全396件 (396件中 201-250件目)
先日、夕方から脱走した三毛猫の『ウリ』。 深夜12時になっても帰ってこなかった。 ←貰ってきた当時 いつもなら外へお散歩に出してあげると、最低でも1時間おきには私の前に顔を出してくれたのに、この日は全然だった。 心配になりつつも「大丈夫、大丈夫!」と自分に言い聞かせる。深夜1時半を回った頃、さすがに我慢できずに呼んでみた。 「ウリ~、ウリ~!! 帰っておいでよー」。20分ぐらい声を掛け続けたら、ふっと私の足元にいた。 嬉しくなって抱きしめながらヨクヨク見てみると、足に怪我をしてる!! わんこに齧られたみたいだ!部屋のなかでもビッコを引いている。 心なしか弱っているぞ! 「こんな怪我をしながらも私の元へ頑張って帰ってきてくれたんだー!」と思った瞬間、ウルウルしてしまった。 「まかせとけー!絶対にウリの傷は私が治してあげる!!安心しろ!」と声を掛け自分でも使ったことのない包帯やら傷薬を引っ張り出した。最初は『マキロン』で消毒、オロナインを付けて包帯巻いておりボン。パニックになっていると、子供の頃の自分を思い出す。お母さんがしてくれたことを再現している自分がいるのだ。(笑) 次の日、さっそくayunさんに電話したら一言。「ボカシオイルを付けときなよー、傷口乾かさなきゃだめだから包帯はだめだよ」と教えられ、慌てて全部外して『ボカシオイル』に付け替えた。 さて、そうするとウリがぺろぺろ薬をなめる。(ボカシは飲んでもいいらしい)しばらくすると眠り始めた。また薬を追加しておく。(笑)ボカシのお陰か丸一日眠り続けたら、すかっり元気になった! あれから早3週間。 最初はお散歩に出掛けるのも恐かったようだが最近は賢くなって(?)、危ない場所へは行かなくなり、家の近所で日向ぼっこしていることが多くなった。 今日はそんな三毛猫『ウリ』を撮ってみました☆ どうですかね?
2006年05月15日
今日、5月11,12日は、セミニャックの『海山』レストランに来ています。今日はここからウブド情報を! ただ今、ウブドのモンキーフォレスト通りにある『スリーモンキーズ』カフェで『Nomadic Journey ~遊牧の旅~』という個展が開かれている。りえさんという日本人女性の作品展だ。 1年ほど前にりえさんと旦那様のエリック(カナダ人)のプライベートビラでの結婚式のケータリングを『漁師』でさせて頂いたのが縁となり良いお付き合いをさせて頂いている。 私は彼女の作品の色使いが大好き。彼女の好きな色と私の好きな色はとても似ているので、嬉しくなる。 日本の着物の生地や古い古い日本のお薬のラベル、バティック、彼女が世界各国を旅して集めた素材がコラージュのモチーフとして使われていてそれが彼女の指を通して素晴らしいものに生まれ変わっているのだ。 彼女は雨が好き。そのせいか私が彼女と共に個展を見に行った日もカフェについたとたんバケツをひっくり返したような雨になった。2階の席で美味しいカプチーノを飲みながらおしゃべりしていたらいつの間にか雨が止んで太陽が顔を出し、大きな虹と白い月が出ていた。 バリの神様も彼女に微笑んでくれたようで嬉しいな。 5月6日~6月3日まで[THRee MONKeYs cuisine & art] Monkey forest road, ubud, bali, Indonesia 6月5日~22日まで[Tarot café gallery]Sukma st.#1(opposite jazz café), tebesaya, ubud, bali, Indonesia
2006年05月11日
バリのお菓子といえば「ピサン・ゴレン」 (バナナのフリッター)が一番有名かと思われますが、私はこれが大嫌いだった。 バリ人はほぼ例外なくこれが好きだけど、どこが美味しいのか分からない。友人のお宅へ遊びに行き、これを出されると困ってしまうほど。で、無理して食べてみて「ああ、やっぱりなあー」という感じばかりだった。 ところがある日、出会ってしまったのです!人生最高のピサンゴレンに! (実は間違って食べた…)ピサンゴレンにするバナナは何種類もあるらしく、芋バナナ(揚げたり、茹でたりするとサツマイモみたいなんです)や、甘いだけのバナナ、長さ30センチほどの大きなバナナなど色々種類があるのです。 しかもコロモも天ぷらのようにカリカリのものや、ホットケーキみたいのや硬く膨らんでいないパイ皮のようなものなでさまざま。 そんな中、私のお気に入りのお店(屋台)ではピサン・ジャンティ(pisang janti)と言う種類のバナナを使います。このバナナ、甘いけれど、ほんのり酸味もあり非常に美味しい!そしてどんな配合で混ぜている粉なのか、表面はサクッ!中はもちもち!こんなの初めて食べた~ 幸せ! 場所はウブドのハノマン通りをデンパサール方面に下りて行き、ぺネスタナン村に入ります。 そこからニュークニン村への曲がり道も通り越して真っ直ぐ行きます。大きなバニヤンツリーが右手に見えてきたら、そこがお寺の広場。 ここに昼の12時以降から屋台が出ていますよ。 屋台の後ろで揚げています。ちなみにこのお店、『タフ・イシ』と呼ばれる木綿豆腐の中に味付け野菜を挟みこんだもの(バリ人大好き)や、テンペ、サツマイモを揚げたものも売っていて、どれも最高に美味しいです。 是非、お試しアレー♪
2006年05月09日
―獅子舞の文化―。 この国にもあります。 ガルンガンとその次の日(マニス・ガルンガンって言います)、クニンガンとその次の日(マニス・クニンガン)の4日間に街を練り歩きます。悪いものを追い払う意味があるそうです。 バリヒンズーではこの「ガルンガン」の日、亡くなった先祖が帰ってくる日といわれています。天国(surga)からやってくるんですって。10日後のクニンガンにも、朝だけ帰ってくるといわれてます。 この日本風に言うなら『獅子舞』。普通は『聖獣バロン』が一般的ですが、『トラ』さんバージョン、『ブタ』さんバージョンなんかもあって可愛い。子供が入っているのが多くて、愛嬌があります。お布施を渡すと、おうちの前や、お店の前でも踊ってくれるんですよ。 今回は大人バージョンの『バロン』を見かけたので、激写! 自分の腕の良さに涙が出ます。ははは。 どうでしょう? バロンのお尻…本当は子供を写したんですよ。(なんて言い訳してみたりして…)
2006年05月08日
お久しぶりです!いやぁー、さすがゴールデンウィークですねぇ♪日本からのお客様がいっぱいで嬉しいです。 『漁師』でお仕事を始めてから3年目。ウブド・リピーターの懐かしいお客様が「今年も会いに来たよ!」と店に寄ってくださるというこの嬉しさ。タマリマセン! 感謝感謝。(名古屋の郵便局員さん、函館のHさん、石田さん有難う!) 今年のバリヒンズー教の祭り“ガルンガン”(日本のお盆)では、『漁師』は2日間お休みをいたしました。何せバリ人が多いもので、スタッフが皆お祭りの準備で大忙しなんですよ。(笑) そんな時姉妹店『海山』のオーナーのひとりであるfinestageさんが、奥様とウブドへ旅行に来てくれました。 (海山にヘルプで仕事に行っていた私にはもう一人のボスなんです) なんてよだれの出てくる甘い誘惑。(いつも美味しい物を有難うございます!)『とろろ芋』バリでは手に入りにくい日本の最高に美味しい食材ですよね。しかも、100%そば粉のお蕎麦付ですよ!もう私の脳みその中は、お多福ソースと、とろろ蕎麦でいっぱいです! 毎度の事ながら私は『幹事さん』。宿の手配から材料の調達まで、バリ在住の友人の手を借りて頑張りまっす! 今回はいつもお世話になっている「finestageさんの奥様に喜んでいただく」というのが私の最大の望みだったので、友人のayunさんのチカラを借りて、女性好みのロマンチックなビラを予約しました。ぺネスタナン村にある『ガジャビル(青い象)』というインドレストランのビラ。そこはキッチン付、プライベートプール付で1泊55万ルピアと格安この値段ではありえない素敵さ。女の子としてはちょっと幸せです。 そしてパーティではのトリマー・チリマニスさん(お好み焼き担当)とayunさん(昔、日本で10年イタリアンレストラン経営)が中心になってお料理をしてくれました。 日本から初参加のバードランドの王様さんは『イタリアンの名手』。ブログの中でも何度か趣味のお料理の話を書いていらっしゃるほどだったので、「ご指名でーす!キャベツ刻んでくださーい!」なんて甘えてみたらすごい“包丁さばき”でした。(私なんぞタチウチ出来ません…) こんな時、料理人でもないレストランマネージャーなんて何の役にも立たず私は料理運びです。(笑) 他にも『漁師』の常連さんである日本人画家のKさんとその友人。最近仲良くして頂いている、日本人ヒーラーのTさんと奥様。昼間、材料の買出しから手伝ってくれた踊り子留学生のYちゃん。それに『アリス・ウェディング』のバリ支店でお勤めのユミさん。皆さん、ご参加有難うございます! このオフ会、ブログ友達と私のウブド在住の友人達で構成されているんです。半数の方がお互い初対面だったんですョ。年齢層も20代から60代まで広いです!しかしfinestageさんご夫妻の素敵な人柄のお陰で、皆さんあっという間に打ち解けて楽しい時間を過しました。 日本にいたらきっと会えなかったであろう素敵な人達。バリ島のウブドの神様が惹き合わせてくれた不思議な縁。この世には、素晴らしい事がたくさんあるんですね。
2006年05月06日
『漁師』ウブドの裏には、雨の季節になると出来る川がある。普段は干上がっているんだけれどね。そのせいで土地が肥えてるのか、色んなものがにょきにょき生える。 店の裏はジャングルみたい→ 2年前、初めて就職した時に裏階段から手が届いたパパイアの木は今じゃ大木になってしまい、前より4メートルは大きくなった。お陰で実が取れなくなってしまったので、スタッフはオヤツに困っている。(笑)(一人が包丁を一本腰にぶら下げて、もう一人が葉を掴んで引き寄せていた) 熱帯の植物って本当に成長の速度が速い。 北海道生まれの私は、家の庭に針葉樹が多かった。ここみたいに大きな葉っぱを持つ植物を見ると圧倒される。 ← この巨大さ! この葉の根元にはまるで『カラー』のような白い花が咲く。すっきりと立っていてかっこいいのだ。インドネシア語で『TALAS』。根っこには、白いお芋が出来るそう。しかし、この植物が持っている汁液に触れると痒くなるそうで、残念ながらうちでは誰も食べないが。 いつかは食べてみたいものである。
2006年04月30日
1年前バリで知り合った友人である、hiromiさんのブログへお邪魔してみました。「ブックマークの中に面白い占い集めてみました」という言葉に惹かれ、フラフラとブックマークの中を覗き見に。 その中に『人間の賞味期限チェッカー』というゲームが。 これは体力、精神力、恋愛力など5つの項目から総合的に判断していくゲームなんですが、すごい面白かった!! 妙に納得したり、ずばり本当の事だったり…(冷や汗)恐るべしゲームである。 ちなみに私の賞味期限は57歳。 (もう少し、余裕アリ)体力はなんと25歳で終わっていた…。 が、がーーん!まだまだ、若いつもりでいたのに!! 皆様も是非、この恐るべしゲームで遊んでみてはいかがでしょうか?結果報告をお待ちしております♪
2006年04月29日
これは友人に聞いたんですが、猫ってめちゃめちゃポジティブな生き物なんですって!知ってました? 猫の脳みその中ではこんな独り言が… 『イエーィ♪ 今日も超ゴキゲンだゼィ!お? 俺様の獲物発見! びーよーん! 「がつっ!(頭ぶつけた)」 着地失敗、痛いよー!ふふぇーん。 (ふと、気が付く)あれ! あんな所にヤモリがいるぞ♪(もう機嫌が直っている) 捕まえてやる~、ダッシュ! バチン!バチン!「ゲット!」 ツンツン、パシパシ♪ あれ?シッポだけになっちゃった…。(ヤモリは危険が迫ると、自らシッポを切り落として逃げる) あ…、腹減った。でも食おうかなぁ? ガシガシ、旨えなあ♪やっぱ、この魚の味!たまんねーなぁー。 ご飯が、ご飯が、すすむ君!ふう、腹いっぱい。 もう寝よう。 グゥゥゥ…』 とまあ、こんな事言ってるらしいんですよ。(笑) お腹いっぱいで伸びている『ウリ』 です。 でもさすがに、犬に足を齧られてケガをした時は、凹んでましたけどね。一晩たって傷もそこそこ良くなってきたら、すっかりもとのやんちゃな『ウリ』に戻ってました。 人間もこんなだといいですよね。 うちの『ウリ』を見ながら、反省する私。明日からもっと前向き人間になるぞー!
