、いるの? まあ、自己啓発本にも色々なのがあるなあと、ただただびっくりしますね。「そう来たか、マンディーノ・・・」って感じかな・・・。 これこれ! ↓【中古】 この世で一番の奇跡 PHP文庫/オグマンディーノ(著者),菅靖彦(訳者) 【中古】afb価格:154円(税込、送料別)
April 26, 2014
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今季、私が見ている日本のテレビドラマは『MOZU』だけですが、制作側の力(リキ)入っている割に、「うーん、そこはどうなんだ?」と思うようなシーンが多いですなあ。 例えば先日放送された「エピソード3」で、公安の捜査官である西島さんが、その捜査を邪魔しようとする一派に狙われて、ヒットマンが西島さんの乗ったタクシーにクルマごと体当たり!(←これも無茶な話で、いかにヒットマンといえども、沢山の人がいる公道でこんなことするかね? しかも体当たりした後、わざわざ窓から顔出して、ニヤって笑うって・・・)ってシーンがあったのですが、もしですよ、もし、仮に公安の捜査官がそういうことされたら、普通はどうするものなの? 少なくとも、血まみれの大怪我をしたのにそのまま現場を離れたりはしないと思うんだなあ・・・。 が! 西島さんはその血まみれのまま、真木よう子捜査官の自宅に(一人住まいの女性の自宅に、ですよ)なだれ込み、真木さんの服やソファーや自宅の壁を自分の血で汚し、さらに灰皿もないのに煙草を吸って灰をまき散らした上、「それ言うためだけに来たの?」というようなことを言って、さらに血まみれのまま自宅に帰る(どうやって?)というね。 あと、記憶喪失の殺し屋をそれと知らずに助けようとしているフリーライターの若い女の子がいるのですが、この子が、いかに頼まれたからとはいえ、その殺し屋の家に深夜(?)一人で侵入するというシーンがあって、これも「何で深夜? 翌日の昼間じゃダメなの?」と、突っ込みたくなるんだなあ・・・。 あと、真木よう子捜査官と、その上司の小日向文世さんが、いつでも建物の屋上で内緒の話をする、というところも、かなり笑えるんだよなあ。すると何ですかね、あの建物の屋上は、小日向さんの占有オフィスなのかな? 窓際族ならぬ、屋上族か?! ま、ハッキリ言って、このドラマ見ていると、こういうシーンばかりなので、気になると言うか、笑えると言うか。 そして、究極に笑えるのが西島さんの不必要なまでのタバコ・スパスパ・シーンの連続と、思いつめたような台詞回し。この人、普段からずっとこのしゃべり方かいっ! と。 結局、こういうのは脚本と演出の問題なんだろうな。やりようによっては、もっと素直に面白くなりそうなのに、残念! でも、他に見るべきものもないし、当分、「まじ?!」とか適当に突っ込みを入れながら、モズっちゃおうかなと思っているワタクシなのであります。
April 25, 2014
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今日は釈迦楽ゼミOGのKさんが遊びに来てくれました。 Kさんは数年前に一年発起して教職の資格を取る決意をし、主婦業・子育てをしながらT大学の通信教育部に入学、一生懸命勉強を続けられて、ついにこの春、教職免許をゲット! そしてこの4月から実際に先生になられたという頑張り屋さん。ちなみに私はT大学の附属小学部・中学部で学んだので、ある意味、Kさんは私のゼミ生であると同時に、私の後輩にもなったという。面白い縁と言うべきでございましょう。 というわけで、今日は自分の進むべき道を自ら切り開いたKさんを誉めてあげようと、ご褒美のランチをおごってあげることにした次第。 で、「先生」としての新生活のことをあれこれ聞かせてもらったのですが、彼女が大学を卒業した直後、会社勤めをしていたOL時代とはまた全然違う「学校」の世界に、プラス面マイナス面とりまぜて新鮮な印象を受けながら、とにかくそこに飛び込んで頑張っている様子が伺えて、とても良かった。 また、そこから話はあちこちに飛躍して、彼女自身のお二人のお嬢さんの性格の差であるとか、三人姉妹の真ん中であるKさん自身の姉妹観とか、興味深い話が続々と。それにしても、Kさんが自分自身のことを実に客観的に見ているのが印象的で、さすが賢い人は違うなと。 それに引き替えパッパラパーな私は、パッパラパーな話しかできない性質なので、今、私が密かに温めている数々の実にアホな計画などをこっそり教えたりして、案の定、教え子に呆れられることに。賢弟愚兄というか、賢弟子愚師ですな。 しかし、ゼミのOB・OGというのはいいな! 自分の一番親しい直接の教え子だけに、遠慮も気兼ねもなくて、素で接せられるからね。そして、彼等・彼女らが卒業してから経験し、考え、学んだことから、私もまた、勉強させてもらえるしね。 Kさん、新生活、頑張ってね! そして、また遊びに来て下さい。クルマ談義のつづきもしましょう!
