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昨日午後からの雨がまだしとしとと続いている。窓から入ってくるのも秋の湿った風。これは台風の影響らしいが・・・梅雨前線は気温が上がり調子のときなので不快に感じるが、秋雨前線は暑さのピークは越えて下がり調子だからずいぶん快適に感じる。昔は秋雨前線を秋霖前線と言った。これを辞書で調べたらなんと秋霖と言うのは秋に徴収する税金なんだそうだ。秋雨よりも秋霖の方が侘び寂しい気がして気に入っていたのだが、とんでもない。そのせいかあらぬか、秋の歌は名曲が多い。(別にほかの季節をけなす訳ではないけれど)一日で言えば夕方の名曲が多いのと似ているのかもしれない。秋の歌・・・里の秋、小さい秋見つけた、誰もいない海、紅葉、赤とんぼ、村祭り、まっ赤な秋・・・もっとあるはず。夕方の歌・・・夕焼け小焼け、月、赤とんぼ、おぼろ月夜、雨降りお月、夕日、・・・なんだか出てくるのは童謡ばかり。よほど刷り込まれているのかなあ。でも、いつでも安心して?歌える歌だ。ソロでも、コーラスでも。それにしても、このごろ老若男女を問わずにみんなで歌える歌が減ってきたように思う。
2005年08月31日
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職安の隣にホームセンターがある。「父ちゃん、今日は職安行かへんのか」「そやな、いってこか、なんか新しいのあるかもしれんし」「ほなら、これこうてってくれへんか、セール今日までや」と差し出したのが発電機がついたラジオ。おまけに懐中電灯用のLEDと携帯電話の充電器の取り出し口もついているそうだ。うちの女房の好きなもの。保険である。防災グッズも好き。その血を引いてか、長男も「おとうさん、発電機こうときや」言われてみれば、例えば地震が起きて電気が止まったらまず困るのは水だ。井戸を利用できるので水源はいいが、ポンプが動かないとどうにもならない。そのために発電機なのだそうだ。結局めぼしい仕事は増えていなかったが、とにかくそのラジオを買ってきた。中国製となっている。「早くまわすとこわれることがあります」と言う表示。1秒間に1.5回転だそうだ。1分まわすと携帯電話は2分通話できるのだそうだ。懐中電灯は20分使えるとか。電池BOXがあるのもご愛嬌だ。試しにぐるぐるとハンドルを回し、電池が入っていないのを確認して?スイッチを入れてみると確かにラジオは鳴るし、結構明るく点灯もする。携帯電話をつないでまわしたら、まわしてる間だけ充電表示ランプがついたから、多分できているのだ。ちょっとしたエコ気分。「それなら充電できる電池を入れておけば?永久機関みたいなものができないか」ちょうどニッケル水素電池の買い置きがあった。入れてみようとしたら、仕様は単4、うちにあったのは単3でこれはどうにもならなかった。でも、結構重宝する道具かもしれない。せっかちの自分としてはせいぜいオーバーレブに注意すること。昨日も風呂水が濁っていたので炊き直したら底の水栓を忘れていて次に入った母ちゃんに叱られた。「お湯がないやん!」空焚き安全装置の確認はできたんだが・・・
2005年08月30日
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どうも書き落としが多くて困る。出生数が減少するのを移民を利用してアメリカは対応してきたと言う話があった。海外から安い労働力を流入させ、きちんと課税してきた訳だ。そのかわり参政権も認めた。そうして社会保障ができるような資金源を確保した。これは与党側の話。なぜ出生率が低下したかと言う理由で、あるコメンテータ(はげ頭の時々見かけるおじさんだ)は、「女が女であることをやめたから」と主張し、高樹澪氏の反発を買っていた。このおじさんのもいい加減暴言だと思う。「女が生もうとしないのだ」と「女の権利をもっと認めろ」男の私が見ても育児については女性の負担が大きいと思う。「夜中に泣かすな」と言うのは昔時代劇によく出てきたシーン。すみませんと女房が答えるが、どう見たって男の論理に無理がある。泣くのは赤ん坊であって母親の制御下にある訳ではないのだから。学校の世話役も、サラリーマンの父親には回ってこない。専業主婦と自営の数少ない男でやっている。育児休暇だって消化されていない。一番欠けているのは、子供を社会の財産としてみていない意識にあるのではないか。一方で不妊に悩む女性もいる。「あ~産むんじゃなかった」と言う人もいるかもしれない。その多様性を認めなければ社会は回っていかないだろう。で、今の郵政民営化の動きを見ていると、これがどうも多様性を認めない動きへと流れていっている気がする。それと、障害児を育てていて一番心に残った言葉。「障害を持って産まれてきたことは不幸ではない。日本に産まれたことが不幸」施政者にはぜひ聞いてもらいたい言葉だ。
2005年08月29日
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選挙の公示を明日に控え、政党の討論会が各局とも忙しそうだ。フジテレビでやっている。見たときにテーマになっていたのは少子化対策だ。『今の児童手当は少ないと思うか』と言う進行係の質問に全員が『思う』と答えた。リップサービスもあろうが、与野党とも少ないと言う認識はある。じゃあどうするんだ、すかさず民主党がマニフェストに言及。自民は「絵に描いた餅」と批判。まあだいたいこのパターンなのだが、自民は不満、民主は不安とはよく言ったものだ。しかし、日本国民、自民以外の政治を知らないのでいわば政権交代は「未知との遭遇」だ。自民は今までの実績を訴えるが近年の地方切り捨ては尋常と思われない。強者の論理に則った、金持ちのための政治だ。階層の二分化を促進し、一部の富裕層と多くの貧困層を生み出す。資源は一定、分配をどうするかだけの問題なのだ。世界的にそうなんだが。一度覚えたあまい汁はなかなか忘れられない。「ちょっとした妥協か辛抱」で解決できると思うのだが。夏の冷房は普及しただけにやめられず、それがエネルギーの更なる消費を招き、ますます暑くなる。四方を田んぼに囲まれた我が家は結局この夏、冷房をつけずに秋を迎えた。そろそろ大きな布団が必要かもしれない。腹巻きにはお世話になったなあ。
2005年08月29日
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武部幹事長がテレビ番組の中で07年度の消費税増税を発言したと言う。すごい度胸と言うか、過去に選挙前に増税を提案したとき、自民党は敗北している。それをあえてやると言うのはよほど自信があるのだろうか。高支持率に気を良くしての行動か?小泉氏は来年9月で引退すると言っている。その本心はともかく、これでは『郵政をごり押ししたから儂はこれでやめるよって、あとは増税賛成も数の上で信任得とるからあとはよろしゅうに』ではないか。無責任内閣?利用目的税と言うが、そんなものを監視することが果たして可能か、疑問だ。赤字国なら赤字国らしく、不要な経済援助をやめればよい。『使わない』ことが赤字対策の基本だろう。郵政省の職員が26万人とか言うが、安月給の26万人ではないのか。問題は超高給の官僚ではないのか。職安で郵便配達員を募集しているが、月に6万ほどの給与を条件として出している。現場レベルではかなり緊縮だと思う。一方で天下り、超高額の退職金・・・官僚こそあかじのげんてんではないのか。郵便局だけ民営化して何がよくなる?どうもわからない。新聞広告ででも説明してくれんかなあ。
2005年08月28日