2006年04月28日
今日は本当にあったバリニーズの直面するちょっと珍しい事故について書きたいと思います。 先日、メングイの『漁師村』(この村から40人近くうちの会社で働くスタッフがいるので『漁師村』と呼ばれている)では、我が寿司職人『コニェス』の長男の誕生を祝うための儀式があった。 その前夜から村の男衆が、お祭り料理の豚をさばこうとしていた。一度に少なくとも4頭はさばくのだ。バリではそれぞれの町内会の人間が、必ず手伝いに出て自分達でさばく。血だってラワールという和え物料理にちゃんと使う。豚1頭、何一つ無駄にはしないのだ。 「ブヒブヒー!!」と泣き叫ぶ豚ちゃん。追いかける男衆。 と、その時! 一人が胴体を捕まえた!また一人が足も押さえたぞ! もう一人が首に腕を掛ける!大暴れする豚ちゃん。その時少しだけ腕が緩んだ! 「捕まえなおさなきゃ…」と手を動かしたその瞬間、豚さんがその子の手を 「がぶっ!!!!!…」 「い、いてぇぇぇぇぇ! ×▼○■?!」 なんと、とある寿司職人の左手の薬指にかぶりついたのだ!『漁師』グループ(5支店ある)の中では一番上手な職人の指に!! ひえぇぇぇぇぇぇっぇぇ!! 可哀想に…、日本ではあまりお目にかからない事故で、彼の指は骨折してしまった。 「こんな事故、あるんだなぁ」と、しみじみ聞いてしまった…。豚さんのご冥福と、その噛まれた男の子の早期回復を祈る。 ナムナム。。。。。。。
2006年04月24日
姉妹猫の『ハナ』が家出してから1週間は、狂ったように泣き叫んでいた『ウリ』…。ノドが裂けるのではないかと心配になる程なのだ。ある日、こっちまで悲しくなってしまって、思わず涙してしまった。 「あーん、そんなに泣かないでよー!あたしだって『ハナ』がいなくて悲しいんだから~」と,泣きながら抱きしめて訴えたらそれからは不思議と狂ったような泣き方はしなくなった。 あれ? 『ウリ』には私の言葉が分かるのかな?「まさかねぇー、そんな事ないよね♪」とたいして気にも留めなかった私。でも二人きりになってしまってから、彼女に話しかける時には、つい真剣に目を合わせて語ってしまう。(嫌がられるけど…) 「お散歩に行ってきてもいいけれど、私が呼んだらちゃんと返事してね。あなたが居なくなったらすごく悲しいから。そして姿を見て私が安心したなら、また遊びに行っていいからね。約束だよ」と言ってみたのだ。 そうすると、30分に一回はおうちに帰ってきて、「にゃん!」。顔を見せてくれて、ちょっとゴロゴロしたらまた飛び出していく。そしてまた30分ぐらいすると、帰ってきて「にゃーん♪」。 まるで「ほら、アタチちゃんと帰ってきたよ。安心して!」と言っているようなのだ。いままで猫を飼ったことがない私は、もうびっくり!猫ってすごいんだなぁー。ますます愛しくなってゆく。 そんな話を友人の日本人ヒーラーTさんに話したら、「あたりまえじゃん。動物は人の言葉が分かるよ。言葉って言うよりも心を見るのかな。だから心から伝えたいと思えば、ちゃんと分かってくれるよ」と言われた。 彼に関していえば、肩書きは「マッサージ師」。しかし、彼のマッサージにはこれと言う型は無い。患者さんによって全部違うのだ。その人に合ったマッサージをし、痛みの改善のために惜しげもなくその治し方を教えてくれる。もし人生に迷って体調を崩しているなら、迷いに対して真剣に素晴らしい助言をくれる。その言葉はとても優しい。 最近私の周りでは、彼のファンが急増中である。 『ウリ』にも彼の人柄がわかるのか?彼が家にマッサージにやってくると、もうベッタリ。彼の膝から離れようとはしない。立ち上がっても足元にまとわり付いているのだ。飼い主が嫉妬するほどである。 (ムムム…) でもまあいいか! 『ウリ』にとってもたくさんの人達に接するのはいいことだよね!もっといろんな事を学んでいける。みんなに可愛がってもらえるなんて幸せな猫だなあ。
2006年04月23日
インドネシアといえば、『グダン・ガラム』と言うほど有名なタバコ。(写真左)これは、全部クレテック(丁子)のタバコです。 甘い香りがタマリマセン♪ 昔東京で働いていた頃、新宿駅の雑踏の中でこの匂いを嗅いでしまい、『バリ島へ行きたい病』を掻きたてられて、たまらない気分になった事があります。バリ島の太陽と風と海を思い出して、すっかり胸キュン♪行きかう人々の中から『グダン・ガラム』を吸っていた人を必死で探してしまいました。日本の大都会の中で「自分と同じ病の人間がいること」、そして匂いの記憶がこんなに「切ない想いを掻き立てること」を初めて知ったのです。 日本でも20年近く前から輸入されてたようで、「インドネシアへは行ったことがないけれど、昔、俺がワルだった頃(18歳頃)吸ってた…ふふふ(遠い瞳)」と嬉しそうに語る、現在40歳ぐらいの日本人の男性がいました。 当時、丁子(クレテック)の香りがするこのタバコは、彼曰くパッケージの素敵さも手伝って『クール』な男を演出する小道具だったそうです。(本当かな?) 「日本にいてもこの匂いを嗅ぐことでいつでもバリを思い出せる。」そんなクレテックのタバコ達を集めてみました。バリの中なら大体どこでも手に入ります。左から『グダン・ガラム』、両切りタバコ『ジーサムスー(234)』とフィルターつき『ジーサムスー(234)』、ガラムより軽めの『スターマイルド』と『スターマイルドメンソール』、古いインドネシア語で「完璧」と言う意味の『サンプルナ・エックス』と『サンプルナマイルド』、とても軽くて吸いよいと評判の『L・A(エル・アー)』でございます。 写真には写っていませんが、マニア用には『ジャルム』という美味しいタバコも。 日本でバリ気分を楽しむ時には、バスタブにお湯を張り、湯気を立てさせながらこの手のタバコを吸うとバリの熱気と湿度でクレテックの香りを楽しめます。 何故、ここまで変なお膳立てをするか? それはインドネシアの空気なくして、あの時と同じ香りは出ないからですよ。(私は日本でこうやって楽しんでました♪ 実体験ですよ)
2006年04月22日
☆☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆ …寄ってらっしゃい見てらっしゃい!さあさあ、これが何でも治すという魔法の薬『ミャッ・ボカシ』!火傷によし、かぶれによし、カタナ傷だってあっという間に治っちゃう!水に数滴落として飲めば、腹痛だって治っちゃうよ!他にも効能は42種類!筋肉痛、歯痛だってお任せあれ~あ、そこのお嬢さん! おひとついかが? ☆☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆ なんて、『がまの油売り』+『みの』さんの真似事をしたくなっちゃうほど素敵な、恐ろしく何にでも効くこのオイル。 インドネシアでは超有名なお薬です。実はこれ、琉球大学農学部の比嘉教授が開発したEMという成分が使われているんですよ♪(詳しいことはここに載ってます ←クリックしてね♪) 10数年前にバリニーズの友人から「これは日本人が作ったオイルだ! すごい!」と聞いてからすっかりうちの常備薬。(正確には作ったわけではないけれど…)ケガをするとすぐにこれをもってきちゃう。(笑)日本でなら「オロナイン」バリなら「ボカシオイル」です! もちろん『漁師』のスタッフお薬箱にも、これと「サビオ(北海道人はバンドエイドをこう呼ぶ)」は常備です。 お友達のMutasanさんにも勧めちゃいました。 (彼は新商品開発中だったのです)「絶対に買って帰れー!(半分脅し)」なんて♪ うふ! 最近はバスオイル代わりに使ったりもします。これと、クサンバの塩(チャンディ・ダサの近くの村で作る天然塩)を混ぜてから、お風呂に投げ込みます。(そうするとオイルが分離しません)独特な匂いがあるのですが、一度ハマルとたまらない!この匂いを嗅ぐとバリを思い出してしまうこと間違いなし!しかもオイルのお陰で、お肌しっとり あ~~マンダム! あ、そこのお嬢さん!バリ島土産におひとついかがですか?
2006年04月20日
無農薬の"ジャムー”(インドネシアの漢方薬)私のブログの中でも、何度かご紹介しておりますが、ここは無農薬のジャムー(インドネシアの漢方薬)を売っている診療所です。ウブドの中心地から車で20分、サヤンの近くのテゥノン村にある、ここ『プリ・ダマイ』。本日はやっと写真を撮ってまいりました!ここでは5ヘクタールの土地を押さえており、ここの中では総ての植物が無農薬で育てられています。もちろん隣接した土地の農家の人にも無農薬栽培をお願いし土壌を守っています。ここの敷地に入るとまず収穫した物を粉砕し、カプセルに加工する工場が左手にあります。 ←こんなのがこんなふうになります。→その横の森のように見える細道を右へ入って行きます。よく見るとこれらの木も総てジャムーとして使われるもの。かなりの種類があります。駐車場から診療所までは小さなお庭になっていてなかなかいい感じ♪ もちろんここに在る木々もジャムーになります。ここではオープンエアのテラスにベットがひとつ。ベットに横になり足のツボを刺激して、体の体調を見ます。足ツボでの診察は基本的にお父さんの仕事。お薬作りがお母さんの仕事ですが、お父さんがいない時には自ら診察もします。ここのお薬、20カプセルごとに袋詰めされていて大体1週間分入ってます。私にはよく効きますねぇ。無農薬の植物で出来ているから安心だし。このお母さんお薬の知識が豊富なので(お医者さんの学校を出ている)、時々ジャカルタへ招かれて講演に出掛けたりもしてます。ここには胃薬やダイエット薬はもちろんですが、更年期障害に効くというザクロや、化膿止めの薬草「ビナホン」、神経痛に効く薬生理不順を治す薬など、種類も沢山あるようです。脳溢血で麻痺した人を治したことがあるとも聞きました。ケミカルではない自然の力で体調を整えるのもいいと思います。ウブドへいらした時に相談してみるのはいかがですか?『プリ・ダマイ(puri damai)』 電話(インドネシアから):0361-7445798 診療時間:平日は夕方4時ぐらいから。 日曜は朝10時ぐらいから。(ここはバリなので、電話で確認してから行かれる事をお勧めします!)診察料:特殊な物でない限り、薬は一袋25,000ルピア。 処方された薬袋の数分だけ払います。
2006年04月19日
ニュピの日の大雨で、(築4年らしい)我が家のキッチンの換気扇がショートした。きな臭い臭いが鼻を突く。しかも、部屋中の照明もおかしくなっている。リビング用のスイッチなのにトイレの電気が点いたり、換気扇が回りだしたりするのだ。 怖い怖い、何せ前日はバリのお祭りで悪霊を家から追い出す日だったから「間違って他の家からやってきちゃったのかしら?」と心配になったほど。 数日後いつもの電気屋さんを呼ぶが、新人の若造が来て「僕にはわかりません」と言われる。(って言うなー、あんたプロだろう?何とかしてくれー) 彼にブツブツいってもらちが明かないので、直接同じ電気屋さんに電話をかけて古株のニーちゃんに来てもらう。 やって来たのはハリーさんというこの道8年のジャワニーズ。新人の2人を連れてやってくる。「 “(ィ)ブー” (奥さん) 失礼しますよ」と言葉使いが丁寧なのはいいが私を“ブー”と呼ばないで!! まだ心ならずも嫁に行ってないし!(イブと言うのが正式な言葉だが“イ”は発音しない) 悲しくなっちゃうわ。 ブタと呼ばれているようで…! 何はともあれ調査開始。あれこれいいながらスイッチをチェック。ハリーさん、新人君達を指示しながらいい感じ。 これは期待できるかも? 10分後、本を読んでいた私に「すみません“ブー” 、どうも壁を壊さなきゃ駄目なようです。いいですか?」 「えっ? なんですと?」(あまりの衝撃にブーと呼ばれた事も忘れている) 「だから原因は壁の中なんですよ。ここの部分、熱を持っていますから」とニコニコ笑いながら壁を叩く。 電気の配線は直接コンクリートの中へ埋め込んではいけないことぐらい、私だって知っている。(日本ではコンクリートの中に電気配線を埋め込む時には、プラスチックの管をジョイントボックスという箱に接続してから、その中に通す。このジョイントボックスが、スイッチの取り付け場所になるのだ) その事を指摘すると、「うーーん、インドネシアでだって本当はそうですよ。でもここの大工さんは忘れたようで。。。」とハリーさんが申し訳なさそうに言う。 「…わかった! もう良いようにやってくれ!」と開き直る私。 さっそくコンクリートの壁をはつりだした新人君、丁寧に熱くなった場所を壊していく。中から出てきたものは。。。基礎の部分にレンガを使ってあり、配線のタバを釘で押さえていたのだ!その釘が配線のひとつを傷つけていたようで漏電のためショート。そこから壁の中にじかに埋めこまれていた電気配線に燃え移り黒こげになってた。 いやぁ…、火事になる前に気が付いてよかったよー。ほっといたら死んでたかもしれない…。 換気扇は壊れてしまったので、買いなおさなきゃならない。だからついでに外してもらった。お陰で今、我が家には丸い直径30センチぐらいの穴が開いている。(なかなかオニューの換気扇がやって来ない) 蚊が入ってきて困るんだよね。夜中に痒くて起きちゃう…。 でも、それを喜んでいる奴がひとり。。。それは猫の『ウリ』。今ではすっかり彼女の逃走経路になっている。 しかし、すごいジャンプ力だなあ。 しかも楽しそう♪ 彼女にとっては幸せな『事故』だったのかもしれない。。。あたしは嬉しくないけどね! PS. かずちゃん24さん! 昨日は『漁師』に訪ねて来て下さってどうもありがとうございます。お会いできてすごく嬉しかったです!!しかもあんなに熱く語り合えるなんて…。 感謝です。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
2006年04月18日