April 24, 2014
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今日はボクシングの世界タイトル戦が2つあったので、もちろんテレビ観戦してしまいました。 しかし、意外だったのは長谷川穂積の惨敗。私は全盛期の長谷川の「打たれずに打つ」バランスのとれたボクシング・スタイルが好きで、今日も戦前の予想では、長谷川がチャンピオンを下すのではないかと期待していたのですが、結果は無惨と言えるほどのもの。いやあ、ちょっと残念でしたねえ・・・。 一方、もう一つの山中慎介のタイトル防衛戦ですが、これはもう山中の余裕勝ち。勝利は最初からハッキリしていましたが、むしろ致命的なダメージを受けながら、なおも反撃してくる挑戦者側のタフな根性にビックリしたくらい。 それにしても、「神の左」と呼ばれる山中の左パンチは凄いね! 最後のボディなんか、挑戦者が本当に「くの字」になっちゃったもんね。チャンピオン級のボクサーでも、パンチ力のある人とない人がありますが、山中の場合は突出した一撃必殺のパンチがあるので、ある意味、安心して見ていられるところがありますな。 ただ、左にあまりにも自信があるせいか、今日の試合はやや単調だったかな・・・。右のジャブをちょんちょんと当てておいて、おもむろに左をズドン。また右のジャブをちょんちょんからの、左をズドン。この繰り返しですからね。左が凄いのはいいとして、もうちょいこう、多彩なボクシングを見せてもらえると、さらに楽しいんですけどね。 ま、それは素人の高望みか。 ともかく山中選手のすごい左が見られたのは良かったですけど、長谷川選手はちょっと残念だったな・・・。長谷川選手はこれからどうするつもりだろう。引退? ま、すでに充分すぎるほどの素晴らしい戦績を見せてくれたのですから、ここでグローブを置くもよし。もしもう一度再起をかけるのであれば、それはそれで私は応援しますよ~。
April 23, 2014
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『作家の家』という本がありまして、それぞれ住居にこだわりのあった文士の家の写真や、それにまつわるエッセイなどで構成されているのですが、私のように建築マニアな文学研究者には興味津々の本。このところ寝しなにこの本をパラパラめくっては楽しんでおります。これこれ! ↓【送料無料】作家の家 [ 平凡社 ]価格:1,728円(税込、送料込) で、ここに掲載されている中で、個人的になかなかいいなと思うのは、澁澤龍彦邸、吉田健一邸、それから立原道造自らが設計したヒアシンス・ハウスあたりですかね。特に立原のは、コンパクトな間取りながらなかなか良く出来ている。ま、彼は作家以前に、もともと建築家ですからね。 それにしても、この時代の文士たちの家の、趣のあること。この本に載っている中でベストセラー作家と言えるのは山口瞳くらいかと思いますが、その他の人たちもみんないい家に住んでおりますな。特に井上靖くらいになると、豪商とか有力政治家の家かと思われるほどのもの。 昔は、本というのは、そんなに売れたのかなあ。今、筆一本で、この本に掲載されているような家を建てるとなったら、よほどのベストセラー作家じゃないと無理なんじゃないかと。いや、そうでもないのかな。 この本で吉田健一氏の家を見たから、というわけでもないのですけど、ついでに吉田暁子さんの書かれた『父 吉田健一』という本も読んじゃった。 大体、父親賛歌の本というのは、作家の娘によって書かれるものでありまして、この本もそんな感じ。例えば鴎外の二人の娘が書いた父親本なんかと比べると、吉田家の父娘関係はよほど淡いもののようですが、それでも娘の眼を通して見た吉田健一像というのが見えて、なかなか興味ぶかい本ではあります。これ読んだら、私も吉田健一さんの『英国の文学』とか、再読したくなっちゃった。これこれ! ↓【送料無料】父吉田健一 [ 吉田暁子 ]価格:1,890円(税込、送料込) ところで、ふと思ったのですが、「父親の話は娘が書く」ように、「息子の話は父親が書く」という傾向もありますね。小泉信三さんの『海軍主計大尉小泉信吉』とか。高階杞一さんの『早く家へ帰りたい』とか。なんか、その辺、あるんでしょうね。
April 22, 2014
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ミスドが最近売り出した「クロワッサン・ドーナツ」という奴、3種類全部食べちゃった。 感想を一言で言わせてもらうならば・・・ 「あ・まーい!」 旨くないとは言いませんが、ちょっと日本人の舌には甘すぎるんじゃないかしら・・・。クロワッサンと言っている段階で既にカロリー高そうなのに、そこへ内側と外側、ダブルの甘さが襲いかかってくるので、ちょっとそのあまりの甘さに打ちのめされてしまう感じ。やっぱり私には、ミスドと言えば「チョコ・ファッション」かな。 さて、今日はこの4月から同僚となった哲学がご専門のI先生と初めて長くお話しすることが出来ました。今まで、何となく双方忙しくて、挨拶程度しかできなかったもので。 ご専門は哲学、だけど風貌はヒッピー風というI先生。そのミステリアスな感じから、一体どんな人なんだろうと思っていましたが、話してみると意外に体育会系であることが判明。何しろ趣味が水泳とランニングというのですから、なかなかハード。 で、私が「他には?」と尋ねると、I先生曰く「格闘技ですかね。ボクシングと空手はやっていました」ですと! ひゃー、ついに同好の士を見つけたよ! で、私がすかさず「僕、柔術やるんだけど、Iさんもやってみない?」と打診してみると、「ブラジリアンですか?」というので、「いや、日本の古武道の方」と答えると、「あ、興味あります。合気道とか、前からやってみたかったので」ですと。 ゆ、有望じゃないかね、君! というわけで、なかなかこの業界には珍しい、古武道系興味アリ人間を、私はついに同僚に持ったのでありました。今度、一度、道場に連れてって、古武道の厳しさを体験させてあげようかな!
April 21, 2014
