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本日のワインの記録は、先日行われた「アンドレア・フランケッティ・メーカーズ・ディナー@ボッカ・デル・ヴィーノ Powerd by にしのよしたか&モトックス」です。トスカーナのテヌータ・ディ・トリノーロ、シチリアはエトナのパッソピシャーロと二つのワイナリーを率いるアンドレア・フランケッティさんのメーカーズディナー。まずはフランケッティさんの音頭で、「チンチン」ではなく「乾杯」!です。それぞれのワインについては、フランケッティさんが土地(テロワール)について、ワインの特性やそれへの思いを話し、林さんに訳していただき会は進んでいきました。左から、フランケッティさん、その彼女、エージェントの林さん1)グアルディオーラ 2009/パッソピシャーロシャルドネ100%。標高1,000mの溶岩性砂土壌、ヘクタール当たり12,000本の密植で2トンの生産量。ステンレス発酵のセメントタンク熟成。「二年後位により明確なキャラクターが出てくるだろう。」芳醇な果実味を残しつつ軽やか、ミネラルと酸がとてもきれいでした。2)パッソピッシャーロ 2009/パッソピシャーロ11月の収穫のネレッロ・マスカレーゼ。マセラシオンは最小で、約一ヶ月前のボトリング。長い活火山活動によって、場所により溶岩の年代・質が随分違うので、コントラーダ(区画)毎に醸造している。グラスの香りはまだ閉じているが、口に含むと赤いベリー系なバスケットのとてもチャーミングな香り。従来のシチリアのイメージからは程遠いエレガンスを感じます。3)レ・クーポレ 2009/テヌータ・ディ・トリノーロカベルネ・フラン、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョン、プティ・ヴェルドーの混醸。収穫は区画毎に50回行い、それぞれ小さなタンクで発酵、そこで、トリノーロ1に対しクーポレ10位の割合で選別する。80%はトリノーロになる区画(ベレーゾーン期の選定を特に厳しくする)は決まっており、残りは年により変更になる。4)テヌータ・ディ・トリノーロ2007/テヌータ・ディ・トリノーロカベルネ・フラン40%、メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、プティ・ヴェルドー10%。雨が少なく乾燥した年、非常に実が小さい上皮がほとんどで固形に近く、ポンプがうまく使えなかったので苦労した。あまりに凝縮しすぎて美味さを感じなかったが、熟成を経て大分良くなってきた。「あと15年で素晴らしいワインになるだろう。」深い、とても深い黒い果実群、完熟と凝縮が体現されていました。やはり、普段のレ・クーポレとは全く別物、を実感。5)チンチナート1999/テヌータ・ディ・トリノーロ6)チンチナート2001/テヌータ・ディ・トリノーロ7)チンチナート2003/テヌータ・ディ・トリノーロ左から1999年、2001年、2003年今回の垂直は、いままでにましてチンチナートの味わい、方向性が一致していた、というのがまず感じたことです。1999に対してフランケッティさんは、味わいは12年経った今でも変わっていない、素晴らしい熟成をしてる旨、コメントされていました。私は少し酸化というか落ち気味になってきた印象を受けました。各3本あったのでボトル差かもしれませんが、昨年も若干感じていたことが進行したイメージ。2001年は、凝縮感でいうとベストの一本、チンチナートの独特の果実のリキュール感が一番出てます。今まで、三回垂直の機会をいただきましたが、共通してNO1ヴィンテージ。今回、もっともびっくりしたのが2003年。前回までは、少し過熟気味でトロピカルなニュアンスが強く、この年度だけちょっと「違う」印象でしたが、随分2001年風に変化。凝縮感では一歩劣るものの、香りの華やかさは2001を凌駕していたかも。このあと、チャリティオークションを経て、記念撮影をお願いする時間を設けていただき、この会は終了いたしました。関係者のみなさま、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。Thanks for■にしのよしたかさん■モトックス(mottox)さん■ボッカ・デル・ヴィーノさん
2011.06.26
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本日のワインは、グレカンテ2010年、生産者はアルナルド・カプライです。このブログではおなじみの生産者ですね。グレケットというウンブリア州の土着品種100%で、1989ヴィンテージより造られています。長らくカプライの造る唯一の白ワインだったのですが、2007ヴィンテージよりは、このグレケットに同じく土着のトレッビアーノ・スポレッティーノを混醸したベースワインを造っているようです。さて、感想です。灰色がかった薄いレモンイエロー。ハニーレモン、ライム、少し青っぽいハーブ香、そしてグレープフルーツ。軽やかな酸味と、少し強めの甘み、そしてフィニッシュの心地よい苦味の印象は昨年度の印象と非常に似ています。価格も昨年と変わらず、ということで今年も我が家ではめずらしい、複数本消費されるワインとなるでしょう。