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今日は市内の合唱団を集めた合唱講習会。新しい童謡コンクール発表会の一環として(前座という方がふさわしいか?)地元合同合唱団の養成である。発表会の前に2度ほど練習がある。実は、それぞれの練習の余計に割り振られる歌なので、どことも練習に熱が入らない。講師の先生は東京からやってくるのでその落差にまず驚かれる。音大出身がぞろぞろいる都会の合唱団と違い、おばちゃんのかき集めみたいなのだからその差は大きい。初めてやってきた先生は音がとれてない!と怒りだし、担当者がなだめに入ったこともあった。そのうち理解も進み(妥協も進み)ここ数年は楽しくやっているが、指摘は厳しい。ちなみに、私の属するグループは音大出のいない特異なグループだ。そして、指揮者が来ているのは、うちだけ。『久しぶりに歌えたよ!』と喜んでいた。さて、合唱は声で作るのだけれども、声楽ばかり集めるとろくなものにならないと言う。ピアニストを集めるとそれなりの合唱団になるのだそうだ。講師先生の論を借りるなら、「できるだけたくさんの歌を歌いなさい。発声と言ったって、童謡を歌うときと宗教曲では全く発声は違うし、また発声のトレーナも、自分の属するパート以外ははっきり言って素人だ。腹式呼吸など基本的なことに問題がなければ、できるだけいろんな歌を歌い、いろんな発声ができるようにする方が楽しい」ということだ。アマチュアは好きでやっているのだから、これからは発声の時間を歌う時間に充てようかと思う。基本的なことができていれば、響きをつけること、はっきり発音することで田舎町での演奏は十分かもしれない。しかし、やはり基本は大事だと思う。妥協せず、負担をかけないでと思うが、実践は難しい。今でも、アニーローリーや荒城の月など練習に使っている。しかし、最近昔の定番曲を知らない若者(と言っても十分中年だが)層がいて、面食らうことがある。『庭の千草』を知らないと言うから驚き。
2005年08月28日
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昨日の「とにかく面接を受けてくれ」と言う仕事で、登録票を出しにいく。PCスキル・資格と言うシートがあって、書き方がわからなくて尋ねたら、「自分の力を自分で評価して書け」とのこと。私なりに派遣会社と言うのは「この人はこれこれの能力を持っています」と看板をつけて人を売りにいく(表現がまずいか、人身売買みたいで)仕事だと思っていたのだが、これでは「この人は『自分はこれこれの能力がある』と言っている。嘘かもしれないけど使ってみませんか」と言っているようなもんじゃないかと思うのだ。いったい何を理由に労働者からピンハネするんだろう?会社は品質保証さえしないのだろうか?「うまいかどうかわからないけど買ってよ」と言うような八百屋みたいだ。私は賭けの対象みたいなものか?「ま、使ってみるか、初期投資は電話代とコピー代くらいで、よければあとは確実に稼いでくれる。だめなら「派遣先が断ってきた。キミにあいそうなのがあればまた声かけるよ」位で帰ってもらえばいいし」これは圧倒的に使う方が有利だ。しかし『マスターしている』のAはなかなか書きにくい。このごろのアプリなんか、マニュアルもなくて例えばエクセルの理解度7割以上とは書けても『完璧』はかけない。やればやるほど知らないことが見つかる。『完璧』と書いてくる人があったら私はそっちの方を疑う。結果、Bがたくさん並んだ・・・
2005年08月27日
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思考の中断で書き残しができていた。ま、そんなわけで漬け物屋さんの社長にいつ会えるのか、電話をしてみる。「いやあ、maetosさんごめんなさい、何度も電話してもらって」(そりゃあそうだ、求人票に6日以内に返事する、と書いてるくせにもうほとんど20日だぜ)「どんなもんでしょう、社長にお目にかかれる予定は」「もう書類は総務に回ってるはずなんですがね。もう小一時間で戻ってくると思うので早急に打ち合わせます。それから電話入れますから」で、実はこれに先立って職安に行ってきていたのだ。職安の方も、求職企業から採否の報告がないと担当に連絡を入れるらしい。これは前職でもよくあり、その度に担当者に注意していたものだった。(監督不行き届きで何度かわびも入れたからあんまり大きな顔はできないが)職安担当 「昨日問い合わせてみたんですが、担当不在と言うことで」どうやらこれがプレッシャーになったのだろう。前回とは声のトーンが違っていた。さては居留守を使ったな、まあ中小企業の実態もわかるが、あまりごまかしが多いと、企業体質を疑う。これは経営理念の問題でもある。お客様に誠実に、と言うのはどこの企業もやっている。しかし、労働者にも誠実かと言うと、これは疑問符の方が多かろう。「まあ、辛抱してくれや、会社も苦しいんや」「もうけが出たらなんとかするから」私も何度か使った言葉だけに、心苦しい。
2005年08月26日
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昼過ぎ、PCサポートの会社の社長から電話がかかって来た。「この間の結果、聞きましたか?」「いやまだ聞いてませんが」「おかしいな、職安から問い合わせがあって×だったと答えたら、本人には職安から伝えると言うことだったんだけど」[おいおい、あんたが直接返事をよこさないで、どういうことだ?]「それで今度新しいのがあってそっちならどうかと思い連絡したんですが」「それはありがたいが、もう1件応募してるのがありましてね、そっちの結果待ちなので」「月末にも始まる仕事なんで、面接だけでも受けてもらいたいんですが」[ともかく売り上げは確保したいってことか?]この会社は派遣なのでともかく仕事をとってきて、誰かにやらせれば利益が上がるのだが、人の採用をどう思ってるんだろう?履歴書を集めて、個人情報があればそれをもとに仕事をとっていく、と言うやり方か?それでピンハネするのなら楽なものだろう。[ ]の中を言えないのはまだ身分が決まってなく、正面切ってケツまくれないからなんだが、派遣の会社のスキルを考えてみると本当にわからない。派遣料の3割くらいははねないと利益にならないと思うが、派遣されるスタッフの能力次第で料金が決まるはずなのに一律で給与を決めている。派遣されるスタッフのスキルを持っていてはじめてピンハネの理由が出てくると思うのだが、それもあやふや。結局出資者の資本の論理に行き着いてしまうのだろうか。どうもこのところそういう被害者意識がはたらく。その一方で[郵政の公務員を減らせ]論をぶっている人がいる。本当の悪は無駄遣いであって、郵政というのは手近なスケープゴートじゃないのか?悪質官僚をなくすれば相当埋め合わせが効くと思うんだが。どんな事業も、最後は結局人の手の質なんだよ。
2005年08月26日
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ネットでおだててもらったらすぐ図に乗るのが悪い癖。台風11号、結局関東方面に進んだようで・・・それにしてもこの夏の台風はずいぶん素直なコースだったと思う。夏の台風はほとんど迷走で、高気圧に吹かれまくりながら進む。あっちと思えばこっちに行き、やきもきさせられる。今年の台風はそれがない。で、例によって今日の洗濯物は?と衛星画像を見る。九州の西に台風が呼んだ雲の固まり。日が射している。風は弱くなってきた。「よっしゃ外や!」と決めて干し、なんとか3時間持ってくれ!果たして2時間後、にわか雨。15分ほどでやんだが、相当大粒の雨だった。あわてて屋根の下に入れる。見事にお湿りの上、台風での湿気呼び込みのせいか、午後になってずいぶん蒸し暑くなってきた。大きくなったゴーヤを取り込み、ピクルスを作る。新聞に載っていたレシピだが、1時間もすると例の苦みは感じなくなってきた。これなら夜には食べられそうだ。もう少し甘い方が好み。スパイスが鷹の爪とロリエでやや不満。もう少し爽快感のあるスパイスが欲しい。セージでも放り込んでみようかな・・・
2005年08月25日
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台風11号が本土に接近中。昔のラジオの天気予報では「本邦」と言っていた。昔風ならば「本邦南海上には台風11号があって中心気圧は950ミリバール、中心付近の最大風速は50mで北に毎時20kmの速さで進んでおります。中心から半径110キロの円内では風速25m以上の暴風雨・・・」と言ったところか。昨年は立て続けに3個の台風にやられ、隣町にも一つ上陸した。トタン屋根が吹き飛ばされる、木が倒れるなどあったが今年もシーズンだ。どうも東海あたりへ来そうに思うが、油断はできない。朝からかなり強い東風が吹いていて、窓は全開にできない。全開にしたらたださえ散らかっている我が部屋が総裏返したみたいになるだろう。窓際にゴーヤが大きくなっているのがある。3年目ともなるとさすがに連作障害が出るようだ。ヘチマほどあるようなのがなっていたのに今年はミノムシがぶら下がっているよう。しかしそろそろゴーヤも終わりだな。秋風と呼ぶにふさわしい台風の風。「野分」です。ああ、久々に源氏物語も読んでみたいけど・・・
2005年08月25日