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先日、愛車のエアコンの効きが悪いので、ディーラーに見てもらった、ということを書きましたが、今日は実際に修理してもらうために、数時間ですが、再び愛車をディーラーに入庫しました。 で、その代車としてシボレー・クルーズ(といっても実際にはアメ車ではなく、中身はスズキ製の古いスイフト)を借りたのですが、これがまた何とも渋い(ショボイ?)クルマでね・・・。今のスイフトはクルマ好きの間でも割と評判がいいですけど、この頃のスズキ車の作りはなんともお粗末というか。特にハンドリングが酷くて、中央あたりの不感帯の大きい事。感覚としては5センチくらい左右に動かしても、まるで反応しないという。とうてい「ハンドリングを楽しむ」という話にはならないクルマでしたね。思うに、日本車の新車を買うお金があったら、その3分の1くらいの値段で売っているフランスの大衆車の中古車にでも乗って、「クルマの運転ってこんなに面白かったのか!」という実感を味わいながら、ハッピーなカー・ライフを堪能した方がいいんじゃないのかしら。 さて、今日の私は、自己啓発本の元祖、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』を再読していたのですけれども、読めば読むほど、これ、味がある本なんですわ。 ま、自己啓発本に批判的な連中に言わせると、「人はなりたい自分になれるし、実際、そうなっている」ということを繰り返し説く自己啓発本というのは、人間の運・不運(この世に運・不運というものがあるとして)を、すべてその当人の責任に帰してしまう傾向にあるので、例えば社会悪の改善というような、当然なすべきことから人の眼をそらせてしまう悪弊がある、ということになるわけで、まあ、それはそうかなとも思うのですが、それにしてもアレンのこの本が説いている世界観というのは、すごく健全だと思います。アレンの世界観は、ものすごくシンプルで、しかも説得力があるからね。 つまり、この宇宙に不公平はない、と。邪悪な心の持主は必ず邪悪な環境へと落ちていくし、汚れなき心の持主は必ずや幸福な環境に身を置くことができる。人間はすべて、この両極端のどこかに位置するわけだけれども、それはすべてその人の心の持ちようだと。 これね、子供に教えるには、ピッタリの道徳律じゃないかしら? まだ心が柔軟なうちに、まだ心が汚れる前に、お前の人生はお前次第だよ、お前が目標をもってわき目もふらず努力すれば、きっとお前はなりたいような自分になれるよ、と教え込むこと、それも強い信念をもって教えることは、意義あることなのではないかと思いますなあ。 このところ、政府が初等教育の中に道徳を入れようとしているようですけれども、行き当たりばったりな内容のものや、「イジメをなくそう」的なモノグラムでお茶を濁すくらいなら、ジェームズ・アレンのこの本を徹底的に教え込む方がいいんじゃないかと、私は思います。この本、サラリーマンのやる気を出すためだけに使われるなんて、もったいないですよ。 ということで、自己啓発本はサラリーマンよりも子供にこそふさわしい、いや、有無を言わせず是非読ませるべきだとすら思ってしまった今日の私なのでありました、とさ。私自身も、この本読むと、もう少し頑張ろうという気になるもんね。
April 20, 2014
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なんか最近、仕事の方向性があらぬ方角に向かっているので、純文学っぽいものをあまり読んでないという。ま、それは仕事のせいというよりは、自分の欲求がそっちの方に向いてないということなのですが。 そんなこともあって、今日は久々にそんな感じの本を読んでみました。 読んだのは藤本和子氏の『リチャード・ブローティガン』という本。 『アメリカの鱒釣り』で名高いブローティガンですが、日本では大半の作品が藤本和子氏の翻訳を通じて紹介されていて、でまたその翻訳があまりにもいいので、ブローティガンの作品より藤本さんの翻訳の方がいいのではないか、とすら噂されるほど。 ということもあって、ブローティガンと言えば藤本和子、なわけですが、その藤本さんがブローティガンの思い出を書いた本となれば、きっと面白いのだろうなと思って、前にこの本を買ってあったわけ。で、それを急に思い立って繙いてみたと。 で? 面白かったか? うーーーーん・・・・。 どうかな・・・・。 ハッキリ言いますと、私にはよくわからん本でしたね。もちろん、この本がダメ、と言っているわけではなく、私にはピンと来なかったということで、罪は私の方にあるのかも知れません。 でも、藤本さんはブローティガン本人とも親しかったわけだから、もう少しこう、直接的に対象に切り込んで欲しいのに、なんかこうふわふわと対象の周りを漂っているだけみたいな感じで、それだったらそれで、もっと作品の分析をしっかりするとかしてくれればいいのに、梗概ばかりが延々と続くし、結局、思わせぶりだけで終わっちゃったなあ、みたいな印象がありましたね。 この本を読んでいて、唯一ピンと来たのは2ケ所、すなわちブローティガンの最初の本を出版したのが「グローブ・プレス」だったということ。それから『アメリカの鱒釣り』がヒットしたのは、ハードカバーの時よりも、それがデル社によってペーパーバック化されてからだった、ということ。特に「グローブ・プレス」については、私もいずれそのうちに調べてみようと思っているので、ちょっと心の中にメモしてしまいました。しかし、これらの点は「文学」的観点ではなく「出版史」的観点だからなあ。 というわけで、久しぶりに文学的な空気に接しておこうと思った私の意気ごみも、ちょっと空振り気味で終わってしまったという。それにしても、文学好きなら涎を流して読まなくてはならないはずの本ですら、うわの空でしか読めないという、この私の感性は一体どうなってしまったのでしょうか。ちょっとヤバいね。そろそろ「文学者」って肩書きを、返上しないといけないレベルに近づきつつありますな。【楽天ブックスなら送料無料】リチャード・ブローティガン [ 藤本和子 ]価格:2,160円(税込、送料込)
April 19, 2014
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週末は少し遠出のドライブでも行こうかな、なんて甘いことを考えていたのですが、珍しく家内が風邪を引いてしまいまして、ドライブは取りやめ、家で静かに過ごすことにしました。 で、今日の夕食は私が準備。このところすっかりキッチンに立つことが少なくなったとはいえ、その気になれば天才シェフのワタクシ。少し季節はずれではありますが、風邪退治にはいいだろうと思い、鍋焼きうどんを作ることに。 といっても作り方はごく簡単。土鍋に市販の醤油味ベースの鍋物ツユを入れて火にかけ、そこにニンジンやらネギやらキノコ類をぶち込み、煮立ったところに冷凍のうどんをドカン! 再び煮立ってきたところに生卵をドカン! そしてさらに青物として今日はホウレンソウを一把ドカン! で蓋をしてテーブルのカセットコンロに移動! そして食べる時に、これまたスーパーで買ってきた海老の天ぷらとちくわ天をドカン! で、鍋から各自の器にうどんを掬いながら食べるわけですけれども、この器の方にですね、乾燥させたアオサ海苔を入れておくわけよ。すると器にうどんとツユを注ぐと同時に一瞬にして海苔の香りと風味がどーんと引き立つ。ま、そういう風にしたら旨いのではないかと思ってやってみたわけですけれども、実際、旨かったです。 というわけで、時間にして20分ばかりの簡単クッキングでしたが、風邪の家内からも好評の晩御飯となった次第。 世の女性方、結婚するなら、料理の出来る男と結婚しないと損よ~。例えばワタクシみたいな・・・。 ま、そうは言ってもやはり家内が寝込んでいて、週末に起きているのは自分一人というのは寂しい。家内殿、どうか早く治って元気になっておくれ!