やっとコンピューターが修理を終え、帰ってきました。心配してくださった皆様、誠に有難うございました。今日からまた頑張ります♪ 本日は昔話をひとつ。。。昨日の夜、『漁師』に10年来の友人が訪ねてきてくれた。彼女と昔話に花を咲かせるうちに、ふと、大変お世話になった師匠の事を思い出した。いくら感謝しても仕切れないほど沢山の事を教えてもらった人なのだ。 私にはホテル時代の師匠がいる。(もと上司である)ホテル時代、人生で一番と言っていいほどきつい事もこの師匠の励ましと友人達の支えのお陰で乗り越えてこられたのだ。(数年後その話をしたら師匠は「ボクは何もしていませんよ♪」と笑ったが。。。) 何度も仕事場で泣き、その度にハンカチを貸してもらった。貸してもらったハンカチの数は、2ヶ月間で10枚を超える。あのときの経験がなかったら、今の私のバリ島生活はなかったと思う。 うちの師匠はチームワーク作りと、人を生かす事の天才だった。ホテルの中にたくさんのレストランがあり、私達がいたレストランは最下位。それを、赴任後たった1ヶ月でスタッフは生きかえり、仕事への興味を覚え数ヶ月目後には、今までで最高の売り上げを記録したのだった。 この快挙をホテル内では師匠の苗字をとって「○○マジック」と呼ばれていた。 まだまだ未熟者の私にとってその時の光景と師匠のやり方は今でも私の『バイブル』になっている。日本から遠く離れたこの土地にいても、何か問題が起きるとまず「師匠ならどうするか?」と考える。 色々な答えを探しているうちに ふっと、私が泣きべそをかいている時の師匠のいつもの言葉が思い出されるのだ。 「大丈夫。あなたなら出来ますよ! ボクは信じてますよ」 この言葉で私は泣くのをやめ「マジック」にかかる。自信のなかった私、挑戦することに脅えていた私が、いつの間にか『宝の地図を持った私』に変身する。 「私の中に、すでに答えは用意されていると師匠は言った。見つけよう!」と考えるようになったのだ。 この心持ちこそ、師匠から私への最高の贈り物だったと想う。 現在、師匠は雪深い山の上に建つリゾートホテルの総支配人となっている。きっとこの新しいホテルでも師匠の「マジック」は健在だろう。この師匠の下で働いているスタッフ達は幸せだ。なぜならこの人は「人を生かす」エキスパートなのだから。。。
2006年04月16日
『親泣かせ~』を読んでくださる皆様へ ご訪問いただき誠に有り難う御座います。 いつも皆様からのあたたかいコメントに感謝しております。 今日は悲しいお知らせが。。。うちのコンピューターさんが、水害にあってしまいました。ただ今、修理のため緊急入院いたしました。。。 そこで、ここはラヤウブド通りの『ウブドミュージック』さんの2階にある管理の行き届いたネットカフェです。ここは1階に写真屋さんも入っているので、デジカメで撮った写真をあっという間に現像できます。私はお店用のエクセルで作った「写真入りメニュー」なんかもここでプリント。近所で便利なんですー。そうそう、原因は。。。 猫の『ウリ』。テーブルの上へあがり、グラスをひっくり返しました。(涙)まあ、そんな近くに置いておいた私も悪いので文句も言えない。その後「ワタチは何も知らなくってよー」という顔で遠くへ遊びに行ってました。(ん?逃げたのか?) 実は一代目のコンピューターさんも、同じ理由で大破!原因は違うけれどなんだか、祟られているようで恐い。。。せっかくここに住んでいるんだし、バリアンにお祓いしてもらおう! なんて思ってしまいました。。。 (そんな事してくれるかな?) そんな訳でこれから数日間、ブログがアップ出来ないかも知れませんがどうぞ宜しくお願いいたします。。。
2006年04月13日
昨日登場してくれた踊り子留学生Yちゃん。なんでもつい先日、踊りに使う頭飾りを新調したそうで大喜びの彼女!面白そうなので、そのまま私は踊り子留学生のYちゃんのおうちへお邪魔する。 変装後(?)のYちゃん 私は10うん年もバリが好きで通っているのに踊りに興味を持った事がなかったため、初の『踊り子ちゃん家訪問』である! 田んぼの中にある2階建てのそのお家はこじんまりとしてとても素敵だった。中でも一番印象的だったことは、リビングの中央が空いておりその正面には練習用の大きな大きな鏡が置かれていたことだった。 うーーん、さすが踊り子ちゃん!!日夜練習を欠かさないのね!こずえ、とてもマネできない!! (ナマケモノの私には到底不可能) 次から次へと披露される彼女のお宝達(踊りの衣装や小道具)を見ているうちになんとなく冠(?)を被ってみたくなった私。キンキラキンの冠に心躍る♪ 「ずぼっ!(被った音)」 お、重い・・・。 牛革で出来てるって言ってたけどすごいなぁ。こんなもの被って踊ったら首がもげるかも?もげないまでも、ムチウチになりそうだわーー。(心の声) 「こず重さん、せっかくですからポーズも付けてみましょう♪」と教えてくれるが、私の運動不足の体がギシギシ音を立てている~! ひえーーー! Yちゃん:「まずはこぶし1個分に足を開いて、左足は前に出してー」 私:「は、はい。こんなもんかなあ?」(・・・ヨタヨタ~~)Yちゃん:「足を曲げて、体重を右足にかけてお尻は左へ」私:「う、うん。あ、股関節が攣った! 痛たたた。。。」 (すでに足がガクガクする~!)Yちゃん:「あ、背中は反るぐらい伸ばしてくださいね♪」私:「ひぇぇぇー、腰痛が痛いよーー! (ヘルニアなりかけの私) 」(あまりの事に日本語も変になってきた)Yちゃん:「我慢、我慢!もう少し!」 (グイっとポーズを直される)私:「 い、痛い~!!」 (すでに泣き笑いしている)Yちゃん:「はい!それで腕を肩の高さまで上げて、胸を反る!!」私:「うーーっ。 こ、これでドウでしょう?コーチ!」 (気分は岡ひろみ!)Yちゃん:「まだだ~岡! もっと肩甲骨と肩甲骨をくっつけるような勢いでやれ!」私:「もう無理です…コーチ!背中の贅肉が邪魔してこれ以上イケません!」 (床に崩れ落ちる…ガクっ) 私の初の踊り子実習、『エースをねらえ!』風に解説を入れてみました。(宗方コーチ役のYちゃんは、本当は優しい人です♪) 『まあまあ見られる基本ポーズ』までの所要時間約20分、そのポーズの耐久時間1分未満でした… 悲しい!(ちなみに今朝から腕は筋肉痛、肩甲骨の下の筋肉は筋違いを起こしてマス。。。) あまりのひどさ、情けなさに明日から子供の頃にやった「ラジオ体操」でもやってみようかと思ってしまった私でした…。(本当かなあ?)ゆっくり『六一○ハップ』のお風呂に入ってから考えよう。
2006年04月11日
・・・昨日「美味しい里芋が手に入ったからけんちん汁作ったよ。昼ご飯食べにおいで♪」という嬉しいお誘いに乗り、友人Aさん宅へお邪魔した。彼女は元プロの料理人、お味はもう「さすが!」の一言!スバらしかったですー!!! ご馳走様です! その日はもう一人、踊り子留学生のYちゃんがおよばれしていた。彼女はバリ舞踊を心から愛する『踊りバカ』 …。(いい意味でですよ!) たとえ場所が『漁師』であろうと道端であろうと「踊って見せて!!」とお願いすると「いいよっ!」とポーズをとってくれるほどだ。本当に好きな人じゃないとこうはいかないよね? 日々の練習に裏打ちされた彼女の動きはすばらしい!座布団3枚、(笑点の)山田君に持たせて届けたいほど、尊敬に値する。こんなに好きな物があるって幸せだ。(^_-)-☆ 彼女はデンパサールに住んでいる先生に付いて踊りを習っているが、最近日本でも『地球の歩き方・バリ島編』で紹介され人気ダンサーになった「デワ・ニョマン・イラワン」君の元でも踊りを習っている。(彼はウブド王宮でも踊っていますよ♪)彼女も彼の大ファンであり、特に彼の踊る『クビャール トロンポン』という踊りは最高らしい。(私は見たこと無い) Yちゃんは去年のバリ島芸術祭で『オレッグ』というミツバチの求愛ダンスを一緒に踊ったそうだが、Yちゃん曰く「私よりも女らしい彼と踊るなら、私が男役のほうが似合う!」そうだ。私から見れば十分に女らしくって可愛い彼女なのになあ。それを上回るデワ君! 恐るべし \(◎o◎)/!可愛いよね? 昨夜彼女と別れ店に戻ってから、とある方のブログへお邪魔したら、なんと彼の話が載っているではないか!(『クビャール トロンポン』の写真あり!) なんとタイムリーなのかしら?「この世に偶然はない、総て必然だ」という言葉もあるし、今日は便乗ブログにしてみました☆ 明日は「ナマケモノ、バリダンスに初挑戦!」です。
2006年04月10日
こんにちは!昨日は夜7時半より1時間、大雨が降りました。ものすごい雨とカミナリで、道路は水浸し。 足りない食材の買出しにスーパーマーケットに行ったスタッフは、そこで1時間足止め でした。(笑) なのに買い物用のお金は全部使い果たしていて、オヤツのひとつも買えず、すきっ腹を抱えて可哀想でした。(^_^;) そして今朝は嘘のような快晴です!ここら辺がバリですねぇ、今日は店から見える竹林が綺麗でした。 入り口から階段を下りると、広いフロアがあるのですが、ここの窓からの景色、なかなか素敵です。 いかがですかこの大きな窓? なかなか素敵でしょう? 私はいつも極楽気分です♪
2006年04月09日
数ヶ月前に食品の「ホルマリン使用」が問題になった。市場に出回っている魚肉類、豆腐などかなりの食品に、長期保存のため使っていたとの事。 そこで、バリ人大好き『バクソ(bakso)』 (すり身団子のスープ)はかなり危険な食べ物と評判になってしまった。鶏か牛のすり身団子が一般的なのだが、どちらも日本人の目で見れば魚肉ソーセージか、かまぼこを思わせる一品である。 その上ちゃんとまっとうに商売をしている人も沢山いると思うのだが、ジャワ人の売り子が多いのでバリではますます敬遠される。 バリ人は彼らにあまり良い印象を持っていない人が多いので、ウブドで悪い事が起きると何でも“ジャワ人”のせいにする所がある。(話によるとジャワでは“バリ人”のせいにするらしいが…) ホルマリンだけでも十分怖いのに、コストを下げるため「鶏肉」と偽って「ねずみ肉」が混入されているとかいう噂が蔓延したのだ! 『漁師』ウブド店 スタッフの会話 マデ:が、がーーん! 恐いよー。 病気になったらどうしよう? ホルマリンって死体が腐らないようにする薬だよね? リンゴちゃん:そうそう、この前近所のじいさんが死んだ時、医者が打ってたぞ。 ヤバイよなあ。。でも“バクソ”食いたいよなー。 アユ:毎日でも食べたい、私の大好物なのに…。 お父さんが頼むから止めてくれって。。。 コミン:いやそれでも、食べたい…。 時々なら大丈夫だよきっと! と、まあ、みんな大好きなのだ。(笑) うちのスタッフの中には「週に5回はバクソを食べないと落ち着かない」という輩がいるほどだ。サンバル(チリソース)をガンガン入れて、ご飯と一緒にすすりこむ。「唇がヒリヒリするほど辛くないと食べた気がしない!」と言いながら食べる姿はとても幸せそう♪ そこでウブド近郊では『クラモ(krama)・バリ』 (ローカルの相場は3,000ルピア)と言って、バリ人によるバリ人のために作られた、“豚肉のすり身団子スープ”が登場したのだ。 しかも売り子は「僕は本当にバリ人です」という証明のため(?)ウダン(男の人の頭飾り)とサロン(腰布)を巻いているのだ!! 「そんなのバリの衣装を着ていたら、ナニ人か分からないでしょう?」とおっしゃる方もいるかもしれない。しかし、バリ人曰く「言葉でわかる」そうだ。バリ語を話していても、イントネーションや単語でばれるらしい。「ちゃんと確認してから買いなさい」と、マデちゃんがもっともらしく話してくれる。 すごいもんだ。私など「そこまでして“バクソ”が食べたいか」と思ってしまう。 なんとペニダ島では「ジャワ人から“バクソ”を買っている所を見つけたら罰金」まで取るそうだ! これは宗教上の問題から来る。もともとこの島はヒンズー教徒の島だったそうだ。しかし、最近は他の島(特にジャワ)からの移住者が増えていた。そこへ、3年前のテロ、そして今回の自爆テロがあって「危険だからイスラム教徒(=ジャワ人)を住まわせたくない!」という動きが強くなったためだそう。こうやって糧道を奪い、撤退させようというのだろうか? ペニダ島出身の旦那を持つスタッフに言わせると、「ジャワの人が多いと、泥棒も増えるんだよね。。。昔は皆知り合いだったから安全だったのに」となる。 私は思う。別にナニ人と限定しなくてもいいのではないかなあ。イスラム教徒はジャワ島だけじゃないのになあと。ちょっと差別だなと感じるのだ。でも、それほど宗教間の戦いは根深いということだろうか? どこの国の人間だろうと、いい人と悪い人は存在する。誰の心の中にも「善と悪」は必ず同居していると思う。願わくば、今日の私の中でほんの少しでも善の部分が勝ってくれたら嬉しいな。
2006年04月08日
うちのスタッフのご飯を見ていると、おかずを数千ルピア分、屋台で買ってきて白いご飯をてんこ盛り食べている。男の子なんかどんぶり飯。 さすが、お米の国だなあ。 パラパラご飯なので、汁っぽいおかずが多いようだ。 しかし、その『おかず』の仲間として登場するのがこちらの商品である。 ここ数年、インドネシア人に人気ナンバー1の商品!WINGS Foodの『Mie Sdaap』というインスタントラーメンだ。 1個600ルピア~1,000ルピアぐらいで最近はどこでも買える。この安さ、旨さ、手軽さが “バカうけ” なのだ。(あ、昔こういう名前の美味しいおせんべがありましたね♪) 白い袋が「ミーゴレン(やきそば)」、緑の袋が「ミークワ(汁そば)」です。 作り方を見ているとフライパンに湯を張り作り始める。日本人のように鍋なんぞ使わないのだ。 その間にどんぶりの中には袋に同封されている調味料と、家から持ってきたナマの唐辛子を大量に放り込む!!(ここら辺がインドネシア!)茹で上がった麺を絡めたら、さあ出来上がり!!(ちなみにこれはミーゴレン用の調味料) 他には特に何もなし。野菜も肉も入らない。(家で作るときには入れると思うが) 基本的に素ラーメンですねぇ。 で、これと白いご飯を一緒に食べるのだ。「炭水化物+炭水化物」のごはんです。(笑) 私はさすがに「炭水化物+炭水化物」のごはんはやりませんが、この2種類、かなり美味しいです。日本人の口にも合います♪ 私は緑の「ミークワ」が好きなんですが、これには「レモングラスオイル」が調味料として入っているのですよ!このオイルが不思議と旨さを引き立ててくれる。この中に“揚げ目玉焼き”を放り込めば、いつでもインドネシアの屋台気分が味わえる事間違いなし! ちなみにこのオニーちゃんが持っているのは、『サリミー』という古くからあるメーカーのもの。こちらの根強いファンもいますよ。 是非、皆さんの舌でお試しください!!