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お~い、母ちゃん ちょっと来てみい と、天井の虹を見せておもしろがっている。ふんふん、きれいやんか。とうちゃん、ちっとは机の上片付けたらどやお前はロマンのわからんやつやな このきれいなのおもろいやんか片付けんかったら風水が悪うなる 片付けへんから失業すんねん・・・・・チョン
2005年08月24日
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女房がヒョウソで爪の下を切開したため、水仕事がすべて回ってくる。そう長期ではないと思うが、女房のありがたみがわかる。私は料理を作るのはそう苦痛ではないが、片付けが下手。おまけにどこに何があるのやらわからないので質問の連発。調味料の開発をやっていたから大概のものは作れるのだが。朝から曇っている日、これからどう天気が変わるか。降るのか降らないのか。これは大問題だ。最悪乾燥機の使用になったらメータもよく回る。気象衛星からの映像を見ると、九州西部に雲の固まり。「よっしゃ、干せ!」と外を選んだ。結果は大当たり。暗くなるまで雨にはならなかった。本日の当地予報。降水確率50%、午後は回復と言うことだったが、見事に外れた。ただ、夕方(本物の)虹がでていた。雨が降ったところもあったのだろう。どちらにしてもはずれ。雲を見ながらの素人予報が当たることもあり。
2005年08月23日
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昨日の雨模様とはうってかわり、今日は快晴だ。強い日差しが差し込み、今日も暑くなりそう。ふと天井を見上げると虹が出ている。?と思い、机を見てみるとCDRに太陽が当たっている。それを反射してきれいに分光している。まさに「天井の虹」だ。本当ならば「天上の虹」であって、コーラスの一つもできるかなと思うのだが、お昼が近くなってくると「天丼」の方が実用的かと。試しにCDROMをのせてみた。これだとなぜか反射光が薄くなる。反射率の問題かもしれない。今はあまりついていないが、少し前にCDRを買うと保護用に上下に1枚ずつ透明のポリカ板が入れてあった。これを見つけたので実験してみたらこれはさすがに反射率最少で非常に暗い。結局CDRが一番・・と遊んでいたら大きな雲に太陽が覆われてしまった。で、忘れないうちにと日記を書いている。今日の求職活動は午後だな・・・
2005年08月22日
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昨夜、来年の1月に上演するオペレッタの打ち合わせに行った。隣町になるのだが、10月に合併で新市の同じ町になる。それを記念して幾ばくかの補助がでるので、今回実行に踏み切ったものだ。キャストからスタッフから、すべて地元でまかなうので声がかかった。田舎町で混声合唱となるとどこもかしこも「男が欲しい」のは共通の悩みである。少数精鋭?を自認する我が団も例外ではないが、いくらかは力の足しになろうかと参加を決めた。演題は(と書くと落語みたいだが)シンデレラである。地元で有名な高校の先生(既に故人であるが)の書き下ろしで、その先生の教え子たちがかなり参加しているそうだ。こんな場では、本当に不思議な「縁」を感じる。「え、あんたなんでこんな所にいてるの?」「なんや、お前もか」と言ったふうな。ともあれ、成功のために注力。ただし、出演の多いスケジュール。9月から毎月1回は必ずステージをこなさねばならないので、12月まではほとんどお預け状態になるだろう。
2005年08月22日
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選挙のために問答になるのが「責任政党としてこれだけのことをやってきた、野党は何もしないで耳ざわりのいいことを言っているだけ」「こんな漠然とした言葉だけでマニフェストとはいえない。期限や目標を具体的に示せ」自民党政治はもう50年も続いてきた。そこには繁栄もあったが、莫大な借金もできた。なぜそうなったのかというところを共通の認識として持たないと、どう増税するのか、それとも低負担・低福祉に持っていくのか、我々が今まで積み立てたつもりの年金や保険料はどうするのか、この辺りが全くわからない。一番出したくない問題なのかもしれないが、国の株主としては公開してもらわないと困る。自分の作った暗部も明らかにしてほしいのだ。それを明らかにしないで郵政民営化だけを強調されても理解できない。また、今回民主党に対抗してか、出した自民のマニフェストでは、郵政以外の項目は確かに何も言っておらず、「白紙委任してくれ」に近いものだと思う。マニフェストは確か民主党が初めて提唱したと記憶している。こんな横文字を使わなくても、「施政方針」とでもしてくれる方がよほどわかりいいのではないか。方針や目標を文字にするのはいいことだ。経過途中においても進捗状況がわかるし、突発的な障害に対しても理解を求めやすい。中小企業のやっている方法だ。小回りが利くようにしないと、「ダム建設の方針が一度出たらとめられない」と似たようなことがいくらでもおきる。それこそが財政破綻の原因ではないか。
2005年08月21日
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NHKの番組を見て思った。フィリピンで水道事業を民営化したところ、水道料金は値上げされ、水道会社は破綻してしまったと言う。その会社はフランスの企業との合弁だったそうだが、フランスの技師は高給をとり、破綻すると見るやさっさと引き上げてしまったそうだ。イギリスでもサッチャー時代に民営化をしてこれも行き詰まった。現在ではNPOが運営し、事業も水道に特化しているとのことで、利益は住民に還元されるそうだ。公共事業が悪い訳ではない。チェック機構が働かず、使い放題と言う結果が累積赤字なのだ。まず経費カットをどうするのか。それをするために何をする、と言うのがまず検討されるのが普通と考えているが、まず民営化すべき、と言うところから小泉氏は出発しているから今回のようになるのではないか。民間から知恵は出させても、それを実行しないのが今までだろう。民営化してすべてうまくいくと言うものではない。そのことを実例で示していた。NPOの代表がいっていた。「住民の利益のために働く」これは大事なポリシーだと思う。「自分が利益を得るために働く」企業は、発展しない。嫌われるだけだ。既得権益を明らかにし、その合理性を追求して初めてコストカットができるのだ。天下りに使う費用など、認めるべきでない。高々3年ほど勤めて何千万の退職金など、全く合理性がない。郵政の問題も、ここから利益を上げる発想で進めると、同じようなことになる可能性がある。ましてや資金のある郵政だ。ハゲタカどもがアメリカから虎視眈々だろう。民営化と、コストカットは何の関係もないことに気づかなければならない。言ってしまえば、金の流れ先が変わるだけなのだ。利権は相変わらず。問題は既得利権構造なのだ。いっそ、最高賃金の設定はどうだ?一定額を超える分は税金とし、超高級車にのれなくする。石油消費にブレーキがかかる。温暖化防止になる・・・ここまで書くと言い過ぎだろうが。しかし、贅沢な生活って何の意味があるかを問い直すときじゃあないだろうか。自動車だって作り過ぎだと思う。資源の豊富なアメリカでさえ原油は高騰しているのだ。
2005年08月20日
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駒大苫小牧高校が高校選手権で優勝した。北国のハンディを克服して連続優勝、しかも準決勝では地元と言う見えない敵を相手にまわしてだから、本当に強いのだろう。大げさにいえば冬は雪に閉ざされる訳で、少し前なら特に西日本は北海道は「カモ」にしていた。初戦は東/西どうしで当たらないようにしているから、相手が北海道なら「楽勝」だった。それが今は見違えるようにタフで、強くなっている。基本にも忠実で、守備もがっちりしている。池田高校が初出場したときの「やまびこ打線」を思い出す。徳島の池田高校も、今でこそ吉野川の河川敷に立派な練習場を2面も持っているが、30年も前に初めてその横を通ったときには本当に小さな学校だった。「これが高校?中学じゃないの?」と思ったものだ。考えてみると、昔の常連と今とは変わってきている。四国でいえば高松商業、松山商業、土佐高校、徳島商業の名をこのところは聞いていないような気がする。中京、平安、浪商、報徳、箕島またしかり。逆にどこにあってもいいような、汎用的な名前の学校が増えた。新設の高校では野球が名を売るのに手っ取り早い、とは考えたくないが・・今年は大会直前に部員の暴力事件が発覚して取り消しになったところがあった。残念だっただろうが、ぜひ来年も参加してほしい。事実をもみ消そうとした大人の方にすべての責任がある。よかれと思って報告しなかったと言うことだったが、高校生には意思の如何に関わらず、結果に責任を取らねばならないのだと言うことを知ってほしい。