April 18, 2014
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愛車C4のエアコンの効きが悪いような気がして、今日の午前中、シトロエンのディーラーに行ってきました。メカニックの方に見てもらったところ、やはりエアコン・ガスが若干抜けているとのこと。これから暑くなるに従って、効きの悪いエアコンではたまらないので、処置をお願いすることにしました。 で、作業をしてもらっている間、ディーラーに置いてあるクルマを見ていたのですが、新型のC3、カッコいいね! 我がC4より小ぶりながら、結構、いい線行っている。でまた、「ゼニス・ウィンドウ」と呼ばれるフロント・ガラスの爽快なこと。下手なオープンカーより、開放感がありますな。 しかし、残念なことに、新型のC3はミッションがシングル・クラッチのロボタイズド5速なんだよね・・・。シングル・クラッチのこのタイプのミッションの弱点は、アルファロメオ156で大分味わってきただけに、ちょっと食指が動かないという。これでルノーのルーテシアみたいにツイン・クラッチの6速とかだったら、C4ではなくこちらを買ってもよい位だったのですが、残念。 さて、ひと通りディスプレイ車両を見た後は、置いてあった雑誌をパラパラめくっていたのですが、その中で『メンズ・プレシャス』なる雑誌が割と面白かった。基本、ファッション誌なのですが、クルマの話題や作家たちに愛されたバーの話題、それにアメリカ作家の話題など、文化的な記事も結構ある。ふーむ、なかなか面白いではないの。 で、家に帰ってからぐぐってみたら、この雑誌、季刊なんですね。年に4回出版されるらしい。 で、さらにバックナンバーは無料アプリとして、ネット上でも見られるらしい。早速、iPad にそのアプリを入れて、ちょこちょこ読んで見ましたが、なるほどちゃんと読めますね。 ということで、ディーラーに行ったついでに、いろいろと情報を仕入れることが出来て、結構面白かったのでありました、とさ。クルマ、ファッション、こだわりの名品などに興味がある方は、『メンズ・プレシャス』のネット版に注目、です。
April 17, 2014
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正月、食べ放題食べていたら2キロも太ってしまったので、それを元に戻すのに一苦労。ちょっと食べるとすぐに体重が増える反面、このところずっと一生懸命少な目に食べているのに、何ですぐに体重って減らないんだろう。その不可逆性に、納得できないワタクシ。 とはいえ、痩せるにはカロリーを抑えるのに限るわけでありまして、その意味で最近の私のお昼のお友達がコレ。これこれ! ↓DHC発芽玄米雑炊〈コラーゲン・寒天入〉 鶏たまご味 1食入食物繊維 ダイエット【DHC】【DHC...価格:218円(税込、送料別) フィリーズドライみたいな感じなので、カップに入れてお湯を注いで、しばらくかき混ぜてから食べるのですが、一食80キロカロリーの割に結構充足感がある。腹持ちもいいんですよね。だから、これで結構、夕食まで持つ。 私のおススメは「鶏たまご味」ですが、この他にも中華味とか生姜味とか、種類も色々あるので、適当に味を変えて楽しんでおります。 ま、ここでカロリーを控えた分、よそでスイーツとか食べちゃって元の木阿弥状態ですけれども、まあ、人間努力だ。まだしばらく、発芽玄米雑炊ダイエットにチャレンジするつもりのワタクシなのでございます。
April 16, 2014
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今日、大学院の翻訳論の授業で、ドナルド・バーセルミの「Shower of Gold」という短編を翻訳する演習をしていたのですけど、これ、実存主義哲学のパロディなもので、そっち系の用語がやたらに出てくる。だから、翻訳するとなれば、その辺のことを踏まえて、それらしい訳語を作らないとまずいわけですが、院生にやらせるとまるでなってないんだなあ・・・。 たとえば、この文脈の中で「nausea」という言葉が出て来たら、そりゃサルトルの小説『嘔吐』への言及に決まっているじゃん? ところが、訳にそういう配慮がまったくない。 そこで、その辺のことを注意すると、「『嘔吐』って何ですか? サルトルって誰ですか?」と。 ひゃー、サルトルも過去の人か! ついでに聞いてみたら、ボーヴォワールも知らなかったし、カミュも知らなかった・・・。みんなまとめて過去の人だあっ!! 元を知らないなら、パロディも何が面白いのか分からないわけだわなあ。それがパロディの宿命といえばそうなんだけれども。 しかし、少なくとも文系の大学院生レベルであれば、少しは自覚をもって、むかしむかしのことも、あれこれ本で読んで、知っておいてもらいたいもんです。 それにしても、サルトル・クラスの人物ですら、名声は50年ほども続かない、ってことですな。なんだか虚しいねえ。虚無・疎外・有限性・・・。ああ、何だか吐気がしてきたあ!
April 15, 2014
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研究室の蔵書が増えすぎて、もうにっちもさっちも行かなくなり、しかし本は相変わらず増え続けるので、一体全体どうしたものか? と悩んでいたら、アニキことK教授が、「そんなの、さしあたり使わない本を図書館に返しちまえばいいのさ」と教えてくれました。 え? そうなの? 研究室の本を図書館に返すのは、定年とかで辞める時だけかと思ってた! そうか、あれはいつ返してもいいのか!? で、目からウロコの教えに従って、自分の研究室にある本で、当面使いそうもない本を選び出し、ちょこちょこ図書館に返す作業を行なっております。 だけどね、この作業をしていると、色々考えさせられるのよ。 つまり、書棚に三重に置かれた本の、一番後ろ側の本、すなわち最近、その存在すらも忘れかけていた本を引っ張り出してみると、その昔、自分がどんな方面の本を読んでいたかが分かるわけですけれども、それが超恥ずかしいわけ。 例えば、昔買った文学理論系の本とかが結構な量ある。私は文学理論とかの面倒臭い奴が苦手で、しかし、それを一応は知っておかないとプロとして恥ずかしいだろうと思い、その手の本も買って勉強したりしたんだったよな・・・。 今じゃ、「文学理論なんて知ったこっちゃないぜ! っていうか、やっぱりあんなものは一時的な流行に過ぎなかったので、今時、脱構築が・・・なんて言っている奴、いないじゃん!」と堂々と開き直る図太さを得ているので、そんな本を自分が読んでいたことすらも忘れていたよ・・・。 あと、一時期、ひょっとしたら自分は19世紀の作家、ナサニエル・ホーソーンが好きかも知れない、とか思って、ホーソーン系の研究書なんかをせっせと買っていた時期がある。ひゃー、恥しい! 俺にホーソーンなんかわかるわけないし! その他、ネイチャー・ライティング系の団体に引きずりこまれそうになった時に買ったそっち系の本とかも結構ある。やだね、自分、マジでそんな方面研究しようとか思ってたのかね。 というわけで、昔買った本を見ていると、若気の至りというか、若き日の愚行の数々が表沙汰になるような気がして、まあ、赤面ですわ。 そんな恥ずかしい本を袋に押しこんでは、せっせと図書館に運びつつ、過去の過ちの痕跡を消そうとしている私なのでありましたとさ。やれやれ。
April 14, 2014
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先日、注文していたアヴェダのパドルブラシが届きまして、早速使い始めたところ。これこれ! ↓【合計7560円以上ご購入で送料無料】アヴェダ AVEDA パドル ブラシ (アベタ アベダ アヴェタ ア...価格:2,560円(税込、送料別) これね、まず何にビックリするかって、その大きさですわ。なんたって、大体、卓球のラケットくらいの大きさはありますよ。マジ、ブラシの裏側で、かなり真剣な卓球ができそうな気がする。そのくらいでかい。 で、そんなでかいもので髪の毛をとかしたことがないもので、その感覚は新鮮そのもの。 実際、でかいことにはメリットもあって、今まで髪の毛全体をとかすのに15ブラッシングくらい必要だったとすると、このパドルブラシであれば5ブラッシングくらいで終わってしまう。その効率の良さ。 でまた、ブラシの根本のクッション部に空気が出入りするところがあって、ブラシを頭に押しつけると「プシュ」っと音がして空気が抜ける。その抵抗感と、抜けた空気の「プシュ」が、何とも心地良いというね。しかもそれがまたいいマッサージ効果を発揮しているというのですから、かなりいい感じです。 またネット上の動画でも、このパドルブラシの使い方を紹介しているものが幾つもありますので、それを見て使い方を覚えるのもいいでしょう。これこれ! ↓パドルブラシの使い方 ってなわけで、初めてのマイブラシたるアヴェダのパドルブラシ、結構楽しんで毎日使っている私なのであります。興味のある方は是非! 教授のおすすめ!です。