2006年04月07日
このボトル、ちょっと可愛くありませんか?フラスコみたいにお尻がまるーくなっていて、私はひとめぼれ。>ああ、でもこの飲み物、どうみても不味そう。。。でも好奇心が!お味は2種類。オレンジ味とイチゴ味。 強烈ですぅ~♪好奇心を押さえきれず、2本とも買ってみました。さっそくオレンジ味を飲んでみた。「ゴク、ゴクゴク…、もぐもぐ…」プカプカ浮いているこの物体、ゼリーの玉でした。お味は…。(個人的に好きじゃありませんでした)眺める分には、綺麗なんですけどねー。(笑)イチゴ味は怖くて未だ飲めません。 (^_^;)でも本当に見た目はラブリーで綺麗なんですよ。そこでイチゴ味は、うちの冷蔵庫の中で「飾り物」になってます。
2006年04月05日
これはタイやシンガポールなどのアジア諸国で売られている『もぐもぐ』と『Mi-U』というジュースである。なぜか日本語がところどころ書かれているのだ。(MADE in JAPANだと勘違いさせ、購買意欲を煽るのが目的か?)なんでもいいが、ちょっと嬉しい。デンパサールの大きなスーパーへ行くと、こんなに豊富なフレーバーでジュースが出ていた。(ウブドではさすがにこうはいかない!)『もぐもぐ』はナタデココ入りで、なかなか美味しい。これのライチ味が好きなんですよねー。『Mi-U』は猫に吹き出しが付いていてその中に日本語が書いてある。ひとつひとつ、絵柄が違っていて楽しいのだ。写真に写っているだけじゃなく、全部で7種類の味がある!ああ、どうしよう? (@_@;)全部制覇したくなっちゃうよー。ダイエット中の私には、危険な飲み物だわ!!そうだ! いい事思いついた!『漁師』に来て日本酒もビールも飲まず、(一人はお酒が苦手。ウェルカムドリンクで酔っ払うらしい)、毎回、寿司やカツ丼をバクバク食べながら、フルーツジュースを3杯ずつは飲んでいく異色の“男性2人組”のお客様に勧めてみよう!うふふふ。 「これってだあれ?」って思う方。 ここを ←クリックしてね♪
2006年04月03日
「長期滞在してみたいけれど、住む場所はどうしたらいいのかしら?」と思っている方多いのではないでしょうか?最近はインターネットや雑誌でバンガローを探して長期滞在を申し込み、バリに着いてから「あれ?こんなはずじゃなかった」って事が色々あるようです。キッチンがないとか、立地が不便だった、お風呂はあるけれどお湯がでない、など問題はさまざま…。 そこでこんな方法はいかがでしょうか?エアチケットだけ日本で買って、まずは現地へ飛んでくる。(どうしても現地での宿が心配なら、最初の1週間分だけ予約を入れておく)そして、レストランなどに貼ってある「レンタルハウス情報」を見たり、不動産屋さん(ウブドにも数軒あります)などを探すか、現地の人に聞いてみるのです。またバイクで走っていると家の門などに「HOUSE for RENT」と看板が掛かっている場合もあります。最近は外国人が建てた素敵なビラも数多く点在しており、オーナーが「一時帰国の間、貸家にしたい」と言うのも多いようです。そうすると家具・お手伝いさん付きですぐに生活ができ便利です。自分の条件をちゃんと決めておく事も重要です。1. どの辺に住みたいか?2. 街の中心部までの交通(歩き、自転車、バイク、車)3. キッチンの有無4. 水シャワーでいいのか、ホットシャワーがいるのか?バスタブの有無など。5. 一戸建てかバンガロー内の1室か?6. プールの有無7. お手伝いさんの有無8. 1ヶ月いくらぐらいの家賃か?などなど。 ちなみに私が長期滞在していた頃は、レンタルバイクを借りていました。(日本で国際運転免許を取ってくるか、デンパサールで1ヶ月間の旅行者用免許を取るか)そうすると、多少田舎の方でも大丈夫。行動範囲が広がります。街の中心部は地価が高いので、少しはなれた所に素敵なレンタルビラは多いのですよ♪ある程度気に入った物件が見つかったら、直接見に行きましょう!給湯設備、排水、ガス、戸締りの状態など、生活する上で重要な物をチェック。OKだったら3日間ほど住んでみましょう。(案外チェックし忘れたものがありますよ)「これなら大丈夫、住める!」となれば、『長期滞在用値段交渉』に入ります。数ヶ月分まとめて先払い、または住んだ分だけ支払うなど方法は色々。必ず事前に確認を。(大体は後払いなので、まとめて先払いするとちょっと安くしてくれる事もあります)もし、不都合があれば修理してもらいたい場所を“お金を支払う前に”交渉します。お金を払ったのに、忘れられてしまうことは多々あるのです!(出来れば書面でこの条件を残しておいた方がいいです。英語で単語が並んでいるだけでも何でもいいです。大事なのは双方が分かる事!大家さんと二人で確認しましょう。言葉の問題で伝えたつもりでも伝わっていないことは多いですから…)私の初めての長期滞在は1年2ヶ月でした。この期間泊まり歩いたバンガローは、なんと7軒!!それぞれ同じようでも微妙に色々違うんですよ(笑)皆さんも自分のライフスタイルに合った素敵なバリライフを手に入れてくださいね♪
2006年04月03日
もう何年この土地に住んでいらっしゃるのか定かでないが、白いお髭をたくわえたイギリス人の画家“ジェイソン・モネ”氏。(以下ジェイソン)噂では、かの有名な画家のお孫さんだそうだ。(苗字でわかるよね♪)彼には4人の美しい娘達がいて『ウブドっ子達のマドンナ』だったそうだ。今現在45歳になるローカルのおじ様が遠い目をして「俺達の憧れだった…」なんて語っているぐらいだから、かなり長いこと住んでいるんだろうなぁ。ジェイソンはとても素敵な人だ。お茶目で明るくて、女の子が大好きで、いつも冗談を飛ばしている。そろそろ70歳になろうというのに、自分で車を運転してパダンバイやチャングーのビーチまでスケッチ旅行に出掛ける。『ジュクン』と呼ばれるバリの小さな船が大好きなのだ。うちのボス、佐言の友人でもあり『漁師』にも時々顔を出してくれる。彼はバターフィッシュの刺身が大好物。大トロのような脂がたまらなく好きらしい。(カルパッチョもいいですよ)ある日、「次々となぜそんなに絵が描けるのか?」と聞いたらさらりと一言「楽しいからさ!」とウィンクが飛んできた。 だから老け込まないんだなあ。素晴らしい。彼はほぼ毎晩のようにウブドのサッカーグランド横の『デリキャット』にワインとおしゃべりを求めて出没する。私も大好きなお店で、ウブドでの「オフ会」は必ずここを利用する。安くて美味しいので、在住の外人さん達の溜まり場なのだ。ここには彼の絵が3枚飾られている。(ちなみに『漁師』ウブド店にも2枚ある)私のお気に入りはこの一枚。(モデルは日本人女性なのだ!)南国らしい気持ち良さが伝わってくるよね。この優しい色合いも大好き。こちらの奇妙な鳥の絵もジェイソンの作品。うちにも飾ってあるのですが「欲しい、売ってくれ!」というお客様が多い。「これは店の開店祝いに頂いた物なので、お売り出来ません」と言っているのに、まだブツブツごねている。あれはドイツ人だった…(お客様は神様だけど金払えば何でも出来るわけじゃないんだぞ!こっちにだって仁義ってもんがあるんだ!)ある日その話をジェイソンにしたら、ニッコリ笑って「僕の贈り物を売らずにいてくれてありがとう。あれはシルクスクリーンだから、あと10枚ぐらいならストックがあるよ」と聞いたので、それからは直接電話してお客様に交渉してもらうようにした。(今はあと何枚ストックがあるのかな? もう無かったりして♪)娘さんの前なのに「僕の8人目の奥さんにならないか?」なんてワイン片手にすごい冗談を飛ばしているジェイソン。(毎度の事らしく、娘さんは驚きもせず笑っていた)いつまでも元気にウブドの名物おじさんでいて欲しいものです。彼の作品と、彼に会いに『デリキャット』へ行きましょう!ここのスモークサーモンとチーズオムレツの一皿。ワインに合いますよ♪
2006年04月02日
ニュピ前に、非常食の買出しをしました。(ほら、お家から出られませんから。 もし外出が見つかると、ぺニダ島では罰則として米25キロを徴収されるそうですよ。約105,000ルピア 厳しい!!)ウブドの『ビンタン』マーケットへ行ったら、こんな可愛いボトルのお酒を見つけました♪ (1本 75,000ルピア)両手のひらに乗せると、ちょうどフィットするサイズでキュートです。私は初めて見ました。なんと、パイナップルのお酒だそうです。このボトルの絵がカラフルで素敵。 バリのセレモニーの情景がたまりません!バリの思い出に、日本で待っている大好きな人に、こんなお土産はいかがでしょう?
