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本日のワインは、ドルチェット・ダルバ2009年、生産者はブルーノ・ジャコーザです。ピエモンテ州クーネオ県にある方のアルバ(Alba)産のドルチェット100%のワインとなります。ジャコーザといえば、高品質なバローロやバルバレスコで有名ですが、とても高くて普段飲みは到底ムリ。でも、ドルチェット・バルベーラ・ネッビオーロ等はぎりぎり週末ワインの価格帯(特にドルチェットは唯一、二千円台)なので、手軽にジャコーザのエッセンスを知ることのできるワインだと思います。さて、感想です。エッジが青紫がかった濃いルビー色。グラスからは、ムラサキの花、タラゴンやペッパーミントのような「すっ」としたハーブ香。口に含むと、熟したプルーン、ワイルド・ブルーベリー、ダークチェリーなど細やかな果実の要素が沢山存在しており、それにカカオやラテなどが溶けこんでいます。他には、インク、スパイスなど。タンニンは肌理細やかですが、酸は19℃以上だと強く出すぎる感があります。逆に16℃以下だと果実味がベタに感じますので、自分的には17~18℃で頂くのがベストかと。
2011.05.29
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本日のワインは、ヴェネローゾ2006年、生産者はテヌータ・ギッツァーノです。私がイタリアワインを飲み始めた頃、12~3年余り前かなぁ。メルロといえば、このギッツァーノのナンブロー(とアマのラッパリータ)でした。その頃はまだマセトーも一万円ちょっとだったような気がします。んで、暫く経ってからメッソリオやミアーニなんかが台頭してきたんだよな~。(遠い目)セパージュはサンジョベーゼ60%、カベルネ・ソーヴィニョン40%です。さて、感想です。エッジに紅紫な濃厚ルビー色。グラスから零れる香りは赤系果実なのだけど、黒系にも似た濃厚な押しがあります。口に含むと、黒スグリに加え、フランボワーズ、ラズベリー、そしてチェリーなどの赤い果実を強く感じます。加えて、ココアやチョコ、ミルクなどの複合樽香とスパイス感。タンニンは口蓋にびしっとへばりつくけれど、キメ細かさは十分。酸は甘酸っぱく、入ってないのに「メルロ」を強く感じる「まろさ」を持っています。購入価格三千円たらずは、十分合格。老舗はダテじゃない。
2011.05.24
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本日のワインは、モンテリーヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン2008年、生産者はファレスコです。ファレスコの所在地は、ウンブリア州のモンテッキォ。ラツィオ州との境にごく近いエリアとなります。よってワインはウンブリアとラツィオ、二つのラインが存在します。Mrメルロと呼ばれるオーナーのコッタレッラの真髄「モンティアーノ」はラツィオ側のトップキュベですが、コチラはウンブリア側のベースライン。Mrメルロの作るカベルネ・ソーヴィニョンはどんなワインでしょうか。さて、感想です。濃厚なルビー色。香りは紫の花、プルーン、ブラックチェリーにインク。口に含むと、黒スグリ、やっぱりプルーン、スペアミント等のハーブ香。フィニッシュに紅茶のニュアンスも感じます。濃厚な果実味、カベルネを感じる温かみのあるタンニンとサンジョベーゼのようなすくっと立った酸をもっており、なかなかに美味しい。千円しないワインだけど、ありがちなぺたっとした平坦さとは無く、1,500円クラスの実力を持っている感があります。今年?からファレスコが、サグランティーノ・モンテファルコをリリースしたらしいのだけど、飲んでみたいなぁ。
2011.05.19
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国産ワインの品質と評価は年々高まる一方ですけど、どちらかというと、もてはやされているのは小規模な新進ワイナリーが多いような気がします。ワインはどうしても「大手=量産=平均的」っていうイメージがありますもんね。今回、タカムラさん主催の大手(老舗)メーカー4社による試飲会。普段、イタリアばっか飲んでいるので、たまには目先を変えてみよう、的な軽い気持ちで出かけていきました。試飲アイテムを簡単に、こりゃあ旨い!=>☆気に入った!=>○コスパ大です!=>□と無印くらいに分けてみました。