April 13, 2014
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このところの自己啓発ブームに乗ってノーマン・V・ピール著『積極的考え方の力』という本を読んでしまいました。 で、これもビジネスマン向けの自己啓発本かと思って読み始めたら、なんかすごいことが書いてあって仰天よ。 これはですね、完全にキリスト教の本だね。信仰の本。っていうか、言わば「信仰はビジネスも救う」という話です。 ビジネスで上手く行かない、会社が斜陽だ、営業成績が伸びない。そういう時、どうすればいいか。それに対して、ピールは「祈れ」と。そして「私に力を与えて下さる方が私の傍にいらっしゃるのに、私が失敗するはずがない」と日に三度口ずさんでみる。 すると、あーら不思議、今までうまく行かなかったことがすべてうまくいくようになる。 そういう教えです。 まあ、自己啓発本というのは、「自分の考えていることが、実現する」ということを教えるのが筋なわけで、「自分には神がついているのだから、大丈夫だ」と思えば、大丈夫なようになる、と教えるこの本は、ある意味、自己啓発本の基本は押さえているわけです。 だけどねえ・・・。どうなんだろうか・・・。日本中のサラリーマンが、この本読んで、会社のトイレとかで、「俺には神がついているのだから、俺は大丈夫だ・・・」とか呟いていたら、怖いわ。 あと面白かったのは、夫に離婚されそうになっている奥さんのエピソード。 新婚当時はアツアツだったこの夫婦、最近はどうもすれ違いが多く、夫は他に女を作って離婚したがっている。しかし、奥さんは離婚したくない。 そこで相談されたピール師は、この奥さんにこうアドバイスしたんですな。新婚当時の仲の良かった頃を思い出し、その当時のように振る舞えと。まるで今でも仲がいいのだと強く信じ、そのように行動しろと。 そこでその奥さん、毎日心をこめて食事を作り、帰らぬ夫を待った。夫はそこに居ないのに、あたかも居るように食事の用意をし、一緒に食べているように振る舞った。 そうしてしばらくしたある日、いつものように居ないはずの夫の陰膳を用意して、一人きりの夕食をとろうとしたところ、そこに夫が座っているではありませんか! 奥さんは、夫を二度見したそうです。奇跡が起こった! で、夫は浮気をぱったりと止め、もとのように奥さんと仲良くなりましたとさ。 つまり、強い気持で「夫が戻ってきますように」と願った奥さんの願いは、ちゃんと実現したと。 だから、「強い気持で願えば、どんなことも実現する」と、著者のピールは言う訳ですけれども・・・。 浮気夫の陰膳をする奥さん、怖っ! ということで、私はこの本を読みながら、「ホントかよっ!」と何度も叫んでしまったのでした。そういう意味で、なかなか楽しめる本ではありましたよ。これこれ! ↓【楽天ブックスなら送料無料】【新訳】積極的考え方の力 [ ノーマン・ヴィンセント・ピール ]価格:1,728円(税込、送料込)
April 12, 2014
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週末のお昼、昼食後なんとなくテレビを見ていたら、『エリザベスタウン』という映画をやっていて、つい最後まで見てしまいました。 オーランド・ブルームがヒーローで、ヒロイン役はキルスティン・ダンスト。内容的には、典型な「父親探し」ものでありまして、父親の死後、その息子(オーランド)が葬儀のために父親の故郷である南部の町に行くと、そこであまり親しく接してこなかった父方の親戚に取り囲まれることになり、そこでの経験を通じて自分があまりよく知らなかった父親像が立ちのぼってくる、みたいな。 で、それにプラスして、自分にふさわしい魅力的な女性も見つけました、みたいな。 で、その魅力的な女性というのがキルスティン・ダンストなわけですが。 ところで、そのキルスティン・ダンストって、どうなの? この問いは、否定的なものではなくて、キルスティン(発音は「キルスティン」でいいのか? 字面から言うと「キアスティン」だと思うのだが・・・)・ダンストという女優さんは、気になる人であるなという意味で。 彼女は子役時代からのキャリアがあるとはいえ、日本では『スパイダーマン』のヒロイン、「MJ」役で一躍その名を知られるようになったのではないかと記憶しておりますが、あの時、私の周りでよく言われていたのは、「なんでキルスティン・ダンストなんだ」ということ。これは明確に否定的な意味でありまして、「ちっとも美人じゃないじゃないか!」というニュアンスですな。 しかし、その後も彼女は割といい役、主役級の役をもらい続けている。 確かに正統派の美人ではないけれども、何か魅力があるのでしょうな。 で、今日、『エリザベスタウン』を見ながら私もその魅力が那辺にあるのか考えていたのですが、その結果、思いついたのは、彼女の「眠そうな目」ではないかと。 眠そうというのは、逆にいえば、攻撃的ではない、ということですから、そういう穏やかさがいいのかなと。 それと共に、その眠そうな目で真っ直ぐに、わき目も振らず、腹を据えて一心にこちらを見つめてくるようなところがある。あの「腹を据えた感」「真っ直ぐ感」がいいのではないかと。だから、それにやられてしまう男が沢山いるのではないかしら。 まあ、最近、若い人は洋画を観なくなりましたし、ましてや映画の中の登場人物からファッションなり、物腰なりを学ぼうとする人は少なくなりましたが、キルスティン・ダンストの独特な魅力を考えることは、やれ美白だ、ネイルだと、そんなことにうつつを抜かすよりは、勉強になることがあるのではないかと、思ったりしますなあ。
April 11, 2014
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昨日は例の理系ジョさんの会見があったりして、一連の騒動の一つの山場であったわけですが、あの会見やその後の解説報道なんかを見ていて、どうも納得が出来ないことがありまして。 解説番組では、例の2冊しかないという研究ノートのことがやたらに取沙汰されていて、「これでは本当に実験が成功したのかが分からない」とかなんとか、とにかく「本当に実験が成功したのか分からない」ということが一貫して問題視されていた。 しかしですね、この種の解説は、一般人の感性からかけ離れているような気がするんですよね! 例えば、「オレさあ、160キロの剛速球が投げられるんだよね」という小学生がいたとしたら、普通、クラスのお友達はどういう対応します? 「じゃ、投げてみろよ」 でしょ? それが普通の対応だよね? じゃあさ、何で理系ジョさんの問題にも、この対応を応用しないの?? だって本人が「私なんか、200回も成功しているもんね! 成功したの見た人もいるもんね!」って言っているんでしょ。だったら、「研究ノートが曖昧だ」とか言うよりもむしろ、 「じゃあ、みんなの見ている前で201回目をやってみな」 って言えばいいだけの話なんじゃないの? それができれば理系ジョの言う通り、できなければ理系ジョはただのホラ吹き。それだけの話じゃん? 料理番組みたいな感じで、割烹着を着た理系ジョさんが出てきて、テレビカメラの前で再現実験すればいいじゃん。その中継を延々とテレビで放送すれば、それで注目の春のスペシャル番組だよ。お昼からやれば『バイキング』の視聴率くらい抜けるんじゃないの? え? 「はい、この状態で粗熱を取るんですが、それだと時間がかかるので、あらかじめ用意しておいたものがこちらです」って、セットの裏から別なシャーレ持ってきたって? それじゃダメだよ~!