2005年08月20日
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今日から?かな。クマゼミの声の中にツクツクボーシが混じっている。ああ、だいぶ秋が近づいたんだなと思う。ヒグラシは暗くなってから聞いたように思うので夏の終わりの蝉がそろってきた感じだ。それにしても今年は体感熱帯夜が一度もなかった。何なんだろう?それはそれで実にありがたいことなのだが、毎年苦しめられてる寝苦しい夜が一度もないと言うとやはり異常かなと思う。四国は干上がっているし、北陸は水害と来ている。貧富の差が大きくなるとこうなるのかな。あるとこにはあるけど無いとこには何も無いと。「努力したものが報われる」時代から「努力しても報われるとは限らない」「努力しようにもしようがない(米騒動状態か?)」にはなってほしくない。もっと均一化されないのかな。
2005年08月20日
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なんかマジかい?と言う印象。フジTV買収騒ぎの時に「カネさえありゃいいもんじゃない」と非難した方々(本人も自民党に言われたかねえよ、と思ったことだろうが)がでてくれと言うんだからなんか自己矛盾そのものって感じだ。でも、記者会見を聞いてるとやっぱり「強者の論理」でしかない。東大出のやつは・・・と、つい言いたくなるのだ。広島6区。亀井氏は好きではないが地元の顔ではあるだろう。そっちの方がまだマシかと。立候補のために住民票を移すとかしてほしくないね。
2005年08月19日
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漬物屋の面接から10日ほどになるがなんの連絡もないので問い合わせてみた。「お忙しいところ恐れ入りますが・・・」というわけだ。返事は「社長にあってもらうスケジューリング中です。もう少し待ってください」これでは「よろしくお願いします」としか言いようがない。採用側にすれば採否の連絡は一日の1つのジョブでしかないのだが、採用される側はともかく結果がでないと次に進めない。条件の良いのを見つけてもどうすることもできないのだ。実は自分が採用するときにも困った。募集が公開されて、一番早く来た人と遅い人の差が3日あった。1人の募集に10人来ている。基本的にスキルの低いのはともかくとして、3人ほどに絞るのにも時間がかかるし、ルーチンの仕事もある。たまりかねた一人が「早く結果を出してくれ、ぼやぼやしていられない」と電話をしてきた。「こっちにも事情があるんだ」とやり合ったが、今になって彼女の気持ちはよく分かる。希望の給料はだんだん下がってくるし、通勤費がでなくても・・・とも考えるようになる。そのうち「日銭が稼げりゃあいい」となっていくのだろうか。不安。そんな中で「今日は練習だった?」と送り出してくれる女房には、全く感謝。これこそ出費オンリーなのだがそれにかえられないものがある。
2005年08月19日
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退職するときに、私が使っていたマック(7600+G3アクセラ)たぶん後使う人がいないだろうから、捨てるなら私の所に捨ててくれない?と話をしていたら、やっぱりそうなった。しかし今度の社長はしたたかで、「2000円で買い取れ」と言うことらしい。「じゃあ買います」といったら、盆の休みを利用して、元部下が届けてくれた。この部下もさらにしたたかで、「この液晶モニタはマック専用なので残してもじゃまになるだけ」と社長を言いくるめたらしい。部下はやはりかわいがっておかねばならない・・・で、もらったは良いがどうしようかと考えていたら、簿記を動かしたい、と女房が言って来た。そういえば、G4にインストールしたまま、退職してからほとんど私が使っているので女房はさわる機会がない。おまけに私の補完でつとめだしたからよけいに縁遠くなっている。この簿記ソフトは青色申告用のもので、OSは9以後と言うことになっている。中古で買った7600で、オリジナルは9が入っていたのだがページメーカーの動きが変なので8.6で使っていた。しかし9でも使える。(起動ディスクの変更)これを思い出し、明日はセットアップ。Miniを買わなきゃならないかなと思っていたが、助かった。(内心残念な気も・・・)
2005年08月18日
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政局や時事についての意見を書くことが多いのでカテゴリをふやした。本当はセットしてあるところからリンクしていくんだろうが、面倒というか理解していないので。(このあたり年を感じるなあ)この新党に近い感覚を私も持っている。綿貫代表の「ここまでいじめるのか」は実感だと思う。判官贔屓の地方では「小泉、そこまでやるか」という意識はかなり高いのではないか。折しも老人パワーがふえているときである。なかには老人票を取り込んだ民主党候補もいる。しかしこと自民についてはしがらみだらけの状態で地方の状況を無視できると思ったら大間違いだろう。それに、高齢者を含めいわゆる弱者が「助かるなあ」と実感できることを何一つしていないではないか。スタンドプレーは結構だ。北朝鮮から拉致家族を引き戻すのにその現場にいた。しかし、靖国問題を含め自分がこう思うことと人がそれをどう見るかという自己分析の基準が変だ。あまりにも乖離しすぎていると思う。でもこの夏は靖国へは行かなかったようだ。少しは気がつき始めたのか。中国や韓国のご機嫌ばかり伺うことはないが無視もできないだろう。アジアの一員であり、儒教思想や仏教文化を共有している。自分さえよければいいアメリカとは違うのだ。自衛隊と軍備の問題でも、日本で「国際救助隊」が作れないのかな、と思う。どこの国にも消防士はいるだろう。災害・高度救助専門の部隊を作り、それを派遣する方が理屈をねじ曲げた疑似軍隊よりもよほど感謝されるだろう。その代わり、訳の分からぬODAはやらない。これは先日墜落したギリシアでの航空機事故の時に連絡を絶った旅客機を探しに軍が動いた。それを聞いて思ったことである。
2005年08月18日
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失職とは何も関係ないからこの際新カテを作った方がいいかもしれない。東北地方での地震でプールに天井材が落ちてきたという。平米13キロと言うからかなり重い天井材だ。まともに当たったら首の骨を折るかもしれない。今回はプールの水に潜っていれば直撃は免れるだろうが水上にでていけない可能性もある。まだできたばかりの施設で、「想定外」かもしれないがこんなに壊れては大変だ。零戦の話ではないが、仮に布が張ってあったらはがれてもひらひらと落ちてくるくらいで済んだのではないか。エアコンやダクト、電線の配管などで見苦しいだろうし、プールという性格上空気の湿度も高いので保護のための天井材をなくすることは難しいと思うが、より軽いものを使っておけばこのような事態になっても安全なはずだ。紙でも良いかもしれない。たぶん、生産性やら施工のコストで、また見た目にきれいだというので選択されたのだろうが、「いかにあるべきか」を構想に入れねばならない。地震・雷・火事・親父という「こわいもの」だが、親父はさておき、雷も火事もいわばスポット災害で、ものの100mも離れてしまえばかなり災害から逃れられる確率が高い。しかし地震はそうはいかない。1kmやそこら逃げてみても、状況は変わらない。本当に怖いのは地震だろう。杞憂と言う言葉は、杞の国の人が「空が降ってきたらどうしようか」と心配していて「杞憂」という言葉ができたと言うが、天井が降ってくることは想定するべきだ。あり得ないようなことが起こるのだから、突然の衆議院解散や自民党の粛正が行われてもそう不思議ではないのだろう。首相の人気は高いが、政党としての体を疑われても仕方のない自民党。選挙惨敗はあるかもしれない。「角を矯めて牛を殺す」ことになるか、民主党の「漁夫の利」か、社共の「捲土重来」か・・・全部中国の故事だなあ。