2006年04月01日
先日のブログで温泉の素「六一○ハップ」 の事を書きました。すると、そのコメントの中にこんな耳寄りな情報が!!ヴィラミンピさん ←クリックしてね♪~~~☆~~~~~~☆~~~~~~☆~~~>私も「610ハップ」知ってますよ~!!>私は実際やったことはないのですが、ちょっといい話♪>この「610ハップ」をかかとに付けてかかと落としで>ジョリジョリやるとツルツルかかとになるそうです・・・。>教えてくれた人からは、「本当は教えたくないんだけどね~!」>なんて言われながら教えてくれました(*^^*)~~~☆~~~~~~☆~~~~~~☆~~~と、いうのです。こういわれちゃー試さないわけにはいかぬ。半信半疑でだったのですが、お風呂で使ってみました。(原液を指に付けて濡れたかかとに塗る)すると、「アンビリーバボー!!」 \(◎o◎)/!すごい!、本当に軽くこするだけでボロボロ剥ける!!「今までの苦労はなんだったの?」って感じです。素晴らしい\(^o^)/ これなら面倒がらずに、続けられていいですね♪♪日本では「かかとツルツルシート」なるものが売られていると聞いたことがある。確か一晩貼って眠り、次の日まで待たなきゃいけない。しかしこれならほんの一瞬で剥けてくれるので、効果が分かりやすいです。気が短い私にはぴったりです。こちらは可愛いワンコちゃんをお持ちの方に、バリ在住の犬のトリマーさんより耳寄り情報です。CHILI@MANISさん ←クリックしてね♪~~~☆~~~~~~☆~~~~~~☆~~~>おぉぉっ!六一〇ハップさまさま!!>実は、これ・・・うちのサロンでも大活躍してくれてます。皮膚病と頑張って格闘中のわんこの強い味方なんですよ。>うちのタロもちょっと痒い痒いが発生したら、六一〇ハップ浴でさっぱり綺麗に治ります。>いおうパワー恐るべし!!~~~☆~~~~~~☆~~~~~~☆~~~というお返事をいただきました。犬がいいなら猫だって…と、健康体だったけれどうちの『ウリ』も入れてしまいました。(皮膚病予防にどうかな?)武藤鉦製薬株式会社さんの『六一〇ハップ』本当にすごいですねー。使い方の幅が広いです。(私はけして武藤鉦製薬株式会社の回し者ではありませんよ!)新しい使い方をみんなで発見してみましょう!情報を寄せて下さったお二人様、有難うございました。
2006年03月31日
今日は外へ出てはいけない『静寂の日』 昨日の興奮はどこへやら、いたって静かなもんです。ニャンコの『ウリ』だって、いい子にゴミ箱の中で丸くなってますよー 店もお休みだったので、昨日は初『オゴオゴ』を見てきました。あんまり宗教行事に興味がない私は、いつもホテルに引きこもり。しかも、この2年間は『オゴオゴ』を自粛していたので、見れなかったのです。しかし、今回は友人と一緒に見学です。夕方6時からスタートだというのに、昼間からウブドのサッカーグランドは大賑わい。露店なんかも現れてサテを焼いてるおばちゃんがいたり…。こういうのを見ると、縁日気分盛り上がりますねー。このオゴオゴ、村対抗のコンテストになっているらしいです。そこで、これを見るのに こんな場所から写真を撮っている外人さんもいたりして(笑)注:これは王宮へ行くまでの道です。皆さんの奮闘ぶりが伺われます。私達はもみくちゃにされながら王宮前まで行ってみました。人ごみに踏み潰されそうでした。(笑)王宮前がその会場。なかなかの迫力でしたよー。来年こそは、皆様もいかがでしょうか?
2006年03月30日
さあ、明日からニュピ休暇に入ります。『漁師』も29、30日はお休みになりますのでバリの人達はみんな、そわそわしています。えー気分を変えまして、今日のお題は『イオウ(硫黄)』でございます。アロマのオイル風呂もロマンチックでいいですが、そろそろ日本の温泉が恋しくなってきました~☆露天風呂で雪見酒と洒落込んだら、最高ですね!そこで、母がバリへ来た時に『610ハップ』なるお風呂の素を運んでもらった。(武藤鉦製薬株式会社さんのです)これって肩こりや皮膚病にもよく効くそうで、何やら効能書きが付いていた。濃縮液なので最初は赤茶色。お風呂に入れると白く濁る。これが優れものなのだ。うちの家族は温泉好きで、北海道にいた頃はドライブがてら、よく温泉に入りにいったものです。お気に入りは、場所は忘れましたが『つるつる温泉』 と言う所。こくわの実、山葡萄、落葉きのこを取りに行った帰りによくいったなあ。しかも『漁師』で働き始める2年前まで、私は熱海のホテルで働いていたので温泉にはチョコチョコお世話になっていた。熱海には街の中に7つの源泉が噴出す場所があり、知らないうちに温泉の香りが身についてしまったのでしょうか…。あぁ、懐かしいです。バリにも温泉はあるが、硫黄のにおいぷんぷんのは見たことがない。でも、日本人としてはあのにおい、好きなんですよね~♪「体に良さそう!効きそう!」って感じがする。うん!先日「けむしの毛」にかぶれ、掻いてかさぶたが出来ちゃったスタッフに、これを濃い目に水で割り塗布させたら、数日後ピタッと治まった。この季節毛虫が移動中に、毛を飛ばすんですよ。目には見えないんですが洗濯物にくっついていて、痒くなったりするんです。私もやられて全身かゆかゆになった時、2日間硫黄のお風呂で使っただけで治ったのです!あら、スゴイ! びっくり日本製ですからなかなか手に入らないので、バリにも同じような物がないかと探したらなんと、ギャニアールの市場の中でイオウのかたまりを発見!しかも野菜や香辛料を売っていたおばちゃんが持っていたのです!(なんでだろう)バリでも珍しいそうで、うちのスタッフは誰も使い方を知りませんでした。そこで、知り合いの物知りおじちゃん(バリ人)に聞いてみたら、「ブレラン(belerang)じゃあーないか?あれはな、石臼で潰して粉末にしてからココナッツオイルを混ぜて傷に塗るんだよ。よく効くぞ!」と教えてくれました。しかしケガのたびに、お風呂に入るたびに、こんな事していられない。今ではすっかり「無用のチョウブツ」と化してしまった。(やっぱり液体は簡単でいいです。日本人、万歳!)ああ、もしインドネシアにあるのをご存知の方がいたら、イオウの液体のありかを教えてくださーい。温泉が恋しい私に、愛の手を!!
2006年03月28日
それから数日後、さっそく警察が動いた。酔っ払い旦那のもとへ出掛けて行き 事情聴取を行った。突然の警察官の来訪に、あまりの恐怖のため酔っ払い旦那はおしっこを漏らし、瘧のように震えだしたそうだ…。旦那「それだけは止めてくれ!」と警察に泣きつくが却下される。(そりゃそうだ。ウブドの所長さんだって州警察に脅されている(?)んだから、下っ端の小役人など、歯が立つ訳がない…)「あの時バーカウンターの中にいた奴らがやったんだ!」と思った彼は、それぞれの家まで出向いて、何とかしてくれと泣きついてきた。「もうしないから」と何度いっただろう? 最後にその言葉を聞いたのはつい1ヶ月半前だった。その度に裏切られてきたのだ。だから、しょうがなく事態はここまで来たのだ。家にまでやって来られたスタッフは「僕にはもう何も出来ないよ…。問題は今、『漁師』グループの総帥にまで伝わった。ウブド店だけの問題じゃないんだよ…」と答えた。そして彼は、奥さんと子供も連れて私に会いに来たが、残念ながらスタッフと同じ言葉しかいえない。「そこを何とか…」と言われても“総帥”と話をするチャンスを作るぐらいしか、私に出来ることはなかった。一度『ブラックリスト』に載ると、バリ島中の警察に知れ渡る。しかし、彼にだって生活はある。彼の仕事はとある小学校の警備員で(腕っ節は強い)、しかも彼の村では、なんと『自警団』の一員だったのだ!小さな村の中でこんなことが知れ渡ってしまったら、全てを失ってしまう事になるとやっと 気が付いたのだ。「もう、2度と迷惑を掛けません。お願いですから警察への報告を取り下げてください。こず重の許可が貰えるなら、取り下げてもいいと言われました。」と、長かったドレット・ヘアも切り落とし坊主頭でやってきた。困りきった私達。 正直、信用ならない…。しかし…、こんな風に泣きつかれ、それぞれの村の自警団のおじちゃん達も間に入ってくれた。「今度何かあったら、俺達がなんとかしてやる!任せとけ!」と胸を叩く。ここで村の強さを信じるしかない。ここに住んでいる以上、これがルールなのだ。“総帥”とボスに訴えを取り下げる事を報告した後、私は渾身のチカラを込めておじ様達の手をブンブンと振りながらギュっと握りしめ、「うちのスタッフを守ってね!」と目にチカラを込めてお願いしまった。 なんとそれ以来、一度も彼は『漁師』に現れない。自警団のおじ様達のとりなしのお陰と毎日奥さんがおうちに居てくれることで、安心したのだろうか。自警団のおじ様からは、彼女を首にするよう言われたが彼女は自分から退職を申し出てくれた。そこでボスは、彼女を哀れに思い退職金を出してくれたのだ。(ボスの思いやりが、すごく嬉しかったのを覚えている)その後、彼女はその退職金を元手に家の前でワルンを始めた。コーヒーやおやつを売っている、小さな小さなワルン。「『漁師』で働けない事は悲しいけれど、泣いてもいられないからね♪」なんて元気に頑張る彼女を見て、「色々あったけれど、彼女と関わる時間があってよかった」と思いました。スタッフ達も折を見ては彼女のワルンに「売り上げ協力」に行きます。『漁師』ウブド店で働き始めて2年。さまざまなバリの一部を知ることができました。独特な『バリ人の習慣、ルール、考え方』とても興味深いなあと感じました。色んな人間の想いが交差する中、最後には人間としての優しさを見せてくれるバリにどんどん惹かれてゆきます。これからどんな姿を私に見せてくれるのでしょうか?楽しみでもありドキドキでもあり…。 終
2006年03月27日
ところで、この話は直ちに『漁師』グループのインドネシア人側“総帥” のもとへ届く。外国人であるボスやマネージャー陣よりも早く、この人に届くのだ。彼は『漁師』の前身『ゴア2001』にあった“寿司バー”からボス佐言と供に働いている最古参で、200人近い『漁師』グループの全ての人々から尊敬され、恐れられている人物…。彼の言葉は絶対なのだ! (ウブド店の古株のスタッフは、彼と一緒に働いたことがある。当時の話を聞くとそりゃあ凄い迫力だ。彼がご飯の炊き具合を見て一言。「おい!米!」と言っただけで泣き出してしまった人もいる程だ。ちなみにその時泣いた人は今、ウブド店のチーフコックである。)私なぞ、彼の『男気&情に流されない冷静な判断』にほれ込み、すっかり彼の大ファンである♪(未だ怖いところを見ていないせいか?)彼に会うと嬉しくなって、ニタニタと笑いながら手を振ってしまう。 パタパタパタ♪ 好みは色々あるだろうが、私は彼が「漁師」で一番いい男だと思う!(あ、これはどうでもいい事でしたね♪)それはさておき、次の日の昼間、彼によるスタッフへの事情聴取。そして店がある村の村長さんのもとへ事情説明と自警団の保護を求めにいく。(ウブドの中には細かく分けられた幾つもの村があるのだ)一度“総帥”は家に帰り、夜になってから彼の村より、若くて腕っ節の強い奴を7名とバリ州警察の上層部のおじ様を連れてウブド店に遣って来た!(おじ様は同じ村に住んでいるらしい。清げで穏やかそうないい人だった)警察官以外、みんなバリの正装(村のお祭りがあったらしい)のうえ『喧嘩支度』 。若いのはチェーンやら棍棒をフリフリ、手をポキポキ鳴らしている。ひゃー!私はその姿を見ただけでこれから起こることへの恐怖か、右手が震える。心臓、バクバクだ。 \(◎o◎)/!再度事情説明をしながら2時間ほど待ったが、酔っ払い旦那は現れない。(正気になって止めたのか?)そこで、県警察であるウブドの警察署へ、バリ州警察(県警よりもっと上)のおじ様を伴って、速やかに酔っ払い旦那を“ブラックリスト”に載せるべく彼らは出掛けていった…。(被害届けか?)こうしておけば、どこの村でうちのスタッフが襲われても(報復されても)、警察が彼を捕まえられるそうだ。バリではどんなコネクションがあるか、と言うことがとても大事みたいだ。そのチカラ関係は色々な場所で生きてくる。州警察のおじ様の出馬のお陰で、あっと言う間に警察が動き出した…。どれだけ正しくても、そのコネクションがなければ泣き寝入りも珍しくない。それどころか『カモ』にされてしまったりもする、悲しい現実…。日本ならここまで露骨じゃないよね。日本人的には、びっくりするような事が沢山あるのダ。さあ、明日は最終回でございます。あと一日お付き合いくださいませませ。