April 10, 2014
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今日は4月9日か・・・って、僕の誕生日じゃん! ちょっとわざとらしかったけど、誰か「おめでとう」って心の中でつぶやいて! さて、昨夜はレイトショーで映画『LIFE!』を観てきましたので、ひとこと感想を。まだ上映中ですし、ネタバレですので、まだ観てない方はご用心! アメリカのヴィジュアル雑誌『LIFE』のネガ管理を長年務めているウォルター・ミティは冴えない中年の独身男。最近会社に入って来たシェリルに気があるものの、なかなか声をかけることができず、遠くから見つめては、彼女と恋に落ちる妄想を逞しくするばかり。 ところがこの伝統ある雑誌の経営が不振になり、親会社からやって来た嫌味な執行部の指揮でウェブ版に移行することになってしまうんですな。で、紙媒体としては最後の号を出すことになり、その最終号の表紙として、長年同誌の看板カメラマンであった伝説の男、ショーン・オコンネルの写真を使うことになる。オコンネルもこの仕事を引き受け、『LIFE』誌の精神そのものを映像化した、と本人が豪語する写真を送ってくるんです。 ところが、オコンネルが送ったと言っているその写真のネガだけが、なぜか見当たらないんですな。となると、ネガの管理をしているウォルター・ミティとしては責任重大! 既に嫌味な新上司から目をつけられてしまっていたウォルターは、その上司から矢の催促で早くネガを持ってこいと言われるのですが、そう言われても提出すべきネガがない! で、ひょっとしてオコンネルがそのネガを持っているのではないかと考えたウォルターは、オコンネル本人に会いにいくことを決意するんです。しかし、作品の主題を求めて世界各地、それも辺境の地ばかりを旅しているオコンネルの後を追うのは至難の業。それゆえ、平凡なサラリーマンだったウォルターは、オコンネルを追ってアイスランド、グリーンランド、ヒマラヤ・・・と、まさに思っても見なかったような冒険の旅に出る羽目に。 さて、ウォルターは、行く先々で姿を消すオコンネルに会えるのか? そして消えたネガの行方は?? ウォルターとシェリルの関係はどうなるのか??? ってな話です。 で、この映画に対する私の評点は・・・ 「82点」! 高得点出ました! 傑作『ズーランダー』もそうでしたが、ベン・スティラー脚本・監督・主演の映画というのは、エクセントリックな設定の中で、クスッと笑わせ、ほろっとさせてくれる。爆笑は出来ないし、大泣きも出来ないけれど、観終わった後、ほのぼのとしたいい気分になる、という感じですかね。そういう意味で、後味のいい佳作です。私は好きかな。 ひょっとしてこの映画はさあ、21世紀の『アパートの鍵貸します』なのかもね。平凡なサラリーマンの悲哀と恋の行方という意味でも、また色々なエピソードの中で主人公の男が何か大切なものを掴むという意味でも。最後の終わり方だって、ある意味、良く似ている。 ・・・ああ! だからウォルターの母親役でシャーリー・マクレーンが出演しているのか! 納得だよ~。 ということで、現代のジャック・レモン、ベン・スティラーを高く評価する私としては、『LIFE!』を「教授のおすすめ!」にしておきましょうかね。
April 9, 2014
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なんかBSで『ニュースの天才』という映画をやっていたので、なんとなく観てしまいました。ので、一言感想を。以下ネタばれ注意です。 これ1998年に実際に起こった事件を映画化したものなのですが、アメリカの有名な政治雑誌『ニュー・リパブリック』の若手敏腕記者スティーヴン・グラスという人が、自ら捏造した取材記事をこの雑誌に掲載し続けたんですな。なにせアメリカ大統領が専用機エアフォース1に備え付けるといわれるほど権威のある『ニュー・リパブリック』誌に、ウソ八百が載っていたというのですから、まあ、一大事は一大事であったわけ。 で、じゃあなんでグラス記者は、記事を捏造したのか、というと、映画ではそこはあまり深く掘り下げられておりません。ただ、このグラス記者は、面白い話、面白いニュース・ネタを作り出すことにかけては、すごく才能があった。だから、他の同年輩・先輩の記者たちが、意義はあるけれども地味な記事を書いている脇で、一般大衆が飛びつくような、とびきり面白い話題を上手に書いて、その記事がどんどん掲載されて、一躍花形になってしまう。結局彼は、その快感から逃れられなかった、ということなのでしょう。 ところが、やはりウソはいつかはバレる。ライバル誌から記事の正当性を疑われ、裏をとられ出したことから、スティーヴン・グラス記者は必死に捏造の事実を隠そうと、さらなるウソをつき始めるわけ。そしてウソを積み重ねるほどに、直接の上司、チャック・レーンからも疑われていく。 で、同僚から人気のあるグラスと、人気のないチャック・レーンのいざこざが生じてくると、同僚はグラスに同情して反レーンの態度を取り始める。しかしレーンは、ジャーナリズムの本筋は、「記事の面白さ」ではなく「真実」にこそあり、と信じている堅物であり、最初、彼のことを嫌っていた記者たちも、次第にレーンのことを理解するようになる。 そして結局、グラス記者は『ニュー・リパブリック』誌を首になる、というお話。 まあね、映画として面白いか、作品としての完成度はどうか、という尺度で言ったら、大した映画ではありません。が、そういう捏造事件が実際にあった、という話自体は面白いので、その意味では最後まで観させる程度の出来ではある。 でまた、テレビ局が意図していたのかどうか分かりませんが、「捏造事件」というのは、今の日本の旬の話題ですからね! ということで、今日本を騒がせている事件のことなどを頭の片隅で思いながら、この映画を見ていた私なのでした、とさ。「あの人」も、大きな話題で世間の注目を浴びることが、やりたかったのかなあ・・・。 あ、ちなみに、『ニュー・リパブリック』誌を首になったグラス記者は、あろうことか、その後、弁護士に転身しております。捏造癖のあるひとを弁護士なんかにしちゃって、いいのかねえ・・・。