2005年08月17日
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はじめて掲示板を見た。内容を見て、「うわ、こんなにも小泉支持がいるんだ」と改めて認識した。ただ、投稿者のほとんどが「ゲスト」なので、何人くらいの意見が反映されているのかが今ひとつ分からない。その中で目に付く意見がいくつかある。まず、「改革しないのは悪」という議論。その次に「小泉しか改革をできるものがいない」そして「いま民営化しないと将来に禍根を残す」なんだか政府の代弁みたいな感じもするのだが、そこまで情報操作が進展しているのだろう。「反対している人の大半は族議員、特定局長、郵政労働者」というような記述もあった。ほんとうにそうかな、と検証する方法は実のところない。マスコミの言うがままだろうし、いかにもそれらしい説得力があるから真に受けてしまうのだろう。その預かり金の用途に制限を付けるのは、国営事業としては当然のことだ。いわゆる仕手筋に資金を流して、回収できなくなることをおそれるなら、当然制限を付けるべきだ。つけずに運営することを預金者が許すなら、預金者自身が参入すればよいだろう。その方が手数料もかからなくて効率がよいはず。しかしそれを全部の預金者が望んでいるだろうか。これを公開し、アメリカの巨大資本の傘下にはいるのが民営化の第一歩だ。アメリカは、日本を大切にするような国ではない。沖縄の駐留軍の少女暴行事件など見ていれば明らかだ。ほかにも同じようなことは起きている。四国山中の戦闘機訓練だって、結局明らかにしなかった。安保条約も、日本を守る(むしろ日本にある米軍基地を守る」というべきだろうが)とかいてはいるものの他国のために誰が戦うかと思うし、付帯する農産物の輸入義務をみたって、日本を収奪する考えしかないのだ、というほうがよほど納得できる。若い人にはその辺が分かっていないのか、歴史が十分学べていないのか。尤も、事件の意味が持つことを歴史的に確定するには時間が必要なんだが、最恵国待遇の歴史とかは入学試験にも出ないのかもしれない。源平よりはそっちの方が今の役に立つと思うが。大学時代、「太平洋戦争は日本のアメリカからの独立戦争だった」と言った教授もいた。自分で考え、判断することの大事さを今回の選挙は問うているかもしれない。
2005年08月16日
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チューニングハンマーを手に入れたことを書いたまま、ほったらかしになっていた。アップライトピアノである。ばらした(もちろん弦が見えるように、またキーのカバーをはずすまでだが)ことは過去にもあったのでまあ問題なしに進んだ。http://www.geocities.jp/pf_daisuki/kai01.htmlのようなページを参考に作業を進める。まず弦3本のうち2本を鳴らなくさせるというので、フェルトをつっこんでいった。しかし実はこれも結構こつがいる。仲間がいれば箸のようなものでふれておいてもらう方が確実だ。無理にすすめていったが、音を止めるというのも結構難しい。一緒に求めたキットの中に、ゴムの音止めがあった。チューニングしたいのはCだけだし、そのユニゾンが崩れているだけのことを思い出し、隣の弦との間にこれを差し入れたら簡単に止まった。クロマチックチューナは大まかには教えてくれる。もちろんオクターブを変えて引いてもきちんと表示はしてくる。しかし、やはり感覚の世界が残っている。どうせなら周波数カウンタみたいに作って欲しいものだ。尤も電波と音波は一緒にはできまいが。この作業の間、雑音が入るといけないと思い、エアコンを切っていた。これが大変暑い。昔からそうなのだが、こういう作業をすると私はとてつもなく汗をかく。チューニングハンマーはものすごく力がいる、と書いてあったが、そうでもなかった。まず中央の弦をあわせ、それから右の弦、左の弦という風に日本ずつ同時にならしてユニゾンをあわせていくのだ。これは結構大変な作業だ。「うなり」を頼りに合わせていくのだが、1秒に何回のうなり、と言うのであれば割と詰めていけるが、数秒に1回のうなりとなると、これは大変だ。たぶんプロの調律師はこれを1回で聞き分けてしまうのだろう。このあたりがアマチュアの気楽なところと言うか、居合わせた3人ほどで「まあこんなもんやな」と話をまとめ、作業をやめてしまった。あまり違和感なく音が聞ければいいや、というレベルなのでこれ以上さわらないでおこう、と言うことだ。ピアニストにも聞いてもらい、「ちょっとまだ変だけど、辛抱できないこともないか」ということにした。そう、数秒に1回のうなりになると、相対関係が分からなくなり、絞めたらいいか、ゆるめるのかが判断できないのだ。素人の悲しさ!ともあれ、これで気分よく練習できる。
2005年08月16日
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やられた!と女房。ビールの自動販売機をこじ開けられた。今まで鍵を壊して売り上げや釣り銭を盗むのパターンだったが、逆にヒンジをやられた。これでは修理のしようがない。酒類の自動販売機は年齢を免許証から読み取って販売の可否の判断をするのだが、こいつが高い。簡単には導入できないのだ。参ったなあ・・・深夜まで店番するか・・・それもいいかも。それにしても腹が立つ。
2005年08月15日
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楽天のニュースを見て驚いた。山崎拓氏が「特別国会で法案成立をはかる」と言ったそうだ。実話だとすれば、暴挙と言うよりもこれはファッショだ。国会の私物化である。特別国会は内閣首班指名がその目的であり、「通常」法案審議は行わない。やるなら国会法の改訂が先だろう。「通常」しないだけという論法ならば、「実施に当たり配慮する」という口約束は全く信用できない。国会議員は法を遵守する義務があるはずだ。それを憲法からしてねじ曲げ、ねじ曲げ解釈をしてきたのがほかならぬ自民党だろう。憲法第9条の議論を避けたまま今に至っている。戦車でビルが建つわけでも、戦闘機で観光ができるわけでもないのだ。兵器は人を殺す能力しかない。「自衛権まで否定してはいない」といっても、そこにあるのは人殺しの道具だ。なし崩しの理論が通るかはともかく、隣国にしてみれば「物騒なものを持っている、自分も武装が必要だ」と考えてしまうのも無理からぬこと。でも、その疑心暗鬼のレベルにいるうちは、世界平和は無理。「だから武装をやめよう」と言っても最強国は言うことを聞かない。「世界のジャイアン」になりたがるのだ。
2005年08月15日
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零戦の続編。第二次大戦の戦闘機を見てみると、翼端が丸くなっているのは日本の戦闘機の多くと、イギリスのスピットファイアくらいなものか。グラマンにしろメッサーシュミットにしろ翼端は角張っている。この違いはなんなのか。昨日の番組の風洞実験で翼端が角張るとそこに渦が生じて抵抗が生じるとあった。そして燃費が悪くなるのだが、資源のない日本ではそこまでやらざるを得なかったのか、あるいは飛行体としての完全主義の追求の結果だろうか。アメリカは「とりあえず仕様にあうものを作ればいい」的な発想だったか。作りやすければいい、重くなってもそれに見合うエンジンを乗せればいい、防弾で更に重くなるならもっと大きなエンジンを。的な感覚ではなかったのか。そこには資源大国の発想がある。「いるものは使え、あるものは使え」だ。で、その便利さの追求の陰に環境破壊もあるように思う。日本の軽自動車のエンジンはアメリカで受け入れられるだろうか。プリウスは受け入れられたようだが、もっと小さな自動車はどうだろう。ガソリンの価格も高値更新を続けている。いつまでも大量消費は持つまい。今日の日記は推測ばかり。でもあながち大きなはずれではないとも思う。
2005年08月14日