2006年03月26日
そして、運命の日がやってきた。。。今からちょうど一年前。私は開店したばかりのレストラン、セミニャックの『海山』に借り出されていた。深夜12時ごろ、店はまだまだ大盛況!追加オーダーのワインにおおわらわ。そんな時、ウブドのスタッフから1本の電話が入った。「今、警察署です。今日の遅番全員で被害届けを出しに来ました」と言うではないか!事情を聞けば例の暴力旦那が酔っぱらって店に入ってきて大暴れ。そして運悪く、その時バーカウンターにいた2人の男の子に八つ当たり。(スタッフにケガはなかった)しかし、旦那を止めに入った奥さんがもろにパンチを食らってしまい、頬を腫らしていた。旦那の怒りは最高潮に達した。「お前はやっぱり、あいつが好きだから庇ったんだろう?」 えーーっ?自分の旦那のせいで仲間を傷つけてはいけないから、庇っただけなのに…。なぜ、そうなるのか?「明日から一人ずつ、お前ら全員殺してやる。覚悟しておけ!」と捨て台詞を残し、奥さんを連れて帰ったそうだ。近所の住人達もそれを見ていて怒ってしまった。「お前ら!甘やかすのもいい加減にしなさい。彼女が可哀想なのは分かる。でも、もう今回はちゃんと警察に訴えた方がいい!」と背中を押してくれたのだった。バリは“村”社会で、警察よりも村長や村の自警団の方が力を持っている時がある。だから『村人』の力を借りられないと、『よそ者』(他の村出身者)である私達にとって、その戦いは負けなのだ。しかし今回はウブドの地元住民の後押しを得、警察に証言してくれるという確約を取り付けたあと警察に現場検証してもらい、個人攻撃を恐れて全員で警察署に向かい被害届けにサインしたのであった。さてさて、この後はいかに!? またまた明日へ続く…。すんません、長くって
2006年03月24日
ただ今、連載しているお話の合間に、ニャンコ情報をひとつ…『ハナ』が家出してそろそろ5日目。昨夜からずーーっと、『ウリ』はお外へ出してもらえず、相方の『ハナ』も帰ってこないのでストレス溜まりまくり。今まで聞いたこともないようなダミ声で「んにゃーごー!!(出せ出せ)」と扉の前で叫んでいる。“のどを痛めちゃうんじゃないかなあ?”なんて心配になるほどだ。しばらくして静かになったなあと思うと「んにゃお?にゃにゃーーおん(ハナどこに居るの?)」と探して家の中を探しているのだ。辛くて見ていられない!彼女の気持ちを想うと、胸が痛むよーー。 (>_
2006年03月23日
皆様、我が家のニャンコ『ハナ』への優しい想い、どうもありがとうございました!でも未だ帰ってこなくって、相方の『ウリ』はすっかり食欲がありません。ううー、2匹とも心配ですーぅさてさて、気を取り直して5夜連続物の『ウブドの事件簿・バリ風、暴力事件の裁き方!』続編に参りましょう!うちの男の子スタッフ達は、みんなバリニーズ。バリ人は「人の縄張り」には特にうるさいので、恋人がいる人には手をださない。まして、結婚している女性に粉をかける事はほとんどない。(しかも暴力夫付きだなんて!)もしばれたら、それぞれが友人に助太刀を頼み“『村人』対抗の大喧嘩”になってしまう。(冗談ではなく、激しいです。。。) しかし、もう別れてフリーとなれば話は別ですが。彼女の旦那さんは、偶然だが私の12年来の友人だった。(ウブドの絵描きさん)昔ケガをした小鳥を拾ってきて、一生懸命エサをあげていた姿を見たことがある。時間は人を変えるというけれど、本当は優しい人なんじゃないかと思う。そこで、しらふの時に話してみた。そうすると借りてきた猫 のようにおとなしく、ちゃんと理解する。「ごめんねー、迷惑かけて。。。」と、しおらしく謝りさえするのだ。しかし、残念ながらこの状態は長くは続かない。2,3ヶ月すると、またもや泥酔状態から“やきもち”が再発するのだ。そして店に押しかけて来て男の子のスタッフ達を、誰かれなく脅す。ただ彼女の近くを通って物を取っただけで、「お前!今、俺の奥さんとキスしてきただろ!ふざけんな!」とインネンをつけ、わざと底を割ったビール瓶を持つ。これで「刺し殺してやる!」という訳だ。そして背中には空気銃を常に背負っている。(趣味は鳥撃ち。それをサテ(焼き鳥)にする。でもこちらからすれば、違う用途だって考えられる…)酔っていなくても奥さんの浮気が心配なようで、彼女が夜番の日はどこからか店を覗きこんでいるのだ。正直、私も「マネージャーのくせに異性交流、管理不行き届き」(?)という無実の罪で脅されたことがあり、本当に怖くて日本では思ったこともない『命の危機』 を感じたほどだった。ここまできたら、きちがいだ…。脅す。謝る。仲直りする。 また脅す。。。何回ぐらい繰り返しただろうか?その度に他のスタッフ達が言うのだ。「こず重、彼女を許してあげて! 私たちも怖いし腹が立つよ、でも彼女が一番辛いはずだから…。私達だっていつそんな問題を抱えるか分からないし。。。」まじで涙もんですよ。 (>_
2006年03月23日
ああ、この話の発端は、私が『漁師』に入社する以前までさかのぼる。大体4年ほど前から年に数回の割合で繰り返し起きていたのだ。なんとも“バリの田舎的”気の使い方が原因で、つい1年前まで長引いてしまった。優しさが“あだ”となった事件といえよう。今はやっと落ち着きを取り戻したがスタッフの心の傷は深く、あの時の“恐怖”がなかなか消えない辛い結果となってしまった…。私が入社したての頃、Aちゃんというウェートレスがいた。裏方の仕事をさせると、時間は掛かるが確実にこなす。だが常にボーっとしてて、教えてもなかなか覚えてくれない“困ったちゃん”だった。しかし、これには深ーい訳があったのだ。最初、この日いるはずの男の子のスタッフが仕事に出ていない事から気が付いた。「どうして○○君は出勤していないのですか?」「…あ、あのー、色々問題があって入っていません。。。」とスタッフの一人が答える。「何?なにがあったの?」 と、私の目が吊り上る (-_-メ)「えーーと…」と口ごもる。スタッフの見交わす眼と眼…。 \(゜ロ\)(/ロ゜)/そのうち、他のスタッフが痺れを切らし「ほとんど毎週、この日、彼は仕事に入りません。逃げてるんです」というではないか!これは一大事!聞くとAちゃんの旦那が、酔っ払うとダレカレ見境なく喧嘩を売る。その男の子は「俺の奥さんにちょっかいを出しただろう!」とインネンを付けられ、仕事帰りには待ち伏せされ、追い回されるという恐怖を味わっていた。この旦那さん、異様に“やきもち焼き”なのだ。Aちゃんが『触れなば落ちん』の風情ある美女なら話は別だが。。。しかし、これはありえない!かなり正直に言って、Aちゃんは100人並みの顔だ。その上、色気もない。常に自分の不幸を嘆いている女だった。共働きだが旦那は自分の給料を全部、酒や女遊びに代えてしまう。彼女が働かなければ、食べていけないのだ。なのに彼女の仕事の邪魔をする。彼女は旦那に「そんなに心配なら、私が店を辞める」と言った事がある。しかし旦那は「店を辞めたら(自分達の)子供2人を殺す!」と脅すのだ。こんなよく分からない話があっていいのか?(これでは不幸を嘆きたい気持ちも分かる気がする。毎日こんな事を悩んでいたら、仕事に集中できないよね…。) 続く
2006年03月22日
ああ、今日で早くも3日目。ハナが家出してしまった。。。毎日、おうちの中に閉じ込めておくのも可哀想なので、最近は昼間は2時間ぐらい2匹を自由にお散歩させてました。私は家にいてテラスから「ハナ~、ウリ~、帰っといで!美味しいもの食べよう!」と呼ぶと、いつもはちゃんと帰ってきていたのに。くすん (涙涙)でも、私よりも可哀想なのは『ウリ』。いつも2匹で仲良く眠っていたのに、相方がいない。寂しくって、自分の半身が切り取られてしまったかのようにずーーっと悲しい声で鳴くんです。私が出勤する時も、2匹なら安心して置いて来れたんですが、今は心配で心配で。。。そして頭の中を最悪のシナリオが回るんです!!!『ハナ』が犬に齧られてたらどうしよう、悪い人に監禁されてたらどうしよう?ご飯は食べられているかしら? エトセトラ…。 ああー、私ってネガティブ!!でも「ここで私が諦めてはいけない!まずは行動と良いイメージングが大切だ!!」と思い直し、「ハナ」が家の前で顔を汚れで黒くしながら「ニャん!」と元気に鳴いている所を想像しつつ、『ウリ』を“sisi バック”に詰め込んで探しに出掛けました。(猫をカバンに詰めて歩いている日本人を見て、皆びっくりしてたと思う)近所の人達に『ウリ』を見せて「こんな猫見ませんでしたか?この子の姉妹がいなくなったんです!」と聞いて廻りました。こう言っているのに「うちにも猫はいっぱいいるぞ。1匹あげようか?」とか、「あ、あんた『漁師』のマネージャーだよね?給料いくら?」とか聞いてくる。半分ぶちギれになりながらも、なんとか愛想良く笑ってかわして逃げた。そして昨日も今日も、近所に『ハナ』を探しに行く。自分が『ハナ』ならどこへいくだろうか? 大声で『ハナ』の名を呼ぶ私を見て、声を掛けてくれた人がいた。その人が「あ、俺が朝出勤した時に見かけたよ」という返事。『ハナ』が生きているかもしれない! 希望が沸いてきた!再度、昨日立ち寄ったレストランへ顔を出す。中学生ぐらいの男の子が「僕、その猫を見つけたよ。残念ながら捕まえられなかったけど」と言う。なんでも、裏の森へ走っていったそう。うう、残念。明日はその森の探検に行ってきます。
2006年03月21日
あ~極楽!!一昨日の夜。この日は恒例のオフ会で、finestageさんの「焼肉食べたいでショ?」という甘い“天使の誘惑”その言葉に、皆さん大興奮!ウブド在住の友人6名と車をチャーターし、一路セミニャックの『海山』へ向かったのでした。ウブドにいると『焼肉』なんて食べられないからこの味に飢えていて、欠食児童のようにくらいつく人もあり!ここにも時々仕事で入っている私は、習慣でお肉焼き係になってました★(もちろんその後は、わき目も振らずガツガツ食べていましたけどね。)私が言うのもなんですが、『海山』の焼肉は美味しい!!豚バラ、上カルビ、ジンギスカン! 特にジンギスカンは北海道人の魂を揺すぶります!(一緒に付いてくる“もやし炒め”がタマリマセン!!)深夜の12時…ウブドに到着。「おーい、元気だった? ハイ!これ豚まん、お土産や!」と言いながら、大阪からいきなり、昔バリで出会った友達“のりちゃん”が、友人を伴い訪ねてきてくれました! 彼女はダイビングのインストラクターなんですよ♪いやーん、嬉しい!! \(^o^)/(早速、酒盛りが始まった事は言うまでもない…今日は美味い物続きやぁ)『ウリ』と『ハナ』もオオヨロコビ♪♪「だれだー?このネーちゃん達?」「だれでもいいのよ! だって遊んでくれるもん♪」(…と言ってたと思う)2匹はおおはしゃぎで二人にジャレていた。ニャゴニャゴ♪朝5時まで私と猫に付き合ってくれた彼女達。3泊4日の強行軍で大阪から飛んできて、とってもお疲れだったはずなのに…。(ゴメン!)そこで、こんな写真が出来ました。(この写真ののりちゃんはコンタクトつけっぱなし2日間で目が腫れているのだ)よーく、見てください。 この猫の姿!無防備にお腹を出して、腕を伸ばしているんです(笑)のりちゃんの膝の上で“猫”が「えびぞり」です。 ふふふ。朝7時、「今日はチャンディダサで潜ってから、その足で日本に帰る」と言う彼女達を、三人で?(正確には一人と2匹)見送りました。いつも別れは辛いけれど、生きていればいつかはまた会える。別れがあるから、出会いは輝くのかもしれない。久しぶりに彼女の笑顔が見れて、私は元気を貰いました。そして、大切な友人の傍に素敵な友がいることに嬉しくなりました。かよちゃん、私の大好きな“のりちゃん”をどうぞ宜しく!