April 7, 2014
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ワードで文章を作成していて、英語の発音記号を記す必要が出てきたのですが、これがなかなか難しいんですわ。 まあ、発音記号というのは「特殊記号」のカテゴリーですから、ワード的には「挿入」→「記号と特殊文字」と進んで行けばいいわけですが、この「記号と特殊文字」の中にすべての発音記号があるわけではない、というところが問題でして。 例えば「oven」(アヴン)を発音する時の「ア」は、発音記号では「inverted v」すなわち「v」という字を上下逆さまにしたもので表示するわけですが、この「逆さまv」は「記号と特殊文字」の中にあるんです。 しかし、この「ア」は強く発音する「ア」なので、アクセント記号を付さなくてはならない。 ところが、「アクセント付の逆さまv」がないんだなあ、「記号と特殊文字」の中に。こういうのが困るんだ! じゃあ、どうやってアクセント記号付の「逆さまv」を出すか。ご存じ? これがね、まさにウルトラCみたいなやり方をするんですよ! どうやるかというと、まずね、ワードの文章中に「U+028C」と文字列を打って「Alt」ボタンを押しながら「x」を押すの。そうすると「逆さまv」が出てくる。そうしたらその「逆さまv」に続けて「U+301」と打ち、再びAlt+xを押す。すると、あーら不思議、「アクセント記号付の逆さまv」がご登場~! まあ、実際にこの方法で目的を達成すると、「ウソ?! やった~!」って、すごく気分がハイになるんだけど、しかし、よく考えてみると、これ、ワープロソフトとしてどうなんだ?って話じゃないかと。こんな面倒臭いやり方じゃなきゃまともに発音記号が打てないというのは、そのこと自体、ダメダメなんじゃないの? 発音記号なんて、それなりによく使う文字なんだから、最初から「記号と特殊文字」の中に「アクセント記号付の逆さまv」くらい入れておけって! というわけで、この程度の文字を出すのに、三十分近く悩まされてしまった私なのでありました、とさ。いやはや・・・。
April 6, 2014
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昨年夏、アメリカに滞在していた時にクリス・パブロフという若い画家の絵を買って、先日、それを額装を施したのですが、それが完成したという連絡を受けたので、それを取りに藤ヶ丘の「アート・ウェーブ」という画材屋さんまで行ってきました。 が、その前に腹ごしらえ、ということで、今日のお昼は竹の山にある「シャルキュトゥリ・コイデ」へ。発音が難しいこの店は、基本、ハムやソーセージなどを販売しているのですが、ランチも食べられるんです。 で、今日は「ワンプレート・ランチ」を注文。ひと皿に様々なハムやソーセージやサラダが乗っていて、パンやデザートやコーヒー付。なかなか美味しかったです。建物もちょっと変わっていますし、私には面白い店でした。これこれ! ↓シャルキュトゥリ・コイデ さて、お腹が一杯になった我らは、今日の本来の目的であるアート・ウェーブへ。そして額装なったパブロフの絵を受け取ったという次第。ちなみにパブロフというのは、こんな感じの絵を描く人です。 これこれ! ↓Chris Pavlov で、これで一応、用事は済んだのですが、アート・ウェーブさんの二階でなにやら展覧会をやっているので、ついでに覗いてみると、リカルド・ルイス・ベラスコさんというメキシコのグラフィック・デザイナーの方の展覧会でした。いかにもメキシコ風の動物(空想上の動物も含め)の絵が主でしたね。この展覧会のものではありませんが、ベラスコさんのことを記したサイトがありましたので、紹介のために載せておきます。これこれ ↓リカルド・ルイス・ベラスコさん ベラスコさんともちょっとお話ししましたが、年齢は私より2つ下、愛知万博の時に来日して以来、日本で暮らしていらっしゃるのだとか。スペイン語の講師もされているらしい。剣道と合気道をなさっているとのことで、私とは気が合いそう。藤ヶ丘にある道場で合気道をされているとのことですが、私も今度、覗いてみようかな。 ってなわけで、今日はおいしいランチを食べ、アートにも触れることが出来て、週末らしい一日となったのでした。
April 5, 2014
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猫猫先生のブログに謎のURLがあったので、何かと思って開けてみたら、中山千夏の「あなたの心に」の懐かしいビデオでした。 で、懐かしく聴いていたら、めちゃくちゃいいんだな、これが。まあ、聴いてみてくださいな。これこれ! ↓中山千夏「あなたの心に」 シンプルな歌詞だけど、「わたし一人で・・・」というところが、無邪気なような、女性らしいような、なんとも言えないある種の色気がありますな。 そして、このサイトの右側に、1970年代くらいの曲がずらりと並んでいるもので、次々に聴いていくと、これまた素晴らしいものばかり。ビリーバンバンの「さよならをするために」とか、ばんばひろふみの「いちご白書をもう一度」とか、いるかの「なごり雪」とか。 で、次々と聴いていて、あらためてこの時代の曲のすごさを思い知ります。でまた、曲が時代と共にあったなあ、という気がする。しかもこの時代、私は子供だったはずなのに、全部歌えるというね。やっぱり、私自身もこの時代、確かに存在していた、というすごい実感があります。 ああ! ついに私も懐メロ世代になったか! でも、悔いなし! 90年代、2000年代、2010年代よりずっと楽しかったもーん。あの時代に戻りたーい!