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夕べ久しぶりに夜更かしをしてNHK教育TVを見ていた。いわゆるゼロ戦(零式艦上戦闘機)の設計開発者と海軍の軋轢のストーリーである。今の小泉方式を見ていると、ゼロ戦を生み、そして滅ぼした海軍のように見える。零戦2号と言うのが(昔の記憶では21型と思うのだが、定かでない)翼端を丸から角に変えて製造しやすく、またエンジンを大きくした結果燃費が悪くなり、航続距離が短くなった。そのため戦闘能力が落ちた。11型の大成功が生産性向上、さらに大馬力のエンジンをと言う方向に進めたのである。悪化した航続距離を回復するため、翼の燃料タンクを増設した。しかし被弾についての対策を講じなかったために返って火災を起こしやすくなり、被害を大きくした。このことは技術者/開発者の懸念するところだったと言う。また、戦闘能力を確保するために防弾の対策は全くとられず、そのために急降下の速度が大きくできなかったと言う。機体自身が弱かったのだ。アメリカのグラマンは大馬力のエンジン、パイロットの保護性能、消火装置などを備え、急降下にも頑丈な機体で、ゼロ戦から逃げ回った。物量も豊富だからこそできたのだろう。さらに思想の違いは人材の確保と言うところが大きかった。かたや「貴様の命は1銭5厘」の特攻を命じ、腕のいいパイロットがいなくなった。パイロットの命を重視することを第一義にしたアメリカとの差は歴然だ。今、国鉄とNTTの企業化で一応の成功を見ている。(実際はまだ半分公社みたいなところもあるが)これがゼロ戦11型に見えるのだ。そして生産性向上のため翼端を切って流体抵抗が増え、全体としての性能が低下した21型を技術者(現場)の意見に耳を貸さずに開発を命じているのが郵政民営化の現在に重なって見えてしまうのだ。なによりもよく似ているのは「誰も責任を取らないこと」これだ。
2005年08月14日
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失職のカテゴリと違う内容にいってしまっているが、この失職状況には資本の論理と労働の需給の問題が深く関わっているので・・・「あんたは私の案に反対したから公認しない」「公認されたからと言うだけで魂まで売った訳じゃない」「地元の発展に尽くしてくれた人」地元の発展というのは要するにカネを引っ張ってきたことか、と勘ぐりたくもなるが、後援会なりに信頼感で結ばれてきたのだからそれを解消しろと言われても簡単には納得できまい。ジュリアスシーザーではないが、人を動かすためには理性に訴えるか、感情に訴えるかのどちらかだ。ビジネスの世界では前者でないと困るのだが、政治だとそうばかりもいくまい。旗色の悪い方に味方したがる(と言うと言い過ぎか)人情というのがある。「おらが村の先生様になんちゅうことを」という感覚だが、ムラ意識を小泉さんはきちんと理解していないのではないか。飛躍するかもしれないが、ガキ大将とおぼっちゃまのけんかのように見えるのだ。「中央の言うことに従え」「地方の事情を無視している」私にとっても郵政の問題よりは自分の収入や生活の方がより切迫している。ガソリンは天井知らずの高値を付けているし、なかなか仕事にもありつけない。地方では自動車がないと高速移動ができないのだ。自転車には限界がある。通勤の範囲もガソリンで制限を受ける。子供たちが親を見る目も変わってくる。自分で独立することのリスク、労働者としてのリスクを知ってくれればいいが、「うちの親父はダメだね」と考える方が手っ取り早い。もちろんそれも外れちゃいないが・・・郵政の問題も大きいことは分かっているが、どうも拙速で、代替の財源というつっこみが浅いという印象を払拭できないのだ。障害者自滅支援の問題もそうだ。障害者の収入を考えずに払え、払えの号令。払えない人は考慮する、何を、どの様に?のところで答えがない。ぶっちゃけた話、企業の収益をすべて税金として吸い上げることを何年かやればできないことではないのだ。「自分の幸福のために稼いでいる」はずだが、努力と成果が比例しないのはどこにでもあることだ。「他人のために稼ぐ」のも自分に返ってくる・・・・と、昔から言うのだが、現実にそれをした人がいないので、説得力に欠ける。
2005年08月13日
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よりによって123便の事故の慰霊の日に起きたトラブル。ブレードが損傷したと言うから相当硬いものが吸い込まれたか、脱落したか。ニュースを見ていたら、本当に火を噴いているから驚いた。しかし、こんなトラブルが起こるたび、人件費とコストと儲けのバランスをいつも考えてしまう。異常を感じるのは人間、予想も人間しかできない。その技術は短時間では身に付かない。育成コストがかかる。一方、売り上げはハワイで数万円。それで旅行会社の費用、航空運賃などが消える。目の前の利益を上げられなければ経営の首が飛ぶ。人件費を減らす。会社の取り分を増やす。安全のリスクは経験論で語られる。旅行者が旅行のコストを考えるときに「Aの飛行機は墜落する可能性が○○パーセントあります。Bは価格が高いですが、可能性は低くなります。墜落したときの保障は・・・」などとやるとどうなるだろう。いったん下がった価格はなかなか戻らないが、適正なコストかどうかをまず考えるべきだ。売る方の論理も、買う方の論理も、直接ぶつかることは少ないだろうが、「安い理由」にはそれなりの背景があるのだ。政治も産業もばくち的になってはいないか。
2005年08月13日
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岡山市長を引っこ抜いて岡山2区の候補にする。反対候補をたたくため。小泉さん、ポリシーに欠けるんじゃないの?わかりやすい図式だけど、これはきっと破綻する。「自民党公認」というのは、政党として責任を持つってことだろうが(尤も政党が責任取ったのは見たことナイが)地方の時代と言い、地方自治のエースと言ってきたのはだれだい?「彼は野心を持っている」こういう言い方はやめて欲しい。「中央官僚になりたがっている」「今まで仕方なく地方にいたのだ」の方がわかりやすい。それを認めた上で、「彼にはこれこれのスキルがある、あるいは育ってきたから国政に参加する」でないと筋がとおらんのじゃないか?しかし岡山市民こそ迷惑だろう。桃太郎を持って行かれるようなモンじゃないの?そうするほかない自民の懐具合なのだろうか。いっそ「君にもできるよ!国会議員」なんてのはいかが?
2005年08月12日
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息子が帰ってきた。友人の家でも娘が・息子が帰って来るというような話題が多い。そう、毎日が日曜日状態だと、何より曜日の感覚がなくなってしまう。息子の勤務先は結構大手なので休みもしっかりしている。家の周りの掃除はずいぶんやっていない。久々に見てみると、隣との境界に花がはみ出していたり、テッセンのつるが侵略していたりと、結構迷惑をかけていたので剪定ばさみでばさばさと切ってしまった。境界は田圃ばかりだから直接被害がどうとかはないが、見た目が悪い。やっぱり失職中というのは家の外で片づけをするのにもちょっと気を遣ってしまう。かっこわるいという意識がそう思わせるのだろうが、そう感じなくて済むようになってくれると良い。「仕事させてもらえませんか」と、どこに行っても断られるようではこれも困るが、それは「スキルがない」と言うことで納得もできないわけではない。しかし「あのごろつきが」とは思われたくない。これが最近引っ越してきた状態で「隣は何をする人ぞ」なら気楽でもあるのだが、生まれたときから住み続けているとそうはいかない。田舎の厳しさ?ともかく掃除のおかげですっきりはしたが、生け垣のあちこちが穴あき状態だ。これを直さなきゃいけない。そうなると「盆も仕事している」という輩の声が聞こえてくる。田舎も防犯上はいいかもしれないがそれなりに大変だ。
2005年08月12日
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この悪法を原案通り通過させるという厚生労働大臣。詳しくは www.arsvi.com/0ds/200502.htm をはじめとする記事を見ていただきたいが、およそ障害者の生活の現実を知らないものが勝手に考えた「節約(切り捨ての方がよりイメージに近いか)のための法律」だ。障害者が働けない社会構造を作っておいて「その構造の中で働き、金を稼げ、でないと命はないぞ」というのが障害者とともに暮らす者の解釈だ。今まで無償だったことを、有料にするというのだ。「君たちはそれだけの利益を得ているだろう」が政府の言い分。それ以上の不利益を被っているのが分からないのか。国会議員というやつは「国民の代表」と思っているのかもしれないが、ならば乱数で選出された者こそが真の代表だろう。「立候補できるだけの選挙資金を持っていること」というフィルターがかかるだけで、すでに偏りがでるのだ。障害者の生活なんて、わからんだろうなあ。傷害の多くは、本人の責任でない。例えば無謀運転で手や足を失ったなんてのはごく少数。訳の分からない病気(ALSなんかそうだ)、知的障害なんかたまたまそうなっただけなのだ。議員がなってみればよい。八代英太という車いすの議員がいる。郵政で反対してどうも干されるようだが、この人は後天的な事故で脊椎損傷と言うことだ。もっと障害者議員を増やさないとだめなのだろうな。でもそこまでしないと理解できないほど国会議員というのはボケの集まりか?とにかく死人にむち打つような、いや、死にかけの人にむち打つような法案だ。「金がなければ生きることも許されない」のだ。救済の方法も「配慮する」では、納得できない。