2011.06.21
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本日のワインは、ドルチェット・ディ・ドリアーニ・ブリッコレーロ1998年、生産者はクイント・キオネッティです。ドルチェットしか生産していない彼のワイン、最初に飲んだのが一年あまり前の「サン・ルイージ」なのですが、今回はその双璧たる「ブリッコレーロ」を飲んでみました。反バリックで、昔ながらのワイン造りに拘る気骨のあるキオネッティ氏のこだわりのドルチェットです。さて、感想です。エッジの端にわずかな茶色が見える、全体的に紅紫がかった濃いルビー色。グラスからは、紫の花、白い花、咳止めのようなシロップ煮、甘草、漢方のようなハーブ、チョコレートにカカオ。口に含むと、ラズベリーやぐみのような赤い果実、そしてプルーンな風味も。若干の平坦さもありますが、ドル「チェット」と思えぬとても甘い完熟感、そして果実の「力」を感じさせられます。酸は強め、オレンジのような柑橘感(ちょっと過熟気味)があり、後味のほろ苦さを伴っています。98年にしては、殆ど枯れ感がなく、わずかにタンニンの円やかさがそれを感じさせるのみです。購入価格は3千円ちょっと、年度を考えるとお買い得感がありますね。もう1本は暫く寝かせてみます。
2011.06.18
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本日のワインは、キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ2005年、アズダ(フィリッパ・カール)セレクションのワインです。このワインは生産者元詰めではなく葡萄、又はワインをセレクトし、購入することにより自分のブランドとして発売する、ワインの紹介です。「西友=ウォルマート」で、何となくワイン棚を見ていたら1,380円で2005のC.C.リゼルヴァがあったので、ダメもとで買ってみました。さて、感想です。落ち着き感のある赤紫がかった濃い目のルビー色。グラスからはムラサキの花やぐみのキャンティらしい香りがミルキーなチョコレート香と共に漂ってきます。口に含むと、枯葉のような熟成香に加えて、ブラックカラントや赤カシスの、2005年とも思えないフレッシュな酸を伴った香りを感じます。タンニンは中粒ながら、円やかにこなれている感じで、好感。1,680円クラスの味わいがデイリーワインに近い価格帯で買えるのはプチ幸せかも。
2011.06.13
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本日のワインは、ロゼNV、生産者は奥出雲ワイナリーです。先日、広島に飲みに行った時、アンデルセンの本店で購入してきました。広島在住時代にシャルドネを飲んでから、お気に入りになった国産ワイナリーのひとつです。遊びに行ったコトもあります。品種はカベルネ・ソーヴィニョンとメルロですが割合はわかりません。さて、感想です。色合いは、オレンジ掛かった薄めのレンガ色。開けたては、燻ったあと湿らせたような、何となくビオを連想させるような独特の香りがします。口に含むとマラスキーノチェリーや干したアプリコット、クランベリー、ラズベリーなどの小さな赤い果実の香りがします。ミネラルの硬質さと、わずかな甘み、そして石灰やカルシウム的な旨みをもつ味わいは、意外と重厚。購入価格は、1,800円あまりですが十分OKな価格ではないかと思います。
2011.06.07
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本日のワインは、バローロ・ピッコレ・ヴィーニェ1996年、生産者はアルマンド・パルッソです。パルッソと言えば、10年余り前、当時ワイン雑誌として隆盛を極めていたWinart誌、その表紙を飾ったこともある程のモダンバローロの旗手でした。現在は、ちょっと別のグループに属しているようですが、3年位前に飲んだブッシア2001の黒ラベルがめちゃくちゃ美味しかった記憶があります。今回のピッコレ・ヴィーニェは色々な畑からミックスされたノーマルバージョンです。さて、感想です。茶色掛かったくすんだガーネット色。立ててなかったのでちょっとオリが舞っているように思えます。グラスからは、カカオパウダーの様なチョコレート香、バラ、そして湿った木。口に含むと、来たのワインらしい冷涼な酒質が感じられます。時間が経つにつれて、ラズベリーを中心とした赤く小さな果実に加え、ワイルド・ブルーベリーへ、そしてインクなニュアンスも。円やかな白胡椒に少し黒が混ざったスパイス香。酸味は、やはりラズベリーを感じさせられます。そして、定期的に口蓋をリフレッシュする必要がある程の、細やかだけどビシっと敷き詰められたタンニン。三日目でもパワーは落ちませんでした。裾ものとはいえ、さすがバローロ、やっぱりパルッソ。
2011.06.02
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