April 4, 2014
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4月が来ると間もなく誕生日が来てしまう私。それで「誕生日プレゼントに何が欲しい?」と家族の者から聞かれて逡巡した挙句、ヘア・ブラシをもらうことにしまして。 私も含め、男は大抵そうだと思いますが、生れてこの方、いいかげんなヘアブラシしか使ったことがないんですよね。で、そろそろ私もちゃんとしたブラシを使った方がいいのではないかと思いまして。 で、色々調査した結果、高級なヘアブラシというのは、馬とか猪とか豚とか、とにかく動物の毛で出来ているものが多い。その方が、静電気が起きなかったりするらしいんですわ。 だけど、私の好みとしては、むしろ非・動物系の方がいいかなと。 で、さらに調査した結果、これがいいのではないかと決定したのが、「アヴェダ」の「パドルブラシ」という奴。これこれ! ↓【6,480円以上お買い上げで送料無料】★お買い得!!★アヴェダ パドル ブラシ 【ヘア ブラシ】【...価格:2,566円(税込、送料別) これね、プロの人も使っているらしく、ネット上にはこのブラシの使い方の動画が沢山ある。それを見ていると、なかなか良さそうです。なんかね、「空気穴」がある、というところがミソらしいんだなあ。 ということで、これに決定! 意識的に買ったものとしては初めてのマイ・ブラシ。またしばらくしたら使用感など、報告しますね。 さてさて、そんなこんなで短い春休みも終わり、今日は名古屋に戻りました。明日から新学年の仕事はじめ。やれやれ・・・。
April 3, 2014
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某理系ジョさんのおかげで、「研究者の倫理観」とやらが取沙汰されておりますなあ。 しかし、新聞とかに書いてあるように、「倫理観の問題は、研究者各自に任されており、それが問題の根源である」とか大真面目に言われちゃうと、いやいや、それでいいんじゃないの? と思います。 倫理観ってのは、もともと個人のものですよ。ただ、普通の人は、子供の時からの躾もあって、大体同じような倫理観を持つようになる、ということなので、それで普通は社会がうまく動く。それでいいんじゃないの? だけど、ことこういう次第になってくると、また文科省が馬鹿なことを始めるんだよなあ。きっとそのうち、全国の国立大の研究者に一斉に書類が回って来て、「あなたは他人の研究成果を盗んだことがある。Yes or No」とかいうのに回答しなくちゃならなくなる。こういうのに「Yes」で答える人がいると、奴らは本気で思っているのかねえ? そもそも、研究成果を盗む、というのは、別に倫理観が欠如しているからやるのではないと思うけどなあ。 ところで、マスコミがこれだけ某理系ジョさんのことを貶めた後で、実はあの研究成果はホンモノでした、とかいうことになったりしないのかしら。あちこち杜撰だったけど、確かにSTAP細胞はできる、みたいな。それこそノーベル賞級の大発見だったりして。「理系ジョの星」から「史上最悪の詐欺師」に落ちた後に、「21世紀のガリレオ」で復活!とか。 いやあ、その場合、マスコミはどうするつもりかしら。 それが見たいだけでも・・・、いやいや、難病治療の鍵になるという意味で、あの研究の成果がホンモノであることに、かすかな望みを託しましょうかね。 ・・・ま、それはないか・・・。
April 2, 2014
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今日は森美術館で開催中の『アンディ・ウォーホル展』を見に姉と家内と一緒に六本木に行って参りました。 しかし自宅からは六本木より乃木坂の方が近いので、まずは乃木坂に出て東京ミッドタウンで昼食をとることに。ここには名古屋の「鈴波」があるので、あの粕漬けのお魚の美味しさを姉に味わわせてあげようと、そういうわけでございます。実際、相変わらず旨かった! で、せっかくミッドタウンに来たので少しお店も見て行こうということになり、ふらっと「クルッチアーニ」の店に入ったら、そこに川原亜矢子さんがいるではあーりませんか! さすがモデル&女優さんだけあって、すっぴんでもきれいなものでございます。スタイルもいいしね。家内は川原さんの本まで持っているほどのファンですが、めちゃくちゃガチで服を選んでいるご様子に、一言も声をかけられず。まあね、プライベートだし、放っておいてあげないとね。 その後、プーマのブラックストアで思わぬ買い物をしてしまったりして、結果的にはがっつりショッピングを楽しんでしまった我らが次に向ったのは、今日の本命、『アンディ・ウォーホル展』@六本木ヒルズでございます。 で、地上54階という目も眩む高さの階まで高速エレベータで向かい、若干ふらっとしながら展覧会を見始めたわけですが、これがね、素晴らしい展覧会だったのよ。展示も多かったし、内容も絵あり、シルクスクリーンあり、写真あり、動画あり、さらに「ファクトリー」の再現まであったりして、充実しておりました。回顧展として、相当なレベルだったのではないでしょうか。これは、少なくともアンディ・ファンなら必見の展覧会でしょう。 そうそう、それから展覧会を見ていて感銘を受けたことの一つは、アンディが死ぬ少し前、「人間が死ぬなんて考えられない。ちょっとデパートに行くだけだろ?」と、その死生観を吐露していたという話を知ったこと。この言葉、すごくいいじゃないですか。すごくウォーホルらしいし、この一言だけで詩になっていますよ。 で、最近では展覧会を見てもめったに「図録」を買わなくなった私ですが、大学生くらいのカップルの男の子の方が、2,800円の図録をためつすがめつしながら「これ、買おうかなあ。展覧会として素晴らしかったからなあ・・・」と財布と相談しているのを微笑ましく横目に見ながら、こんなお金のない大学生ですら買おうとしている図録を、オレが買わなくてどうする、と思い、買ってしまいましたよ。でも、その価値のある展覧会でした。この展覧会、5月6日までだったと思いますので、まだ見てない方は是非! 教授のおすすめ!ですぞ。 かくしてミッドタウンとヒルズと、六本木を堪能した我らは、帰りがけに日本再上陸を果たした「シナボン」でシナモンロールを買っておうちに帰ったのでございます。 名古屋と違って、東京ってのは「どこかに行けば、何か面白いことがある」っていうところが魅力。その魅力を再確認した一日ですが、しかし、東京は疲れるね。電車を乗り継ぐにしても上がったり下がったり、とにかく歩く距離がハンパない。すっかり「大いなる田舎」名古屋の田舎者になってしまったワタクシ、家に帰り着いたら、すっかり疲れてしまったのでした。
April 1, 2014
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