2005年08月11日
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村総出の墓掃除。で、うちは極細々と商売もやっているので参加者に配る牛乳を注文してもらっている。それを牛乳屋まで取りに行かなくちゃならない。(方言で言うと「取りにいかんなん」なのでずいぶん打つのも短いんだが)農家が多いので夏草があふれていても草刈り機であっという間になぎ倒される。酸素を作ってもらって有り難いが、お盆のイベントもあるので刈り払ってしまう。草を集めると山になる。こう二酸化炭素による温暖化が訴えられると燃やすのにも責任を感じるが、微生物による分解でも結局そこに行き着く。それにしても、夏は強い日差しのおかげで草の山は見事に嵩が減っていく。田舎はのんびりしたものだが、たとえば東京の草刈りなんてないんだろうか。人手にも、積んでおくところにも、最終処分にもずいぶんコストがかかるのでは?と思う。場所がないところもあるだろうし。東海地震で東京が被害を・・・という話題は耳新しくもないが、それで発生したゴミの処理となるとこれはほとんど「首都壊滅」なんじゃないか。神戸には六甲アイランドという広い空地があったけれど、人口から言ったってそのゴミはほとんど10倍以上あるはずだ。そこに人命優先の生活が来るんだから、おにぎりだのパンだのと言うより、人間も含め排出する方の始末がよほど不潔で人命に関わるのではないか。空腹の辛抱と排泄の辛抱は空腹の方がまだマシだ、というのは昔から言われている。流出路を確保する前に流入が起こると滞留になる。大量消費になれた身には厳しいんじゃあないだろうか。・・・とよけいな心配。でも、うちででるゴミの大部分が食品の包装資材なのだ。
2005年08月10日
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比較的まともな?面接。給料が曖昧なので少し相談させて欲しいと言うことなので、まあ好印象で迎えられたのかな?人によって付く手当やら付かない手当で、結構社長の意向次第、と言うところがあるのだろう。ワンマン会社の長所というか短所というか。「新しい工場は良いのだが、従業員の感覚が旧態依然なんですよ」ISO9000台の取得で今大詰めらしい。細菌管理をしたいが、今は外注でやっているのだとか。オートクレーブと孵卵器さえあればできるのに、と思うが、確かに培地から作成となると結構な人件費かもしれない。しかし、管理するのに月1回のサンプリングでは管理とは言えるまい。こんな会社で正直に話してくれる方が信頼はできる。現状を正確に把握するところから管理は始まるのだから。今のところ部屋の看板があるだけで機器も何もないと言う。管理しているのはpHと食塩くらいなものらしい。管理幅も相当なものだろう。膨張などのクレームにあえば本腰を入れるかもしれないが。こんな「荒野に種をまく」ような仕事の方が向いているのかも、と言う気もする。
2005年08月09日
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自分は正しいことをやっている、と言う主張にガリレオの地動説を引き合いに出してきたが、これはお粗末だ。ガリレオは科学を元に説明して理解が得られず有罪となったが、小泉は科学的根拠を全く示さないで「郵政。郵政」と言っているにすぎない。なぜ必要か、どう必要か、やったらどうなるのかという根本的な質問に何ら答えていない。勢いだけで脅す、暴力団的な政治手法はまっぴら。彼は神奈川だっけ?落選させるべき議員の筆頭だ。議会制民主主義を否定している。
2005年08月08日
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衆議院が解散になる。小泉のやけっぱちか、とばっちり解散か。いずれにしても、小泉内閣が不信任を受けたと思うなら内閣総辞職が筋かと思うが、彼の辞書には「反省」とか「自責」とか言う言葉がないのだろう。バカヤロー解散が有名だが、参院の否決で衆院解散というのもなんだか筋が通らないような気がする。だから「とばっちり解散」。「僕の言うとおりにしないとクビ切っちゃうよ」だから脅迫居直り解散。いくらでも名前が付きそうだ。ここまで首相OBにぼろかすに言われた人もあるまい。「ありゃ変人だ」その変人に政治を任せようと言ったのはどこのどいつだ?自民党議員は、たぶんこの期に及んでも、「いや、僕は元々小泉には反対だったんだ」軍人さん、昔、連帯責任ってあったんだってね。一人がへまをやるとその人の属するグループ全員が制裁を受けるって言うのが軍隊時代にあったんでしょ?それを適用しないの?小泉さん、軍隊好きだよね。で、かつて政権にいるものがとった政策が国民を苦しめる結果になっても、その責任を取った人は誰もいない。そう言う体質が保守なのだ。今週にも大量の失職議員が出る。今まで支配側にいた人には連帯責任をとってもらいたいものだ。それにしても、公認候補をこれから探すなんて、ずいぶん軽い公認だなあ。自民も軽いのか。
2005年08月08日
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ことしは京都で世界合唱シンポジウムが開かれた。そのサテライトコンサートが神戸で行われ、それを見に行っていた。主催は兵庫県合唱連盟。我が県の強いもの。西脇工業高校の駅伝と武庫川女子大付属中高等学校のコーラス。県立長田高校も強い。どうも体一つでできそうな、初期投資の少ないものが強いのだろうか。吹奏楽は楽器がいるが合唱は生まれてから使っているのどがあればよいし、駅伝もとりあえずはパンツとシューズがあればよい。高価なボールやバックネットはいらない。ドイツからカタビーレ・リンバーグという男声合唱団が来ていて、指揮者ユルゲン・ファスベンダー氏が地元合同合唱団を男声・女声・混声の一般合唱団と高校生を指揮した。圧巻は高校生300人の合唱だった。鍛え抜かれた声がホールに響くと言うよりも轟くという迫力。逆に大学生のステージが貧弱。特に男声がだめ。これは無理もないのだ。ともかく受験でそれまでの基盤がないし、良い指導者に恵まれているかも疑問。ナイナイづくしでやっているから、納得はできるが、日本の合唱のあり方を問う上で貴重なサンプルではある。女声はいい。男の子が合唱なんて、と言う風潮はまだまだある。音楽は女子、運動は男子という偏見みたいなものがまだ健在だ。お互いの性の存在を尊重し・・・も結構だが、そう言っている端で選挙では「私を男にしてください」などと言っている。総選挙になるらしいが、こんな男こそ落選させるべきだ。日本の将来が暗くなる。政治と言えば今総選挙をやれば自民党が危ないと言うことで「政治的空白を作るのは良くない」という輩もいる。でも、この20年ほど、政治が国内的にも国際的にも何かしただろうか。空白の10年、20年の方がよほど体感的だ。国民生活は確実に苦しくなっている。政治ついでだ。障害者自立支援法の成立が事実上無くなったと伝えられている。「自滅支援法」と揶揄された曰く付きの法律案だ。ところが、今年の予算はこの法律が成立、施行されることを前提に組まれているという。政治の私物化ではないか。大いに立腹したが、ほっとしている。これで廃案らしい。コーラスに戻す。ドイツの合唱団は実に愉快だったし、指揮者の好みだろうがユニゾンを使う曲が好きなようである。これが非常にきれい。パートなんて関係ない。全員の響きがぴーんとはっている。良く調律されたピアノを単音でたたいているような感覚だった。こんなのははじめてだ。良いものを聞かせてもらった。最後の「朝のリレー」谷川俊太郎氏の詩に曲がついた。全出演者がステージいっぱいになった。500人以上いたのではないか。広島のコーラスも良かったが、これも良かった。やはり歌は人間の原典か?