■サントリー□マスカット・ベリーA・ロゼ2010 マスカット・ベリーA2010 甲州2009(未飲) メルロ&カベルネ・ソーヴィニョン2009 リースリング・フォルテ2009 塩尻メルロ2008 津軽シャルドネ2009○塩尻マスカット・ベリーA2009○信州シャルドネ2008 登美の丘甲州2009☆登美 赤2006(有料) 登美 白2008(有料:未飲)登美が美味しいのはあたりまえ。塩尻マスカットは本日の全マスカットの中で果実味の凝縮度はトップ。信州シャルドネは骨格が立派で、津軽よりもワンランク上の味わい。マスカット・ロゼは少し甘でフルーティ。物思いに耽りながら単独で飲みたい。■メルシャン 日本の地ワイン穂坂ベリーA2008□日本の地ワインメルロ2008 ももいろメルロー2009(未飲) 勝沼のあわ白2010 穂坂のあわロゼ2010(未飲)○甲州きいろ香2010 甲州グリ・ド・グリ2010 新鶴シャルドネ2009(未飲)○長野メルロー2008☆桔梗ヶ原メルロー2005(有料)日本の地メルロは、予想以上に楽しめるワインで、コスパ高い。きいろ香は昨年に続き果実味濃いめで変わらず美味しい。長野メルローは柔らかさと凝縮感、樽もしっかりで美味。桔梗ヶ原メルローと比べてはいけません。■キッコーマン リュナリス・甲州シュール・リー2009○リュナリス・甲州バレルファーメンテーション2009 リュナリス・マスカット・ベリーA2008 リュナリス・メルロー2010 リュナリス・シャルドネ2010 甲州 酵母の泡(未飲) 四季旬香・マスカット・ベリーA 四季旬香・甲州辛口(未飲) 四季旬香・甲州やや甘口(未飲) リュナリス・甲州メトッド・トラディショナル・ブリュット2008○ソラリス・信州小諸メルロー2008(有料) ソラリス・信州小諸シャルドネ樽仕込み2009(有料:未飲)キッコーマンでは甲州バレルファーメンテーションが好み的にはダントツ。果実味はしっかりあるのに強すぎない。そしてフィニッシュがキレイ。それを除くリュナリスはコスパ的にあと一歩欲しい。■サッポロ グランポレール・北海道ケルナー遅摘み2007 グランポレール・北海道ミュラートゥルガウ グランポレール・山梨甲州シュール・リー穂坂収穫2008 グランポレール・山梨甲州フリーラン2007 山科甲州スパークリング グランポレール・長野シャルドネ2008 グランポレール・長野メルロー&カベルネ2006□グランポレール・岡山マスカットベリーA樽熟成 岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア2007(未飲) 岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア2007(未飲)○長野古里ぶどう園カベルネ・ソーヴィニョン2005赤系に関しては、どのワインも樽の効かせ方がとても上手く感じられた。特に、岡山は柔らかな樽要素を効果的に演出しており、ベリーAの中ではもっともお勧めのひとつ。後で考えるとマスカット・オブ・アレキサンドリアを飲んでおきたかった。リストでは、メーカー毎になっているけど、実際は、品種ごとに水平飲みを行いました。普段出来ないようなマスカット・ベリーAとか甲州の水平は面白かったですね~。ひとつ一つのワインをもう少し大きめのグラスでもう少し多く飲みたかったけれど、まぁ、参加料が1,000円(うち500円が金券)でこれだけ楽しんで、文句を言ったらバチがあたります。使える国産千台円も幾つも発見できましたし、大収穫な日曜日の昼下がりでした。関係者の皆様、ありがとうございました。
2011.05.15
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本日のワインは、キアンティクラシコ・リゼルヴァ2007年、生産者はファットリア・ヴィティッチオです。ヴィティッチオといえば、ノーマル・キアンティの我が家的コスパ大賞(千円台!で旨うま)なワインの印象がありますが、今回は、リゼルヴァにチャレンジです。セパージュはサンジョヴェーゼ95%、メルロ5%です。さて、感想です。エッジが僅かに赤紫がかった濃いルビー色。グラスからは、カカオ、紫の花、ブラックベリーとペパーミント。口に含むと黒系果実とスパイス、強いミネラルの要素が感じられますが、何よりキアンティらしいヴィヴィッドな酸の印象が強い。私のイメージするキアンティらしいキアンティの印象ですね。価格は2,625円、デイリーにはちと辛い価格ですが、それなりのパフォーマンスは十分にあるワインと考えます。本日は5月13日、「毎月13日にキアンティを飲む会」に賛同いたします!