2006年03月19日
私の生活を支えてくれている、お手伝いのKちゃん。カランガッセム出身の彼女がいなくては生きていけない。ナマケモノでおかたづけが苦手な私は、“彼女のお陰で生きている”と言っても過言ではないのだ!(いつもありがとう!!)『漁師』ウブドの店の裏には竹林とバナナの木があります。その中にちょうど1本、たわわに実を付けた木が!それを見ながら、私はよっぽどひもじそうな顔をしていたのでしょうか?彼女が一言。 「あれ食べる?」「うんうん!」と思わず肯いていた私。(食いしん坊)その彼女に教えてもらったバリの家庭料理。(ただし、どこでも食べるわけではないそうです)1.まずは青いバナナの実が付いた木から先端の花を切り取る。花を切り落とすと実が早く熟れるのだ。2.真っ赤な皮(花びらに見えますよね?)を剥いていくと、付け根にお花がある。これがバナナの実になる。 3.剥いて剥いて…♪ いっぱい、剥いて♪♪4.ハイ! ここが食べられる場所です5.これを茹でやすいように、4等分にして熱湯に放り込む。かなりヌメリがあり、ベタベタして落ちづらいです~★塩を使うといくらかは落ち良いそうです。ただしほんの少し。(笑)これで下ごしらえは完了です!後は食べよいサイズに裂いてくださいね。私はこれを使ってカレーを作りました。もちろん『ジャワカレー 中辛』!これが一番美味しい。これだけでもいいのですがもっと美味しく食べたい場合は、モンキーフォレスト通りのパダン料理屋さん『プテゥリ・ミナン』の牛筋の煮込みを追加!! 嗚呼、たまらん。 すごい旨みが溶け出してます!バナナの花はフキやきくらげのような“シャクシャク”とした食感があり、美味です。すっかりハマってしまいました。炊きたてご飯とカレー。私のお気に入りでございます。バリのスーパーマーケットでも時々売っていますので、いかがでしょうか?
2006年03月18日
ガイドブック『地球の歩き方』の編集をしている友人のTちゃんとは、すでに9年来の友人で、私の大好きな人。 同じ時期にバリで長期滞在をしていたことがあり、それからの付き合いである。今は彼女が日本に住んでいるのもあるが、お互い“ナマケモノ”なのでほとんど連絡も取らないが、いい関係が続いている。今回の彼女はガイドブックの取材の為、10ヶ月ぶりにバリ島へやってきた。かなりハードなスケジュールを何とかやり繰りし、一緒に仕事をしているカメラマンをマッサージに送り込んで、私と会う時間を作ってくれた。(ありがとう!)夕方4時。 『漁師』で待ち合わせ。「ねえねえ、こず重ちゃん♪ “ザ バイセロイ バリ”って新しいホテル知ってる?」「うーん、聞いたことないなあ。どこにあるの?」と、私。なんとも惚けている。「あのね、ウブドのJl.アンドン(警察署の通り)にある “カマンダル・リゾート”(?)の近くにあるんだよ」などと、さすがは編集者。地元民より最新情報に詳しい。私が知っているのは、ウブドの新しいワルンと町場のレストランぐらいだ。(さすが食い物屋!)そんな訳で、さっそく『新しモノ好き』の私達は“ザ バイセロイ バリ”へお茶をしに出掛けた。Tちゃんの情報では一泊のお値段は、ウブドの高級ホテル『アマンダリ』並だとか?夢は膨らむ♪♪田んぼの中のホテルの入り口へ向かう道の途中に、なんと“ヘリポート”完備!!いつでもヘリコプターでお茶しにいけるわ!(ってそんなもん持ってない!)こじんまりとしているが、おしゃれな建物にワクワクしてしまう。全11室で、すべてプールつきのビラだとか。エントランスを抜けると、渓谷に面したプールとレストランが!うーーん、素敵。 絶景。\(◎o◎)/!(ああ、観光客気分満喫!幸せ♪)大きな円錐型の萱葺き屋根がついたバー&レストラン。テーブル席とお座敷(?)も、ちゃんとある。私はクッションをいっぱい使いながら、足を上げて座るのが大好きなのだ。スタッフの話によると、オーナーはフランス人。コックさんもフランス人と、マレーシア人がいるそうです。ちなみに「今夜のお勧めメニュー」は三種類のカキを使ったカキづくしのコース! お一人様 55万ルピア。(今の私には無理です…)宿泊のお客様もいるが、外来のお客様も多いそうですよ。有閑マダムでもない私たちにとって、夕方このホテルが素敵なのは『アフタヌーンティー セット』がある事。お値段105,000ルピア。 (写真を撮る前に食べちゃいました…ゴメンなさい)とても一人では食べきれないので、二人で一個。それにお茶を1杯追加オーダーする。グラスなどの備品もすてきなもの使ってます!ここのスタッフ達はとても感じが良かった。ちゃんと仕事をしている。べらべら話しかけても来ない。でも、遠くからさりげなくテーブルを見守っていてくれる。こういう心使い、嬉しいよね。(私は好きだ!)ちなみに『アフタヌーンティー セット』105,000ルピアの内容は、1. 三種類のサンドウィッチ(スモークサーモン、ハム、きゅうり)2. 4種類のスイーツ(生チョコ、パウンドケーキ2種、バナナのフリッター)3. クレープ フレッシュ苺を添えて4. コーヒーか紅茶(ブレンドティが12種類の中から選べる。コーヒーはカフェラテでもブレンドでもこれは何でもいいそうです)季節によって変更はあるようですが、今回はこんな感じでした☆貧乏旅行に飽きた時、こんな贅沢はいかがでしょう?心が洗われますぅ~♪
2006年03月16日
皆様、こんばんは!最近バリでは雨季の終わりが近づいてきているのか、雨も少なくなりました。嬉しいな♪ バイク通勤のスタッフも風邪を引かなくっていいですもん。さてさて、一昨日は朝から10組以上の“小さなお客さん”たちがやってきました。でも、只者ではありません。なにせ、私達がお金を払うんですから。このお客さん、地元の子供達なんです。(笑)すざましい足音をたてながら、階段を駆け下りてきて「オゴオゴを作るから寄付してください!」とニコニコ。(若いなあ)手持ちのノートを「がばっ」と開き、何かを見せる。 ん?よく見ると【○○レストラン】 5,000ルピア、【△▼レストラン】 10,000ルピア、とか書いてある!なるほど、寄付帳だったのね…。今月の30日はニュピ(バリヒンズーの正月みたいなもの)にあたります。この日は4つの“してはいけないこと”があるのです。1. 仕事2. 火や電気の使用3. 出掛ける4. 色々な楽しみ(賭け事、飲酒、夜の○○な事、などなど)出来るなら追加で、1日断食をしたらもっと良いとか。前日の29日はプングルプカン(pengrupukan)と言って厄払いをする日なんですって。(スタッフ談)朝はみんなでお寺に行き、夕方6時からはおうちとお寺で竹で大きな音を鳴らしながら厄除けするんだそう。その後はこの日の一大イベント!『オゴオゴ』の登場です。これはねぶた祭りのように張りぼての人形を作り御輿にのせます。人形はとにかく「悪いもの」「怖いもの」など『悪の象徴』を作るのだそう。ウブドでは各村からモンキーフォレスト通りのサッカーグランドまで、みんなで御輿を担いで行進してくるそうだ。(間違いなくウブド近郊は道路封鎖になります。お気をつけて!)これを燃やす事で一年の無事を祈願するなんて、日本人の感覚と近い感じがしますよね。ちなみにこの日はみんな興奮しているので、喧嘩も多いとか。。。見物に行かれる方は、ケガなどしないように注意してくださいね。それでは、どうぞ良いご旅行を!
2006年03月14日
それは数年前の事。『漁師』で働いてもいなかった頃の話。長期滞在をしたかった私はバリから2ヶ月に一度、観光ビザ更新のためタイへ出国。(当時は観光ビザが2ヶ月間有効だったため)バンコク在住の友人から「今バンコクで一番人気のスポット」という事で『oishi』という日本食ビュッフェのお店を紹介してもらった。「味の保障はしないぞ!」とは言われていても、「タイ人に人気の日本食レストランってどんな所だろう?」という“好奇心”に負けてしまった。何としても見てみたい!!で、たどり着いたのはおしゃれなデパートの最上階。なんと、タイ人の人だかりができている!これは期待度が上がる。フロントの横にある看板を見てみたら、入店時間で値段が違うのだ。(ローカルの人は安くなる時間を待っていたようだった)店の中へ入ってみるとフロアもかなりの広さがあり、もうびっくり!壁際を中心に幾つもの料理コーナーがあり、客席を囲むようになっている。寿司コーナーはもちろんの事、鍋コーナー、お惣菜コーナー、シーフードグリルコーナーなどエトセトラ…。何から食べようか迷ってしまう♪(一番幸せな瞬間である)すぐ左手のドリンクコーナーにはコーヒーやソフトドリンクのマシーンと一緒に、ソフトクリームのマシーンも置いてあり自分でニョロニョロできる!これは嬉しい!一度やってみたかったんだよね♪ケーキなどのデザート類も豊富で困っちゃう♪♪(女の子は別腹ですから)まずはテーブルを決めて友人と一回り。見ているだけで“ワクワク”してしまうほど品数が多い。寿司コーナーを覗くと握り寿司の魚の種類は少ないが、変わり種の巻き寿司がいっぱい。タイの人達は“シャケ(鮭)”が大好きなのかシャケを利用した寿司が沢山並んでいたのを覚えている。(でも、消えるのも早い!争奪戦は早いもん勝ち)他のネタはあんまり人気がないようで(サーモンしか有名じゃないのかも)、ちょっと渇き気味なのもあった。「日本ではこんな寿司、見たことないよ!」というものもいっぱいあった気がする。“なんちゃって塩辛(味が微妙)”の軍艦巻き、…にゃは。“サーモンと何かのマヨ和えの巻物”、…がくっ!(甘い!)そしてかなりの頻度で“とびっ子”がデコレーションされている。しかも、日本よりも『真っ赤』に着色されている気がする!それに金糸玉子や薄焼き玉子の『真っ黄色』、きゅうりやアボカドの『緑』と南国カラー全開でびっくりしたよー。(イクラは高級ネタのせいか、見かけなかったような。。。?)気を取り直して、鍋コーナーとお惣菜コーナーへ。お鍋は小さな一人鍋が用意されていて、とっても好印象♪コケネン(固形燃料)を使用して自分で作れるのだ。日本のホテルの和食レストランで働いていた時、季節ごとに内容は変わるが夏の時期以外、毎日のようにお客様のテーブルにセットしていたので懐かしい。自分で好きな具材を選んでテーブルに運んでいくと、鍋はお店の人が仕掛けにきてくれた。笑顔で火を点けてくれる。「さすがは、微笑みの国やなあ」なんて感心すること5分。待てど暮らせど、鍋は沸騰しない。「ねえねえ、もう一つ、コケネン追加した方がいいんじゃない?」という友人の言葉で、もうひとつ追加。…まだ、沸騰しない。結果的には5個ぐらいコケネンを投入して、やっと食べられた。煮物類も色々あったような記憶がある。お皿を持って自分で好きなだけ入れていくのだが、目移りしてしまう。いざ! パクっ! 「う、うえぇぇぇ、異様に甘いぞ?!」と目をシロクロさせてしまった私と友人。何でも甘めなお味に仰天。こんなトコロにお国柄を感じてしまった私。そりゃあ、緑茶が甘くたってしょうがないよね。結果、一番美味しかった『oishi』の食べ物は、ソフトクリームでした。(笑)ところ変われば、美味しいと感じる味覚も変わる。日本人には納得いかない味だけど、確かに見せ方はとても上手だ。だからこれは“和食のアミューズメントパーク”だと思えば、すごく楽しい場所なのである。去年タイを訪れた時『oishi』は、「鉄板焼き」のお店もデパートのレストラン街に出店していた。鉄板のまわりが10席ぐらいのカウンターになっている。それが2本あるのだが、ほぼ満員、大繁盛だった。外人さんには、そのパフォーマンスだけで“日本気分満喫”なのかもしれない。私なぞはお客様の数だけ色んな食べ方があっていいと思うほうだから、見ていて楽しかった。でも、私は美味しい和食を求めて他の店に食べに行こう!今度バンコクへ行く時には『竹亭』2号店にお邪魔しまーす♪
2006年03月12日
先程、タイのバンコク・カオサンロードにある『竹亭』さんのブログにお邪魔したら、あたしの許せない飲み物が紹介されていました。(書いている『竹亭』さんも嫌いらしい。やっぱり? 同感ですぅ♪)詳しいことを知りたい方はここをクリック!『竹亭』さんとの出会いは、去年バンコクを訪れた時。私は飛行機で冷えたのか、いきなり腰を痛めちゃって「ヒーヒー」いっている所を助けていただいたのだ!それなのに胃袋は腰の痛みに関係なく、美味しい御飯をむさぼっていました。(思い出しても恥ずかしい)あの時は大変お世話になりました。本当にありがとうございます♪そんな優しい『竹亭』さんは今、バンコクで2軒目のお店を出すべく頑張っていらっしゃる。早く工事が終わってオープン出来るといいですね!で、何が許せないのか?それは『甘い緑茶』ちょっと苦めの“アイス緑茶”を、1日に4杯は軽く飲んでしまう程“緑茶好き”の私には本当に納得いかないのです。チャイナタウンの『セブンイレブン』は私のお気に入りなんですが、そこで見つけたボトルの表記を読んでみてもタイ文字中心では「無糖か加糖か?」が分からなかった私。案の定、引っかかってしまいました。 (^_^;)激アマ! \(◎o◎)/!(ちなみに友人も♪ アホは私だけじゃなかった!)これはタイでローカルに人気の日本食レストラン『oishi』がプロデュースしているのだ。タイには企業から派遣されてきている日本人が沢山住んでいらっしゃる。そこで本格的な高級日本食レストランも多い。一度、友人に連れて行ってもらった所は、毎日東京の築地からお魚を直送。日本人の板前さんだっている。本当に何から何まで日本の高級和食屋さんなのだ。(確かに高めのお値段だけど、私が行けるぐらいだから目が飛び出るほどではなかった)だから私の中に、“タイの和食はレベルが高い”という認識があった。なのであの緑茶を「日本食屋が作っているのだから日本の味」と思ってしまったのだ。(お店の名前に騙されましたね!)ははは。ちなみにタイには輸入物でも日本人向けでもない、甘くない『日本風緑茶』ペットボトルはあるのでしょうか?見分ける方法はなんでしょうか?どなたかご存知の方がいたら、教えてください!※明日はこの日本食レストラン『oishi』の体験を報告いたします。お楽しみに(笑)
2006年03月12日
日本でも『喧嘩両成敗』と言うが、バリの村にもこんなルールがある。村の安全を守るため『村の中で暴力事件を起こした者達は、和解か、双方ともにこの村から出て行く』というものだ。そのルールに私は賛成だ。でも、こんなケースはどうなるんだろう?2人が喧嘩した。そのうちの一人だけが殴った。相手は無抵抗だった。なのにこの場合も、「二人とも追い出される」か、「平和協定を結びここに残る」かだという。暴力反対の私には、何だかとっても納得できない。。。(殴られた人が、可哀想)昔、池波正太郎さんの『鬼平犯科帳』を読んだ中に、確かこんなことが書いてあった。「人間という生き物は、沢山の矛盾を抱えて生きている。そんな人間が作ったルールなぞ、矛盾があって当たり前だ」と。ふと思い出し、こういう事かとしみじみ納得してしまった。読んでいた頃は、あんまりよく考えたことはなかったのですが。人生は奥が深いっす。本当に死ぬまでお勉強だと思いました。
2006年03月10日
どーも、こんばんは!またまた、このネタ。今日のは『カバ』『馬』、それに『ゴリラ』と『チャイナドラドン』。(日本ならもう少し可愛い奴を作ると思うんですが) 私はこれが大好きなんです。(*^。^*)『ティアラ・デワタ』は私が一番大好きなスーパーマーケット。子供用のゲームセンターもあるんですよ♪お化粧品のコーナーで品定め。「どのマスカラがパンダにならないかしらん?」なんて悩んでいると、その後ろからずーだったタ♪ ズーダッタ♪♪店に流れる音楽とお客のおしゃべりの中、かなりの騒音でやってきた。お客を掻き分け、洋服コーナーの細い通路をズシズシと進んでくるのは“チャイナドラゴン”ではないか! \(◎o◎)/!スタッフに付き添われて、このおもちゃに乗っている子供の可愛いこと!振動が意外と激しいようで、子供の顔が怖くて固まっている!!(そっちの方が面白いかも?)これを見るだけで、つい「にやっ!」と笑ってしまうのは私だけでしょうか?なにはともあれ、『笑う門には福来る』、おもいっきり笑っちゃいましょう!明日は明日の風が吹く! また明日も頑張るぞー!