2005年08月08日
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地元11団体・250名の出場で行われた大会が終わった。大会と言ってもコンテストとかコンクールで順位をつけるわけではないので恨みっこなしだ。はっきり認めざるを得ないが、合唱王国兵庫県だが東西・南北の格差は大きい。人口の差がそのままレベルの差になっている。たくさんいればうまい人も多い。少なければそれしかいないのである。また、数は力の世界でもある。たくさんいれば大きく出せるし、安心感もある。言えば、軽自動車とベンツ・BMWとのような比較だろうか。あるいはその昔少数精鋭を追求してアメリカの物量に破れた日本軍の心境かも。いや、追求するというよりかはそれしかなかったのだ。少数精鋭はたぶん幻想だ。自分を慰める道具的観念か。まあ、和やかに事が運ぶのは気持ちがいい。「どうでした、楽しかったですか?」「はい」と大きな声が挙がる。知的障害者の施設から参加している人たちのグループだ。「去年もそう返事してくれましたね。企画した私たちもうれしいです」今日は8月6日、広島原爆の日だ。ニュースによればこの日がなんの日か知らない人がすごくふえているという。特別番組で吉永小百合さんの詩の朗読、平和の歌が流されていた。何かすごく涙が出てきた。あんな合唱団の中で何かを訴えたいなと。今年の広島は外国人が多かったそうだ、原爆資料館を見て、「日本人の被害者意識を訴えるものだ」という外国人もあるという。核の恐ろしさは、超高温による殺傷能力もさることながら、将来の不安という恐怖との戦いに疲れることも大きいと思う。放射能汚染というトリガが、いつ死を引き起こすか予想できないことの恐怖。そしてそれは世代を越えて広がる恐怖だ。さて実行委員会の反省会は忘年会の打ち合わせ会議となった。それまでに職にありつかなければ。
2005年08月06日
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呼び出された店にいくとさらにそこから移動しろとのこと。まあ、親(というのか委託元)の店ではあまりおおっぴらな話もできまい。基本的に土日は休めないものと思え、だそうだ。うんと前から言ってあれば認められると言う。発表会なんて2ヶ月も前からわかっているからどうにでもなる。しかし、就業規則はどうも作ってない様子。経営理念ではないけれど、これは成文化しておいた方がいいと思う。有限会社でも役員・取締役はいるのだから。今日の担当チーフはよく肥えた人で、IBMにいたこともあるのだそうだ。業務の概要を聞いたあとはマックの話やらおよそ業務筋ではなかった。気に入られたのかいられなかったのか、謎。「あんた、アップルがインテルチップを採用するのをどう思いますか」この質問には参った。68系のセグメントの話に持っていこうかとも思ったが変に誤解されても困るし、ただのマニアと思われるのも困る。どうアピールするかまだ身に付いていない。この人で手取り15万ほどと言うから、かなりの賃金ダウン。もう少し探してみようか。早速あさってに手が足りないと言う。出てもらうかもしれない、おいおい、できると言ってはいるけど、本当にできるか相手は把握していない。いいのか?と思うが、警備員と違い訓練は不要だし、そこそこハードらしい話ができることの方が重要なのかもしれない。「ともかくお預かりします」は、「そんなに重症なんだ」と客に思わせるにはいいかもしれない。データの抜き出しは今後の役に立つかもしれないし。(って、スレーブにドライブを入れて指定されたディレクトリのデータをコピーするだけだろうと思うが)返事は今夜だそうだ。
2005年08月05日
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明日来てくれと言う電話があった。 この間社長の面接があったからそれで当落決まりかと思っていたら担当の責任者と顔合わせをしろとのことらしい。まあ納得ずくの上での採用としたいのだろう。10人ほどの小さな会社だから仲良くやらないと空中分解即業績悪化となるのだろうから、社長が気に入っても現場が承知しなければだめ、というのも理解できる。ITの関係は特にそうだろう。頭脳集団で売るだけに、頭脳が流出したらえらいことになる。でも「金曜から日曜までは既に予定があるので週明けからにしてくれ」と言うのは伝わってなかったのだろうか?コミュニケーションが悪いとしたら、ちょっと心配だ。どこで情報が曲がって伝わるかわからないから。
2005年08月04日
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昨日のテレビで東北地方南部が梅雨明けと報じていた。やっぱり日本列島は長いんだなあ。異常気象なのかもしれないが、こんな過ごしやすい夏は初めてだ。昼間はかなり暑いのに、夜になるとすうっと気温が下がる。盆までに何日かは熱帯夜を経験するのに、今年はそれがない。高知に暮らしていた学生時代、暑くてねむれないどころか、目が覚めることが何度かあった。そんなとき、寝たまま手を挙げて空気をかき回してみる。明らかに暖かい。体温より高いかどうかまで見なかったが、わ、これが南国なのかもしれないと思った。(住んでいたところも南国市だったが)兵庫県でその空気をかき混ぜた話をすると「そんなことをよく考えたな」と必ず言われる。空気の温度を感じると言うそんな発想自体がないのだ。思えば日本列島は南北2000kmに及ぶ。季節がずれていて当然だ。今朝も太陽が顔を出すと同時にクマゼミが鳴き始めた。全く、この声を聞くだけで暑苦しい。ひよひよと聞こえるヒグラシはまだほっとする気がするのだが。とっかえひっかえ鳴いているのだろう。大きな蝉の抜け殻が杏の木のあちこちに残っている。
2005年08月04日
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パソコンサポートの仕事が決まるかもしれないと人に言える状態になった。しばらくはこの仕事で今の100%支出生活を幾ばくかでも改善してもっといい仕事を待つのが今の選択だろう。雇ってくれるところには悪いが、ボーナスなし、退職金なし、もっとも定年もないらしい。時給でパートの女房よりも下かと少しへこんでいたのだが、同額だった。それにしても、株を持たない役員ならば兼務役員の方がよほど立場がいい。即刻首を切られることはないし、雇用保険の対象にもなる。圧倒的な報酬がないのならこちらを選ぶべきだ。選べるかどうかは知らないが。今回の失職は子供たちはどう思うだろう。会社経営のリスクか、世の中の厳しさか。コンビニでアルバイトをしている娘の持ち帰る廃棄のパンで我が家の朝食は成り立っている。食パンは人気がないのかと思ったら日によってばらつきがあると言う。すっからかんになるときもあるのだそうだ。日本と言う国、やはり豊かなのだ。豊かでなく感じるとしたらそれは偏在しているからだ。偏在しているのが納得できることならいいが、例えば海に近いところで魚が多いとか、よく働く人は収入が多いとか。偏在することに納得のいかないことも多い。税金、とりやすいところからとる。税金の逆進性。税金はあるところから取ってきてないところにまわすのが筋だろう。第三のビールは麦芽の使用をせずに醗酵してアルコールを造るから価値があるのに、高いビールが売れなくなったから売れているものの税率を上げる。これは本末転倒と言うべきだ。郵政事業もそうだ。民営化をなぜするかと言う理解よりも先に「ともかく民営化する」では感情的に族議員の言い分の方が理解できる。日本道路公団の民営化の最中に逮捕者がでた。結果改善のための会議に当事者が出てこない。「うっかりした者が行ったら何を言うやらわからない」のが現状なのか?これも偏在の産物だと思う。
2005年08月03日
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30年も前に買った合唱のレコードが30枚ほどある。もちろん絶版になったものばかり。CD化したものもあるかもしれないが、今更買う気もしない。しかしレコードの針があるうちに、と言うことでCDRを焼くことにした。Wiretap Pro と言うソフトを見つけ、使ってみた。シェアウェアと言うことで、一部日本語化されている。スピーカから出る音を録音すると言うのだ。後ろにプレーヤからの出力をつなぎ、レコードを掛けてみるが音が出ない。ネットで質問しているうち、「これなんだ?」小さなボタンがある。押したら音が出た。デフォルトではモニタできないものらしい。恥をかいた。しかしこのソフトは優れものと言うか、仮にコピーガードしていても、再生側で記録されたらひとたまりもないだろう。「再生できないからコピーされない」というような変なことになってしまう。cdの丸ごとコピーが著作権上問題があって、コピーできないようにしたら、再生の結果を記録すると言う。いたちごっこだ。しかし、コーラスをやっている人にはこれはありがたい。コーラスの譜面だけで曲の雰囲気がわかるのはごく限られた人だ。我々アマチュアはやはり音源がないと判断できない。しかし売れない音源は作っていない。レコードも聴かずに「これをやろう」と言っても、説得力がない。普及のためには数がいるが、数作るのにはコストがかかる。今までレコード会社がそれをやっていて、売れるまでの育成をたてに歌の囲い込みをしたが、これもシェアウェアみたいになっていくのだろうか。自分の力を認めてもらうに必要な宣伝費はインターネットのおかげで安くなったが、本物かどうか?が今後の基準になるのかな。それにしても便利なソフトだ。
2005年08月02日
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元の部下から「ネットワークが動かない」と言うメールが来た。机の移動をした際にルータの電源を抜いたらおかしくなったという。不本意に解任された身としては経営に対しては「ザマア見やがれ」的な気持ちもあるが、元の部下が困っているのだ。「どうにかしろ」と言う上司を私は信用しない。「どうしてもいいんだな」つまり悪くなってもよくなってもあんた責任とるんだな、とここまで突っ込んでうんと言ったやつはいない。よくなれば自分の手柄、悪くなれば部下の責任にする輩がほとんどだ。・・・はまあいいとして、目の前で困っている部下は助けてやりたい。何度かメールのやり取りをし、結果的にはスイッチの再投入で解決したようだ。一般の会社ではLANなんかに金は掛けられない。だから知識のあるものの主導でやるが、人間、いつまでもつとめている訳ではないし、場合によれば急逝だってありうる。そんなとき、個人の頭の中にある知的情報を守りきれないだろう。普段から人を育てておくしかない。中小企業には厳しい条件だ。アウトソーシングだってその会社が不滅かどうか怪しい時代だ。これからの時代、できる会社とできない会社にわかれ、そのまま勝ち負けにつながるだろう。「これまでの実績」はだんだん沈黙する時代か。
2005年08月01日
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