2011.05.13
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本日のワインは、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2008年、生産者はバローネ・ディヴァルフォルテです。D.O.C.名はモンテプルチアーノ・ダブルッツォ、葡萄品種はモンテプルチアーノ100%です。この品種は、イタリア中南部で広く栽培されている赤ワイン品種ですが、トスカーナ州の有名ワイン(D.O.C.名)名である「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ(この場合のモンテプルチアーノはコムーネ名で、品種名はプルニョーロ・ジェンティーレ)」から突然変異した品種とされています。ややこしいな~。さて、感想です。エッジが紫色がかった深いルビー色、若々しい色合いです。グラスからは、スミレの花やミルクが香ってきますが、あまり強くありません。口に含むと、プラムの果皮、プルーンの果実味な黒い果実系。人工的な甘みの一歩手前でとどまっている果実味と躍動感のある酸とが一体になっています。単一種であるためか、深みがそれ程ある訳ではないのですが、千円台中盤なワインとしてはまずまず合格ではないでしょうか。
2011.05.10
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本日のワインは、バルポリチェッラ・スーペリオーレ・モンティ・ガルビ2008年、生産者はテヌータ・サンタントニオです。クインタレッリやロマーノは別として、一昔前のバルポリチェッラは酒屋さんの店頭やスソ物コーナーに山積みされるなど、酷い扱いを受けてました。まぁ品質も確かにその通りでしたけど。でも、このサンタントニオ辺りが輸入され始めて、だんだんと今の地位を確立してきたんですね~。コルヴィーナ、コルヴィーナ・グロッソ70%、ロンディネッラ20%、クロアティーナ5%、オゼレータ5%のセパージュです。さて、感想です。落ち着きのある深いガーネット色。エッジは濃い赤紫を帯びています。グラスからは、ミント・ハーブ、インクの香り。口に含むと、ブラックベリー、アセロラなどの赤黒の果実やカカオが香っています。味わいは、果実の厚みが前面に出てきており、パワフルさをも感じつつも、酸のチャーミングさと開放感のある味わいから、重さを感じません。併せるとしたら、やはり肉。塩気を利かせた生ハムや肉汁たっぷり系にとてもよく会うと思います。千円台後半の価格は十分納得です。
2011.05.07
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本日は、垂直/水平イタリアワイン会@サンタルチアです。いつもお世話になっている西野嘉高さんのプロデュースになります。本日のラインナップはこの通り。スプマンテ・マグナムの後は、フリウリ・シャルドネの垂直、キアンティの雄、アマの単一畑平行、そしてサグランティーノの垂直となります。サグランティーノの古いのは飲んだことがないので楽しみです。先ずは、スプマンテから。1)Spmante Extra Brut 2004(MG)/ Bruno Giacosa写真では分かりにくいですが、薄めのレモン色。マグナムなせいか熟成香は殆ど感じられませんでしたが、淡い柑橘系のイメージがよかった。ピエモンテの生産者なんですけど、ロンバルディアのピノネロ100%。次に、白の垂直と赤の平行、この4本です。2)Chardonnay Sol 2006/Ronco del Gnemiz(左) Chardonnay 1994/Ronco del Gnemiz(右)2006年はとても花の香りが優しくフルーティ。フレッシュさもあり、酸が強くないのにさっぱりしていて、とても飲みやすい白でした。1994年は、かなり古酒っぽいシェリー感が出てきており、白がしっかり熟成するとこうなる、の見本みたいなワインでした。古酒好きな方にはたまらんかったかも。3)Chianti Classico Vigneto Bellavista 1986 Castello di Ama(左) Chianti Classico Vigneto La Casuccia 1986 Castello di Ama(右)どちらも若い。色合いはエッジに褐色が入っているし、味わいにも土の要素が強くなってきているけど、果実感はしっかり残っているし、枯れ感は少なめ。90年代前半の感じがします。ただ、カスッチャは、変な香りは無かったと思うけど、けっこう落ちてきている(疲れている)感じかな。そして、最後に、ウンブリア州を代表する偉大なサグランティーノ種、4)Montefalco Sagrantino 1997 Colpetrone(左) Montefalco Sagrantino 2006 Colpetrone(右)97年にしても、熟成感は殆どなし。どちらも、黒い果実を中心として強めの果実感があり、サグランティーノとしては比較的若いうちから飲みやすくなっていると思います。でも、2006年は、まだ硬さというよりも強さが残ってました。1997年はかなりエレガント。イタリア感満開の味わい・塩加減、そしてボリュームな料理とのマリアージュ。すこし料理の香りが勝ってしまった感もありましたが、皆さんとの会話も弾み楽しい会となりました。参加された皆様、どうもありがとうございました。にしのさん、ご苦労様でした。
2011.05.04
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本日のワインは、インソリア・カーゼ・イビディーニ2009年、生産者はヴァッレ・デッラカーテです。この生産者は比較的低価格で、コスパの高いワインを多く算出していますが、こちらは一番低価格のラインです。インソリア(インツォリアとも呼ばれます)100%。さて、感想です。薄めのストロー色、少し灰色がかっている。グラスからは黄色い花やハーブの香り。口に含むと、青りんご、はちみつレモン、ラムネ菓子。酸は活き活き、オイリーさもあり、1,180円にしては確りとした骨格を持っている。魚介系との相性はいいと思うが、シチリア産らしく蛸のカルパッチョなどマリネした料理全般に特に合いそう。
2011.05.02
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