2006年03月09日
数ヶ月前に『この季節、○○は私の必需品!』と言うタイトルのブログを書いたんですが、ご記憶の方、いらっしゃるでしょうか?…しかーし、この季節「蝿」が多いんですよねー。それと、夕方のどしゃ降りの雨がなければ本当にいいんですが。。。(お客様がホテルから出られないですから)そこで、私の必需品は赤いストローにバニラの香りの接着剤が付いた「蝿トリ棒」!!朝、部屋に仕掛けて夕方帰ってくると、たんまり捕まっている。とまあ、こんな内容だった訳です。一昨日、小バエが部屋の中にいたので捕まえてやろうと、愛用の例のモノを仕掛けたのです。もう深夜の2時。寝ている間に、おうちがスッキリ♪なんて思いながら。マクラに頭をつけて頂きものの本、宮部みゆきの『R.P.G』を読み始めた。小説の中で主人公は、警察の取調べ室で真犯人に自白をさせるべく罠を掛けている。「ああ!、この後どうなるんだろう?」とドキドキ♪ 私の中にも緊張が走る。そこへ『ぎゃぁうぉん!』と悲鳴が!「きゃあああああああ!!」と私は飛び起きた。足元の暗がりをのぞくと、そこには眠っていたはずの愛猫『ウリ』の姿が!いたずらしてテーブルの上にのぼり、『ハエ取り棒』にくっついたまま転がり落ちて、狂ったように泣いていました。棒を外そうと引っ張れば、痛がって噛み付く。なんとか外れたぞと思ったら、背中の毛にベタベタと『のり』がくっついて落ちない!深夜、猫にマンディをさせた私でした。それでも『のり』落ちず、まだまだ毛玉ちゃんです。。。
2006年03月07日
じゃじゃーーん!とうとう新しいユニホームが届きました!『寿司柄』のTシャツでございます。(え?前もそうだったって?)そう思うでしょ? でも違うのですよ!今回はより本物に近づけるように、ちょこっと芸を凝らしてみました。今回のは本物の寿司の写真を使って生地をプリントし、色の出具合、形など試行錯誤を繰り返し、半年の歳月を経て完成。前回よりも丈夫な生地でありながら、風通しの良い物になっているのですよ。新しいユニホームにスタッフの顔もほころぶ♪うちのユニホームは外人さんに大人気なんです。ウブド店でも、もうすでに5着のオーダーが入っております。今回はなんと!日本人のお嬢さん達もいらっしゃいます。(嬉しいなあ)今日は寿司ブラザーズにモデルをお願いいたしました。なかなかいいでしょ?右:アグン(Lサイズ) 左:コニェス(Mサイズ)(※Sサイズもあります。)各サイズとも90,000ルピアで販売しております。興味がおありなら、お店のスタッフにお尋ねくださいね。ちなみにバリでは縫い子さんが沢山いてサイズ直しもしてくれます。(15,000ルピアもあれば、縫ってくれる)うちの女の子達は小柄な子が多いので、みんなサイズ直しをしてから着ております。今年の夏は、ミンナで『寿司シャツ』を流行らせましょう!ゴーゴー♪
2006年03月06日
子供の頃「リカちゃんや、バービーみたいな洋服が着てみたい!」と思ったことはありませんか?フリフリのいっぱい付いたレースのドレス、可愛いおリボン…etc。やっぱりピンク色のが着てみたかった。女の子の夢ですよね!! 私はそのためだけに、バレエを習っていた事もありました。発表会の日に着せてもらったヒラヒラのチュチュが、実は硬い素材で出来ていて、何となくがっかりした事は今でも忘れられません。そんなわけで私の動機が怪しいために、なんの成長も見られませんでしたが。バリのスーパーマーケットの子供服売り場では、子供の頃のアナタの夢が叶います!!見てください! このヒラヒラ♪ ちょっと心が躍ってしまいます。子供の心、わし掴みですね。しかも一着、38,250ルピア(約500円)からございます。我が娘へ、または孫のお土産に(娘さんに嫌がられるかもしれませんが)一着いかがです?
2006年03月05日
「ウリ」も「ハナ」もお風呂が大嫌いなくせに、私がお風呂に入っていると必ずのぞきに来る。そして、ジィーーっと水面を見つめる。あんまり見つめられすぎて恥ずかしくなったので、洗面台に水を張ってみました。 猫とはいえ、私の『神戸ビーフ』(お腹の肉の事をうちの店ではこう呼ぶ)を見られるのは嬉しくないです…。今日は、お手伝いさんに手伝ってもらって二人を「お風呂」に入れちゃいました♪2ヶ月ぶりのお風呂に、うぎゃあああーーおん!!悲鳴を上げて抗議しておりました。「アタイはお風呂を見るのは好きだけど、入るのは嫌いなのよぉぉ!助けて!」それでも、今日は逃がさないぜぃ! (^。^)y-.。o○…とっても疲れたのか? その後は二人でへばりついて眠りこけておりました。どんなもんでしょうねえ、この極楽そうな顔。 お気楽で、いいなあー。私も一緒に眠っちゃおう♪♪おやすみなさーい。
2006年03月03日
今日は最終回を迎えました、『私のカワイ子ちゃん』シリーズ七回目でございます。長々と書き綴って参りましたが、どうぞお付き合い下さいませ。 m(__)m さてさて、本日はピチピチの18歳『ラテゥナ』〈左〉と、半年前に、3年のブランクを経て「漁師」に返り咲きした『ワヤン』〈右〉です。『ラテゥナ』はジャティルイの山奥(タバナン地方)から、高校を卒業後うちに見習い。ウブド店を見に、ご家族と来てすぐにコス(下宿)を借りて住み始めた。なかなか、度胸があります。1週間の『こず重式スパルタ教育』にも耐え、晴れて皆の仲間入りを果たしました。頭も良く、努力家。皆に可愛がられています。『ワヤン』は昔、5年間『漁師』ウブド店で働いたことがある経験者。三年前、出産のため退職。 スタッフに欠員が出た時、皆から「いい人がいる。面接してみてくれないか?彼女は仕事が出来る!」と聞き、さっそく働いてもらった。噂どうりの働き者だし、メニューを覚えているので追加教育は簡単だった。いやー、本当にいい人が来てくれてよかったです。続きましては、キッチンから病み上がりの『ウオッ』です。彼は数ヶ月前にバイクで転び、足の筋がちょん切れるという大事故から復帰した所です。1ヵ月半後、一度復帰したのですが立ち仕事なので、足に負担が掛かり再度入院。大変でした。でもよかったね、ちゃんと復帰できて! 私も嬉しいよ。最後のオオトリはウブドの『名デシャップ・エラ』に勤めてもらいましょう!『エラ』は『漁師』暦7年の2児の母。なかなかの、“やり手”です。 そこを見込んでこの度、彼女には大仕事を引き受けてもらいました。それは、キッチンと全てのオーダーをコントロールする仕事『デシャップ』です。この仕事、ウェートレスでありながらキッチンの仕事も知らねば出来ぬ『重要なポイント』…。忙しいとキッチンも頭に血が昇るので「怒らせずに指示を伝える」事が肝心なのです。多少、荒っぽい事を言われても言い返せるだけの根性は必須!なんですねー。いいですよ、彼女。 段取り良くキッチンの手伝いをしながら、伝票を捌いていく。文句を言われても得意のジョークで切り返す。 素晴らしいです。さてさて、いかがでしたでしょうか?『漁師』ウブド店では、これまでに紹介した20名の「カワイ子ちゃん」達が、毎日皆様をお待ちしております。もしウブドへ来るチャンスがあったなら、是非覗いてみてくださいねー。※明日から2日間、セミニャックの『海山』に行ってまいります。ブログが2日ほどUPできないかもしれませんが、またどうぞ宜しくお願いいたします。
2006年03月03日
インドネシアでは日本と違って200vの電流が使われている。これがなかなかクセモノなのだ。その上安定供給には、ほど遠いので、コンピューターを使うときは、電気の変圧器が必要なのだ。バリで手に入る電気器具はどうも性能がイマイチ…。大雨が降るとブレーカーがショートしてしまったり、三口のコンセントも深く刺すと電流がこなかったり火花が飛んだり。電流が通っていない口があるのだって、当たり前なのだ。そして電気に対する人々の知識も、まだまだ少ないような気がする。そこで、色々な問題が起きる… これはとあるホテルのスタッフの話。その日、ホテルのオーナーがキッチンに降りてゆくと長い蛍光灯のランプが切れていた。新しい電球に換えるように、新人の男の子のスタッフに言うともじもじしながら「出来ない」と言う。“高い椰子の木に登って、実を取ることが出来るくせに!俺は見たんだぞ”と思いつつ、オーナーが「なぜ?」と問いかけると彼は「怖いから。。。」と答えた。(日本ではこんな返答ありえない)苛立ったオーナーは「何言ってるんだ、やってごらんなさい。簡単なことなんだから」と発破をかけた。しぶしぶ立ち上がったスタッフ、椅子を運んできてよじ登る。ちゃんと電気を消してからやればいいのに、そのままムンズと掴み、わざわざ電流の流れている場所に触れて(私達から見ればそう思う)「ぎゃああああああぁぁぁ!」と感電。 \(◎o◎)/!登っていた椅子から転げ落ちた…。(彼はちゃんと生きてました!)ちゃんと知識があれば、こんなことにはならなかったのに。。。だから、『知らないって怖い』。※ちなみにスタッフが「怖いから。。。」と言ったのには理由があった。実は彼のおじさんも感電したことがあり、それを子供心に覚えていたからだった。。。。だったら、何故、勉強しないんだ!と、思う私とオーナーでした。
2006年03月01日
全396件 (396件中 201-250件目)